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これは町田康さんのエッセイにあった言葉です。 本や何かで琴線にふれた言葉を、そのままノートに書きとめるようになったのは、ずいぶん昔からです。 それ以前は、要点と感想などを書いていたのですが、これだと後で読み返してみると、どこに感動したのかさっぱりわからないんですね。 そこで句読点も含めて、そのままノートに書き写すようにしました。たった1行のときもあれば、数ページにわたることもあります。 文章をそのまま丸写しにすると、著者の息づかいとか、そういうのまでくっきりと伝わってきます。 情報がほとんど手に入らなくて、やっと辿りついた小さな映画館で、暗闇のなかで、映像と音楽の世界へ行ってしまうような感覚は…