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  • ギラリ・ギラリ・ギラリ

    東の空のグラデーションを第一幕とすれば第二幕は差し込む朝日の「ギラリ」だ。 今か今と待つこと暫し、建物の間からオレンジ色が差し込んで来た。その強い光線が線路と銀色の車体に降り注ぐ。 ファインダーでサロ2両を追う。2階建てが黄金色に染まった。 朝日の光量が更に増すと、オレンジからシルバーがかった色へと力強さが増してきた。 太陽の位置が更に動いたようだ。舞台に注ぐピンスポットのよう。 (2025/1/30~31 東中神-西立川)

  • グラデーション

    冬型気圧配置が続くこの時期になると、夜明けを迎える東の空のグラデーションを連日拝むことが出来る。 日の出時刻も遅いため、極端な早起きをしなくても良いのも狙い目。凍てつく朝、身支度を整えていつもの線路端へ。 ほのかなオレンジ色の先から下り列車が来た。2階建ての車内がひと際明るく見えた。 今なお残る社線時代の架線柱がグラデーションに映える。 オレンジ色が幾分広がって来た。刻々と日の出が迫っている。 (2025/1/30 東中神-西立川)

  • 西武旧2000系

    最早旧2000系は2417Fと2419Fの2編成となってしまっていた。この2年間のんびり構えていた自分に悔いる次第だ。 本川越からの急行での戻りを待っていると、拝島線と並走して来た。さらには下り列車の顔も揃ったワンカット。 特徴ある前面をしっかり記録。(シングルアームが残念だけど) (2025/1/21 小平) 拝島行きの先頭車でかぶりついていると、西武立川~拝島間で富士山が不意に正面に現れる場所がある。 このあたりかなと見当を付けて立ってみた。視線が低いためか架線柱や高圧鉄塔がうるさくて、車内から見えた美しい姿には程遠いものの、一応富士山バックの西武線と自らに言い聞かせた。(笑) (2025…

  • 夕日を受ける西武2000系 -2-

    もっと別のアングル、別角度の光線を求めて線路端からホーム上に場所を変えてみた。よりオレンジ色に染まるであろう2本目に注目した。 日没時刻よりも幾分早く、奥多摩の山々に沈まんとするギリギリのタイミングで上り急行として入線して来た。 客扱いを終え発車して行く最後部を追う。架線柱にホームの照明柱、さらには近くの高圧線鉄塔の様々な影が次々に前面へと架かる。連写ボタンを押したままのカメラ任せで、影の途切れる瞬間を辛うじて得ることが出来た。 (2025/1/31 西武立川)

  • 夕日を受ける西武2000系 -1-

    夕刻16時台に拝島線に入線する2往復のスジを追う。1月下旬の頃は日没時刻にドンピシャだった。 下り列車の前面窓と化粧板が黄金色に染まる。 拝島からの折返しが来た。2000の車体は本来の黄色からオレンジに染まる。ひと際明るい一点は沈まんとする太陽を受けてのものだろうか。 「急行 西武新宿」行きが夕日に別れを告げて行く。 (2025/1/22、28 西武立川-武蔵砂川) (つづく)

  • 西武2000系に接近戦

    拝島でのスナップ以来、2000系にまた熱くなってしまった。今回は線路端での接近戦を試みた。 勾配を駆け下って来た2000が眼前を圧倒する。 最後部は旧2000。連写機能がピタリと決めてくれた。 2000系の魅力のひとつに2連や4連の短い編成を連結した8連や10連があること。つまり先頭車同士の連結が1編成中に複数見られることがあることだ。それを意識して狙ってみた。 充当される列車はほぼ固定的のようなので、その列車を目的に時間と場所を決めて動く必要がありそうだ。 (2025/1/21 西武立川-武蔵砂川)

  • あの日の添え物も今では

    【1980/3/16】 ネタ列車を追っていたその日、練習や暇潰しという添え物カットに’80年代初頭のシーンを記録出来ていた。 京急600快走 背ずり板が直角のボックスシートという昭和30年代のスタイルだったけれど、座った瞬間に観光気分。快速特急のこれに乗るのが嬉しくて、選んで乗ることも多々あった。 あの頃の東急東横線 渋谷へと向かう東急5000の折返しを待つ1時間ほどの間、普段撮らない東急線なので偶にはいいかとカメラを向けていた。 グリーン塗装の目蒲線3522 さよなら運転編成の渋谷方先頭。当時の駅構内風情はこんな感じだったかと懐かしい。 目蒲線を行く荷物電車デワ3041はグリーン車体に黄色帯…

  • ネタ目白押しだったあの日

    いまから45年前の(ほぼ)きょうの日は、色々とイベントが重なっていた。それぞれのネタを追って3か所ほど巡った様子を振り返りたい。 【1980/3/16】 その1(京急ハコ型400の急行運用の日) 京急のハコ型400の終焉が迫り、有終の美を飾らしてあげようとの思い(?)で、所定800での運用となっている急行7Dのスジを400の2×3の6連に一部振り替るというイベントが行われた。 まずは文庫から新町へ向かう姿を谷津坂(現:能見台)で迎えた。 その編成の新町からの折返しを弘明寺の井土ヶ谷方で迎える。春に桜が舞うこの場所、蕾もあと一息のようだった。 その2(東急5000形東横線さよならイベントの日) …

  • 竜ケ崎の駅と駅前

    車内から見えた検車区は駅のすぐ脇にある。 こじんまりとした広さだが、公道からも十分に見学出来るのは嬉しい。オリジナル塗装のこれはキハ532。 掛員氏が車体洗浄の真っ最中。小さな会社に洗浄機・洗浄線など大袈裟なものは無く、人の手の温もりが伝わって来る。 駅前には通運会社。かつて全国の国鉄駅前で見かけた光景が残っている。 そしてタクシー会社の事務所と車庫。昭和の駅前風景が今もある。(タクシー会社はもう1社ある) 駅舎内には墨痕鮮やかな駅名看板が掲げられた待合室がある。孤を描く仕切り壁をみると、あたかも喫茶室の雰囲気も。 開業120年を祝う大漁旗風のものが飾られている。奥に見える改札口にはICカード…

  • 関鉄竜ケ崎線に乗る

    石岡からの帰り、時間があったので竜ケ崎線に乗ってみた。実は初めての乗車だ。 常磐線の龍ケ崎市駅に隣接した佐貫駅が始発駅だが、その改札口に向かって道案内の矢印や案内板が頻繁に現れる。 ここから左に入れば改札口。銀の斜体文字にはスタイリッシュな路線を予感させるのだが(笑)。 駅の先の踏切で列車の入線を待つ。単行の2001が来た。 2001の車内には??な吊り手が並んでいた。龍ケ崎市がコロッケを売りにしている旨の掲示が出ており納得。 車内前後の貫通扉上部には列車の位置を示す電光板があった。新鋭の通勤電車のドア上でもデジタル表示のものを見かけるが、これはアナログ感たっぷり。旅客サービスの意欲を感ずるも…

  • 石岡の記憶

    街ブラしようと思い常磐線の石岡に降り立った。思えば鹿島鉄道の廃止以来だから18年振りのこと。 駅は橋上駅化されており堂々の佇まい。 駅の東西へは自由通路で結ばれている。改札口から東側に進むと眼下に広大な空間が広がっていた。 北側の様子。ここに鹿島鉄道の構内があったなと遠い記憶を手繰り寄せる。 南側の様子。バスターミナルになっているが、ここもかつての構内であったことは容易に想像できる。 18年前のスナップを探す。 こんなかわいい駅舎だったのか。 この当時既に東西を結ぶ通路(跨線橋)があり、鹿島鉄道の構内を見渡すことが出来た。(ともに 2007/3/21撮影) そもそも石岡駅に初めて降りたのは、さ…

  • 西武拝島線開通のHM?

    西武線の拝島駅事務室内にこんなものがあった。 「祝 開通 拝島線」の文字が凛々しいリースを模したHM(レプリカ?)だ。 43年5月15日とある。勿論昭和だろうから57周年ということか。 傍らには2000系から持ってきたのか運転台もある。子どもさんに遊んでもらいたいような掲示が出ているが、爺さんだって実は座ってみたいところ。(笑) (2枚とも 2025/1/16) 開業から2年後の1970年当時のスナップが手元にあるので添えておく。 (2枚とも 1970/3/26撮影) 八高線のD51撮影に赴いた日の、八高線列車待ちの際の眺め。駅も背後の景観も実にすっきりしている。八高線との間も遮るものが無いこ…

  • 西武線拝島にて

    2年前の今頃、急に思い立って西武2000系にカメラを向けたことがある。その勢力を弱めつつあるとの思いで線路端に立ってみたが、思いのほか出会うことが出来て「まだ大丈夫」とばかりに安心して、その後はご無沙汰してしまった。 ところが今、気が付いてみたら、旧2000系は2両編成が2本だけ新2000系もすっかり所帯数を減らしているではないか。 しかも西武拝島線の様子をみると、平日の日中時間帯では朝・昼・夕にそれぞれ2~3往復が入線するだけとなっていることを知り、急遽夕方の2本を出迎えてみた。 一路西へ西へと向かって来た線形は拝島駅進入の直前で北に向きを変え、側面に夕日を受けるようになる。横顔ギラリを狙っ…

  • 「とでん」の響き

    日比谷線三ノ輪駅前。 そこに三ノ輪橋電停への案内があった。「都電三ノ輪橋」とある。「都電(とでん)」としっかり冠していることになんだか嬉しく思った。 「とでん」「しでん」「ちんちん電車」などは昭和のフレーズと思っていたのが、令和の現役と感じた次第。 その愛称だからと言って、「サクラトラム三ノ輪橋」などという軽~い案内でなくて良かったな。(おっと、SAマークはその意味か?危ない危ない!(笑)) ここへは別の所用で当地に来たのだが、この案内に惹かれて歩を進めてみた。常磐線のガード下には都電のイラスト。 それを抜けたら「ジョイフル・ミノワ」のアーケードが迎えてくれた。 が、アーケードの手前に三ノ輪橋…

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