銀色の道
eko care khaggavisāṇakappo、犀のようにただ独り歩め、so wandle ich einsam wie das rhinoceros、ってフレーズを、もう私は普段使いにしている。なんてことを、1875年、フリードリヒ・ニーチェは、「スッタニパータ(Sutta Nipāta)」を読んで、友人への書簡に書いている。「スッタニパータ」は仏教の最初期の経典。ニーチェが読んだその英訳の第1章第3経「犀(Khaggavisāṇasuttaṃ)」には、42の法話が記され、そのうちの40が同じ...
2025/02/04 08:08