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哲学日記 https://kokyuu.blog.jp/

仏陀、イエス、ショーペンハウアー。ロックンロール。一日はあっという間に過ぎ去る。

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、最近の関心はヴィパッサナー瞑想実践に集中してますし、途中から懐かしいロックなどもとりあげ、当初の趣意から若干逸脱ぎみです)

呼吸
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2007/11/09

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  • 無我と方法序説の関係

    方法的懐疑について。 優れた教育者は歴史と経験に学び、「信」が、人の欲望の仮面に過ぎない場合のいかに多いかをよく承知している。そして、偽物の「信」が甚だしく自他を傷つけることを知って、徹底した懐疑こそ教育の基礎だと認めるようになった。すぐに信じる「本を背

  • チューラパンタカ

    君の肺腑から出た事でなくては、人の肺腑に徹するものではない。(ゲーテ「ファウスト」)おれは、発言するとき、このことひとつだけを墨守する。(他人に受け入れられるには、これは言わないほうが…)などと心配することはない。それでほろ苦い結果になることが多いが、

  • 猿⇒人間⇒宇宙人⇒神は進化じゃなく輪廻だ

    休みなく生成を繰り返す自然の圧倒的な豊饒性に魅惑され、その大きな謎を謎のまま賛美し受け入れるだけなら、獣だってそうしているではないですか。しかも、人間のように言葉だけでなく全身で。獣にとっては、それは当然です。それ以外の在り様がないのですから。しかし、

  • 生きるために切実に必要な嘘は、本人にとって真実?

    おれはいつ死んでも平気だ。死ぬのはちっとも恐くない。と言う人がいる。それは明らかに嘘だと、おれはおもう。その人は、ふだん自分が尊敬している人なのだが、それだけは、いくら言われても信用できませんとおもうほかない。しかし、本人が嘘を言っていると微塵もおもって

  • 存在の不安は、賀すべきことだ

    不安であることは、自分が道を外れていないことの最も確かな証だ。そう気づくこと。不安を否定する必要はない、それどころか否定してはいけないのだと気づく。不安は少しも変わらず今もあるが、それが以前のように苦痛ではなくなる。不安であることが嫌でなくなる。むしろ

  • 修行が進まないのは、お前が自分を信じないからだ

    病なんの処にか在る。病は不自信の処に在り。(臨済録) 修行が進まないのは、お前が自分を信じないからだ。と臨済禅師は断言している。臨済録というものは、このことを何度も何度も説いている。「汝が信不及なるが為に、所以に今日葛藤す。…少信根の人、終に了日無けん」

  • 人間のやることはピンキリ全て粥飯の熱気

    立派なことを言う奴のことを「あれは粥飯しゅくはんの熱気だ」と言うことがある。栄養が足ってエラソウなことが言えるという意味じゃ。(澤木興道老師の言葉)※【粥飯】粥は朝食、飯は昼食のこと。 粥飯の熱気と無縁の言動を完璧に成したのは、古今東西、仏陀唯一人だとお

  • 臭いものは元から絶たなきゃダメ

    (ブッダの真理のことば344 中村 元訳)より引用します。 愛欲の林から出ていながら、また愛欲の林に身をゆだね、愛欲の林から免のがれていながら、また愛欲の林に向って走る。その人を見よ!束縛から脱しているのに、また束縛に向って走る。「分かっちゃいるけどやめられ

  • 夢も希望もないことは不幸じゃない

    92歳のおばあさんが言った。「わたしらもう夢も希望もない」90過ぎてまだ夢や希望を持とうなんて、ずうずうしい。もう終わりだって。 大多数の人々が夢・希望と呼び大事にしているのは、たいてい妄想だ。妄想を夢・希望と名付け依存し、しがみつき、誰も捨てようなどと思え

  • 信頼おける道が見つかった

    人生はすべて賽の河原。ブッダの示してくれた道だけが例外。他にはない。信頼おける道が一つ見つかった。それで十分幸運。(おまけ)にほんブログ村(過去記事再録)

  • 自分が死ぬと気づけば、人は自由になりいじめも戦争もなくなる。

    マハトマ・ガンジーの言葉。Man lives freely only by his readiness to die.死ぬ覚悟ができた人間だけが自由に生きる。[引用終] 今も昔も、世界中のほぼ全ての人が、死んだ人間はあの世で生きているとおもっている。もちろん自分が死ぬ時もあの世へ引越すだけとおもってい

  • やるしかないことでも先延ばしにできるが、それは愚か者のすることだ

    (釈尊は言われた)(現代語仏教聖典 釈尊編 11章3節)より引用します。道に達するのは容易ではない。然しかし道を得なければ、一層苦である。この世に生まれた者は、必ず病み、老い、且つ死する。苦には限りがない。罪をつくって、生死を繰り返す。その苦しみは到底、

  • 無我詐欺。あの悪夢が二度と現実になりませんように

    よく見せてもらってる仏教ブログ瞑想以前。やコマメディア ー史上最弱の仏弟子 コマメーで紹介してくれているプラユキ・ナラテボー師の法話の中で、ブッダに「我具足の教え(健全な我を具足すること)」があることを初めて知って、わが意を得た気持ちになった。世間に流布し

  • 正念とはサティのことだ

    ある日の記録。 7時起床、ヴィパッサナー本気スタート。7時半、厚切りパンとコーヒーの朝食。早くもヴィッパッサナーがあとかたなく消失してることに気付き失望。めげずリスタート。ネットで映画観る。ヴィパッサナーがあとかたなく消失してるTwo。ダメだ難しい、ダメじゃ

  • ブッダ以前に、だれも発見できなかった真実

    (ブッダのことば スッタニパータ1035より 中村 元訳)より引用します。世の中におけるあらゆる煩悩の流れをせき止めるものは、気をつけることである。(引用終。強調は私です) これは、ブッダでなければ決して言えない言葉だ。え?気をつける…それだけ?「気をつけて

  • 我欲以外の話にいっさい興味を感じなくなるリアルゾンビ

    (ブッダのことばから引用します。スッタニパータ331~334中村 元訳)起てよ、座れ。眠って汝らになんの益があろう。矢に射られて苦しみ悩んでいる者どもに、なんの眠りがあろうか。起てよ、座れ。平安を得るために、ひたすらに学べ。汝らが怠惰でありその力に服したことを死

  • ブッダの教えは「自分」の得になると感じるようにできている

    人は「俺、俺のもの」が錯覚だと解るまでは、「俺」の利益になる(と感じる)こと以外決してできない。 それがダメとか悪いとか言ってもまったく意味がない。 それしかできないのだから。  ブッダは人類史上誰よりもこの事実を知り抜いていたとおもう。ブッダの説いた

  • 仏恩の深きをおもい、人倫のあざけりを恥じず

    (親鸞 教行信証から引用します)ただ仏恩の深きことを念おもふて、人倫じんりんの嘲あざけりを恥じず。(道元 学道用心集から引用します)もし人賞翫しょうがんすれば、たとひ非道と知るも乃すなはちこれを修行す、もし恭敬讃嘆くぎょうさんたんせざれば、これ正道と知る

  • 「これは、わたし一人のために説かれた!」体験

    (武者小路実篤著「維摩経」より引用) 佛教の譬え話に、或る旅人が渇えて水をのみたいと思ってやっと水のある處へ出たが、其處は大きな湖水だったので何處から水をのんでいいかわからないので、とうとう水をのまない内に渇え死んだと云うのがあるが、馬鹿馬鹿しい話と思う

  • 悪は知らずに行うと、知って行うより重い報いがある

    (修証義 第一章総序より引用します)因果の道理歴然として私わたくしなし悪を造りながら悪に非あらずと思い、悪の報ほうあるべからずと邪思惟じゃしゆいするに依よりて悪の報を感得せざるには非ず。(以上) 世間では、悪と知らずにした過ちは、悪と知りながらした悪より

  • 妄念の外に別の心などない

    横川法語。恵心僧都・源信大師のことば。人間と生るること、大いなるよろこびなり。身はいやしくとも、畜生におとらんや。家まづしくとも、餓鬼にはまさるべし。心におもふことかなはずとも、地獄の苦しみにはくらぶべからず。世のすみうきは、いとふたよりなり。人かずなら

  • ブレーキ踏んだままアクセル吹かすような努力をするな

    法然上人のことば。(黒谷上人語燈録15 禅勝房伝説の詞より引用します)一ひとつ。現世をすぐべきようは、念仏の申されんようにすぐべし。念仏のさまたげになりぬべくば、なになりともよろづをいといすてて、これをとどむべし。いはく、ひじりで申されずば、妻を設けて申

  • 意味ないことを面白がって死ぬまで過ごす悪癖

    大多数の人々は「我がある。だから死はありえない」と、初めから破綻した考えに凝り固まっている。死の否定できないことは自明だからだ。「俺、俺のもの」と死は、けっして共存できない。 仏道修行は悟りに向かう一本道。悟りに向かう一本道は他でもない、四諦・八正道だ

  • 幸福、心の安楽、安全、安心が欲しいくせに

    アルボムッレ・ スマナサーラ長老「勝利の経」pdf75頁より引用させていただきます。  「死なないのだ」という前提で、この世界ができている。それはまっかな嘘です。嘘を事実だとすることで、何一つもよいことが起こらないのです。起きたこともないのです。ですから、人は

  • 人は、死の事実を受け入れず、生き続ける嘘話に感動するほうを選ぶ。いつまでも生き続けたい自分を捨てないなら、いじめも戦争もなくならない。

    以下は、「なにをあたりまえのことをくどくどと言っているのか」と思う言葉ばかりだ。この世における人々の命は、定相なく、どれだけ生きられるかわからない。惨ましく、短くて、苦悩に繋がれている。生まれたものどもは、死を遁れる道がない。老いに達しては、死が来る。実

  • 初めまして

      Yahoo!ブログ難民です。本日こちらに引越しできました。 HN「呼吸」です。ここでは新参者、よろしくお願いします!にほんブログ村

  • あらゆる人間のなかで最も憐れむべき人

    こないだの、川崎20人巻込み自殺事件。アメリカでずいぶん昔から今も起き続ける銃乱射による巻込み自殺事件。これらすべての巻込み自殺事件が持つ共通の本質はなにか。おれは、ヒルティの言葉を思い出す。(ヒルティ幸福論第二部「人生の段階」草間平作・

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