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田舎住まい https://blog.goo.ne.jp/onime_001

吸血鬼テーマーの怪奇伝奇小説を書いています。田舎ではスローライフをたのしんでいます。

ソニー・ロリンズは三度カムバックしたといわれています。 アンソニー・ホプキンス主演の「世界最速のインディアン」の二人をめざしています。 ということはだいぶ歳もくたびれていますが、精神には衰えはありません。 なにせ吸血鬼作家ですから。 よろしくご愛読のほど。ズズイットおねがいします

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2007/08/13

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  • 道路に緑の血が流れていた。麻屋与志夫

    2月18日土曜日白っぽい道が緑色に染まっていた。道路標識なら「緑」は安全。GOのサイン。だが、わたしには、危険信号。わたしは、吸血鬼作家。吸血鬼のことは若い時からずっと書いてきている。吸血鬼の流す血は緑ときめている。もっとも、緑の血を流して吸血鬼が死ぬということはない。だいたい永遠の命を持つ吸血鬼が緑の血を大量に流して、出血死。なんてさまになりませんものね。吸血鬼が死ぬのは光をあびての死。えっ、なんですか?乱杭歯のあいだから深紅の血を流してるじゃないか。あれは、女性のうなじにかみつき吸った血がながれでているのです。道路に緑の血がこびりついていた。わしの頭にはアラームがなりひびいています。ここまでは、妄想の世界。現実はなにかプラスチックの製品が荷台から道路に落ちた。それを何台もの車が引きツブシタということで...道路に緑の血が流れていた。麻屋与志夫

  • 朝に傑作が書けたら、夕べに死すとも可なり。麻屋与志夫

    2月17日金曜日晴室温4℃現実感がうすれてくる。車道を、信号機のない横断歩道を渡るのも命懸けだ。ところが、ところかまわず、杖をついて横断しているお年寄りをよくみかける。スタスタスタと健脚を誇って素早くわたっていく老人もいる。危ないな。と心配になる。なんて無謀なことをするのだ。自殺願望でもあるのだろうか。そう疑いたくなるような行動だ。ところが、GGも寄る年波、最近すこしなにかおかしくなってきた。現実感がうすれてきた。あまり危険を感じない。じぶんのしていることがわからないのだ。先日も散歩に行き脚の調子がいい。30分しか歩けないわけなのに、少しも疲れない。これなら、まだいける。うれしくて、興奮して結局120分ほど歩いた。家に帰って来てから、さらにカミさんに誘われてカワチ薬局まで20ぷん。アドレナリンがでていたの...朝に傑作が書けたら、夕べに死すとも可なり。麻屋与志夫

  • 阿毘羅吽欠蘇婆訶(アビラウンケンソワカ) 麻屋与志夫

    2月16日木曜日室温2℃厳冬並みの寒さ。まるで、そそのまんま、掛け値なしの真冬並みの寒さだ。寝床にいても寒い。頻繁にトイレにいく。いくら頻尿でもこれはひどすぎる。思い切って「おんあびらうんけんそわか」と気合の一声。3、25分だった。コタツの暖房を「中」入れて、いつもは電機料金倹約のため弱にしているのだが、この寒さでは仕方ないだろう。脚は暖かになったが、パソコンを打っていると、手がかじかんでしまう。この歳まで生きてくると、前にも書いたが「オカルトじみてくる」。悪魔の存在と神の存在を信じるようになる。マジで、ホンマ、疑いもなく信じている。このところ、小説の技巧上の問題で、いろいろ悟ることがあったが「噂をすれば影がさす」。カミさんにだけにはそっとの歓びを伝えた。阿毘羅吽欠蘇婆訶(アビラウンケンソワカ)麻屋与志夫

  • ほそゆき。ほそくん。 麻屋与志夫

    2月10日金曜日雪久しぶりの雪。細かな雪だ。旧制中学の時、谷崎の「細雪」が国語の教科書にのっていた。朗読を指示された、?君が……だれだったのだろう。勢いよく立ちあがったのはいいが、最初の題名から口ごもってしまった。「ホソユキ」誰かが小声で教えた。元気な声で「ホソユキ」。どっとクラスの半分が笑い声をあげた。もちろん谷崎の「ささめゆき」だ。またある時、「細君」、まただれかがイタズラをした。「ほそくん」この時は、笑うものはあまりいなかった。旧制中学の教科書はむずかしかった。教科書とはいうが新聞紙のように印刷物だった。それを裁断して綴じた。万葉集がのっていた。一年生の教科書だ。現在では中学三年生の教科書にのっている。かずかずの思いでにひたりながら、ホリゴタツで小説を書いている。世の中、良くしたものだ。学校での成績...ほそゆき。ほそくん。麻屋与志夫

  • 悪魔払い師 麻屋与志夫

    2月6日月曜日晴超短編小説16悪魔払い師「ミエをはらずに杖持っていったら」さすがだね。長年共棲してきたカミさんだ。突いていったらといわれるのはいやだ。爺臭くていやだ。持っていくのなら。とにかく二本とない杖だ。銀の握りがついている。ぜいたくだ。ステイタスをあらわしているようだ。さもさも富裕階級だといっているようだ。長年の友だちはそう批判する。これほど長くつきあってきたのに、わたしのことをまったく理解していない。杖の上部には両手をかけて立ちあがることができるように補助ハンドルが横にはりだしている。少し疲れた。帰り道というのはいやだ。往路の疲れがいっせいに足をせめたてる。まえに向て足をはこぶよりよこに歩いたほうが膝の負担が軽くてすむ。しかたないから、聖マリアンヌ幼稚園の鉄の柵に片手をあずけて蟹歩。みっともないっ...悪魔払い師麻屋与志夫

  • 聖母幼稚園の柵にすがって蟹歩き。麻屋与志夫

    2月3日金曜日晴いつもの散歩道。北小学校の目下改築中の塀のところまでしか歩けなかった。膝が痛む。がまんしきれずに、見えも外聞もない。右足を引きずる。「杖をつきなさいよ」とカミさんに言われている。見栄でつかないわけではない。杖にたよると、ますます足を労わりすぎることになる。そして、次はなにに頼ればいいのだ。コンクリートの歩道の白い固さが恨めしい。歩いてる人はいない。歩道の隅には金さび色の落ち葉がちらほら見られる。これから10年生き長らえるのはよういなことではないな。脚が痛みでふるえてくる。聖母幼稚園の塀にすがる。蟹のように横歩き。両手ですがっているので横歩きするしか方法がない。塀が無情にも途切れる。5メートル先までよたよた歩き弁天池の手摺に頼る。書家の相沢春洋先生の長男が、忠君といったかな?卒業時、彼のサイ...聖母幼稚園の柵にすがって蟹歩き。麻屋与志夫

  • 天井が落ちてきた。 麻屋与志夫

    2月2日木曜日晴4℃夢見るGGの夢占い。天井が落ちてきた。もともとわが家の裏板は、築百有余年の古民家なので、新建材のようにはいつもぴかぴかというわけにはいかない。木の瘤あと、小さな節がいくつもある。節は寄る年波でポカっと穴になっている。節穴はあちこちにある。掘りごたつで仰向けにねている。節穴から光がもれてくる。プラネタリュムだ。などとうそぶいていたGGなのであります。ところが、夢でこの天井がついに崩壊して落ちてきました。屋根にも大きな穴があいた。光の柱が部屋に神々しく差し込んできた。見上げると紺碧の空。えらい夢をみたものだ。これはすごくいい夢だと自己解釈。天井は抑圧、ストレスをあらわす。生きていくうえで、蓄積していたそれらの負の重荷が壊れた。解放される。自由になれる。そのうえ、晴れ晴れとした青空を仰ぎ見る...天井が落ちてきた。麻屋与志夫

  • 万物の霊長。猫又のように化けられるのだろうか。麻屋与志夫

    2月1日水曜日小説を書くことに集中することにした。テレビを見る時間を出来るだけ少なくする。時代劇だけ見ていればいい。あそうだ、FBIの2作品は見なくては。小説の構成の参考になる。日本の作家はほとんど起承転結の構成法を守っている。わたしは、ノコギリの刃のような構成がこのところの好みだ。1月は小説を書くことに集中できなかった。そのかわりブログはほぼ毎日書けた。両方、書けるように精進するべきだろう。1日に50枚書けた最盛期がなつかしい。猫が歳をとると猫股になるという伝承がある。万物の霊長たる人間さまはどう変化するのだろうか。人生100年時代というが、テレビを見ていても、健康面ばかりが話題となっている。だれか化けてほしい。妖怪じみた人が出るようだったら、GGも追従する。猫股のような妖怪などはどうだろうか。いや、妖...万物の霊長。猫又のように化けられるのだろうか。麻屋与志夫

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