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心内膜線維弾性症(Endocardial fibroelastosis)
心内膜線維弾性症(Endocardialfibroelastosis)のページを更新1つあるいはそれ以上の心室ならびに心房に、膠原線維および弾性繊維の増生に基づく心内膜の肥厚を生じる疾患。確定診断は、組織学的所見で、びまん性に心内膜肥厚を認める。高度の心不全を呈し、予後不良である。最近、減少している疾患である。治療は、薬物治療、心室再同期療法、人工心臓の植え込み、心臓移植などである。原因不明である。母親が妊娠中に流行性耳下腺炎に感染すると、出生後、児に本症が発生するという説がある。流行性耳下腺炎ウイルスのゲノムが検出されたり、妊娠前に流行性耳下腺炎ワクチンの予防接種で本症が減少したことが根拠である【症状】乳児期に高度の心不全症状を認めるIII音の奔馬調律、僧帽弁閉鎖不全による収縮期駆出性雑音を聴取すること...心内膜線維弾性症(Endocardialfibroelastosis)