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哲学日記 https://kokyuu.blog.jp/

仏陀、イエス、ショーペンハウアー。ロックンロール。一日はあっという間に過ぎ去る。

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、最近の関心はヴィパッサナー瞑想実践に集中してますし、途中から懐かしいロックなどもとりあげ、当初の趣意から若干逸脱ぎみです)

呼吸
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2007/11/09

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  • 梵我一如は妄想2個の串団子

    (アルボムッレ・スマナサーラ著「ブッダの教え1日1話」1/28より引用します) 葬儀に参列して、故人が安らかに天国に行けますようにと祈るとき、死ぬことは自分に関係ない他人事だと思っています。 けれども、「自分もこのように死ぬのだ」と念ずるようにすると、 

  • 歩くヴィパッサナーの足運び(狭い部屋バージョン)

    家が狭いので、以下のように狭い部屋バージョンで歩くヴィパッサナーを実践している。 (スローモーションで、動きを感じながら、内語で次のように実況中継する。1時間以上やる)右足上げます。運びます。下ろします。左足上げます。運びます。下ろします。右足上げま

  • これ以上酷い矛盾はない

    真剣さがぜんぜん足りないのは、なにが原因か…… われは、迷いの生存のうちに恐ろしさを見、また迷いの生存のうちにさらに破滅を見て、それ故にわたしは迷いの生存を喜ばない。 (ブッダの感興のことば29章22 中村元訳)  この釈尊の教えを、本気で聴けていないか

  • ボケ悪化2

    10時に歯医者の予約があったのを忘れてた。 気づいたのが食事中の13時ごろ。食べるのを止めてすぐ電話。 正直に「忘れてました。すみません。別の日に予約お願いします」と言った。29日に予約。 今度は忘れないように対策をうつ(といっても、カレンダーに印をつける

  • たんなる受身表現だって?

    人は自分の力だけで生きているのではない。それは事実だ。正しい。    しかし、だからといって、それを「大いなるもの(神)に生かされている」と言ってしまっては、もう事実ではない。まったく正しくない。             (My Favorit

  • 擦れば火が出るマッチ、一生擦らずに置いとく人達

    (澤木興道 禅の道 1「普勧坐禅の吹唱」より引用させていただきます) 心して引けばこそ鳴れ霧深き秋の山田にかけし鳴子も 引っぱらなければ鳴らぬではないか。一切衆生皆この法性(ほっしょう)真如(しんにょ)の光は誰でも持っているが、引っぱらないから一向ものをな

  • ボケ悪化してる~

    ステンの保温水筒にコーヒーを入れようと思った。 きれいに洗った後、水を切るために注ぎ口を下にして数回振った。 黒砂糖の塊を数個入れた。 その直後(0.1秒もたっていない)、水がまだ充分に切れていないと思い、また水筒の口を下にして振ってしまった。 当

  • 現代人も、宗教抜きでは、やっていけない

    わたしたちの時代には宗教に本気で情熱を感じ続けることを過去のどの時代よりも困難にしている様々な要因があります。 宗教というものは鼻持ちならぬと思わせるもっともな理由と、それを裏付ける歴史的証拠をそれこそ無数にあげることができるのです。 これは現代人

  • 高齢者の手術についておもうこと

    2007年、当時80歳目前の母は、年相応の持病を人なみにだかえていたが、ふだんは元気でふつうに生活できていた。しかし検診で腎臓がんが発見された。すでに肺に転移していたが、腎臓の摘出手術をすれば、非常に稀だが肺がんも治った事例があると医者に言われた

  • ロスタイム

    浮世の習いで、日々しないではすまない雑用が一定量発生し、それらにかまけて肝心の瞑想がおろそかになっている。 自分がすべきことは、これ以外なにもないとわかっているはずなのに…… そこで一句。 このままじゃ 人生ぜーんぶ ロスタイム のんきだ。ばかだ。ば

  • 人は、死の事実を受け入れず、生き続ける嘘話に感動するほうを選ぶ。いつまでも生き続けたい自分を捨てないなら、いじめも戦争もなくならない。

    以下の釈尊の言葉は、「なにをあたりまえのことをくどくどと」と思いたくなるほど、《誰でも知ってる事実》です。 この世における人々の命は、定相なく、どれだけ生きられるかわからない。惨ましく、短くて、苦悩に繋がれている。 生まれたものどもは、死を遁れる道がな

  • ラリー・ローゼンバーグ「呼吸による癒し」

    ラリー・ローゼンバーグ「呼吸による癒し」読書メモ。   瞑想は上手くいってもいかなくても毎日やる。上手くいく経験と上手くいかない経験が等しく大切だという指摘。 「私」「私のもの」に対する執着は最劣の依存症である。 気づきはハイパーアテンション(HyperAtte

  • みせかけでない本物の智慧。放下着!

    みせかけでない本物の智慧とは何か。 釈尊は、純粋な観察こそ本物の智慧だと説いた。  有名な禅語 放下着(ほうげじゃく)(捨ててしまえ)は、あなたが大切に抱きしめているものを捨てよという意味ではなく、実はただありのままをしっかり見よと言っているだけだ。 あな

  • この世の中に 泣かんならんような事は、 なんにもあらへん

    悩める人々のあいだにあって、悩み無く、大いに楽しく生きよう。 悩める人々のあいだにあって、悩み無く暮そう。 (ブッダの真理のことば15・198 中村元訳) 貪(むさぼ)っている人々のあいだにあって、患(うれ)い無く、大いに楽しく生きよう。 貪っている人々のあいだに

  • よくあるタイプの人

      芥川龍之介に『蛙』という名作短編がある。 【朗読】芥川龍之介『蛙』  芥川は蛙の演説で、人間の手前勝手な思想のあほらしさを嘲笑している。エンディングの老蛙の蛇に関する説明は露骨に破綻した言いわけに過ぎないが、それでも「なるほど、深いなあ~」と感心

  • 日曜の朝、目覚めてすぐベッドの中で瞑想してみる

    昨日、日曜の朝10時過ぎ起床。前夜、意味なく遅くまで起きていたので目覚ましかけずに寝た。 いつもなら目が覚めるとすぐ尿意があり、まずトイレに行くのだが、今朝はそれがない。 「チャンス!」とおもい、そのままベッドの中でただちに瞑想を試みた。 目覚ましをか

  • ピクニックは道中も楽しい

    ティク・ナット・ハン師が …ピクニックは、目的地に行く道中も楽しい、テント張りも楽しいでしょう、労役だと感じないでしょう。同じように平和、幸福、成功にたどり着く道中の「今ここ」のサティも楽しく行えるのです。 と、法を説いてくれている。 おれは休日など

  • 自分を棚に上げて、不倫を攻撃する世間と苦聖諦

    松本清張原作映画「影の車」は名作だ。テレビでも3回ドラマ化されている。 The Shadow Within 影の車 (1970) - Yoshitaro Nomura Trailer影の車 「影の車」の主人公は、子供時代に、母親の不倫相手を殺している。 大人になって、今度は自分の不倫相手の6歳の息子に

  • 法話は何度も何度も聴くべきもの

    昨日の朝、チャリで燃やすゴミ出し後、その足で自主ウォーキングコースに行き、いつものスマナサーラ長老法話を聴きながら、1時間ほど歩く。 Lesson5 生命維持に不可欠な行為を瞑想する(食べる瞑想)|スマナサーラ長老のヴィパッサナー瞑想入門⑦  話のベースはす

  • 精進とは? なんでもいいからガンバレ―じゃないから。

    修行僧よ。瞑想せよ。なおざりになるな。汝の心を欲情の対象に向けるな。なおざりのゆえに鉄丸を呑むな。(灼熱した鉄丸で)焼かれるときに、「これは苦しい!」といって泣き叫ぶな。 (ブッダの真理のことば371 中村元訳) 聡明な人は順次に少しずつ、一刹那ごとに、お

  • 脳に心地よい言葉に救いはない。にべないむきだしの事実にだけ真の救いはある。

    我々は生まれると競技場に入り、死ぬとそこを去る。その競技用の車をいっそううまく操るすべを学んだとて何になろう。 byルソー 大多数の人々は、こういうにべないむきだしの事実だけは、聞きたがらない。 聞いても理解しないで、ただちに忘れようとするだろう。

  • あなたの悩み疲れた心の【感情と思考】は腐っている

      以前、名古屋(笠寺・日本ガイシフォーラム)の「初期仏教デー ヴィパッサナー冥想と法話の会」に参加した。その時のメモと感想。 スマナサーラ長老の法話、質疑応答、初心者瞑想指導が13:30 から19:00までみっちり(15分の休憩1回を挟むのみ)おこなわれた。 非常

  • NHK『菅野美穂インド・ヨガ・聖地への旅』

    もう10年以上前だが、NHKプレミアム10『菅野美穂インド・ヨガ・聖地への旅』を観た。 本場ヨガ教師の話がおもしろかった。 そのメモと感想。 「ブッダもキリストもみんなヨガをやっていたと言えます」 (ヨガ教師) 寺院にはイスラム教やキリスト教の額もかけら

  • ヴィパッサナー実践「実況中継」について

    たとえば『歩くヴィパッサナー』について。 歩き出そうと思った後、歩行時に「右足上げよ」「出せ」「下ろせ」「左足上げよ」「出せ」「下ろせ」といった命令を出しているのは大脳ではない。 脳幹から自動プログラムが命令を出している。 そのオートマトン運動に対して、

  • 人には 聖者になる以外の 出口がない

    k-styleのマザー・テレサの言葉(愛と祈り) より引用させていただきます。 死は悲しい事ではありません。 私たちが悲しむべき唯一のことは、 自分が聖なる者になっていないという事実だけです。 (引用終)    カトリック教会はマザー・テレサを死後異例の早さで

  • 血だらけの骨に飛びつく犬のような人間

    仏弟子サッパダーサ長老の告白は生々しく強烈だ。 (仏弟子の告白(テーラガーター)六つずつの詩句の集成より) 405.わたしは出家してから二十五年になるが、そのあいだ、指を一(ひと)はじきするだけの時間でも、心の静けさを得られなかった。 406.心の

  • 楽を求めて苦から苦へ夢中で渡り歩く人は、当然苦から抜けられない

    あらゆる生命は苦しみに会うと、本能的にその苦しみから離れ遠ざかる。 そのようにプログラムされている。 しかし、それは一時しのぎでしかない。 ブッダは「この世界は一切皆苦である」と道破している。 一切皆苦の世界の中で、ひとつの苦しみから離れ遠ざかるという

  • 人生にはもっとやるべきことがいくらでもある?

    ブッダは「呼吸を整える思念」を修行せよと説いた。 呼吸を自然のままにして、いろわず、ただそれを意識し続ける修行。 呼吸を意識することは簡単だ。頭の善し悪しには関係ない。 およそ生きている人間でごくごく簡単な言葉の意味を理解できる程度の頭脳の持ち主

  • 人生

    人生は神の試験じゃない。人は受験生じゃない。 わたしは、キリスト教系の教会で「人生は神の試験」と教えられ、「なるほど。わかりやすい」と納得した時期があったんですが、今は「いいかげんなことを言うな」と思っています。 "唯一神""不滅の魂""死後の世界

  • ガンジーの言葉を忘れない

    ※青字引用は(マハトマ・ガンジーの言葉とされているもの フリー引用句集『ウィキクォート(Wikiquote)』)から 周知だからといって間違いが真実にはならないし、誰もそう見ないからといって真実が間違いにもならない。例え大衆の支持無くとも、真実は立ち上がる。真実は

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