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2023/07/19

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  • 祈りうた(信仰くねくね 葬送)

    葬送1玉入れアリガトウでこの世へ入場するアリガトウでこの世から退場するそのあいだにゴメンナサイの玉をいっぱい投げこみ投げこまれて2ほんとうにサヨナラだけかじんせいはまたネだってありそうだけどまたネがあるからひとまず左様ならって笑顔で送れそうなんだけど★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね葬送)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 死と罪の淵から)

    聖句つれづれ死と罪の淵から何の働きもない者が、不敬虔(ふけいけん)な者を義と認めてくださる方を信じるなら、その信仰が義とみなされるのです。(新約聖書「ローマ人への手紙」、新改訳聖書)洗礼先月の初め、三人の方が「洗礼」を受けました。その洗礼をとおして、わたしも、神の恵みをいただくことができました。洗礼式というのは、「式」という言葉がつく以上、儀式的な面をもっているわけですが、わたしには、洗礼式はいつも新鮮で感動的なものです。「洗礼」と題した詩を作ったことがあります。洗礼水に浸かりあがる。ただそれだけで洗礼は終わる。しずくとともに涙のごときものがこぼれ祈りの会堂に賛美の声声が響く。水につかり上がる。ただそれだけでわたしの生涯にはじめとおわりができる。洗礼の時というのは、受洗する方と一緒に神の恵みをいただける、...祈りうた(聖句つれづれ死と罪の淵から)

  • 祈りうた(信仰くねくね 愛Ⅳ)

    愛Ⅳちいさな虫がとんできたたたいたが当たらなかったたたいた掌の痛みだけが残った殺意に愛などないと 痛みが教えてくれた★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛Ⅳ)

  • 祈りうた(日向ぼっこ おならのうた)

    おならのうた1拍手赤ちゃんと腸の手術をしたひとガスをだしたらよろこばれる―ようがした!と拍手さえされるちょっとばかり鼻つまみでもね2ことばあそびガスがでる  そのスガスガしさ!無音無臭のおすまし顔なんて  うさん臭いよぶっちょうずらの腸からきみのたまった不満をぶっぱなせ★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこおならのうた)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 良くなりたいか 全二回の二)

    聖句つれづれ良くなりたいか全二回の二その後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた。エルサレムには羊の門の傍らに、ヘブライ語で「ベトザタ」と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があった。この回廊には、病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢横たわっていた。 さて、そこに三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。病人は答えた。「主よ、水が動くとき、わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです。」イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした...祈りうた(聖句つれづれ良くなりたいか全二回の二)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 良くなりたいか 全二回の一)

    聖句つれづれ良くなりたいか全二回の一その後、ユダヤ人の祭りがあったので、イエスはエルサレムに上られた。エルサレムには羊の門の傍らに、ヘブライ語で「ベトザタ」と呼ばれる池があり、そこには五つの回廊があった。この回廊には、病気の人、目の見えない人、足の不自由な人、体の麻痺した人などが、大勢横たわっていた。 さて、そこに三十八年も病気で苦しんでいる人がいた。イエスは、その人が横たわっているのを見、また、もう長い間病気であるのを知って、「良くなりたいか」と言われた。病人は答えた。「主よ、水が動くとき、わたしを池の中に入れてくれる人がいないのです。わたしが行くうちに、ほかの人が先に降りて行くのです。」イエスは言われた。「起き上がりなさい。床を担いで歩きなさい。」すると、その人はすぐに良くなって、床を担いで歩きだした...祈りうた(聖句つれづれ良くなりたいか全二回の一)

  • 祈りうた(日向ぼっこ 口)

    口きょうもなんども開けてしまったなわるくちという口にくしみというシミそれをずっと心から消せないでいやらしさという自分らしさなんてすがすがしさに脱皮したいよはやく★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこ口)

  • 祈りうた(日向ぼっこ クズ)

    クズ紙くずも野菜くずもカンナくずもじぶんはクズだとおもうまいメモ用紙ですたまねぎの皮です家の柱ですきっと胸はってそういうさなに、わたしは人間のクズですって?きみにもあなたにもわたしにだって―何の何べえ ほこれる名前がちゃあんとあるのに★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこクズ)

  • 祈りうた(信仰くねくね 愛Ⅲ)

    愛Ⅲ愛という名前がなんとたくさん!いとしいともかなしいとも読める愛だれかがだれかの荷を背負い上りの坂をのぼっていくその尊い荷を子に託した父の祈り母の祈り★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛Ⅲ)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 食事の感謝)

    聖句つれづれ食事の感謝かれらが陸地に上がると、そこには炭火がおこされていて、その上には魚があり、またパンがあるのが見えた。……イエスは彼らに言われた。「さあ、朝の食事をしなさい。」……イエスは来てパンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。(新約聖書「ヨハネの福音書」二一章、新改訳聖書二〇一七版)1いただきます、魚のいのち、家畜のいのち、野菜のいのち―そういう思いを込めて「いただきます」と食前に言う。手を合わせながら。その魚のいのち、家畜のいのち、野菜のいのちは、神があたえてくださると、わたしたちクリスチャンは受け止めている。神からのいただき物だと。有難いもの(有ることが難しいほど大事なもの)だと。もちろん、野菜を、魚を、家畜を日々わたしたちの食卓へと届けてくださる大勢の生産者や業者さん...祈りうた(聖句つれづれ食事の感謝)

  • 祈りうた(信仰くねくね 愛Ⅱ)

    愛Ⅱ餓えた子どもに必要なものそれは地球一杯の食べ物だつまようじの先っぽに刺した愛なんて!とうつむかないできみの一円玉あなたの一円玉わたしの一円玉ペットボトルにちょっとずつ栄養ドリンクはたまっていく★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛Ⅱ)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 暴虐者)

    聖句つれづれ暴虐者主よ悪者の願いをかなえさせずその企みを遂げさせないでください。かれらは高ぶっています。(旧約聖書「詩篇」一四〇篇、新改訳聖書二〇一七版)戦争のニュースを見ると、そして争いを止めないでいる指導者の顔を見ると、大きな「高ぶり」を感じる。ひとが傷つき、苦しみ、かなしむ、そのさまに心がまったく揺さぶられないかのようだ。彼の今の行いをはげしく後悔させてください。思いを、行いを、どうか改めさせてください―と祈らずにはいられない。その「悪者の願いや企み」を、神さま、あなたは見抜いておられます。ひとびとを不幸へ追い詰めるその歪んだ欲望を「かなえさせない」でください、押しつぶしてください、時を延ばさずに―と。そしる者が地上で栄えませんように。★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがと...祈りうた(聖句つれづれ暴虐者)

  • 祈りうた(信仰くねくね 愛)

    愛計量カップで愛をはかるならこぼれでることを惜しむな、恐れるなあそこでもここでも誰かが愛に渇いている縮こまった君の手でもきっと注ぐことができる★神は愛です。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね愛)

  • 祈りうた(聖句つれづれ ウソとホント―詩篇第一篇⑵)

    聖句つれづれウソとホント―詩篇第一篇⑵幸いなことよ。悪しき者のはかりごとに歩まず罪人の道に立たず嘲る者の座に着かない人。主の教えを喜びとし昼も夜もそのおしえを口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。悪しき者はそうではない。まさしく風が吹き飛ばす籾殻だ。それゆえ悪しき者はさばきに罪人は正しい者の集いに立ち得ない。まことに正しい者の道は主が知っておられ悪しき者の道は滅び去る。(旧約聖書「詩篇」一、新改訳聖書二〇一七版)1真っ暗な地の上に生きるわれらニンゲンこのありさまはどうだ弱さをおおう羽それをちぎりちぎられ素肌を傷つけあうことに夢中になっている2弱い者いじめをすまい、ひとに迷惑をかけまい、たがいに助け合おう―そんな合言葉で生きてきたはずなの...祈りうた(聖句つれづれウソとホント―詩篇第一篇⑵)

  • 祈りうた(聖句つれづれ ウソとホント―詩篇第一篇⑴)

    聖句つれづれウソとホント―詩篇第一篇⑴幸いなことよ。悪しき者のはかりごとに歩まず罪人の道に立たず嘲る者の座に着かない人。主の教えを喜びとし昼も夜もそのおしえを口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。悪しき者はそうではない。まさしく風が吹き飛ばす籾殻だ。それゆえ悪しき者はさばきに罪人は正しい者の集いに立ち得ない。まことに正しい者の道は主が知っておられ悪しき者の道は滅び去る。(旧約聖書「詩篇」一、新改訳聖書二〇一七版)1風邪をひいてしまって…とウソをつくとき最初はドキドキするでも案外かんたんに信じてくれる「おだいじに!」とさえ言ってくれる電話の向こうで一度くらいは経験あり、でしょう?学校へも勤め先へも2ウソは抜け目ないどの心にもぐりこめばいい...祈りうた(聖句つれづれウソとホント―詩篇第一篇⑴)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離―おやこ)

    距離―おやこ1子どもより親が大事と思いたい悔やみながらそう書いた小説家病んだ子どもと代わりたい涙でそう綴った詩人わが子をかばって焼け死んだ原爆の母―誰だろう、私が似ているオヤは?2叩いたことあります夕飯抜きにしたことありますいまでも頬を打った掌が痛みますご飯が今でものどにつかえます3川柳父知らで父となりたる怖い奴父という生き方うずくオヤシラズ「オトウサン」自称しながら浮いてく歯天の父まだまだ遠慮甘えない「わが父」と呼びかけてみよ天あおぎ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね距離―おやこ)

  • 祈りうた(日向ぼっこ ことばとあそぼう三)

    ことばとあそぼう三1めおとおとめとめおとになったとおめにもちかめにもおとめは愛らしいただしなまえは「おと」でも「とめ」でもなかったよ2ふうふうふふは新婚ふうふかもしれないふう~は熟年ふうふかもしれないでも仲人はかみさまだからさいごまで一体型だよふ・う・ふ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(日向ぼっこことばとあそぼう三)

  • 祈りうた(日向ぼっこ ことばとあそぼう二)

    ことばとあそぼう二1ウソウとソのあいだにウん、ソうだ、ちょろいもんだのうなずきがはいるだから心をいためずにウソをつけるウんとソんな人生になるとは気づけない2いたみいたみは「いたむ・身」だろうかそれとも「いのる・民」だろうかわたしのいたみがあなたのいたみとつながりおたがいいたむ身だねといのりあうことだろうか★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(日向ぼっこことばとあそぼう二)

  • 祈りうた(聖句つれづれ いち日いち日を大事に生きるということ)

    聖句つれづれいち日いち日を大事に生きるということ浅はかさを捨てて、生きなさい。分別のある道を、まっすぐに歩みなさい。 (旧約聖書「箴言」九章、新改訳聖書二〇一七)―たとえば食器や調理道具を洗うとき洗剤をすくなめにスポンジにつけよく揉んで泡立てる茶碗のふちや鍋の隅っこまできちんとこする蛇口を全開にしない終わったら流しの周りをきれいに拭き取る―たとえばまちがい電話がかかってきたとき「うちじゃありませんよ!」などとつっけんどんに切らないできたら「どちらへおかけですか」と訊いてあげる6996を6966とまちがえたかもしれないからね―たとえば仕事の最中に妻が話しかけてきたときちょっと手をとめて耳をかたむけるほとんど急ぎでも重要なことでもないけれど妻とわたしたったふたりのただ一度きりの時間と思って★いつも読んでくださ...祈りうた(聖句つれづれいち日いち日を大事に生きるということ)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 「命の恩人」キリスト 全三回の三)

    聖句つれづれ「命の恩人」キリスト全三回の三ネブカドネツァル王は驚いて急に立ち上がり、顧問たちに尋ねた。「われわれは三人の者を縛って火の中に投げ込んだのではなかったか。」彼らは王に答えた。「王様、そのとおりでございます。」すると王は言った。「だが、私には、火の中を縄を解かれて歩いている四人の者が見える。しかも彼らは何の害も受けていない。第四の者の姿は神々の子のようだ。」(「ダニエル書」三章、新改訳聖書二〇一七年版)〈要約〉国が亡ばされ、異国へ連れてこられた青年たち三人。その国の王に従い、金の像を拝めと命令を受ける。だが、三人は、自分たちの信じる神がおられる、その方だけに従う、と言って、命令を拒んだ。そこで、怒った王は、縛った三人を火の燃える炉の中に投げ込み、焼き殺せと命じた。ところが、その真っ赤に燃える炉の...祈りうた(聖句つれづれ「命の恩人」キリスト全三回の三)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 「命の恩人」キリスト 全三回のニ)

    聖句つれづれ「命の恩人」キリスト全三回のニネブカドネツァル王は驚いて急に立ち上がり、顧問たちに尋ねた。「われわれは三人の者を縛って火の中に投げ込んだのではなかったか。」彼らは王に答えた。「王様、そのとおりでございます。」すると王は言った。「だが、私には、火の中を縄を解かれて歩いている四人の者が見える。しかも彼らは何の害も受けていない。第四の者の姿は神々の子のようだ。」(「ダニエル書」三章、新改訳聖書二〇一七年版)〈要約〉国が亡ばされ、異国へ連れてこられた青年たち三人。その国の王に従い、金の像を拝めと命令を受ける。だが、三人は、自分たちの信じる神がおられる、その方だけに従う、と言って、命令を拒んだ。そこで、怒った王は、縛った三人を火の燃える炉の中に投げ込み、焼き殺せと命じた。ところが、その真っ赤に燃える炉の...祈りうた(聖句つれづれ「命の恩人」キリスト全三回のニ)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 「命の恩人」キリスト 全三回の一)

    聖句つれづれ「命の恩人」キリスト全三回の一ネブカドネツァル王は驚いて急に立ち上がり、顧問たちに尋ねた。「われわれは三人の者を縛って火の中に投げ込んだのではなかったか。」彼らは王に答えた。「王様、そのとおりでございます。」すると王は言った。「だが、私には、火の中を縄を解かれて歩いている四人の者が見える。しかも彼らは何の害も受けていない。第四の者の姿は神々の子のようだ。」(「ダニエル書」三章、新改訳聖書二〇一七年版)〈要約〉国が亡ばされ、異国へ連れてこられた青年たち三人。その国の王に従い、金の像を拝めと命令を受ける。だが、三人は、自分たちの信じる神がおられる、その方だけに従う、と言って、命令を拒んだ。そこで、怒った王は、縛った三人を火の燃える炉の中に投げ込み、焼き殺せと命じた。ところが、その真っ赤に燃える炉の...祈りうた(聖句つれづれ「命の恩人」キリスト全三回の一)

  • 祈りうた(つぶや句 水―能登半島地震三か月)

    水―能登半島地震三か月孫たちが春休みで来ている間に月がかわった何十回もひねった蛇口ほとばしる水その水を求めて毎日通う給水所―コップ一杯も貴重な能登半島のその水★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)忘れまいぞ★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(つぶや句水―能登半島地震三か月)

  • 祈りうた(信仰メイソウ 御言葉を握りしめる)

    信仰メイソウ御言葉を握りしめる ―若いクリスチャンの友へ1「御言葉を握りしめる」ということ、それは、クリスチャンであるあなたが、神を信じたときに与えられた御言葉、あるいは、その後の信仰生活の中で聖書から示された御言葉、それを頼りにして生きること。聖書にはたくさんの御言葉が書かれている。だが、自分に与えられた御言葉は特別なもの。自分だけのもの。替えの無いもの。それを灯りとして、杖として、毎日を生きていく。日々はほんとうに慌ただしく過ぎるけれど、忙しさに紛れて、いつのまにかどこかへ置き忘れてしまわない。また、苦しみや悩みや不安や憤りや妬みなどの波をかぶることもあるけれど、解決されるまで我慢しきれず、「こんな言葉は助けにならないじゃないか!」と、心の箱から放りだしてしまわない―ことではないだろうか。2 そして、...祈りうた(信仰メイソウ御言葉を握りしめる)

  • 祈りうた(信仰くねくね 湧き出てくるもの)

    湧き出てくるもの1ついに希望が前に来た幸せが手でつかめそうだ―と感じる暗い沼地に花を見つけた花から新たな自分が咲きそうだ―と感じる2心の底からわき出てくるものがある怒りではないさみしさではないむろん欲望ではないそう、愛(いと)おしいその思いだ!かなしいイノチのその頭をいい子いい子したい気持ちだ!★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね湧き出てくるもの)

  • 祈りうた(信仰くねくね 朝のうた)

    朝のうた1夜のながさ昼のくらさ病に沈んだ者のいちにちがつづいていく閉じこめられた部屋句読点にならぬ点滴2細くなった腕がかなしみ色にそまる白いパジャマは死装束のようけれどあおむけになったわたしは天をみあげるそしてのぞきこんでおられる目をさがす3開けた雨戸から夜が出ていく夢に現れた過去たち  さようなら!朝の窓へ腰の痛みを伸ばそうそして今日の扉をあなたへの期待でおおきく開こう★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね朝のうた)

  • 祈りうた(信仰くねくね 金の糸)

    金の糸1こばまれたときに  どうするかこわされたときに  どうするか汝(なんじ)、へだての距離を測るなかれ壁はなくすため、もつれはほどくためにきっとある2ずっとかなしみにひたるそれはもしかしたら心地よいかもしれないけれど心の芯(しん)まで冷やしてはいけないよここに金の糸があるこの糸で過去を繕(つくろ)うことができまいか目は灯りをさがすために、顔はわらうためにきっとある★祈り求めるものはすべて得たと信じなさい。その通りになる。(聖書)★いつも読んでくださり、ほんとうにありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね金の糸)

  • 祈りうた(信仰くねくね 素手で洗う)

    素手で洗う1恩を仇で返すそんなことができてしまう私たち信じ合うことが大事口ではそう言っているのに今日という道のうえで笑いながら傷を負わせ合ってしまう私たち2悔いることはむずかしくないけれど悔いて改めるそれは本気の要ることだいけないことをした!そう気づいたなら心の底の底まで冷たい水で洗いきらねばまったくの素手で★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね素手で洗う)

  • 祈りうた(信仰くねくね 腹の虫)

    腹の虫1ねじれ虫がいっぴき枝にぶらさがっただけでこじれ虫が幹のあなから顔を出してきた気のいいひっこめ虫は根元でオロオロばたばたバッタは草のなかでヤキモキみんな虫なのに虫が好かない!―なんて2怒り虫がしこたま腹にマグマを貯め込んでいるヒガイシャだましいが体のあちこちに巣食っている腹の虫がおさまらぬ―導火線をにらみながらつぶやくああ恋うるは優しさ ヨワムシ同士の情け深さだ!★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね腹の虫)

  • 祈りうた(聖句つれづれ ふたりの薬剤師さん)

    聖句つれづれふたりの薬剤師さんお互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦(ゆる)してくださったように、互いに赦し合いなさい。(「エペソ人への手紙」四章、新改訳聖書)1―ひとり目の薬剤師さん処方された漢方薬の在庫がありませんといういくつかの薬局に問い合わせましたがありません…申し訳ありません、申し訳ありませんと平謝りわかりましたと私自分で他の薬局をさがしてみます…申し訳ありません申し訳ありませんと出口まで平謝り2―ふたり目の薬剤師さんあいにくうちにはこの漢方薬ありませんというあんまり使われていない薬なもので…そうですかと私こちらならと期待して来たんですが困ったなどこの薬局を探したらいいんだろう…(何カ所かの薬局へ電話)ありました、ありました!ちょっと遠いですが一軒見つかりました...祈りうた(聖句つれづれふたりの薬剤師さん)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 鎖からのほどきー「長血」の女性 全五回の五)

    聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の五そこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。イエスも、自分のうちから力が出て行ったことにすぐ気がつき、群衆の中で振り向いて言われた。「だれがわたしの衣にさわったのですか。」すると弟子たちはイエスに言った。「ご覧のとおり、群衆があなたに押し迫っています。それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」し...祈りうた(聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の五)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 鎖からのほどきー「長血」の女性 全五回の四)

    聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の四そこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。イエスも、自分のうちから力が出て行ったことにすぐ気がつき、群衆の中で振り向いて言われた。「だれがわたしの衣にさわったのですか。」すると弟子たちはイエスに言った。「ご覧のとおり、群衆があなたに押し迫っています。それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」し...祈りうた(聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の四)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 鎖からのほどきー「長血」の女性 全五回の三)

    聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の三そこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。イエスも、自分のうちから力が出て行ったことにすぐ気がつき、群衆の中で振り向いて言われた。「だれがわたしの衣にさわったのですか。」すると弟子たちはイエスに言った。「ご覧のとおり、群衆があなたに押し迫っています。それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」し...祈りうた(聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の三)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 鎖からのほどきー「長血」の女性 全五回のニ)

    聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回のニそこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。イエスも、自分のうちから力が出て行ったことにすぐ気がつき、群衆の中で振り向いて言われた。「だれがわたしの衣にさわったのですか。」すると弟子たちはイエスに言った。「ご覧のとおり、群衆があなたに押し迫っています。それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」し...祈りうた(聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回のニ)

  • 祈りうた(聖句つれづれ 鎖からのほどきー「長血」の女性 全五回の一)

    聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の一そこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。すると、すぐに血の源が乾いて、病気が癒やされたことをからだに感じた。イエスも、自分のうちから力が出て行ったことにすぐ気がつき、群衆の中で振り向いて言われた。「だれがわたしの衣にさわったのですか。」すると弟子たちはイエスに言った。「ご覧のとおり、群衆があなたに押し迫っています。それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」し...祈りうた(聖句つれづれ鎖からのほどきー「長血」の女性全五回の一)

  • 祈りうた(虐待 虐(しいた)げる親たちⅥ)

    虐(しいた)げる親たちⅥ「子殺しの唄」をきいたかいま流行(はやり)分身オニのようなと指さされる母がいるヒトデナシとつばを吐かれる父のとなりに切り抜きをはじめたとたんスクラップブックが一冊ヒトデナシやらオニやらの記事で真っ赤に埋まったおしえてくださいあなた宿したときおなかが光らなかった?知らされたとき妻をだきしめなかった?生まれ出たとき涙がじわっと湧かなかった?―分身なんというすてきな響き!ブンシンいま笑顔でクシャクシャの子どもがずっとずっと見上げているその笑顔にカメラを向けるひとすぐそばで手を叩きはずむ声をかけるひと子どもの瞳にそのこころのど真ん中に最高の笑顔を焼きつけるあなたチチあなたハハ★開けた目に太陽ママの笑い声★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(虐待虐(しいた)げる親たちⅥ)

  • 祈りうた(虐待 虐(しいた)げる親たちⅤ)

    虐(しいた)げる親たちⅤ「子殺しの唄」をきいたかいま流行(はやり)虐待十句児のさけびパチンコ玉に弾(はじ)かれる産んだ児に親の青春吸い取られ頬かむり情夫の愛に溺(おぼ)れゆくどしゃぶりの情事のあとの子は棄てる邪魔な児が朝昼夜中泣きわめきあの母は足を踏まれて子を叩き母という魔物いっぴき家に棲(す)み相手の子なついたころに蹴り殴り父と子の夕べの秘密腕のアザ人生の最初のしつけイノチゴイ★開けた目に太陽ママの笑い声★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(虐待虐(しいた)げる親たちⅤ)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅹ―善魔⑦)

    自分教Ⅹ―善魔⑦1―あなたは施しをするとき右の手のしていることを左の手に知られないようにしなさい(聖書)「お祈りをしております」と言われたらアリガトとしか言えぬじゃないか心配を目にあらわしてそばに寄りなになになにと腹探りくる偽善者は悪人よりもなお悪し両手の善意足をも誇る悪意などもったことないひとなれば「性善説」はその人の説善い人といわれることに慣れた顔ときおりよぎる優越の影2「善人」にたくさん会ってきました。「本当にあの人はいい人」と思えるひとは少なくないのです。でも、それは他人の評価です。本人が「わたし、いい人」と思ってしまったら、その瞬間からその人はアヤシイ人になってしまうでしょう。残念ながら、実は自分はダメなところもたくさんある人間なのだ―そう気づいていないからです。 ダメなところも多いので、知らず...祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅹ―善魔⑦)

  • 祈りうた(虐待 虐(しいた)げる親たちⅣ)

    虐(しいた)げる親たちⅣ「子殺しの唄」をきいたかいま流行(はやり)パチンコパチンコやめられぬ子どもは風邪気味なんだけどパチンコやめられぬ指がうずく心はソワソワ来てしまったいつものパチンコ店子どもは車でぐっすり眠るそのすきに一度だけいやチョットだけパチンコやめられぬ真夏の午後灼熱車内ぐっすり眠った独りの子どもああパチンコやめられぬ財布は軽く体も冷えてようやく熱い車にもどったら我が子はぐっすり眠ったまま―二度と目覚めはしなかった★開けた目に太陽ママの笑い声★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(虐待虐(しいた)げる親たちⅣ)

  • 祈りうた(日向ぼっこ 誕生日③)

    誕生日③1ずっと前のこと近くに住んでいるぼくを母が訪ねてきた手にはお寿司の折詰 ―おめでとう誕生日だよね!忘れていたぼくはドッキリのお寿司を受け取ったのだった2すこし前のこと仕事中のぼくの部屋へ子どもたちが入ってきたハッピーバースデーをうたいながら―おめでとう、おやじ誕生日だよね!忘れていたぼくはドッキリの笑顔を受け取ったのだった★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこ誕生日③)

  • 祈りうた(大地震 誕生日②)

    誕生日②1大地震のその日に亡くなったひとがいる大地震のその日に生まれたひともいるどちらも愛(いと)おしいどちらもかみさまの掌にくるまれた命なのだから2誕生日はよろこびで満たしたい日だにっぽんが激しく揺れた日に生まれたひとよきみはうつむかないで胸張って生きるだろう一杯愛され、そしていっぱい命のよろこびと出会うだろう  君よ!★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)忘れまいぞ被災地!★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(大地震誕生日②)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ーヨメ・シュウトメ④)

    距離―ヨメ・シュウトメ④1なんといってもジジ・ババはいいとこどりだ冬の真夜中泣きやまぬ赤ちゃんを必死であやすことはない昼間あったかな部屋でベロベロバーと言って笑わすだけ―孫の母になってくれてありがとう!って言ってみようかな2ジジ・ババの寝てる時間に児を育て洗濯機回るかずだけ母走り屋根はずし青空を吸う胸出して齢の差は縮まりません背たけほどふたりしてごろりとなってテレビ見よ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね距離ーヨメ・シュウトメ④)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ーヨメ・シュウトメ③)

    距離―ヨメ・シュウトメ③1かつての母娘ゲンカをなつかしむ?気配り、気づかいのシュウトメ敬語だけでしかしゃべれぬヨメオイ夫と息子!良いクッションになってるかい?2目玉焼きにはソース、ケチャップ、それとも醤油?卵だってビックリの育ちのちがいウマがあわないなんて当たり前ウマのことだものヒトの事じゃないんだもの!3ありましたよヨメ・シュウトメ川柳ダメ夫川柳などもありますねえ―五七五笑った口でオタガイサマなんて★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね距離ーヨメ・シュウトメ③)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ーふうふ)

    距離ーふうふ1上から読んでも下から読んでもふうふふ・うふでもふう・ふでもないかみさまが会わせてくれた奇跡の二人どうどうたる一対のふたり2うふふは新婚さんふう~は熟年さんとうふじゃないよふうふだよいつもきぬごしばかりじゃないけどね★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね距離ーふうふ)

  • 祈りうた(日向ぼっこ 誕生日)

    誕生日1六歳になるんだよ!あと一週間なんだよ!―孫娘が電話口ではずんでいるそうか、誕生日ってゴムまりみたいにはずむんだ!2ぼくのはじめての記憶は五歳の夜チチとハハの別れ話をきいた夜その後、誕生日は何度もきたけれど弾んだ記憶はないみたい3息子の誕生日におよめさんがいった―夫のお父さんになった日おめでとうございます!誕生日が二度きたようで胸がちょっとふくらんだ★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(日向ぼっこ誕生日)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ーヨメ・シュウトメ②)

    距離―ヨメ・シュウトメ②1ヨメ・シュウトメって メんどう、メざわり、メのかたきなの?「空気をヨメ!」「口出しをトメて!」のキッチンバトルヒリヒリズキズキの長い一日2メシのこと一つ子育てのこと一つ予習なしのぶっつけ本番だもの上のドンドン、下のボソボソタニン同士が住んでる二世帯住宅3家にいなくても嫁であるまだまだわかいのに姑である女のひとを屋根で囲み齢で縛りつけいさかいを仕掛けた者それはさもしい男ども★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね距離ーヨメ・シュウトメ②)

  • 祈りうた(信仰くねくね ほどく2)

    ほどく21大の字に寝ころぶと欲のこころが体からスーッと抜けていく平和の心がフンワリと入ってくるあゝゆるされているという気持ちになる2イエスさまが大きく両手を広げて呼んでおられる笑いながら―さあ、ここへいらっしゃい!あなたの鎖をわたしがほどいてあげる★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくねほどく2)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅸ―善魔⑥)

    自分教Ⅸ―善魔⑥1遠い教会苦労人や善人は情にあついし行動力もある善いことは正しい、善いことはきっと通じるそう信じている自分を恃(たの)み、ひそかに誇ってさえいるのでそう簡単に心を神にむける気持ちにはなれぬ苦労人や善人はつまずいたり転んだりすることもあるがその打ち身や傷はガマン力や経験や知恵が次第に癒やす周りの苦労人や善人が助けてもくれるので神に直接「助けて!」と叫ぶ気持ちにはなれぬ苦労人や善人は死に際もシャンとしている家族親族にさほど迷惑かけずに息を引きとるだから最後のひといきまで主(あるじ)は自分魂を神に預ける気持ちそれはついになれない2信仰のふもとで医者通い 妻の看病残業、夜勤  おまけに孫の世話それで一杯の日々―だから神、無用「今ちょっと手が離せません」神さま、ご免!たまの休日 キッチン・タイマー押...祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅸ―善魔⑥)

  • 祈りうた(つぶや句 ノット・アローン(能登はひとりじゃない)②)

    ノット・アローン(能登はひとりじゃない)②1ちいさな体験台風で避難した体育館は知らないひとたちで一杯歩くにもどころか咳ひとつにも遠慮がでるかたい床のうえ敷物をお隣りさんとくっつけぬように視線をなるべく合わせぬように腰も肩もハートもそりゃあ凝ったもんだった2大きな体験地震の避難所でおもいきりオナラする一発二発三発あっちでもこっちでもクシャミみたいに避難所でおもいきりイビキをかく一人二人三人あっちでもこっちでもあかちゃんの泣き声みたいに生きてる証拠の音なんだからあしたも生きるぞという宣言なんだからなあになんの遠慮がいるものか!★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句ノット・アローン(能登はひとりじゃない)②)

  • 祈りうた(つぶや句 ノット・アローン(能登はひとりじゃない)ー二カ月)

    ノット・アローン(能登はひとりじゃない)ー二カ月1地震の被災者に同情しながら募金は少しだけウクライナのことやガザのことも胸締めつけられる時が減ったファイト!とつぶやきながらおのれの課題だけで日が過ぎる彼と我そのあいだに隙間があいているようだ2救急車がサイレンを鳴らして来ると―カミサマソノヒトヲタスケテクダサイ!思わず唱えてしまう見知らぬ人なのに車が通り過ぎるまで叫んでしまう3二月になって大風が吹き荒れ一月の地震の記憶も飛ばされそうになっている断水で困っている人たちのこと何度思い出す、一日に?ノット・アローン(能登はひとりじゃない)忘れまいぞ★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句ノット・アローン(能登はひとりじゃない)ー二カ月)

  • 祈りうた(信仰くねくね ほどく)

    ほどく1溜め息こころの疲れたひとが溜め息をつくその溜め息を吸いこんで私も溜め息をつくしいんとした部屋たがいに顔を見ないままフ・ウ!2笑顔今日の笑顔に真心があったろうか気取った心、威張った心、小ずるい心、卑屈な心…―ウン、今日はなかった気がするご近所のお婆ちゃんへも、スーパーの店員さんへも、かかりつけのお医者さんへもウン!3秘訣くよくよしないそれが長生きの秘訣だよ!―おばあちゃんのホッペのしわが笑った大地も揺れた、大波もかぶったさでもこの身一つあればまだこの世のお近づきになれそうだよ★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(信仰くねくねほどく)

  • 祈りうた(信仰くねくね つき合う)

    つき合う1顔が合った瞬間相手の心の色を見分けてしまうかなしい癖だいつのまにかついた癖明るい色なら自然に話せる暗い色なら笑いでごまかす自分色こそ輝かせたいそうねがっているのに2感謝の気持ちがふくらんでないのに―アリガトウ謝りたい心が体全部から湧き出てこなくても―ゴメンナサイ言葉はけっこう嘘がつけるでも指先の冷たさはごまかせない3どんなことがあってもトコトンつき合うよ変わらぬ気持ちでほどよい距離であなたが好きだからけっして見放さない―そんな声かけをしてくださる方がきっとおられる★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくねつき合う)

  • 祈りうた(信仰くねくね 今日という道のうえで)

    今日という道のうえで1愛されているそんな実感はありますか傷つけているそんな気づきはありますか今日という道のうえで誰かの息を吸ったり誰かへ息を吐いたりしながら2どれほどの溜め息が空へあがっていくのでしょうどれほどのかなしみが地へおりてくるのでしょう今日という道のうえで誰かと合わせたい指先をこんなにも伸ばしあっているのに★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね今日という道のうえで)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅷ―善魔⑤)

    自分教Ⅷ―善魔⑤善人のなかには善が宿っている―もしかしたら悪のシミも隠れているかもしれぬけれど悪人のなかには悪が棲んでいる―たぶんだが善の欠片(かけら)ぐらいはあるのかもしれぬ善と悪白と黒どちらか一つだけの色でなくきよらかな色やにごった色それらが混ぜ合わさってできているかなしい我等ちょっとだけ善が多ければゼンニン組少しでも悪が多いとアクニン組それだってお天気次第で上がったり下がったりわたしもあなたも灰色のヤジロベー★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅷ―善魔⑤)

  • 祈りうた(ウクライナ 檻(おり)ー二〇二四年)

    檻(おり)―二〇二四年1ナワリヌイ氏を悼む真冬の檻に閉じ込めた猟師が来て檻のなかへ銃を向ける害を為すから撃たねばならぬそれが正義だ檻の外へ出られるのは―骸(むくろ)となったときである2真実が語られない世界で愛が凍(こご)えているわれわれは黙っていてよいか地球の隅っこで 地が揺らぎビルが燃え街街が荒れ地と化していくのを悪が正義の雄たけびあげるのを黙っていてよいか、私もあなたも★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。「身命を賭(と)す」という厳しい現実をまだわたしは味わったことがありません。信念において、信仰において。けれど、それを実践した人がこの同じ地上に、同じ時代におられたこと、それを覚え続けていたいと思います。絶望で立ち止まらず、希望によって前進しようとした人がおられたことを。 祈りうた(ウクライナ檻(おり)ー二〇二四年)

  • 祈りうた(ウクライナ 暴虐―二〇二二年)

    暴虐―二〇二二年1まさかそんなことは起こるまい!そうあなたも私も予想したそんなことがあってはならぬ!そう私もあなたも願った―二〇二二年二月二四日だがそれは起こった、起こってしまったあなたの予想私の予想私の願いあなたの願いそれらを踏みにじって国境を越えたのだ戦車が!2『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』4*に、次のような一文があった。だれかをきずつけることを楽しいと思いはじめたら、それはもう、人じゃござんせん。けものでござんす。(「ウルフまんじゅう」)ウルフ―オオカミ。いじめられっ子の主人公は、「ウルフまんじゅう」を食べた。強くなったが、今度は逆に、いじめっ子を傷つけるようになってしまう。しかも、それを楽しいと思うようにさえなってしまう。すると、全身に銀の毛が生え、キバまで出てきた。オオカミになる、というところまで化身...祈りうた(ウクライナ暴虐―二〇二二年)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ー 愛するひと)

    距離 愛するひとぼくには神さまのような透視力がないので今きみがどこに居るか、誰と居るのかわからないどうして心が通じあえないのかわからないどんなことで傷ついているのかどんな不信や怒りが心を占めているのかなぜメールの返事もくれないのかせめて不満の声でもなにも見えない何もわからないだからぼくは祈る透視力をもっている神さまに声上げて祈る―ぼくの声になって届けてくださいぼくの目になって見てくださいぼくの耳になってきいてください―神さまぼくの全部になってくださいいまの君のこころを丸ごとぼくに送信させてください★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね距離ー愛するひと)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ーヨメ・シュウトメ)

    距離ヨメ・シュウトメ1声のトーンが高いか、低いか気にかかる目が笑っているか、ちょっとこわばっているかそれも気にかかるヨメ・シュウトメそのどちらが?あるいは、どちらも?せまっこい建物物音ひとつに耳とんがらせて2ほとんど他人中途から親族二世帯同居のヨメ・シュウトメ遠方または近所がちょうどの距離なのかしら3オニ婆・オニ嫁オニ同士が一つ屋根の下に住むまだうまくかくれんぼができぬオニごっこでもオニのことだヒトのことではない笑いながら手つなぎ鬼のできる日まあだかな4嫁姑が寝転んで一緒にテレビを見るなんていいなときどき倅(せがれ)のワルクチなどをいい合いながら他人同士の出会い縁あって他人同士の付き合い縁をちょっとずつ濃い味に煮詰めながら★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます...祈りうた(信仰くねくね距離ーヨメ・シュウトメ)

  • 祈りうた(信仰くねくね 距離ーハハ・チチ)

    距離 ハハ・チチ1―うちの母ってヘンですか?*この漫画に描かれたかずかずの母親たいがい自分を善人とおもっているたいがい心配性だが気が利くと思っているたいがいお節介だが世話好きとおもっているたいがいねたみ屋なのに心がひろいと思っているこれってハハオヤだけのことかチチオヤもそうじゃないのかたいがい自信家たいがい経験がモノをいうと信じているたいがいなにかのトラウマを隠しているたいがい自分を反省しない―うちの父ってヘンですか? そういう漫画が出たらほとんどオレのことだ*田房永子『うちの母ってヘンですか?』秋田書店2―夢をみた息子三人が出てきた顔ははっきりしないが息子だとわかった息子は口々に「もういいよ」「もういいよ」と云う三番目の息子はわたしを抱いて「もういいよ」と耳元で何度もささやくわたしは気づいたぼんやりとし...祈りうた(信仰くねくね距離ーハハ・チチ)

  • 祈りうた(虐待 虐(しいた)げる親たちⅢ)

    虐(しいた)げる親たちⅢ「子殺しの唄」をきいたかいま流行(はやり)トラウマ1怒りの子はしこたま腹にマグマを貯め込んでいるヒガイシャ意識がウジウジ巣食った腹に導火線は短い年寄るごとに更に短くなったあゝ恋うるは優しさ人生への情け深さだ!2五歳の記憶は五十年消えぬそう書いたトラとウマが動悸の止まぬ老後を引きずり回すしあわせを死合わせと取り違えるような白髪頭よ謝礼だけは払って退場せねば幾人かには★開けた目に太陽ママの笑い声★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(虐待虐(しいた)げる親たちⅢ)

  • 祈りうた(虐待 虐(しいた)げる親たちⅡ)

    虐(しいた)げる親たちⅡ「子殺しの唄」をきいたかいま流行(はやり)子どもをいたぶる大人たち1子どもが大人にコロサレ続けている鬼のような母鞭(むち)をもち獣のような父銃をもち子どもは素裸なんにも持たない2五歳の記憶五十年消えぬ恐怖の木繁った葉は枯れぬ我が子を憎む親の子は己を嫌う子に育つかもしれぬ3いじめられた子がいじめる親になるなんてみじめな自分だとわが身を打ちながらそれでもいたぶる自分を止められぬ★開けた目に太陽ママの笑い声★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(虐待虐(しいた)げる親たちⅡ)

  • 祈りうた(虐待 虐(しいた)げる親たちⅠ)

    虐(しいた)げる親たちⅠ1虐待のいたましい報道が続いている。飛び込んでくる。愛人あるいは義理の父によるもの、夫婦での虐待、その様子を撮影する者まで現れる。逮捕されると、いじめなどしていない、しつけのつもりだったとの言い張り。また、気にもかけ努力もしたが及びませんでしたと、児童相談所などの弁明。なぜこんなに似た形の「子殺し」が続くのか。 2虐待のニュースに一瞬息が止まる。奥歯に力が入る。唾(つば)をごくりとのむ。気づくと拳(こぶし)を握っている。わたしも、幼児期から父との葛藤で苦しんできた。「父子関係」といえる関係が築けないまま、わたしは十九で家を出た。いや、「恐怖の父から逃れるために、そして憎しみをいだいた子であることから逃れるために」家を出た、というのが正確である。 親となったとき、我が子へのひどい態度...祈りうた(虐待虐(しいた)げる親たちⅠ)

  • 祈りうた(つぶや句 先生)

    先生1実にたくさんのセンセイと出会った苦い汁の出てくる思い出が多いなか―あの時お世話になりました幾人か笑顔のまぶしい先生もおられる2スッキリ顔の先生方に混じって無精ひげを生やしたままの先生がいた職員室脇でひげをそっている先生がいた剃りのこしたアゴの先生もいた3「ひとは変わりません」そう断言したセンセイがいた教壇で毎日何を願ってくれていたのかな生徒の成長、それとも自分の成長かな★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句先生)

  • 祈りうた(信仰くねくね 十字架)

    十字架1大の字に寝ると手足の先っぽから欲のこころが抜けていく鼻と目から穏やかなこころが入ってくるゆるされている という気持ちになる2父親がかがんで両腕を開くと子どもが飛びこんでいく安心してくるまれる命幸せにはじける笑い声3キリストが両手を大きく広げて笑っている  呼んでおられるーさあ、いらっしゃい!鎖をわたしがほどいてあげよう★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね十字架)

  • 祈りうた(つぶや句 ダンゴムシ哀歌Ⅱ)

    ダンゴムシ哀歌Ⅱ1弱虫ダンゴムシ命のすべてが僕の掌にのっかっているのに丸まっていれば何とかなると思っているか誰も手を出せまいとそう思っているか2指先でころがす右へ左へ上へ下へ名前も知らない齢(とし)も知らない掌の上で息潜めているダンゴムシ3腹のうちが読めないなおびえているのか隙をうかがっているのか声はどんな声生きる歓びを知っているのダンゴムシ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句ダンゴムシ哀歌Ⅱ)

  • 祈りうた(つぶや句 ダンゴムシ哀歌)

    ダンゴムシ哀歌1クモもミミズもゲジゲジも素手では無理 でもダンゴムシなら平気つまんで手のひらにのせると黒い塊が必死になってイノチをかくまう2ダンゴムシを手のひらでもてあそぶ弱虫いじめのワルモノみたいな気がしてくるおもしろいというだけで命をいじくり回すワルモノ3じっとしたまま手のひらでころがるちっちゃいちっちゃい黒いいきもの指先でつついても文句一ついわないしだいしだいにかなしくなってくる★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句ダンゴムシ哀歌)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅶ―善魔④)

    自分教Ⅶ―善魔④1あるとき、先輩の社員が会議の場でわたしをバカと言ったことがあった。その先輩は正義感の持ち主で、会議中、上司のやり方を正面から批判していたのだ。そしてわたしに同意を求めたのだった。わたしは、ちょっと違うなと思いながら先輩の批判を聞いていた。それで素直に同意できなかったのだ。先輩は、自分の批判が的を射ているものと信じていた。わたしにも当然それが理解できるはず、だから同意するべきと思っていたにちがいない。「君はバカだね。わたしの言ってることが何もわかっていない」―その先輩は、わたしをあわれな人間のように見ながら、そう冷たく言い放ったのだった。正しいとそのひとが信じたことでも、それに同調できないことがある。だが、そのひとは自分の正しさを譲らない。他者にも認めさせたい。しかしそのひとの思い通りにな...祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅶ―善魔④)

  • 祈りうた(つぶや句 つながる)

    つながる1疲れたひとが溜め息をつくその溜め息を吸いこんで私も溜め息をつくしんとした部屋たがいに顔を見ないでもおんなじ空気を吐いて吸って2その人が存命であっても存命でなくてもわたしのこの心の中で生きているうん、それが大事なんだと思うそりゃあ寂しさはあるけれど★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句つながる)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅵー善魔③)

    自分教Ⅵ―善魔③1川柳善いことを為せと善魔が裾を引く善いことをしてきましたと得意顔善いひとのムンとする息かがされるいい人といわれて照れるフリをして 気の毒と言いつつ放つ青い火矢ワルイやつ善人ほどにかまびすしイイヒトは肩こり頭痛腰痛みちょいワルと卑下して撫でる顎のひげ ツミビトと一度でいいの言ってみて偽善者と指されるほどの善もせず 2ただしいと大きな声になるのかな自分の考えは正しいと主張するとき、あるいは自分はまちがっていないと訴えるとき、どうして声が大きくなるのだろう?自分の正義を確信し、相手を支配したくなってしまうから?正義感に酔いしれて、解るだろうわかるだろうと、辺りへ叫びたくなるから?正義は万国共通、万民同調すべきものと、人間のこころを一色に塗りつぶしているから?ほんとうは内心自信がなくて、それを見...祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅵー善魔③)

  • 祈りうた(つぶや句 笑顔―能登半島地震四〇日)

    笑顔―能登半島地震四〇日預かっていた成人式用の振り袖崩れた美容院の底から掘りだした 何人ものボランティアが二日かけて笑顔を捜し出せて良かった―メンバーが泥付きのほっぺたで微笑んだ★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句笑顔―能登半島地震四〇日)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅴー善魔②)

    自分教Ⅴ―善魔②1善・悪・魔善という字「口」がついている悪という字「心」がささえている魔という字「鬼」が棲んでいる善いひとのわらった口元にかすかな汚れがついているのを見たことがある悪いひとの心のすみっこに意外な優しさを感じたことがある悪魔の心には鬼がいっぱいだ善魔の口にも隠れた鬼がいる悪魔も善魔ももしかしたらこの鬼にあやつられているのかもしれぬ2善魔なる魔の棲む穴に鬼宿る「魔」の字をじっと見た。中に「鬼」が入っているではないか!ああ、そうか、みんなオニのしわざなのか。「悪魔」は鬼の支配下にある。「魔が差した」とき、それはオニが悪さをしたのか、ヒトがしたのでなく。聖書に、自分では善いことをしたいという強い願いがあるのに、どうしてもそれができない。できないどころか、悪いこと・罪なことばかりをしてしまう、と嘆く...祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅴー善魔②)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅳー善魔①)

    自分教Ⅳー善魔①1善魔はだれにでも潜んでいるわたし善い人、あなた弱い人正義感はそう思い込むひと言、ひと事に「良かれと思ってシール」が付く失敗はないので反省はしない2―有難いのですが、実のところ迷惑なのですトンデモナイ言葉を突きだされ「良かれと思ってシール」が青くなったり赤くなったりしたこの世に  拒まれる善意があるなんて!と3心がくたびれている人を心底思いやりなさい―カウンセラーが助言する望まれぬ心配や援助それはストレス玉の発射管です助けるから、助け合うへそんな飛び込み板貸しますよ★たんぽぽの何とかなるさ飛んでれば★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅳー善魔①)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅲ)

    自分教Ⅲ1もしかしたら吾はゼンニンと信じて疑わぬ人のほうが俺はアクニンと自覚する者より弱い人の心を知らないかもしれぬ無邪気に傷つけるその数その深さを見ると2恵方巻きを食べながら自分と身内の幸せを祈る売れずに廃棄その米や海苔や具材の作り手は幸せをおすそ分けされたかな3ゴミ箱に棄てないかなしみは抱えたまま丁寧に生きる悪魔はいやだが善魔にだけはなりたくない★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅲ)

  • 祈りうた(つぶや句 声と声)

    声と声1北陸、イスラエル、ウクライナ時に応じて一つの事に濃くなっていくニュースそれに伴って薄まっていく他の事事への関心どこでも命が叫んでいるのに2命の声声を芸能人と政治家がかき乱すシッ、しずかに!苦しみの声かなしみの声それを聴かねば3笑うことに罪悪感を感じたーそう言う被災地の事業者でも笑い声を地域に取り戻したいそれが復旧、それが鎮魂そう気づいたのです★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句声と声)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅱ)

    自分教Ⅱ1ツミのヒトそれってオレを指さすの?生まれてきてすみませんそう呟いた作家がいた嘘と裏切りが自分可愛さを超えたとき読みふけった聖書のかたわらに酒瓶と睡眠薬洗礼の水とはならなかった心中の川2「善い人」に救いを説いてどうするの?自分を「善い人」と信じて疑わぬ人が私はツミビトと思い知るそれはたましいの針がどう動いたときか相手の心に立てた善意の爪それに気づかぬようなゼンニンが 3日本語で訳しきれない「罪」「救い」「罪」を「悪」といえばよいかもしれないツミビトをアクニンといえば仏は慈悲、神は愛その掌にのせられ、赦(ゆる)された有難さそれが「救い」かもしれぬ★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅱ)

  • 祈りうた(信仰くねくね 自分教Ⅰ)

    自分教Ⅰ1自我強しおのれを恃(たの)む「自分教」「自我」を「エゴ」と読む自分大好きと自分大嫌いそれはうぬぼれと自己卑下の顔をもつエゴの双子なのかもしれぬ2聖書読む他人のような顔をして聖書を開くことは何となくうしろめたい耳切り落とした自画像それを描いたゴッホのようには鏡に弱い、傷ついた自分の顔を映しだせないまるでタマシイが神の目に見透かされそうで3どれだけの欠片(かけら)を棄ててヒトとなる?生まれたての無垢(むく)な魂は時とともにエゴの皮を厚くしていくもう一度無垢になりたいそうかなしくねがう者は鉛筆の芯より細い魂のため今日も黙って心を削(そ)いでいく4血迷った?オレが聖書を買うなんて!「自分教」ということばを思いついたとき、長い間自分にこだわって生きてきた己という者の姿が見えたような気がした。「信仰」の真反...祈りうた(信仰くねくね自分教Ⅰ)

  • 祈りうた(つぶや句 一部と全部と③―能登半島地震四週間)

    一部と全部と③―能登半島地震四週間1一日一日為すべきことを行うだけ一ヶ月で一年分働いた気がするー老人ホームの職員が笑うまた賑やかなホームに戻ってほしい、早く早く!2知人がボランティアで出かけた能登で暮らした数年間の恩返しと言って朝からだるい体で私はその背中へ祈る―行けない僕だけど応援してるよどうか君自身も気をつけて!3寄り添いたいひとが寄り添われたいひとに近づいていく体と時間とお金と知恵と技術をたずさえて何よりやむにやまれぬ心でおずおずと、堂々と★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句一部と全部と③―能登半島地震四週間)

  • 祈りうた(つぶや句 一部と全部と②―能登半島地震四週間)

    一部と全部と②―能登半島地震四週間1今日で四週間と報じるアナウンサーの声をききながら六年前のあの六時間を思い出す―台風に襲われたたった六時間なのに避難した体育館こわばった顔・不安な目忘れない、まだ2暮らしの数々が壊された町で復興の重機の音がきこえはじめた家族を喪ったひとに寄っていくカメラたった一言でも前を向くことばそれを探るように3義援金を送った町から令状が届いた「自分たちも復旧・復興に力を尽くします貴殿の御健勝と御多幸を祈念します」―正座してもう一度祈った祈りでお返ししたくなって★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句一部と全部と②―能登半島地震四週間)

  • 祈りうた(つぶや句 一部と全部と―能登半島地震四週間)

    一部と全部と―能登半島地震四週間1北陸北陸が揺らいだ日本が揺らいだ日本の隅っこで私も揺らいでる2あかぎれ親指の脇がヒビ割れた一ミリかニミリその一ミリかニミリが痛い痛いと呻(うめ)くまるで体の全部がヒビ割れたように3夜中のトイレ夜中のトイレ妻を起こさぬようにそっと北陸の避難所の真夜中みんなを起こさぬようにと足が縮むか4メザシメザシを焼いているとき火傷(やけど)したみるみる膨れていく一本の指先そうか、メザシよお前はこんな熱さに全部の体をさらしているのか!★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句一部と全部と―能登半島地震四週間)

  • 祈りうた(信仰くねくね 「聖書を読もうかな」という時5)

    〈信仰くねくね〉「聖書を読もうかな」という時5川柳『聖書』ってなあに?聖書とは一生一度も読まぬ本血迷った?オレが聖書を買うなんて!文語訳読む青年の青額(あおびたい)自我強しおのれを恃(たの)む「自分教」タマシイを盗み見されているような何となくうしろめたくて掌の聖書聖書読む他人のような顔をしてねころんで読むには重い聖書です「『バイブル』の一冊です」と聖書云いもしかこれ禁断の書かもドッキドキ日本語で訳しきれない「罪」「救い」ツミのヒトそれってオレを指さすの?「善い人」に救いを説いてどうするの?どれだけの欠片(かけら)を棄てて我となる★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(信仰くねくね「聖書を読もうかな」という時5)

  • 祈りうた(つぶや句 祈り・哀歌三ー憎と増と、過剰なこと、争と静と)

    祈り・哀歌三1憎と増と世界に悪が増すそれにつれて憎しみも増える憎しみは善のこころにも巣食うわたしのこころあなたのこころゆだんすると憎悪がむしばんでいくそれと気づかぬうちに2過剰なこと戦争のニュースを見るとあの男さえ消し去ればいいのに!と憤るヒトゴロシがいやだから戦争反対を願うのに暴虐者には死を!と叫んでもいいのか、心の中でも3争と静と争いのない世界それはどんなに静かでおだやかだろう!争いをしかける理由はやまほどさがせるだが、スッパリと争いをたつ勇気が知恵が祈りがない争いが息絶えた世界、静かな世界それはまだずっとずっと遠い世界か★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句祈り・哀歌三ー憎と増と、過剰なこと、争と静と)

  • 祈りうた(つぶや句 祈り・哀歌Ⅱ)

    祈り・哀歌Ⅱ1かなしみには羽が震えやすいよろこびにはすぐにハミングできない―そんな私だ「しあわせの歌」を書くとき幸せの心はぜんぶ開かない「哀歌」をうたうとき暗闇のなかでも弾むような心がある2かなしいことにえぐられる哀しみのこころがあるうつくしいことに澄まされるかなしみの心もあるかなしみの濃さそれが私の一生の色の気がするかなしみというものに良く染まるこころがほしい★わが影を肩車して青き踏む★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句祈り・哀歌Ⅱ)

  • 祈りうた(しあわせの歌 心配できること)

    〈しあわせの歌〉心配できること1しんぱいしてもらえるのは嬉しいこと―私ならそう思うあすはおろか今日のことさえおぼつかぬそんな我々だからわがまま言っても大丈夫チョットならねせっぱつまる前に「つらいんだ」と言っとくれボソッとでも2しんぱいできるなんて余裕があるよなそううとまれるかもしれぬあそこに病んだ人あそこに受験生あそこに家庭不和の人あそこに…わが事でないのに心配する頼まれもせず、本人さえ知らぬのにせっかい焼きなのか、世話好きなのか最善を祈る今日の相手は何人?3しんどさは人それぞれ悩みも不安も哀しみもストレス耐性もみな違うあなたには分からない戸をぴしゃりと閉められて立往生する日もある「わが事のように」というのは奢りなのか「他人だから」心配できるのかもしれぬせのびしない、本人を飛び越して心配しない―そうわきま...祈りうた(しあわせの歌心配できること)

  • 祈りうた(つぶや句 能登半島地震・エール)

    能登半島地震・エール1災害ボランティアー他人だけれど…「他人だけれど、あなたの幸せを気にかけているよ」という気持ちで災害ボランティアをしています。 声高にならず、むしろ静かに、その人は被災地に関わっていた。「寄り添う」という言葉が胸張って使われているなか、「他人だけれど…」という距離の取り方に、つつましい、けれど奥深く、優しい心の有り様を感じずにいられない。2福祉ーお金・時間・理解・拍手福祉はお金も時間もかかる。けれど、お金が出せない人は時間を出してほしい。お金も時間も寄付できない人は、福祉を理解してほしい。そして福祉に力を注ぐ人に拍手を送ってほしい。それだけで十分な福祉だから。 ―長い間私財を投じて物資を届けたり、炊き出しをしたりなど、地震の被災地支援を行ってきた人が、淡々と語った。「自分は直接に支援で...祈りうた(つぶや句能登半島地震・エール)

  • 祈りうた(信仰くねくね 「聖書を読もうかな」という時4)

    〈信仰くねくね〉「聖書を読もうかな」という時4初めて聖書を買ったときから実に九年ほど経って、わたしは聖書を読む気になった。 職場で大きな事故にあい、あと数センチのところで命拾いをした。けれど、全身の打撲、特に首と腰の打撲がひどく、痛むことが日々の暮らしであるという状態になっていた。治療の効果はあんまりなく、体も心も頼るものを失った。人生そのものに暗幕がおりてこようとしているのを感じないではいられなくなった。追い詰められて、残った「魂」が「助けて!」という声をあげたのだった。「生きたい、鬱々とでなくいきいきと」。「救ってください、痛みから解放されるだけでなく、この苦しい人生を生き抜いていく意味を教えてください」と。わたしは文語訳の分厚い聖書を買った。旧約聖書と新約聖書が一冊に収まっていた。現代語で書かれた聖...祈りうた(信仰くねくね「聖書を読もうかな」という時4)

  • 祈りうた(信仰くねくね 「聖書を読もうかな」という時3)

    〈信仰くねくね〉「聖書を読もうかな」という時3「聖書を読もうかな」と人が思うのはどのような時だろう。いや、わたし自身がそう思ったのはどのような時だったか。体と心と魂と、この三つがあるなら、聖書は「魂」に働きかける。たとえ体と心が病んだり傷ついたり苦しんだりしても、―いのちの瀬戸際と見えるような状態におちいったとしても、すぐに「魂の救い」を求める気持ちにはなれぬかもしれない。むしろ心と体のことで精一杯になり、魂の入る隙間がない、という状態かもしれぬ。日々が楽しくてしかたがないというひと、幸せ感いっぱいのひとは、「魂の救い」を求めることに縁はないだろう。多少の苦労はしても、毎日が充実していると感じるひとも、同じようであるかもしれない。他方、自分の仕事や趣味や社会的な活動などに注力している人・没頭している人、あ...祈りうた(信仰くねくね「聖書を読もうかな」という時3)

  • 祈りうた(信仰くねくね 「聖書を読もうかな」という時2)

    〈信仰くねくね〉「聖書を読もうかな」という時2家の宗旨が仏教の〇〇宗である、という人のほかにも、仏典を読む人、仏教に触れる人は少なくないだろう。「歎異抄」は広く読まれていると思う。「般若心経」をなぞって心を静め、浄めたいという人はもっと多いだろう。それに比べて聖書を買う人、読む人はどれほどいるのだろうか。何かしらの深い、重い事情があって思いつめたというようなことがないと、手にすることは少ないように思う。あるいは、ミッションスクールの授業課題で聖書を読むことを指示された学生の場合なら、必要に迫られて一部分を読むことがあるだろうか。 無宗教十句いまからの信心ですか眠いのにカミサマや閉店までの暇つぶし御神輿(おみこし)は還暦過ぎに重すぎる延命の管も祈りも固辞します死ねそうな気がしてきたよ遺書まとめあゝやっと解放...祈りうた(信仰くねくね「聖書を読もうかな」という時2)

  • 祈りうた(信仰くねくね 「聖書を読もうかな」という時1)

    〈信仰くねくね〉「聖書を読もうかな」という時1初めて買った聖書、それは、高校への通学路にある古本屋の棚にあった。その後、聖書には多くの日本語訳があることを知ったが、当時のわたしには、口語訳のそれが唯一の聖書だった。それは小型で厚かった。紙が薄いので重たくはなかったが、手にズシリと響いたような気がする。霊的な重みを感じたのかもしれない。 わたしは、それを何かしらの「決意」で買った。いつものような文庫本を買う気持ちでなく、もう少し改まった、いわば正座をするような気持ちで買ったのだと思う。 初めての聖書本好きの高校生がある日聖書を買った黒い表紙のその聖書はまぶしかったこころの秘密を探るものなのか未知の世界への案内書なのかかばんへしまったときなんだかドキドキした裏表紙をめくって―十七才そう書いた名前を書いたその上...祈りうた(信仰くねくね「聖書を読もうかな」という時1)

  • 祈りうた(しあわせの歌 明日へ踏み出す)

    しあわせの歌明日へ踏み出す1しゃがみこんでしまったとき孤独だった辺りは暗くて狭くて寒かったあれもこれもシンドイのにあれをせねばこれをしろと迫るものがあるわたしは或る時気づいたのだ追い込み、出口を塞いでいるのはわたし自身だったと せなかを床に広げ、縮こまった体を伸ばしてみよう―そんな勇気がチョット湧いてきた2しんじるということそれまだ見ぬ明日へ望みを置くことだあふれる思いそれがあなたの胸の奥でまだひっそり眠っているわくわくするほど全身がふくらむその願いを秘めてせいじつなあなた夜をぬけだす踏み出しを、あなたの朝が待っている★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(しあわせの歌明日へ踏み出す)

  • 祈りうた(つぶや句 ともにー阪神淡路と能登半島と②)

    ともにー阪神淡路と能登半島と②1能登がんばりつづける気づかぬうちに身も心もかたまっていく弱音を吐かないダイジョウブと言うそう言わなければボロボロに崩れてしまいそうで2神戸たのしいと思うことそれを優先してほしい元気が自分にも周りにもでてくるから一日いちにち生き抜いてほしいどうか!― 神戸のひとの涙ながらのエール★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句ともにー阪神淡路と能登半島と②)

  • 祈りうた(つぶや句 ともにー阪神淡路と能登半島と)

    ともにー阪神淡路と能登半島と1この店は震災でできあがった店です当時、化粧どころか髪ふり乱してのその日暮らしだからこそ人に喜ばれることを!そう願っての開店でした「元気で楽しい交流の場」―化粧品の女性店長の笑顔が輝く2能登のひとたちに胸がいたむ私たちも苦しんだ、哀しんだ二十九年前―阪神淡路大震災の地「1.17―ともに」の燈明が夜明けを照らす★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。祈りうた(つぶや句ともにー阪神淡路と能登半島と)

  • 祈りうた(つぶや句 災害弱者)

    災害弱者1「災害弱者」…持病をかかえた老人の私もその一人に数えられるのだろうかひとを支える力はなく支えてもらう一人に2気は負けぬ天までジャンプできるゾ!と思っても横断歩道で小走りになれない指の関節が痛くてペットボトルのフタがあけられぬ診察券の数ばかり増えていく3だがイヤなことばに感じてしまうな―「サイガイジャクシャ」強いか弱いかの二者択一「災害強者」などいないのになんだか「じゃま者」扱いされてるようでもともと助け合う社会じゃなかったのだとバレてしまったようで★ノット・アローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句災害弱者)

  • 祈りうた(つぶや句 輪島塗ー能登半島地震十五日目)

    輪島塗ー能登半島地震十五日目ここが好きここで復興しますマイナスからの復興ですが…―涙をこらえながら顔を上げた輪島塗の主(あるじ)明日への祈りをどうか塗り重ねて!★ノットアローン(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句輪島塗ー能登半島地震十五日目)

  • 祈りうた(ココロ日誌 交歓年賀状)

    交歓年賀状1二〇二二年二〇二二年の年賀状のやり取りも終わりに近づいた。わたしも差し上げ、先様からもいただいた。多くは、心にかけていながら一年間行き来のなかった方々との賀状による交歓である。お元気だったか、まだご活躍かと嬉しくなる。九〇歳になる方からの賀状は、特に心が弾んだ。一方、肉筆で何も書かれていない賀状もいくつかある。宛名も文面もみな印刷されたもの。気にかけてくださっただけでも有難いのだが、正直なところ「なぜくださったのだろう」という戸惑いもある。 稲畑汀子の句に「年賀状だけのえにしもいつか切れ」というのがある。少しだけ頷いてしまう、恩知らずのわたしである。2二〇二四年葉書が値上げされるというニュース。これはいよいよ「賀状終(しま)い」が近づいてきたと、妻と感想を言い合った。すでにニ三年前から「今年で...祈りうた(ココロ日誌交歓年賀状)

  • 祈りうた(百字ノート ニンゲンはどこまで「自由」なのか?)

    百字ノートニンゲンはどこまで「自由」なのか?1シブヤで仮装し、ハロウィンを愉しみたい、そのために今ニッポンへ来ましたと、外国人がにこにこ顔で街頭インタビューに答えた。そのニュースの冒頭では、イスラエルの攻撃で負傷したガザ地区の子どもたちの、その泣き叫ぶ声を伝えていた。―ニンゲンは、死者の傍らでもパーティを開けるほど「自由」なのか?2ホームから見知らぬ人を線路へ突き落した男が、動機は、一生刑務所で暮らしたかったからと言ったという。ガザ地区を攻撃し続けているイスラエルの首相が、テロリストを滅ぼすためならガザ市民の犠牲はやむを得ないと公言している。―自由がむしばまれ、命がもてあそばれている。それでいいのか?★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(百字ノートニンゲンはどこまで「自由」なのか?)

  • 祈りうた(つぶや句 通院・哀歌)

    通院・哀歌1「患者」なる名刺保険料が二割に減ったとたん診察券が増えた手帳の半分は通院日医者代は家計に食い込む人生の残り時間は減っていく「患者」なる名刺をあちこちにバラまいて2精密検査精密検査の結果は一週間後それまでの時間の長さといったら!診断は一瞬なのにドキドキおろおろの二十四時間隙間に守るべきひとの顔がちらつく―セーフですか?それとも、覚悟が要りますか?3経過観察―経過観察ですまた一年後!数年前なら「一年後の検査でいいか、よし」と胸にメモした今日はどうだ「一年先?それまでゲンキだよと見込まれたンかなあ」4歯医者さん、コワイ…差し歯の具合がちょっとと言ったらその歯医者さんいきなりの大声―合わないんですか?どこなんですか?えっ!私の腕にケチつけるんですかそう心の中でも呟いたようで5医原病医者の言葉と技量が原...祈りうた(つぶや句通院・哀歌)

  • 祈りうた(つぶや句 ノット アローン―能登半島地震十日目)

    ノットアローン―能登半島地震十日目1…けれどこれから始まるのだここから新しくなっていくのだ深かった夜が少しずつすこしずつ明けていこうとしている濃い闇はいつかきっと光にとけていくと信じたい2NotAlone(ノットアローン)能登はひとりじゃない―避難所の掲示板に書かれた言葉だおお、このユーモアなんというタフな祈りだ!★notalone(能登はひとりじゃない)★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句ノットアローン―能登半島地震十日目)

  • 祈りうた(つぶや句 能登・哀歌)

    能登・哀歌1声ヒトの声が恋しい!家も体も心もあんまり烈しく揺すぶられた雪も地震も要らんわね道がどこで割れてるか分からんわ2こだま現実なのか、これはまるで映画のよう助けを呼ぶ声がニッポンの空にこだまするひび割れたわたしの胸にも―どう応えたらいい、わたしは?3水東京の蛇口からほとばしる水は能登の人人の涙かもしれぬ断水、停電、ガスも無い…せめて出しっぱなしにすまい水★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句能登・哀歌)

  • 祈りうた(つぶや句 頭でっかち)

    頭でっかち1一億円の初マグロを食べる東京の人たち一杯の豚汁に涙する被災地の人たち豚汁を作った人はひとの喜びで笑うマグロを食べる人は自分の喜びで笑う2毎日が精算という生き方覚悟の生、その続きに死があるという生き方に惹かれる命のかなしみを食べつつ笑いもあり共感もあり連帯もありで3明日はかなり冷えるという予報の夜被災地の人たちを心配する暖房のきいた部屋、湯たんぽで温もる布団の中で―自分の喜びで笑うひとと変わらない★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句頭でっかち)

  • 祈りうた(つぶや句 辰と震と龍と)

    辰と震と龍と辰の年明けに大地が震えた今日は大雨、大雪も迫るあゝ人人が凍えるではないか辰よ龍と化せ!破壊された町を打ち叩く雨を天の果てまで噴き上げろ!★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。祈りうた(つぶや句辰と震と龍と)

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