『セーターになりたかった毛糸玉』津田直美著

『セーターになりたかった毛糸玉』津田直美著

セータになりたかったけど、余って仕舞ったひと玉。もしかしたら、あの人形の…ちがった…手袋だった。でも、それは幸せな日々だった。なのに、忘れられて、ネズミにかじられて、もうおしまいだぁ。こんどは、ネコがやって来て、手袋は悲しくて 情けなくてネコは、手袋を切

2023/12/21 00:13