星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ、2025年7月にhatenaブログへ引越しました。
6月4日(木)の夜も晴れたので、自宅屋上の望遠鏡を20時過ぎに外気温に馴染ませ21時過ぎから二重星の観望をしました。 今夜の目標は、かんむり座の二重星です。 まず、かんむり座η(エータ)星を21時16分に導入。Skysafari というアプリによると、主星5.0等級、伴星6.0等級、離角0.8秒角、位置角7度。二重星のデータは以下同様。 口径15cm屈折望遠鏡の分解能力の限界に近い二重星です。280倍でしばらく観察。大気の揺れと木造住宅の微振動で伴星がなかなか確認できません。330倍で観察を続け大気の揺れが落ち着いた瞬間、見事に分離。 限界に近い分離を証拠に残したかったので撮影に挑戦しました。…
6月3日(水)の夕方、晴れてきたため19時半に自宅屋上の望遠鏡をスタンバイし、かんむり座の二重星を観望することにしました。 薄明中のアークトゥールスを望遠鏡の視野に導入したところ、大気の揺れが大きいことから二重星の観望を諦め、屋上デッキで夕涼みがてら久しぶりのビールを楽しむことに。 ビールを飲みながら西空に目を転じると、木星と金星がかなり近づいてきています。6月3日20時の離角は6.6度。焦点距離300mm相当の望遠レンズでも同一写野に写せるほど近づきました。 ビール・木星・金星を撮影しようと準備していたら、函館空港を出発し札幌丘珠空港に着陸する直前のJL2756便が近づいてきたので記念撮影。…
札幌は6月1日(月)の最高気温30.6度、6月2日(火)も最高気温30.6度と真夏日が2日連続しましたが、3日目の6月3日(水)の最高気温は29.3度でした。 6月2日に引き続き3日も日暈(日傘、ハロー)が見えたので時間経過を追ってみました。 全て札幌の自宅屋上からスマホで撮影しています。暇なので。(笑) 日暈が見えていることに気づき10時13分に撮影。 12時05分に撮影。筋雲が日暈を貫いています。 12時58分に撮影。この頃が最も日暈が濃く見えていました。 14時38分に撮影。日暈が少し薄くなってきました。 16時16分に撮影。日暈がかなり薄くなってしまいました。18時半ごろから雲が薄れて…
6月2日(火)の札幌は2日連続で真夏日でした。 6月2日の日没をスマホで18時52分に撮影。 望遠レンズで18時58分に撮影。 望遠レンズでデジタルズームを使うと太陽黒点も写りました。撮影したのは18時59分ですが、計算上の日没時刻は19時08分です。 空がまだ明るい状態ですが、赤道儀の目盛環を使いアークトゥールスを望遠鏡に導入します。 日没時刻の19時すぎにアークトゥールスを視野内に導入。 アークトゥールスを口径15cm屈折200倍で観察すると、真夏日だった割には大気の揺れが少なめです。 一方で口径40cm反射のほうは主鏡が外気温で温められていたせいで筒内気流が大きく、ボケボケの星像で二重星…
札幌管区気象台の発表によると、6月1日(月)の札幌の最高気温は30.6度。最高気温になったのは16時28分とのこと。 その日は自宅でも15時過ぎから17時ごろまで今シーズン初めてのクーラーを入れました。夜になると薄曇りで星は見えず、夜半過ぎには淡い朧月だけが見えていました。 翌日の6月2日(火)は朝から快晴。少し薄曇りです。 昼ごろに自宅屋上に上がってみると日暈が見えたのでスマホで12時10分に撮影。 かなり以前、お天気キャスターさん達が「きょうは珍しい日暈(日傘あるいはハロー)が見えました」という紹介が多かったようですが、さすがに珍しくないことに気がついたようで「珍しく」とは言わなくなってき…
自宅屋上で5月31日(日)の日没と満月の出を楽しみました。 まず日没から。 5月31日の札幌の日没は19時06分ですが、実際には遠方の山並みや建物の影響で少し早めになります。 遠方の建物に太陽が隠され始めました。スマホで18時54分に自宅屋上で撮影。中央の山並みは手稲山です。 18時54分に望遠レンズで撮影。 北緯43度の札幌だとかなり斜め方向へ太陽が沈んでいきます。 今度は南東方向からの月の出を待ちます。 札幌における5月31日の月の出時刻は19時26分ですが、低空の雲の影響で20分以上も遅れました。 満月が雲の上に出たころ、秋田空港(AKT)を18時58分に離陸し札幌丘珠空港(OKD)に向…
夕空の木星と金星が徐々に近づいてきました(2026年5月29日、31日)
5月29日(金)の夕方、西空には木星と金星が雲の間から見え始めていました。自宅屋上デッキに上がり撮影準備をします。 雲の切間から木星と金星が出てくるのを待ち撮影。 撮影時の木星と金星の角距離は11.2度でした。これから6月上旬にかけ両星が夕方の西空で徐々に近づいていきます。 5月31日(日)にも夕方の木星と金星が見えました。 5月29日の木星と金星の離角は11.2度でしたが、5月31日の離角は9.3度でした。 ところで、2026年版の天文年鑑28ページによると「6月9日21時30分 金星が木星の北1°38′」との記述があります。SkySafari というアプリでシミュレーションしてみると最接近…
2007年8月に兄が亡くなったことが契機になり、自身のことで家族に迷惑がかからないようにと、いわゆる「エンディングノート」を購入したのは兄の葬儀後のことでした。 19年前に購入した「旅立ちの準備ノート」です。A4判32ページのノートで、葬儀の希望・銀行口座・FacebookとLINEのログイン情報などを購入直後に書き込んであります。 2007年当時は都市銀行、地方銀行、ネット銀行、ゆうちょ銀行など5社の金融機関口座を持っていましたが、4社の口座を順次廃止し2022年には地方銀行1社だけに整理しました。クレジットカードも2社だけに整理。 2026年5月に改めてエンディングノートを読んでみると、実…
ようかん(羊羹)は私の大好物。知人から作り方を教えてもらい、小倉ようかんを初めて作ってみました。 小豆を煮て「あんこ」から作ることを省き、今回は市販の「あんこ」を利用します。 丸井さんの地下で御座候(ござそうろう)という老舗の360gつぶあんを購入。 なお、百貨店の丸井今井札幌店のことを「丸井さん」とさん付けで呼ぶのは北海道の人の特徴かも。ちなみに三越百貨店などの他の店はさん付けではなく呼び捨てです。(笑) 作り方は至って簡単。 鍋に水100cc、粉寒天3gを入れて強火にかけ、てんさい糖50gを煮溶かしてから360gつぶあんを入れて加熱しながら木ベらで捏ねるだけです。レシピには「グラニュー糖」…
2ヶ月ぶりに散髪するため5月27日(水)の午前中に北区篠路町の理髪店に行く途中、日暈が見えました。 散髪後、丘珠空港緑地の「きたかぜ広場」に駐車し北西向きに離陸する航空機と日暈のツーショットを狙うことに。 丘珠空港を離陸した名古屋中部空港(セントレア空港)行きトキアエ412便をスマホで11時58分に撮影。左下の建物は札幌コミュニティドームの「つどーむ」です。 自宅に戻り昼食後、今度は空港緑地の「みなみかぜ広場」で南東から着陸する航空機と日暈のツーショットを狙います。 ちょうど新潟空港行きトキエア102便が滑走路の南東端で離陸前のUターンをしていました。ミラーレスカメラの望遠レンズで13時15分…
5月26日(火)の札幌は雲がやや多いものの、時々雲の合間から月が見えていました。 夕方の金星と月をスマホの広角レンズで撮影。 少しズームアップし金星だけを撮影。 ひつじ雲(もしかしたらウロコ雲)に月が隠され、たまに月が雲から出て見ることができます。 月齢9.6の月を雲から出た瞬間に撮影。撮影直後、雲に隠されてしまいました。 雲が多く、撮影のタイミングがなかなかやってきません。 雲から月が見えた瞬間に拡大撮影。ちょうど「虹の入り江」が日の出を迎えたところでした。 この後は雲に隠され続けたので20時30分に屋上から撤収。気温は14度でした。
5月25日(月)の札幌は曇りがちの天気でした。夜になると薄雲の影響で月を取り囲むようにハレーションも見えています。 月面の「直線壁」が見やすい月齢になったので、屋上の望遠鏡を月に向けてみました。薄曇りで2等星がようやく見えるか見えないかといった具合です。 口径15cm屈折望遠鏡を使い直焦点撮影した月です。ハレーションが目立たないよう画像のコントラストを強目にしています。 中央が「直線壁」と呼ばれる長さが110kmほどの断崖(断層)です。大気の揺れが大きいため、拡大撮影した28枚の静止画をスタック処理しています。 いずれも月の北極を上にして画像を掲載しました。
テレビ朝日系で毎週日曜日に放送されている「題名のない音楽会」は、クラシック好きの母が楽しみに毎回見ていた番組です。その影響で私も見ています。 2026年5月24日(日)10時から放送されたのは「クラシック音楽の殿堂 開館40周年③名匠・小林研一郎の音楽会」でした。 番組でクラシック音楽の殿堂と呼んでいるのは1986年に東京都港区赤坂に開館したクラシック音楽専門のホール「サントリーホール」のことです。 当時のサントリー社長の佐治敬三さんの鶴の一声で建設が決まり「殿、ご乱心」の声も社内から上がったとか。 なお、サントリーで1989年に販売開始された高級ウィスキー「響」は「人と自然が響き合う」という…
5月23日(土)の札幌は、朝から快晴でしたが、徐々に薄雲が広がり、日暈がハッキリと見えてきました。 11時29分にスマホで撮影。この頃、日暈が最も濃く見えていたようです。 13時04分に撮影。日暈が徐々に薄くなってきました。 5月23日の札幌における日没は18時59分。残念ながら、北西方向の雲が厚く日没は見られませんでした。 望遠鏡を月に向けています。薄雲が月を覆っています。 前日の5月22日(金)の方が快晴で月見には絶好の夜でしたが、内視鏡で大腸のポリープを切除した直後だったため月見を諦め安静にしていました。 日没から22分後の薄明中に薄雲を通して撮影した上弦の月です。 【2026年5月24…
5月20日(水)の札幌は小雨。ゴミ捨てのため外に出ると水たまりの周囲が薄い黄色になっていました。 黄砂かなと思い調べてみると、札幌では黄砂の顕著な飛散がここ数日間は無いことがわかりました。 黄砂でないとすると花粉の可能性があります。北海道立衛生研究所のサイトを閲覧してみます。 どうやら、シラカバ花粉の飛散のようです。 念のため黄色の物体を採取。ルーペで観察してみます。 玄関前にあった黄色の物体を爪楊枝で採取。納豆の発泡スチロール容器の上に置き22倍のルーペで観察します。 ルーペの見口にスマホを押し当てコリメート撮影。黄色の物体は粒状でした。シラカバ(シラカンバ)花粉で間違いないようです。 北海…
5月18日(月)の夕方、西空に細い月が見え始めました。 自宅屋上の望遠鏡をスタンバイし、月に向けます。 木星・金星・月が並んで見えています。 新月になったのは前日の5月17日5時なので、見えている月は月齢1.6と計算できます。 地球照が写るよう露出を多めの2秒で撮影。 2枚目は通常の露出1/15秒で撮影。月の地平高度は10.5度。 月は低空のせいもありますが、大気の揺れが激しくピント合わせもままなりませんでした。 金星と木星に望遠鏡を向けてみると、大気の揺れの影響で拡大撮影してもボケた画像しか得られないと判断。拡大撮影を諦めました。 ちょうどガリレオ衛星4個が見えていました。直焦点を2倍デジタ…
かんむり座の変光星T・かんむり座の二重星θ(2026年5月17日)
2年前の2024年に2等級ぐらいまで爆発的に増光するのではないかと騒がれた「かんむり座の変光星T(T CrB)」の現在を2026年5月17日(日)に確認してみました。 あまり透明度が良くないうえに光害の影響で、裸眼では3等星がようやく見える星空です。望遠鏡を T CrB に向けています。 画像上の淡い星はアークトゥールス、左端はベガ。対角魚眼レンズで撮影。 口径40cm反射望遠鏡100倍で T CrB を観察。周囲の恒星と光度比較し、10.2等級±0.3等級と目測。 口径15cm屈折望遠鏡にミラーレスカメラを装着し、直焦点撮影した T CrB です。周囲の恒星の等級も表示してみました。 1年前…
ご近所さんに太陽と金星を見てもらいました(2026年5月16日)
時々会話を交わしているご近所さんと5月16日(土)朝の9時過ぎに雑談しているとき、「もし、よろしければ太陽を見ませんか」とお誘いし、自宅屋上にご案内。 まず、太陽専用の減光フィルターを口径15cm屈折望遠鏡の対物レンズ前に装着し、太陽を見てもらいました。初心者さんでも容易に確認できる大きめの黒点が2個ほど見えています。 お次は、目盛環を使い望遠鏡を金星に向けます。朝の9時過ぎなので金星の高度が低く、昇降式支柱を20cmほど伸ばしました。 青空に光る金星を見てもらいました。 昼間でも金星や1等星ぐらいだったら見えますよと説明。喜んでもらえたようです。画像掲載は承諾済み。 今回来ていただいたご近所…
5月15日(金)の日の入りです。 小樽方面に沈む夕日です。札幌の自宅屋上からスマホで18時36分に撮影。 望遠レンズで日没直前を撮影。 屋上の望遠鏡を外気温に慣らし、19時過ぎから二重星の観望を開始しました。大気の揺れがやや大きく二重星観望にはあまり向いていませんが、まず北極星近辺の二重星から。 口径31cmドブソニアン望遠鏡を持って郊外に遠征した際、北極星近くの星空を楽しんでいた際、偶然見つけた二重星を口径15cm屈折望遠鏡で再導入。 きりん座のSTF1694(ストルーフェ1694)という二重星です。赤緯が+83°17′ と天の北極から約7度しか離れていません。一部の星図には「きりん座32番…
札幌市交通資料館のM101に会ってきました(2026年5月14日)
5月14日(木)に札幌市交通資料館を訪問し、引退したM101路面電車に会ってきました。 なお、路面電車M101については過去のブログ記事でも触れています。 2021年10月31日 M101路面電車の最終運行の日 2021年10月14日 さようならM101電車 2013年8月28日 路面電車M101 自衛隊前駅から真駒内駅の途中の地下鉄高架シェルターの下には歴代のバス、地下鉄車両、路面電車が並んでいます。 右側の建物が2024年5月にリニューアル開館した交通資料館です。例年4月15日から10月31日まで9時30分から16時30分まで無料で見学できます。 リニューアル後は展示内容が充実。終日見てい…
5月12日(火)の午前4時ごろに起きてみると晴れています。 もう既に薄明が始まっていました。風がやや強い状況です。 右上は月齢24.3の月です。2日前の5月10日(日)に半月の下弦でした。スマホで3時54分に撮影。日の出時刻は4時15分です。 自宅屋上の望遠鏡をスタンバイし、月に望遠鏡を向けています。 口径15cm屈折望遠鏡が屋根に邪魔されないよう、昇降支柱を30cmほど伸ばし月を直焦点撮影の準備中です。4時00分にスマホで撮影。 少し露出オーバー気味に4時06分に撮影。月の北側の「虹の入江」が日の入りを迎えています。露出1/160秒、感度ISO160、天頂を上にして掲載。 露出だけ1/400…
5月6日(水)の夜に星見する敷地を提供していただいた新冠(にいかっぷ)町の農暮舎(のうぼしゃ)さんを5月11日(月)に再訪問しました。 札幌市役所での研修打ち合わせが10時過ぎに終わり、10時半に札幌を出発。今回はワンコ好きのNさんの希望で一緒に新冠町へ向かいます。 農暮舎さんに到着したのは13時半でした。ここでお昼ご飯をいただきます。 私は左側の長岡式酵素玄米ごはんセット(5セット限定)、Nさんは右側のガパオライスを注文。美味しく頂戴しました。 男の子のソックスちゃんは、父がバーニーズ・マウンテン・ドッグ、母がボーダーコリーのMIXだそうです。生まれたのは2024年7月20日。もう少しで2歳…
2026年の秋に予定されている福祉系係長職研修の事前打ち合わせを行うため、5月11日(月)9時過ぎに札幌市役所本庁舎を訪問しました。 1階ロビーに設置されている 島 義勇 の像です。 打ち合わせ時刻まで少し時間の余裕があったので19階の屋上へ向かいました。 無料の19階屋上は隠れた観光スポットです。 南側の窓から撮影。札幌市役所の目の前には大通公園があります。左側はテレビ塔。右上は藻岩山。 西側です。北海道新聞社ビルが解体工事中。 北側です。赤っぽい屋根は時計台。 東側です。NHKがあった場所は更地になっています。左下の黒っぽい屋根はカナモトホール(旧市民会館)。 新任部長さんと新任課長さんに…
5月4日(月)の北海道は平野部で季節外れの降雪があったとはいえ、そろそろ北海道の峠越えは冬タイヤでなくても大丈夫と判断し、5月10日(日)に冬タイヤを夏タイヤへ交換作業を行いました。 タイヤ交換ローテーションを守って交換。 加齢のせいでしょうか。年々タイヤが重く感じるようになってきました。若いときは30分ほどで交換作業を終えていたものが、最近では1時間近くかかっています。 交換後にガソリンスタンで適正空気圧チェックも行いました。
2026年5月8日未明〜9日未明のラジオ深夜便とウェスト彗星の思い出
ラジオ深夜便というのは、深夜に社会活動している人、眠れない人、早起きの人向けに毎晩23時05分から翌朝5時まで5時間55分のNHKラジオ番組です。番組のコンセプトは「眠くなったらおやすみください」とのこと。 ユックリとした話し口調のベテランアナウンサーさん20数名が日替わりでアンカーを担当しています。画像はNHKホームページのスクリーンショットです。 私のお気に入りは3時05分から4時00分までの「にっぽんの歌こころの歌」コーナーです。毎晩聴いている訳ではなく、トイレタイムが偶然3時前後だった場合、ラジオのスイッチを入れています。 枕元には2台のラジオを置いています。上のラジオはFM専用で下の…
口径31cmドブソニアン望遠鏡をイエロースーちゃんに乗せ、新冠(にいかっぷ)方面まで星見遠征してきました。当別町に星見遠征したのが4月12日(日)ですからほぼ1ヶ月ぶりの遠征です。クマさん防止のラジオとオモチャのピストル爆竹も持参しました。 札幌の自宅を出発したのは5月6日(水)の13時ごろ。連休最終日で混雑する高速道路や自動車専用道路は使わず一般道をゆっくり走ります。 静内の二十間桜並木です。16時ちょうどに到着。静内の桜まつりは4月30日(木)で終わってしまいましたが、遅咲きの満開の桜が少し残っていました。 いつも星見をしている場所までの途中には多くの牧場があり、道路脇の車中から手を振ると…
自宅屋上に設置した30D赤道儀の極軸修正を5月2日(土)に終え、昼間の火星と土星を見たくなりました。 5月5日(火)の札幌は朝から快晴。 朝食を早めに済ませ、7時過ぎに自宅屋上の口径15cm屈折望遠鏡をスタンバイさせました。 目盛環を使って最初に導入する天体はアンドロメダ座のα(アルファ)星のアルフェラッツです。 恒星のアルフェラッツを最初に導入する理由は、面積体の惑星よりも点光源の恒星のほうが見やすいからです。 7時20分、難なく視野中心に2.1等級のアルフェラッツを捕捉。 アルフェラッツ捕捉直後の様子です。7時25分にスマホで撮影。 視野内のアルフェラッツをスマホで何度もコリメート撮影しま…
自宅屋上に設置した望遠鏡の極軸修正その3(2026年5月2日)
前回のブログ記事「極軸修正その2」に掲載した極軸修正後の画像を再掲します。 天頂方向を上にした画像の中心縦位置と×印で示した天の北極の縦位置がずれています。極軸と赤緯軸の直角からのずれが主な要因です。なお、写野サイズは幅56.3×縦42.2分角です。 このずれを極軸と赤緯軸の直行度誤差と仮定すると11.6分角=0.2度ほど90度からずれていました。直行度のずれ具合は30D赤道儀の固有値です。 殆どの赤道儀は極軸と赤緯軸の直行度が90度から僅かにずれていることが普通で、鏡筒の「たわみ」や接眼部の「たわみ」なども影響があるはずです。 ドイツ式赤道儀を使っている私の場合、テレスコープWEST(極軸に…
自宅屋上に設置した望遠鏡の極軸修正その2(2026年4月30日)
前回のブログ記事「極軸修正その1」からの続きです。 天の北極に対し赤道儀の極軸高度が5.3分角ほど下方にずれ、極軸方位が3.2分角ほど東にずれていることが4月29日(水)に撮影した画像の分析結果で判明しました。 レチクル(焦点位置に配置されたスケールなどが刻まれたガラス基盤)入りの接眼鏡を使い極軸修正します。 レチクルが内蔵され暗視野照明装置が付いている焦点距離12.5mm接眼鏡の外観です。 接眼鏡の焦点面に配置されたレチクルのスケールパターンです。縦の数値は0mmから6mmまで0.1mm単位の目盛が刻まれています。 4月30日(木)の札幌は晴れました。 夜になる前に口径15cm屈折望遠鏡の接…
自宅屋上に設置した望遠鏡の極軸修正その1(2026年4月29日)
自宅屋上に設置した宇治天体精機製赤道儀の目盛環を使い昼間の星を導入していますが、数年前から視野中心からずれることがやや目立つようになりました。 自宅屋上に設置している宇治天体精機製の30D赤道儀です。精密な目盛環が付いていて読み取りは後付けのルーペで行います。ルーペのレンズは口径30mm双眼鏡の対物レンズを流用しています。赤道儀の下部は60cm上下する自作支柱です。 これまで昼間の恒星が視野内に導入できていることから、極軸修正しないまま妥協していましたが、時間の余裕ができたので改めて極軸修正をすることにしました。 4月29日(水)20時過ぎに口径15cmF7.3屈折望遠鏡の直焦点にミラーレスカ…
札幌市には「とくとく健診」という国民健康保険の40歳以上被保険者には無料の健診制度があり、その制度を私も年1回利用しています。 2026年3月26日(木)に無料受診券が郵送され、その日のうちに高血圧の定期受診をしている医療機関に健診日を予約しました。 前回のブログ記事にも書きましたが、健診予約日の4月27日(月)の5時過ぎに起床し、朝一番の採尿の最中に震度3の地震が発生。採尿カップから液体が漏れないようにしていました。 自宅から徒歩で医療機関に8時到着。面談担当医師に3週間前から頭部の右上がヒリヒリするような痛みがあることを伝えたところ、脳外科の受診を勧められました。 とくとく健診+付加健診(…
静内桜まつり2026が4月25日(土)から二十間桜並木で開催されました。 1日前の4月24日(金)が上弦の月で、月明かりに照らされた夜桜も綺麗です。もう少し満月に近い方が夜桜撮影に適していますが、25日夜の天気予報は晴れるようなので25日21時少し前に札幌の自宅を出発。 静内二十間桜並木に到着したのは4月25日23時過ぎ。天気予報に反し月が雲に隠される時間が長く、夜桜が綺麗に見えません。 やはり、半月1日後ということに加え雲に邪魔され光量不足です。人工光源で照らすことは私の流儀に反するので使いたくありません。左下は遠方にある信号機の明かりです。 月が雲から出たタイミングで撮影しようとすると、長…
8泊した宮古島から札幌に戻る4月22日(水)になりました。 明け方のパンスターズ彗星は低空の雲に遮られ見られませんでした。宮古島東部の遠征先から観測所まで戻ってきたのは22日の6時ごろ。 急いで朝食を作り、残った食材で昼食用のサンドイッチも作りました。朝食後にシャワー浴び寝具を洗濯。泊まった部屋を清掃し荷物のパッキング。使わせてもらったクラウンに走行距離分のガソリンを給油し帰り支度が完了しました。 宮古空港には風本さんがクラウンで送ってくれました。いつもありがとうございます。 宮古空港11時50分発NH1080便に搭乗。羽田空港で乗継ぎです。機材整備に時間がかかり、宮古空港での離陸が遅れました…
宮古島での日没前の様子です。 浜辺に来ていたカップルにシルエットをお願いし2026年4月20日(月)18時51分に撮影。今回も水平線近くにモヤがあります。宮古島では水平線近くまで透明度が良い空は中々ありません。 観測所に戻り、口径50cm反射望遠鏡に月を導入しています。金星も写っています。4月20日19時30分にスマホで撮影。 月齢3の月を最低倍率の40mm接眼鏡にスマホを押し当て19時30分にコリメート撮影。口径50cm反射望遠鏡は焦点距離が5500mmと長すぎるため、月全体を写すことができません。薄明中の撮影で背景が紺碧色です。 翌日の4月21日(火)の夜も晴れましたが、前日同様に大気の揺…
宮古島滞在中に全日本トライアスロン宮古島大会が4月19日(日)に開催されたので見学してきました。 スタートはスイム(海での泳ぎ)。 スタートに間に合うように、スタート地点の前浜へ歩いて行きましたが、途中で関係者以外は通行禁止ということで前浜から一斉に競技参加者が海へ飛び込む様子を撮影できませんでした。 止むを得ず、7時ちょうどにスタートしたスイムの様子を遠方から7時35分に撮影。遠方の橋は宮古島本島から来間島に渡された来間大橋です。 3kmのスイムを終え、バイク(自転車)の地点まで走っていく選手たちです。7時51分に撮影。 シャワーの下を走って通過、これからバイクに乗ります。7時57分に撮影。…
2005年11月から共同運用している宮古島天体観測所の口径50cm反射望遠鏡の光軸調整を行うため、2026年4月14日(火)に沖縄県の宮古島に到着。 前回、2025年7月の光軸調整では、札幌に戻る日の朝まで作業を行ったものの時間切れで光軸が追い込めななかった分を今回の調整で補う予定です。 宮古島天体観測所の全景です。屋根が左右に開きます。 前回の訪問では主鏡と副鏡の傾き調整がほぼ完了し、副鏡の光軸中心位置を主鏡光軸に合わせるXY微調整が途中で終了。主鏡と副鏡ともに強い非球面鏡なので光軸調整が繊細です。 4月14日(火)、宮古島に到着した夜は晴れ。こいぬ座の1等星プロキオンを見ながら副鏡位置を微…
札幌から沖縄県宮古島に来たのは、宮古島天体観測所に設置してある口径50cm反射望遠鏡の調整が主な目的です。 4月14日(火)の宮古島の日没は19時01分。 日没9分前の18時52分にスマホで撮影しました。低空のモヤで2分後の太陽は全く見えなくなりました。 観測所に戻り20時過ぎから口径50cm反射望遠鏡の光軸調整を風本さんと一緒に行い、その後に南十字星の南中時刻に間に合うよう南の地平線が見える場所まで20分ほど車を運転し撮影に備えます。 南十字星の南端に位置する「みなみじゅうじ座α星」の赤緯はマイナス63.3度なので、大気の影響で地平線近くの星が浮き上がるように見える「大気差」を無視すれば、北…
4月14日から8泊9日の日程で沖縄県の宮古島へ行ってきました。前回の訪問は2025年7月ですから9ヶ月ぶりです。少し遡って滞在記を何回かに分けて投稿します。 パンスターズ彗星を初撮影できた4月14日(火)の早朝、空港連絡バスに乗車し新千歳空港に着いたのは7時ごろ。今回は久しぶりにANA便に搭乗しました。 8時30分発の羽田空港行きNH052便に搭乗。離陸した新千歳空港が左側に写っています。 羽田空港のANAラウンジで少し早い昼食後、12時発のNH087便で宮古空港に向かいます。 すでに来島していた風本さんが宮古空港まで迎えに来てくれました。観測所に向かう途中の大型スーパーで食材の購入をし、観測…
五藤光学のマークXという赤道儀には極軸望遠鏡が内蔵されています。遅まきながら極軸望遠鏡用の明視野照明装置を作ってみました。 極軸望遠鏡の先端に付いているアルミ製キャップとタカハシ製のファインダー用暗視野照明ライトを使います。 極軸望遠鏡キャップを旋盤のチャックにくわえ、センタードリルで蓋の中心にドリル穿孔用のガイド穴あけをします。 小型旋盤で使える最大ドリル径の10mmドリルで穴あけをします。 極軸望遠鏡の対物レンズは有効径20mmだったはずなので、内径10mm以上は旋盤の穴グリバイトで内径25mmまで大きくしました。 6mm厚アルミ板をフライス盤で削り中央にM8細目タップでメネジ切りした部品…
古いスケッチブックが出てきました。このブログ記事投稿日のちょうど57年前、1969年4月19日(土)に札幌市天文台の口径20cm屈折望遠鏡を使って木星をスケッチしています。 当時は、グループで事前申請すれば札幌市天文台の貸切り徹夜観察が可能でした。 1969年4月19日(土)の深夜23時過ぎに口径20cm屈折望遠鏡267倍でスケッチした木星です。 同じスケッチブックには4月20日(日)の2時45分に480倍でスケッチした火星も残っています。 当時の私は高校1年生。19日の20時過ぎに天文台に到着し、20日の朝6時過ぎに札幌市天文台から退出。中島公園通という停留場から路面電車(札幌市電)に乗り、…
望遠鏡を最初に作ったのは今から62年前の1964年(昭和39年)、私が小学校5年生のときでした。 おもちゃの幻灯機(スライドプロジェクター)から取り出した口径30mm焦点距離300mmのシングルレンズを対物レンズとし、接眼レンズはコルキング商会から百円で買ったラムスデン20mm。厚紙を丸めて作った15倍の望遠鏡でした。 その後、口径50mm焦点距離800mmのシングルレンズを購入し、ボール紙を丸め作っては壊し作っては壊し、10回ほど作り直しながら天体観望を楽しみました。筒内の遮光環や艶消し黒色塗装の効果を知ったのは小学6年生のときでした。 中学1年生になった私は1966年11月に母校の青森市立…
2026年4月14日未明のパンスターズ彗星(C/2025 R3)
2025年9月に発見されたパンスターズ彗星(C/2025 R3 PanSTARRS)が2026年4月に明け方の空で明るくなってきました。 2026年4月14日(火)の3時に起床し、自宅屋上の望遠鏡をスタンバイ。気温は3℃と肌寒いですが風がほとんど無くてラッキーでした。天文薄明開始は3時13分。 口径40cm反射100倍の視野にパンスターズ彗星が3時20分に導入できました。彗星の地平高度は10.7度です。低空にモヤがありますが8倍50mmファインダーでも辛うじて見えました。 昇降式支柱を最大限の60cm伸ばしパンスターズ彗星に向けています。口径40cm反射の方は屋根の蹴られがなく大丈夫ですが、口…
口径31cmドブソニアン望遠鏡での星見遠征(2026年4月12日)
口径31cmドブソニアン初観望会を行った4月3日(金)は時間不足で十分な光軸調整ができなかったため、4月12日(日)の夜に予定している遠征の直前に光軸を追い込んでみました。 自宅玄関内でドブソニアン望遠鏡を組立て、接眼部にタカハシ製のセンタリングスコープを挿入し光軸調整を行います。 なお、口径31cm主鏡と短径8.5cm斜鏡の中央にはセンターマークを貼っています。主鏡の光軸調整はリンク棒を介して行うので接眼部を見ながら比較的簡単に行えます。 15分程度の作業で斜鏡センターマークと主鏡センターマークが同心円になりました。4月3日の初観望時に光軸が中々合わせられなかった要因は、斜鏡の光軸が僅かにず…
口径31cmドブソニアン主鏡のロンキーテスト(2026年4月11日)
ロンキーテストとは、グレーチングという1mmあたり5本から10本の不透明の縞が入った格子を使い望遠鏡光学系の状態を確かめる鋭敏なテストです。 手で持っているのがロンキーテスターです。 20年以上前に入手した1mmあたり10本の格子が入ったロンキーグレーチングを、使っていない古いビクセン接眼鏡の鏡胴に入れたものです。アメリカンサイズの接眼部に挿入して使います。 右側は望遠鏡自作の際に参考にしている書籍で、ロンキーテストについても簡潔な記述があります。 反射鏡のロンキーテストは、恒星像を実際に導入する方法と室内でフーコーテスターを流用する二通りの方法があります。今回は精度的に敏感だと言われている後…
中学と高校の同級生Kさんは保護ネコを飼っています。 ネコ好きの私は1年9ヶ月ぶりにKさん宅を訪問してきました。前回の訪問は2024年7月。お互い高齢になったことで健康話でも盛り上がります。(笑) 黒ネコの英(ハナブサ)ちゃん。17歳と長寿です。相変わらず臆病で、私に擦り寄ってきたのは1回だけ。 サチちゃんです。14歳。私が入室した途端、隠れてしまいましたが、30分ほどして寝床に戻りスヤスヤ。幸せそうな保護ネコさん達です。 ネコさんに癒され帰宅する途中、太陽の下側に彩雲が見えました。4月9日(木)14時25分にスマホで撮影。
移動天文台を支えるボランティア向け星空観望ガイドブックの執筆
移動天文台というのは、札幌市青少年科学館が望遠鏡や天文ボランティア(科学館では天文指導員と呼称)を札幌市内各地へ派遣する制度で、1974年ごろから続いている天文普及事業です。 この移動天文台事業や天文指導員育成に50数年間携わった私の拙い経験をもとに、集大成として天文指導員向けの星空観望会開催ガイドブックを執筆しようと2025年の秋から計画を進め、本州各地の天文普及施設を訪れるなどして情報を集めていました。 しかし、計画を進めていくうちに執筆を躊躇する事態に陥りました。理由は二つあります。 理由の一つは「新版 天体観望ガイドブック 宇宙を見せて」という書籍です。 天文教育普及研究会編で水野孝雄…
天文年鑑2026年版123ページによると水星の西方最大離角は4月4日(土)。2日後の4月6日(月)の午前中に自宅屋上の望遠鏡をスタンバイさせました。 目盛環を使い9時40分に口径15cm屈折望遠鏡70倍の視野に水星を導入。 70倍だと水星が点光源ではなく面積体であることはわかりますが、形状までは不確かです。210倍だとほぼ半月状の形状が確認できました。大気の揺れが大きく水星が視野の中で踊っています。 自作スマホアダプターでお手軽コリメート撮影をしてみます。 XW20mm接眼鏡でコリメート撮影。中央にポツンと写っている水星の視直径は僅か7.3秒角、光度は+0.3等級、太陽からの離角は27.6度。…
前回のブログ記事でマップ彗星(C/2026 A1)の本体は猛烈な太陽熱で崩壊したことを書きましたが、どうやら彗星の残骸(尾)がSOHO衛星のLASCO C3カメラに写っていたようです。 4月6日(月)の朝にLASCO C3カメラの公開画像を確認したところ、マップ彗星の尾らしきものが写っていました。 世界時で4月4日08時30分=日本時で4日17時30分の画像です。左下に太陽へ向かうマップ彗星が写っています。 その後の画像で彗星の予想位置には何も写っていないことから彗星本体は崩壊し消滅したと判断されました。 世界時で4月5日20時42分=日本時で6日05時42分の画像には、彗星の残り火のような尾…
2026年1月13日にMAPS Survey で発見されたマップ彗星(C/2026 A1)は歴史上最も遠くで発見されたクロイツ群の彗星だそうです。サン・グレイジング彗星とも呼ばれます。 軌道要素で確認してみると、太陽に接近するのは2026年4月4日の日本時だと23時過ぎで、太陽から86万kmまで近づきます。太陽の半径は約70万kmですから太陽表面から16万km地点を通過。正に太陽の縁をかすめる彗星です。 太陽に超接近するので、欧州宇宙機関(ESA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同で運用する太陽・太陽圏観測衛星SOHOに搭載された観測装置の広角分光コロナグラフ(LASCO)の公開画像を日本…
前回のブログ記事からの続きです。 札幌丘珠空港の近くの公園に到着したのは4月3日(金)の17時ごろ。 軽自動車から口径31cmドブソニアンを下ろします。横倒しの鏡筒フレーム長は99cm。イエロースーちゃん内部の横幅も99cm。あと数mmフレームが長かったら入りませんでした。 組み立て途中、丘珠空港から釧路行きJL2767便(ATR42-600型)が離陸していきました。17時26分に撮影。 夕焼けに染まる口径31cmドブソニアンです。ここまでようやく辿り着きました。改造に精を出した2ヶ月間があっという間でした。 今回の初観望会では札幌開成高校の天文同好会OBの皆さんに集まってもらっています。中央…
口径31cmドブソニアンのシュラウドと微調整用バランスウェイトの取り付け(2026年4月2日)
ドブソニアンのファーストライトをした前回のブログ記事からの続きです。 初観望会を4月3日(金)の夜に控え、シュラウド(迷光防止用の布覆い)を用意します。生地を手芸店で購入しミシン縫いする予定でしたが、安価で手っ取り早い方法を思いつきました。 ユニクロの店舗でAIRismという黒の長袖下着を注文。サイズが4XLなので取り寄せになるとのこと。 下着の肩口を切って鏡筒下部にすっぽり被せました。税込み1,500円なので手芸店で確認済みの生地を買うより安価で、しかも裁縫不要。長袖を接眼筒の上で結んで使います。生地がやや薄いですが実用上は大丈夫でしょう。露対策として撥水スプレーを塗布します。 お次は、鏡筒…
口径31cmドブソニアンのファーストライト(2026年4月1日)
4月上旬に予定しているファーストライトを控え、鏡筒ボックスの底面に重さ3.5kgの錘を取り付ける時だけに使う便利な器具を作ってみました。 鏡筒ボックス底面に錘を取り付ける際、フォーク架台との隙間が殆どないことから鏡筒ボックスを少しだけ傾ける必要があります。 バランスが合っていない状態で錘を取り付けるので、鏡筒ボックスを傾ける際は手で押さえておくか器具で固定しておく必要があります。今回作ったのは固定用の金具です。 左上:市販のストッパー 中央:60mm×60mmアルミアングルを加工した固定金具 右下:鋳物フォークマウントの板が7度ほどの傾斜があり、傾斜を相殺する金具 フォークマウントに固定金具を…
加齢に伴う早朝覚醒のついでといってはなんですが、2月ごろから日の出の様子を見ることが増えました。 3月1日から31日までの1ヶ月間、毎日自宅屋上に上がり日の出が見られたら撮影しました。スマホでの広角撮影の他にできるだけミラーレスカメラでの望遠撮影もしています。画像の枚数がいつもより多いですがご容赦のほどを。 近隣の屋根を見ていると、新しく建てられた家屋の屋根ほど残雪が多いことに気がつきました。古い家屋の屋根だと早く雪が消えていました。つまり、断熱性能が年々良くなっているのでしょうね。 なお、賃貸アパート(集合住宅)の屋根の雪はどの一戸建てよりも早く消えていました。建築時の断熱材が少ないため室内…
墓参とドブソニアン望遠鏡の初観望地ロケハン(2026年3月28日)
母の一周忌に墓参してきました。札幌管区気象台によると2026年における札幌の積雪無しが3月27日(金)に記録され、例年よりも1週間早い積雪無しだそうです。 例年だと雪に埋もれている石狩の墓所でも、今年2026年は母の命日である3月28日(土)に墓参ができそうでした。 3月28日9時過ぎに墓所に到着。 積雪が全くなく、無事に墓参ができました。 さて、口径31cmドブソニアン望遠鏡の改造が終わりに近づき、4月上旬にファーストライト(再メッキした主鏡と斜鏡に初めて天体の光を反射させること)を札幌市近郊で行うため、墓参の帰路にロケハンをしました。 途中、百羽ほどの白鳥さんが羽を休めていました。画像には…
口径31cmドブソニアンの上下微動方式を変更(2026年3月)
前回のブログ記事からの続きです。 タンジェントスクリュー方式の上下微動を2週間ほど前に作りましたが、やや剛性に欠けることから上下微動棹(上下微動棒)方式へと変更します。この方式はバランス調整に寛容なことも利点です。 40年以上前に知人のYさんから頂戴した旭精光製の経緯儀架台「アスコスカイルック160」の上下微動棹を流用します。上下微動棹のステンレス製パイプの長さは70cmほど。 グリースの経年劣化で直進ヘリコイドの動きが相当重かったため、分解し油分除去剤で清掃後に新しい潤滑剤を塗布。回転がかなり軽くなりました。 なお、この経緯台の水平可動部は口径15cmフジノン双眼鏡の水平部品として流用され、…
前回のブログ記事からの続きです。 簡易的な経緯台のドブソニアン望遠鏡は鏡筒前後のバランスを合わせておかないと操作性に欠けます。 今回、市販品を大幅に改造したため、かなりのトップヘビーになってしまいました。重心位置の耳軸を上に動かせばいいのですが、フォーク式経緯台の寸法制限で耳軸をあまり動かせません。 モーメント計算してみると、鏡筒ボックスの底面付近に7kgほどの錘(おもり)を置かないとバランスが合わないことが判明しました。 バランスウェイトを鏡筒ボックスの底に固定する金具を作るため、60mm×60mmアングルを切断作業中に電動バンドソーの鋸刃が折れてしまいました。鋸刃の交換作業は危険なので軍手…
口径31cmドブソニアン主鏡の光軸調整装置(2026年3月)
前回のブログ記事からの続きです。 ドブソニアン望遠鏡は簡易的な造りのため、運搬すると主鏡の光軸が狂いがちです。主鏡の光軸は鏡筒ボックスの底にある調整ネジを回す必要があり、接眼部で恒星像を見ながらの操作はまず不可能。 この欠点を補う改良をします。 鏡筒ボックスの底にベルトプーリーとタイミングベルトを配置することにしたのですが、このままだとベルトプーリーの中心軸が鏡筒ボックス底面の縁から4mmほど出てしまいます。 このことを避けるため、鏡筒ボックス底面の四隅に9mm厚のMDFという木板と2mm厚の家具スベール(家具脚裏シール)を貼り付けます。 なお、鏡筒ボックス底面の四隅とフォーク式架台水平回転上…
星空が見えているにもかかわらず、口径31cmドブソニアン望遠鏡の改造で工作室に閉じこもりがちの日常を2月から続けている中、星友達のKさんから星空観望会の応援を打診されました。 望遠鏡の工作三昧から気分転換にいいと思い応援を即決。観望会が行われる会場に到着したのは3月21日(土)18時40分。少し雲が多くなってきました。 西の低空に金星が見えていました。金星の上に光っているはずの月は雲に隠れています。18時43分にスマホで望遠撮影。10分ほどで金星は雲に隠れてしまいました。 望遠鏡を組立て、少し待っていると細い月が雲から出てきました。19時15分に撮影。金星は地平線近くの雲で見えません。観望会に…
前回、2026年2月のブログ記事に斜鏡金具の加工記事を載せましたが、再メッキされた斜鏡が戻ってきたので、斜鏡金具の加工を再開します。 一般的に市販されているニュートン式反射望遠鏡用の斜鏡は楕円形で、長径方向の側面がメッキ面に対し45度から135度で削られ、円筒形を斜め切りしたような形状が殆どです。 今回、使う斜鏡はメッキ面と側面のなす角度が全て90度の直角という珍しい斜鏡でした。斜鏡を固定する金具が作りやすい形状です。 2月に作った斜鏡ベース板の四隅をフライス盤で削ります。64度と26度の型紙を作りバイス(万力)に斜鏡ベース板を固定し研削の準備中。 斜鏡を直接押さえる金具は20mm×20mmL…
前回のブログ記事からの続きです。 口径31cm主鏡と斜鏡を再メッキするため、蒸着専門メーカーのジオマテックさんへ2月16日(月)に送った鏡材が3月16日(月)に戻ってきました。 今回、ジオマテックさんに依頼したのは、劣化した皮膜の剥離作業とアルミ蒸着シリコンコート(アルミ膜+二酸化ケイ素の保護膜)作業です。 検査表には波長別の反射率グラフと数値が記載されています。いつもながらの丁寧な対応と仕事で、送り返されてきた梱包も厳重でした。 同封された口径31cm主鏡の反射率検査表です。高反射蒸着はかなり高価なので、今回は通常の反射蒸着を依頼しています。同時に再メッキを依頼した斜鏡も検査表では似たような…
前回のブログ記事からの続きです。 水平微動を作ったので、上下微動も作ることにしました。 使う部品は口径10cm双眼望遠鏡用のフォーク架台の片側を流用します。双眼フォーク耳軸穴の内径が50mmで、ドブソニアン架台耳軸の取付け外径が偶然ですが同じ50mm。ほんの少しだけ0.15mmほどドブソニアン側の方が大きいので旋盤加工します。 旋盤加工中です。 厚さ2mmの家具用スライドクッションをコンパスカッターでリング状に切っています。 いわゆるタンジェントスクリュー方式の部分微動です。 左はムービングピースで、直径16mmの偏心ネジ付きラジアルベアリングで代用します。 中央はムービングピースのスライドレ…
前回のブログ記事からの続きです。 ドブソニアン望遠鏡の水平架台のベース板を見ていたら、簡易的な微動装置が付けられそうです。 水平架台のベース板は直径440mm、厚さ23mmの木製円盤です。この円盤を利用します。 使えそうな部品を前に簡単なプランを書いてみました。 上の細長い部品は、古い望遠鏡のフレキシブルハンドルです。様々な方法を考えてみましたが、寸法的に合わず悩むこと2日間。 ようやく微動構造の詳細を決まったところで、札幌開成高校天文同好会OBのランチ会に参加。 根を詰めて検討していたので、とても良い気晴らしになりました。帰宅後に加工を開始。 作った部品類です。文房具のダブルクリップを使いま…
前回のブログ記事からの続きです。 口径31cmドブソニアン鏡筒はアルミパイプフレームを使ったスケルトン構造なので、迷光対策を講じる必要があります。 そこで、通称PP板というポリプロピレン製の厚さ0.75mmの薄い板9枚で鏡筒フレーム上側の1/3を覆うことにしました。 まず、工作用紙で型紙を作り寸法に間違いないか確認します。 次にPP板を金切り挟みで所定の寸法にカット。左のタイプAが4枚、右のタイプBが3枚、接眼筒の面に取り付けるタイプCが2枚です。 鏡筒アルミパイプの金具にPP板を固定していきます。とりあえず、Aタイプ1枚、Bタイプ1枚、Cタイプ2枚を取り付けてみました。 鏡筒フレーム上側1/…
口径31cmドブソニアン部品の艶消し黒塗装(2026年3月)
前回のブログ記事からの続きです。 とりあえず、完成した部品だけでも艶消しの黒塗装をすることにします。なお、塗装するのは鏡筒の内側に向いている面を重点的に行います。塗装するため鏡筒をいったん分解しました。 アルミフレームパイプは黒色なので塗装は不要。パイプ以外の部品を塗装します。分解ついでに部品の追加工も行いました。 塗装を避ける箇所を養生テープで覆いました。 養生後、塗装面の脱脂作業をします。左から油取りクリーナー、無水エタノール、プライマー(金属塗装の下塗り材)、艶消し黒塗料です。なお、右下の斜鏡を支えるスパイダー4枚は短縮した後の切断面を塗装します。 いつもだと車庫で塗装をしますが、3月の…
口径31cmドブソニアンのフォーク架台水平回転部の整備(2026年3月)
再メッキに出した口径31cm主鏡が3月中旬に戻ってくるまで、ただ待っているのは時間的に勿体無いと考え、フォーク架台の水平回転部を整備しました。 まず、右上水色の水平プレートと右下黒色のフォーク部とを固定している3本のボルトを外し分解しました。フォーク部の黒色塗装は劣化で一部が剥がれています。 水平プレートの汚れを清掃しました。直径440mm、化粧板を貼った厚さ23mmの木材です。 困ったのがフォーク部から水平回転部を取り外す作業です。錆が進みM12ボルトが固着して取れません。キャップボルトの穴に六角レンチが入らないほど錆が盛大に発生していました。 バーナーで炙る方法もありますが、今回は精密ヤス…
北広島市のエスコンフィールドで開催される日本ハムファイターズのオープン戦無料チケットを申し込んでいたところ、当選したので3月5日(木)の試合を観戦してきました。チケット代3,000円が無料なのは嬉しい。 地下鉄でさっぽろ駅へ(250円)。JRで札幌駅から北広島駅まで乗車(580円)。北広島駅西口からシャトルバスでエスコンフィールドに向かいました(250円)。 屋根が開閉式のエスコンフィールドです。エスコンフィールドHOKKAIDO が開業したのは2023年3月。私は初めての訪問です。 建物内には飲食店が多く、色々な食べ物や飲み物が楽しめます。 とても綺麗な球場です。本日のオープン戦は西武ライオ…
2025年9月8日(月)未明の皆既月食に引き続き、2026年3月3日(火)にも日本で皆既月食が見られました。今回のブログ記事は長文になります。ご容赦ください。 当日の札幌の天気予報は曇り。Windy という気象予報アプリを参考に、少しでも見られる確率を高めようと道北の苫前(とままえ)町まで遠征することを決意。 3月3日13時に札幌の自宅を出発。札幌市→石狩市→留萌市を通る国道231号線を北上、留萌市から苫前町まで国道232号線を北上します。いずれも、道路の進行方向左(西側)は海岸沿い、右(東側)は傾斜が急な崖の横を通る箇所が多い国道です。 途中の小平(おびら)町に入る頃、右側の崖の斜面に多数の…
3月2日(月)の20時過ぎ、しし座の1等星レグルス(α Leo)が月に隠される「星食」の予報が2026年版天文年鑑の50ページに掲載されています。 この日の札幌は曇り。少しだけ晴れ間が見えていたので18時に自宅屋上の望遠鏡をスタンバイしました。 3月2日18時42分にスマホで撮影。雲量は9/10。雲の流れが速いです。 雲の合間から見えた月とレグルスを望遠レンズで19時03分に撮影。すぐに雲に覆われてしまいました。 口径15cm屈折望遠鏡の直焦点にミラーレスカメラで20時05分に撮影。 偶然、月だけが少し濃い雲に覆われたため月の眩しさが軽減され、レグルスと月がいい感じに写ってくれました。 撮影直…
きょうから3月。数年前に中古の双眼鏡から取り出した口径30mmの対物レンズ2個は、自作した広角ファインダーなどに流用済みで、現時点では口径30mm対物レンズの在庫がない状況でした。このクラスの対物レンズは何かと重宝で様々な光学部品の自作に使えます。 そう思っていたところ、Yahooオークションで8倍30mmの双眼鏡が100円スタートで出品され、残り1日で誰も入札していません。部品取り用にダメ元で100円で入札しておきました。 翌日、私以外誰も入札がなかったことから私が100円で落札。出品者は札幌市在住でしたので直接手渡しにしてもらい、自宅から30分ほど歩き双眼鏡を受領してきました。 オークショ…
前回のブログ記事からの続きです。 ほぼ完成した鏡筒フレームを主鏡ボックスに固定したままだと、長過ぎて運搬時に難があります。鏡筒フレームと主鏡ボックスを分離して運搬し、到着後に短時間で組み立て可能にします。 アルミアングル材を電動バンドソーで切断中。長さ50cmの部材から長さ8cmの部材4個を切り出します。 60mm×60mm厚さ6mmのアルミアングルを手鋸で切るのは大仕事。電動バンドソーだと短時間で切断できます。切断面が荒れているのでフライス盤で平滑に削ります。 ところで、切断する前のアルミアングル材は口径15cm25倍双眼鏡を赤道儀に載せるため1988年に自作した大型回転リングの補強部品でし…
前回のブログ記事からの続きです。 鏡筒フレームがほぼ完成したのでファインダーを取付けます。 1990年に購入した高橋製作所の8倍40mm正立ファインダーと40年以上前に購入したファインダー脚を組み合わせます。 (ファインダー本体はメーカーのHPによると1988年に販売開始され、現在は製品化されていません。とても良い製品なので残念です。ファインダー脚の色はメーカーのHPによると1979年〜1982年の塗装色だそうです) ファインダー脚に付いていた6本のM5ネジが無くなっていたので、M5キャップボルトを使おうとしましたが、ピッチが微妙に違い1回転半ほどで止まってしまいました。 現在のM5ネジのピッ…
前回のブログ記事からの続きです。 接眼筒を固定する板を作るため、3mm厚アルミ板を所定の寸法で切断します。剛性を考慮するともう少し厚めの4mm厚か5mm厚のアルミ板がいいのですが、寸法的に電動工具が使えず手仕事になるので加工がしやすい3mm厚を選びました。 接眼筒のドローチューブが固定板を貫通できるよう、最初にドリルで下穴を何個も開けます。 糸鋸でくり抜き、ヤスリで円形に仕上げます。この部品は加工精度が緩いのでこのような方法でも大丈夫です。 接眼筒を固定するネジ穴を切っています。 接眼部を鏡筒に固定。これで各部品の艶消し黒塗装をすれば鏡筒フレームの完成です。鏡筒フレームの総重量は約7kgになり…
口径31cmドブソニアンの鏡筒用パイプ切断(2026年2月)
前回のブログ記事からの続きです。 鏡筒フレーム用に購入したSUS社のGFシリーズアルミパイプは長さ100cmが8本、長さ30cmが8本の定尺でした。長さ30cmのパイプは切断なしで使いますが、長さ100cmのパイプは少しだけ長いので切断します。 前回のブログ記事に書いたように斜鏡金具が完成し、斜鏡と接眼筒の光軸が合うようにフレーム長を計算すると904.4mmと算出されました。フレーム強度を維持するため長さの精度は±0.5mm以内になるよう慎重に切断します。 切る位置の目印としてメモ用紙をパイプに巻き、それを目安に電動バンドソーで切断します。 8本中3本の切断が終わりました。8本まとめてではなく…
前回のブログ記事からの続きです。 斜鏡金具を新たに製作します。ジャンク箱から使えそうな金属材料を物色しながら、その材料に合わせ簡単な設計図を書き始めました。 斜鏡を45度の角度に固定できそうな8mm厚のアルミ板をジャンク箱から見つけました。 以前に手鋸で切断した45度アルミ板のままだと斜面が荒れているのでフライス盤を使い平滑に削ります。 過去にドーナツ状のリング板を作った際、中心部を電動ジグソーを使いくり抜いて余った4mm厚アルミ円板がジャンク箱にあったので旋盤で所定の大きさに削ります。 同じくジャンク箱に5mm厚アルミ四角板があったので円形に削ります。 部品がほぼ完成しました。まだ斜鏡が再メ…
前回のブログ記事からの続きです。 鏡筒フレームに斜鏡を吊るスパイダーは、1990年に自作した口径46cm反射望遠鏡のスパイダーを口径31cmドブソニアン用として流用します。 口径46cm反射用スパイダーを口径31cmドブソニアンの鏡筒フレーム上に乗せてみました。当然ですが、口径が異なるのでスパイダーがはみ出ます。 このスパイダーは口径46cm反射用に0.8mm厚の真鍮板で自作したものです。なお、口径46cmの主鏡は2022年に本州の天文愛好家さんへ譲渡済みで、保存していた鏡筒部からこのスパイダーを取り外しました。 口径31cm用に改造するため、スパイダー4枚をまとめて金切り鋸で短くします。 短…
暴風雪と太陽と月と変光星ミラ(2026年2月18日〜20日)
前回のブログ記事からの続きです。 2月18日(木)の夕方から2月19日(金)の夕方にかけ、札幌は暴風雪に見舞われました。19日午前3時ごろの最大瞬間風速は25m/sほど。 2月19日早朝5時40分の自宅前の様子です。強風で道路には吹き溜まりができ、居間の窓ガラスには雪が吹きつけられています。 19日の夕方になり、ようやく風雪が収まり始めました。玄関前や車庫前には風に吹きつけられた重い湿り雪が40cm以上も! 16時から除雪と排雪を行い1時間半ほどで終了。やれやれです。(汗) 自宅屋上は酷いことになってるだろうなと思いましたが、除雪で疲れたので屋上の除雪は明日に。 翌朝、2月20日(金)6時に起…
口径31cmドブソニアンの鏡筒フレームを仮組み立て(2026年2月)
前回のブログ記事からの続きです。 札幌開成高校天文同好会OBのKさんから2025年に譲ってもらった31cmドブソニアン望遠鏡は一般的な円筒形の鏡筒ではなく、接眼部と斜鏡をアルミパイプのフレーム1本で支える構造になっています。 前所有者のKさんによると、購入後35年は経っていますとのこと。(主鏡を再メッキに出す前に玄関前で撮影) 古い天文雑誌の掲載広告を探してみました。 月刊天文ガイド誌1987年12月号の広告に同一機種が掲載されていました。 接眼部と斜鏡を支えるフレームは長さ720mm、直径40mm、厚さ3mmのアルミパイプ製です。 このような構造だと、剛性が不足し接眼部への迷光が防げません。…
前回のブログ記事からの続きです。 口径31cmドブソニアン望遠鏡に使われている反射鏡は、1987年ごろにメッキ(アルミ蒸着)された古い機材で、しかも長年倉庫に入っていたとのことからメッキが劣化していました。 主鏡は直径311mm、厚さ40mm、パイレックス材です。画像ではわかりにくいですが、特に主鏡のメッキの方が劣化していました。 斜鏡は短径85mm、長径120mm、厚さ9.5mmの楕円形パイレックス材でメッキ面は主鏡ほど劣化していません。とはいえ、反射率の低下は明らかなので斜鏡も再メッキに出します。 再メッキは蒸着被膜メーカーのジオマテックさんにお願いすることにしました。ジオマテックさんは古…
前回のブログ記事からの続きです。 主鏡の焦点距離を測ったついでに、ナイフエッジを少しずつ動かし眼視で鏡面の様子を確認しました。記録のための撮影もします。 撮影の様子です。フーコーテスターを覗く眼の代わりに望遠レンズ付きのカメラをセットしています。 ナイフエッジを右方向へ少しずつ動かし4枚の画像を撮影しました。黒いシミがたくさんあるように見える鏡面ですが、これはアルミメッキ面が剥離や劣化した影響です。中央の黒丸は中心マークです。近日中に再メッキ(アルミ蒸着+シリコンコート)を専門業者へ依頼します。 鏡面は単純なパラボラ面ではなく、外周近くにリング状の研磨痕らしきものが見られますが、低倍率使用では…
2025年に無償で譲ってもらった口径31cmドブソニアン望遠鏡に使われている主鏡は口径比がF5(焦点距離1550mm)だと思いこんでいましたが、望遠鏡各所の寸法を測ると焦点距離が僅かに短いようです。 そこで、口径31cm主鏡の焦点距離を実測してみました。 カミソリの刃、顕微鏡用メカニカル微動ステージ、マイクロメーターを組み合わせ2013年に自作したフーコーテスターを使い焦点距離を実測します。 2013年に口径20cm反射鏡の修正研磨時に使った鏡台に口径31cm主鏡を立て掛けました。 居間をカーテンで暗くし、主鏡から3mほど離れた位置にフーコーテスターを置きナイフエッジテストした結果、焦点距離は…
2月の札幌にしては暖かな日となった2月14日(土)の夕方、綺麗な夕焼けとなりました。 一昨日の2月12日(木)に引き続き金星と水星を夕方の西空で探してみました。 2月14日(土)16時42分に自宅屋上で撮影。札幌の日没時刻は17時04分ですが、遠方の山並みの影響で少し早めの日没になります。太陽の右側(北側)は手稲山。 これだけ太陽が眩しくないのは大気の透明度が悪い証拠。低空の金星が見えるどうか気がかりです。 口径15cm屈折望遠鏡を目盛環を使って金星に向けています。16時46分に撮影。 目盛環を使って金星を望遠鏡に導入した際に使ったファインダー(8倍50mm)でも16時41分に金星を確認できま…
2月12日(木)の札幌は朝から見事な晴れ。札幌の日の出時刻は6時37分と少しずつ早くなってきました。 2月12日、朝の6時52分に撮影した日の出直後の様子です。右上には月齢24の細い月がポツンと写っています。5日後の2月17日(火)に金環日食ですが日本からは見られません。朝の気温はマイナス6度。 夕方の西空に金星と水星が見やすくなってきたので、それまで晴れると思い待っていたところ、北西の空から雪雲がどんどん近づいてきました。 日没は17時01分ですが待っていられません。16時20分に自宅屋上のスライディングルーフを開け、金星を見る準備をしました。 望遠鏡の目盛環を使い、日没前の金星を口径15c…
早期退職時の退職金は2024年の世界一周で残金を使い切ってしまいました。年金の受け取り額に余裕がない訳ではありませんが、2025年の春から無理のない程度の支出に抑える工夫を始めています。 ❶ 新聞購読をやめました。 母は生前中に新聞を読むのが日課でした。私も読みますがインターネットでもある程度の情報が得られるため思い切って購読を中止。これで毎月4,400円を節約。殆ど読まない折り込みチラシともおさらばです。 ❷ 固定電話とWi-Fi契約の解除 親しい知人と電話での会話が楽しみだった母が亡くなったことを契機に固定電話を取り外しました。同時に光通信Wi-Fiルーターも取り外し、毎月6,000円ほど…
2月7日(土)の早朝、札幌は見事な晴れ。気温はマイナス9度と放射冷却で冷え込みました。 日の出前に自宅屋上のスライディングルーフを開け、「有明の月」を眺めました。札幌の日の出時刻は6時43分です。 月を望遠鏡で撮影している様子です。2月7日6時46分にスマホで撮影。 口径15cm屈折望遠鏡の直焦点で撮影した月齢19の「有明の月」です。 地平線から昇ってきた太陽が遠くの山々や屋根の雪を赤っぽく染めています。数百メートル離れた建物の窓に太陽光が反射しています。2月7日6時57分に撮影。 さて、2026年2月8日(日)は衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査の投票日。 ドイツの政治家アドルフ・ヒ…
2月4日(水)、有明の月と日の出を見るため朝の6時45分に自宅屋上へ昇り、スライディングルーフを開けました。 2026年の2月4日は二十四節気の立春(太陽黄経が315度)ですが、豪雪の影響で市民生活は大変な状況にあります。 札幌における日の出時刻は6時47分です。しかし、低空の雲や山並みの影響で太陽が実際に見え始めるのは10分ほど遅れるはず。 西の低空に月齢17の「有明の月」が見えています。6時57分に撮影。2日前の2月2日(月)が満月でした。 反対側の西空を見ると、すでに太陽が昇ってきています。油断してました。 6時57分に撮影。手前の電線が邪魔ですね。 7時00分に望遠レンズで撮影すると、…
前年の所得を確定申告する時期になりました。私は世間の風潮に逆らい、紙の申告書で毎年申告しています。 2026年1月27日(火)、ゆうメールで札幌北税務署から申告用紙一式が届けられました。毎年の郵送ありがとうございます。 2024年中の所得税申告では基礎控除が58万円でしたが、2025年中の申告では95万円(合計所得金額132万円以下の場合)に増額されています。 私の2024年中所得金額だと基礎控除が58万円でも所得税は課税対象外(無税)でした。母の扶養控除があったからです。 2025年3月に母が亡くなったことから、2025年中所得であれば母の扶養控除が認められますが、来年の申告(2026年中所…
札幌市青少年科学館が育成している天文指導員の定例研修会で、発表する機会を設けていただきました。 研修日の2週間ほど前に発表資料を作り、科学館の研修担当者へメール送信しました。A4判2ページの資料です。ブログ用に少しボカして掲載しています。 ところが、1月31日(土)の研修日が近づくにつれ、話したい内容が徐々に増えてきました。 私が講演や発表をする場合、聞き手の眼を見ながら反応を確かめて話したいので、聞き手が100人以下の場合は話したい内容を項目列挙した紙ベース資料を用意するのが私の場合、通例になっています。 今回の聞き手は40人ほどですから、紙ベース資料のみで話したいところですが、30分間の持…
前回のブログ記事からの続きです。 1月22日(木)15時に知人の池田さんを帯広空港まで送り、これから札幌に戻ります。 冬場の日勝峠(国道274号線)を避けたいので、帯広空港から南へ走り大樹町豊似から天馬街道(国道236号線)で日高山脈西側の浦河へ抜けることにしました。このルートの方が遠回りですが勾配が緩やかでカーブもきつくありません。 日高山脈を貫く野塚トンネルを西に抜け、天馬街道の下り(浦河側)3号目付近の駐車スペースから16時16分に撮影。 札幌に自宅を出発した1月18日(日)の翌々日以降の札幌市における降雪量は40cm以上とテレビニュースなどで報じていました。 札幌市役所が公表しているサ…
前回のブログ記事からの続きです。 1月22日(木)の朝になりました。十勝ナウマン温泉ホテルアルコの朝風呂に入ってからチェックアウト。 ホテルの駐車場で10時に撮影。きょうも十勝晴れです。自宅のある札幌は豪雪だとか。 池田さんの希望で帯広市の六花亭本店でランチを食べることになりました。 遠方の十勝連峰が綺麗に見えていたので、途中下車し撮影する池田さんです。 青空と十勝連峰です。農地は真っ白。 そういえば、ツーショット撮影していなかったねと自撮り三脚で記念撮影。お互いに向き合った際にシャッターが下りました。 六花亭本店の2階レストランでビーフシチューの昼食です。 食後のデザートは帯広の本店と帯広空…
ジュエリーアイス?と低緯度オーロラ?(2026年1月21日)
前回のブログ記事からの続きです。 1月21日(水)10時に糠平温泉郷のお宿をチェックアウトし、豊頃町の大津海岸に向かいました。 12時半、大津海岸に到着。 残念ながら池田さんが期待していたジュエリーアイスは見当たりません。 おや? 池田さんが何かを写しています。 誰かが撮影用に持ってきたらしい氷のかけらでした。借りてきたジュエリーアイスですね。(笑) 大樹町宇宙交流センターSORAに寄りましたが、冬季休館中でした。 1月21日(水)の今夜も低緯度オーロラが撮影できるかもしれないので、宿泊先へ行く前に撮影適地のロケハンを行い、今夜のお宿「十勝ナウマン温泉ホテルアルコ」のレストランで夕飯です。 夕…
前回のブログ記事からの続きです。 糠平湖のアイスバブルを見た後は、低緯度オーロラを撮影する適地を探すためのロケハンをします。 上士幌町のコンビニで夕飯を購入。糠平湖の宿まで戻る途中で撮影適地を見つけました。 その場所で日没を1月20日(火)16時14分に撮影。雲が多くなってきました。 いったん宿に戻り、池田さんとコンビニで購入した夕飯を食べながら今夜の作戦会議。 夕暮れ時に見つけた場所に戻り撮影開始。画像中央の上方に光っている星が北極星です。 雲が多い中、低緯度オーロラが出ていました。肉眼では赤い色は分からず、ほんの少し明るいかなという程度の淡い光です。 Windyという天気予報アプリでは南東…
前回のブログ記事からの続きです。 宿泊したのは糠平温泉郷の「ペンション森のふくろう」さん。とてもアットホームなお宿です。1月20日(火)の早朝6時半に撮影。 前夜に降った雪がエンジン暖気運転中のイエロースーちゃんに積もっています。気温はマイナス17度。 朝食を早めの朝7時にしてもらい、池田さんと糠平湖のアイスバブルを撮影しに行きます。 8時過ぎに旧国鉄士幌線五の沢橋梁近くのスペースに駐車。すでに10台以上の車両が駐車中でした。 池田さんが持参したアヒルケースで雪アヒルを作りボンネットに乗せてみました。なお、乾燥雪なので水分をある程度含ませないと固まりません。 駐車スペースから糠平湖の湖面まで1…
前回のブログ記事からの続きです。 1月19日(月)の未明5時半に大樹町の晩生温泉付近を出発し、幕別町の十勝ナウマン温泉に到着したのは6時10分ごろ。途中の最低気温はマイナス20度でした。 十勝ナウマン温泉は5時半から8時半まで早朝営業をしているので、ここで冷えた体を温めます。まだ日の出前です。気温はマイナス17度。 入浴後、館内の売店でパンを購入し朝食。少し休憩してから帯広空港へと向かいます。 途中にある道の駅さらべつ(更別)で小休止。 実は、この日の羽田空港発JL575便に知人の池田さんが搭乗しているので、迎えに帯広空港に向かいます。 JL575便は滑走路の南側から侵入してきます。 機種はボ…
ショーマス彗星(2026年1月19日 24P/Schaumasse)
うしかい座を移動中のショーマス彗星(24P/Schaumasse)を見ようと空の暗い郊外まで遠征してきました。 札幌を1月18日(日)19時30分ごろに出発。新冠町の高台に到着したのは22時30分ごろでした。気温はマイナス9度。 残念ながら薄雲があるようで冬の天の川も薄め。夜空の暗さを測定してみると天頂付近のSQM値は21.1で普段なら21.3以上あるはずなのに、持ってきた望遠鏡を組み立てる意欲が急に失せました。 冬の1等星と木星をミラーレスカメラで固定撮影しました。ぎょしゃ座のカペラは写野外です。薄雲と冬の天の川がクロスしたように写っています。 1月18日22時35分、焦点距離24mm相当、…
このブログの読者の方から、私の海外旅行スタイルについての問い合わせメールを頂戴しましたので、返答を兼ねて書いておきます。 私が海外旅行をする前に必ず読む書籍があります。それは「地球の歩き方」という書籍です。 読む書籍は購入せずに図書館で借り、必要部分をコピーして旅行時に携行します。最新版は借りる予約が多いため図書館ホームページで検索し、なるべく新しい版を借りるようにしていました。 外国への入国時に何が必要か最新情報をウェブ上で事前確認したり、治安の最新状況などを把握することも大事です。 例として、2025年11月に台湾入国する際、2025年10月から入国カードがオンライン申請に一本化されたこと…
これまで口径10cm対空正立の双眼望遠鏡を遠征する際、むき出しのまま自動車に載せて運搬していました。 今回、他の用途に使っていたアルミケースをこの双眼望遠鏡の運搬用ケースに流用します。 内寸に少し余裕があり、手持ちの様々なクッション材をカットしてアルミケース内に貼ります。 完成しました。 茶色のクッション材は車載ベッドを作った際の残り物。青いクッション材はキャンプ用のクッションマットです。 この双眼望遠鏡を自作したのは1996年。30年経過してようやく専用の運搬ケースを用意しました。(笑)
口径10cm双眼望遠鏡には市販の6倍30mm正立対空ファインダーを取り付けていました。 この6倍30mmファインダーの視野は7度ほど。ファインダー脚は自作品に交換しています。 対空型ファインダーだと、より広い視野のファインダーの方が目的の天体を導入しやすいことを体験的に知っています。 そこで、口径25cmドールキルハム(ドールカーカム)望遠鏡用に作った広視野の正立対空ファインダーに交換することにしました。 このファインダーは口径30mm双眼鏡の対物レンズを流用しています。自作した様子は2024年11月29日投稿のブログ記事に詳しく書いてあります。 口径25cmドールキルハム望遠鏡(ファインダー…
2025年末に双眼望遠鏡のアルミベース盤を追加工しましたが、もう少しだけ追加工をしようと1月中旬に「2026年の金属加工初め」を行いました。 2025年12月の時点では、M8キャップボルトの頭が双眼望遠鏡のベース盤から突き出た状態でした。ボルトの頭がベース盤から出ないよう、これから2回目の追加工をします。 ドリル付き沈めフライスという切削工具を使い座グリします。ベース盤の厚みは15mm、M8キャップボルトの頭の高さが8.0mmなので座グリの深さを8.1mmにします。 私が持っているドリル付き沈めフライスは左からM5、M6、M8用の3本だけです。通常のドリルよりも高価ですが、これがあると部品設計…
母が2025年3月に亡くなり、初めて一人の年越しをしました。 2026年の元日に初めて雑煮を作ったのですが、母の味になりません。生前に作り方を聞いておけばよかったと後悔。 納戸の奥に母が使うのを忘れた賞味期限切れの薄力粉400gを見つけました。さて、何を作りますか。 まず、薄力粉100gでホットケーキを作ります。1月9日(金)の昼食になりました。 お次はクッキーに初挑戦。 無塩バターが無いので、バター無しのレシピをWebで見つけました。 薄力粉200g、砂糖50g、塩ひとつまみ、卵1個、サラダ油35gをボールの中で練り、手で形を整え電子レンジの鉄皿に並べます。 実は、電子レンジのオーブン機能を…
大雪警報の翌日にスライディングルーフを除雪(2026年1月9日)
札幌は1月7日(水)の夜から降雪があり、翌日1月8日(木)の朝に1回除雪。除雪中にもどんどん降り続け、あまりの降雪量にいったん除雪を中止。 1月8日11時50分に札幌管区気象台から札幌市に大雪警報が発令されました。少し小降りになった15時過ぎに本日2回目の除雪。 夕飯後、ますます降り積もってきた中で3回目の除雪。ふぅ〜疲れました。まだまだ雪が降っていますが、残りの除雪は明日ということにして就寝。 1月9日(金)の6時に起床。晴れています。就寝後に積もった雪は8cm程度でした。 札幌管区の発表では1月8日における札幌の24時間降雪量は41cm。私の自宅周辺ではもう少し多めの50cm程度の降雪があ…