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こんばんは。(^^)/ 今日は、予想問題第1回の第3問で、P/Lを作成する問題です。 (資料3-1) 棚卸減耗損と商品評価損は図を描いて考えても良いのですが、工業簿記の材料費や労務費の差異分析と切り方が異なるので、混乱しないようにする必要があります。 私は、図は描かないで、次のようにしています。 減耗損:当然、原価で減っているので、7,750×(396-360)=279,000 評価損:当然、実地数量で生じるので、(7,750-7,550)×360=72,000 (資料3-3) 備品が200%定率法で、毎月減価償却費を計上しているので、一応、注意が必要です。 T/Bの4,403,400-(98,400×11ヶ月)=3,321,000が期首の減価償却累計額になるので、(9,225,000-3,321,000)÷10×2=1,180,800が年間償却費ですね。 まあ、1,180,800÷12=98,400となり、毎月の計上額は正しかったことになるので、その額で仕訳をすれば良いですけどね。 でも、たまに、期中の数字が違っていることもあるので、期中の計算が正しく行われていたかどうかをチェックする習慣は大切です。(あくまで概算額なので) (資料3-10) 前期末:繰延税金資産 1,451,100 / 法人税等調整額 1,451,100 ----------------------------------- 当期首:法人税等調整額 1,451,100 / 繰延税金資産 1,451,100 当期末:繰延税金資産 1,854,300 / 法人税等調整額 1,854,300 という流れになっていますが、私も(5,298,000-4,146,000)×0.35で求めます。 「法人税等調整額」が貸方残になるので、マイナスすることになりますね。 本問は親切に解答欄に△がありますが、当然、ない場合もあります。