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田沢温泉がある信州青木村には家から1時間そこそこで到着。今まで特に気にしていなかったこの村だが2020年、東急グループの礎を築いた五島慶太の記念館ができたということで温泉と抱き合わせで訪れてみた。「五島慶太未来創造館」と名付けられた館内は木の床の落ち着いた雰囲気で、五島慶太の軌跡や関連資料、渋谷や東急沿線の街をイメージしたNゲージのジオラマなどが展示してあり、彼の興味深い人生に触れることができる。しかもありがたいことに入館料無料だ。同じ建物内には歴史文化資料館もあり、郷里の俳人栗林一石路の句が展示してありこれも面白い。何となく山頭火を思い出す句だ。また、「夕立と一揆は青木から」と言われたほど百姓一揆が多かったのでその過去5回の一揆の歴史を記録した義民資料、昔の土器や江戸時代、昭和に使われた生活道具などが展...小さな旅:田沢温泉と五島慶太
「紅ショウガ天そばが旨いですよ」富士見在住のK君の言葉がいつも頭の片隅にチラついていた。富士見駅の駅そばは2度食べたことがあるが天ぷらそばときつねそばだったと思う。聞くところによると紅ショウガ天が人気ナンバーワンだそうだ。それは是非食べに行かなくては。甲州街道を辿り富士見駅に着いたのは12時少し前。ちょうど「あずさ」が入線したところで、あれ?富士見に停車したっけ?時刻表を見ると、一日3本くらいはあるようだった。降りてきた客の多くはどうやら入笠山が目的の登山者ようで、とりあえず腹ごしらえに駅そばを食べようとする者もいる。外での立ち食いも待合室で椅子に座って食べることもできる。ここの駅そばは馬肉そば、山賊揚げそば、などなどメニューが豊富でうどんバージョンもある。早速紅ショウガ天そばにきつねトッピングを注文。ピ...富士見駅の紅ショウガ天と立場川橋梁
何度となく乗っている中央東線だが富士山がクリアに見えることは少ない。小淵沢駅を出ると電車の真正面に富士山が見えることを初めて知ったのは、先頭車両に乗ったからだった。「へたな旅」という本に甲府の喜久乃湯という温泉銭湯のことが書いてあった。太宰治が甲府で過ごした新婚時代によく通ったということで、その頃の趣が残っているレトロな銭湯のようだ。早速ググってしまうのが良いのか悪いのか、昭和元年創業のその銭湯にとにかく行ってみたい。と言う訳で高尾行き普通電車に乗り込んだ(運転士は女性だった)。甲府の北口に出たのは何年ぶりだろうか?記憶にある風景から随分様変わりしている。空は青いが先週に引き続き寒波に見舞われているので空気は冷たい。目的地の大体の見当をつけて武田神社方向に歩き出す。最終的にはグーグルマップに頼って目的の「...草津温泉に入る
夕方の熊本駅は家路に急ぐ人たちや大きなスーツケースをゴロゴロ引きずる観光客でいっぱい、駅前の路面電車乗り場も長蛇の列だ。こんな時は200メートルくらい手前の乗り場まで歩いて行って乗る手もあり。スーパーホテルにチェックインして部屋に入るとびっくり、シングルルームサイズなのに二段ベッドだ。下段はセミダブルで上段はシングルなので3人は寝れる。これもインバウンド需要による苦肉の策か?一休みして、夕食をどうしようか?以前来た時に入った地元常連さん御用達の居酒屋も良かったけれどちょっと遠い。チェックインの時に覗いたホテルの食事処「旅彩」が良い雰囲気で、メニューもかなり充実していたし疲れてもいたのでそこに決定。最近お気に入りのキリンクラシックラガーで喉を潤し、信州人がわざわざ熊本で食うこともない馬刺し、好きな揚げ出し豆...九州紀行その8:三角線に乗る
高森駅に近づくと列車は大きく左にカーブして阿蘇五岳を正面に見るようにホームに入っていく。右に見える噴火で頂上が吹っ飛ばされてギザギザした山は根子岳で高森町のシンボルだそうだ。ちなみに根子岳、高森町は信州にもあり名前に親近感を覚える。ホームには数人の観光客が入線シーンを撮ろうとスマホや一眼レフを構えている。駅舎は2023年に建て直されたということでデザインもすっきりしていて綺麗だ。一角には100人を超える日本を代表する漫画家たちの応援メッセージの色紙が展示されているが、じっくり見るのは後にして先ずは昼飯食べるところを探す。ネットに頼って食堂を探すと良さそうな所があった。小さな町では駅を少し離れると歩いている人をほとんど見かけなくなるがここも同じだ。駅から6,7分歩いて店の前に来ると暖簾が出ていないのでやって...九州紀行その7:高森町で昼食を
九州の夜明けは遅く、もうすぐ7時だというのにまだ暗い、松本より30分以上は遅いだろう。鹿児島中央駅6時42分発の新幹線各駅停車「つばめ」自由席に乗り込む。つばめは座席背面や内装に木が多く使われている水戸岡鋭治デザインの車両で何となく落ち着く。新幹線通学する制服を着た高校生が途中で乗り降りするのを見て、そういえば今日は平日だったんだ。新八代を過ぎて熊本平野に入るとトンネルも無くなり明るくなった八代海の彼方に雲仙岳が見える。約1時間で熊本駅、今日は南阿蘇鉄道による予定だ。熊本駅の吉野家で朝牛定食を食べて肥後大津へ行く列車の時間を再確認「8時48分」。この数字が後でチョンボを招くことをこの時点では知る由もなかった。待合室で時間調整してから乗車ホームへ行くと電光掲示板に8時48分という文字が見えたので入ってきた電...九州紀行その6:南阿蘇鉄道に乗る
鹿児島中央駅に戻ったのは18時42分。駅近くのホテル「タイセイ」に荷を下ろす。この時期はシーズンオフなのだろう、インバウンド需要でやたらホテル料金が高騰している昨今4,500円とは嬉しい料金だ。とにかくシャワーがあって寝れればいい。鹿児島市は人口60万人弱と思ってたより大きい街だ。ひと休みしてから飲み屋の集中する繁華街の天文館通りへ行ってみることにした。大きな川の橋を渡ると、コートを翻して誇らしげな大久保利通の銅像がライトの中に浮かび上がっている。鹿児島といえば利通さんより西郷どんだよなぁ。適当に横道に入ったりして20分近く歩いたろうか、天文館通りまで来るとやはり飲み屋がたくさんあり賑やかだ。早速居酒屋探訪を始めるがどうもいけない。何軒か覗いてみたが若者向きの賑やかだったりお洒落な店ばかりでこれはと思うよ...九州紀行その5:鹿児島(で)ラーメン
指宿枕崎線はとにかく揺れることで有名だ。そのうえ沿線の所々にジャングル状の茂みがあり車両が揺れると草木が車体にビシバシ当たることがある。営業係数が2023年度1,544つまり100円稼ぐのに1,544円かかる赤字路線で、JR九州としてはあまり金をかけたくない路線なのだろう。将来的には山川~枕崎間は廃線になるかも知れない。線路に並走する道路を車が列車を追い抜いて走っていくのが車窓から見えた。開聞岳は地図を見るとイボのようにそこだけポッコリ海に突き出している珍しい地形だ。しかも列車が走っている位置に関わらずどこからでもあの甘食状の整った形を見せている。日本中の何とか富士の中でも1,2を争う美形だろう。そんな開聞岳を眺めつつ枕崎までは約1時間、途中駅で乗り降りする乗客はほとんどいない。枕崎に到着すると空は明るい...九州紀行その4:鰹を逃がす
ホームに降り立ち開聞岳に向かって走り去る列車をビデオに収めようとするが人が多くてうまく撮れない。ほとんどの人が車で来て、列車、開聞岳、菜の花の三点セットを写真や動画に収めようとひしめき合っていて中国語も耳に飛び込んでくる。そして列車が去るとホーム上の端に建っている日本最南端駅の碑の横でお約束の記念撮影だ。人が少なくなったところを見計らって自分も近くにいた夫婦連れにシャッターを押してもらい、お返しにツーショットを撮ってあげる。駅前には菜の花にちなんだ黄色いポストがある駐車場と道路を挟んで「かいもん市場久太郎」という店がありいろんなお土産を取り揃えて賑わっている。どうも指宿の漬物製造会社がやってる店の様で製造元久太郎と書かれた漬物もたくさん置いてある。ちょうど昼飯時で食べ物を物色したが腹を満たすようなものはな...九州紀行その3:最南端駅は観光地
枕崎行の列車が入線し30~40人の乗客が乗り込みパラパラと席を取る。自分は最後尾に陣取り、立ったり座ったりして後方に流れゆく景色を眺めることにする。それにしてもう何か月も洗車をしてないように窓が汚く、外の景色がソフトフォーカスのようなのは桜島の灰がくっつくせいなのだろうか?この路線に乗るなら席は海側に限る。錦江湾の彼方には噴煙たなびく威風堂々とした桜島とそれに連なる大隅半島の山々、そして海と空が青のグラデーションを描く。指宿近くまで列車がカーブを曲がる度に桜島が横に見えたり後ろに移動したりして見ていて飽きない。ディーゼルの音を響かせ走るキハ47に思わず六角精児バンドの歌「ディーゼル」が脳内でヘビロテする。途中の宮ヶ浜駅近くでは長渕剛ゆかりの地というでかい看板が目についた。なんでも母親がこの地の出身で子供の...九州紀行その2:日本最南端駅とうちゃこ
まだ薄暗い朝もうワンランク防寒性の高いウェアにすれば良かったかなと思いつつホテルから駅へ向かう今季最強かつ最長寒波がまだ日本列島に居座っているのだ昨日は午前中仕事があったので午後の「しなの」「のぞみ」と乗り継ぎここ岡山駅近くのホテルに前泊した朝6時51分の鹿児島中央駅行「みずほ」に乗り込みほっと一息九州新幹線に乗るのは二度目だが全部2列シートなので広くて快適だ朝食のパンをかじりながら明るくなってきた車窓に流れる風景を眺める房総半島もそうだったけれど暖かい地方に行くと目立つのが竹藪だかつては生活用具の材料などに利用されていた竹林も手入れが行き届かなくなるとあっという間に周りに侵食し広がっていく竹藪の蔓延る風景はどうもいけない九州に入るとトンネルの数が一段と増え車窓風景を楽しむどころではないのでウトウトまどろ...九州紀行その1:初薩摩でごわす
美術館でロートレック展を観て昼飯は以前から気になっていた小波食堂へ初めて入る店のドアを開ける時にはちょっと緊張する井之頭五郎さんの気分だ引き戸を開けて目に飛び込んだのは昭和の食堂風景これは良いコの字カウンターにはおじさんが一人ラーメンをすすってる反対側の席に座ると感じの良いおばさんが「いらっしゃい」ご主人と二人でやっているようで営業時間も11時~18時早速ホルモンと瓶ビール中とキムチを注文旨い!呑み終わってからラーメンで〆ておおいに満足写真撮影をお願いすると結構撮っていくお客さんがいるとのことリピーター確実の店でした小波食堂
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新清水トンネルを抜け魚沼郡のスキー場エリアに入るとそこはまだしっかり冬景色。この辺りの春の訪れはいつ頃なのだろうか?松本では桜が満開だった。土合駅9時52分長岡行4両編成の乗客はまばらでボックスシートに一人掛け。まだ雪に覆われた魚沼平野とその東端に屏風のように連なる越後の山々の車窓風景を、渋川駅の売店で買ったやたら硬いグミを食べながら眺めていると越後川口までの1時間半は全然退屈しない。越後川口到着はちょうど昼飯時。昨年、只見線に乗った帰りに駅前の寿司屋で旨いランチを食べたが本日休業だったので、少し歩いて国道沿いの蕎麦屋であなご天ぷら+ビール+カレー蕎麦をいただく。時間調整で駅近くのミニスーパーを覗いたら好物の棒鱈を見つけた。地元でも買えるだろうが女房は絶対に買ってこないだろうし旅先では少しでもお金を落とそ...モグラ駅から上越線~飯山線~上越新幹線~篠ノ井線
新清水トンネルの完成は昭和42年で、その時に斜坑を利用した土合駅が地下70メートルのモグラ駅として誕生した。地上の改札口に出るまで486段の階段を上らなくてはならない。そのまっすぐ地上へ向かう階段の前に立ってみると思わず、おおっ!!以前訪れたえちごトキめき鉄道の筒石駅もモグラ駅だけれどトンネルのスケール感は土合駅の方が一枚上で日本一と称するに値する。大江戸線の六本木駅は別として・・・しばらくホームを探索。本来は待避線と通過線があったようだが上越新幹線開業後列車の本数が激減し待避線の必要がなくなり、通過線の方にホームが増設され待避線の方はレールが剥がされ封鎖されている。待合室の隣の元指令室はビール貯蔵庫に流用され、トンネル内の一定温度を利用してクラフトビールを熟成させているのがガラス戸越しに見える。これはモ...モグラ駅:その2
知らない街をぶらぶらするのは面白くて好きだ。昨夜泊まった渋川の街は地味で興味深い所があまりなかったが、タイミングよく入れた居酒屋でおいしい肴でお酒を飲むことができたのはその街の良い思い出となる。店名の「クロ」とは店主の黒々とした毛量豊かな頭から名付けたのだろうか?だったら面白いが年を取ったら「シロ」だ。翌朝、意外と充実したホテルのバイキング朝食を食べて7時38分の上越線水上行に乗車。小雨に煙る利根川沿いの車窓風景をぼんやり眺めつつ30数分ほどするとやがて対岸に水上温泉のホテル群が見えてきた。よく見るとここも以前訪れた飯坂温泉同様大きな廃墟ホテルが目に付く。バブル時代に建てられた大規模ホテルの倒産廃墟化はあちこちの有名温泉地が抱える大きな問題で、多くの廃墟系ユーチューバーがその実態をアップしている。水上駅で...モグラ駅その1
穂高駅ロータリー脇にある地ビールが飲める店。カキフライと塩豆をつまみにペールエールいただいて魚のあら汁付スパイシーカレーで〆。メニューも結構あり魚系の定食も気になったが、多分何を食べても旨いだろう。「リゾートビューふるさと」のお昼の弁当がネットで注文できるそうだ。「鉄道で巡る信州酒蔵スタンプラリー」というイベントの加盟店だったので応募用紙にスタンプを押してもらった。抽選で日本酒やワイン、ビールなどが当たるそうだ。駅前食堂:安曇野ブルワリー
松本駅からSuicaの使えるエリアが拡大したということで早速利用。と思ったが改札で拒否られた。以前にも一度拒否られてその時は紙の切符で乗車したのだが、コンビニ、自販機、旅先のバスや市電などでは普通に使えていたので、対応していないのかな?くらいにしか思わなかった。しかし、今回は使えることが確実なので駅員に聞いてみたら、一昨年勝沼からSuicaで乗車して初狩まで行ったのだが、その時の清算ができていなかったのでJRでは拒否られたということだった。そういえば駅構内の写真や動画撮っていてそのままうっかり出てしまったのだろう。その時の写真を見てみるとちゃんと簡易Suica改札機があった。何百万というデータを捌いているデジタル恐るべし。Suica
再開発という名の破壊から辛うじて逃れられた篠ノ井線明科駅近くの三好食堂。暖簾が出ているだけで店の名前も出ていないので、知らないとここが食堂とは気が付かないだろう。摺りガラスの窓越しに並べられた食器類が辛うじて食堂の証となっている。参政党から共産党、自民党、幸福実現党まで壁に貼られた政党ポスターは、節操がないわけでなく頼まれれば断らないという店主の気前良さだろう。昼のピークも過ぎた時間に入店すると他に客はいなく朝ドラの再放送が流れていた。手書きのメニュー表の価格設定を見ると、ここ何年も据え置きだろうという感じで嬉しくなる。とりあえずビールとモツ煮を注文。モツ煮は意外にも鳥モツでレバー、砂肝、鳥皮がこんにゃく玉ねぎなどと煮込まれていてこれはこれで旨くビールによく合う。〆を何にしようか?ラーメンもカレーもチャー...駅前食堂:三好屋食堂
「キッチンきこり」何となく洋食屋のような店名だがこてこての昭和食堂で大糸線北松本駅の脇にある。店の佇まいからして半世紀近く営業している感じだが入ったのは今回が初めて。土曜日のせいか他に客はいなく初老夫婦が暇そうにしていた。メニューはごく一般的な食堂メニューで表の裏側は英語表記になっていた。近くにゲストハウスでもあって外人も来るのだろうか?カツカレーを注文して店内をじっくり眺める。壁には御嶽海の飲酒運転根絶ポスターなどいろいろなものが張られていて典型的な昭和食堂だ。ピンクと白のチェックのテーブルクロスが雰囲気をさらに盛り上げる。カツカレーのご飯は少なめにしてもらったが普通の量くらいあった。これだと普通盛とか大盛はどのくらいになるのだろうか?カレーはおいしかったが御飯が少し柔らかいのとルーが少なかったのはちょ...駅前食堂:キッチンきこり
秘湯の部類に入るのだろうか?4軒ある温泉宿の一軒の玄関先に「日本秘湯を守る会」の提灯がぶら下がっていた。「霊泉寺温泉」とはいかにも効能がありそうな名前だ。ここの共同浴場に前回来たのは10年ほど前だったか、その時は入湯料100円だったが三才山の有料トンネルが往復で1000円かかった。今はトンネルは無料になったが入湯料200円で4月からは250円になるそうだがそれでも安い。200円を料金箱に入れて中に入ると、脱衣場は狭いが風呂場は意外に広く1.8×3.6メートルくらいある浴槽には先客一人が入っていた。カランは4か所でシャワーはない。もちろんボディーシャンプーとかもない。源泉かけ流しということで最初入った時には熱いと思ったがすぐに慣れて適温に感じ、温泉成分がじわじわと体にしみ込むような気がする。鄙びた昭和の湯治...霊泉寺温泉
テレビに映っていたのを家人が見て懐かしい!と言って、早速ネットで調べて取り寄せていた。とっくに無くなっていたものと思っていたらまだ製造されていたんですねぇ。気化熱を利用した微妙な温度差でエーテルが上下するらしい。吉田類が酒場放浪記でコップ酒飲むときによく言うやつだ。昭和の香り:水飲み鳥
スケルトンのエレキギター・・・・じゃなくてハサミ。刃物の町関の工場で作られたもので、家人が楽器店で見つけて面白いと言って買ってきてくれた。さすがにメイドイン関、切れ味は申し分ない。スタンド付きなのでとりあえず飾っておきますか。関のエレキギター
2025年3月15日のダイヤ改正でJR北海道の東滝川駅、東根室駅、雄信内駅、南幌延駅、抜海駅の5駅が廃止された。昨年は北海道乗り鉄で東滝川駅以外は車窓から見たり訪れたりした駅だったので一抹の寂しさを感じた。少子化と過疎化で北海道の鉄道は今後ますます厳しい状態が続くでしょう。秘境駅の糠南駅や小幌駅は残してほしいものですが路線そのものが廃線となるかも知れませんね。東根室駅雄信内駅南幌延駅抜海駅JR北海道の5駅が廃駅
創業60年以上でソース焼きそば一筋の「たけしや」に入ったのは、久住昌之氏が宇都宮の激渋焼きそば専門店のソース焼きそば礼賛のエッセイを読んだからだ。たけしやに来たのは何年ぶりだろうか?だいぶ前にリニューアルされて店内はおひとり様に優しいレイアウトになっているのがうれしい。焼きそばは加える具材と量で値段が変わるがキャベツ焼きそば並み500円からで、今日は少し奮発して肉野菜焼きそば950円とキリンラガー中瓶を注文。焼きそばの出てくるのが早いのはソース焼きそば一本に特化しているからで、この店独特の太麺にしっかり絡んだ甘辛酸っぱいソース味が旨く、口中に以前食べた時の記憶が蘇がえり幸せホルモン放出だ。卓上には紅ショウガ、ふりかけ、七味、ニンニク酢、ソースが置いてあり追いソースで味変。並みでも自腹満足「いただきました」...松本でソース焼きそば一筋60数年:たけしや
普段使う調味料の中で、手前みそという言葉が生まれたたくらいで味噌ほどその味や香りがバリエーションに富んだものはないだろう。原料や蔵によってはもちろん、同じ蔵でも塩と麹の割合や熟成度でまったく違った味や香りになる。そんな味噌が好きで道の駅では必ず地元で作られているのをチェックするし、出先で味噌屋があれば寄ってみる。そんな訳で仕事場には常時5種類くらいのストックがあって昼飯の時に自分で味噌汁を作ってスタッフにも振舞っている。一概には言えないけれど味香りはやはり値段に比例していると思う。先日、茅野の味噌蔵で買ってきたこの味噌、さてどんな味かな?味噌
以前Tさんのブログで、街歩きの途中に出会った自分の口座のある銀行のATMに千円(?)を入れる、いわゆるウォーキング貯金をしていることを読んで、なるほど自分もやってみようと思いつつも実行には至っていなかった。先日読んだ本に「旅行貯金」の事が書いてあった。全国津々浦々に2万局以上ある郵便局、旅先のその窓口で入金すると本来空欄になる支払金額欄に局名スタンプを押してもらえるということを知った。一説には昭和30年代に貸し切りバスの運転手やガイドの間で流行して昭和末期に広まってきたらしく、スタンプは本来業務用のものでどこの局にもあるらしい。ということで、試しに地元の郵便局窓口でその旨話しをして入金したら快く押してくれた。これから茅野へ行く予定なのでそこでも入金して押してもらおうと思っていたが、昼にビールを飲んだらすっ...旅行貯金
丁寧に下ごしらえされたモツは程よい柔らかさで味付けも濃くなく余計な具材も入っていないのが潔く、ビールのあてによく合う。店内はその大きな外観に似合わず大小のテーブル2席と小上がり3席とこじんまりしているが、二階では宴会もできるようだ。メニューは丼物、定食、麺類などの王道系。ここ茅野市の「食事処やまと」はいかにも昭和の食堂で先客のテーブルでは作業員風の男性4人が旨そうにトンカツなどを食べていて、若い女子は寄せ付けないような雰囲気がうれしい店だ。追加の肉野菜炒めも味付けが濃すぎずおいしくいただけた。店の近くには「発酵パーク」と冠された味噌工場があり、工場見学ができるようなので歴史の詰まった味噌蔵や機械類を興味深く見学させてもらった。蔵の奥には御柱博物館、貧乏神神社なんてのもあり、土産コーナーやカフェコーナーも併...茅野さんぽと食事処やまと
昭和27年に生まれて以来ビタちくと呼ばれ信州人のソウルフードとなっているスギヨのビタミンちくわ。製造は石川県だけれどその7割が信州で消費されているという。能登半島地震では工場が甚大な被害を受けたものの無事再起を果たした。海なし県信州人にとって魚のすり身を使用したちくわは当時貴重な食材で、スギヨは鮮度を保つためにちくわの穴の部分に塩を詰め木箱に入れ輸送したので、食塩とのセット商品として人気が出たということだ。塩は当時専売制だったから自由に流通できなくその点で貴重だったのかもしれない。いずれにしてもイナゴ、蜂の子、ザザムシ、蚕の蛹まで蛋白源として食する信州人にちくわは手ごろな蛋白質供給食材でもあったのだろう。そのうえビタミンとつくくらいで脂溶性のAとEが多いらしい。マルチな素材としていろんな料理に使われるが、...ビタちくたい焼き
以前、松本から上総亀山へ行く途中、木更津駅で途中下車しようと思ったら切符が自動改札機から出てこない。駅員さんに聞いたらここで途中下車すると前途無効になってしまうということだ。駅員さんに改札機から出してもらいよく見ると確かに書いてある。営業キロ数101キロ以上だと途中下車ができるということは頭にあったが、松本駅が東京近郊区間に含まれるとは知らなかった。つまり、「大都市近郊区間内相互発着」の乗車券はルートが多岐にわたるので最短距離で計算してあるため途中下車できないということだ。もし途中下車したいなら近郊区間に含まれない北松本駅からの切符を買えばいいことになるが乗車ルートの設定が必要になるということだ。この近郊区間が設けられているのが東京、仙台、新潟、大阪、福岡ということで注意が必要となる。このルールを利用した...途中下車のルール
味噌カツといえば名古屋、八丁味噌ベースのアレが思い浮かぶがここのはちょっと違う。信州味噌を使ったタレを纏ったロースカツ丼で、しょっぱ過ぎず甘すぎず出しゃばらずに優しい味噌味がカツの旨味を引き立ててくれる絶品だ。半透明のフレーク状のものが下に散らしてあるがこれは諏訪盆地特産の寒天で、味も触感も主役の邪魔をしなくビジュアルを引き立てる名脇役といったところか。とにかく見た目、味ともに唯一無二の味噌カツ丼だと思う。入り口は初めてだとちょっと入るのをためらうような造りだが、ドアを開けると中は結構広くカウンターもある。注文は今時のQRコードを読み込むシステムになっていてメニューもいろいろあり全部旨そうで悩む。居酒屋メニューもあり奥のテーブルではおっちゃん達が旨そうに一杯やっていた。それにしても最近トンカツ食べすぎか(...信州諏訪みそカツ丼
飛騨金山で筋骨めぐり
何年か前に自転車で郡上八幡からの帰りに立ち寄った飛騨金山飛騨街道の宿場町の面影を残した趣ある町並みにいつかゆっくり訪れてみたいと思っていたそんな町に筋骨めぐりというものがあることを知ったのは比較的最近のことだ筋骨とは飛騨地方の呼び名で細い路地が迷路のように絡み合っている公道のことでまさにあばら骨や筋のイメージだそこに住む人たちの近道としてのこの共同道路をめぐることが観光資源にもなっている路地や水路を跨ぐ渡り廊下でつながった家水路にオーバーハングしたハウルの動く城のような家タイル張りが美しいかつての昭和の銭湯などなど不思議な昭和の空間だったが朽ちていく家もあり戦後の建築基準法や消防法制定以前に造られたこういったおおらかな建物はやがて消滅していくのだろう全部公道です飛騨金山で筋骨めぐり
久々の北国街道再訪今回の主目的は昭和レトロ食堂で昼飯上田市役所に車をデポして北国街道を北上かつて養蚕で栄えた大きな家々が建ち並ぶ塩尻地区の風景はお気に入りその手前の道標の碑の所で大きな桑の木に桑の実がたわわになっているのを発見私有地ではなさそうなのでちょっと頂くつもりが結構食べてしまった何十年ぶりだろう程よい自然の甘さに手と舌も真っ青だ近くにあったこれは蚕種の保存蔵だろうか?昼は以前走った時に気になっていたまちだ食堂SBCのテレビ番組にも取り上げられていた鉄板ナポリタンをいただく熱々ソースたっぷりでとても旨かった近くにあったらリピーター間違いなし食休みを兼ねて近くの千曲川バラ公園へちょいと遅くて結構枯れた花が目立った前回は戸倉上山田まで行ったが今回はここが終点帰りは向かい風の千曲川管理道路北国街道:桑の実と昭和食堂
以前から気になっていた食堂「白雪」まさに絶滅危惧種のザ・昭和食堂カウンターからは長年使い込んだ器具が雑然とも見えるが効率的配置なのだろう厨房が丸見えで70歳過ぎと思えるおじさんおばさん4人が手際よく動いている注文したチャーハンが来るまで厨房を見ていて飽きないメニューが多い上に量も多く肉体労働や若者には人気がありそうで色々食べてみたい店を出るときおじさんヘルメットかぶってスーパーカブで出前に出かけるところだったこれも今となっては珍しい昭和の風景だ蛇足だが店に行く途中薄川沿いで見かけたガードレールかなり古いもので珍しい形状だった昭和食堂「白雪」
宗谷本線で稚内へ:動画
鉄道最北の駅稚内着12:07分駅の風景はYouTubeで見ていたので分かってはいたが実際降り立つとやはり感激だいそいそと定番撮影ポイントをカメラに収めるしかし寒い!駅前の温度計は9.7度ダウンベストを持ってきたのは正解だレンタサイクルを借りて先ず昼飯寒いのでラーメンを食べたかったが数少ない食堂はどこもいっぱい結局セイコーマートの味噌ラーメンを店の外でかき込む駅周辺の有名な防波堤などを見てからノシャップ岬へ向かう海岸線を走って約15分か20分くらいだ沿道には小石を敷き詰めた昆布干し場などがありなかなか風情がある岬に着くと遠くにどっしりとした利尻富士がうっすらとであったが見えたのはラッキーだった市内に戻って散策後宿にチェックイン宿の窓からは宗谷岬とはるか彼方にぼんやりと樺太の島影が見えた夜はシマホッケを肴に一...宗谷本線で稚内へ:寒い!
ホームで入線を待っていると冬用の大きなシュラフをリュックに括りつけたおじさんが親しげに話しかけてきたやはりこれから稚内行くということで夕べは公園で寝たが寒くてよく寝れなかったとか新潟からGWなのに予約なしでもフェリーに乗れたとか面白そうなオッサンだった列車の中でも利尻島で仕事していて屋根から落ちて死にそうになり稚内の病院に入院していたとか札幌で代行やっていて冬は怖かったとかそんな自由に生きているような人の話を聞くのは面白いそのオッサン含めて10人ほどの客を乗せた2両編成の気動車は6時3分に旭川駅を出発した数年前に途中の12駅が廃駅になって所要時間が短縮されたと言っても稚内までは6時間だ距離は約300キロ名寄で一両が切り離されそこからは単行となる名寄以北は趣ある木造駅舎や秘境駅と言われる駅もあり乗降客はほぼ...宗谷本線で稚内へ(4):各駅停車でいざ稚内
旭川の駅に降り立つとちょっと不思議な感じがする北海道のこんな内陸の盆地にどうして北海道第二の人口30万人を超える大きな街ができたのだろう?どうやら明治期に陸軍が札幌から移転して軍都となりその関係物資輸送や人の往来が盛んになったことがベースのひとつになっているようだ土地の余りある北海道らしく駅前の贅沢に広いスペースの周囲にはホテルやイオンの大きなビルが立ち並ぶJRホテルにチェックイン後夕飯ついでに街ブラ札幌もそうだけれど格子状にきっちり区画された街はいまひとつ面白みに欠ける北海道名物のひとつはジンギスカン有名店だろうかまだ5時過ぎだというのに店の前と通りの反対側の待合所には順番待ちの多くの人たち聞えてきた呼び出し番号は40数番だったジンギスカンなら信州でも食えるメインストリートを外れところにあった年配ご夫婦...宗谷本線で稚内へ(3):旭川の夜
5月3日大宮発6時25分のはやぶさは当然ながら満席仙台、盛岡と空席が増え新青森からはガラガラだ青函トンネル走行時通常は貨物列車とのすれ違いの風圧を減らす為速度を160キロに落とすがゴールデンウィーク中は一部の貨物が運休となるということで260キロで走るそうだただ今回乗った便は速度を落としたようでトンネル通過に30分近くかかった最深部海面下240メートルの長いトンネルはどうもいやだ早く通り過ぎるに越したことはない新函館北斗駅到着10時22分11時5分の北斗9号に乗り換えて札幌着は14時41分の長丁場昼飯用の駅弁を買うがさすが北海道旨そうな駅弁目白押しだイカにニシンにウニいくらしばし悩んだ末とりあえず定番カニ飯弁当を購入竹の子の千切りが入っていて良いアクセントになっていて旨かった函館始発の北斗は満席で隣も後ろ...宗谷本線で稚内へ(2):駅弁に迷う
5月2日午前中で仕事を切り上げいざ北海道へ明日の朝イチの新函館北斗駅まで行くはやぶさに乗るために大宮で前泊先ずは松本駅前で昼飯イイダヤ軒のかき揚げ蕎麦か松屋の牛丼か・・・・・そうだ!久しぶりに高橋食堂にしようという訳でここのカレーライスは初めて食べてみたがキッチン南海同様好みの味だしなの、あさまと乗り継ぎ4時前に大宮のホテルにチェックインしてかねてから訪れてみたかった氷川神社へ約二キロ続くケヤキ並木の参道は評判通りなかなか素晴らしいしかしあまりにも大木ゆえ枯れ枝が落ちてこないかとか秋の落ち葉掃除は大変だろうとか負の思考を巡らしてしまう境内には何故か戦艦武蔵の碑があった傍らの説明文を読むと艦内神社として氷川神社が分祀されていたとのことだ帰り道に好みの昭和レトロな食堂を見かけたが今日は休業しばらく駅近辺をぶら...宗谷本線で稚内へ:大宮氷川神社
久々の白馬ポタこの季節の白馬はとても気持ち良いシーズン初めのウォーミングアップでほぼ平地コース新緑の白馬
黄砂で霞む昨日の諏訪湖一周16キロサイクリングロードが全線開通したということで走ってきた以前の一部車道を走る部分も改善され快適に走れるちょうど桜も散り始めで桜吹雪舞う所もサイクリングロードだけでは物足りない時はそこから逸れてあちこちウロウロするのも面白い諏訪イチ
桜の咲く頃はジャガイモの植え時不耕起無肥料の自然農法が理想だが元々田んぼの粘土質で現状の土壌では無理とりあえず慣行農法での植え付けだが最低限化学肥料は使わない畑の一部は協生農法にトライしようとプルーンスモモアーモンドいちじくの苗木を植えてみたが育つのは数年後だ午後は久々のポタリング薄川も弘法山も桜が満開だ春の農作業開始
アーモンドはカリフォルニアなんかの温暖な地で栽培されているイメージだがプルーンやイチジクの苗木を買いに行った時に目に入っておや?店の方曰くこの松本でも育つから大丈夫花が綺麗ですよと言う訳で購入畑に植えておいたらなるほど綺麗なピンクの花が咲いてきた大きく育ってほしいものだアーモンド
考えてみたらあずさが新型になってからまだ一度も乗ったことがなかったという訳で暇に任せてあずさで南小谷へ行ってみることにえきねっとのチケットレスは100円割引でさらに信州ワンデーパスだと往復乗車券買うより安上がり大糸線を特急で走るのは何だか新鮮だ南小谷到着は11時59分昼飯は予め調べておいた食堂へここの店主は狩猟免許を持っていて獲物の熊汁を提供してくれるということでかつ丼+熊汁を注文熊肉を食べるのは初めてだが臭みもなく柔らかく適度な脂もあり結構旨かった手打ちそばも旨そうだった南小谷の駅舎待合室の一角は畳敷きなので昼寝しながら帰りの時間待ちができるのだ南小谷へ熊汁を食べに行く
今回タイミングよく小雪舞う夜明けの雪景色に出会えてラッキーでした。なかなか良い雰囲気でした。冬の只見線に乗る:動画
会津若松駅近くのフジグランドホテルにチェックインして近くの居酒屋へ会津娘、一生青春、凛(孫の名前と同じ)、こてらんに(こたえられない程よいという会津方言だそう)名前で選んだ会津の地酒4種類を呑み比べてみたけれど元々日本酒はあまり飲まないので旨いかどうかよく分からないただこれぞ米の酒というしっかりした味だった翌朝の始発はタラコ色の単行車両で6時8分発5時半にはホームに行って席を確保その後ぞろぞろ乗り込んできて発車時に席は7~8割くらい埋まっていた乗客は会津若松から小出に向かう下りの方が多く人いきれで窓が曇り拭かないとまるで外が見えない曇り止めが施されている後部運転席横へ行って流れる景色を見たりビデオを撮ったりで途中から2時間くらいは立っていた雪も少し溶け木々の雪化粧が落ちると昨日とは違って寒々とした風景にな...冬の只見線に乗る:乗り鉄満腹
会津川口駅発12時29分只見川の右岸を走ったり左岸に渡ったりでその度に見応えある橋梁を通過する只見川橋梁は全部で8か所ありそのうちの幾つかが2011年の豪雨で被災した小出方面に通じる冬季の重要な交通手段として11年の歳月をかけて復旧したが今度被災すれば廃線もあり得るかも?今年は特に雪が少ないということで次第に雪が消え会津盆地に入ると全く雪が無い2時過ぎに会津若松駅到着まだ十分時間があるので会津鉄道で猫の駅長がいるという芦ノ牧温泉駅へ行ってみることにした芦ノ牧温泉の駅舎にはたくさんの土産用猫グッズしかし肝心の駅長さんは奥でお休み中で撮影も禁止さらに悪いことにネットで調べた時刻表の土日運休を見落とし1時間後に会津若松駅まで戻れると思っていたら2時間後だ仕方なく駅周辺をブラブラしたり廃車両を利用した資料館を覗い...冬の只見線に乗る:猫の駅長
会津川口駅に着いたのは八時ちょい過ぎすぐ脇に只見川のダム湖が広がる雰囲気のある駅だ程なく会津若松始発小出行が到着小出始発の方は2両でガラガラだったけれどこちらは単行なのでほぼ満席只見線は宿泊の関係か始発だと会津若松から小出に向かう下りの方が利用者が多い乗客は慌ただしく駅のトイレや売店での買い物を済ませ10分の停車後ディーゼル音とともに小雪舞う中を只見に向けて走り去った乗ってきた車両の停車時間は40分あるが自分はここで途中下車会津若松行が走り去って約30分後当駅止まりの二両編成の車両が到着したこれは折り返し約4時間半後の12時29分会津若松行となる駅舎の売店で記念のTシャツとクッキーを買い荷物を無料コインロッカーに預け会津川口の町を探索時間は十分にある駅前の国道に埋め込まれた消雪パイプから撒かれた水を車がし...冬の只見線に乗る:会津川口途中下車
歳とって良いことのひとつは早起きが苦にならないことだ4時半に起きて5時ちょい過ぎに駅に行くと既にディーゼル音を響かせながら二両編成のキハ110系が待機しているぽつりぽつりと乗り鉄風乗客が現れ会津若松行5時36分は定刻通りに発車乗客は10人ちょっとで予想外の少なさだこの時期の夜明けは6時半頃なので1時間は闇の中昨日買っておいたパンを食べてからしばしウトウト大白川駅に着いた頃ちょうど夜が明け始めてきたホームの反対側には先に回送でやってきた小出行始発車両が待機している小雪舞う山間駅の夜明け風景はなかなかいいものだこの先長い六十里越トンネルやスノーシェッドや雪崩の危険性箇所があるためだろうか次の只見駅までは車掌が乗っているがその後はワンマン運転となる只見までの約20キロを30分かけて走る間沿線の素晴らしい雪景色が...只見線に乗る:夜明けの停車場