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2022/07/22

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  • とても嬉しかったこと

    10月に予定している福祉系研修の相談をするため、4月23日(火)に私の知人Sさんの職場を訪問した時のことです。Sさんとの打ち合わせが終わり玄関へ向かい長い廊下を歩いていると、背後から私を呼ぶ声が聞こえます。振り返ると私を追いかけてきたのは昨年10月に私が受け持った係長職研修の受講者Wさんでした。Sさんと打ち合わせしている私を見て慌てて追いかけてきたとのこと。「これまで受けた研修の中で一番参考になった研修でした。コミュニケーションの活性化を図るために学んだことを研修直後からすぐに職場で実践しています。」というWさん。研修内容をすぐに実践してもらえるなんて講師冥利に尽きます。嬉しい言葉を噛み締めながら、ルンルン気分で青空と桜を見ながら帰宅します。帰宅直前に撮影したご近所さんの桜です。桜は春の暖かさを待って咲く...とても嬉しかったこと

  • 2024年4月23日の月の出

    2024年4月23日(火)の札幌での日の入り時刻は18時27分。かなり日が長くなってきたことを感じます。日の入り19分前の18時08分に西空をスマホで撮影。この日は満月の前日。月の出を地上の風景と一緒に撮影する好機です。18時19分に300mm望遠レンズで撮影。この日の月の出時刻は17時48分でしたが、地平線上の雲の影響で月が見え始めたのは20分後の18時08分ごろ。見え始めたとはいえ、薄い雲のためコントラストが低く淡い月でした。月がもう少し明るくなるのを待ってから撮影したため、地上の建物から離れすぎてしまいました。話は変わりますが、3月12日(火)にギックリ腰になり、5週間経過した現在も痛みは残っているものの楽になってきたことから、そろそろ天体観望を再開しようと思います。2024年4月23日の月の出

  • 2024年4月21日の札幌市天文台夜間公開

    2024年1月に引き続き札幌市天文台の夜間公開に行ってきました。前回の夜間公開日に参加したのは1月21日。2024年3月までの夜間公開はコロナウイルス感染予防対策のため完全予約制でしたが、4月からは数年前と同様に予約不要となり、ちょうど3か月後の4月21日(日)の夜に天文台を訪問。雲が多かったものの、時々お月様が見えていました。21時を過ぎる頃から晴れ間が多くなり、20人ほど集まったお客様が喜んでいました。天文台スタッフの林さんの他、天文指導員2人が夜間公開のお手伝いをしていて、積極的に行動している様子を見て頼もしく思いました。この日はメールなどのやり取りで知り合いとなったIさんと天文台で初顔合わせ。話が弾んで「私のしつこさ100%」の長話になってしまったのは反省です。2024年4月21日の札幌市天文台夜間公開

  • 茶廊法邑企画展を見てきました

    4月20日(土)午後から札幌市東区の茶廊法邑(さろうほうむら)さんで開催された企画展プロジェクタートークショーを見てきました。アマチュア写真家さん5人による写真を画面に投映しながらのトークショーです。2日目の4月21日(日)にも異なる5人によるトークショーが行われたそうです。(もしかしたらプロの写真家さんが入っていたかも)まず、星仲間でもある横山明日香さんとスペシャルゲストの黒田未来雄さんによるトークショーからスタート。投映中のスライド撮影は自由とのことです。横山さんが写された静止画像を以前に見たことがありましたが、魚眼レンズによるオーロラの動画は圧巻でした。それに加え、黒田さんとのトークはとても印象深い内容で、黒田さんの猟師としての感性に興味が湧きました。私は横山さんと黒田さんのトークショーが終わった時...茶廊法邑企画展を見てきました

  • 20年前に蒔いたタネが育っているようです

    2024年10月に開催される福祉系係長職研修の講師を私が受け持つ予定です。そこで、10月の受講対象者と同じ対象者24人が受ける4月11日(木)の研修を終日見学させてもらっているうちに、思いがけない嬉しさが湧いてきました。今から20年前、2004年(平成16年)から私は福祉系職員の研修を担当していました。もう時効と思うので正直に書くと、私が重視した「相手に寄り添うソーシャルワーク的な研修」内容に対し上司からは「もっと実務面を重視した即応的な研修」内容とするよう指示があったものの、面従腹背(表面では従順だが内心は従わないこと)をしていた結果、2年後に別の部署へ異動(配置転換)となりました。上司に従わない部下は即異動という実例ですね。(笑)その後、気にはなっていたものの今回の見学をさせていただき、私が貫いた研修...20年前に蒔いたタネが育っているようです

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その7)個人手配旅行

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その6)】からの続きです。テキサス州ダラスまで往復し、皆既日食を見ることができ無事に帰宅した訳ですが、往復の航空券やレンタカーについて書いてみたいと思います。旅行会社では様々な皆既日食ツアーが企画され発売されますが、近年の皆既日食ツアーは年々高騰気味で今回の皆既日食ツアーの最低料金は70万円に近い60万円台から。観光も含めると100万円台のツアーも珍しくありません。そこで、私は航空券と宿泊先をできる限り早目に個人で手配し、遠征費用の削減をしています。これは往路の羽田空港からダラス・フォトワース空港までの飛行経路です。左下に離陸した日時が表示されています。日時は世界時で表示されていて、日本標準時では4月7日10時59分に離陸です。往路の航空券は1年前の202...2024年アメリカ皆既日食遠征(その7)個人手配旅行

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その6)ダラスから札幌へ

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その5)】からの続きです。ダラスから帰国する4月9日(火)の朝になりました。宿泊したホテル8階の部屋からは快晴の空港が見えます。皆既日食を一緒に見たまさみさんは7時台のニューヨーク行きの便に搭乗しているはず。ホテルのシャトルバスに乗り、JALが発着するDターミナルへ向かいます。JALのカウンターでチェックイン。ここで荷物を預け、羽田空港で受け取ります。(往路では新千歳空港で預けた荷物を羽田空港ではなくダラスで受取り)保安検査場では15分ほど並びました。靴を脱いだりボディーチェックもあるなど検査は厳重です。すぐにラウンジに向かい、ここで朝食後にシャワーを利用させてもらいました。そろそろ搭乗時刻なので、搭乗入り口に向かいます。日本人らしき親子連れに声がけさせて...2024年アメリカ皆既日食遠征(その6)ダラスから札幌へ

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その5)祝勝会

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その4)】からの続きです。信じられないようなミスで皆既日食の拡大撮影ができなかったことから落胆気味でしたが、美味しい食事で癒すことにしました。これは、ダラス・フォトワース国際空港のターミナル配置図です。超巨大な空港なのでターミナル間を移動するのも大変です。私が宿泊したのはCターミナルに隣接したホテル。昨日はホテルの無料シャトルバスに乗り右上のAターミナルから出ているDARTに乗ったのですが、まさみさんが見つけてくれた美味しくて安価なレストランに行くには左上のBターミナルから出ているTEXRailに乗ります。まず、ホテルのシャトルバスに乗りBターミナルで下車。1dayパスを購入しTEXRailに乗車。2駅離れたGrapeVine駅で下車し、駅から徒歩5分ほど...2024年アメリカ皆既日食遠征(その5)祝勝会

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その4)日食本番

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その3)】からの続きです。ダラスに到着したのは皆既日食前日の4月7日(日)の8時過ぎ。その日のうちに観望場所の下見をしたことは前回のブログ記事に書いたとおりです。羽田からダラスまで11時間半という長時間の飛行と到着したその日のうちに下見までしたのでとても眠く、ホテルに戻ってから2時間ほど仮眠し21時半に目覚めました。窓から外を見ると道路が濡れています。仮眠中に雨が少し降ったようです。明日4月8日(月)の日食本番を控え、持参した望遠鏡の仮組み立てを行い24時に就寝。深夜2時半ごろ、雷鳴と強い雨音で目が覚めました。雨粒が強風で窓に打ちつけられ、まるで嵐でした。耳栓をしてベッドに戻りました。4月8日7時半に起床し8階のベランダから撮影。明け方の嵐はまるでなかった...2024年アメリカ皆既日食遠征(その4)日食本番

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その3)観察場所の下見

    前回の記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その2)】からの続きです。皆既日食の観望場所として予定していたダラス近郊までライトレール(通称DART)に乗り2人で下見することにしました。券売機の使い方がよくわからず、1dayパスを1枚買えばいいものの、券売機のボタンを押し間違え3枚も購入。65歳以上のシニア割引パス3ドル3枚で9ドルの支出。勘違いで2枚分6ドルも損をしました。付近に駅員さんはいません。気を取り直しDARTのオレンジラインに始発のDFW駅から乗車。途中のBachman駅でグリーンラインに乗り換えます。Bachman駅で撮影したグリーンラインのライトレール(左)とオレンジラインのライトレール(右)。お腹が空いたので、途中のAkard駅で下車し、近くのセブンイレブンでサンドイッチなどを購入し、まさ...2024年アメリカ皆既日食遠征(その3)観察場所の下見

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その2)札幌からダラスへ

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その1)】からの続きです。2024年4月9日(=日本標準時)にメキシコ、アメリカ、カナダ東部などで皆既日食が見られます。私はアメリカのテキサス州ダラスまで遠征し、今回で9回目となる皆既日食を観察します。前回のブログ記事に書いたように2024年4月7日(日)の早朝、空港連絡バスに乗車し新千歳空港へ向かいました。新千歳空港を7時55分発のJL500便に搭乗し羽田空港へ向かいます。搭乗機はエアバスA350-900、機体番号はJA08XJという2020年11月に導入された比較的新しい機材です。搭乗率は4割ほど。私が予約した座席は29A。SeatAlertsというアプリによると同じ並びの29Bと29Cはブロックされていて空席でした。ほぼ定刻通りに羽田空港到着。JAL...2024年アメリカ皆既日食遠征(その2)札幌からダラスへ

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その1)いよいよ出発

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その6)三脚とファインダー】からの続きです。皆既日食を見るため1年前の2023年4月にテキサス州ダラスまでの航空券を予約した時点では、今度こそ双眼鏡で皆既日食を見るだけのお手軽観望しようと、小さなリュック1個だけを背負っての遠征を考えていました。ところが、遠征の日が近づくにつれ撮影もしたいという欲望がどんどん湧き上がってきました。欲望から脱しきれなかったことから荷物が大幅に増えてしまい、遠征当日を迎えることになります。実はこのパターンは毎回同じなのです。今回の皆既日食遠征で9回目になるというのに成長の跡がみられません。(笑)持ち物は3個になってしまいました。左側の黒く細長いバッグには三脚が入っています。重さは3kg。日本だと預け入れ荷物を丁寧な取...2024年アメリカ皆既日食遠征(その1)いよいよ出発

  • 2024年4月6日未明の月

    4月6日(土)の明け方、東の地平線から4時過ぎに月齢26.5の月が昇ってきました。3日後の4月9日(火)の深夜過ぎ3時が新月で、この時に北米大陸では皆既日食が見られます。日本では深夜なので皆既日食を見ることはできません。なお、北米では時差の関係で4月8日(月)の昼前後に皆既日食となります。火星の左側に土星があったはずですが、写野外でした。広角気味に撮影した画像は空の明るさに土星が埋もれてしまい、いずれのコマにも土星は写っていませんでした。残念。4時54分、まだ月が半分ほど屋根に隠されていましたが口径15cm屈折で撮影。よくよく見ると、遠方のカラス?らしきものが3羽ほど写っているようです。昇降式支柱を最大限伸ばしても月に向けた口径15cm屈折は屋根で半分ほど遮られています。口径40cm反射だと焦点距離が長す...2024年4月6日未明の月

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その6)三脚とファインダー

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動】からの続きです。遠征に持っていく三脚は剛性を考慮し写真用の軽量三脚を諦め、望遠鏡用のビクセン製アルミ三脚へと変更します。厚さ10mmのアルミ板を加工し、三脚上部に極軸を固定する金具を作ってみました。剛性を高めるため極軸の方向や傾き調整機構を省き三脚上部を完全固定方式とし、遠征先のテキサス州ダラスの北緯33度に合わせ10mm厚アルミ材を斜め33度に削ってあります。少々面倒ですが極軸を天の北極に合わせるには三脚全体を動かします。なお、手に持っているものはMark-Xの極軸を三脚に固定するための10mm厚プレートです。ダラスにおいて天の北極と極軸のズレが1度あった場合、皆既日食の中心時刻から±10分間の日周運動追尾の際、最大で赤緯方向...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その6)三脚とファインダー

  • 2024年4月2日のポン・ブルックス彗星

    前回のブログ記事【2024年3月31日のポン・ブルックス彗星】からの続きです。3月31日(日)は雲に阻まれ、ほんの一瞬だけしかポン・ブルックス彗星を見ることができませんでした。2日後の4月2日(火)の札幌はほぼ快晴。雪解けも進んでいます。日没1時間前の17時に屋上のスライディングルーフを開け、望遠鏡を外気温に慣らします。本日の日没時刻は18時02分。早めに夕飯を食べ終え、18時に望遠鏡を木星に向けてみました。大気の揺れが思ったよりも少なめでいい見え味です。ポン・ブルックス彗星の予報位置に口径40cm反射望遠鏡を目盛環を使い向けてみましたが、まだ薄明のため視野内が明るく18時30分の時点では彗星が見えません。この時点での太陽高度は地平線下5度。18時37分、口径40cm100倍の視野内にポン・ブルックス彗星...2024年4月2日のポン・ブルックス彗星

  • 2024年3月31日のポン・ブルックス彗星

    3月31日(日)の札幌は比較的に青空が出ていたことから、日没直後に自宅屋上の望遠鏡をスタンバイさせました。この日はポン・ブルックス彗星がおひつじ座のアルファ星(固有名ハマル)のすぐ近くにいるはず。日没17分後の18時17分に彗星の方向へ望遠鏡を向けスマホで撮影。夕飯後に屋上に戻ると、雲に覆われて彗星がちょうど見えませんでした。19時09分に撮影。雲の隙間から短時間だけ見えたのでコリメート撮影。合成焦点距離730mm、露出1秒、感度ISO3200撮影時の彗星とハマル(αAri)の角距離は僅か0.12度ほど。つまり、月の視直径の1/4ぐらいまで接近しています。この日に撮影できたのはこの1枚だけ。視野全体に薄雲がかかっています。その後は雲に完全に覆われてしまい全く見えなくなりました。20時過ぎに屋上から撤収。2024年3月31日のポン・ブルックス彗星

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト】からの続きです。事前テストで使用した赤緯微動は剛性不足だったことから、より剛性がある微動装置へ変更します。取付け用の金具を追加で加工しました。追加で加工した金具です。左は鏡筒の取付け金具、右は赤緯微動の取付け金具です。いずれも横幅50mm厚さ10mmのアルミ板を加工しました。アルミ板の厚さは強度的に6〜8mm程度でも大丈夫と思いましたが、M5キャップスクリューボルトのキャップ部分をアルミ板に座グリして平坦化するため10mm厚にせざるを得ませんでした。Mark-X赤道儀の観測装置取付け板(青色塗装のプレート)の上に赤緯微動を組立て、アリガタ金具を使って鏡筒バンドも組立てしました。やや重い接眼鏡を俯視スタイルで覗くことからバランス...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動

  • 2024年3月24日の太陽と水星

    3月24日(日)の札幌は朝から晴れ。春を思わせるようなポカポカ陽気です。昼前に屋上のスライディングルーフを開けて、太陽を観望しました。減光フィルターを通し裸眼で試してみましたが肉眼では黒点が確認できません。口径15cm屈折望遠鏡の対物レンズの前にD5フィルターという減光フィルターを装着し70倍で確認してみると、思いのほか太陽黒点がチラホラ。口径15cmF7.3屈折望遠鏡の直焦点で撮影した太陽面です。大気の揺らぎがやや大きく写りは良くありません。中央付近の黒点群から強いフレアが発生していると宇宙天気予報で報じていました。撮影風景です。大気の揺れが大きいものの、透明度が良く透き通った青空なので水星にも望遠鏡を向けてみました。口径15cm100倍で見る水星は、半月よりも少しだけ欠けたような形状でした。スカイグロ...2024年3月24日の太陽と水星

  • 整体の施術?を受けました

    2024年3月12日(火)の早朝、突然の腰痛になりました。どうやらギックリ腰のようです。前回2022年8月上旬にギックリ腰になってこれで2回目です。徐々に腰痛は軽くなってきたものの発症後10日間経過後でも痛みは半分ほど残っていて、寝返りを打つたびに激痛が生じ睡眠不足が続きました。そんなとき、知人から「騙されたと思って受けてみたら?」と某整体を紹介され、3月23日(土)10時に施術を受けてきました。私が上半身裸で木のテーブルに座わり、背後から施術師さんが背骨を軽くコツコツと軽く叩きながら、短い発声を延々と続けていきます。何か呪文のようにも聞こえました。そうこうするうち、時間にして10分弱で施術完了。施術後に渡された説明用紙です。施術師さん曰く「良くなったでしょ」。「いやあ、あまり良くなったとは感じませんけど...整体の施術?を受けました

  • 2024年3月の天文指導員閉講式と懇親会

    2024年3月23日(土)に開催された2023年度の天文指導員閉講式に出席させてもらいました。少し早目に札幌市青少年科学館に到着すると、天文指導員さん達と天文係職員さんが会議室で打ち合わせをしていました。4月から正式発足する予定の研修幹事さん達が4月以降の研修内容をどうするか2時間以上も熱心に議論していました。研修幹事とは研修内容の充実を図るため、天文係職員さんと天文指導員さんの橋渡しをするため研修内容の希望を天文係に伝えたり、講師の依頼などだそうです。2020年3月まで私は科学館の天文講師として登録されていましたが、2020年4月以降は登録されず部外者として天文指導員研修への口出しや移動天文台などの見学をさせてもらっていました。2024年4月から天文指導員の研修幹事さんが発足することになり、私が熱望して...2024年3月の天文指導員閉講式と懇親会

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その3)赤緯微動】からの続きです。雪解けが始まった3月22日(金)に機材テストを行いました。写真用三脚と雲台に口径10cm鏡筒と微動装置を載せてみました。雲台上の総重量は約7.5kg。やはり、三脚と赤緯微動の剛性不足が判明。鏡筒横に配置したファインダー位置も修正が必要でした。写真用三脚ではオーバーウェイトと判断し、望遠鏡用のアルミ三脚に変更します。赤緯微動も交換。ファインダーの位置も変更します。2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その3)赤緯微動

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置】からの続きです。私が持っている赤緯微動として使えそうな部品は次の3種類です。左:ケンコー製の赤緯微動中:ケンコー製の垂直微動右:某製作所の赤緯微動遠征用の機材は、中央の垂直微動に決定。少し剛性不足ですが軽いので選択しました。取り付け金具の加工中です。アルミのチャンネル材をバンドソーで切断しフライス盤で切削後にボール盤で穴あけしています。微動装置をMark-Xの観測板に取り付けてみました。ネジ穴が25個もあるのは、鏡筒の赤経方向バランスを取るための位置決め用です。赤緯微動装置が観測板からのクリアランス(腕の長さ)をあまり取っていないのは皆既日食当日の太陽の赤緯が+7.5度ほどなため、クリアランスは少なめにしました。事前テストの...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その3)赤緯微動

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その1)光学系】からの続きです。2024年4月のアメリカ皆既日食へ持参する日周追尾用モータードライブ付き極軸部品を私が保有している次の3つから1つ選びます。左:マークX赤道儀の極軸部分中:スカイメモS右:某製作所の日周追尾装置機材の剛性や導入のしやすさを考慮し、日周追尾装置はMark-Xの極軸体を使うことにしました。極軸体を三脚雲台に固定する金具として6mm厚のアルミ板が必要です。ちょうどいい大きさのアルミ板を持っていなかったことから、手持ちの6mm厚75mm幅アルミチャンネル材を削って作ります。左が加工済みの完成品で右が材料となったアルミチャンネル材です。上下の耳の部分を削って作りました。1/4インチのメネジ2個と3/8インチのメネジ1個を中央...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その1)

    前回のブログ記事【2024年4月の北米皆既日食まで1か月を切りました】からの続きです。4月にアメリカへ持っていく望遠鏡を口径10cm屈折に決め、3月9日(土)に自宅屋上で光学系のテストをしました。あいにくの薄曇りでしたが、筒先にD5という減光フィルターを装着し、太陽を見ながらカメラと接眼鏡が合焦するかのテストを行いました。フリップミラーを跳ね上げミラーレスカメラで太陽を直焦点撮影。薄雲の影響もありますが甘いピントになってしまいました。フリップミラーを元通りにし、XW20mm接眼鏡でもピントが合うことを確認済みです。今回は写真三脚を光学系のテスト用に使ってみましたが、微動がないと太陽の導入に不便です。また、約4分間の皆既時間中の日周追尾も難があるため自動追尾の赤道儀が必要だと判断しました。また、今回のテスト...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その1)

  • 札幌市天文台で待ち合わせ

    2023年3月にアラスカでお会いした八重樫さんが札幌にいらしてるということで、3月14日(木)に札幌市天文台で待ち合わせをしました。八重樫さんはアラスカ州フェアバンクス在住で、元オーロラ研究者です。1年前の2023年3月に私がフェアバンクスを訪問した際にオーロラ観望のお世話になりました。そのときの様子はブログ記事【オーロラ遠征その3(レンタカーを借りて貸別荘へ)】に書いておきました。天文台前で八重樫さんと息子さんと記念撮影。息子さん、とってもメンコイ。(メンコイは東北地方の方言で可愛いという意味)次回もフェアバンクスでオーロラを見たいと八重樫さんに力説しておきました。(笑)記念撮影してくれたオーロラ姫こと天文台スタッフの横山さんから飴ちゃんをもらいました。天文台を去る前に、太陽・月・木星・ぎょしゃ座のカペ...札幌市天文台で待ち合わせ

  • 叔母の訃報

    2024年2月になって母が「仙台の妹に電話しても出ない。」というので私から何度か電話しても応答がありませんでした。2024年10月で満99歳になる母は9人姉妹の長女です。11歳も年下の5番目の妹T叔母さんとは特に仲が良く、1月ごろまでは電話でお互いの近況を報告しあっていました。そうこうするうち、3月10日(日)になってT叔母さんの長女から「母が3月6日に亡くなりました。」と電話がありました。そのことを母に伝えると母はショックだったようです。20年以上前にご近所さんから頂いた鉢植えのデンドロビウムをじっと見ている母です。母には多少の癒しになっているようです。デンドロビウムは冬の窓際で毎年綺麗に咲いてくれます。T叔母さんには私が幼いころに可愛がってもらった記憶があります。3月10日の夕飯時にT叔母さんを偲び母...叔母の訃報

  • 2024年3月10日のポン・ブルックス彗星

    周期彗星のポン・ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)が明るくなってきたはずなので、3月10日(日)の夕方に望遠鏡を向けてみました。北西の低空をゆっくり移動中のポン・ブルックス彗星に口径15cm屈折望遠鏡を向けています。18時51分にスマホで撮影。上に写っている明るい星は木星です。28倍の視野内に淡い彗星をすぐに確認。低空の雲が迫ってきたため眼視でユックリ見る余裕がないまま撮影の準備をしました。準備完了したものの、彗星は雲に覆われて見えなくなりました。待つこと30分、ようやく雲の隙間から彗星が見えてきました。口径15cm屈折を使いコリメート撮影したポン・ブルックス彗星です。撮影直後に再び雲に覆われてしまいました。空が暗い郊外だと彗星の淡い尾が見えると思うのですが、札幌の光害の影響で彗星中心部の明...2024年3月10日のポン・ブルックス彗星

  • 2024年4月の北米皆既日食まで1か月を切りました

    2023年4月のブログ記事【2024年の皆既日食へGO!】からの続きです。2024年4月に北米で見られる皆既日食の1か月前になりました。晴れる確率が高いとはいえ旅費が高いメキシコではなく、旅費が安いアメリカのテキサス州まで遠征します。9回目になる今回の遠征でも眼視でじっくり見ようと機材の選定を始めました。所有している望遠鏡のうち口径5cmF5屈折は非力すぎ。口径7cmF6屈折であれば携行に便利でそこそこ見えるはず。遠征予定地のテキサス州ダラスにおける太陽高度は65度ほどで、直視スタイルだと無理な姿勢を強いられるため天頂ミラーを使う予定です。天頂ミラーを使うのであれば、2022年11月に自作した2インチフリップミラーで光路を時々切り替えながら撮影するのもいいかなと欲を出し始めました。←いつもの癖というか性(...2024年4月の北米皆既日食まで1か月を切りました

  • 空を見上げるといいことがあるようです

    あるテレビ番組で、精神科医が「青空を見上げるとセロトニンという自律神経を整えるホルモンが出やすくなりますよ。」と語っていました。最近、「どうしてかなあ?」と私が疑問に思っていたことの答えが今回のテレビ番組で見つかった気がします。私の疑問というのは、ママさんダンプに重い雪を乗せて自宅裏に排雪作業をしている最中、フゥ〜と言いながら青空を見上げて休憩すると気持ちがとても良くなるのはなぜなんだろうというものです。青空を見上げるという行為が私のセロトニンを多く分泌させているようです。夜に星を見ることもセロトニンが分泌され幸せな気持ちになるのかも。私の場合、これまでの積み重ねでオキシトシンも分泌されているのかもしれません。除雪中に青空を見上げると日暈が見えました。2024年2月25日10時半にスマホで撮影。青空の下で...空を見上げるといいことがあるようです

  • 44年前に初めて見た皆既日食の資料

    過去の皆既日食の資料を調べているうちに、44年前に私が初遠征したインド皆既日食の資料が出てきました。1980年6月インド皆既日食の様子は、以前のブログ記事【皆既日食の誘惑】に書いてあります。同行した11人で自主出版した記念誌です。インドのデカン高原で見た皆既日食継続時間が冊子のタイトルです。右側は当時のエアインディアシールです。現在もインドおじさんのイラストは変わっていないようです。大阪から搭乗したエアインディアボーイング707の「安全の栞」が出てきました。私にとって初めての海外旅行ということで記念に持ち帰ったのですが、時効ということでお許しください。なお、ボーイング707といえば、1978年4月に起きた「大韓航空機撃墜事件」もボーイング707でした。記念誌の原稿用として作成した手書きのスケジュール表です...44年前に初めて見た皆既日食の資料

  • 銭湯の魅力

    きょうは雛祭り。北国の札幌はまだまだ寒く4月上旬まで降雪が続きます。雪が降ると除雪です。除雪作業すると筋肉痛と腰痛が待っています。最近は銭湯に時々通って痛みを和らげています。自宅から徒歩5分ほどの銭湯です。銭湯は都道府県別に入浴料金が定められています。2024年現在、北海道の入浴料金は490円です。自宅のお風呂だとあまり温まりませんが、結構熱めの浴槽で体の芯から温められます。帰路は火照った体に寒風が心地いい感じです。これは2024年1月に新潟まで1泊2日弾丸旅行した際、宿泊ホテル近くの銭湯です。ホテルのバスタブよりも銭湯の心地よさにひかれ銭湯までテクテク。入浴料480円。新潟県のほうが10円安いです。銭湯、あずましいの一言です。あずましいは津軽弁で、日本標準語に訳すと「心地よい」という意味です。私は日本標...銭湯の魅力

  • 2024年2月の札幌室内管弦楽団演奏会

    2024年2月25日(日)に開催された札幌室内管弦楽団の第25回演奏会を聴いてきました。演奏会場は札幌市中央区の中島公園内にある札幌コンサートホール「Kitara」大ホールです。地下鉄中島公園駅で下車し、夜の公園内を歩いていきます。公園内の藤棚の下を通ります。冬なので雪に覆われていました。春先の雪解け時には傘が必要ですけど。(笑)Kitaraの目の前には札幌市天文台があります。この日は夜間公開日でないので無人の天文台です。中島公園駅から歩いて5分ほどでKitaraの正面玄関に到着。前売り券は私のバイオリン師匠である松島さんから購入させてもらいました。松島さんは札幌室内管弦楽団のビオラの主席演奏者として今回も演奏します。ホール内は撮影禁止なので画像はありません。当日の演奏曲目です。いずれも有名な曲ばかりで、...2024年2月の札幌室内管弦楽団演奏会

  • 西暦2024年は閏年(うるうどし)ですが2000年は?

    きょうは2024年2月29日(木)。4年毎に挿入される閏日(うるうび)の2月29日です。現在、世界的に使われている暦はグレゴリオ暦といい、通常の1年=平年は365日ですが4年毎に366日という閏年(うるうどし)を設け、2月28日の翌日を閏日として2月29日を挿入する決まりです。西暦年が4で割り切れる年は全て閏年と思い込みがちですが、例外が400年おきにあります。西暦年が100で割り切れても400で割り切れない年は平年とする例外です。具体的に書くと、最近にあった過去の例外は2000年でした。2000は400で割り切れるため2000年は365日の平年です。その前の例外は1600年が平年で次回の例外は2400年です。なお、1700年・1800年・1900年・2100年・・は366日の閏年です。なぜこのような複雑...西暦2024年は閏年(うるうどし)ですが2000年は?

  • 天文指導員制度50周年に向けて

    1974年(昭和49年)に発足した札幌市の天文指導員制度は、2024年に満50年を迎えます。現役天文指導員と天文指導員OBの総数は600名を超えるはず。何か記念になる行事や出版物などを複数人で企画中で、私もその応援をするため2024年2月24日(土)15時に札幌青少年科学館を訪問してきました。なお、札幌市青少年科学館は展示物のリニューアルなどのため閉館中で、2024年4月に再開館の予定だそうです。科学館に保存されている写真や資料を閲覧させてもらいました。会議室に集まった5人でワイワイガヤガヤ。過去の新聞記事などで昔の様子を確認。今後も調査を継続します。18時半から始まった天文指導員定例研修の見学を許していただいたので、最後まで同席させてもらいました。どうやら、2024年4月から内容がより充実した天文指導員...天文指導員制度50周年に向けて

  • 自宅前道路の氷割り、その直後にドカ雪

    札幌の市街地では3月中旬以降に自宅周辺の氷割りをする世帯が多いようです。(氷割りではなく雪割りという人もいます。)2024年は私が覚えている中で最速の氷割りになりました。2月19日(月)の札幌は2月としてはかなり暖かな日となったことから、ご近所さんも「春みたいだねー」と言いながら一斉に氷割りです。気温10度を超えた道路にはあちこち水溜りができ、長靴でないと通れないほどでした。ツルハシと剣付きスコップで自宅前の道路にできた厚さ5cmほどの氷を割っていきます。気温が10度にもなると、雪が固まってできた氷の表面は軟らかくなったとはいえ、舗装道路に面した下層の氷は硬くツルハシが必要です。画像の手前には溶けた雪が水溜りになっていて、排水溝に流れるよう氷割りしていきました。2月19日12時に撮影。氷割りした翌日の2月...自宅前道路の氷割り、その直後にドカ雪

  • 地震の簡易感知機

    海外旅行した際に買った装飾品「中華タッセル」を自宅の居間と台所の間に吊り下げています。この装飾品の長さは約35cm。ステンレス製M10ナットも一緒にぶら下げ、振り子の揺れで地震の水平方向の揺れが分かる簡易感知器にしました。上下動には鈍感ですが。この簡易感知器には弱点があります。見る視点が定まらないと、地震がなくても微細な揺れがあるように感じてしまうことです。特に飲酒後はその傾向が強まります。(笑)そこで、対空型双眼望遠鏡用として自作した広角ファインダーをテーブルに固定し、視点が定まるようにしました。地震速報が出たり、地震を体感した場合は、椅子に座りながらファインダーを覗き、振り子の微細な揺れを確認します。このファインダーは口径26mm視野19度3.3倍の正立対空型です。旧式ニッコール105mmF4を改造し...地震の簡易感知機

  • 夜空が明るい市街地でフィルター効果を検証

    2月18日(日)は朝から晴れ。気温もプラスの10度近くまで上昇。札幌は4月上旬の暖かさになりました。夜になっても晴れが続き星見日和です。18時過ぎに自宅屋上の屋根を開け、望遠鏡をスタンバイさせました。残念ながら星の瞬きがやや大きめ。案の定、口径15cm屈折望遠鏡100倍でオリオン座のリゲルの伴星がようやく確認できるぐらいのシンチレーションの悪さでした。今夜はシリウスの伴星を眼視確認するつもりでしたが、シンチレーションの悪さから予定を変更し各種フィルターの写り具合を試してみることにしました。まず、口径40cmF10反射望遠鏡にミラーレスカメラを取り付け、オリオン大星雲(M42)を直焦点撮影。大気の揺らぎが大きいため、焦点距離4000mmだと8秒露出でも恒星像が肥大化してしまいました。QBPという公害カットフ...夜空が明るい市街地でフィルター効果を検証

  • 確定申告の前に

    高校の同級生zappaさんから確定申告について相談があるという連絡がありました。2月13日(火)、徒歩で40分ほどのファミリーレストランで待ち合わせ。ランチを食べてから税金申告の相談。私のちょっとしたアドバイスが役立ったようです。ランチ代を奢ってもらいました。もう少し高価なランチにすれば良かった。(笑)zappaさんと別れた後、私だけ税務署まで歩いて行き手書きの確定申告書を提出。受付窓口には誰も並んでいません。2月13日受付のスタンプを押してもらいました。税務署の職員さんによれば、2月16日から激混みだそうです。この日は徒歩でファミレスや税務署往復したせいで2万歩以上歩きました。さすがに少し疲れました。確定申告の前に

  • 日本の旧正月と中国の春節は同じ日?

    日本では旧正月を祝う風習は沖縄地方などを除きあまり一般的ではありませんが、中国や台湾、韓国、ベトナム、マレーシアなどのアジア圏では旧正月を盛大に祝う習慣が残っています。札幌市天文台には、普段から外国から大勢のお客様が訪れます。春節の頃だとさらに大勢のお客様になり、地下鉄車内は多国語が飛び交います。ところで、日本とアジア圏の国とでは元日が1日ずれる場合があります。それはどうしてでしょうか?その理由は国によって時差があるからです。日本と中国の時差は1時間。日本の方が1時間早い時刻になっています。ベトナムとは同じく2時間の差があります。例えば、新月になる時刻が日本標準時で午前0時30分だとすると、中国標準時では前日の深夜23時30分に新月という訳です。新月になった瞬間を含む日を旧暦では月の初めの1日とします。な...日本の旧正月と中国の春節は同じ日?

  • 2024年2月12日の三日月

    2月12日(月)の夕方、細い月が西空に輝いていました。自宅屋上の口径15cm屈折望遠鏡を月に向けてみました。2月12日17時17分にスマホで撮影。地球照が写るように露出をタップリかけて撮影しました。17時49分、露出1/2.5秒、感度ISO3200、口径15cmF7.3屈折直焦点。月面のクレーターが綺麗に写るように露出1/250秒、感度ISO1600で撮影。2月10日(土)の午前7時59分に新月なので、2月12日(月)の月は本来で言う「三日月」です。旧暦では新月になった日を月初めの日、つまり2月10日は旧暦の1月1日です。それから2日後の2月12日は旧暦の1月3日なので三日月。最近では単に細い月を総称して三日月という言い方もあるようです。気温はマイナス1度。18時ちょうどに屋上から撤収しました。おまけの画...2024年2月12日の三日月

  • トキエアに搭乗し新潟から札幌へ

    前回のブログ記事【トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ】からの続きです。2月10日(土)の朝食です。バイキング形式で私は和風にしました。納豆とヨーグルトも追加。やや古いホテルでしたが朝食込みで4,050円。JR新潟駅から歩いて5分、部屋には必要なものが揃っていてバスタブと冷蔵庫もありました。海外旅行ではドミトリーを使うことが多いのですが、この新潟のホテルのコストパフォーマンスの良さにリピーターになりそう。なんといってもスタッフがフレンドリーで丁寧なのがいいですね。11時前にホテルをチェックアウト。1泊だけでしたが、お世話になりました。昨夜は札幌からのお土産を知人に渡すのをウッカリ忘れたので、知人の会社まで10分ほど歩いて訪問。JR新潟駅に向かって歩いていきます。新潟市内には全く雪が積もっていませんでした。今年...トキエアに搭乗し新潟から札幌へ

  • トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ

    2024年1月31日(水)にトキエア初就航となった新潟〜札幌丘珠の航路に乗りたくなりました。トキエアの運航スケジュールは、毎週金曜日から月曜日までの週4日(1月31日のみ水曜日運航)1日2往復です。丘珠11:50→13:35新潟丘珠16:35→18:20新潟新潟09:30→11:10丘珠新潟14:15→15:55丘珠新潟に1泊することで復路便も予約しました。3日前までの予約だと安価です。今回は往復で税込み15,000円でした。2月9日(金)、札幌丘珠空港へ向かいます。自宅からバス停まで徒歩5分。路線バスなので15分に1本の頻度で便数があります。バス乗車5分ほどで降車し、徒歩15分ほどで空港到着です。新千歳空港までのリムジンバス運賃1100円に対し、丘珠空港までの路線バス運賃は210円と格安です。チェックイ...トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ

  • 世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その1)

    私が10年ほど前に書いたバケットリスト(死ぬまでに叶えたいことを書いた紙)には、「世界一周航空券を使い世界の各地に行きたい」という希望も書いています。残念ながら、現時点では諸般の事情で長期間の旅行は諦めざるを得ない状況が続いています。そこで、空想上の様々な世界一周旅行をゲーム感覚で楽しむことにしました。世界一周航空券は航空連合(アライアンス)ごとに設定されていて①ワンワールド②スターアライアンス③スカイチームなどの世界一周航空券が有名です。このうち、③のスカイチームの世界一周航空券は2022年5月から販売停止になったようで、販売再開との情報は得られていません。(2024年1月現在)スターアライアンスで提供されている支援アプリ「BookandFly」のスクリーンショットです。空想であれば高額なファーストクラ...世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その1)

  • 2024年2月のパートナーシップ排雪

    パートナーシップ排雪というのは、幅員10m以上の道路は札幌市が全額負担し排雪をしますが、幅員10m未満の生活道路は町内会などが道路長さ1kmあたり50数万円ほどを負担、残りを札幌市が負担して排雪をする制度です。なお、除雪は邪魔になった雪を横にどけることで、排雪は除雪した雪を札幌市指定の雪捨て場に運搬することを意味します。町内会の回覧板で、今シーズンのパートナーシップ排雪は2月6日(火)に行われることが周知されていました。排雪予定前日の5日(月)に食料品買い出しから帰宅すると、排雪作業の真っ最中でした。周知よりも1日早い排雪です。とても丁寧に除雪し排雪してくれています。ありがとうございます。排雪を見届けてから自宅の屋上デッキを除雪。青空で気持ちがいい作業になりました。屋上から撮影した札幌市中心方向です。左側...2024年2月のパートナーシップ排雪

  • 車に積んでいる冬期間の必需品

    冬期間は自動車が雪道で動けなくなる危険性が増します。私は冬期間に次の物を自動車に積んでいます。過去50年ほどの寒冷地運転の際、この備品で何度か助かっています。なお、劣化のため何度か更新済み。60cm×20cmの脱出用ヘルパー2枚。長さ3.5mのブースターケーブル。長さ57cmの折り畳みスコップ(格納ケース付き)です。この他に、スノーブラシ兼スクレイバーと防寒着・防寒ブーツ・防寒手袋なども車載しています。なお、年間を通じ常時車載しているものは、ポータブル電源、照明ライト、毛布、長靴、軍手、携帯食品、簡易トイレグッズ、サランラップ、テッシュペーパー、水が入ったペットボトル、工具などです。場合によっては携帯ガスコンロを積む場合があります。2018年からJAFに加入したということもあって、牽引ロープは現在車載して...車に積んでいる冬期間の必需品

  • 天文台のドームスリットからドーム内を覗くと

    札幌市天文台でボランティア除雪をしたときのこと。ドームから滑り落ちた雪をそのままにしておくと、ドームを回転させる電動モーターに負荷がかかり過ぎて、最悪の場合はモーターが故障してしまいます。降った雪が多い場合は天文台屋上の除雪が必要です。これまで科学館天文係職員2人にも除雪ノウハウをアドバイスしながら、今シーズンに何回かボランティア除雪しました。私が除雪中、お客様が見えると天文台スタッフが昼間の恒星を導入します。その様子をスリットの外側から撮影。スタッフは望遠鏡にかじりついて訳ではなく、極軸目盛環をルーペで覗きこんでいるところです。今度は太陽を導入しています。太陽は目盛環などを使わずに影で導入します。除雪が終了。天文台スタッフの林さんに無理を言って、レレレのおじさん風に写してもらいました。本当は秋の落ち葉で...天文台のドームスリットからドーム内を覗くと

  • トキエアが札幌丘珠空港へ初就航

    新潟に拠点を持つ航空会社のトキエア株式会社が設立されたのは2020年7月。同社が初めて就航する路線が新潟空港〜札幌丘珠空港の路線です。札幌丘珠空港への商業初フライトは2024年1月31日(水)でした。到着便を見ようと15時過ぎに丘珠空港に行ってきました。送迎デッキに行くと新潟テレビのクルーが生中継の準備をしていました。中継の邪魔をしない位置で就航第2便の到着を待ちます。予定時刻よりも少し遅れ、16時少し前に丘珠空港にタッチダウンした就航第2便のトキエアBV103便です。就航第2便の飛行経路をFlightradar24というアプリのスクリーンショットで掲載。滑走路から誘導路へ移動中。3番スポットに到着。(この画像だけスマホで撮影。1枚目・2枚目と色調が違いますが面倒なので色調補整を省きました。)実は、初就航...トキエアが札幌丘珠空港へ初就航

  • 昼間でも木星の大赤斑が見えました

    これまで私は昼間の木星を何度も見てきましたが、昼間の大赤斑を見たことがありません。1月30日(火)の夕方は大赤斑が木星面の中央子午線を通過する絶好の条件。当日の15時30分頃から口径15cm屈折望遠鏡を木星に向けました。青空の明るさを抑えるスカイグローフィルターを併用し、木星を約140倍でじっくり観察。望遠鏡が外気温に慣れていないことから木星面の詳しい様子がなかなか見えてきません。15時50分頃から大赤斑が淡く見えてきました。この時の太陽高度は8度ほど。太陽高度が下がるにつれて青空の輝度が徐々に落ち、望遠鏡も外気温に馴染んできたのが幸いしました。16時16分に60秒間撮影した動画からスタック処理した木星です。ちょうど大赤斑が中央子午線を通過。画像は北を上にして掲載しています。撮影時の太陽高度は4度ほど。眼...昼間でも木星の大赤斑が見えました

  • 昼間に見る北極星

    1月28日(日)の札幌はプラスの気温で、この時期にしては暖かです。屋上に上がってみると、スライディングルーフに積もった雪は暖気で滑り落ちていて、屋上デッキの除雪だけで済みました。スライディングルーフを東西方向に開けてから、望遠鏡の昇降式支柱を最大長さの60cmまで伸ばしてみました。口径15cm屈折の視野内に目盛環を使い北極星を手動導入してみました。約60倍の視野のほぼ中央にキラキラ輝く北極星をすぐに発見。昼間の北極星ポラリスです。眼視では、北極星の周りにジフラクションが綺麗に見えていましたが、スマホで撮影したお手軽な静止画5枚スタックでは写りが悪いですね。撮影の様子です。スマホは自作のコリメートアダプターに取り付けています。北極星にほかに金星とアルビレオを見て、12時20分に屋上から撤収しました。昼間に見る北極星

  • 札幌市天文台の夜間公開に行ってきました

    札幌市天文台は昼間の公開の他に夜間公開も年間60回ほど開催しています。コロナ禍前の夜間公開は予約なしで夜間公開に参加できましたが、現在は完全予約制になっています。私も1月21日(日)の19時40分からの分をネット予約して天文台を訪問。(日中の公開時間帯は予約不要です)残念ながら、当日はあいにくの雪。前日1月20日(土)の夜間公開は晴れて星が見えたそうです。ドームには雪が積もっていますが玄関が空いています。当日の天文台の外見を撮影し忘れたので、この画像は1月8日の日中に撮影したものです。受け付けの天文指導員さん2人の案内でドーム内に入室。韓国からのお客様らしく、天文台スタッフの林さんが自動翻訳機を使ったハングル語で説明をしています。林さんは曇天対策用にパワーポイント作った説明資産をたくさん用意しています。天...札幌市天文台の夜間公開に行ってきました

  • 超新星SN2024gy

    1月20日(土)の18時30分から開催された天文指導員定例研修会を終えて帰宅しようとしたところ、数人の天文指導員さんから話し足りないというので二次会?に誘われ、帰宅したのは日付けが替わった1月21日(日)の午前1時ごろでした。晴れているので、1時20分に自宅屋上の屋根を開けて望遠鏡をスタンバイ。2024年1月4日に板垣公一さんがおとめ座の銀河NGC4216近傍に発見した超新星SN2024gyへ望遠鏡を向けます。発見時の光度は16.3等級。少し明るくなってきたという情報を得て、口径40cm反射で見えるかどうか試しましたが、月明かりと雪あかりのせいもあって見えません。裸眼で3等星がようやく見える市街地なので仕方ないと諦めかけましたが、月が沈むのを待とうと考えました。口径40cm反射の光学系を外気温に馴染ませる...超新星SN2024gy

  • 2024年1月の天文指導員研修

    2024年1月20日(土)に開催された天文指導員研修で講話を依頼されました。持ち時間は40分ほど。伝えたいことが多すぎるので4枚のテキストにまとめ、概要だけをお話ししました。講話中の私です。天文指導員のKFさんが撮影してくれました。ついついヒートアップし、現行の研修内容について辛辣な内容も語ってしまいました。しかし、研修終了後に残った10数人ほどの天文指導員さんがこれからの研修の在り方を話し合っているのを見守っていると、何らかの刺激になったのかなあと嬉しい気持ちがこみあげてきました。もう少し話したいという3人と一緒にビックリドンキーまで同行することに。研修終了後のビックリドンキーは4年ぶりぐらいかなあ。深夜のご飯を食べながら、今後の研修について熱く語らい合いました。気がつくと深夜1時近くになっていました。...2024年1月の天文指導員研修

  • 青空に浮かぶ木星

    札幌市天文台では昼間の公開時間帯であれば、太陽の他に明るい恒星や惑星を利用者にお見せしています。冬至の前後だと太陽は14時過ぎに南西の木々に遮られて見えなくなってしまうので、最近は木星が人気なようです。私も14時からの公開時間帯に木星を見せてもらったことがあります。札幌市天文台の口径20cm屈折望遠鏡は対物レンズにアポクロマートという収差が少ないレンズが使われているせいもあって、昼間でも青空にポッカリと浮かぶ木星の濃い縞模様がクッキリと鮮やかに見えます。1月19日(金)の札幌は朝から晴れ。この日は夕方から用事があったので、15時から青空に浮かぶ木星とお月様を短時間だけ見ることにしました。月のすぐそばにある木星に望遠鏡を向けています。15時33分にスマホで撮影。冬場としては大気の揺らぎが少なめでした。口径1...青空に浮かぶ木星

  • 2024年1月16日に札幌市天文台の除雪手伝い

    1月15日(月)から16日(火)にかけて札幌は大雪に見舞われました。降雪量は40cmほど。15日は吹雪模様だったことから16日の早朝4時から自宅前の除雪を開始。2時間ほど作業し朝食後に更に2時間ほどの追加作業で自宅周辺の除雪をいったん終えましたが、まだ雪が降り続いています。この降雪量だと15日にはスタッフ不在だった札幌市天文台の除雪が大変なはず。汗を拭きながら16日9時過ぎに天文台へ電話。「凄い雪でこれから除雪を一人で始めます。」という天文台スタッフからの返答でした。これだけの降雪量があると一人では除雪が追いつかないはず。1月8日(月)に引き続き、シルバー人材センター未登録(?)の私がお手伝いに向かうことを伝えました。長靴を履き地下鉄に乗車し11時に天文台到着。市内の幹線道路は雪害の影響で大渋滞です。地下...2024年1月16日に札幌市天文台の除雪手伝い

  • 紫金山第1彗星(62P/Tsuchinshan1)

    紫金山第1彗星を見るため、夜空が暗い郊外まで遠征してきました。彗星のように拡散した星雲状天体は街明かりの影響を受けやすく、冬型気圧配置の札幌市近郊では天気が悪いことから、冬季の晴れが期待できる広尾町方面まで遠征したという訳です。雪が降り続ける札幌の自宅を出発したのは1月13日(土)の17時ごろ。苫小牧付近で雪が止み、新冠付近で星が見え始めました。天馬街道を通り、広尾町を通過し大樹町の郊外に到着したのは23時少し前。冬の天の川がはっきりと見える空の暗さです。SQM装置で夜空の暗さを測ってみると21.3でした。ミラーレスカメラに12mmF1.4レンズを装着し、F2.0に絞り露出15秒、感度ISO8000で22時50分に撮影した冬の天の川です。今度は対角魚眼レンズ7.5mmF2.8をF4に絞り、露出30秒感度I...紫金山第1彗星(62P/Tsuchinshan1)

  • ワインが送られてきました

    新年早々、札幌開成高校天文同好会OBの笠井さんからプレゼントを頂戴しました。笠井さんは「森羅郷」という果樹園を経営されていて、2023年秋にワイン用葡萄の収穫を私がお手伝いしたご褒美としてワインが届いたという訳です。くまコーラヌーボー2023です。コーラという表示になっていますが正真正銘のワインで、アルコール度9.5%とワインにしてはアルコール度がやや低目です。くまコーラワインは入手困難と聞いています。醸造量が少ない割には求める人が多い?笠井さん、ありがとうございます。お正月用のワインとして4日間で飲み終えてしまいました。ご馳走様でした。なお、収穫お手伝いをした様子は過去のブログ記事【葡萄の収穫手伝い】に書いています。ワインが送られてきました

  • 国際空港の敷地内で見える皆既日食

    2024年中には日本国内に限ると日食や月食が全く見られないのは2003年以来とのことで、海外に目を転ずると2024年4月9日(日本時間=世界時では4月8日)に北アメリカ大陸では皆既日食が見られます。(天文年鑑2024年版19ページ、51ページ)@NASANASAのサイトにあった2021年から2040年までに発生する皆既日食と金環日食が見える地域を示した世界地図です。青色が皆既日食帯、赤色が金環日食帯、桃色が皆既日食と金環日食が混在したハイブリッド日食帯です。私が黒色の楕円で示したのが世界時で2024年4月8日(世界時)の皆既日食帯です。複数の大都市が日食帯にかかっていて、世界中の皆既日食ファンがメキシコやアメリカを訪れるようです。2035年9月に日本で見ることができる皆既日食まで待ちきれない(生きていない...国際空港の敷地内で見える皆既日食

  • 自宅屋上の除雪

    新年早々、札幌は40cm以上の降雪がありました。小樽や留萌では記録的な積雪があった模様です。札幌市天文台の除雪を手伝った1月8日(月)は疲れていたので自宅の除雪を諦めました。翌日の1月9日(火)に自宅前を除雪し、屋上を1月10日(水)に除雪しました。除雪前の屋上です。強風で雪が吹き飛ばされ、それほど積もっていませんでした。画像の右上は雪雲です。雪雲の通り道になっている岩見沢や美唄方面は雪が降っていると思います。除雪中に撮影した南側のお隣さんの屋根です。北西の風で雪が吹き飛んでいます。右端は藻岩山。それほど積もっていなかったことから30分ほどで自宅屋上の除雪が終了。気温はマイナス5度。晴れているので除雪後は昼間の太陽や恒星を見るつもりでしたが、強風で粉雪が舞っています。夜になって風が弱くなったら屋根を開けて...自宅屋上の除雪

  • 札幌市天文台の除雪

    札幌は2024年1月7日(日)から8日(月)の午前中にかけて40cmほどの積雪でした。札幌市天文台に所用があったことから、1月8日10時少し前に訪問。ちょうど天文台スタッフのAYさんが通路の除雪をしていました。前日の天文台スタッフが何回も除雪したそうですが、昨夜から朝にかけ結構積もっています。これは除雪前にAYさんが撮影した通路の様子です。積雪が多かったことから私も除雪作業をお手伝いし、私が撮影した除雪後の様子です。1枚目の画像と比べるとスマホの機種によってかなり色調が違いますね。除雪作業後は、天文台で保存している古い資料を閲覧させてもらいました。午後から雪が止み、青空も見えてきました。屋上に登り除雪作業をしているAYさん。危険手当が必要かも。14時になり、お客さまが多数来訪。AYさんはドーム内に戻り、ア...札幌市天文台の除雪

  • 空港着陸前の航空機(2024年しぶんぎ座流星群は空振り)

    2024年版の天文年鑑によると、しぶんぎ座流星群の極大予想日時は1月4日(木)18時となっていました。この日は18時まで所用があって在宅しなければならず、しぶんぎ座流星群はピークが鋭いため極大時刻から数時間ずれてしまうと出現が期待できないうえ、これまでの体験上、しぶんぎ座流星群は暗い流星が多いことから光害が少ない場所でないと見逃しが多く発生してしまいます。以上のことから、2024年しぶんぎ座流星群を観望することは諦めていたのですが、当日の天候が良好だったことからダメ元で遠征してきました。札幌の都心部から東南東へ60kmほど離れた栗山町の高台に到着したのは1月4日20時ごろ。周囲の街明かりの影響で6等星がようやく見え、冬の天の川が薄く見えるあまりいいとは言えないロケーションですが極大予想時刻を2時間も経過し...空港着陸前の航空機(2024年しぶんぎ座流星群は空振り)

  • 天文指導員OBの新年会

    2024年1月3日(水)の夕方に札幌市中央区で開催された天文指導員OB会に参加してきました。まず、新年会の前にエビスバーで喉を潤します。撮影はお向かいのお客さまにお願いしました。撮影が終わってから1人が駆けつけ0次会は5人が参加。本番の新年会はイタリアンレストランで。集まったのは1989年から1999年の間に天文指導員登録された7人+平井の8名。いずれもブログ顔出しOK。ありがとうございます。当時の天文指導員は社会人で登録された1名を除き大学生や専門学校生でした。青春時代を一緒に過ごした仲間と語り合うのは至福の時間でしょうね。今は全員社会人でそれぞれの道で頑張っています。私はというと当時30歳代から40歳代でした。天文係職員や天文講師として皆さんと交流があったことから今でも新年会に呼んでいただけてとても嬉...天文指導員OBの新年会

  • 70光年離れた星

    望遠鏡を使った2024年の初観望は1月1日(月)の夜でした。20時過ぎに自宅屋上のスライディングルーフを開け、口径15cm屈折望遠鏡と口径40cm反射望遠鏡を「うさぎ座ゼータ星(ζLep)」に向けます。うさぎ座ゼータ星は、SkySafariというアプリによれば光度3.54等級、距離70.5光年です。2023年9月に満70歳になった私の古希の記念観望としてこの星を見ることにしました。(1光年は約9.46兆km。70.5光年≒667兆km)ふたご座流星群を観望した際に撮影した画像です。オリオン座の南側に位置する「うさぎ座」を線で繋いでみました。ウサギの背中に輝くのがゼータ星です。口径15cm屈折望遠鏡に1.5倍エクステンダーを装着し、ミラーレスカメラで直焦点撮影したゼータ星です。背景には11等級までの恒星が写...70光年離れた星

  • 2024年の初日の出

    2024年の元日になりました。明けましておめでとうございます。新年恒例の初日の出を見に遠征してきました。日高町の海岸に到着したのは元日の3時過ぎ。気温はマイナス10度。北風がやや強く体感温度はもう少し寒く感じました。1月1日(月)5時24分に月明かりで撮影。5時44分に撮影。薄明が始まったものの、地平線上3度ほどまで雲があるので、初日の出を拝むのは少し遅れそうです。雪が積もった波消しブロックできた波濤と初日の出です。7時10分に撮影。この場所での日の出は7時01分ですが、低空の雲のため9分遅れで初日を拝むことができました。今年もよろしくお願い申し上げます。2024年の初日の出

  • 天文指導員交流サイトが設けられました

    天文指導員というのは、札幌市青少年科学館が育成している天文ボランティアの名称です。1974年に発足した天文指導員制度、過去の名簿で歴代天文指導員さんの数を数えると現役を含め600人を超えていました。ただ残念なことに古い名簿のうち数冊が入手できなかったことから捕捉率9割といったところでしょうか。2023年11月に札幌市中央図書館で天文指導員の歴史を徹底的に調べている現役天文指導員のMYさんです。来年の2024年に50周年を迎える天文指導員制度、現役の指導員と指導員OBの有志で2024年の秋頃に何かイベントをと計画中です。そこで、第一段として、インターネット上にDiscodeというアプリで「札幌市青少年科学館天文指導員」という交流サイトが2023年11月から運用開始されました。私も管理者のひとりで、現在60数...天文指導員交流サイトが設けられました

  • 自宅前の除雪と屋上の除雪

    12月26日(火)の午後から降り続いた雪は深夜になっても降り続き、翌12月27日(水)の朝までに積もった雪は20cm以上にもなりました。朝食後に自宅前の除雪を始めました。このようにまとまった降雪があって本腰を入れて除雪したのは11月25日以来です。腰痛の痛みを防止するため腰部コルセットをして除雪作業をしました。自宅屋上の観測室屋根とデッキを除雪してから撮影。屋根の傾斜が緩いため降雪直後だと落雪しないので自力で雪下ろししました。暖かな日が続くと自然落下しますが、夜いつでも星を観望できるようにするためです。画像の右上には雪雲が写っています。恐らく岩見沢方面ではドカ雪が降っていると思います。西からの雪雲の筋というか通り道が僅かにでもずれると、私が住む札幌でもドカ雪になります。本格的な冬型の気圧配置を迎え、これか...自宅前の除雪と屋上の除雪

  • 2023さっぽろホワイトイルミネーション

    札幌の冬の風物詩、2023さっぽろホワイトイルミネーションとミュンヘン・クリスマス市inSapporoが11月22日(水)から開幕されています。最終日の12月25日(月)に見学してきました。12時半ごろテレビ塔の3階から西方向の大通公園を撮影しました。イルミネーション点灯直前の16時20分に1枚目と同じ場所から撮影。点灯は16時30分ですが、一部にフライング点灯があったようです。クリスマスということもあって周囲はカップルだらけ。外国からのお客様も多く、様々な言語が飛び交っていました。食べ物や飲み物はとても高いので、イルミネーション鑑賞だけで我慢。(笑)2023さっぽろホワイトイルミネーション

  • 2023年の冬至の日に月と木星が接近

    2023年12月22日(金)は冬至。この日、月と木星が接近して見えました。21時過ぎに晴れてきたので玄関前でお手軽撮影してみました。ミラーレスカメラに75~300mmズームレンズを装着し焦点距離300mm(35mm版換算値600mm相当)、絞りF6.7で撮影。月齢11の月と木星です。月の明暗がわかるよう露出を短めにしました。21時15分、露出1/800秒、感度ISO2000、撮影時の月と木星の角距離は約2.1度です。木星の衛星も写るように露出と感度を上げて撮影。原版では衛星も写っていますが小さすぎてわかりにくいですね。21時16分、露出度1/8秒、感度ISO80002枚目画像の左下をトリミング拡大してみました。35mm版換算値600mm相当だと衛星も写りましたが、レンズの収差が酷いのが残念です。2023年の冬至の日に月と木星が接近

  • 冬の札幌市天文台

    札幌市天文台の口径20cm屈折望遠鏡目盛環に部品を取り付けるため、12月に入ってから4回ほど天文台を訪問させていただきました。12月なのでまだ降雪が多くはないですがとても寒いです。12月20日(水)に撮影。日中の公開時間は10時から12時までと14時から16時まで。月曜日は午前中のみの公開で火曜日がお休みです。私が天文台を訪れたとき、利用者は外国からのお客様が殆どでした。主に中国、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、アメリカ、オーストラリアといったところでしょうか。日本人は1割もいませんでした。なぜ、お国がわかったのかというと、部品取り付けで私が四苦八苦していると、大勢のお客様が来て天文台スタッフが天体導入しながら説明しているものですから、ついつい私も少しだけお手伝いしました。その際、Wherea...冬の札幌市天文台

  • 昼間の星を見るため目盛環を改善

    札幌市天文台は1958年(昭和33年)9月に開設され、1984年8月までは架台が府中光学製で鏡筒部が東京光学製の口径20cmF12アクロマート屈折望遠鏡が活躍していました。上の画像は1984年(昭和59年)10月に更新された2代目の五藤光学研究所製口径20cmF12アポクロマート屈折望遠鏡です。2023年現在、この望遠鏡を使い4人の天文台スタッフが日毎の交代で昼間と夜間の天体導入と説明に頑張ってくれています。なお、初代の古い口径20cm屈折望遠鏡は再利用可能なようにきちんと分解整理し、札幌市青少年科学館の倉庫にしばらく保管してあったはずですが、北海道教育大学札幌校へ譲渡したと私の後任者から聞いています。1984年の望遠鏡更新の際、口径のより大きな反射望遠鏡の導入をという声もありましたが、反射望遠鏡は保守や...昼間の星を見るため目盛環を改善

  • 2023年ふたご座流星群(流星の出現状況)

    前回のブログ記事【2023年ふたご座流星群(遠征地の往復)】からの続きです。今回の記事はいつもより長めの記事になることを予めご了承ください。今回のブログ記事はふたご座流星群の出現状況について書いていきます。12月14日(木)19時ごろから道東の浜中町郊外で撮影と裸眼での観察を開始。翌12月15日(金)4時直前まで9時間の間に露出30秒で撮影した842枚の静止画像のうち、51枚の静止画像に流星が58個も写っていました。全て固定撮影です。流星群の放射点(輻射点)がわかるような画像合成は面倒なことから、概ね1等級より明るい流星が写っている静止画を何枚か掲載します。なお、裸眼で確認できた流星は374個でしたが、私の機材では概ね3等級以上の明るい流星でないと写ってくれません。軽自動車スペーシアを背景に撮影。中央やや...2023年ふたご座流星群(流星の出現状況)

  • 2023年ふたご座流星群(遠征地の往復)

    2023年のふたご座流星群の極大は12月15日(金)4時と予報されていました。北海道では全道的に天候が悪く、釧路方面がややいいかなといった天気予報です。今年は月明かりの影響もない好条件ということで、道東方面に遠征してきた様子を2回に分け、今回のブログ記事は往復の状況を、次回は流星群の出現の様子を書くことにします。12月14日(木)の8時過ぎに札幌の自宅を出発し、釧路方面へ向かいます。旭川経由の高速道路を利用するのが時間短縮になりますが、吹雪や凍結路面の長時間走行を避けるため浦河経由の遠回りを選択しました。まず、ガソリンを満タンにし冬タイヤ固定ボルトの増し締めと空気圧チェックを行なってから高速道路に入ります。札幌を出るときには雪が降っていたものの、大谷地IC付近から雪が止み千歳を抜ける頃に晴れてきました。路...2023年ふたご座流星群(遠征地の往復)

  • 腰痛の原因が判明

    10年ほど前から長時間の立ち居作業をしたり、長時間の歩行の後に立ったままでいると腰痛を感じるようになりました。耐えられないほどの痛みを10とすると、1年ほど前までは長時間の歩行後の立ち居だと痛みは1から2ぐらいだったものが、ここ1年ほど前から常に腰痛を感じるようになり、秋になってから痛みが2から3に常態化。母の在宅訪問診療時に来てくれる医師に相談すると、整形外科受診を勧められました。11月28日(火)に早速受診。腰部脊柱管狭窄症と診断され、腰部を横から撮影したレントゲン写真を医師からいただきました。ヘルニヤなのかなあと自己判断していましたが、医師の説明ではレントゲン写真にヘルニヤが自然治癒した痕跡が写っているそうです。なお、3ヶ月前の血液検査では全ての検査項目に異常は見られませんでした。コルセット・血流を...腰痛の原因が判明

  • 札幌マミーズブラス定期演奏会2023

    2023年も札幌マミーズブラス定期演奏会のチケットを頂戴したので、12月10日(日)にカナモトホール(札幌市民ホール)まで行ってきました。開場5分前の14時25分にカナモトホールに到着すると、入り口前には長蛇の列。通りかかった見知らぬ男性から「ジャニーズの演奏会ですか?」と聞かれました。多分、女性が大勢並んでいたのでそう見えたのでしょうね。(笑)オープニングです。今回の定期演奏会は第15回目。なお、演奏中の撮影は他のお客様への配慮をすれば自由だそうです。第二部の始めには、団員の娘さんや息子さんも一緒に演奏。マミーズブラスならではですね。幼い子供たちも演奏に合わせて踊っています。右端の1歳児?がとっても可愛く踊ってました。アンコール曲は、マツケンサンバ。今年もミラーボールが吊り下げられています。(笑)やはり...札幌マミーズブラス定期演奏会2023

  • ノーザンクロスと恵庭岳

    はくちょう座は明るい星々が十字形に並んでいることから、北十字とかノーザンクロス(NorthernCross)という別称で呼ばれることがあります。北半球の日本ではクリスマス前後の夕方に、このノーザンクロスが北西の地平線に向かい立ったように沈んでいくようにみえます。12月3日(日)の夜、カルデラ湖の支笏湖方面が晴れそうなことから、ノーザンクロスが直立する様子を撮影しようと支笏湖の湖畔まで遠征してきました。12月とはいえ、夕方過ぎの西から北西の空にはまだ夏の大三角が見えています。恵庭岳(標高1320m)の麓の光源は支笏湖の湖畔にある丸駒温泉の街明かりです。35mm判換算焦点距離35mm、露出13秒、絞りF2.8→F3.5、感度ISO12800、12月3日20時14分に撮影。月齢20の月が北東の空から昇ってくるの...ノーザンクロスと恵庭岳

  • 2023年12月9日、ハレー彗星が遠日点を通過

    有名なハレー彗星は過去2200年間に限ると周期74年から79年ほどで太陽を周回している彗星です。周期が変動するのは太陽への接近距離の極端な変化や木星などの重力の影響(摂動)を受けるためです。1986年にハレー彗星が近日点(きんじつてん、周回軌道上で太陽に最も近づく位置)を通過直後、私はサイパンまで遠征し望遠鏡でハレー彗星を高倍率で観察しました。1986年2月9日に近日点を通過、その約2ヶ月後のハレー彗星中心部を口径20cmシュミットカセグレン望遠鏡でスケッチしています。なお、スケッチ時刻はサイパン島での現地時刻(世界時+10時間)です。天文年鑑2023年版191ページによると、このハレー彗星が遠日点(えんじつてん、周回軌道上で太陽から最も遠くなる位置)を通過するのが日本時間で2023年12月9日(土)5時...2023年12月9日、ハレー彗星が遠日点を通過

  • 冬の高圧洗車を自宅で

    積雪寒冷地だと冬の高速道路や幹線道路には大量の凍結防止剤が散布されています。冬季に幹線道路を長距離走行すると車体に凍結防止剤が付着したままとなり、放置しておくと特に下回りから錆びが進行してしまいます。早目の洗車で錆びを軽減することが大事です。車庫の横に設置した屋外水栓は冬季間だと雪で覆われるので使用不能になりますし、自宅近くにあった洗車場が閉鎖されたこともあり、安価なコードレス高圧洗浄機を購入してみました。ペットボトルでも使えると取扱説明書に書いてあったものの、水がチョロチョロとしか出ません。小型のバケツ利用だと高圧の水が噴射でき、バケツ4杯分で殆どの汚れが落とせました。画像は車体を高圧洗浄後に撮影しています。ハンディタイプのコードレス高圧洗浄機を購入したことで、厳寒期の長距離走行後に自宅車庫前で高圧洗車...冬の高圧洗車を自宅で

  • 低緯度オーロラ、見られませんでした

    北海道でも低緯度オーロラが見える可能性があるという知人からの情報で、11月30日(木)に道東まで遠征してきましたが、見ることができませんでした。翌日の12月1日(金)の夜の方が低緯度オーロラが見える確率が高いという情報を知ったのは札幌の自宅に帰宅してから。今回のブログ記事は失敗談です。低緯度オーロラの情報を知ったのは2023年11月30日(木)の13時すぎ。天気予報を確認すると、北海道全域のうち、晴れ間が見込めるのは道東のみ。低緯度オーロラは北に行くほど条件が良くなりますが、最北の宗谷方面は悪天候の予報です。そこで、北海道で晴れている地域でなるべく北寄りで街明かりが北の方角にない場所を検討し、道東の網走方面まで遠征することを決意。自宅出発が遅れた以外に途中の道路が吹雪のためノロノロ運転を余儀なくされ、網走...低緯度オーロラ、見られませんでした

  • ポータブル電源の購入

    車中泊を快適にするため、2個目のポータブル電源を2023年10月に購入しました。1個目のポータブル電源を購入した時のことは2022年6月のブログ記事【携帯バッテリーの買い替え】に書いています。左側は2022年6月に購入したJackeryポータブル電源240で電気容量は240Wh。右側が2023年10月に購入したJackeryポータブル電源708で電気容量は708Whです。ちょうど30%割引きのセール期間中に安く買えました。240の重さは3.1kgと軽かったのですが、電気容量が多めの708は6.8kgと重くなりました。災害のときや車中泊時に活躍しそうです。ポータブル電源の購入

  • 電気毛布の購入

    大型DIY店に自作部品の材料を買いに行った際、電気毛布が意外と安かったので冬季間の車載用毛布として購入してきました。電気毛布のパッケージを撮影。日本のメーカー「広電」製のVWS402H-Dという敷き毛布で、大きさは130×80cm、定格はAC100V40Wとなっています。温度調節は電子制御式で、強中弱の3段階。丸洗い可能とのこと。取扱説明書によると、強:表面温度約52度、約23Wh中:表面温度約36度、約14Whいずれも室温20度・綿布団の中で測定、消費電力量量は室温15度・綿布団の中で5時間運転したときの平均値だそうです。私が持っているJackery製240というポータブルバッテリーを使用し、実際の消費電力を敷布団の上に平置きして測定してみました。左端に少しだけ写っている薄いピンク色が電気毛布です。強:...電気毛布の購入

  • プラネタリウム100周年を迎えて

    近代的なプラネタリウムが1923年にドイツで生まれ、今年の2023年でちょうど100年目。全国のプラネタリウム施設では様々な100周年企画が催されています。残念ながら、札幌市青少年科学館は展示物大規模リニューアルと施設の長寿命化などの改修工事のため、2022年8月22日から閉館中で、2024年3月末に開館の予定です。札幌市青少年科学館が開館した1981年当時、私はプラネタリウムの投影スタッフもしていました。札幌市青少年科学館の初代プラネタリウム五藤光学研究所製GN18-ATを保守点検している42年前の私。若いなあ〜。ネクタイがスーツの外に出ていてちょっと残念。(笑)各地のプラネタリウムをみると、座席配置は投影機本体を中心とした「同心円配置」と、一方向が見やすい「扇形配置」とに大まかに分類されます。(床が一...プラネタリウム100周年を迎えて

  • 吹雪の後に月と木星の接近

    11月24日(金)の午後から札幌は雪が積もり始めました。夕方近くから横なぐりの吹雪模様となり雷も発生。翌日25日(土)の朝には15cmほどの降雪がありました。今シーズンの初除雪です。11月25日(土)早朝に撮影。札幌管区気象台によると札幌の降雪量は13cmと公表されていましたが、自宅付近はもう少し降雪が多かったようです。午後から晴れてきました。夕方、自宅から歩いて8分ほどの銭湯で入浴。気温マイナス1度で凍った歩道をテクテク歩いて帰宅する途中、お月様と木星がかなり接近していて、まるでお見合いしているようでした。(笑)自宅に戻り、ミラーレスカメラに焦点距離300mm(35mm判換算で600mm相当)のズームレンズで撮影した月齢12のお月様と木星です。撮影した2日後の11月27日(月)が満月です。撮影時のお月様...吹雪の後に月と木星の接近

  • 2年目SV研修のアンケート結果

    11月上旬に実施した福祉系係長職研修のアンケート結果が郵送されてきました。ブログタイトルにあるSVというのはスーパーバイザーの略称です。グループワークを主体にした研修で、受講者は1回あたり10名で3回実施。総受講者は30名ほどでした。アンケートに書かれていたうちのいくつかの自由記載を書くと、◆同じ事象でも人によってさまざまな視点があることを実感した。◆視野を広く持つという意識を常に持つことが大切だと感じた。◆SVの役割は「CWに寄りそう」とお話しいただいたことが、意識はしていることではあったが、簡単な表現ながらしっくりきた。◆コミュニケーションを取る時間があったら、少しでも業務を進めたい。私は褒められて伸びるタイプとはいえ、アンケートで特に留意するのは批判的な意見です。次回の研修の参考になるからです。また...2年目SV研修のアンケート結果

  • 手持ちスマホで星をハート形に写す

    2023年しし座流星群の極大は11月18日(土)の14時という予報でした。輻射点が東の地平線から昇ってくる時刻も考慮すれば、今年の見頃は17日(金)の深夜から18日(土)の早朝ですが、北海道は低気圧の影響で悪天候のため遠征断念。それでも翌18日(土)の深夜から19日(日)の早朝でも少しはしし座流星群が見えるかもしれないと、冬の天の川が見える札幌市の近郊まで遠征してきました。しし座流星群はピークが鋭く、極大日時を数時間過ぎても出現数が激減するようで、2時間ほどボケーっと観察しても群流星は僅か2個だけでした。綺麗な星空だったことから、撤収前にスマホで冬の大三角を手持ちで撮影。露出8秒を手持ちで写すのは至難の技です。何度写してもブレブレで星が流れてしまいます。そこで、スマホを露出中にわざと動かしハート型に写るよ...手持ちスマホで星をハート形に写す

  • 車載ベッド床の固定部品

    2023年10月9日のブログ記事【車載ベッド床の製作その3(完成)】の続きです。車両後方の荷物スペースに設置した横長のベッド床は車両に固定していて最大幅1200mmです。寝る際には頭側になります。床の下に配置した4本のアルミフレーム同士の間隔は様々な制約から300mm〜325mmにせざるを得なかったため、600mm角の分割ベッド床をフレーム上に単に乗せるには少し狭すぎました。フレーム幅が狭いため、600mm角4枚の分割ベッド床の端に体重をかけた際、床の一部が浮き上がってしまう現象が生じます。このままでは危険なので、分割床を固定する浮き上がり防止部品を作成してみました。分割床の後方を固定する部品です。荷物スペースの固定床と分割床を連結し固定します。材料は12mm厚の木材、1.5mm厚スペーサー、オニメナット...車載ベッド床の固定部品

  • 新型コロナウイルス予防ワクチン接種7回目

    新型コロナウイルス予防ワクチンの7回目接種を11月15日(水)に受けてきました。ワクチン接種の医療機関まで歩いて行く途中、公園で見かけた雪だるまです。11月11日の夜に積もった雪を子供達?が作ってベンチに置いたようです。公園の雪はすでに融けています。自宅から歩いて10分ほどの医療機関に到着。すぐに接種していただきました。接種済証です。これまで受けた私のワクチン接種記録です。そのときの様子はブログ記事にも掲載済みです。【ワクチン接種1回目】の様子。【ワクチン接種2回目】の様子。【ワクチン接種3回目】の様子。【ワクチン接種4回目】の様子。【ワクチン接種5回目】の様子。【ワクチン接種6回目】の様子。今回の副反応ですが、接種の翌日の最高体温は平熱よりも0.5度高くなっただけで悪寒などはなく、接種した左の上腕部の鈍...新型コロナウイルス予防ワクチン接種7回目

  • 行進曲と金星の太陽面通過

    自動車を運転中に眠気を催すことがあります。安全な場所に駐車し車外に出て体を動かしたり休憩を取ることが大事ですが、ちょっとした眠気ならガムを噛んだり水分補給も効果的ですね。眠気を遮るCDを聞くことも若干の効果があるはずです。行進曲が26曲収められた「世界のマーチ」というCDを11月になってから購入しました。私は中学1年生のときにブラスバンド部に入部し、札幌に引っ越すまで約1年間トロンボーンを吹いていました。当時の顧問教諭は主に行進曲を私たちに練習させていた影響もあって、著名な行進曲を聴くと覚醒する自分を感じます。現在も世界の各地で戦争が勃発し、戦争高揚のための行進曲という負のイメージもありますが、私にとっての行進曲は中学生時代の思い出に繋がるものにもなっています。運転中に眠気を少しでも感じたら、まず行進曲C...行進曲と金星の太陽面通過

  • JR一日散歩きっぷで鉄分補充の日帰り旅

    JR北海道で発売されている一日散歩きっぷ(2023年度)の最終販売日は11月12日(日)でした。最終販売日の日曜日にこの切符を使い、札幌から美瑛まで日帰り往復してきました。この切符を使うのは7年半ぶり。前回は【留萌本線の鉄道旅】でした。久しぶりの鉄分補給の旅です。自宅から歩いて地下鉄駅へ。札幌では前日に少しだけ降った雪が無くなり歩道は乾いています。地下鉄さっぽろ駅で下車し地下通路を通りJR札幌駅へ向かいます。なお、札幌市営地下鉄はゴム車輪列車です。鉄輪列車でないため厳密に言うと鉄分補給になりません。(笑)JRみどりの窓口で一日散歩きっぷを購入。指定区域内の普通列車に終日乗り放題で2,540円。もし、通常の切符で美瑛まで往復すると運賃だけで7千円を超えるため、かなりお得です。なお、2016年当時の一日散歩き...JR一日散歩きっぷで鉄分補充の日帰り旅

  • 50年前の土星食

    今から50年前の1973年11月14日(水)の未明、北海道の北部で土星食が見られました。土星食というのは、地球から見て月の裏側に土星が隠される現象のことです。残念ながら、私が住んでいた札幌市東区では、土星は月の南端ギリギリを通過し土星食になりません。1973年版の天文年鑑で事前にそのことを知っていたため、札幌市から北側に30kmほど離れた厚田村(現在は石狩市厚田)では土星食になると推測し、北緯43度24分・東経141度26分の地点の食予報を自分で計算することにしました。まず、準備段階として洋書を取り扱う札幌丸善に依頼し、天体暦「NauticalAlmanacandAstronomicalEphemerisfortheyear1973(1973年版英国暦)」を取り寄せました。天体暦には、土星の精密位置が1日...50年前の土星食

  • 干渉光を軽減するアポタイザーの自作

    ニュートン式反射望遠鏡やカセグレン式反射望遠鏡の副鏡を固定するスパイダー(サポーター)から発生する干渉光を軽減するアポタイザー(binaryhologramapotizer)なるものを見よう見まねで作ってみました。左から、適当に作図した型紙。型紙をプラスチック板に貼り付け、彫刻刀で切断ラインをケガキ。ケガキ済みのプラスチック板。右上は完成したアポタイザー。完成したアポタイザー4枚を口径40cmカセグレン式反射望遠鏡のスパイダーにマジックテープで取り付け、11月11日23時ごろに口径40cmF10反射をアルデバランに向け、効果を確かめてみました。なお、スパイダーはやや厚めの3mm厚アルミ板を使用しているので、スパイダーによる干渉光はどうしても強めになります。まず、アポタイザーを装着しないノーマル状態から。撮...干渉光を軽減するアポタイザーの自作

  • 福祉系職員研修実施後のアンケート結果

    10月11日(水)から連続3日間実施した福祉系職員への研修アンケート結果を11月6日(月)に見せてもらいました。10月の福祉系係長職研修の様子です。研修受講者35人のうち匿名アンケートを書いてくれたのは34人でした。自由記載欄を読ませてもらうと、批判的意見が2人。いずれも「講師の話が長い」という内容。確かにそうでした。反省!残りの32人は肯定的で、予想以上の研修効果があったようです。アンケートでは批判的意見を重要視していますが、とても嬉しい記載もありました。少しだけ書くと、◆職場に戻ってすぐに実行できるものばかりで、非常に勉強になりました◆これまで受けた研修の中で一番良かったです◆受講前の期待は低かったが、受講して感化されたり癒やされた面があり、業務を見つめ直すことができた◆経験に基づく講義で、大変身に沁...福祉系職員研修実施後のアンケート結果

  • 天王星の衛星

    新しく購入したZWO社のASI662MCというCMOSカメラの撮影能力を確かめるため、天王星の衛星が写せるか試してみました。口径40cm反射にASI662を装着し最高感度で5秒露出すると、札幌の市街地でも16等級まで写せました。画像は北を上にして掲載。恒星や衛星の傍らの数字は、撮影時の天体等級を示しています。撮影時の天王星の視直径は3.8秒角、天王星の中心から南側の第4衛星オベロン(Oberon)までの離角は約43秒角です。写っている衛星のうちで最も天王星に近いのは第1衛星アリエルで、離角は13.5秒角です。第5衛星ミランダは16.0等級と暗いうえ天王星からの離角が9.1秒角と近く、天王星からみたミランダの位置角は212度。アリエルは216度です。1枚目の画像を拡大してみました。赤い線の交点あたりがミラン...天王星の衛星

  • オリオン大星雲をスマホで撮影

    しんしのつ天文台を見学した11月4日(土)の夜は快晴。新しい撮影機材のテストをするため、帰宅直後の23時30分に自宅屋上のスライディングルーフを開けました。気温は3度。冷気が星々の輝きを増しているいるかのようです。新しい機材で撮影できたものの、撮影済みの保存画像ファイルが開けない状態となり画像処理ができません。試行錯誤の繰り返しで2時間ほど作業しましたが、眠いのと寒さで挫折しました。悔し紛れに、口径40cm反射の接眼部にスマホを押し当て、オリオン大星雲をコリメート撮影してから撤収。2023年11月5日1時48分、口径40cmF10反射望遠鏡、XW40mm接眼鏡、スマホの換算焦点距離25mm相当、露出4秒、絞りF2、感度ISO3200、色温度4200K、合成焦点距離2500mm相当。自宅は札幌の市街地で光害...オリオン大星雲をスマホで撮影

  • しんしのつ天文台を見学

    石狩管内新篠津村で2023年11月3日(金)にオープンした「しんしのつ天文台」を見学してきました。お披露目式があった11月3日(金)は曇りだったことから見学は避け、翌日11月4日(土)は晴れたことから21時に現地に到着。顔見知りのスタッフさん3人に挨拶。暗闇でも声でどうやら私だとすぐに気が付くそうです。天文指導員さんも3人が応援に来ていました。公開が始まった19時には長蛇の列だったそうですが、私が到着した終了1時間前の21時ごろには待つことなく、木星や土星などを見せてもらいました。望遠鏡は、昭和機械製のフォーク式赤道儀に搭載された口径50cmリッチークレチアン式F6.5の明るい光学系です。副鏡として口径15cm屈折望遠鏡が同架されていました。箱型の建屋がレール上を北側へ移動し、固定された口径50cm反射望...しんしのつ天文台を見学

  • 自動車ヘッドライトの光軸調整

    2023年7月下旬に購入した軽自動車スペーシアBASEを夜間に運転していると、それまでに乗っていたワゴンRよりもヘッドライト(前照灯)のロービーム光軸が高めに設定されていることに気がつきました。後部座席を外した分の重量は、常時積載し始めた車載ベッド後部の重量とほぼ同じなので、重量のバランス変化による車体が起き上がることは殆どないはずです。ヘッドライトはハイビーム(走行用の遠目)とロービーム(すれ違い用の近目)の切り替えが手動で瞬時にできるとはいえ、スペーシアの新車はロービームであっても車高が低い対向車の運転手さんが幻惑するような高めの光軸に設定されているようです。ロービームに切り替えても、対向車から「眩しいよ」とパッシング受けることが時々ありました。どうやら最近の新車はヘッドライトのロービームが高い光軸位...自動車ヘッドライトの光軸調整

  • 2023年10月31日の金星

    10月31日(火)の札幌は薄曇り。昼間の金星を見たくなり、望遠鏡を金星に向けました。大気の揺れが大きく、金星は視野内で踊っているようです。薄い雲がありコントラストも良くありません。購入したばかりのイメージングソース(CMOSカメラ)を口径15cm屈折望遠鏡に装着し、朝の9時過ぎに金星撮影の準備をします。薄雲と大気の揺れのせいで写りはよくありません。金星の視直径は22.3秒角、輝面比は54.2%です。金星はこれから外合に向け、ますます丸くなり視直径が小さくなります。金星が外合になるのは、来年2024年の6月上旬です。ところで、来年2024年4月8日(月)に北アメリカ大陸方面で皆既日食が見られます。これは、SkySafariというアプリのスクリーンショットで、2024年4月8日13時過ぎのアメリカテキサス州ダ...2023年10月31日の金星

  • 2023年10月30日の木星

    久しぶりに木星を眼視で見た後に、新しい撮影機材で試写してみました。2023年10月30日(月)23時06分に口径15cm屈折望遠鏡で撮影した木星です。木星の北極を上にして掲載。露出24msで30秒間に1249フレームの動画を記録し、大気の揺れがやや大きかったことから総フレームの50%を簡単スタック処理しています。これまで使ってきた惑星撮影機材はASi120MCというイメージングソース(CMOSカメラ)でしたが、新しい撮影機材はASI662MCです。まだ使用方法がおぼつかない割には口径15cmの望遠鏡で見える程度の模様が再現できたのではないかと思っています。2023年10月30日の木星

  • 天文指導員研修に参加

    10月28日(土)に開催された天文指導員研修(2023年度第6回目)に呼ばれました。科学館天文係から呼ばれたのは実に1年半ぶりです。研修に参加した天文指導員さんは30人ほど。研修の最初にMYさんが五藤光学製Mark-X望遠鏡の操作方法を説明しています。40年ほどの使用でもオーバーホールなどのメンテナンス不要で動きがスムーズで見え味が良い望遠鏡です。次に私が札幌市における天文普及活動の歴史と移動天文台の主な目的などをお話しさせていただきました。苦言も交えたことから、もしかしたら今後は科学館出入り禁止になるかも。天文指導員研修に参加

  • 葡萄の収穫手伝い

    2023年10月19日にアップしたブログ記事【余市町の葡萄畑】の続きです。前回の訪問時、札幌開成高校天文同好会OBのYKさんが経営する果樹園で収穫されたナイアガラを使い醸造されたワインが入手困難と聞いて諦めていたところ、収穫の手伝いをしてくれた人には後日醸造されるナイアガラ1本をプレゼントとの誘いに釣られ、知人と2人でボランティア参加してきました。(笑)10月26日(木)9時に余市町の果樹園へ集合し、前回の場所とは異なる畑のナイアガラを総勢10人ほどで収穫をします。後ろ姿はYKさんの知人?(お名前を聞きそびれました)前回は短時間のお手伝いでしたが、今回は昼食をはさみ長時間のお手伝いです。秋の日差しで少し日焼けしました。10人で葡萄500kgの収穫を終え、本日の作業が終了。葡萄の棚が低いので腰が痛いのと、首...葡萄の収穫手伝い

  • 2023年オリオン座流星群

    2023年版天文年鑑によると、オリオン座流星群のピークは10月22日(日)9時ごろだそうです。流星を数多く見るには光害の少ない郊外が有利ですが、石狩全域の天気予報が思わしくなく遠方へ遠征するかどうか迷っていました。直近の天気予報では10月21日(土)22時ごろから札幌近郊の厚真町や安平町付近で天候が回復する見込みでしたので、意を決し遠征することにしました。オリオン座流星群の輻射点(放射点)は20時ごろに地平線上に出ますし、流星観望に邪魔な眩しい月も21時ごろに沈みます。実は、その日の夕方、我が家から50mほど離れた住宅で火災が発生。半焼し鎮火直後の後始末のために赤色灯を点灯させた消防車が6台ほど停車しているのを横目に、小雨降る札幌の自宅を出発したのは21時過ぎでした。安平町の瑞穂ダム付近を目指して走行。徐...2023年オリオン座流星群

  • 夏タイヤから冬タイヤへの交換作業

    札幌都心部近郊の手稲山に初冠雪があったのは10月17日(火)でした。2023年の初冠雪は平年よりも1日早かったそうです。10月21日(土)の夕方以降、札幌近郊の平野部でも霙(みぞれ)や雪が降る予報もあって、10月21日の午前中に軽自動車のタイヤ交換を行いました。左下がこれから装着する冬用のスタッドレスタイヤ、中央が取り外した夏タイヤです。毎年2回のタイヤ交換は自分で行っています。タイヤ交換後、ガソリンスタンドのエア充填機をお借りし、前輪2.4kgf/㎠、後輪2.6kgf/㎠という車両指定空気圧にしました。少しだけ走行してからタイヤ締め付けナットの緩みがないか確認し、タイヤ交換作業が完了です。新品のスタッドレスタイヤなので、慣らし運転が必要です。タイヤメーカーのサイトで調べてみると、時速60km/h以下で2...夏タイヤから冬タイヤへの交換作業

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