深夜3時の思い出話し

深夜3時の思い出話し

時間は過ぎ去り、戻らないのだろう。   時刻は午前3時。 あたりは静寂に包まれている。 早い時間に目が覚めてしまった。 だが、もう一度寝ようという気にならず、コーヒーを淹れた。 コポコポと音を立ててコーヒーが落ちる。 その音を聞いていたら、すこし昔話をしたくなった。   あれはいつだったか。いつからだったのか。 10歳だったか、12歳だったか、正確には覚えては居ないが、随分...

2024/03/11 20:44