下垂体性ADH分泌異常症(指定難病72)
下垂体性ADH分泌異常症(指定難病72)バソプレシンは尿量を少なくする作用を有するホルモンで、抗利尿ホルモン(AntidiureticHormone,ADH)とも呼ばれます。血液中のバソプレシンが少なくなると尿量が増加し、逆にバソプレシンが増加すると尿量が減少します。こうした尿量の調整は体にとって大変重要で、例えばのどが渇くような脱水状態では血液中のバソプレシンは増加して体に水分を保持する機構が働きますし、水分を必要以上に摂取した際にはバソプレシンが低下して余分な水分を尿として排泄します。「下垂体性ADH分泌異常症」には血液中のバソプレシンが低下するバソプレシン分泌低下症(中枢性尿崩症)と、バソプレシンが増加するバソプレシン分泌過剰症(SyndromeofinappropriatesecretionofA...下垂体性ADH分泌異常症(指定難病72)
2023/07/17 07:41