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2009/04/26

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  • 素のまま

    手強い人と対峙する昔の僕なら気に入られようと背伸びして人とは違った視点からものを言って存在感を出そうと分かった風を装ってたそれらはすべて見抜かれていて今思えば…

  • しゃぼん玉

    その人を想い焦がれるときその人が纏っていた空気を記憶の中でさがして袖を通す背中から広がるあたたかさがその身をすっかり覆うまで自分を抱きしめて待つしゃぼん玉が割…

  • せめぎ合い

    もうすでに暑いらしい妻は今にもエアコンのスイッチを入れたそうな顔をしながら棒付きのアイスを咥えている短距離走に入れ込んでる長男が去年は早々にエアコンをつけて過…

  • 屋上で空を#55

    懐かしいな今日の風は汐の香りがする生まれ育った家は海から30mの場所にあって波の音と柱時計の音が大きくて小さい頃はなかなか寝付けなかった永遠に続くような音の中…

  • 五月の風

    南風だった職場で三階の窓を開けると向こうの山を登った風がするりと滑ってやって来た「いい風だな〜」誰に言うでもなくでも独り言よりも大きくだからといって同意を求め…

  • 午後四時の情景

    一日のうちでも午後四時は大好きな時間帯なぜかと言われてもなんとも言いようがないしいて言うなら十個ぐらいは言えそうで五個目以降はもう誰も聞いてはくれていないこと…

  • 男と女の終わらない会話「白濁」

    男の人ってこういう時どう思ってるのかな?いきなりの恋愛話に僕の凪いだ心にさざ波が起きるもう何十年も前の記憶が波間に現れては消え白濁するこの浮遊感はなんだろう僕…

  • 屋上で空を#54

    目を閉じて厚い雲の向こうの西日を感じると瞼の裏に映るのは赤オレンジ黄色ピンクそれらが色んな模様を作っては変化してずっと見ていられる屋上の隅に何かの小さな骨が落…

  • お菓子の言い分

    これを遠慮の塊というのだろうか誰かのお土産のお菓子はあまり美味しくなかったもらって三週間たってやっと個別包装で8個あったのが1個になっていて僕は最初の1個に手…

  • それぞれの働き方

    派遣で三ヶ月ほど働いて一ヶ月ほど何もせず過ごすのをずっと繰り返している人が僕が週に七日働いてると聞いて目を丸くして驚いたみんなそれぞれ事情があるけど心と身体が…

  • 朝の時間

    長い雨が上った朝まだ濡れている落ち葉はホウキで掃いてもちっとも動いてくれないしゃがんで指でつまんで一枚ずつ拾う何故か時間がぐにゃりと曲って心が空に吸い上げられ…

  • 暑苦しさMax

    上半身ハダカの男が二人いる一人は風呂上りでソファでくつろぐハダカでソファの生地に密着することは禁止だけどそれを管理する妻は入浴中もう一人はランニングしてきて暑…

  • 屋上で空を#53

    屋上でずっと風に吹かれていただからといって今日の予定をキャンセルした言い訳にならない行こうかどうしようか迷って自分で決められずポーチュラカが咲いたら行こうと決…

  • 屋上で空を#52

    白竜と朱雀か太古の昔から空ではこんな生き物が現れては消え見惚れた人々が物語を紡ぐのはあまりにも自然なことどんなことにも結果を急いでしまう僕に空はまあそう急ぐな…

  • 午後一時の情景

    フローリングの床に寝転がって窓越しに空を見上げる間にあるのはレースのカーテンと風にゆれる木の葉床の堅さが僕の重心を押し下げて真っすぐにしてくれる葉の動きはそれ…

  • 園芸日和

    気温22℃で全くの曇り空風はほとんどないこれは絶好の園芸日和生い茂ったシマトネリコの枝を高枝切り鋏で切っていると突然現れたアゲハチョウいつものような楽しげなリ…

  • さらにびしょびしょの衣を着る

    ある人が誰にも言わないで下さいよ僕の憶測なんですけどねそう言いながら噂話をみんなに伝えるうちに確証はないですけど絶対にそうだと思うんですと自分で勝手にほぼ本当…

  • 雨の日の音

    僕は昼寝をしていた雨で夕方の予定が流れていたポツポツと聞き慣れた雨音大学生の長男はリモート授業をパソコンから垂れ流したままギターを弾いているポツリポツリと優し…

  • スイッチ

    陽を浴びながら風にゆれる木の葉もしかしたら今時は止まっているんじゃないかとでもそこにあるアナログ時計の針はずっと動いているもしかしたら今僕だけが止まっているん…

  • 千年と一週間

    ちょっと待ってというくらいに一週間が過ぎる仕事で週に一度しか会わない人が頁をめくるきっかけに風にゆれるカーテンを見てるともしかしたら時間もこんな風にゆらいでい…

  • 若さゆえ

    午前0時半お腹空いたと言い放った君はすぐにキッチンに立ったバタンバタンガチャガチャ君は冷やしぶっかけうどんをあっと言う間に作ってそれよりも速く食べ終えたそして…

  • 屋上で空を#51

    青くて青くてあおいそらに見とれた五月のよく晴れた日は昔も今もこれからもこんな青だったらいいけどきっとそうだろう年を取ると人生の秋とか人生の夕暮れとかって言う人…

  • カレーの日⑤

    冷蔵庫にはレタスとベビーリーフいつも使うトマトとキュウリを今日は使わないでおこうそして僕はスーパーへ赤いパプリカを買いに行ったこれで彩りがよくなるそろそろカレ…

  • カレーの日④

    隠し味は幾つかのスパイスをほんの少しよりもっと少なく誰にも気付かれないように夕方の風は少し冷たく少し強い人が早く家に帰るように大自然の中に仕組まれているのだろ…

  • カレーの日③

    挽き肉しかなかったのでキーマカレーにした玉ネギと人参をみじん切りにして炒めニンニクをひとかけ刻み入れ挽き肉を入れて煮込む米を研いで炊飯器にセットサラダ用に玉ネ…

  • カレーの日②

    それにしてもこの心地よさはなんだろう春の乾いた風がリビングに入ってはあちこちの軽いものをゆらして出ていく今は心配事もなくて僕の心は軽いんだろうゆらりゆらりとゆ…

  • カレーの日①

    朝に今日の晩ごはんは僕がカレーを作るよと考える前に言ってしまった天気がよかったからそれで午前中はどんな手順で作ろうかと思案するもまとまらず午後になって家じゅう…

  • 朝早くに

    何故か朝早く目覚めたいつもならごろごろとまどろむうちに二度寝なのに何故かすくっと起き上がったリビングのカーテンを引くと控え目な朝焼けがストレッチとかするうちに…

  • 元気過ぎる人

    元気な人と一緒にいると前向きな気分になるけど元気過ぎる人と一緒にいると置いていかれたような気分になってしまう心は落ち着かず考えは浅く時間が空回りさてどうしたも…

  • 憂鬱の訳

    雨が降ってたら嫌だなとその人は言った来る時は降ってなかったけど帰りを心配していただけど天気予報を信じて傘は持って来ていただったらいいじゃないですかと言えば角が…

  • 落葉

    常緑の木でもこの時期は新芽の成長の為に古い葉を落とすことがある木にとっては当然の自然の営みだけど人間の場合は自分を見えてなかったり周りを見えてなかったりで今の…

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