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2009/04/26

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  • 夏の日の残酷

    友達と花火をしに行く次男に長男が着ていく服をコーディネートTシャツを二枚見せて好きな方を選びなよとちょっと待ってそれはどっちも僕のじゃないかしかも三十年前に買…

  • 友へ

    久しぶりに会った友はギラついた圧が消えて穏やかな表情になっていた来月に古傷の踵を手術して二ヶ月入院するという不自由な歩行が自由な歩行になる可能性に挑む君は何か…

  • 路傍にて語らず

    大学三年の長男は只今絶賛就活中で高校二年の次男は今日オープンキャンパスへ行って来た各々が将来を見据えて前進しているにぎった拳の人差し指と親指の渦巻きの向こうに…

  • 発想

    落ち葉が積もった上を歩くとオドロキのフワフワで子供ならきっとジャンプして大はしゃぎだっただろう誰も居なかったのに僕はジャンプはしなかったというより僕にはそんな…

  • バランス

    心は軽いのに体が重かった朝原因を探ろうとしたけどせっかく軽い心を重くしてしまいそうですぐにやめたリトマス試験紙みたいな人に朝の挨拶をするとその人は同僚の笑って…

  • 同意

    暑いねが挨拶代わりになって確かに暑いけど嫌になるよねと言われて愛想笑いで返す挨拶程度の知り合いには僕はこの暑さは嫌じゃないどっちかというと好きだとは言えずモヤ…

  • 午後五時半の情景

    誰も信じないだろうけど雑木林の中はもう秋の気配だった蝉は控え目の音量でロングトーン奇声のような鳴き声で遠ざかる鳥地上に出て力尽きたミミズに群がる蟻そして人間は…

  • 今を生きる

    熱いコーヒーを飲んだリズムが合わない人とペアを組んで仕事をしてとんでもなく疲れてしまった体が重くなったと思ったが本当は心が毛羽立っていたふと浮かんだのは若い頃…

  • 夏の日

    昼間の風は熱風だった川沿いの道は日差しを遮るものがなく南風に向かって自転車を漕ぐと熱風が纏わりついて離れないこの状況を楽しいなと思う僕の脳は溶けてしまっている…

  • 鳩とクッション

    鳩がシマトネリコの木にやって来たガサゴソと動いている意味なくやって来たのではない何かを伝えたいのだろう鳩胸じゃないけど自分の胸に手をあてて感じてみる「急がずに…

  • 屋上で空を#60

    午前四時赤い満月が西に沈んだ東には木星と火星滲んだように見えるのは昴アルデバランとヒヤデス星団この辺りを双眼鏡で覗くと息を飲むような美しささっきから腕や脚は蚊…

  • その人の人生

    その人は朝起きたら夜寝るまで座りたくないと言って休憩も取らず昼ご飯も食べずずっと仕事している出勤時間の2時間前に出社してトイレ掃除や雑用をしていて昭和のモーレ…

  • スピード

    幹線道路を行き交う車はどれもかなりのスピードを出しているみんな急いでいるのだろう怖い顔してハンドルを握っている人間の歩く速さに合わせて作られていた道はもうこの…

  • 欲しかったもの

    100円ショップへ行ったが目当ての物が見つからないではなくて何が欲しくてここに来たのかを忘れ店内の真ん中で立ち尽くすだけどじっと立っているのは迷惑だし挙動不審…

  • 地球の囁き

    蝉の声で目覚めた朝うるさくて寝てられないと妻は一足先に寝室を出た横たわった体を通り抜けた蝉の声はずっと先のその先の人間が知らない領域に響いてるそんな気がして聴…

  • 20秒の中の20年

    大きくなってしまった子供たちのなんてない仕草に幼かった頃の面影を見つけて思い出に浸るのはこの上ない幸せだけど余り長く浸っていると明日を見逃してしまう1分は長す…

  • 老いるということ

    老いはぴったりと背中に貼り付いて自分では見えない後ろを歩く人には簡単に見えるのに平穏な暮らしの中ではその存在に気付けないそして濡れたティッシュペーパーを一枚ず…

  • よかったこと

    右足のふくらはぎをつりかけたディーラーで点検の予定を忘れていた一昨日の晩ごはんを思い出せない 贔屓チームが逆転負けしたそんな中でよかったことを探す自転車で走っ…

  • 走る走れば走るとき

    ふと魔が差したのだと思うウォーキングをしていて体が軽く調子がいいちょっと走ってみたくなった身軽にはしゃぎ回る園児を見たからかもっと汗をかきたくなったからかほん…

  • じょうら

    午後九時のリビングは異様な雰囲気だった風呂上がりの息子たち二人は当然のように上裸で部活の部室みたいだ釣られて僕もTシャツを脱ぎかけて・・・・息子たちは部活で毎…

  • 比喩

    帰り道は風速10mの向かい風だった思うようにペダルが漕げない自転車が左右に揺れる向かい風の中を進めという歌があったと思い出し比喩としてはいいけど現実は厳しく困…

  • 屋上で空を#59

    ふと目が覚めて時計を見る午前四時三十三分朝焼けに間に合うそう思った瞬間躊躇なく布団を蹴飛ばす屋上に上がると新聞を配達する人や散歩する人が見える穏やかな朝の空気…

  • 午後七時半の情景

    午後七時半この薄暗さは十数年前にボールが見えなくなるまで息子と遊んだ記憶を呼び起こすあの頃なんでもよく知っている凄いお父さんだった僕は今では真面目によく働くけ…

  • 雑木林に吹く風

    雑木林の中を歩けば暑い日差しは縦に横に縫い込まれ柔らかくなって足元を照らすそんな中で特別な風が吹いているのだろう手に持って小刻みに揺らすように若葉が震えている…

  • 空蝉

    梅雨の合間に晴れ渡ると日差しは夏そのもの薔薇の花びらを二枚三枚八枚と拾ううちに背中がジリジリと焼けるウォーキングに出ると道端に蝉のぬけ殻確実に季節は進んでいる…

  • 蜂⑤

    ビーマンよりはハッチマンの方がいいのではと思うけど誰にも言わないでおくもしも明日朝この命がまだ生かされていたなら残りの人生を人類の為に捧げようと思いたいけど明…

  • 蜂④

    どう贔屓目にみてもぶつかった僕の方が悪いしかもさっき種類は違うだろうけど蜜蜂の命がけの蜂蜜を3匹分僕は搾取していたのだなんだか身体じゅうの血管がヒクついている…

  • 蜂③

    良かった刺されずに済んだ帰って家族に話すとほんとに刺されてないのかと心配顔もし刺されてたらスパイダーマンみたいにビーマンになるかもでも語呂が悪いから映画化はさ…

  • 蜂②

    その日の夕方僕は雨の中を自転車で走っていた車1台が通れる程の狭い道で前から来た車とすれ違う時目の前に蜂が浮かんでいた僕は蜂を避け切れずぶつかって蜂は何処かに消…

  • 蜂①

    献血依頼メールが日本赤十字社から来た献血バスに乗り込む前に手続きをする僕の後ろに女子高生がいた「あっ」彼女が言うと彼女の手から用紙が一枚ひらりと落ちた拾い上げ…

  • うまくいかない日⑤

    海は色んなものを見せてくれて色んなことを考えさせてくれる大雨で川から流れ出た土砂やゴミで濁ってしまっても何度も何度も波を打ち返すうちにまた綺麗になる人間は元々…

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