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中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」 https://sagiyama-nagoya.blog.jp/

AAS名古屋で中小企業診断士育成20年!設問分解、要約練習を創った鷺山はるこが2次のノウハウ真実を毎日更新中!

中小企業診断士試験の合格を目指す方は必見です。 診断士2次受験専門校AAS名古屋の代表 鷺山はるこ(中小企業診断士)が、合格の秘訣や学習のヒントを語り、受験生を応援しています。 ブログタイトルの「Si. Eccolo!」とは「はい、ここにあります。」という意味です。 学習に行き詰まった時や、モチベーションの維持にお悩みの方が、ここに来ればヒントが見つかります。

はるちゃん
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住所
岡崎市
出身
鹿児島市
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2009/12/09

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  • 苦い経験を集めよう

    「故郷は遠きにありて思ふもの」故郷という言葉を聞いて思い出すものは何だろうか?私はやはり桜島だろうか。朝に夕に、毎日見続けてきた。晴れの日も雨の日も、台風の日も、朝も、昼も、夜も。桜島はまるで生き物のようだ。刻々とその色も表情も変わる。そもそもしょっちゅ

  • まだメモが書けないあなたへ

    昨日は、設問分解で時間がかかる方の中で、メモが出せるようになった方について、時間短縮の方法をご説明した。今日は、まだまだメモが出せない方の対策だ。メモが出せない方は、まずもってメモを出すことに専念してほしい。設問で記すべきことは次だ。・設問の題意と制約条

  • 設問分解は何分で行えばよいか?

    そろそろ解法を覚えてくる時期になるとその手順についてのご相談が増えてくる。その中で最も多いのは、時間配分についてだ。時間が気になるのはけっして悪いことではない。それだけ「書きたいメモ」が増えてきたということだ。設問でも与件でも仮説思考ができるようになった

  • 場所を変え気分を変えよう!

    今年の6月は例年の7月、梅雨明けと同じような気温になっているらしい。受験生の皆さんも悪銭苦闘の最中と思う。猛暑で疲労も溜まる中の勉強は大変だ。そこでご苦労中の皆さんへ過去の卒業生の話をしたい。それは勉強場所を変えて、モチベーションを上げるお話だ。場所を変

  • 問題解決思考と裏返し読み

    人はいつも様々な問題や課題を持っている。仕事でもプライベートでも試験でも。「もっとこうあったらいいのに」そう悩むことは多いと思う。問題解決思考はそんな時に役立つ考え方だ。そしてこれは、中小企業の問題解決をする診断士にとって、最も重要な力だ。ところで、問題

  • 行き違い解答

    先日、ある友人からえらくご立腹の様子で電話があった。「ねぇ、ちょっと聞いてよ!」この第一声に、またも旦那さんの話だな、と直感した。傍から見れば何の不満も無さそうなご夫婦なのだが、ちょっとした行き違いはしょっちゅうあるらしい。こないだも買い物を頼んだそうだ

  • 楽しんで生産性を上げよう

    今更なのだが、愛知県の湿度の高さに辟易している。皆さんの地域はいかがだろうか?「私は湿度の高い生活が苦手だ!」こう不平不満を漏らしていると、うちの部長からこんな言葉が。 ↓↓「湿度が高いから美肌になるんだ。シワだって増えにくい。」確かに。私のふるさと鹿児

  • 1次直前期の過ごし方

    梅雨に入りスッキリしない日々が続いている。気持もどんよりしそうだが、そうも言っておられない時期となった。いよいよ1次試験の直前期だ。毎年お伝えしているとは思うが、今年も念を押しておきたい。過去問と同じ問題集を解いて繰り返すだけでは危ない。2次試験でも同じ

  • 「モドキ」解答はダメ

    大豆やおからや蒟蒻や。ダイエットのために「肉モドキ」の素材を使った「〇〇ミート」という食品がある。私のお客様のところでも取り扱っているが私もお世話になったことがある。ダイエットの時に。唐揚げとか酢豚とか筑前煮とか、最近ではレトルトでもよく見られるようにな

  • こみ上げる想い

    彼らと会うのは何年ぶりだろう・・・。優に15年は越えているかもしれない。一昨日は、診断士に合格した時の仲間と同窓会だった。もちろん指導教官の先生も一緒だ。この会の名称は「キラキラ組」だ。キラキラ輝く診断士になるぞー!そう願って、当時、付けた名前だった。私

  • 合格者には「なぜ?」がわかる

    受験生が合格レベルに達しているかどうかを見分けるポイントがある。それは設問の意義がわかるかどうかだ。「設問の意義」とは設問の存在意義だ。なぜその設問があるのか?だ。例えば、環境分析を問うことが多い第一問などはわかりやすいだろう。それは今後の戦略を立案する

  • もしも、を考えるな!

    私には、経験上、強く確信していることがある。「不安」はけっして良い結果は生まないということだ。もうダメかも、もしかしたら最悪の結果に・・・、といつだって人は「不安」に苛まれる。そんな要素は日常に溢れている。一方、全てが絶好調でなんの不安も心配もない、そん

  • 過去問はどこまでやるか?

    「過去問は何年分やればよいか?」このご相談は毎年多い。また、「古い過去問は意味があるか?」というご質問も多い。初めにお伝えしたいのは、意味のない過去問は無い、ということだ。ただ新しいほうが優位ではある。理由は、新しいほど今の白書の傾向に近いからだ。施策や

  • 孤高の百合

    以前、道路脇のアスファルトの隙間から咲く一輪の百合をご紹介したことがある。どうやって根付いたのか?見事に咲いた花に感動したものだった。ところが、先日、また見つけてしまった。今度は、近所の小さなドブ川に孤高の百合を。しかも今度は、一つの茎からいくつもの花を

  • アプローチを間違うな

    昨日に引き続き、うちの犬「大福」の話から始めたい。少し困ったことがあるのだ。それは人間相手でも犬相手でも、誰かと遊びたいという時の行動だ。まるで威嚇するようにギャンギャン吠えて、必死になって近づこうとするから、いつも相手に誤解されるのだ。相手は怒って、襲

  • 物は考えようだから

    私は時折、とてつもない幸福感に襲われる時がある。幸福感に「襲われる」なんて、国語的には間違った使い方だが、襲われたかと思うくらい、突然に、衝撃的に幸福感を感じるのだ。別に変な薬を使っているわけではない。「何も無い」と感じる時にこの幸福感がやってくる。この

  • カンナ8号線

    夏になると聞きたくなる歌がある。それはユーミンの「カンナ8号線」だ。学生時代、彼氏と海岸線をドライブしていた頃が蘇るのだ。強烈な夏の日差しと眩しい海と。肌で夏を感じる季節になるといつもこの歌を流して走っていた光景を思い出す。目を閉じると、あの時の気持ちの

  • 晩酌を楽しむように学ぶ

    酒が百薬の長と言われるのは飲み過ぎない場合に限るそうだ。何事もやりすぎは良くない。受験勉強も同じくだと思っている。やり過ぎて燃え尽きる方があるからだ。とにかく時間をたくさんかければ通る、そうお思いの方はちょっと心配だ。勉強が身につくのは楽しめている場合に

  • 機会や脅威の述べ方

    今日は昨日からの続き、SWOT分析の述べ方だ。「機会」や「脅威」は、外聞環境の状況説明をすればよい。まず「機会」とはチャンスだ。特に市場(顧客となる可能性)がどうなのか、状況を前向きな言葉で述べれば良い。例えば、「〇〇市場」が「拡大、増加」というようにだ。昨

  • 「弱み」の書き方

    SWOT分析の設問を苦手とする方は多い。正しく記述できる方も少ないように思う。「強み」についてはこれまでもお話してきた。全体戦略に活かせる無形の資源、「〇〇力」と表せるようなもの、そして売上に直結し顧客が買ってくれる根拠、他社と差別化できる要素を強みという。

  • プロの研修講師がごとく

    ある方が言っていた。「見事だ!」と感服するような研修講師は半端ではない練習量と研修の繰り返しを行っている。ジョークやその入れ方まで完璧にマスターしている。そのうえでその日の参加者に合わせ微妙に話し方をカスタマイズするから、ピッタリと聴衆の気持ちに寄り添い

  • 副業選びは生き方選び

    「多様性の時代」もう一般用語になったかと思うくらいこの言葉が耳慣れた。働き方にも多様性があるようだ。先日の某特集番組では、若者の副業について紹介していた。驚くのは一人で4つも副業をしていたり、その副業の数の多さだ。理由は、収入が足りないからを挙げている人

  • やる度に新たな発見と衝撃があるか

    「合格者の優れた点を一つだけ挙げよ」そう言われたら何を挙げるだろうか?私は「気づく力」を挙げたい。それには次の2つがある。・設問を最初に読んだ時、それも設問分解の段階で レイヤーや答えるべき切り口(知識)に気づく・与件を最初に読んだ時から、解答に使いそう

  • まるで不合格答案のよう・・

    こんな言い方をしては子供たちに大変申し訳けないと思うのだが、「日常生活を脅かされるくらい下手だ。」隣の小学校の吹奏楽部の音が賑やかになっていきた。気温が上がり、窓を全開にするせいだ。これまではかすかに漏れ聞こえるくらいだったのに、今では仕事の妨害になるく

  • 多彩なデイサービス!

    最近のデイサービスは実に多彩だ。ある報道番組でゲーミングの要素を取り入れた高齢者施設を紹介していた。利用する人が「自ら行きたい場所」をコンセプトとしているそうだ。若い頃からゲーム好きの方に向いている施設らしい。カジノを想像させる名称のその施設では、お年寄

  • 思い込みのタイミングが昔と違う

    ご相談の方やレッスン生の皆さんのお話を聞いていてふと気づいたことがある。最近は「与件文の読み違い、思い込みした」という言葉を滅多に聞かなくなった気がするのだ。読み違いや思い込みとは、実はある程度読める人がやるミスだ。誰でもがやれるわけではない。与件文のス

  • 受験生に多い3大勘違い

    受験生の方に多い「3大勘違い」があると私は思っている。それは次の3つだ。1.国語力、語彙力が無いから解答文を書くのが苦手2.マーケはアイディアがあるほうが有利3.財務事例は計算が得意なほうが有利まず一つ目だが、診断士試験の文章は単純だ。因果(~により、~

  • 折れた心を復活させるには

    昨日は、心が折れた時、自分を客観視して、問題を解決するための行動へ移れるか?これが勝負所だとお話した。今日は、次の2つについて方策をお話する。↓↓・自分を客観視できるようになるためには?・問題解決思考になるには?まず、「自分を客観視できるようになる」ため

  • 心が折れる時

    初受験や2年目の時に猛勉強する方は多い。中小企業診断士の勉強に初めて触れて面白さもあり、夢中でやってしまう。これはもちろん良いことだ。通りたいからと猛勉強するのも良い。平日はもちろん、休日にも終日勉強する。特に受験の最初のうちは、本質的なところがわかって

  • 成功確率を高めるために

    受験生のみなさんへお尋ねしたい。「あなたはどんな診断士になりたい?」診断士になって何をしたいか?とかどう稼ぎたいかについては、考える方も多いだろう。自分自身が活躍する姿も浮かんでいるかもしれない。だが、クライアントにとって「どんな診断士?」に成るのだろう

  • 心が無い状態にならないよう。

    「心ここにあらず」という言葉がある。心が他のことに囚われて目の前のことに集中できない様子を言う。先日、まさにそれを体験した。おかげで、中小企業庁及び郵便局にお騒がせをしてしまった。ネタは診断士の資格証だ。3月末に更新手続きをしたのに、未だ資格証が届かない

  • 合格への、隠れたギャップ

    合格答案を参考に勉強される方は多いだろう。解答のキーワードやロジックを見て、真似して解答を書こうとされる方も多い。先日も述べたのだが、解答の結果だけ見ても真の学びは得られない。その合格答案を書いた人の解法プロセスを知ることが必要だ。ところで、この解法プロ

  • 隠れた「塊」

    先日、家の大福が初めてトリマーさんのお世話になった。定期的にシャンプーはしていたが、毛の方は生まれた頃から何もせず、生やし放題。最近ではご近所でこう言われていた。「毛だらけで、上から見るとどっちが頭かお尻かわからないね。」とにかく毛の塊だったのだ。さて、

  • 過去問には「かたち」がある

    今日も昨日からの続きだ。過去問には「かたち」がある。具体的には次のようなことだ。「かたち」がわかるようになることで得られる効果も添えておく。1.科目別に、与件文(段落構成)、設問文(設問構成)がある。 →これを知ることにより、 「いつも同じような文章構成

  • 過去問の学び方

    これまで過去問の重要性についてお話してきたが、いよいよ今日は、その学習法だ。「過去問は解法のプロセスを学ぶためにある。」まず、このことを念頭に置いていただきたい。プロセスを検証するために、簡単な方法としては模範解答と自己解答を比べ、・違い(表面上の相違)

  • 過去問と新作の違い

    過去問には過去問の学び方がある。だがそれを説明する前にまず知っておきたいことがある。昨日も書いたが、過去問を繰り返すよりも新しい問題に取り組むことを重視する方があるがそれは学習法としては誤りだ。過去問と民間の問題は「似て非なる」ものだからだ。まず、模試な

  • 自分の解法は正しいか?

    昨日は、試験勉強のゴールは、本番でいつ何時でも合格答案を書けるような自分の解法(手順)を完成することだとお話した。今日は、既に解法を作っている方へのお話だ。あなたの解法で確実に合格できるか?これを検証する方法がある。その一つが日頃の学習方法を振り返ること

  • 試験勉強のゴールはどこか?

    ゴールの姿を具体的に描けなければ永遠にゴールへはたどり着けない。みなさんもご存知のことと思う。では、2次試験の具体的なゴールとは何か?ご存知だろうか?それは、2次本試験に合格できるあなた自身の解法(手順)を作ることだ。なぜ合格答案を書くことではなく、ゴー

  • 白書の学び方

    そろそろ新しい白書が出る頃だ。受験対策としてもご質問が多いので、白書の学び方についてお話したい。(経産省のサイトはこちら↓)https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2025/PDF/chusho.html中小企業白書の学び方は、「マクロからミクロへ」が基本だ。まず、「

  • 受験生の邪念

    こんなご経験は無いだろうか?「今夜、家で食べるよね?」と家族から問われた経験が。問われたことに問われたように答えると「今夜、家で食べるよ。」となる。だがこんな返事をしたことはないか?「なんで?」この回答は全く的外れだ。問われているのは「イエス」か「ノー」

  • 今振り返ろう!

    昨年、残念な結果になってしまった方へ。今お願いしたいことがある。特に2次の学習を再開されている方は今こそ昨年の再現答案を振り返っていただきたい。本試験が終わってすぐ振り返った時と現在と、ご自身の「気づき」は変わっているだろうか?本試験が終わってすぐの時に

  • 良きオーラを!

    私には、散歩の時の習慣がある。それは、見ず知らずの人にでも必ず挨拶をするという習慣だ。幼い頃に祖母に教えられたことがきっかけだ。「道で誰かに出会ったら必ず、笑顔で挨拶をしなさい。笑顔で挨拶をする人を敵だと思う人はいないから。」今思えば、幼い頃に里子として

  • 解答骨子がゴール

    昔、こんなお話をした。「解答骨子も作らず、確認もせずに解答を書き出すのは、検品もせずに製品を出荷するのと同じだ。万が一に粗悪品が混ざっていたら、どうするのか?製品なら返品で済むが、試験なら・・・、また来年・・なのだ。」と。こんな話を書いたのも、解答骨子を

  • 逆上がりできる?

    先日、3人のタレントさんたちが逆上がりにチャレンジするという番組をやっていた。一人は、子供の頃から、運動神経には自信があったといいう有名女優だ。もう一人は運動神経は普通だったそうだが、逆上がりはできるという芸人さんだ。そして最後の一人は、運動神経が皆無で

  • 社長さんたちの目

    中小企業診断士を目指しているみなさん。みなさんは、社長さんたちが何故、診断士に相談をするのか、理由を考えたことがあるだろうか?自分たちに何を求めて来られるのか?これを自覚しておくことはとても大切だ。もちろん、相談の初回では、ご要望を伺う。その時には、売上

  • だから診断士だったのか

    先週末は、ワケあって、自分の過去を洗い出す作業をしていた。これまでの人生で印象に残っている出来事を50個書き出し、なぜ印象に残ったのかその理由も書いていくのだ。実はこれ、コーチングアカデミー講座での課題なのだが、けっこう苦労した。過去の自分を探るのも、思

  • マンネリ学習はキケン

    勉強する度に、何か新しい発見はあるか?ワクワクするような興奮はあるか?1次も2次も、問題を解くだけの勉強はマンネリ化しやすく危ない。受験生の皆さんを見てきて、気になっていることがある。そのやり方について、だ。マンネリなやり方ではないか。うちは2次専門だが

  • 比べるのは診断士像

    若い頃から色々な方の相談を受けてきた気がする。経営者や受験生だけでなく、人生相談なども、色々。なんだかご縁があって、お話を聞く機会が多い。その中で思うのは、「ギャップ」=「悩み」だということだ。自分の描く目標と現状が異なる場合、悩むことになる。だがここで

  • 我ら若輩者

    今年も天皇賞が決着した。4歳馬のヘデントールが優勝だ。新緑に輝くコースを力強く駆け抜ける姿に私のような者にさえ、若さが蘇る感じがある。見ているだけで力が湧く。今年のレースの特徴は、上位が全て4歳馬だったことだ。ベテラン組は、残念ながら、4歳馬たちに圧倒さ

  • 精神論のススメー2

    今日も「精神論」のメリットをお話ししたい。2次試験では解答が発表されない。ほんの数点で落ちたり、想像以上に悪い点で落ちたり。落ちた理由もわからず、心を乱された経験は無いだろうか。自分を否定された時、みなさんはどう対応するのか?実はここにこそ、診断士試験の

  • 精神論のススメー1

    たまにこう言われることがある。「先生の話は精神論が多い。」確かにそうかもしれない。自分でも「精神論」は好きな方だと思っている。「精神論」という言葉は否定的な表現で使われることが多いように思う。「精神論ばかりでは解決できない」というようにだ。だが、本当にそ

  • 残り3日だ!「流されていないか」

    ゴールデンウィークも残り3日となった。以前お話したが、学習計画は順調だろうか?遅れ気味の方はこの連休でキャッチアップできたか?この季節、世間はどうしても浮かれてしまう。それにつられてしまった方は無いだろうか?この季節に限らないのだが、大方の受験生は流され

  • 速く読めるようになるには

    今日は、昨日からの続き。与件文を速く読めるようになるための勉強法についてだ。まず理解しておきたいのは、速く読むために必要なことは、次の3つだ。①与件を読んだ時に、すぐに戦略レイヤーと そのレイヤーで必要な知識が浮かぶこと②出題者が事例全体のストーリーをど

  • 読むことが遅くなったワケ

    2次試験でのお悩み1位は「読むのが遅い」ということかもしれない。ご相談を受ける度にこの話が出る。実は、これは最近の傾向のように感じている。平成~令和の初めの頃には、さほど聞かなかった言葉だ。当時は、「2回読みます」という方がまだあったと記憶しているが、最

  • 惣菜売り場で買う人は?

    今日は昨日からの続き、「惣菜売り場巡り」をする中で、観察したいものがもうひとつある、というお話だ。それは「買う人」を観察することだ。観察してデモ・ジオ・サイコを想像していく。服装、雰囲気、一人かそれとも家族との買い物かなど詳細に観察してほしい。そうして、

  • 惣菜売り場巡りのススメ

    ■惣菜売り場巡りのススメゴールデンウィークに入った。長期連休の方はいかがお過ごしだろうか?まさか暇を持て余して・・・なんてないよね?受験生だから。ところで、そんな皆さんへおススメしたいことがある。「惣菜売り場巡り」だ。なんのために巡るのか?それは事例Ⅱ対

  • 勉強が面白い!

    昨日は嬉しい言葉を聞いた。「最近、勉強が面白いんです!」脳が面白いと感じる時は、ドーパミンが分泌され高次認知機能が活性化し、記憶力や集中力が増す時だ。受験勉強にとって、とても大事な経験だ。知識を体系的に学んで、それを事例問題にフレームワーク思考として活か

  • ツツジのような人

    この季節はいい。日に日に強くなる日差しに、緑が輝かんばかりだ。ツツジも咲きだした。ツツジの花言葉は「慎み」「節度」、「自制心」、そして「勤勉」、「訓練」らしい。どうりで、ツツジには強さを感じるのか。毎年見る度に感じる。凛とした強さを。ところで、合格する人

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ー戦略的である

    今日も合格の確率が高い受験生の学習姿勢についてお話したい。4つめの「戦略的である」のお話だ。まずはじめに、「戦略的である」ことの意味を考えてみたい。受験における「戦略的」とは何か?診断士試験に合格するための本質を知り、その本質から鍛えていくことだ。受験に

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ーバランスを取ろうとしない

    合格の確率が高い受験生の学習姿勢について、4つの共通点があるとお話している。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的である今日はその3つめの「3.バランスを取ろうとしない」についてだ。バランスとは何か?試験とその他のこと(仕事

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ー自分で考える

    昨日は合格の確率が高い受験生の学習姿勢について、4つの共通点があるとお話した。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的である今日はその2つめの「2.自分で考える」、についてだ。何を自分で考えるのか?それは合格に必要な力だ。いき

  • 合格の確率を上げる「姿勢」ー退路を断つ

    合格の確率が高い受験生とは?その学習姿勢の共通点についてお話したい。もちろん、断言できる話ではない。30年近く受験生見てきての「傾向」の話だ。まずその姿勢の特徴として大きく4つある。1.退路を断つ2.自分で考える3.バランスを取ろうとしない4.戦略的であ

  • 断裂!!

    『確か純烈という音楽グループがいたなあ、昭和な面々の。』思わず心の中でつぶやいた。医者から「断裂」という言葉を聞いた途端だ。いやそんなお気楽なことを言っている場合ではない。年々左膝の痛みが増して、最近ではじっとしている時でも激痛が走るようになった。特に天

  • 講座や書籍、購入場所のご案内

    最近お問い合わせが多いのは・講座や書籍はサイトの何処に載っていますか?ということだ。ご案内が足りず、誠に申し訳ない。実は、AAS名古屋が受験生へのコンサルティングをメインにしてから、掲載場所を変更している。 ↓↓講座は、コーチングも一緒にチケットで販売してい

  • 勉強の「履歴」はあるか?

    毎日問題集に取り組み、励んでいるみなさん。お疲れさま!努力はきっと報われる・・・・、かもしれない。「かもしれない」となぜ言うのか?ただ問題を解くだけでは不安が残るからだ。また、学んだことの定着も遅いかもしれない。学びを確実に活かし効果を得るためには勉強の

  • 脳も身体の一部だから

    週末から急に気温が上がった。みなさん、元気にお過ごしだろうか。私はどうにもいけない。気温差に身体がついていけないようだ。ふらふらしてどうにもだるい。「週末は急に温度が上がり27℃を超える地域もあるでしょう。」天気予報を聞いて、衣類だけでなく心の準備もして

  • 本試験当日、まともに戦える人か?

    みなさんにある質問をしたい。ある風景を想像していただきたい。みなさんが本試験を受けていたとしよう。問題は全部で5問。残り時間が5分となった時、まだ1問だけ空白だったとする。こんな時、皆さんはどう対応するのか?残り5分をどう使うのか?・残り5分で最後の1問

  • 「悩み」の質を考える

    受験生に「あるある」のお話をしたい。それは悩みが尽きないということだ。受験、なんなら発表が終わるまで、あーでもない、こーでもない、と様々に悩むのだ。だが悩むのは悪いことではない。それだけ真剣だということだ。できないこと、上手くいかないことが気になるのは「

  • 「量」と「質」の掛け算

    今日は、複数年受験をしている方へお話したい。モチベーションの具合はいかがだろうか?初年度と変わらず、保ち続けているだろうか?私の経験ではこの25年余りで1~2人かもしれない。勉強への情熱を保ち続けていたのは。確かに、スタート時点と同じ「熱」は難しい。ある

  • 試験勉強を「運まかせ」で終わらせるな

    1次試験がマークシート形式になったのは平成13年からだ。それ以降だろうか。受験生が「書くこと」にあまり重きを置かなくなったのは。2次でもそうだ。論理的でわかりやすい文章を書こうとする人が減った気がする。論理的な文章を書こうとすると100文字程度のマス目で

  • 残り期間、あと僅か!

    「そろそろ春も終わるなあ」桜吹雪に酔いしれていたのに、昨日は、突風と花散らしの雨。せっかくの浮かれ気分も、一気に強制終了させられた感じだ。まだまだ余裕があると、とのんびりしている皆さん。試験にも強制終了がある。1次試験は8月3日(日)15:00に、2次試験は、1

  • 事例Ⅱで補足

    昨日に引き続き、事例Ⅱについてお話したい。最近の設問設計についてだ。昔の問題は第1問で挙げたターゲットを他の設問でほぼ使っていた。つまりターゲットの選び方がシンプルだし、登場する数も少なかった。だが最近は様子が変わった。第1問とストレートに関する設問はほ

  • 文字だけでは解けない事例Ⅱ

    令和7年の問題が特徴的だったかもしれない。最近の事例Ⅱ(マーケティング・流通事例)は提案力を求めることが多い。どんな施策をを講じれば良いか具体的な方法を提案させる。昔から事例Ⅱではこの傾向があったが、最近のものは拍車がかかっているように感じる。そのせいで

  • ワンパターンになっていないか

    先日、犬の散歩の時間を変えてみた。いつもなら日暮れ前に行くのだが、青い空と満開の桜に誘われたせいだ。すると面白いことがあった。いつもは出会わない、飼い主や犬たちと出会えたのだ。犬を連れた人たちは会話することが多い。おかげでいつもとは全く違う会話がたくさん

  • 計算はできるのに低得点

    1次での財務は高得点なのに、なぜか2次では合格点に至らない。こんな方は意外と多い。こうなる理由は、1次対策と2次対策を混同しているせいだ。1次では、知識を「知っているかどうか?」「基本計算ができるかどうか」を問う。一方、2次では、知識を「説明できるかどう

  • 入学式に見る白書の方向性

    昨日は、隣の小学校の入学式だった。日頃見ないような礼服の父兄とピカピカの子供たち。なかには、これまで見たことのないようなカラリングのランドセルを背負っている子もいる。令和2年の事例Ⅰ、中小企業白書にもある「多様性」が当たり前の時代になった。さて新入学の皆

  • 合格の方法はシンプルで地道!

    4月は、学生も社会人も慌ただしい季節だ。春休みや桜の季節と重なってあちらこちらで渋滞が増えたなあ・・、そう思っていた矢先のETCトラブルだ。システムの障害が日本全体の流れまで滞らせてしまった。機能が高度になればなるほど、世の中がそれに依存すればするほど、人は

  • あなた次第です!

    ある卒業生がこんなことを言っていた。「先生のブログさあ、いつも読んでるけど手を変え品を変え、いろんなことを書いているようで、結局はいつも同じこと言っているよね?」その通りだ。理由は、2次への合格法がそのくらい「同じこと」であり「シンプルなこと」だからだ。

  • 問われるのはたったこれだけ、という思想

    2次試験は「問われたことに問われたように」答えることが鉄則だ。もう十分にご存知のことと思う。問われることは、実はひとつなのだ。それは、・経営について戦略的思考で事業計画が作れるか?これだけだ。「事業計画」というと、ご経験の無い方には難しく思うかもしれない

  • 「合格ポイント」のチェック法

    今日は、昨日からの続き。自分のレベルが成長しているかどうか、確認する方法についてお話したい。ところで、本試験では、解答のみで合否を下される。そのため、「良い解答」を作ることに執着する方が出てくる。キーワードをいくつ入れると良いとか、こんなフレーズで書けば

  • 自分の成長が見えない理由

    個人レッスンをしていると、お一人お一人の成長度合いが具体的に見えてくる。事例問題の読み方、メモの書き方、解答の書き方など、これらを総合的に見ていくと本当に成長しているかどうかが見えてくる。例えば、「らしき解答」を書いておられても実(じつ)が伴わない場合も

  • 結局は「自分の覚悟」と具体化計画

    1次の科目を絞るべきか、とか1次の権利があるので、2次に専念すべきか、とか。保険をかけようが、背水の陣で臨もうが、結局は、自分がどう生きたいかにつながる。保険をかけたつもりが、じつはどれもこれも中途半端になってしまい、結局は、虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎

  • 診断士の必須情報

    今日はまずこちらのサイトをご覧いただきたい。https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html中小企業庁の白書に関するサイトだ。この中の「中小企業白書について」という文章を読んでいただきたい。この中に「中小企業に関して講じた施策に関する報告を行い、

  • エイプリルフール

    仮想の世界と現実の世界の区別がわかりにくくなった現代では、もう死語かもしれない、エイプリルフールは。様々な嘘をついて騙す詐欺が横行し私の周りでも当たり前のように、被害の話が溢れる。飛び込んでくるメールも、何が本当なのか見極めに時間がかかるようになり、その

  • 学ぶのは未来を創る力

    かつての受講生たちは今、何をしているのか?AAS名古屋の卒業生に多いのは次の2つのケースだ。・独立診断士・経営者または企業内のトップ前者はまず置いておくとして、後者には診断士に合格できなかった方たちもある。だが、受験勉強をする中で、戦略思考やフレームワーク思

  • おかしな世界

    不思議だなあ、と思うことがある。美容師になろうとすれば美容学校に行き、調理師になろうとすれば調理師学校に行き、そこでは、それぞれの専門職になるための理論から技術まで、その業務を行ううえで必要なことを学ぶだろう。中小企業診断士という専門職も当然、その職業に

  • いつでも戻れる場所を作ること

    このところ、複数年度受験されている方へ向け気になっていることを書いている。今日もその一つだ。毎年、2次を再開する時、昨年までのことを忘れている方が多い気がする。もちろん、再開する時には、残念な結果になった前年度の振り返りから入るが、それでも、何がどうダメ

  • 命が励ましてくれる

    青いヒヤシンスが今年も咲いた。16年程前に亡くなった「ころ」のお墓の上に、植えた球根が今も生きている。肥料をやるわけでなしせっせと水やりをするでもなし。それでも律儀に毎年咲く。まるで亡くなった「ころ」が時候の挨拶をしてくれるようだ。今年も春だよ、私はまだ

  • 多年度生の強み

    ストレート合格の方と複数年かかりようやく合格した方との違いは何か?ストレート合格の方のほうが優秀そうに見える、と多くの方が思うかもしれない。だが私は少しだけ違う見方をしている。合格後を見ると、複数年度受験して合格した方のほうが基盤がしっかりしているように

  • 流す涙は人それぞれ

    いよいよ本格的な春だ。白木蓮が一斉に咲きだした。「白木蓮プロジェクト」で植えられた並木の白が真っ青な空に映え、実に見事だ。「木蓮」といえば、「木蓮の涙」という歌が昔から好きだ。聴けばいつも、胸が熱くなる。思わず涙することもある。こんな話をしたら、うちの部

  • 事業企業、内外のバランス・事例1

    これまで二日間にわたり、事例問題の特徴についてお話してきた。受験に当たってはこの特徴を踏まえて学習していく必要がある。今日は事例1についてだ。事例1を最後に持ってきたのには訳がある。それは最も内外のバランスが取れた科目だからだ。このバランスを知識で表した

  • 事業、内外のバランス・事例2

    今日は昨日からの続きだ。事例問題は、科目によって内部環境を多く問うのか外部環境を多く問うのか、分かれるというお話をしてきた。今日は事例2について。この科目は他の科目に比べ外部環境、特にターゲットとニーズを正しく捉えられるかを重視している。そのため、科目の

  • 科目により内外のバランスは違う

    企業経営の基本は、「外部環境の変化に対応し、内部環境を変えていくこと」だ。外の世界に合わせて、会社内部を見直していくことが経営の基本となる。診断士試験でもこればかりが問われている。ところで、事例問題の場合、外部を診るボリュームが多いか、内部のほうが多いか

  • 正しく学べ

    通学だろうが、通信だろうが、独学だろうが手段は何でもいい。大切なのは、何を学ぶべきか正しく知ることだ。そしてそれを正しく実行することだ。作物でもそうだ。正しい方法を学んでから育てるから良い成果を得られる。やみくもに肥料や水をやっても、まして薬剤を使っても

  • どんな涙にするのか、あなた次第

    卒業式のシーズンが終わりつつある。我が家の前にも、うれし涙の父兄が一杯だった。こんな涙はいつ見てもいい。ところで、昨年、悔し涙を流したみなさん。着々と準備を進めておられることと思う。そんな皆さんへ少しだけアドバイスしておきたい。2次への学習計画は立てただ

  • 最後に意識すべきことは?

    今日も昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが1日目の宿題だった。昨日は考え方についてご説明し、解答骨子の作り方についてもお話し

  • 「ビジョン」を読み取ったら次は?

    今日は、昨日からの続きだ。・3年以内に売上高を〇〇億円に!というビジョンを例として、これを与件文から読み取った後、すぐに浮かべたい切り口や知識とは何か、これを考えてくることが宿題だった。一晩考えていただけただろうか?では、答えを発表したい。まず「ビジョン

  • 「ビジョン」を見て、何に気づくか?

    みなさんは事例問題を解く際に、何を重視して解くのだろう?「社長の想いやビジョン、経営目標」を与件文から見つけて、これを重視して解く。こう答えられた方は、まずOKだ。それでは、「社長の想い」や「ビジョン」「経営目標」を見つけた後は、どう解いていくのか?これ

  • 恐ろしい「目」になれ

    保護犬や保護猫の番組をよく見ている。興味深いのは、動物たちの表情だ。人慣れしていない動物たちは怯える。時には恐怖から威嚇する。実に悲しくて恐い表情になる。それが表れるのは特に「目」だ。「目」が全てを語る。人に慣れ、安心してくるとやはり「目」が変わる。優し

  • 診断士思考をマンツーマンで

    せっかく春らしくなってきたのに。昨日の愛知県は、冷たい雨だった。なの花も咲いたし、そろそろコートも仕舞おうかと浮かれていたのに。また慌ててダウンを羽織った。これを「三寒四温」というのか「花冷え」というのか。いずれにしても春は近づいている。さて今日は、どん

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中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo!」
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