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2024/10/09

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  • プルダックポックンミョンの辛いソース再利用

    タンザニアの田舎でも手に入るプルダックポックンミョン。 これとケニア産のインスタントラーメンが私のほとばしる麺欲を満たしてくれている。 こんなに辛いのに、タンザニアの人々に需要があるのだろうか? あるから置いてあるんだろうけど、タンザニアの人たちは辛いものが好きなのか? 香辛料やピリピリと呼ばれる唐辛子のような物はあるが、この辛さもイケる口なのか。 (ピリピリ:スワヒリ語で辛いの意味) 私はそこまで辛い物は食べられないので、プルダックポックンミョンは牛乳で煮込んで辛いソースは半分だけ入れている。 これが私の最適解だ!と喜んでいたのだが、さてはて残った半分の辛いソースを捨てるのは忍びない。 何と…

  • 牛肉に歓喜する家族

    土曜日は街で大きなマーケットが開かれる。 服や野菜だけではなく、ニワトリ、ヤギ、羊、牛などの動物も取り扱うこのマーケット。 各地からたくさん集まってくるので、とても賑やかだ。 うちのマチコサンとキミサンもこのマーケットで購入した。 購入した時はまだほんの子牛だったけれど、1年3ヶ月経った今は随分と大きくなった。 ロマの見立てでは、今年中に子牛を産むだろう。 今度マーケットに来る時は、大きい雄牛を買いたい。 今日マーケットに来たのは牛を買いに来たわけではなく、牛肉を食べに来たのだ。 いつも村でお祝い事がある時は、ヤギか羊を捌いて食べる。 牛を捌いているのは見たことがない。もちろん食べるとは思うが…

  • 井戸掘りプロジェクト前進

    マサイ村に来てからというもの、予定は未定!の概念をようやく肌で分かるようになってきた。 オンタイムで生活することに何の疑問もない日本生まれ日本育ちの私は、先々の予定が立たないことに不安と苛立ちを感じることがしばしばあった。 結婚式ですら5日前にやっと決まるようなマサイ村で、数週間後の予定などたたない。 ほとんどの事は今日か明日の二択だ。 ロマがザンジバルで働いていた時のシフトは当日行ってみて「ああ、今日休みかー」「出勤だ!」というスタイルだったらしい。 ちなみにロマに、住宅ローン35年で組んでいた話をするとマンガみたいに目がまん丸になって「35年先のことなんて神様しかわかんないよ???」と狼狽…

  • イマニの話

    うちのバーにはスタッフが2人いる。 1人はスワヒリの男の子ムペンバ、まだ10代後半だ。 もう1人は20代前半の女の子でイマニという。 主にカウンターでお客さんの相手をするのがイマニだが、出会って2ヶ月、私は彼女が笑ったところを見た事がない。 「イマニいっつもしかめっつらで、メンチ切るように私を見て『シカモー』って言ってくれるけど、あれ怒ってるのかな?」(シカモーは目上の人に対するスワヒリ語の挨拶) 「いや、全方向にあれだから大丈夫、怒ってない。俺も一回しか笑ったとこ見た事ないし。カウンターにいるお客さん全員が涙が出るくらい笑った時にほんの一瞬笑ったのを見逃さなかった。それくらい笑わないよ。」 …

  • 食べたいものは作る

    昨日の夜、パンを作ったら盛大に失敗した。 これで2回目だ。 生地は膨らまずボソボソして、出来損ないのホットケーキみたいなパンが出来上がった。 何が悪かったのか原因探索、思い当たる節はある。 そもそもうちには何かを計るものがない。 計量スプーンもないし、もちろん量りもない、あるのはタッパにメモリが刻んである容器だけだ。 多分、割と適当に「このスプーン1杯を10gくらいとして、砂糖を2杯」とか、イースト小袋11g入りなので3等分したらいっか。 塩はひとつまみが3gって何かに書いてあったような? 油は…こんなもん。 この辺りの計測がうまくいってない可能性は大いにある。 料理はアドリブを効かせてもいい…

  • ローズの帰還とこれからの事

    ローズ(妹①)が1ヶ月ぶりに家に帰ってきた。 帰ってきた、と言っても私とロマが隣町に滞在中にバイクタクシーを手配して家に帰したのだ。 なので正確には、彼女が家に戻った時を私たちは知らない。 1ヶ月のうちにナナミ(妹⑥)は大きくなり、庭の木は壊滅的に倒れ、貯水タンクが設置されているのを見て驚いたに違いない。 ローズが帰ってきたことにより、ノバーロン(従姉妹)は随分楽になったはずだ。 この1ヶ月、ママは赤ちゃんの世話で手いっぱい。 彼女は朝から牛の乳を搾り、庭の掃除をしてチャイを作ってキブユを掃除して洗濯して昼ごはんの準備をして山羊と羊の世話をして食器を洗って水を汲みに行ってナナミの沐浴の準備をし…

  • クラウドファンディングが繋ぐ縁

    3月15日に公開した【マサイ村に清潔な水を提供するプロジェクト】クラウドファンディングがついに目標額の96%に到達した。 これも皆さんの応援のおかげです、ありがとうございます。 すごい速さでここまで来れて嬉しいけど、インターネットがポンコツすぎてお礼のメッセージや活動報告のページの更新ができなくてヤキモキしている。 このブログ経由で支援してくれた方、友人、親戚、学生時代の先輩後輩、職場の先輩後輩、そして同郷の仲間たち。 今までほとんど更新もせず見てもいなかった古のfacebookに投稿すると、もう何十年も連絡をとっていなかった人たちから応援のメッセージやプロジェクトの支援をいただいて驚いた。 …

  • ママと私

    結婚するまでは、姑と嫁は複雑な関係だと思っていた。 初めてこの村に来た2年前、私は少し緊張していた。 ロマは6人兄妹(当時)たった1人の男の子で長子だし、どんなママなんだろう?きっとすごい大事に育てたんだろうな。 村に着いてバジャージを降りるなり、たくさんの人に囲まれた。 時刻は夜の7時、私には誰が誰だか見えないが、家族は大歓迎で迎え入れてくれた。 薄暗い家の中に入ると顔が見えて、ママはすぐにわかった。 私が村に来たことをとっても喜んでくれて 「タタ、タタ!」 と名前を呼んで、ジェスチャーで膝の上を指差している。 「ママがタタの事、膝に乗せたいんだって。」 初対面のお義母さんの膝に乗る?! 「…

  • 電子書籍の存在に気がつく

    海外に居て恋しいと思うもの、日本食、お風呂、そして本。 日本食は言うまでもなく麺が恋しく、いまだに新しい麺を探して彷徨っている。 行きつけのスーパーマーケットでスタッフのお兄ちゃんが、いつも私がラーメンとプルダックポックンミョンを買っていくのを知っているので「これなんかどう?」と新たな卵麺を教えてくれた。 中国製の乾麺は四つ入りで、スープがついていないタイプだった。 これがちぢれの少ない平麺で、うどんとラーメンのハーフみたいな感じで美味しかった。 スープは鶏スープの素と味の素、醤油を入れたらそれらしい味になったので今後も新しい食べ方を模索しようと思う。 お風呂は諦めるしかない。 時々、水が潤沢…

  • 南国のフルーツ

    果物 タンザニアに来てから、よく果物を食べるようになった。 日本にいる時もカットフルーツなどを食べていたが、気軽に食べられる物ではなかった。何しろ値段が高すぎる。 お彼岸のお供えで買うならわかるが、普段食べたいなと思った時に気軽に買える値段ではなくなってしまった。 好きだった梨も去年スーパーで見たら2個で800円とか!そんなに高かったっけ? いちごや巨峰などもう手の届かない食べ物になったし、みかんですら躊躇する。 果物は普段じゃなくてハレの日にいただく食べ物になってしまった。 きっと光熱費も輸送費も何もかもが値上がりした結果なのだろう、それでいてきっと農家さんの収益はそんなに変わらないんじゃな…

  • 毎月恒例の体調不良

    隣町に滞在して3日目。 ロマの体調が悪い。 朝からトイレに行っては戻し、下し、食事は取れず水分を摂っても出てしまう。 ベッドに戻る気力もなく、床のカーペットに寝そべっている。 同じ食事をしている私はピンピンしているので、食中毒ではなさそう。 「病院行こうよ。」 「今は無理、後で。」 確かに動ける状態じゃなさそう。 そう言っているうちに夕方になってしまった。 こりゃ夜になったら熱が出て、さらに症状が悪化する未来しか見えない。 私もそうだがロマもなかなかの病院嫌いで、連れて行くのに難儀する。 よし、ドクターを呼ぼう! 前にロマがそうしてくれた様に、ここにドクターを呼んで診てもらおう。 前に私を診て…

  • 電信柱

    マサイ村には電気が通ってないが、近隣の村や街には電気がある。 スマホやチャージャー、懐中電灯など充電が必要なときは送電されている村に行きお金を払って充電する。 一応マサイ村でも各ご家庭にソーラーパネルが設置されているが、大体はスマホを充電したらもう終わりで、夜はほんのりあかりの灯った電球の下で字も読めないくらい薄暗い中みんなで晩御飯を囲む。 昼間に充電しすぎると、夜は暗闇の中で懐中電灯かスマホのライト片手に過ごすことになる。 時々その状況に陥ってベッドのかどで足をぶつけたりするので、昼間の充電は慎重に行わなくてはならない。 大きなソーラーパネルを持っている叔父さんとババ(お義父さん)の家にはテ…

  • 20分間の嵐

    雨季が始まって喜んでいたある日。 ゴロゴロと遠くで雷鳴が鳴り響き、黒く低い位置にある雲が西から近づいてくるのが見えた。 その雲の下には、遠くからでもはっきりと分かるように線が引かれている。 雲がすごいスピードでこちらに向かってくると同時に、暴風が吹き始めた。 もう雲はすぐそこまで迫っている、線もくっきりと見えて、風に煽られてうねっている。 ババババババババ ドラムを激しく叩くような音と共に大粒の雨が地面を濡らし、屋根を揺らした。 とんでもない嵐の到来だ、裏の扉を一瞬遅れて閉めたがあと2秒でも遅ければもう閉じられなかった。 外に出していた椅子が飛んでいくのが見える、犬が軒下に避難してきた。 庭の…

  • 家族のかたち

    バーの閉店を決めた私とロマは、テナントオーナーのカサカと何を残して何を引き取るか、幾らで店を売却するかの話をつけて家に帰った。 家に帰る前にバブ(おじいちゃん)が店に来て、ロマと何か話している。 ロマが 「350,000シリング持ってる?」 と聞くので財布ごと渡したら、中身の260,000全てをバブに渡した。 私は横で見ていてビックリした。どうしてバブは本当の事を知ってるのに、ロマを庇ってくれないのか。 それどころか、お金を払わなければならないのか。 「ごめんね、あとで電子マネー下ろして返すから。」 そういう問題ではない。 悪い事何もしてないのに、向こうの言い分が正しくてロマが悪かったみたいに…

  • バーの閉業

    私とロマは去年の3月から、近隣の村でバーを経営してきた。 今日、そのバーをテナントのオーナーに売却することにした。 トラブルが多すぎる。 酔っ払い同士の喧嘩、殴り合いくらいならまだわかる。 マサイはナイフの所持を許されているので、みんな腰に帯刀している。 酔っ払っておかしくなったマサイ同士がナイフを振り回し流血事件、なんて言うのも何件かあった。 ロマが仲裁に入って指を怪我したこともある。 2日前からロマが仕事から帰ってこなかった。 またトラブルでもあったんだろうと思っていたら、バーを手伝ってくれているムペンバという男の子がバイクで私を迎えにきた。 「ロマが呼んでる。」 丸2日間、連絡も取れず、…

  • クラウドファンディング公開初日

    まずはここでお礼を言わせてください。 皆さまからの温かいご支援、本当にありがとうございます。 クラウドファンディング公開初日、12名もの方が応援してくださってプロジェクト進捗は16%になりました。 朝、何も反響が無かったらどうしようと不安に包まれながらLINEを開くと激励のメッセージがたくさん届いていました。 Instagramもfacebookも同様に、ずいぶん長い間会っていない友達や同級生、親戚、幼馴染から 「がんばれー応援してるよ!」 と私の背中をグッと押してくれる言葉が詰まっていました。 メールを開くとCAMPFIREサイトから何か届いています。 【支援者が現れました】 しかも2名も。…

  • 水確保プロジェクトタンク編〜クラウドファンディング公開開始〜

    雨季が始まった。 急いで貯水タンクを設置せねば。 貯金残高に目を瞑り、第三のタンクを購入。 ババ(お義父さん)の家用に買った5000Lのタンク自体はうちやママの家のタンクと同じだが、付属品の数が違う。 ババの家は大きいので、その分の板や雨樋、接続のコネクター、接着剤などに費用がかさみ、過去最高額となった。 それでも今、設置せねば意味がない。 雨が降るこの時期にタンクがなければ、その後の乾季はまた泥水を飲料水にしなくてはならない堂々巡りだ。 空から降ってくる雨はその時にしか貯められない。 背に腹はかえられぬ! 横に転がった状態のタンクをとり囲んでちびっ子たちが何やらワーワー楽しそうに遊んでいる。…

  • 3ヶ月経過

    マサイ村に来て3ヶ月が経った。 本来なら観光VISAは切れて、ここには居られないはずだが婚姻VISAのおかげで2年間はタンザニアに居られる。 タンザニアに3ヶ月以上居るのは初めてで、と言ってもほとんどはマサイ村に居るのであまり変化はない。 毎朝ママと一緒にチャイを飲み、晴れていたら洗濯して掃除して、インターネットが繋がる原っぱに行く。 ネットで出来る仕事を検索したり、クラウドファンディングの修正をして家に戻るとお昼。 ノバーロン(従姉妹)が作ってくれるお昼ご飯を食べて、木を切ったり草を引いたり、ブログの記事を書いたり昼寝したりシャワー浴びたりするうちに夕方になる。 妹たちが学校から帰ってきて、…

  • フィジーママとの想い出

    先日のブログで少しフィジーのママについて触れたので、フィジーの思い出を残しておく。 2012年5月、私はフィジーの西部に位置するNadiナンディ空港にいた。 英語の学校に通うため、私はフィジーに来た。 フィジーはフィジー人(フィジアン)と、英国領だった頃に入植したインド人がおよそ4割を占めている。 フィジアンはフィジー語を話し、インディアンはヒンドゥー語を話すため公用語が英語なのだ。 当時ネットで日本人が経営するフリーバード校を見つけ、値段とその後ワーホリで行く予定のオーストラリアに近いのが魅力だった。 何より大好きな温かい南の島、これは行くしかない! 空港から学校に移動し、オリエンテーション…

  • 雨季の始まり

    3月7日に雨が降って以降、どんよりとした雲が垂れ込めた空模様。 急ピッチで貯水タンクの工事を進める。 ママの家の工事が完成した翌日、私の家のタンクの修正工事も8割方終了したその日の15時。 バケツをひっくり返したような雨と、台風かと思うような風が吹き荒れた。 豪雨が屋根を叩く音が太鼓を叩く音のように「ドン」「ドン」「ドン」と鳴り響く。 歓喜の雨だ。 私の家のタンクの設置は終わっているが、雨樋のところどころに不具合があり隙間から雨水が溢れてくる。 雨水はありったけのバケツとタライで回収したい。 「ティピカ エンガレ」(入れる 雨) レインコートを着てバケツを右手、タライを左手に豪雨の中庭に出た。…

  • 丸刈り専門店

    ロマが日本でいる時に買ったバリカン。 日本では髭を少し整える程度に使っていたので、そんなに使用頻度は高くなかった。 そのバリカンがマサイ村で大活躍。 マサイ村で髪が長いのはロマと私だけだ。 他はみんな丸刈りスタイル、マサイの戦士だけが長い髪を許されているのだ。 おじいちゃん、おばあちゃん、お義父さん、お義母さん、叔父さん、子供たちみーんな丸刈り。 今まではコームにカミソリの刃を当てて剃っていたのだが、バリカンが来て安全で簡単に剃れる! なんて良いものを持ってきてくれたのだ、とママに喜んでもらえた。 ある日、ジェニファー(妹④)と従姉妹のノバーロンが「サロンして欲しい」とバリカンを持ってきたので…

  • 学校のテスト

    マグダレナ(妹⑤)が学校でテストがあったらしく、ママが用紙を2枚見せてくれた。 22/50と書かれている用紙に半分くらいチェックが入っている。 私の感覚では正解は◯で不正解ならチェックマークのイメージだったが、ここでは正解ならチェックマークが入るらしい。 欠点が何点かは知らないけれど大方半分合ってるから、まあ良いんじゃ無いでしょうか? もう一枚は2/50、ほぼ不正解。 スワヒリ語がわからないので、何を問われていて何が正解かわからないので教えてあげようが無い。 うーん、あんまり勉強が好きじゃないのかな。 私も勉強は苦手だったので人のことはとやかく言えないが、マグダレナが家で勉強している姿は1回し…

  • 34日ぶりの雨

    3月7日午前6時、雨が屋根を叩く音で目が覚めた。 待ち焦がれた雨だ! 2月1日からずーっと毎日空を見ては、雨降らないかなあと待ち焦がれていた雨がようやく降り始めた。大雨季の到来だ。 雨はすぐに止んでしまったけれど、重たい雲が空に広がって涼しい。 ただ、雨季で困ることが2点。 ①ソーラーパネル発電ができないからスマホの充電を隣村まで行ってお金を払わなくてはいけないこと。 ②スマホの電波が著しく悪くなること。 今までだって決して良くはない電波を一生懸命追い求めてブログをアップしているのに、ちっともネットに繋がらない。 しかし、水がないことに比べれば可愛いものだ。 電気<<<<<<<<水 電気がなく…

  • 水プロジェクトタンク編〜母屋着工から完成まで〜

    タンクを買って10日目、ようやくフンディ(大工さん)が家に来た。 前回のフンディではなく見知らぬ顔が4人。 流石に何回言っても来てくれないフンディに愛想を尽かしたロマが隣町から呼び寄せたのだ。 ママの家の設計を見て、ロマとどうやって貯水タンクを設置するか相談している。 家の構造上、家の裏部分はある程度屋根の高さがあるが、表部分が低く作られている分高低差を作るために長いパイプが必要になる。 とりあえず今日は雨樋を設置する工事に取り掛かってもらった。 元々設置してあった簡素な雨樋を取り外し、飛び出ている木をノコギリで切り落としていく。 そこに平たい板を打ちつけて、その上に雨樋の支柱を設置し雨樋を取…

  • 初めてのフォカッチャ作り

    チャパティとマンダジ(揚げパン)に飽きてしまった。 どっちも油っこくて、私の胃には重い。 食パンは買って次の日にはカビが生えるし、そうは言っても時々はパンが食べたいし、何かいい手立てはないだろうか。 無いなら作ろう。 パン作った事ないけど、YouTubeが教えてくれる。 うちにある物で作れそうなレシピを検索する。 まずオーブンなどないので 【フライパン パン】 すると出てくる出てくる。 素晴らしい! フライパンでパンが焼ける、出来れば少ない工程がいいなあ。 【フライパン パン 捏ねない】 何でも検索すれば出てくる、最高。 その中でも特に洗い物の少ないレシピを発見したので、水のないマサイ村では洗…

  • ニワトリとの戦い

    うちの村のニワトリはみんな放し飼い。 夜だけ家の中に入って眠り、日中は外を走り回っている。 ヤギも牛も日中は放牧で出歩いて、夜は囲いの中で休んでいる。 ハイエナがいるから襲われないようにそうしているらしい。 さらっと言ってたけどハイエナいるんや…。 日中家の中は暑いので扉を開けているが、構わず侵入してくるニワトリ、ヤギ、そして子牛。 ニワトリは餌を求めて、ヤギと子牛は水を求めて入ってくる。 先日ちょっと目を離した隙に、部屋いっぱいのヤギがいて思わず日本語が出た。 「何してんねん!!」 ヤギを追い払い、ヤギ臭のする部屋を換気のため両方の扉を開くと今度は子牛が入ってきた。 子牛を追い出して一息つい…

  • 太っている方がいい?マサイが考える美しさとは

    ママが私を見て 「タタ、ボンゲサーナ」と嬉しそうに笑う。 妹たちも 「タタ、ボンゲ。ミミ シオ ボンゲ(私はボンゲではない)」 自分たちの足や腕を私と比較して嬉しそうにしている。 「ボンゲ」とは「太っている」のスワヒリ語だ。 最初は「あらま、何にもしなさすぎて太ったのかしら?」と思っていた。 (おそらく私は日本人の平均的な体格だと思う。) ロマに相談してみた。 「太ったかなあ?」 「タタ全然太ってないよ。」 「ママと妹たちが『ボンゲ』っていうから気になって。」 「マサイの女性たちはボンゲの方がいいんだよ。痩せると『ご飯が足りてない!!もっと食べさせないと!』って慌てるから。褒めてるんだよ。」 …

  • 水確保プロジェクト〜クラウドファンディング編〜

    結局2月は1日しか雨が降らなかった。 乾季なので仕方がないが、草は茶色に変色し牛や羊の食べるものがなくなってきている。 遠くまで放牧に行かなくては、牛たちが飢えてしまう。 その上とんでもなく暑い。 刺すような陽射しの中で、人間だけではなく牛も参ってしまって牛乳の出が悪くなってしまった。これはマサイにとっては大ピンチ。 マグダレナ(妹⑤)は牛乳しか飲みたがらないので困ったものだ。 ママが「無いものは無いのよ!我儘言ってないでご飯食べなさい!」と叱っている。 ただでさえカリカリなのに、栄養失調になってしまう。私の有り余るお肉を移植してあげたい…。 こうして手をこまねいていても何も変わらないので、先…

  • スマートウォッチに沸くタンザニア人

    タンザニアに嫁ぐ時に持ってきたApple Watch Series 3。 日本でいる時は毎日使っていて、エクササイズだとかスマホの着信だとか、スマホを探すのに重宝していた。(スマホを探す用のアクセサリーだったと言っても過言ではない) 夜勤明けのある日、スマホを紛失して部屋の中を探しに探しても見つからず、Apple Watchでスマホを鳴らしてみたら冷蔵庫から発見されたことがある。 やはり夜勤はしてはいけないと確信した夜勤明け。 こっちでは電波もないし、時間を確認することもなくあんまり使うことがなかったから、しばらくカゴの中で眠っていたが、ある日ロマが「これ使って良い?」と使い始めた。 今日の夕…

  • タンザニア婚姻VISA取得

    ついに昨日、タンザニアの婚姻VISAであるDependent passを取得した。 これで2年間は安泰だ。 私が12月にタンザニアに来た時は、ツーリストVISAで入国した。 タンザニアのツーリストVISAは90日間でUS50$かかる。なので12月から3ヶ月後の3月11日までにVISAをなんとかしなければ、また一回出国して入国する必要があるので早くしなければならない。 ロマはタンザニア国民だが、マサイ村の人たちは役所に行くことがほとんどないので私のVISA問題も「?」だった。 問題解決の方法が私とは全然違うのが面白い。 私ならネットである程度調べて、メールで問い合わせると思う。 ロマは隣町のイミ…

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