まじめすぎる心理士です。ブログがあまりに堅かったので、リニューアルしたのですが、やはり堅いままでした。このまま心の隙間を通り、そのときどきに感じたことを書いていきます。
ADHDの特徴と怒りがどのように結びついているのか、Aさんの状況を例に考えました。Aさんが、どのように怒りっぽさと向き合っていくのか、についても、
怒りをコントロールすることは、気持ちを抑えることとは違います。大切なのは向き合うこと。怒りっぽい人は、その人なりにかなりの忍耐をしています。本当は助けを必要としている人なのかもしれません。
発達障害の診断を受ける前に知っておきたいことについて親の立場から考えてみました。診断名がある、ないに関わらず、こどもの感じ方を理解することは、とても大切です。
謝らせ、もうしないと約束させることが一般的です。違う方法として、分かったら、まず「何もしない」ことを紹介しています。大切なのは、親の奥にある子どもが幸せになってほしいという気持ち、感情を伝えることです。
不登校対応で陥りやすいことは、正しさの押し付けをしてしまうことかも。一番大切にしたいポイントは、その人の尊厳。いままでそのときの最善をしてきたことに自信をもって、こどものなってほしい未来を考える心のスペースができますように。
完璧な人と思われることの嬉しさ苦しさがあります。最善主義という、「できる範囲で最もよいと思われることをする」考え方があります。
完璧な人と思われることの嬉しさ苦しさがあります。最善主義という、「できる範囲で最もよいと思われることをする」考え方があります。
子どもに学校に行きたくない理由をきいても、ほとんどの子は本当の理由を分かっていません。周囲は、不登校の理由をみつけて、なんとかしようとしますが、対応は理由探しではなく、自分を再確認することを中心にします。
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ADHDの夫と妻が夫婦カウンセリングをしたらどうなるでしょうか。周囲の状況が分かっていないので、自分から行くとしたら、よほどあなたとの生活を立て直したいなど、何か理由がありそうです。
抜毛はやめようとしてもなかなかやめられません。親のせいにしがちですが、どんな家庭も探せばいろいろあります。抜毛症をは症状のひとつ。どんなときに抜いているのか、パターンを見つけていきます。
抜毛症はよくなったと思っても、違う形で現れるなど、長い経過をたどることが多いです。Aちゃんの例から抜毛症について考えてみました。
ADHDは、障害になるけれど、そこには、良さもあります。無理やり矯正しようとするのではなく、その特質を良いほうに使っていく工夫が必要です。
「発達障害の診断を受けたのは、大人になってから」の意味するところ
発達障害の診断を受けなかったのはだれのせいでもない。大人になってから診断を受ける人は、能力が高い人、魅力的な性格の人が多い。環境が変わったり、やることがいきなり増えて、処理しきれなくなると、自分のペースを保てなくなり、いきなり不調になることがある。
臨床発達心理士がすることは、心理的な援助をするとき、発達の視野をもつということです。子どもの気持ちの代弁、親の気持ちの理解、親子の関係・友人関係を一緒に考える、問題解決について話合う、今だけではなく予防的に関わる
ADHDの夫といて、カサンドラ症候群ではないかと思っていませんか。カウンセリングでは、苦しさ、つらさを自覚し、自分を癒しながら、どうしたいのかをみつけていきます。さらに相手に伝えていけるようになり、ちょうどいいやり方をみつけていくのを支えます。
不登校の対応。子どもによって違います。支援者のいうことをそのまま行い、いつもうまくいくわけではありません。子どもは親が「自分のことを分かろうとしている」「信じようとしている」「話をきこうとしている」と感じ始めると、気持ちが落ち着くのは早いです。
ADHD傾向の方は、今の状況、状態をモニターできていない場合が多いです。有能な方であっても、周りが当然わかっていると思うことが、わかっていないことがあります。どこまで分かっているか、どこが分かっていないかを一緒にみつけてくれる人が必要です。
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