算数で考える『排除の論理』の非合理性

算数で考える『排除の論理』の非合理性

『排除の論理』は明確な定義のある表現ではありませんが、意見が合わない人を集団から排除したり、異なる意見を持つ人を認めずに争ったり、意見の違いを発端として集団を分裂させたりすることなどを意味する言葉です。 『排除の論理』を用いる人は政治的な立場に関わらず存在しています。外国人を追放せよと叫ぶ右派団体も、政治思想の違いで分裂する左派団体も、根底は同じです。 たとえ集団の人数が少なくなろうとも構成員を純化することがより良い結果をもたらすと信じている『排除の論理』は、それはそれで一つの理屈ではあります。数の論理が必ずしも勝るとは限りませんので、少数精鋭が適した場合もあるでしょう。 ただ少なくとも『排除…

2024/03/18 08:18