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2022/07/22

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  • 冬の高圧洗車を自宅で

    積雪寒冷地だと冬の高速道路や幹線道路には大量の凍結防止剤が散布されています。冬季に幹線道路を長距離走行すると車体に凍結防止剤が付着したままとなり、放置しておくと特に下回りから錆びが進行してしまいます。早目の洗車で錆びを軽減することが大事です。車庫の横に設置した屋外水栓は冬季間だと雪で覆われるので使用不能になりますし、自宅近くにあった洗車場が閉鎖されたこともあり、安価なコードレス高圧洗浄機を購入してみました。ペットボトルでも使えると取扱説明書に書いてあったものの、水がチョロチョロとしか出ません。小型のバケツ利用だと高圧の水が噴射でき、バケツ4杯分で殆どの汚れが落とせました。画像は車体を高圧洗浄後に撮影しています。ハンディタイプのコードレス高圧洗浄機を購入したことで、厳寒期の長距離走行後に自宅車庫前で高圧洗車...冬の高圧洗車を自宅で

  • 低緯度オーロラ、見られませんでした

    北海道でも低緯度オーロラが見える可能性があるという知人からの情報で、11月30日(木)に道東まで遠征してきましたが、見ることができませんでした。翌日の12月1日(金)の夜の方が低緯度オーロラが見える確率が高いという情報を知ったのは札幌の自宅に帰宅してから。今回のブログ記事は失敗談です。低緯度オーロラの情報を知ったのは2023年11月30日(木)の13時すぎ。天気予報を確認すると、北海道全域のうち、晴れ間が見込めるのは道東のみ。低緯度オーロラは北に行くほど条件が良くなりますが、最北の宗谷方面は悪天候の予報です。そこで、北海道で晴れている地域でなるべく北寄りで街明かりが北の方角にない場所を検討し、道東の網走方面まで遠征することを決意。自宅出発が遅れた以外に途中の道路が吹雪のためノロノロ運転を余儀なくされ、網走...低緯度オーロラ、見られませんでした

  • ポータブル電源の購入

    車中泊を快適にするため、2個目のポータブル電源を2023年10月に購入しました。1個目のポータブル電源を購入した時のことは2022年6月のブログ記事【携帯バッテリーの買い替え】に書いています。左側は2022年6月に購入したJackeryポータブル電源240で電気容量は240Wh。右側が2023年10月に購入したJackeryポータブル電源708で電気容量は708Whです。ちょうど30%割引きのセール期間中に安く買えました。240の重さは3.1kgと軽かったのですが、電気容量が多めの708は6.8kgと重くなりました。災害のときや車中泊時に活躍しそうです。ポータブル電源の購入

  • 電気毛布の購入

    大型DIY店に自作部品の材料を買いに行った際、電気毛布が意外と安かったので冬季間の車載用毛布として購入してきました。電気毛布のパッケージを撮影。日本のメーカー「広電」製のVWS402H-Dという敷き毛布で、大きさは130×80cm、定格はAC100V40Wとなっています。温度調節は電子制御式で、強中弱の3段階。丸洗い可能とのこと。取扱説明書によると、強:表面温度約52度、約23Wh中:表面温度約36度、約14Whいずれも室温20度・綿布団の中で測定、消費電力量量は室温15度・綿布団の中で5時間運転したときの平均値だそうです。私が持っているJackery製240というポータブルバッテリーを使用し、実際の消費電力を敷布団の上に平置きして測定してみました。左端に少しだけ写っている薄いピンク色が電気毛布です。強:...電気毛布の購入

  • プラネタリウム100周年を迎えて

    近代的なプラネタリウムが1923年にドイツで生まれ、今年の2023年でちょうど100年目。全国のプラネタリウム施設では様々な100周年企画が催されています。残念ながら、札幌市青少年科学館は展示物大規模リニューアルと施設の長寿命化などの改修工事のため、2022年8月22日から閉館中で、2024年3月末に開館の予定です。札幌市青少年科学館が開館した1981年当時、私はプラネタリウムの投影スタッフもしていました。札幌市青少年科学館の初代プラネタリウム五藤光学研究所製GN18-ATを保守点検している42年前の私。若いなあ〜。ネクタイがスーツの外に出ていてちょっと残念。(笑)各地のプラネタリウムをみると、座席配置は投影機本体を中心とした「同心円配置」と、一方向が見やすい「扇形配置」とに大まかに分類されます。(床が一...プラネタリウム100周年を迎えて

  • 吹雪の後に月と木星の接近

    11月24日(金)の午後から札幌は雪が積もり始めました。夕方近くから横なぐりの吹雪模様となり雷も発生。翌日25日(土)の朝には15cmほどの降雪がありました。今シーズンの初除雪です。11月25日(土)早朝に撮影。札幌管区気象台によると札幌の降雪量は13cmと公表されていましたが、自宅付近はもう少し降雪が多かったようです。午後から晴れてきました。夕方、自宅から歩いて8分ほどの銭湯で入浴。気温マイナス1度で凍った歩道をテクテク歩いて帰宅する途中、お月様と木星がかなり接近していて、まるでお見合いしているようでした。(笑)自宅に戻り、ミラーレスカメラに焦点距離300mm(35mm判換算で600mm相当)のズームレンズで撮影した月齢12のお月様と木星です。撮影した2日後の11月27日(月)が満月です。撮影時のお月様...吹雪の後に月と木星の接近

  • 2年目SV研修のアンケート結果

    11月上旬に実施した福祉系係長職研修のアンケート結果が郵送されてきました。ブログタイトルにあるSVというのはスーパーバイザーの略称です。グループワークを主体にした研修で、受講者は1回あたり10名で3回実施。総受講者は30名ほどでした。アンケートに書かれていたうちのいくつかの自由記載を書くと、◆同じ事象でも人によってさまざまな視点があることを実感した。◆視野を広く持つという意識を常に持つことが大切だと感じた。◆SVの役割は「CWに寄りそう」とお話しいただいたことが、意識はしていることではあったが、簡単な表現ながらしっくりきた。◆コミュニケーションを取る時間があったら、少しでも業務を進めたい。私は褒められて伸びるタイプとはいえ、アンケートで特に留意するのは批判的な意見です。次回の研修の参考になるからです。また...2年目SV研修のアンケート結果

  • 手持ちスマホで星をハート形に写す

    2023年しし座流星群の極大は11月18日(土)の14時という予報でした。輻射点が東の地平線から昇ってくる時刻も考慮すれば、今年の見頃は17日(金)の深夜から18日(土)の早朝ですが、北海道は低気圧の影響で悪天候のため遠征断念。それでも翌18日(土)の深夜から19日(日)の早朝でも少しはしし座流星群が見えるかもしれないと、冬の天の川が見える札幌市の近郊まで遠征してきました。しし座流星群はピークが鋭く、極大日時を数時間過ぎても出現数が激減するようで、2時間ほどボケーっと観察しても群流星は僅か2個だけでした。綺麗な星空だったことから、撤収前にスマホで冬の大三角を手持ちで撮影。露出8秒を手持ちで写すのは至難の技です。何度写してもブレブレで星が流れてしまいます。そこで、スマホを露出中にわざと動かしハート型に写るよ...手持ちスマホで星をハート形に写す

  • 車載ベッド床の固定部品

    2023年10月9日のブログ記事【車載ベッド床の製作その3(完成)】の続きです。車両後方の荷物スペースに設置した横長のベッド床は車両に固定していて最大幅1200mmです。寝る際には頭側になります。床の下に配置した4本のアルミフレーム同士の間隔は様々な制約から300mm〜325mmにせざるを得なかったため、600mm角の分割ベッド床をフレーム上に単に乗せるには少し狭すぎました。フレーム幅が狭いため、600mm角4枚の分割ベッド床の端に体重をかけた際、床の一部が浮き上がってしまう現象が生じます。このままでは危険なので、分割床を固定する浮き上がり防止部品を作成してみました。分割床の後方を固定する部品です。荷物スペースの固定床と分割床を連結し固定します。材料は12mm厚の木材、1.5mm厚スペーサー、オニメナット...車載ベッド床の固定部品

  • 新型コロナウイルス予防ワクチン接種7回目

    新型コロナウイルス予防ワクチンの7回目接種を11月15日(水)に受けてきました。ワクチン接種の医療機関まで歩いて行く途中、公園で見かけた雪だるまです。11月11日の夜に積もった雪を子供達?が作ってベンチに置いたようです。公園の雪はすでに融けています。自宅から歩いて10分ほどの医療機関に到着。すぐに接種していただきました。接種済証です。これまで受けた私のワクチン接種記録です。そのときの様子はブログ記事にも掲載済みです。【ワクチン接種1回目】の様子。【ワクチン接種2回目】の様子。【ワクチン接種3回目】の様子。【ワクチン接種4回目】の様子。【ワクチン接種5回目】の様子。【ワクチン接種6回目】の様子。今回の副反応ですが、接種の翌日の最高体温は平熱よりも0.5度高くなっただけで悪寒などはなく、接種した左の上腕部の鈍...新型コロナウイルス予防ワクチン接種7回目

  • 行進曲と金星の太陽面通過

    自動車を運転中に眠気を催すことがあります。安全な場所に駐車し車外に出て体を動かしたり休憩を取ることが大事ですが、ちょっとした眠気ならガムを噛んだり水分補給も効果的ですね。眠気を遮るCDを聞くことも若干の効果があるはずです。行進曲が26曲収められた「世界のマーチ」というCDを11月になってから購入しました。私は中学1年生のときにブラスバンド部に入部し、札幌に引っ越すまで約1年間トロンボーンを吹いていました。当時の顧問教諭は主に行進曲を私たちに練習させていた影響もあって、著名な行進曲を聴くと覚醒する自分を感じます。現在も世界の各地で戦争が勃発し、戦争高揚のための行進曲という負のイメージもありますが、私にとっての行進曲は中学生時代の思い出に繋がるものにもなっています。運転中に眠気を少しでも感じたら、まず行進曲C...行進曲と金星の太陽面通過

  • JR一日散歩きっぷで鉄分補充の日帰り旅

    JR北海道で発売されている一日散歩きっぷ(2023年度)の最終販売日は11月12日(日)でした。最終販売日の日曜日にこの切符を使い、札幌から美瑛まで日帰り往復してきました。この切符を使うのは7年半ぶり。前回は【留萌本線の鉄道旅】でした。久しぶりの鉄分補給の旅です。自宅から歩いて地下鉄駅へ。札幌では前日に少しだけ降った雪が無くなり歩道は乾いています。地下鉄さっぽろ駅で下車し地下通路を通りJR札幌駅へ向かいます。なお、札幌市営地下鉄はゴム車輪列車です。鉄輪列車でないため厳密に言うと鉄分補給になりません。(笑)JRみどりの窓口で一日散歩きっぷを購入。指定区域内の普通列車に終日乗り放題で2,540円。もし、通常の切符で美瑛まで往復すると運賃だけで7千円を超えるため、かなりお得です。なお、2016年当時の一日散歩き...JR一日散歩きっぷで鉄分補充の日帰り旅

  • 50年前の土星食

    今から50年前の1973年11月14日(水)の未明、北海道の北部で土星食が見られました。土星食というのは、地球から見て月の裏側に土星が隠される現象のことです。残念ながら、私が住んでいた札幌市東区では、土星は月の南端ギリギリを通過し土星食になりません。1973年版の天文年鑑で事前にそのことを知っていたため、札幌市から北側に30kmほど離れた厚田村(現在は石狩市厚田)では土星食になると推測し、北緯43度24分・東経141度26分の地点の食予報を自分で計算することにしました。まず、準備段階として洋書を取り扱う札幌丸善に依頼し、天体暦「NauticalAlmanacandAstronomicalEphemerisfortheyear1973(1973年版英国暦)」を取り寄せました。天体暦には、土星の精密位置が1日...50年前の土星食

  • 干渉光を軽減するアポタイザーの自作

    ニュートン式反射望遠鏡やカセグレン式反射望遠鏡の副鏡を固定するスパイダー(サポーター)から発生する干渉光を軽減するアポタイザー(binaryhologramapotizer)なるものを見よう見まねで作ってみました。左から、適当に作図した型紙。型紙をプラスチック板に貼り付け、彫刻刀で切断ラインをケガキ。ケガキ済みのプラスチック板。右上は完成したアポタイザー。完成したアポタイザー4枚を口径40cmカセグレン式反射望遠鏡のスパイダーにマジックテープで取り付け、11月11日23時ごろに口径40cmF10反射をアルデバランに向け、効果を確かめてみました。なお、スパイダーはやや厚めの3mm厚アルミ板を使用しているので、スパイダーによる干渉光はどうしても強めになります。まず、アポタイザーを装着しないノーマル状態から。撮...干渉光を軽減するアポタイザーの自作

  • 福祉系職員研修実施後のアンケート結果

    10月11日(水)から連続3日間実施した福祉系職員への研修アンケート結果を11月6日(月)に見せてもらいました。10月の福祉系係長職研修の様子です。研修受講者35人のうち匿名アンケートを書いてくれたのは34人でした。自由記載欄を読ませてもらうと、批判的意見が2人。いずれも「講師の話が長い」という内容。確かにそうでした。反省!残りの32人は肯定的で、予想以上の研修効果があったようです。アンケートでは批判的意見を重要視していますが、とても嬉しい記載もありました。少しだけ書くと、◆職場に戻ってすぐに実行できるものばかりで、非常に勉強になりました◆これまで受けた研修の中で一番良かったです◆受講前の期待は低かったが、受講して感化されたり癒やされた面があり、業務を見つめ直すことができた◆経験に基づく講義で、大変身に沁...福祉系職員研修実施後のアンケート結果

  • 天王星の衛星

    新しく購入したZWO社のASI662MCというCMOSカメラの撮影能力を確かめるため、天王星の衛星が写せるか試してみました。口径40cm反射にASI662を装着し最高感度で5秒露出すると、札幌の市街地でも16等級まで写せました。画像は北を上にして掲載。恒星や衛星の傍らの数字は、撮影時の天体等級を示しています。撮影時の天王星の視直径は3.8秒角、天王星の中心から南側の第4衛星オベロン(Oberon)までの離角は約43秒角です。写っている衛星のうちで最も天王星に近いのは第1衛星アリエルで、離角は13.5秒角です。第5衛星ミランダは16.0等級と暗いうえ天王星からの離角が9.1秒角と近く、天王星からみたミランダの位置角は212度。アリエルは216度です。1枚目の画像を拡大してみました。赤い線の交点あたりがミラン...天王星の衛星

  • オリオン大星雲をスマホで撮影

    しんしのつ天文台を見学した11月4日(土)の夜は快晴。新しい撮影機材のテストをするため、帰宅直後の23時30分に自宅屋上のスライディングルーフを開けました。気温は3度。冷気が星々の輝きを増しているいるかのようです。新しい機材で撮影できたものの、撮影済みの保存画像ファイルが開けない状態となり画像処理ができません。試行錯誤の繰り返しで2時間ほど作業しましたが、眠いのと寒さで挫折しました。悔し紛れに、口径40cm反射の接眼部にスマホを押し当て、オリオン大星雲をコリメート撮影してから撤収。2023年11月5日1時48分、口径40cmF10反射望遠鏡、XW40mm接眼鏡、スマホの換算焦点距離25mm相当、露出4秒、絞りF2、感度ISO3200、色温度4200K、合成焦点距離2500mm相当。自宅は札幌の市街地で光害...オリオン大星雲をスマホで撮影

  • しんしのつ天文台を見学

    石狩管内新篠津村で2023年11月3日(金)にオープンした「しんしのつ天文台」を見学してきました。お披露目式があった11月3日(金)は曇りだったことから見学は避け、翌日11月4日(土)は晴れたことから21時に現地に到着。顔見知りのスタッフさん3人に挨拶。暗闇でも声でどうやら私だとすぐに気が付くそうです。天文指導員さんも3人が応援に来ていました。公開が始まった19時には長蛇の列だったそうですが、私が到着した終了1時間前の21時ごろには待つことなく、木星や土星などを見せてもらいました。望遠鏡は、昭和機械製のフォーク式赤道儀に搭載された口径50cmリッチークレチアン式F6.5の明るい光学系です。副鏡として口径15cm屈折望遠鏡が同架されていました。箱型の建屋がレール上を北側へ移動し、固定された口径50cm反射望...しんしのつ天文台を見学

  • 自動車ヘッドライトの光軸調整

    2023年7月下旬に購入した軽自動車スペーシアBASEを夜間に運転していると、それまでに乗っていたワゴンRよりもヘッドライト(前照灯)のロービーム光軸が高めに設定されていることに気がつきました。後部座席を外した分の重量は、常時積載し始めた車載ベッド後部の重量とほぼ同じなので、重量のバランス変化による車体が起き上がることは殆どないはずです。ヘッドライトはハイビーム(走行用の遠目)とロービーム(すれ違い用の近目)の切り替えが手動で瞬時にできるとはいえ、スペーシアの新車はロービームであっても車高が低い対向車の運転手さんが幻惑するような高めの光軸に設定されているようです。ロービームに切り替えても、対向車から「眩しいよ」とパッシング受けることが時々ありました。どうやら最近の新車はヘッドライトのロービームが高い光軸位...自動車ヘッドライトの光軸調整

  • 2023年10月31日の金星

    10月31日(火)の札幌は薄曇り。昼間の金星を見たくなり、望遠鏡を金星に向けました。大気の揺れが大きく、金星は視野内で踊っているようです。薄い雲がありコントラストも良くありません。購入したばかりのイメージングソース(CMOSカメラ)を口径15cm屈折望遠鏡に装着し、朝の9時過ぎに金星撮影の準備をします。薄雲と大気の揺れのせいで写りはよくありません。金星の視直径は22.3秒角、輝面比は54.2%です。金星はこれから外合に向け、ますます丸くなり視直径が小さくなります。金星が外合になるのは、来年2024年の6月上旬です。ところで、来年2024年4月8日(月)に北アメリカ大陸方面で皆既日食が見られます。これは、SkySafariというアプリのスクリーンショットで、2024年4月8日13時過ぎのアメリカテキサス州ダ...2023年10月31日の金星

  • 2023年10月30日の木星

    久しぶりに木星を眼視で見た後に、新しい撮影機材で試写してみました。2023年10月30日(月)23時06分に口径15cm屈折望遠鏡で撮影した木星です。木星の北極を上にして掲載。露出24msで30秒間に1249フレームの動画を記録し、大気の揺れがやや大きかったことから総フレームの50%を簡単スタック処理しています。これまで使ってきた惑星撮影機材はASi120MCというイメージングソース(CMOSカメラ)でしたが、新しい撮影機材はASI662MCです。まだ使用方法がおぼつかない割には口径15cmの望遠鏡で見える程度の模様が再現できたのではないかと思っています。2023年10月30日の木星

  • 天文指導員研修に参加

    10月28日(土)に開催された天文指導員研修(2023年度第6回目)に呼ばれました。科学館天文係から呼ばれたのは実に1年半ぶりです。研修に参加した天文指導員さんは30人ほど。研修の最初にMYさんが五藤光学製Mark-X望遠鏡の操作方法を説明しています。40年ほどの使用でもオーバーホールなどのメンテナンス不要で動きがスムーズで見え味が良い望遠鏡です。次に私が札幌市における天文普及活動の歴史と移動天文台の主な目的などをお話しさせていただきました。苦言も交えたことから、もしかしたら今後は科学館出入り禁止になるかも。天文指導員研修に参加

  • 葡萄の収穫手伝い

    2023年10月19日にアップしたブログ記事【余市町の葡萄畑】の続きです。前回の訪問時、札幌開成高校天文同好会OBのYKさんが経営する果樹園で収穫されたナイアガラを使い醸造されたワインが入手困難と聞いて諦めていたところ、収穫の手伝いをしてくれた人には後日醸造されるナイアガラ1本をプレゼントとの誘いに釣られ、知人と2人でボランティア参加してきました。(笑)10月26日(木)9時に余市町の果樹園へ集合し、前回の場所とは異なる畑のナイアガラを総勢10人ほどで収穫をします。後ろ姿はYKさんの知人?(お名前を聞きそびれました)前回は短時間のお手伝いでしたが、今回は昼食をはさみ長時間のお手伝いです。秋の日差しで少し日焼けしました。10人で葡萄500kgの収穫を終え、本日の作業が終了。葡萄の棚が低いので腰が痛いのと、首...葡萄の収穫手伝い

  • 2023年オリオン座流星群

    2023年版天文年鑑によると、オリオン座流星群のピークは10月22日(日)9時ごろだそうです。流星を数多く見るには光害の少ない郊外が有利ですが、石狩全域の天気予報が思わしくなく遠方へ遠征するかどうか迷っていました。直近の天気予報では10月21日(土)22時ごろから札幌近郊の厚真町や安平町付近で天候が回復する見込みでしたので、意を決し遠征することにしました。オリオン座流星群の輻射点(放射点)は20時ごろに地平線上に出ますし、流星観望に邪魔な眩しい月も21時ごろに沈みます。実は、その日の夕方、我が家から50mほど離れた住宅で火災が発生。半焼し鎮火直後の後始末のために赤色灯を点灯させた消防車が6台ほど停車しているのを横目に、小雨降る札幌の自宅を出発したのは21時過ぎでした。安平町の瑞穂ダム付近を目指して走行。徐...2023年オリオン座流星群

  • 夏タイヤから冬タイヤへの交換作業

    札幌都心部近郊の手稲山に初冠雪があったのは10月17日(火)でした。2023年の初冠雪は平年よりも1日早かったそうです。10月21日(土)の夕方以降、札幌近郊の平野部でも霙(みぞれ)や雪が降る予報もあって、10月21日の午前中に軽自動車のタイヤ交換を行いました。左下がこれから装着する冬用のスタッドレスタイヤ、中央が取り外した夏タイヤです。毎年2回のタイヤ交換は自分で行っています。タイヤ交換後、ガソリンスタンドのエア充填機をお借りし、前輪2.4kgf/㎠、後輪2.6kgf/㎠という車両指定空気圧にしました。少しだけ走行してからタイヤ締め付けナットの緩みがないか確認し、タイヤ交換作業が完了です。新品のスタッドレスタイヤなので、慣らし運転が必要です。タイヤメーカーのサイトで調べてみると、時速60km/h以下で2...夏タイヤから冬タイヤへの交換作業

  • 日暈と大気光

    2023年10月14日(土)の午前中、日暈が見えました。札幌で見えた日暈です。スマホで9時58分に撮影。その日の夜も薄雲が広がったままでしたが、天気予報では良くなるようなので久しぶりに郊外へ遠征。日付けが変わる頃から薄雲が消え始め、はくちょう座からカシオペヤ座付近の天の川が見え始めました。北極星(左上)と北斗七星(右下)です。撮影してみると背景全体が緑色になってしまい驚きました。カメラの故障かと疑いましたが、別のカメラでも背景が緑色に写りました。恐らく大気光だと思います。北極星よりも高い位置まで濃く写る大気光は初めてです。眼視では全くわかりません。露出60秒、絞りF4、感度ISO6400、焦点距離24mm相当、色温度4500K、10月15日2時03分に固定撮影。明け方前に東の地平線から昇ってきた金星です。...日暈と大気光

  • 余市町の葡萄畑

    母校の後輩が家族経営している果樹園を訪問してきました。余市町郊外の広い果樹園に到着し、その一角にある葡萄畑へ近づくにつれ甘いブドウの香りが漂ってきます。あれ?9年前にはこんなに敷地が広かったかなあ?ボランティアさんも含め7〜8人がナイアガラという品種の収穫真っ最中。この青いボックス数十箱を午後から栗沢町の醸造所へ運ぶというので、間に合わせるために皆さん作業に集中していました。札幌開成高校天文同好会OBの3人です。左からひらい、果樹園を経営しているYKさん、ボランティア参加のSKさん。YKさんに聞いてみたところ、敷地は徐々に広げていったとのこと。SKさんは今シーズン5回目のボランティアだそうです。葡萄を頂いて帰るだけでは申し訳ないので、少しだけお手伝い。葡萄棚は背が低いので腰を屈めながらの作業です。すぐに腰...余市町の葡萄畑

  • 98歳になった母の誕生日

    1925年(大正14年)生まれの母は2023年10月で満98歳になりました。ささやかですが、ケーキでお祝いしました。モリモトのケーキです。店員さんに「ケーキと一緒に8のロウソクもください。」とお願いしたところ、「8歳のお誕生日なんですねー。おめでとうございます。」とメッセージをいただきました。本当は98歳なのですが、去年のロウソクの9を流用しちゃいました。(笑)これくらいの年齢になると「こんなに長生きするって思ってもみなかった。生きてるのに疲れてきた。」そうです。まだ調理も余裕でこなしています。母には健康で長生きしてほしいと願っています。98歳になった母の誕生日

  • 福祉系職員研修の講師

    今年も札幌市役所から福祉系職員への研修講師を依頼され、10月2日(月)、事前打ち合わせのため朝8時前に自宅を出て札幌市役所と中央区役所まで行ってきました。打ち合わせ時刻まで時間があったため、いつもの札幌市営地下鉄ではなく北海道中央バスに乗車。朝ラッシュで結構混んでいます。70歳になってからいただいた敬老パスは6千円の負担で3万円分がチャージがされ実に8割引きです。(最高限度額は1万7千円の負担で7万円分がチャージがされます)終点の中央バスターミナルで下車し創成川を渡りました。創成川は札幌市中心部を南北に流れる小さな川で、条丁目の西◯丁目と東◯丁目を分ける境界線となっています。橋の上から創成川を北向きに撮影。以前に比べ、ずいぶんと綺麗に整備されていました。テレビ塔とモニュメントです。このモニュメントは「希望...福祉系職員研修の講師

  • 2023年10月11日未明の月と金星

    前回のブログ記事【2023年10月9日未明の月】に引き続き、翌日の10日(火)にも早起きしましたが曇っていて月が見えませんでした。さらに翌日の11日(水)早朝4時に起床し屋上に昇ると快晴に近い状態。月と金星が東天に並んで見えています。しし座のレグルスを含む「ししの大鎌」と呼ばれる星並びの近くに月と金星が輝いています。ししの大鎌を形作る恒星も撮影するため、細い月は露出オーバーになり丸っぽく写ってしまいました。実際の月はこんな感じです。地球照も写るように露出をたっぷりかけるとこんな感じです。星も月も地球照も同時に見ることができる人間の眼は偉大ですね。写真撮影のベテランさんは画像補整アプリを使って眼に近い画像にすることをするのが普通らしいですが、そのようなワザを殆ど持っていないというか面倒なことを避ける私は撮っ...2023年10月11日未明の月と金星

  • 2023年10月9日未明の月

    車載ベッド製作疲れなどで、10月8日(日)の夜は晴れていたものの、星を見ることなく早めに就寝。翌9日(月)の明け方前に起床し、5時過ぎに屋上へ。かなり薄明が進み、朝焼けも薄くなっています。寝過ごしました。早朝5時22分にスマホで撮影した月と金星です。原版には金星が写っていますが、ブログでは画像サイズが自動縮小してしまうため、かなり分かりづらいです。少し薄雲があるものの、月に望遠鏡を向けてみました。私が好きな月面の「虹の入り江」が太陽光を斜めに受け、日没を迎えるところでした。口径15cm屈折望遠鏡を使いミラーレスカメラで5時36分に直焦点撮影した月齢24の月です。少し寝坊したので、空が明るくなり月のコントラストが低下してしまいました。望遠鏡で金星を見た後、6時に屋上から撤収。気温は9度でした。札幌はすっかり...2023年10月9日未明の月

  • 車載ベッド床の製作その3(完成)

    前回のブログ記事【車載ベッド床の製作その2】からの続きです。安売りしていたブロックタイプのソフトマットを買ってきました。ベッド床の表面に貼ります。厚さ12mm60.5cm角(有効長58.5cm角)のブロック8枚と、凹凸を直線にする端材(有効幅2.0cm)を8本利用します。ベッド床にソフトマットを合成ゴム・木材用の接着剤で貼り付けする直前の画像です。左右の黒いものは、ベッド床を車内に固定する金具です。荷室のベッド床だけを置いて撮影。運転席フレームと助手席フレームの上部が黄色なのは、フレームガードといってフレームの段差を解消するためのものです。左の青いものは水準器です。水平具合を確認しています。ソフトマットを貼ったベッド床5枚全てをフレームの上に乗せ、全幅120cm全長200cmの車載ベッドがついに完成しまし...車載ベッド床の製作その3(完成)

  • 車載ベッド床の製作その2

    前回のブログ記事【車載ベッド床の製作その1】からの続きです。前回のブログ記事に「車載ベッドの床の完成までもう一息」と書きましたが、思わぬ追加の作業が発生。車載ベッドの床として使用するカット済みのコンパネは裏の面がかなり毛羽立っていて、そのまま車に積むと細かな木屑が車内に散乱します。車内が汚くなるので、ベッド床の裏の面に塗装を施すことにしました。安価なコンパネを選んだことで手間がかかります。ヤスリがけ後に、車庫内でオイルステインという塗料を塗っています。左の2枚は塗装後。右の3枚は塗装前です。使用した塗料は4年前に屋上デッキを自作したときに購入した残りを使いました。塗装はしたものの、安いコンパネだったせいか裏の面がまだボソボソです。詰めが甘いのは私の得意とするところ。(笑)止むを得ずビニール製の安価なテーブ...車載ベッド床の製作その2

  • 車載ベッド床の製作その1

    前回のブログ記事【車載ベッドのフレームを組み立て】からの続きです。ベッド床の材料を選ぼうと、大型DIY店で半日ほどウロチョロした結果、安価なコンパネを選びました。180cm×90cm厚さ12mmのコンパネを2枚選び、120cm×80cmを1枚、60cm×60cmを4枚カットしてもらいました。カット1回あたりの手数料は税込み55円。6回のカットで330円でした。曲線が多い車内の側面に合わせるてコンパネをカットするため、型紙を作成しました。型紙からコンパネに切断線を書き入れ後、車庫で電動ジグソーを使い曲線カットをしています。画像はご近所さんが通りかかった際に撮影をお願いしました。いつもだとブログ用に三脚を使ったセルフタイマー撮影ですが、少し図々しかったかな?(笑)コンパネを使った車載ベッド床5枚を軽自動車スペ...車載ベッド床の製作その1

  • 車載ベッドのフレーム組み立て

    前回のブログ記事【車載ベッドのフレーム部材を受領】からの続きです。購入したアルミフレームの組み立てを10月1日(日)に行いました。フレームはメーカー側で所定の寸法に切断済みなので私は加工の必要がなく、ジョイント部品を使って単に組み立てるだけです。軽自動車スペーシア後方から撮影したフレームです。助手席は前方へ折りたたみ、運転席は後方へ水平位置まで倒し、後部座席は取り外しています。助手席側の寝台面は200cm×60cm、運転席側は180cm×60cmの完全水平ベッドの予定です。運転席と助手席の縦フレームは、荷室側の太い縦フレームへの入れ子構造にしました。荷室側フレームは常時固定で、助手席側と運転席側フレームは車中泊の際に組み立てる方式です。フレーム上に乗せるベッドの寝台面は5分割の予定です。後部の荷室には横長...車載ベッドのフレーム組み立て

  • 車載ベッドのフレーム部材を受領

    2023年9月11日のブログ記事【車載ベッドの部材を発注】からの続きです。SUS(株)に発注していた車載ベッド用のアルミフレームやコネクタが9月29日(金)に納品されました。発注時のリストと現品を見比べ、全て納品されていることを確認。軽自動車スペーシアの荷台に納品された部材を並べてみました。早速、一部を組み立ててみると、フレームの1本だけ型番を間違えて発注したことに気づきました。うーん、どうしましょうか。新たな発注すをべきか、リカバリー加工をすべきか。迷いましたが、9月30日(土)にリカバリー加工をして一段落です。次回のブログ記事はフレーム組み立て完了の記事になります。夕方、いつもの新聞配達のおばちゃんが夕刊を持って来てくれたので、これまでの配達に感謝の言葉を伝えました。私が取っている北海道新聞は、202...車載ベッドのフレーム部材を受領

  • 2023年の中秋の名月

    2023年9月29日(金)は旧暦の8月15日で、このときに見える丸いお月様を古来から中秋の名月と呼ばれています。星仲間のKさんのお誘いで、札幌市郊外の野幌森林公園でお月見をしました。私は久しぶりにミューロン18cmとMark-X赤道儀を持参し、19時に現地到着。集まったのは総勢11人。うち5人が天文指導員さんでした。満月の明かりで撮影。集まった機材は、口径7.6cm屈折、口径30cm反射、口径20cmシュミットカセグレン、口径12.2cm屈折、口径18cmミューロンの5台でした。雲が通過する中、月の他の天体を様々な望遠鏡で見ると、見え味の違いが確かめられます。ミューロン18cmの接眼部にカメラを押し当てて撮影。写野中央を少し外してしまいました。気温は13度と低く、お月見は23時に御開きとなりました。2023年の中秋の名月

  • フォレスタコンサートin札幌

    札幌コンサートホールKitaraで9月27日(水)に開催されたフォレスタのコンサートに行ってきました。古稀を迎えた自分自身への誕生日プレゼントです。フォレスタというのは、「BS日本・こころの歌」というテレビ番組から誕生した、音大卒メンバーのみで編成されたコーラスグループです。主に昭和時代の曲目が選ばれ、美しい歌声が大ホールいっぱいに響き、観客と一体となったとても素晴らしいコンサートでした。会場内は撮影禁止なので画像はありません。YouTubeにアップされた数多くの歌唱の様子が視聴できますが、やはり生はいいですね。歌声とピアノ伴奏が素晴らしかったです。私が生まれたのは母子手帳によると午前0時30分。誕生日当日の0時30分に星を見れば良かったと気づいたのは夕方になってからでした。誕生日当日の16時過ぎ、青空に...フォレスタコンサートin札幌

  • NGC2024燃える木

    燃える木というのは、オリオン座のζ(ゼータ)星アルニタクの東側にある散光星雲NGC2024の愛称です。宮古島天体観測所の望遠鏡を使って撮影した燃える木です。燃える木散光星雲です。北を上にして掲載。右下の青い筋は何だと思いますか?撮影データです。2023年9月16日4時13分、口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。露出60秒、感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。青い筋の正体は、2等星アルニタクの眩しい光量から派生した口径50cm反射の副鏡支持金具の干渉光が写ったものです。左上にはアルニタクのゴーストも写っています。燃える木は、空が暗ければ小口径の望遠鏡でも見ることができます。薄明が始まり、空を見上げると木星...NGC2024燃える木

  • B33馬頭星雲

    馬頭星雲というのは、オリオン座にある散光星雲IC434によって浮かび上がった暗黒星雲B33の愛称です。暗黒星雲が馬の首のように見えます。宮古島天体観測所の望遠鏡を使って撮影した馬頭星雲です。中央が馬頭星雲で、左上は8等級の恒星を囲むように輝くNGC2023散光星雲です。北を上にして掲載。撮影データです。2023年9月16日4時00分、口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。露出60秒、感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。馬頭星雲は私の体験上、光害が少なく夜空がかなり暗い場所だと望遠鏡を使って眼視でうっすらと確認できます。目安として、冬の天の川が薄く見えるぐらいだと難しく、冬の天の川が濃く見えるような場所だと...B33馬頭星雲

  • 宮古空港で珍しい体験

    9月14日(木)から滞在した沖縄の宮古島を去る9月23日(土)になりました。口径50cmカセグレン式反射望遠鏡の光軸調整を終えて、疲れましたが気持ち良く札幌へ戻ることができます。最近の宮古空港は観光客で混雑気味です。搭乗手続きに時間がかかると思い、少し早めの12時に風本さん運転のクラウンで空港まで送ってもらいました。チェックインカウンターや保安検査も混んでいませんでした。どうやら、この時間帯は航空機の発着の合間のようです。搭乗を待つ間、待合室はどんどん混んできました。札幌からの往路はANAマイレージを使ったANA便でしたが、帰路はJALマイレージを使ったJAL便です。使用機到着遅れのため、私が搭乗する羽田空港行きJAL934便は30分遅延のアナウンスがありました。30分遅延のため、いつものボーディングブリ...宮古空港で珍しい体験

  • 口径50cmカセグレン反射の光軸修正(最終)

    前回のブログ記事【口径50cm反射望遠鏡の光軸その3】からの続きです。9月15日(金)から数度にわたる光軸調整の途中で、9月16日(土)に副鏡位置の微調整ネジ1本が回せなくなったことから、不満足なまま光軸調整を終わりにせざるを得ない状況に陥っていました。9月21日(木)に苦労してそのネジを副鏡セルから取り外してみると、原因は鉄製六角レンチの摩耗にあることが判明。きつく締まっていた1本のネジだけ弛めることも締めることもできず、当初はネジ山が潰れたと思っていました。左:先端が少しだけ摩耗した六角レンチ中:取り外した5mm径イモネジ右:9月22日(金)に購入したステンレス製六角レンチ宮古島滞在の最終日、9月22日の夜は曇り時々雨。天候は真夜中に良くなる予報です。少しだけ仮眠し翌日9月23日(土)0時から光軸の最...口径50cmカセグレン反射の光軸修正(最終)

  • 2023年9月22日未明の木星

    9月22日(金)の深夜2時過ぎに宮古島天体観測所の口径50cm反射を使い、かに星雲のパルサーを見終わったその後に風本さんへ望遠鏡をバトンタッチしました。風本さんが撮影された木星です。撮影時刻は9月22日4時15分(世界時で9月21日19時15分)です。木星本体の上端に接するように写っているのは衛星のガニメデです。木星の北極を上にして掲載。惑星撮像のベテラン山崎さんのアドバイスと、口径50cm反射望遠鏡の光軸調整の結果、このような木星像が写せたようです。大気の揺れが4/10から5/10だったことから、大気の揺れが少ないときにはもう少し解像度が高い木星になったことでしょう。まだ光軸調整が満足できるレベルでありません。しかし、調整に必要なネジの1本がどうした訳か回せなくなってしまったことからこれ以上の光軸調整を...2023年9月22日未明の木星

  • おうし座のM1かに星雲とパルサー

    宮古島天体観測所の望遠鏡で、おうし座の蟹星雲(かに星雲)を久しぶりに撮影してみました。かに星雲の視直径は約6分×4分角。画像は北を上にして掲載しています。撮影データです。2023年9月16日3時35分、口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。露出40秒、感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。かに座にあるから「かに星雲」と思っている方もいるようですが、蟹の甲羅のように見えることから、おうし座にあっても、「かに星雲」という愛称です。名付け親は、アイルランドの天文学者・貴族・政治家の第3代ロス伯爵=ウィリアム・パーソンズ(WilliamParsons,3rdEarlofRosse,1800年-1867年)です。一般...おうし座のM1かに星雲とパルサー

  • 2023年9月21日のアンタレス食

    9月21日(木)の夕方、さそり座のアンタレスが月の裏側に隠されるアンタレス食がありました。北海道だと日没後にアンタレスの潜入と出現が見えますが、滞在中の宮古島ではいずれも日没前の現象です。アンタレス食を控え、9月21日の午前中は宮古島天体観測所の床に敷いているタイルカーペットの交換作業をしました。汚れているタイルカーペット10枚を滞在中の風本さんと一緒に交換作業で汗を流しました。2021年10月に交換した30枚の追加分です。昼前から土砂降りの雨で、夕方のアンタレス食が見えないかもと心配でしたが、16時過ぎには雨が上がりました。アンタレスが月の裏側に隠される潜入時刻の17時04分20秒、月は雲の中。18時ごろから雲が少なくなり月が見えてきました。月の裏側からアンタレスが出現するのは18時27分ごろです。18...2023年9月21日のアンタレス食

  • M42オリオン大星雲

    宮古島天体観測所の望遠鏡を使い、オリオン大星雲M42を撮影しました。9月16日(土)の明け方前、南東の空に輝くオリオン座の方向へ口径50cm反射望遠鏡を向けました。透明度は良好です。露出を変えて3枚の画像を掲載します。3枚共通の撮影データです。2023年9月16日3時43分から49分にかけて撮影。口径50cmF11反射、XW40mm接眼鏡、ミラーレスカメラDC-GX7MK3+f12mmF1.4によるコリメート撮影。感動ISO6400、合成焦点距離3,300mm相当です。露出30秒。微細な星雲の大きく広がった様子まで写せました。画面上は、左側を向いた眉毛の濃い人の横顔に見えるM43と呼ばれる部分です。私は冠を被った「カメハメハ大王」と呼んでいます。露出4秒。夜空が明るい光害が酷い地域でオリオン大星雲を眼視で...M42オリオン大星雲

  • 惑星撮像のベテランに宮古島でレクチャーを受けました

    宮古島滞在中の風本さんが撮影した木星画像をチェックしていた際、惑星撮像のベテラン山崎明宏さんが宮古島に滞在中ということを偶然知り、山崎さんに連絡を取り9月18日(月)に滞在先へ押しかけてしまいました。風本さんも私も山崎さんとは初対面。同じ趣味仲間ということで、山崎さんに温かく迎えていただきました。山崎さんが宮古島に持ち込んだミューロン300とRST-300赤道儀です。左は、こんな重いものをよく持ち込んだものだとビックリ笑顔の風本さん。山崎さんの熱意に脱帽です。なお、山崎さんから画像のブログ掲載について了承をいただいています。惑星撮像のテクニックなどを山崎さんにご指導いただきました。翌日の9月19日(火)には、山崎さんに宮古島天体観測所まで来ていただき、2時間以上のレクチャーをしていただきました。初対面なの...惑星撮像のベテランに宮古島でレクチャーを受けました

  • 2023年9月16日のハートレー第2彗星とミニ観望会と地震

    9月16日(土)の明け方に、ペルセウス座をゆっくり移動中のハートレー第2彗星を観望しました。SkiSafariというアプリでは光度7.5等級という予報だったことから、8倍50mmのファインダーで簡単に見えると思い、その予想位置に望遠鏡を向けてもファインダーでは全く見えませんでした。冬の天の川が薄らと見える夜空の暗い宮古島ですが、彗星はもっと暗いようです。ファインダーで見えないので、口径50cm反射望遠鏡にXW40mm接眼鏡140倍で捜天すると、淡い星雲状の天体が見えてきました。淡い部分も積分して、せいぜい10等級といったところです。この光度だといくら暗い空でも口径50mmファインダーでは無理です。XW40接眼鏡にミラーレスカメラを装着しコリメート撮影したハートレー第2彗星です。写野の中央を少し外してしまい...2023年9月16日のハートレー第2彗星とミニ観望会と地震

  • 口径50cm反射望遠鏡の光軸調整その3

    2023年7月上旬のブログ記事【口径50cm反射望遠鏡の光軸調整その2】からの続きです。前回7月の光軸調整は、時間切れで中途半端に終わってしまったことから、再び光軸調整の追い込み作業をします。9月15日(金)の夜、宮古島は相変わらず雲が多かったものの、雲の合間から見えている恒星で光軸調整を開始。どうやら強い非球面の副鏡の光学光軸が主鏡の光学光軸とで微妙なズレがあると判断。副鏡の位置を微調整することにしました。脚立に昇り、惑星撮像用のカメラで写し出されたパソコン画面を見ながら、副鏡位置を微調整しています。蚊に好かれる私なので、長袖長ズボンにハッカ油を染み込ませたタオルを首に巻いての作業です。副鏡の位置を僅かに変えるとパソコン画面に写し出された恒星の焦点内外像の位置がずれるので、画面中心位置に戻し、主鏡の光軸...口径50cm反射望遠鏡の光軸調整その3

  • 2023年9月15日の金星

    9月15日(金)の宮古島は晴れ。スライディングルーフの水漏れがほんの少しあった箇所を短時間で修繕し、10時ごろに金星を口径50cm反射望遠鏡に導入してみました。実は、この画像は13時ごろに撮影したものです。金星導入時に撮影し忘れたためのイメージ画像。(笑)目盛環を使い、一発で導入成功。8倍50mmのファインダーでも金星が欠けていることが分かります。ファインダーから目を離し、裸眼で金星を見ることもできました。風本さんも裸眼で確認。金星の最大光度(最大光輝)は4日後の9月19日だそうです。自作スマホアダプターを接眼部に装着し撮影準備している私を風本さんが写してくれました。スマホで撮影した5枚の静止画像をスタック処理してみました。スマホのデジタルズームを使ったため、粗い画像です。金星の視直径は40.4秒角、輝面...2023年9月15日の金星

  • 2023年9月14日の土星

    阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を決めた夜、タイガースファンの風本さんが土星の撮影を行いました。宮古島天体観測所の口径50cm反射望遠鏡で土星を撮影中の風本さんです。私は惑星撮像用の機材を持ってこなかったので見学。(笑)雲の切れ間を利用し、風本さんが撮影した土星です。土星の南極を上にして掲載。低層雲と高層雲がひっきりなしに土星前面を通過するため、私が裸眼で「あと30秒したら雲が切れますよー。」などと言って撮影のお手伝い。大気の揺れは4/10から5/10ほどで、シーイングが良ければもっと綺麗な土星が写せたのにと、風本さんは残念がっていました。24時を過ぎると雲が多くなり、スライディングルーフを閉め母屋に撤収。2023年9月14日の土星

  • 2023年9月14日に札幌から宮古島へ移動

    6月に引き続き、宮古島天体観測所の口径50cm反射望遠鏡を再度光軸調整するため、新千歳空港→関西空港→宮古空港というように関西空港で1回乗り継ぎし、沖縄県宮古島へ向かいます。ANAマイレージを使った特典航空券なので、旅客施設使用料(PFC=新千歳空港370円、関西空港440円)だけの支払いで済みました。9月14日(木)、新千歳空港11時00分発の関西空港行きANA1712便に搭乗。新千歳空港は小雨でした。最後に残っていたANAのアップグレードポイントを使い、普通席をプレミアムクラス席へ搭乗2日前に無料アップグレードしました。美味しい食事が嬉しいです。搭乗直前に新千歳から関西までのプレミアムクラス料金を調べたら71,810円もするのですね。無料のマイレージとアップグレードポイントに感謝です。秋田付近から上空...2023年9月14日に札幌から宮古島へ移動

  • 敬老ICカード

    札幌市から敬老ICカード(正式名称は敬老優待乗車証)の申請書が2023年6月に届きました。同居する母親宛の申請書かと思いましたが、宛先を見ると私の名前です。開封し説明書を読むと、3か月後に満70歳になる札幌市民に送付しているとのこと。札幌市の敬老ICカードとは、1,000円から17,000円の自己負担で、1万円から7万円分の公共交通機関を使用できるという優待カードです。すぐに申請し、8月にICチップ入りのカードと納付書が郵送で届き、9月8日(金)になってから郵便局で6,000円を納付書で支払い、その場で3万円分のチャージがなされました。左が敬老ICカードで、右がこれまで使っていたSAPICA(札幌市内の公共交通機関などで使える事前チャージ型のカード)です。SAPICAは日本航空JALマイルを貯めるため、残...敬老ICカード

  • さっぽろ星まつりで出会った可愛いペット

    2023年さっぽろ星まつりの2日目、9月10日(日)に太陽観望をしている際、可愛いウサギさんを抱っこしているご夫妻がいました。Uさんご夫妻が飼われている、黒い瞳のチッチちゃんです。ブログ掲載をUさんから承諾をいただいています。小さな鼻をひっきりなしにピクピクさせていました。人に撫でられるのが好きだというチッチちゃん。さっそく撫でさせてもらいました。フワフワです。Uさんがチッチちゃんを地面に下ろすとどうした訳か、私の両足の間に入ってきて動こうとしません。Uさんによると、隠れる場所として選んだのではないかとのこと。20分ほどチッチちゃんは私の両足の下でくつろいでいました。その間、子供たちがチッチちゃんを代わる代わる撫でていきました。まるで私が飼い主になったかのようです。(笑)Uさんが撮影した画像を頂いたので、...さっぽろ星まつりで出会った可愛いペット

  • さっぽろ星まつり2023 in モエレ沼公園

    9月9日(土)と10日(日)の2日間、札幌市東区郊外のモエレ沼公園で開催された「さっぽろ星まつり2023」に参加してきました。なお、2022年までは「サッポロさとらんど」で開催されていましたが、今年は開催地を移しています。昨年の開催状況は【2022年9月ブログ記事】に書いてあります。広大な敷地内にある「ガラスのピラミッド」をメイン会場に15時から20時30分まで大勢の利用者で大盛況でした。さっぽろ星まつりは、小さなお子さんでも楽しめるような様々なイベントが工夫されているのが特徴です。1ナゾトキラリー会場内に天文に関する簡単な質問を用意(子供連れファミリーがほぼ全員参加)2みんなで十五夜モザイクアート参加者が小さなパーツを作り大きな壁面で絵を完成させる(大人気)3デジタル宇宙旅行国立天文台が開発したアプリを...さっぽろ星まつり2023inモエレ沼公園

  • 車載ベッドの部材を発注

    軽自動車スペーシアBASEに搭載する車載ベッドの部材を発注することにしました。車載ベッドのフレーム部材はSUS(株)で製造販売しているアルミフレームにします。SUS社製のアルミフレームは3年前に口径40cm反射望遠鏡のフレームとして使わせてもらったことがあります。詳細は【2020年5月8日のブログ記事】に書いておきました。これは、北海道新聞朝刊の1面に掲載されたSUS社の広告です。この場所の広告掲載料は新聞広告の中でも結構高額だと聞いたことがあり、大企業の広告が多いようです。苫小牧市のSUS社北海道ショップへ3年ぶりに連絡したところ、新担当者のTさんが札幌に用事があるので最新カタログを持って拙宅に来てくださることになりました。少ない額での個人発注なので、私が苫小牧のショップを訪問しようと考えていたので、本...車載ベッドの部材を発注

  • 2023年9月8日未明の月

    前回のブログ記事で9月8日(金)の明け方に西村彗星(C/2023P1)を見たことを書きました。彗星を見た後、お月見をしたときの画像を掲載します。口径15cm屈折にED1.5×エクステンダーレンズを使い合成焦点距離1650mmで撮影した月齢22.4のお月様です。北を上にして掲載。あと7日後の9月15日(金)が新月で、9月29日(金)が旧暦8月15日にあたる中秋の名月です。撮影風景です。右上の星は木星です。4時36分にスマホで撮影。札幌の日の出時刻は5時06分。低空の雲と遠方の建物に邪魔され、望遠レンズで撮影できたのは日の出から8分遅れの5時14分でした。日の出前の気温は14度。観測史上最高の暑さだった札幌ですが、一気に秋の風情です。2023年9月8日未明の月

  • 2023年9月8日未明の西村彗星( C/2023 P1) in 札幌

    前回のブログ記事【新冠で見た西村彗星】からの続きです。9月8日(金)の午前2時過ぎに自宅屋上の屋根を開け西村彗星を見る準備をしました。西村彗星が東北東の地平線から昇ってくるまで、まだ時間があります。まず、木星から。大気の揺れがやや大きく、見え味はイマイチです。お次はペルセウス座を移動中のハートレイ彗星。札幌の光害と月明かりの影響で口径15cm70倍でも淡く見えるだけでした。彗星状の広がった天体を詳しく見るためには空の暗さが大事です。さて、いよいよ西村彗星です。口径40cm反射望遠鏡の直焦点(焦点距離4020mm)で撮影した西村彗星です。画面の上が天頂、画面の下が地平線方向です。彗星の尾を見やすくするため、1枚目の画像を白黒モードで画像反転し、コントラストを強調しています。東の空がかなり明るくなってきました...2023年9月8日未明の西村彗星(C/2023P1)in札幌

  • 2023年9月7日未明の西村彗星( C/2023 P1) in 新冠

    西村栄男(にしむらひでお)さんが2023年8月13日3時43分(日本時)に発見した新彗星を見に、新冠(にいかっぷ)町の高台まで遠征してきました国立天文台によると、発見時の明るさは10.4等でした。徐々に太陽に近づき徐々に明るくなるものの、明け方の超低空になってしまうため、9月上旬までが観望の好機のようです。9月6日(水)23時40分に札幌の自宅を出発。新冠の高台に到着したのは、日付が変わった9月7日(木)2時過ぎでした。快晴で下弦の月が煌々と野原を照らしています。ちょうど冬の大三角を形作るベテルギュース・プロキオン・シリウスが東の空に昇ってきました。望遠鏡を組立て、東北東の低空から彗星が昇ってくるのを待って撮影。彗星の尾が写野の対角線上にくるように画角を決めたので、左上が北で右上が西です。新冠の天文薄明は...2023年9月7日未明の西村彗星(C/2023P1)in新冠

  • スペーシアに換気用の電動ファンを設置

    軽自動車のスペーシアBASEに車内を換気する電動ファンを設置しました。3mm厚アルミ板と15mm×30mmアルミチャンネルを加工し、後部座席の両サイドに取り付けます。通販で購入した安価な電動ファン2台は、手元のスィッチで回転速度を3段階に変えられます。心配した使用時の騒音は思ったよりも静かでした。運転席後方に取り付けた電動ファンです。青色のウインドシェードが当たる部分はカッターで四角い穴を開け、使用時は窓を1/3〜1/4ほど下げて使います。電動ファンを使用しない場合は、切り取った四角いパーツをスポッと嵌められるようにしました。吸気と排気の切り替えは、電動ファンを取付け金具の上へ逆向きに置くことで解決しました。電動ファンを使わない場合は、金具上の蝶ネジ2本で簡単に取り外しできます。車中泊の際、後部座席からの...スペーシアに換気用の電動ファンを設置

  • スマホで撮影した北極星の伴星と土星の衛星

    私が住む札幌は2023年9月2日(土)の15時からスコールのような強い雨が降ったものの、20分ほどで止み、夜になると徐々に晴れてきました。20時過ぎから望遠鏡を天体に向け、久しぶりの星見です。ここ1ヶ月ほどデッドニング(自動車の断熱や制振処理)作業に忙しく、星を見る余裕がありませんでした。著名な二重星などを見て楽しみました。本格的な天体撮影の準備が億劫だったので、スマホでお手軽撮影をしたうち、北極星と土星の衛星画像をご覧いただきます。コリメート撮影した北極星です。手持ちのスマホだと、スマホレンズと接眼レンズとの中心を合わせるのが難しく、北極星が画面中心を外れています。それでも、暗い伴星がスマホでも写せました。SkySafariというアプリによれば、北極星の主星は2.0等級、伴星は9.1等級、離角は18.4...スマホで撮影した北極星の伴星と土星の衛星

  • 高校の後輩に古稀を祝ってもらいました

    札幌開成高校天文同好会OBの1年後輩のKYさんから「先輩4人の古希お祝い会をしますねー。」と宴会をセットしてくれ、9月1日(金)13時に札幌丘珠空港近くのレストランへ行ってきました。集まったのは古希を迎えた4人のジジイと後輩3人です。高校時代の天文仲間が一緒に祝ってくれます。ありがたいことです。私を含め古稀を迎えたのは札幌開成の8期生4人。9期生・11期生・13期生の3人が祝ってくれました。旧開成高校の最終卒業生は53期。開成の名前を引き継いだ札幌開成中等教育学校の初めての卒業生は101期から数え始めるそうです。これにはちょっと驚いてしまいましたが、粋な計らいだと私は感じました。古稀は数え年70歳で祝うものらしいです。満70歳でもいいじゃないですか。固いことは言わないことにしましょう。新型コロナウイルス蔓...高校の後輩に古稀を祝ってもらいました

  • ウインドシェードの製作

    スペーシアBASEで車中泊するため、窓の目隠しと断熱覆いを兼ねた「ウインドシェード」を作ることにしました。キャンプなどで使うアルミマットを材料にします。1.5cm厚×120cm×180cmのアルミマットを2枚購入。運転席の窓枠に新聞紙を当てがい、型紙採りをします。なお、助手席と運転席の窓枠は相似形であることを確認しているので、助手席の型紙と兼用です。型紙をアルミマットに当てがい、カッターやハサミでカット。これは助手席用です。まず、助手席用のウインドシェードが完成。アルミ箔の面を外側に向けます。以下同様に、フロント窓、後部座席窓、ハッチバック用を作成しました。8月28日(月)に完成。後部座席の窓はスモークが入っているので黒っぽく見えます。晴天時に内部から見たフロントの様子です。ウインドシェードの内側が全て青...ウインドシェードの製作

  • キタラで音楽鑑賞

    いつも音楽会に誘ってくれるKYさんご夫妻から、招待券が4枚あるというので音楽好きの私の知人も誘い、札幌市中央区中島公園内の札幌コンサートホール(愛称はキタラ)で8月29日(火)に開催されたクラシック音楽を4人で聴いてきました。紙のチケットが欲しかったのですが、今回は電子チケットしか用意されておらず、人生初の電子チケットに挑戦です。電子チケットをスマホの画面で表示し、入場口で待機しているモギリのお姉さまに見せると、お姉さまがスマホの画面を丸くスワイプしてくれ、画面下側が赤い「THANKYOU」に変化し入場完了。最近のシステムはこのようになってるんですねー。モギリ嬢(捥り嬢)という言葉は死語になって、今後はスワイプ嬢という新語が発生かな。(笑)男性もモギリすることもあるので、スワイプスタッフが適切かも。何だか...キタラで音楽鑑賞

  • デッドニング後の静音効果を測定

    デッドニングを施したスペーシアBASEに乗って走ってみると、道路から拾う騒音(ロードノイズ)がやや減ったような気がします。今回のデッドニングは車中泊時の断熱を最優先にしましたが、断熱材は静音効果も多少あるはずです。そこで、スズキ自販のスタッフさんにお願いし、新車1ヶ月点検時に試乗車と比較させてもらいました。左がスズキ自販の試乗車でノーマル車です。右がデッドニングを施した私の車です。同じ公道を走行し比較してみると、確かにロードノイズが減ってることが確認できました。アクセルペダルを踏む右足に床から伝わる走行時の微振動も抑えられていることもハッキリとわかりました。客観的に調べてみようと、騒音値を計るSoundLevelというアプリをiPadにインストールし、試乗車との違いを測定してみました。まず、走行時のロード...デッドニング後の静音効果を測定

  • 黄色のスペーシアに乗ってみて

    2023年7月24日(月)にスペーシアBASE(愛称はスーちゃん)が納車されて1ヶ月が経過しました。その間に感じたことを書いてみます。広い駐車場に自動車三大色(白色・灰色・黒色)の車を駐車すると、どこに駐車したかわからなくなることがあります。スーちゃんの前に所有していた自動車は灰色(シルバー色)のワゴンRでした。朝9時に撮影した大手スーパーの駐車場です。黄色のスーちゃんは遠目でも目立ちます。黄色と書きましたが、実際の色は少し橙色が入った山吹色です。同じ黄色の車が走っているのを見ると何だか嬉しくなってしまう自分がいます。100台に1台ぐらいの割合でしょうか。気になって調べてみると、自動車検査登録情報協会が乗用車の色別割合を公表しています。(2021年3月時点、軽自動車を除く)色別は11種区分です。白:48....黄色のスペーシアに乗ってみて

  • 2023年8月24日の金星

    2023年版の天文年鑑40ページによれば、金星の内合は8月12日7時ごろとされ、私が調べたところ金星が太陽へ最接近する日時はその翌日の8月13日12時ごろでした。ちょうど、このときは美瑛町にある大雪青少年交流の家に宿泊研修中で、金星を見ることができたものの、撮影する余裕がありませんでした。金星の内合の日、安全対策を施し極めて細い金星を見ている天文指導員のYNさんです。2023年8月12日12時39分に撮影。金星の視直径は57.8秒角、輝面比は0.9%という細さで、太陽からの離角は7.8度でした。この日以降、私は軽自動車スペーシアBASEの断熱処理にかかりっきりだったことから、星や金星を見る余裕が殆どありませんでした。断熱処理が終わった2日後の8月24日(木)に金星を久しぶりに見ることができました。青空に浮...2023年8月24日の金星

  • デッドニング作業その10(荷物フロアの断熱処理)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その9】からの続きです。納車された7月24日(月)からほぼ1ヶ月間続けたデッドニング作業ですが、今回の荷物フロアの断熱処理で終了します。荷物フロアの断熱材を車両後部の方から貼っています。画像の上の方はこれから貼ります。制振材の上に断熱材を貼ると厚くなり過ぎ、荷物フロア上のプレートが浮いてしまうことが判明。制振材の上に断熱材を貼らないように方針変更しました。左右のタイヤハウス上の鉄板(画像の左端と右端の黄色い部分)が汚いのは、制振材の上に貼った断熱材を剥がし、制振材のみにしたからです。断熱材をほぼ貼り終え、荷物フロアに敷くプレートがきちんと置けるか確認後に、補強用のアルミクロステープを貼りました。左上の断熱材の隙間に黄色い鉄板の隙間が見えているのは、アルミクロステープを使い...デッドニング作業その10(荷物フロアの断熱処理)

  • デッドニング作業その9(ハッチバックドアの断熱追加処理)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その8】からの続きです。ハッチバックドア(リアゲート)の断熱処理を行った様子は7月28日のブログ記事【デッドニングの準備その5】に書いていますが、これだけでは不十分と判断し、追加の断熱処理をしました。発泡ウレタンをハッチバックドアに充填中です。発泡ウレタンが皮膚に付かないよう、防塵ゴーグル・軍手・作業服を着込んでセルフタイマー撮影。充填後30分ぐらいすると発泡ウレタンが膨らんできて隙間から垂れるようになってきましたが、既に硬化しています。固化すると手で簡単にちぎれます。感触はソフト煎餅といったところ。さらに、ハッチバックドアの内部カバー裏面にも断熱材を貼ることにしました。純正の内部カバーを車体から外し、その下に断熱材を置いて型取りをします。断熱材を貼った内部カバーをハッチ...デッドニング作業その9(ハッチバックドアの断熱追加処理)

  • デッドニング作業その8(Cピラー下部の断熱処理その2)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その7】からの続きです。Cピラー下部に発泡ウレタンの2皆目充填を行います。発泡ウレタンは一度限りの使い捨てで、30分以内に使い切らなければなりません。2回目の充填作業には小さな発泡ウレタンボンベ(スプレーガン不要の使い切りタイプ発泡量約12リットルのボンベ)を追加購入していました。8月19日(土)の夜に発泡ウレタン2回目の充填準備をしているところをセルフタイマー撮影。この日も蒸しも暑く、涼しくなる夜になってからの作業ですが、扇風機を使っています。この日の夜に2回目の充填が終了。8月20日(日)になりました。前日の夜に行った2回目の発泡ウレタン充填は量が少し多かったようです。2日前の8月18日(金)に撮影した1回目の充填後の画像と比べると、2回目の充填剤で盛った箇所がわかり...デッドニング作業その8(Cピラー下部の断熱処理その2)

  • デッドニング作業その7(Cピラー下部の断熱処理その1)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その6】からの続きです。結構面倒なのがCピラー下部の断熱処理です。応急的にグラスウールを使ってみたCピラー左サイドの下部です。外側鉄板と内側鉄板の隙間に赤色のグラスウールを挟んだのは、断熱方法が決まるまでの暫定処理でした。外側鉄板と内側鉄板の隙間が不規則で奥深く、黒いステーが断熱材を貼りにくくしています。黒いステーを外しても断熱処理がしにくい状況にあまり変わりはありません。そこで、手が届かない隙間に発泡ウレタンを充填することにしました。外側鉄板と内側鉄板の間に配線がないことや水抜き穴もないことが幸いしました。購入したのは、スプレーガン不要の使い切りタイプ発泡量約30リットルの750mlボンベで、税込み1298円でした。ボンベを下向きにして使用します。なお、黒いステーは4本...デッドニング作業その7(Cピラー下部の断熱処理その1)

  • デッドニング作業その6(Cピラー上部の断熱処理)

    2023年8月7日のブログ記事【デッドニング作業その5】からの続きです。用意していた断熱材が足りなくなったため途中で中断していた断熱処理ですが、追加注文の断熱材が届いたので8月16日(水)から処理を再開しました。まず、Cピラーの上の方から。断熱処理が途中で終わってしまったときの右側Cピラーです。これから厚さ5mmの粘着剤付き断熱材を貼っていきます。Cピラー内張りを取り付ける穴を塞がないよう、断熱材をモザイク状に切り貼りし、アルミクロステープで補強しています。Cピラーの上部内張りを取り付けました。心配していた断熱材と内張りとの干渉もありません。カバーに空いている4個のネジ穴は、M6サイズのボルトが使えるようメーカー設置のカスタマイズ用です。次はCピラーの下の方を断熱処理します。デッドニング作業その6(Cピラー上部の断熱処理)

  • スペーシアのルーフにテッシュボックスを設置

    スペーシアBASEにデッドニングを施す際、ルーフの内張りを取ると使われていないM6ネジ穴5個をフレーム上に発見しました。わかりやすいようにM6キャップボルト5本をそのネジ穴に入れて撮影。そのうち、赤い丸で囲んだ2個のネジ穴は、私が購入した廉価版のスペーシアには省かれているオーバーヘッドシェルフの取り付けネジのようです。緑色のシールは内張りを固定するプラスチックピンの穴です。これ幸いに、ネジ穴の位置を計測しておき、お手製のティッシュペーパーボックスを取り付けることにしました。ルーフの内張りを元の状態に戻した後、サークルカッターを使いM6ネジ位置に穴を開けています。手持ちの塩化ビニール製ステップを切断し、税別298円で購入したテッシュペーパーボックスに穴を開け、M6キャップボルト2本で取り付けます。運転席と助...スペーシアのルーフにテッシュボックスを設置

  • 少しだけ見えた2023ペルセウス座流星群

    前回のブログ記事【2023年ペルセウス座流星群の観望会】と【リスの恩返し?】からの続きです。3泊目、8月13日(日)の朝食前に記念撮影。食事を前に記念撮影しようと私がスマホを手にすると、食堂スタッフが「お撮りしましょうか」と親切な申し出。撮影をお願いしました。この日は、参加者6人のうち4人が札幌へ帰る日です。我々が宿泊した野外活動棟を退所時に掃除するのは宿泊者の役割。朝のうちに6人全員で事前清掃をしました。「安全運転でねー」と4人を見送り、もう1泊する2人は富良野のオムカレーを食べに行くことにしました。目星をつけていた最初のホテル内レストランは宿泊者専用に変わっていて、第二候補のレストランは長蛇の列。第三候補のお店も長蛇の列だったことから、富良野のAコープで蕎麦弁当を購入し高台で食べることにしました。オム...少しだけ見えた2023ペルセウス座流星群

  • リスの恩返し?

    前回のブログ記事【2023年ペルセウス座流星群の観望会】からの続きです。宿泊3日目の8月13日(日)になりました。大雪青少年交流の家の敷地内を朝6時前に散策中、草むらをエゾリスちゃんが走っていくのを発見。キノコをくわえ、スルスルと木に登っていきました。素早い動きです。エゾリスちゃんを観察中の3人。キノコをポリポリと食べているエゾリスちゃんです。200mm望遠レンズで撮影。観察を続けていたら、食べ残したキノコの石突(根元)の白い部分をポトリと落としました。その後、「飛んでー」と声がけしたら本当に隣の小枝にジャンプして消えていきました。エゾリスちゃんが落とした石突を発見。固かったのかなあ。石突の大きさから判断すると、エゾリスちゃんは結構大きいようです。多分ですが、「大雪青少年の交流の家に来てくれてありがとう。...リスの恩返し?

  • 2023年ペルセウス座流星群の観望会

    例年8月中旬はペルセウス座流星群が見られます。2023年版天文年鑑によれば、2023年の極大日時は8月13日(日)17時と予報され、3日後の8月16日(水)が新月なので月明かりの影響が少なく、流星群がたくさん見える好機です。2023年のペルセウス座流星群を暗い空で見たいという希望を昨年秋から私に寄せてくれていた天文指導員の有志と、美瑛町の大雪青少年交流の家で観望会を行いました。1日目の8月11日(金)の夜は曇天で深夜過ぎに雨が降る始末。2日目の8月12日(土)の早朝は霧。昼少し前から晴れてきました。金星の内合は8月12日です。この日の太陽と金星の離角は8度弱で、無事に細い眉月のような金星を望遠鏡の視野内に導入できました。機材は天文指導員YNさんの望遠鏡です。対物レンズに太陽光が入射しないよう、ひらい特製の...2023年ペルセウス座流星群の観望会

  • 天文指導員OBとジンパ

    天文指導員OBからジンパのお誘いがあり、北海道大学まで行ってきました。ジンパというのはジンギスカンパーティのことで、手っ取り早くいえば焼肉パーティーのことです。今回のジンパは天文指導員OBのKTさんの発案で、1ヶ月早めの私の古希祝も兼ねてくれました。ありがたいことです。8月10日(木)の17時前、北海道大学構内のジンパが許されている場所に行ってみると、すでに4人が集合していました。予約済みのジンパセットを北大食堂から受け取りました。ジンパセットの中身は、食材、コンロ、炭、着火剤、団扇、軍手、金バサミなどです。現在北大の研究部門に在籍しているWMさんが2セット予約してくれました。なお、1セットには5人前の食材としてタレ付きマトン、切った野菜(もやし、玉ねぎ、かぼちゃ)が含まれています。まるで私1人で火おこし...天文指導員OBとジンパ

  • 身近な人に星を見る楽しさを

    札幌市青少年科学館で育成している天文ボランティアのことを天文指導員と呼称しています。1974年に始まった天文指導員制度ですが、1980年ごろに天文指導員さんを育成する目的のひとつとして「星を見る楽しさを周囲の人に伝える人物の育成」というのがあり、今に至っています。私もささやかですが「星を見る楽しさ」を家族や周囲の人達へ伝えるようにしています。話は変わりますが、6ヶ月前の2月上旬に左肩を骨折した97歳の母ですが、その後はゆっくりと順調に回復し、5月中旬から夕飯の支度ができるようになりました。画像は夕飯を調理中の母です。台所の窓は西向きなので、夕焼けが綺麗に見えます。骨折してしばらくの間、居間から月や金星などを母に見てもらっていました。お月様を見る母は手を合わせるなど、少しは癒しになっていたように思います。画...身近な人に星を見る楽しさを

  • デッドニング作業その5(車内装備品を元通りに)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その4】からの続きです。デッドニング作業が取りあえず終わったので、車内装備品を元に戻す作業をしました。「取りあえず」と書いたのは、後述のように、デッドニング作業の一部を先送りしたためです。8月6日(日)の13時過ぎ、お隣さんに手伝ってもらい、ルーフ内張りを車内に戻しました。2人で10分ほどの作業です。断熱材との干渉もなく元通りにできたことに安堵。ゴムモール、フロアシート、Aピラー、Bピラー、ルームミラー、サンバイザー、アシストグリップ、前席シートベルト、運転席、助手席などの取り付けが終わったのが8月6日の20時過ぎでした。残念なことに、時間不足と材料不足のため、荷物フロアとCピラーへの断熱処理を諦めました。Cピラーのカバーは取り付けないでそのままにしています。デッドニング...デッドニング作業その5(車内装備品を元通りに)

  • デッドニング作業その4(ルーフの断熱処理)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その3】からの続きです。8月4日(金)にルーフの制振処理を終えたので、引き続き断熱処理を行いました。ルーフ内の鉄板に開けられている大きな穴にピンク色のグラスウールを詰めてから、断熱材と静音材を兼ねた8mm厚の銀色シート(オーディオテクニカAT-AQ491)をルーフ内に貼っていきます。粘着剤付きなので貼るのは楽です。断熱材と鉄板の僅かな隙間には、アルミクロステープを貼りました。8月5日(土)、ルーフの内面に断熱材を貼り終えました。少しだけ黄色の骨組みが見えているのは、ルーフの内張りとの隙間が殆どないことから断熱材を貼るのを諦めたからです。ここ1週間ほどの作業時間は、暑さを避けるため早朝5時から7時半まで、朝食を終え8時半から10時まで、10時半から12時まで。午後は暑くなる...デッドニング作業その4(ルーフの断熱処理)

  • デッドニング作業その3(ルーフの制振処理)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その2】からの続きです。ルーフの制振処理をするため、ルーフの内張りを剥がす準備をします。剥がした内張りを置く場所が車庫内になく、スペーシアBASEのルーフに置くことにしました。スペーシアBASEの塗装にキズがつかないよう、花柄の毛布と新聞紙で養生しました。ルーフの内張りを剥がします。ルーフの内張りは6個のプラスチックピンで止めているだけなので、1人で作業すると作業の途中でガタンと内張りが落ちてしまうかも。ということで、知人にルーフ内張りが落ちないよう支えをお願いしました。作業中の画像は知人が撮影。取り外した内張りを2人で逆さまにしてルーフ上に置きました。とても軽量で持ち上げるのは楽でした。スマホをフロアに置きセルフタイマー撮影。ルーフ内面は鉄板が剥き出しになりました。薄い...デッドニング作業その3(ルーフの制振処理)

  • デッドニング作業その2(フロア後部)

    前回のブログ記事【デッドニング作業その1】からの続きです。制振材を貼り終え、断熱材を貼る前の後部座席フロア(左)と荷物フロア(右)の様子です。厚さ8mmの断熱材を貼ると、純正の発泡スチロールが浮いたり嵌まらなくなってしまうので、カッターで余分な分を削ぎ落とす必要があります。ご近所さんがスマホで撮影してくれました。この作業、断熱材を少し貼っては、発泡スチロールの当たる部分を確かめながらカットすることを繰り返すので、手間と時間がかかります。時々、塩飴を舐めて水分補給しながら熱中症に気をつけて作業しています。助手席の後部(後部左座席の足元)に断熱材を貼り終えたところです。この作業だけで1日半も費やしました。後部右座席の足元の断熱も同じように作業中です。8月3日(木)は札幌市役所まで研修の打ち合わせに行く用事もあ...デッドニング作業その2(フロア後部)

  • デッドニング作業その1(リアクォーターとフロア前方)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その7】からの続きです。まず、リアクォーターと呼ばれる車両後部側面のデッドニングをします。乗用のスペーシアは透明なガラス材(?)ですが、貨物のスペーシアBASEは薄い鉄板へ変更されています。外側の鉄板は綺麗な黄色に塗装されていますが、内側は黒っぽい塗装(?)です。組み立てする職工さんが付けたと思われる白い印が描かれています。鉄板に油分が付着していると制振材の機能が損なわれるため、パーツクリーナーを染み込ませた布で丁寧に脱脂後、制振シートを貼り、圧着ローラーでグリグリと密着させます。使用している制振材は、AMON(エーモン)製のフロア用8361という製品です。画像下の制振材はほぼ圧着を終えた状態。上の制振材は単に貼り付けただけの状態で、表面の感じが違います。もう少し大き目...デッドニング作業その1(リアクォーターとフロア前方)

  • デッドニングの準備その7(車内装備品の取外し4日目)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その6】からの続きです。7月28日(金)に接種した6回目新型コロナウイルス予防ワクチンの副反応が軽かったことから、7月30日(日)の夕方から作業を再開しました。今回は運転席と助手席を取り外します。まず、運転席後方のヘックスローブボルトから外します。固定ボルト4本をはずし、座席下の配線2本を外すだけで座席は簡単に外せました。助手席も同様に外します。お次はBピラーです。Bピラーの内張りを剥がしました。運転席と助手席がなくなり、ポッカリとしたスペーシアBASEの車内です。デッドニング材を貼り付けるには、床に敷いてあるフロアカーペットを全て剥がす必要があります。上の画像を撮影後、運転席と助手席の間にあるセンターコンソールカバーを取り外し、フロアカーペットを剥がしました。フロアカ...デッドニングの準備その7(車内装備品の取外し4日目)

  • スピカ望遠鏡の双眼計画(太陽フィルター)

    2023年6月27日のブログ記事【スピカ望遠鏡の双眼計画その2】からの続きです。6月下旬に完成した双眼スピカ望遠鏡を横山さんへ引き渡す際、太陽専用の減光フィルターを使い、太陽を見てもらいました。双眼スピカ望遠鏡の先端に、減光フィルターをマスキングテープ(マステ)で仮止めしています。この減光フィルターは口径10cm屈折望遠鏡用です。私が常時使っていることからお貸しする訳にもいかず、スピカ専用の太陽フィルターを作ることを引き受けました。スピカ望遠鏡の筒先の直径は45mm。そこに被せる何か適当なものがないかと探してみると、市販の缶コーヒーが寸法的に合うようです。90円の缶コーヒーを2本買い、飲み干してから筒先に直径42mm、筒底に46mmの穴を開けます。左の缶コーヒーは、ソーラーフィルムを貼る筒先部分に直径42...スピカ望遠鏡の双眼計画(太陽フィルター)

  • 新型コロナウイルス予防ワクチン接種6回目

    新型コロナウイルス予防ワクチンの6回目接種を7月28日(金)に受けてきました。この日の札幌の最高気温は33.7度。スペーシアBASEは保安部品を取り外し済みのため運転不可。医療機関まで炎天下を歩いて往復です。接種済証を接写しました。午前中に取り外したスペーシアBASEの後部座席を背景にしています。車庫内には、取り外した後部座席を置くスペースがないので、とりあえず居間に置きました。後部座席の長さは100cm×幅45cm重さ19kgほどで、貨物車仕様の小型の座席です。なお、これまでのワクチン接種状況は次のとおりです。【ワクチン接種1回目】は2021年8月2日で、ファイザー社製。【ワクチン接種2回目】は2021年8月23日で、ファイザー社製。【ワクチン接種3回目】は2022年3月19日で、モデルナ社製。【ワクチ...新型コロナウイルス予防ワクチン接種6回目

  • デッドニングの準備その6(車内装備品の取外し3日目)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その5(制振と断熱のテスト)】からの続きです。7月28日(金)、3日目の作業はCピラー内張りの取り外しをしました。暑さ対策のため、ここ数日の作業は涼しい午前中の8時過ぎから11時までと日没後の19時から21時までに限定し、塩飴を舐めながら適時水分補給をしながらの作業です。Cピラー内張りの下を外してから上の内張りを外しました。同時に荷物スペース下部の内張りも剥がして撮影。奥の方に写っているのは、取り外したCピラー上部の内張りです。Cピラー左側の内部です。断熱材の充填しがいがありそうです。(笑)この日は3日前に発注したヘックスローブボルトを回す特殊工具の配達予定日でした。Cピラーの作業を朝の8時過ぎから作業していたところ、10時に特殊工具が到着。少し休憩後、後部座席を取り外...デッドニングの準備その6(車内装備品の取外し3日目)

  • デッドニングの準備その5(制振材と断熱材を貼る練習)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その4】で、ヘックスローブという特殊ボルト回せる工具を入手するまで作業を休むと書きましたが、時間がもったいないので、制振材と断熱材を貼る練習を兼ねて本番作業をしました。ハッチバックドアの内部カバーがプラスチックピン12個で固定されているだけなので簡単に取り外せることから、ここが練習に最適です。5分ほどでハッチバック内部カバーを外せました。ハッチバックを跳ね上げて撮影。内部カバーを外したハッチバックはガラス部分が開けた口に見え、まるで般若の顔です。(笑)油分があると制振材の貼り付きが悪くなります。パーツクリーナーを染み込ませた布切れで貼る部分の板金を拭き脱脂します。カットしたオーディオテクニカ製の制振材を板金の平面部にローラーを使って圧着。かなり力が要ります。高価な制振材...デッドニングの準備その5(制振材と断熱材を貼る練習)

  • デッドニングの準備その4(車内装備品の取外し2日目)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その3(車内装備品の取外し1日目)】からの続きです。1日目にどんなに頑張っても外れなかったBピラーのシートベルト固定部品のプラスチックカバーがようやく外れてくれました。こんな部品を外すのに3時間もかかってしまいました。これで、シートベルトをBピラーから外すことができます。Aピラーの内装カバーを外します。北国札幌としては蒸し暑い日が続いて、作業の途中で水分補給を忘れないようにしています。Aピラーはこのようになっています。ここには薄い断熱材を入れる予定です。BピラーとCピラーの間のステップカバーも外しました。ドア開口部の周囲に付いている黒いゴムモール(オープニングトリム)も外してあります。Bピラーの下部カバーを外そうとしましたが、座席を外した方が作業しやすいようです。座席を...デッドニングの準備その4(車内装備品の取外し2日目)

  • デッドニングの準備その3(車内装備品の取外し1日目)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その2(制振シート圧着ローラー)】からの続きです。7月24日(月)の午前中に納車されたスペーシアBASEの車内装備品を外す作業を始めました。参考になるサイトを見ながら、ルーフ付近の装備品を外す作業を7月24日13時から開始。4時間の作業で、外した装備品を車両後部の荷室に並べてみました。組立て時に戸惑わないように、養生テープに部品名を書いて部品に貼ってあります。そのうち、どうしても外せなかったのが運転席と助手席のシートベルト固定部品です。自動車業界では前方から後方に向けて、Aピラー・Bピラー・Cピラーと呼ぶようです。問題のシートベルト固定部品はBピラーに付いています。サイトを参考に作業したのですが、1時間ほど頑張っても外せませんでした。取外し作業1日目はこれで終了。汗ダク...デッドニングの準備その3(車内装備品の取外し1日目)

  • スペーシアBASEの納車

    5月15日(月)に新車購入契約をした軽自動車のスペーシアBASEが、7月24日(月)に納車となりました。左)これまで乗っていたワゴンR右)新車のスペーシアBASE納車された7月24日にスズキ自販の駐車場でスタッフさんに撮影してもらいました。さようならワゴンR。元気でねー。自動車の運転免許を取得した1973年以降、今までの歴代車両です。1台目1973年中古の日産サニークーペ・1400cc4MTオレンジブラウンメタリック2台目1976年新車の日産サニークーペ・1600cc5MTモスグリーンメタリック3台目1980年新車のスズキフロンテ・550cc4MTシルバー4台目1990年新古車のスズキアルト・550cc4MTシルバー5台目2001年新古車のスズキワゴンR・660cc5MTゴールド6台目2015年新古車のス...スペーシアBASEの納車

  • 仁木町で星見キャンプ

    札幌から自動車で1時間半ほどの距離にある仁木町で2023年7月22日(土)に星仲間3人でキャンプをしました。西村さんが16時過ぎにキャンプ場に到着し、テントやタープを設営してくれました。2時間遅れで横山さんとひらいが到着。持参した望遠鏡を組立て、金星と月を導入してから、とりあえずのビール。(笑)3人で持ち寄った4台の望遠鏡です。夜になって小型の望遠鏡が1台追加され5台になりました。薄明終了前に夕飯の支度をしていたところ、キャンプ場の管理人さんご夫婦や利用者さん10名ほどが来訪。急いでミニ観望会を実施しました。西村さんと横山さんの名解説が夜空に響きます。夕飯は西村さんが用意してくれた焼き肉と焼きおにぎりです。実は、お肉を網に乗せたと同時に来客へのミニ観望会だったことから、最初のお肉や野菜はかなり焦げてしまい...仁木町で星見キャンプ

  • 開成高校の制服自由化が行われたのは1971年でした

    このブログ記事を投稿するのは7月23日(日)。今から52年前の1971年(昭和46年)7月23日(金)に私が在籍していた北海道札幌開成高等学校で制服の自由化が行われたことを書いてみます。私は当時3年生で開成高校の8期生でした。「北海道札幌開成高等学校」というキーワードでウェブ検索してみたWikipediaからの引用では、『服装を自由化したのは1971年7月であり、北海道の公立高等学校では最初であった。』とあり、マスコミによく取り上げられる道立札幌南校の制服自由化はその1年後の1972年です。当時を振り返ってみると、1971年6月の生徒総会で討論が行われ、賛成意見も反対意見もありましたが、賛成多数で制服規定の廃止が議決されました。いわゆる制服の自由化です。3年生の私や同級生の多くは直後の教職員会議で否決され...開成高校の制服自由化が行われたのは1971年でした

  • デッドニングの準備その2(制振シート圧着ローラー)

    前回のブログ記事【デッドニングの準備その1(内張り剥がしツール)】からの続きです。制振シートを鉄板に軽く貼り付けるだけでは制振機能が充分に発揮できないため、鉄板に強く圧着させる必要があるそうです。そこで、7月中旬に制振シートを圧着させるローラーを入手しました。大中小の3本セットで1,680円。生産国は中国です。ローラーの直径は約35mm。大型のローラー幅は40mmで重さ326g、中型は幅20mmで重さ204g、小型は幅6mmで重さ125gで、見た目よりズッシリと重いです。制振シートの厚さは2〜3mmと薄い割にはローラー表面の溝が荒すぎるため、強い力で圧着するとシート表面を破ってしまうのではないかと心配になりました。そこで、0.5mm厚のプラスチックシートを両面テープでローラー表面に貼りました。粘着力が少し...デッドニングの準備その2(制振シート圧着ローラー)

  • デッドニングの準備その1(内張り剥がしツール)

    5月15日に新車購入契約をした軽自動車スペーシアBASEの納車予定が11月から7月下旬に早まりました。この新車で車中泊が快適にできるようデッドニングをします。デッドニングとは、自動車に断熱・遮熱・防音・吸音・制振を施すことです。デッドニングするには自動車の内張りを剥がす必要があり、この作業に必要な「内張り剥がしツール」をポチッとしてしまいました。土曜日10時にポチって、北海道札幌の自宅に配達されたのが月曜日の9時。発注から受領まで47時間という速さです。これだけ揃って送料込みで1,398円と安価なのが嬉しいです。手始めに、現在乗っている2014年式ワゴンRの内装で練習してみます。うふふ。まず、一番簡単なルームミラーから。ふむふむ。お次は、ルームランプです。パカっと外れました。スプリング押さえ金具2個を手前...デッドニングの準備その1(内張り剥がしツール)

  • 白内障と診断されました

    2022年ごろから星を見る際、それまで感じなかった見づらさを少しだけ感じるようになりました。加齢による瞳孔径の縮小や網膜の感度低下は仕方ないなあと諦めていたのですが、2023年6月の移動天文台実施状況を見学させてもらった際、参加者のひとりが私よりも早く一番星を発見。ついにこの日が来たかー、とちょっぴり悔しく感じました。このときの様子は、ブログ記事【2023年の移動天文台が始まりました】に書いてあります。この日、星を見ながら注意深く左右の眼の見え方を確かめたところ、左眼の見え方が右眼よりもほんの少し悪くなっていることがわかりました。日常生活ではほとんどわからないレベルです。加齢の影響だけとは言い切れないと思い、念のため7月14日(金)に眼科専門の医療機関を受診しました。朝9時の診療開始と同時に受け付けてもら...白内障と診断されました

  • 目盛環の照明装置

    宇治天体精機製の30D赤道儀には精密な目盛環が付いていることから、日中の天体導入時に大活躍しています。夜の天体導入時も、自動導入機能を使うより目盛環を使った方が素早く導入できるので大助かりです。今まで、夜間の使用時にはペンライトで目盛環を照らして使っていました。それに加え、加齢で細かな文字が見にくくなってきたことから目盛環の読取り装置を作ってみました。何か利用できそうなものがないか100円ショップのキャン・ドゥで探したところ、安い照明装置を見つけました。底面に磁石が付いていて、鉄製の30Dには取付けが簡単ですし、550円という安さが決め手でした。大きすぎるのと明るすぎるのは工夫すれば大丈夫でしょう。多分ね。(笑)用意した材料です。使っていないファインダーから外した口径3cmの対物アクロマートレンズをルーペ...目盛環の照明装置

  • PMF2023オープニング・ナイト

    PMFというのは、世界的な指揮者で作曲家のレナード・バーンスタインさん(1918ー1990)が提唱した国際教育音楽祭=PacificMusicFestivalの略称で、2023年で33回目を迎えます。昨年と同様、招待券が3枚あるのでというKさんご夫妻のお誘いで、7月12日(水)のオープニング・ナイトという最初のコンサートを聴いてきました。開演前に、2017年のPMF修了生5人で結成したパシフィック・クインテットがロビーでコンサートを開始。一番前で聴きました。素晴らしい演奏でした。画像は演奏終了直前に後方へ移動し撮影。ロビーコンサートが終わり、3人で大ホールへ。ほぼ満席です。PMF組織委員会理事長の札幌市長さんが座る5列目よりも1列後方の6列目の座席で生の演奏を楽しみました。アカデミー生の74人と教授陣の演...PMF2023オープニング・ナイト

  • 住宅内の階段手すりを増設

    2004年の自宅新築時に階段の左右に手すりを取り付けしたものの、右側の手すりは階段の途中で途切れていて、2023年2月に左肩を骨折した母には安全面で不安が生じました。そこで、手すりを増設することにしました。2023年7月12日(水)の午後、施工業者さんが来宅し、テキパキと手すりを設置しています。上の方へ向かって階段の右側手すり(2004年の住宅新築時に設置済みの手すり)が途中で途切れていることから、途切れのない手すりをそのすぐ左隣りに増設しています。なお、施工業者さんには画像の掲載を承諾済みです。1階踊り場にも手すりを増設。階段の幅が狭くなってしまうため、大型家電などの搬入時の際には増設した手すりを一時的に撤去できるよう、手すりを3分割にしてもらいました。これまでの手すりは撤去が難しいので、このまま残して...住宅内の階段手すりを増設

  • 2023年7月4日に宮古島から札幌の自宅へ

    宮古島天体観測所に設置してある口径50cm反射望遠鏡のメンテナンス作業を終え、7月4日(火)に宮古島から札幌の自宅まで戻りました。12時過ぎに風本さんが運転するクラウンで観測所から宮古空港まで送ってもらい、少し早めにチェックイン。空港のチェックインカウンター横に七夕の短冊を書くコーナーが用意されていました。ANAのコーナーです。私も願いを書いて枝に繋ぎ止めました。こちらはJALのコーナーです。宮古空港13時20分発の関西空港行きANA1750便に搭乗。宮古空港を離陸。関西空港行きの機体はB737-881型、機体番号はJA79AN。席は7割ほど埋まっていました。関西空港には定刻よりも10分ほど遅れ、27番ゲートに到着。新千歳空港行きの乗継ぎ時間は30分と短いものの、2022年10月26日に設置されたJALと...2023年7月4日に宮古島から札幌の自宅へ

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