相続と遺言について

相続と遺言について

1.相続とは 相続とは、人の死亡によって、その人の財産上の権利(不動産や預貯金など)と義務(ローンや借金など)が、死亡した人の近親者に引き継がれることをいいます。相続は人の死亡のみによって発生し、その亡くなられた人を「被相続人」、権利や義務を引き継ぐ人を「相続人」といい、相続人が引き継ぐ権利や義務を「相続財産」といいます。 2.法定相続人の範囲 相続が発生すると、誰が相続人となるかを確定することが必要です。民法では相続人の範囲を次のように定めています。 第1順位の相続人 ; 配偶者(夫あるいは妻)と子 第2順位の相続人 ; 配偶者と直系尊属(被相続人の両親など) 第3順位の相続人 ; 配偶者と…

2023/04/15 23:24