「新プロジェクトX~挑戦者たち~」「ゴジラ、アカデミー賞を喰う~VFXに人生をかけた精鋭たち~」
日本映画の歴史が変わった瞬間だった。第96回アカデミー賞視覚効果賞を映画『ゴジラ-1.0』が受賞。日本のみならずアジア初の快挙だった。ハリウッド大作では1000人が投入されるVFXの現場で、山崎貴監督率いる山崎組は35人。視覚効果賞は「目指してはならない聖域」とされ、「ハリウッドの20年遅れ」と揶揄された時代があった。山崎たちはいかにして快挙を成し遂げたのか?そこには、運命の出会いがあった。この番組を見て、『ゴジラ-1.0』は“海とゴジラの映画”だったのだと改めて感じた。映画作りでのプロデューサーの存在の大きさ(この場合、阿部秀司と山崎貴監督の関係)や若手スタッフ(野島達司、佐藤昭一郎)の才能を思い知らされた。「ひとりハリウッド」の異名を持つ田口工亮の存在も面白かった。“戦争とゴジラ”に回帰した『ゴジラ-...「新プロジェクトX~挑戦者たち~」「ゴジラ、アカデミー賞を喰う~VFXに人生をかけた精鋭たち~」
2025/02/09 11:00