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2022/07/22

  • 南アフリカでロストバゲージ(顛末その2)

    前回のブログ記事【南アフリカでロストバゲージ(顛末その1)】からの続きです。ヨハネスブルグのブリティッシュエアウェイズ(以下「BA」と略記)のカウンターで渡されたロストバゲージレシートです。(個人情報を塗りつぶしています)空港内のショップで下着と上着のシャツを購入し、ラウンジでシャワー後に着替えました。◆6月10日の昼過ぎ、香港経由で東京羽田空港に到着。入国後にBAカウンターを目指しましたがスタッフは無人でした。インフォメーションセンターで聞くと明日6時でないとスタッフが来ないそうです近くにJALのカウンターがあったので、JALスタッフに事情を話すと手伝ってくれました。まず、BAのロストバゲージのサイトでロストバゲージ番号で検索してもらったところ、O・Rタンボ国際空港のBAカウンターで私が申請用紙に書いた...南アフリカでロストバゲージ(顛末その2)

  • 南アフリカでロストバゲージ(顛末その1)

    シドニー空港のカンタス航空チェックインカウンターで預け入れたリュックが南アフリカのヨハネスブルグで行方不明、つまりロストバゲージにあいました。そのことを6月14日のブログ記事【世界一周航空券(フライト5回目)】に書きましたが今回の記事はその後の顛末です。様々なことがあり長文になることから記事を3回に分けて書きます。これは、6月7日にシドニー空港のカンタス航空カウンターでリュックを預けた際に発行されたバゲージレシートです。(個人情報を塗りつぶしています)シドニー→ロサンゼルスカンタス航空QF11便ロサンゼルス→ロンドンアメリカン航空AA134便ロンドン→ヨハネスブルグブリティッシュエアウェイズBA55便というように、ロサンゼルスとロンドンをスルーして南アフリカのヨハネスブルグでリュックを受け取るようになって...南アフリカでロストバゲージ(顛末その1)

  • だいち4号打ち上げ1日後の飛行を目撃

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)が種子島宇宙センターから2024年7月1日(月)12時06分に打ち上げ成功した地球観測衛星「だいち4号」が7月2日(火)の23時過ぎに北西の空で見えるという予報を知りました。この日は19時前から札幌の自宅屋上で二重星などを観望していたため、慌てて身支度し自宅から北へ30kmほど離れた石狩市厚田区望来という場所に到着したのは23時少し前。普段あまり人が来ない場所まで行ってみると、自動車のヘッドライトに星空の写真を撮影している3人が浮かび上がりました。ライトを消し「こんばんは」と声をかけ、邪魔にならないよう少し離れた道路脇でインターバル撮影を開始。だいち4号(ALOS-4)は、うしかい座の付近で地球の影から出現し2〜3等級ぐらいの明るさで北斗七星を通過していきました。左下は対岸...だいち4号打ち上げ1日後の飛行を目撃

  • 薄明中のプリケルマ・M13・NGC6210

    2024年7月2日(火)の夕方、札幌では綺麗な日の入りが見えました。日没10分前の19時08分に自宅屋上で撮影。空の透明度がやや悪く、いつもの太陽の眩しさが感じられない日没です。19時20分、太陽が沈んで2分後の明るい空ですが南中16分前で地平高度74度のプリケルマ(うしかい座ε星)を口径40cm100倍で監察。明るい青空に浮かぶ主星とポツンと寄り添う伴星が可愛いです。この日は拡大撮影の準備をしなかったので、薄明終了後に撮影した1年前の画像を掲載しておきます。薄明終了後のプルケリマを超拡大のうえ動画撮影しスタック処理を施しています。ヘルクレス座ζ星に望遠鏡を向けています。19時39分に撮影。太陽高度は地平線下3度で、まだまだ空は明るいまま。ζ星は主星2.8等級・伴星5.4等級・離角1.5秒角と近接二重星で...薄明中のプリケルマ・M13・NGC6210

  • 遠軽天文同好会の会合に参加

    6月23日のブログ記事【1936年(昭和11年)に遠軽で見えた皆既日食】からの続きです。遠軽の遠征から6月22日(土)の夕方に札幌まで帰宅したものの、1936年の皆既日食で使われ遠軽町郊外にある「北海道家庭学級」に寄附されたという口径20cm反射望遠鏡のことが気になり、翌日の6月23日(日)にもう一度遠軽町まで行ってきました。その日の19時から遠軽天文同好会の会合があると聞いていたからです。遠軽に到着したのは15時ごろ。まず、郷土館に寄って望遠鏡の鏡筒寸法を測ってみました。なお、郷土館スタッフから個別の写真はブログなどのSNSに掲載不可とのことでしたが、展示物全体の様子ぐらいなら掲載OKと聞いていたので、1枚撮影しスタッフにお見せしたところ、まあいいのではと内諾をいただきました。内諾を頂いたので2階展示室...遠軽天文同好会の会合に参加

  • ばんえい競馬を見学

    前回のブログ記事【帯広美術館で開催されている星野道夫写真展を見学】からの続きです。北海道の帯広競馬場では「ばんえい競馬」というユニークな競馬が開催されています。ばんえい競馬というのは、騎手と重量物を積載した鉄製のそりを曳き、2箇所の障害(台形状の小さな山)が設置された直線200メートルのセパレートコースで力と速さ、および持久力や騎手のテクニックを競うものです。以上、Wikipediaから引用。ばんえい競馬をこれまでに見たことがなかったので、2024年6月22日(土)に初めて帯広競馬場へ行ってきました。13時に競馬場到着。1レースの馬券を購入。実に50年ぶりの購入です。ここの登録馬に「ミナミジュウジセイ」という馬がいるのですが、残念なことに翌日に出走するとのこと。止むを得ず「アッソウオトメ」という馬に賭けて...ばんえい競馬を見学

  • 帯広美術館で開催されている星野道夫写真展を見学

    前回のブログ記事【植村直己記念館を見学】からの続きです。2024年6月22日(土)の昼前、おびひろ動物園の敷地内にある植村直己記念館を出て、すぐお隣の帯広美術館の見学をしました。ここでは星野道夫写真展が開催されています。開催期間は2024年4月20日から6月30日までとのこと。展示室内は撮影禁止。展示室入り口のパネルだけ撮影が許されていました。展示されていた写真の1枚1枚が自然の瞬間を切り取られた芸術作品のようでした。天体の証拠写真を主に撮影している私にとって、このような作品を鑑賞し撮影時の状況を想像することは貴重な時間です。美術館を出た後は、帯広市郊外の「ぶた一家」という食事処で昼食。昼食後に帯広競馬場へ向かいました。競馬場の様子は次回のブログ記事で。帯広美術館で開催されている星野道夫写真展を見学

  • 植村直己記念館を見学

    前回のブログ記事【遠軽訪問を終え帯広の動物園へ】からの続きです。2024年6月22日(土)、おびひろ動物園内にひっそりと設置されている植村直己記念館を見学してきました。イグルー(圧雪ブロックを使って作る一時的なシェルター)を模した外観です。植村直己さんは1941年生まれで1984年に冬期のデナリ(マッキンリー)で遭難死された世界的な冒険家です。身長は162cm。偉業を成し遂げた人ですが意外と小柄です。犬ぞりで北極点に到達した様子を展示していました。展示されている犬は3頭でしたが、実際に一緒だった犬はもっと多かったはずです。遺品や写真を見ているうち、これまでに感じたことがない何ともいえない感情が湧き上がってきました。もっと冒険がしたかっただろうになあ。植村直己記念館をじっくり見学してから、帯広美術館へ向かい...植村直己記念館を見学

  • 遠軽訪問を終え帯広動物園へ

    前回のブログ記事【1936年に遠軽で見えた皆既日食】からの続きです。予定していた遠軽町での用事を終え帯広に向かう途中、陸別町の銀河の森天文台に寄りました。銀河の森天文台です。6月21日(金)18時30分に撮影。6月12日(水)の午後、天文台の敷地内(上の画像の右奥)にクマさんが歩いていたとのことで、現在でも敷地内の一部が立ち入り制限していました。職員の中島さんと久しぶりにお会いし、今年の星見人の会の開催見込みなどをお聞きし辞去。士幌町の道の駅に到着したのは21時ごろ。ここで仮眠しようとベッドメイキング。小雨が降っています。おやすみなさい。ところが、22日(土)午前3時過ぎに車の屋根からカタンカタンと大きな音が聞こえ始めて目が覚めました。何の音かと車外に出ると、高圧電力線から落ちる雨粒の音でした。画像では電...遠軽訪問を終え帯広動物園へ

  • 1936年(昭和11年)に遠軽で見えた皆既日食

    2024年5月下旬に遠軽町を訪問した際、瞰望岩(がんぼういわ)に天文ドームがあることを見つけました。ここの天文ドーム銘板には「遠軽天文台」という表示がありました。なお、このときの様子はブログ記事【紋別観光その2】に書いてあります。これまで「遠軽天文台」の存在を全く知らず、遠軽天文台の歴史について調べてみようと思い立ちました。6月21日(金)の早朝、札幌の自宅を出発し、昼過ぎに遠軽町の佐藤さん宅を訪問しました。佐藤さんは遠軽天文同好会の元会長さんで、遠軽町の教育委員会からの紹介で5月下旬に私から佐藤さんに電話し、遠軽町再訪を約束していました。佐藤さんとは初対面と思いきや、実は1979年7月に名寄市で開催された「第10回星と楽しむ会」に一緒に参加していて、記念写真にはすぐお隣で写っていました。これには笑ってし...1936年(昭和11年)に遠軽で見えた皆既日食

  • 2024年6月19日の火星

    6月19日(水)の札幌は朝から快晴。朝の7時55分に自宅屋上から南を向いて撮影。気温は19度と清々しい天気です。火星が8時ごろに南中するので望遠鏡で眼視確認と撮影をしてみました。火星は表面輝度が比較的高いため日中の土星や木星に比べ見やすいうえに、オレンジっぽい色の火星は青空と色の差が際立ち、青空に浮かぶ金星に次ぐ見やすさです。口径40cm反射だと外気温に順応するのに時間がかかるためボケボケ状態。開閉式屋根を開けた直後に観るには温度順応が速い屈折望遠鏡のほうが有利です。口径15cm屈折+スマホで8時02分にコリメート撮影した5枚の静止画をスタック処理してみました。スマホのお手軽撮影だと5枚スタックでも画像が荒れてしまいます。スカイグローフィルターを併用、合成焦点距離は約28,300mm。これほど小さな火星の...2024年6月19日の火星

  • 2024年6月16日のオルバース周期彗星

    周期69年ほどで太陽の周りを公転しているオルバース彗星(13P/Olbers)が夕方の空で明るく見えているとの情報を得て、眼視観察と撮影に挑戦してみました。2024年6月16日(日)の札幌は昼過ぎに雷鳴と土砂降り、夕方からほぼ快晴といった変化が激しい天気でした。20時過ぎに自宅屋上の屋根を開け、望遠鏡をスタンバイ。北西の方向を日没1時間後に撮影。6月16日の日没は19時16分。夏至を控え札幌の日没は19時過ぎと遅い時刻となっています。夕方のオルバース彗星は北西の低空に位置し、ぎょしゃ座を東方向へゆっくり移動中です。望遠鏡支柱を最大限の60cm伸ばし、彗星の予報位置に目盛環を使い望遠鏡を向けると、まだ薄明中ですが口径15cm屈折望遠鏡70倍の視野にはボーッとした星雲状天体が確認できました。すぐにミラーレスカ...2024年6月16日のオルバース周期彗星

  • 世界一周航空券(前半のまとめ)

    前回のブログ記事【世界一周航空券(中断フライト2回目と3回目)】で前半のフライト状況を書き終えたので、2024年6月6日(木)から6月10日(月)まで5日間の世界一周(前半)を振り返ってみます。1回目のフライトは【札幌(新千歳空港)から東京(羽田空港)へ】。2回目のフライトは【東京からシドニーへ】。今回搭乗した4回の国際線ファーストクラスのうち、トイレにウォッシュレットが付いていたのはJALだけでした。なお、この機材は17年前に導入された古い機材ですが途中で改修されているとCAさんから説明がありました。3回目のフライトは【シドニーからロサンゼルスへ】。シドニーではミニ観光ができました。着替えなどを入れたリュックを預け入れたのがシドニーのカンタス航空カウンターです。ヨハネスブルグで受け取れるはずでした。4回...世界一周航空券(前半のまとめ)

  • 世界一周航空券(中断フライト2回目と3回目)香港から札幌へ

    前回のブログ記事【世界一周航空券(中断フライト1回目)】からの続きです。南アフリカのヨハネスブルグで受信したキャセイ航空からのメールに「香港空港のラウンジはここがお勧めです」というメッセージを信じてラウンジを利用。ところが、利用したラウンジから歩いて15分以上も離れた7番ゲートが羽田行きでした。空港マップを見ると、歩いて5分の7番ゲートから近い別のラウンジが利用できたはず。きちんと自分で調べるべきでした。香港8時45分発羽田行きCX548便(ボーイングB777-367ER)です。ここでもJALのステータスが有効で優先搭乗できました。なお、香港から札幌(新千歳空港)への直行便がありますが、うまく乗継ぎできない時刻設定でしたので、羽田乗継ぎを選びました。ほぼ満席です。エコノミー席配列は3+4+3で私の席は通路...世界一周航空券(中断フライト2回目と3回目)香港から札幌へ

  • 世界一周航空券(中断フライト1回目)ヨハネスブルグから香港へ

    前回のブログ記事【世界一周航空券(フライト5回目)】からの続きです。6月6日(木)に札幌を出発し、東京→シドニー→ロサンゼルス→ロンドン→ヨハネスブルグと乗り継いできた世界一周は、ここ南アフリカのヨハネスブルグで中断し、別手配のキャセイ便で香港と羽田を経由し札幌へ戻ります。香港便に乗継ぐ時間を4時間ほどとっていましたが、前回のブログ記事に書いたようにロストバゲージの手続きのため、かなりギリギリの乗継ぎになってしまいました。ラウンジからBターミナルの搭乗口に行くと、待合室からはみ出るほどの長蛇の列。搭乗券のプリチェックをしていたスタッフにワンワールドのステイタスカードとエコノミー席の搭乗券を見せたところ、搭乗ゲートの左側に20人ほど並んでいる列に並んでくださいとの有難いお言葉。並んでいる人混みを「エクスキュ...世界一周航空券(中断フライト1回目)ヨハネスブルグから香港へ

  • 世界一周航空券(フライト5回目)ロンドンからヨハネスブルグへ

    前回のブログ記事【世界一周航空券(フライト4回目)】からの続きです。6月8日(土)の18時過ぎ、ヒースロー空港内のファーストクラスラウンジを出て38番ゲートに進み、南アフリカのヨハネスブルグ行き航空機への搭乗開始。今回5回目のフライトはブリティッシュエアウェイズのBA55便、使用機材はボーイングB777-323ERです。座席は進行方向左側の2K。窓は外側面と内側面の隙間が数cmあって、自作忍者レフを使った星の撮影には向いていないことに気がつきました。残念。BA55便はほぼ定刻通りの18時10分のドアが閉められ、18時34分にヒースロー空港を離陸。アフリカ大陸上空に入ってから2時間ほど経過後に薄明が終わりましたが、高層雲が邪魔をして星が全く見えません。星が見えないのでCAさんにベッドメイクをしていただき寝る...世界一周航空券(フライト5回目)ロンドンからヨハネスブルグへ

  • 世界一周航空券(フライト4回目)ロサンゼルスからロンドンへ

    前回のブログ記事【世界一周航空券(フライト3回目)】からの続きです。6月7日(金)、アメリカン航空AA134便は定刻どおり18時10分にロサンゼルス空港の41番ゲートからプッシュバックされ、一路ロンドンのヒースロー空港へと向かいます。誘導路の途中で離陸まで20分ほど待たされました。座席は1A。進行方向左側にしたのは思惑があってのこと。あわよくばオーロラが写せるかもと考えました。空港から一歩も出なかったけれど、さようならロサンゼルス。6月7日(金)18時34分に離陸。夕飯後、西空や地上の景色を見て楽しみました。日没です。20時04分に撮影。細い月が見えてきました。20時47分に撮影。飛行経路が私の想定よりも北側なようで、夏至が近いことから薄明がまだまだ続きそうです。薄明終了まで長時間待つことになりそうなので...世界一周航空券(フライト4回目)ロサンゼルスからロンドンへ

  • 世界一周航空券(フライト3回目)シドニーからロサンゼルスへ

    前回のブログ記事【世界一周航空券(シドニー観光)】からの続きです。世界一周を西回り(日本→アジア→ヨーロッパ→北米→日本)にするか、東回り(日本→北米→ヨーロッパ→アジア→日本)にするかプランの作成時までに決める必要があります。時差ボケ解消には西回りがいいと聞いたことがありますが、私は東回りの方が好きです。なぜなら、西回りで日中に離陸すると太陽を追いかけるような方向に飛ぶため昼間が長時間続くような感じがしたり、夜の離陸であれば夜が長時間続くようなのが嫌なためです。東回りだと地球の自転が速く感じられます。ただし、食事が朝食なのか昼食なのか夕食なのかを意識して食べ過ぎにならないよう胃の負担を軽減する必要があるのが難点です。(笑)今回の世界一周で私は東回りに決め太平洋を東に向かいます。ということで、フライト3回...世界一周航空券(フライト3回目)シドニーからロサンゼルスへ

  • 世界一周航空券(シドニー観光)

    前回のブログ記事【世界一周航空券(フライト2回目)】からの続きです。私が羽田空港から搭乗したJL51便は6月7日(金)6時22分にシドニーのキングスフォード国際空港に着陸。6時35分に飛行機の扉が開きました。入国審査は短時間で済みました。フライト3回目のロサンゼルス行きに乗継ぐまで11時間ほどあり、シドニー中心部まで観光することに。キングスフォード国際空港に到着した多くの人はシドニーの中心部までエアポートリンクという電車に乗ります。しかし、乗車料金が片道20AUD(オーストラリアドル≒2000円)以上と高額です。これには国際空港利用料のようなものが上乗せされているからと聞きました。私は空港ビルを出たすぐの所にあるPublicBusという表示のバス420番「Mascot駅」行きのバスに乗車。乗車時はクレジッ...世界一周航空券(シドニー観光)

  • 世界一周航空券(フライト2回目)羽田からシドニーへ

    前回のブログ記事【世界一周航空券(フライト1回目)】からの続きです。羽田空港ターミナル1からターミナル3へ無料連絡バスで移動。保安検査はファストレーンを使えたので並ぶことなく5分で通過。出国審査はキオスクという自動ゲートを使いあっという間に終了。パスポートに出国スタンプを押してもらいました。小腹が空きました。ダイヤモンド・プレミアラウンジで軽く夕飯。夕飯後にシャワーを利用。私が搭乗するシドニー行きJL51便が定刻よりも40分遅れの20時10分発に変更されたというメールを受信。機内食が少し遅れることを考え羽田空港名物のビーフカレーを少しだけ食べました。(笑)なお、スタッフによるとシドニー便は早着を避けるために定時出発をあえて遅くすることがあり、遅発でも定刻通り到着しますとのこと。羽田空港の国際線ラウンジから...世界一周航空券(フライト2回目)羽田からシドニーへ

  • 世界一周航空券(フライト1回目)札幌から羽田へ

    前回のブログ記事【座席のブロックと座席変更】からの続きです。初めての世界一周ですが観光する時間が殆どなく、航空機の搭乗と乗継ぎ時のラウンジ滞在が殆どという世界一周です。各国での観光が殆どない物足りなさも感じるものの、20年来の夢が叶う第一歩。いよいよ世界一周(前半5日間)の開始です。諸般の事情で5日間を超え自宅を留守にできないことから各都市での観光は時間不足でほぼ諦めます。6月上旬に出発し、途中で中断。別手配の航空券で5日目に帰国。7月下旬に世界一周の中断地点まで別の航空券で復帰し、後半の5日間ルートを通り帰国するプランです。世界一周航空券は1年間有効なので途中で中断し、別途航空券を入手すればこのような分割が可能です。2024年6月6日(木)、札幌の自宅からバス停まで10分ほど歩き空港連絡バスに乗車。50...世界一周航空券(フライト1回目)札幌から羽田へ

  • 座席のブロックと座席変更

    前回のブログ記事【オーストラリアETAの申請】からの続きです。世界一周の開始48時間前の6月4日(火)16時に座席変更を試みました。実は、1フライト目の新千歳空港から羽田空港までの航空機は15時過ぎの便だったことから、窓からの日差しを避けるため進行方向左側のA席を選びたかったのですが、ブロックされていて航空券の発券時には太陽光が差し込む進行方向右側の座席しか選べませんでした。発券時に選べたのは1Hと1Kのどちらか。止むを得ず窓側のK席を選びました。×印は航空会社でブロックしている席ですが実際は空席のはず。白抜きの座席も空席です。ブロックはステータスを持っている上級会員のためらしいですが、私はステータスがJGCサファイアと下位なのでブロックされたまま。6月4日(火)15時過ぎにブロックが解放されたことで1K...座席のブロックと座席変更

  • オーストラリアETAの申請

    前回のブログ記事【世界一周航空券の予約と発券】からの続きです。まず最初の訪問国はオーストラリア。その後、アメリカまで飛びます。国際空港で24時間以内の国際線同士の乗り継ぎ(Transfer)であっても国によっては入国ビザが必要らしいことが判明。最初の訪問国オーストラリアの電子渡航許可(ETA=ElectronicTravelAuthority)を取得することにしました。ETA申請のために参考にしたオーストラリア政府による日本語PDFガイダンスです。【https://immi.homeaffairs.gov.au/supporting/files/australian-eta-app-industry-guidance-japanese.pdf】最初のページに「旅行業界関係者向けガイダンス」と示されていまし...オーストラリアETAの申請

  • 世界一周航空券の予約と発券

    前回のブログ記事【世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その2)】からの続きです。様々な理由で世界一周航空券はJAL系のワンワールドを選びました。ワンワールド加盟の航空会社ロゴです。2024年6月時点で13社が加入しています。この他にオマーン・エアが2024年11月ごろワンワールド加盟の予定で、フィージー・エアウェイズがワンワールド・コネクトメンバーとなっています。ワンワールドの世界一周航空券のルールを熟読し支援アプリへの入力を繰り返しました。しかし、何回やっても訳が分からないエラーとなったり、希望する航空便が出てこないことからお手上げ状態に。八方塞がりで困りました。旅行会社のHISやJTB、世界一周堂などが世界一周航空券のプランの相談を受け付けていますが相談料が必要です。なお、HISの相談料は33,000円...世界一周航空券の予約と発券

  • 世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その2)

    2024年2月のブログ記事【世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その1)】からの続きです。世界一周用に用意されているJAL系のワンワールドとANA系のスターアライアンスの航空券予約の支援アプリを使い、世界の都市をビジネスクラスを使って「妄想」の世界一周を味わっています。世界一周航空券のことを知ったのは20年ほど前。本気で考え始めたのは早期退職後から9年経過した2019年でした。ところが2020年早々に新型コロナウイルスの蔓延で諦めざるを得ず、2023年4月以降になって諸般の事情から自宅を5日以上空けられない状態が現在でも続いています。そんな事情で世界一周を諦め気味でしたが、そろそろ実行に移さないと体力的に行けなくなるかもしれません。そこで、世界一周航空券の有効期間は1年間ということを利用し旅行プランを分割し...世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その2)

  • 自動車運転免許証の高齢者講習

    2024年4月下旬、自動車運転免許の高齢者講習受講通知のハガキが郵送されてきました。受領したその日のうちに近くの自動車運転学校に電話し講習日の予約を完了。2024年5月31日(金)9時過ぎに自動車学校を訪問。ここは51年前の1973年(昭和48年)に私が自動車運転免許を取得する際に通った自動車学校です。1976年(昭和51年)にここで自動二輪の免許を取って以来ですから48年ぶりの訪問です。通知ハガキ、運転免許証、講習代金7,000円を支払い受付完了。道路交通法改正の説明と、高齢者が心がける運転についての説明が30分ほどありました。お次は運転適正検査です。静止視力・動体視力・夜間視力の測定をしていただきました。特に問題なし。最後は実車指導です。特に指摘はなく、無事に「運転免許取得者等教育(高齢者講習同等)終...自動車運転免許証の高齢者講習

  • 紋別観光その2(遠軽・紋別の観光と星空撮影)

    前回のブログ記事【紋別観光その1】からの続きです。紋別滞在3日目。霧雨の中、池田さんの希望で遠軽(えんがる)方面まで移動。旭川発網走行き特急オホーツクが遠軽駅に入線。200円の記念入場券を購入しホームへ。ここで列車は進行方向を逆にするスイッチバックをし網走へ向かいます。橋梁を通過する列車を撮影したいという池田さん。瀬戸瀬(せとせ)駅近くの「救世橋」まで移動。撮影適地を探すロケハンをしてから遠軽中心部へ戻りました。遠軽市内を見下ろす瞰望岩(がんぼういわ)に登ります。高台の駐車場に駐車し5分ほど坂道を歩き頂上へ。ここは地上から78m。ほぼ垂直にそびえ立つ1枚岩のようです。ロープや柵が全くないため、立ったままだと怖いため座りながら撮影する池田さんです。私もヘッピリ腰になりました。すぐ下は垂直の崖です。(怖)瞰望...紋別観光その2(遠軽・紋別の観光と星空撮影)

  • 紋別観光その1(チューリップと芝桜)

    星仲間の池田さんが写真撮影のため来道するというので紋別空港で待ち合わせをし、観光名所などを一緒に巡りました。紋別は北海道の北東側に位置し流氷観察で有名な街です。紋別滞在中の天気予報では夜の晴れ間があまり望めないようで星景写真撮影は難しいかも。もしかしたら観光だけになる可能性が高いと思いながら、5月27日(月)6時に雨模様の札幌を出発。国道275号線、滝川から国道12号線、旭川から国道39号線、比布(ぴっぷ)から無料の自動車専用道路を通り浮島ICで下車。国道273号線を通り紋別空港に着いたのは11時50分でした。札幌から紋別までの走行距離280km。池田さんが搭乗したNH375便が紋別空港に着陸したのは定刻よりも少し遅れて12時24分でした。紋別空港が視界不良のため羽田空港へ引き返すこともあるという条件の飛...紋別観光その1(チューリップと芝桜)

  • 忍者レフの自作

    私は航空機の窓から星空を撮影することがあります。これは羽田発ダラス行きJL12便で露出30秒手持ち撮影した東側から昇る夏の天の川ですが、室内照明が窓に反射し右側へ写り込んでしまいました。左側の灯りは主翼先端の保安灯の影響です。ブログタイトルにある忍者レフというのは、航空機の窓や建物内から外を撮影する際、窓ガラスに内部照明の反射光が写り込むことを防ぐための道具です。忍者レフは市販されていますが少し高価なので自作してみました。商用航空機の窓の大きさをWeb上で調べてみると、2024年時点で最大の窓を備えた機種はボーイング787の47cm×27cm、小さな例としてはボーイング747の32cm×23cmでした。この窓を覆えるように作ってみます。材料として大型DIY店でデコパネという商品名で市販されている厚さ5mm...忍者レフの自作

  • ジンバル機能を搭載した小型カメラ

    旅行中の様子を気軽に動画撮影しようとジンバル機能を備えた小型カメラを2024年5月に購入しました。ジンバル(Gimbal)というのは、カメラ本体を支える上下軸(チルト軸)・左右軸(パン軸)・水平軸(ロール軸)の3軸をモーターなどで駆動させ手ブレを相殺させる作動機能のことです。重さは179gで長さは14cm。片手で持ちながら撮影したり胸ポケットに入れたままの撮影もできそうです。オモチャみたいな外観ですが、これで4K撮影可能です。大型家電店での購入時にメーカーのスタッフさんがいたので、アプリのインストールからカメラの動作初期設定(アクティベート)まで手伝っていただきました。感謝!ジンバル機能を搭載した小型カメラ

  • 冬タイヤを夏タイヤに交換(2024年春)

    私は時々北海道の峠道を通ることがあるので、冬タイヤを夏タイヤに交換するのは毎年ゴールデンウィーク明けで他の人よりも遅めです。加えて3月に発症したギックリ腰の軽快を待ったため、2024年はさらに遅い5月22日(水)に自宅前でタイヤ交換作業をしました。夏タイヤを取り付け完了。地面に置いているのが外した冬タイヤです。スペーシアBASE(愛称はイエロースーちゃん)が春の日差しを受けて眩しいです。タイヤローテーションを守るため、タイヤ交換時にはタイヤホイールの裏側に書いたタイヤ番号をメモしています。取り外した冬タイヤの溝に嵌っている小石をプラスチックレバーで取り除きながら、異物が刺さっていないことを確認し車庫に保管。タイヤ交換後に少し走ってから固定ナットの増し締めも行いました。なお、2023年の冬タイヤから夏タイヤ...冬タイヤを夏タイヤに交換(2024年春)

  • 大潮防除

    最近になって大潮防除(おおしおぼうじょ)という言葉を初めて知りました。まず、「大潮」という現象の説明から。気象庁のサイトに書いてあった「大潮」の記述を引用します。『海面の水位(潮位)は約半日の周期でゆっくりと上下に変化しています。この現象を「潮汐」といいます。潮汐が起こる主な原因は、月が地球に及ぼす引力と、地球が月と地球の共通の重心の周りを公転することで生じる慣性力を合わせた「起潮力」です。(中略)起潮力は地球を引き伸ばすように働くと、潮位の高いところと低いところができます。潮位が上がりきった状態が「満潮」、反対に下がりきった状態が「干潮」です。(中略)地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなります。この時期を「大潮」といいます。...大潮防除

  • さっぽろライラックまつり2024が開催

    さっぽろライラック祭りが2024年5月15日(水)から開催されています。5月20日(月)の昼前、街中まで用事があったついでに大通公園のライラックを見てきました。大通公園の花壇には色とりどりの花が咲き誇っていました。薄曇りです。大通3丁目で撮影。テレビ塔はお化粧直しのため上部がネットで覆われていました。今年はライラックの花が咲くのが早かったようで、満開を少し過ぎていました。付近はライラックの香りが漂っています。大通公園5丁目から7丁目は様々なテナントなどが出展されていますが、ちょっとした飲食をするだけでも割高なので4丁目までの見学で我慢しました。(笑)大通会場では5月26日(日)までライラックまつりが開催されています。さっぽろライラックまつり2024が開催

  • 2024年5月14日のTsuchinshan-ATLAS彗星

    紫金山・アトラス彗星(C/2023A3(Tsuchinshan-ATLAS))が9月下旬の近日点通過を控え徐々に明るくなってきました。明るくなってきたとはいえ現在は10等級ぐらいとの予報で、少し大きめの望遠鏡を使えば夜空が明るい札幌の市街地でも見えるのではないかと、自宅屋上の口径40cm反射望遠鏡を向けてみました。5月14日の紫金山・アトラス彗星はポリマ(おとめ座γ星)の北3度ほどの位置を移動中です。この日の彗星の南中は20時50分ごろ。天文薄明終了後に南中といった位置的には好条件です。しかし、かに座に月齢6の月が輝き薄い雲のため3等星のポリマが裸眼でようやく見えるといった状況で透明度のほうが悪条件でした。20時20分過ぎに口径40cm反射100倍で彗星予報位置を丹念に見ても夜空の明るさに埋もれてしまい彗...2024年5月14日のTsuchinshan-ATLAS彗星

  • 2024年5月11日深夜の低緯度オーロラ

    これまで低緯度オーロラを北海道で見ようと数年前から何度か挑戦してみましたが、見ることが叶いませんでした。2024年5月10日(金)の夜から大規模な太陽フレアの爆発に伴う地磁気の乱れで、北海道で低緯度オーロラが見えるかもという予報が出ていました。この日は全道的に悪天候が見込まれ遠征は中止。翌日の5月11日(土)も地磁気の乱れが続き低緯度オーロラの発生確率が高いとのことで、初山別方面まで遠征することを決意しました。17時に札幌の自宅を出発。国道275線を通ります。道の駅「サンフラワー北竜」で途中休憩。道の駅のモニュメントを背景にした夕焼けです。雲があるものの月が見えています。5月11日19時12分に撮影。北竜町碧水から左折し国道233号線へ。北竜ひまわりICから無料の自動車専用道路を通過。留萌市で国道239号...2024年5月11日深夜の低緯度オーロラ

  • 2024年5月9日の月(月齢1.3)

    2024年5月9日(木)の日の入りは18時45分。北緯43度の札幌は日の入り時刻がどんどん遅くなってきました。色々なことが重なり自宅屋上の屋根を開けたのは1か月振りです。日没前から口径15cm屈折望遠鏡を月に向け撮影の準備をしています。日没9分前の18時36分、細い月を望遠鏡の視野に捉えることができました。背景の空がかなり明るくとても淡い月で、5倍20mm双眼鏡では見つけられません。日没から22分後の19時07分に撮影。この時刻になると双眼鏡で月が簡単に見つけられましたが裸眼ではギリギリでした。新月は5月8日(水)12時22分なので新月から1日と7時間ほど経過した月齢1.3のお月様です。日本古来の名称だと繊月(せんげつ)とか二日月(ふつかづき)です。なお、月齢3に達した月のことを三日月と呼んでしまいがちで...2024年5月9日の月(月齢1.3)

  • こどもの日と母の日

    5月5日(日)の朝の会話で「きょうはこどもの日だねー」と母に伝えると、「いつになってもあなたは私の子供だから、おやつ作ろうか」と言って、ボタ餅(おはぎ)を作り始めました。98歳の母がボタ餅を作っています。小豆をコトコト煮て、炊きたてのうるち米に布巾で包んでいきます。仏壇にいる父と兄にお供えをし、私も美味しくいただきました。こどもで良かった。(笑)日頃の感謝の意味を込めて、5月12日(日)の「母の日」にカーネーションを贈りました。いつも食事を作ってくれてありがとうございますと声がけしてから手渡しました。母にプレゼントしたフラワーアレンジメントです。母はCOOPの宅配「トドック」の食材を分厚いカタログから選ぶのに忙しいようです。(笑)トドックさんは毎週1回の配達。食材を選んで注文用のマークシートに記入し自作一...こどもの日と母の日

  • 2024年みずがめ座η流星群

    みずがめ座η(エータ)流星群の極大日は2024年版天文年鑑によると5月6日(月)朝の6時という予報でした。残念ながら、直前の天気予報では北海道全域は曇りか雨の予報でした。これは5月5日(日)の朝の時点に出されたWindyという天気予報アプリのスクリーンショットです。5月6日(月)の薄明開始時の雲の状況をみると晴れ間は全くない予報です。止むを得ず、みずがめ座η流星群極大日の前ですが、5月3日(金)の深夜に札幌市の郊外まで遠征。薄雲が北西から南東の方にゆっくりと移動してくるのがわかります。天頂付近だけ薄雲がないようなので撮影開始。夏の大三角を撮影。5月4日2時21分、焦点距離24mm相当、露出15秒、絞りF2.8、感度ISO64001時過ぎからから3時までの間に流れたみずがめ座η流星群は僅か3個でしたが写野外...2024年みずがめ座η流星群

  • 2024年5月2日の月の出と日の出

    2024年5月1日(水)の22時から十勝岳の麓にある望岳台という場所で星空を見ていました。日付けが変わり、この日の月の出時刻は1時28分ごろ。月の出の方向には美瑛岳(標高2052m)から十勝岳(標高2077m)に連なる山並みが地平線上に昇ってきた月の障壁になっています。しかし、月の出時刻直後から南東の空が徐々に明るくなってきたのがわかりました。どうやら十勝岳の噴煙を上げる場所から月が顔を出しそうです。3時12分に撮影。3時13分から25分までインターバル撮影後に24倍速編集した動画をYoutubeにアップしておいたのでリンクを貼っておきます。【月の出の動画】3時27分に撮影。十勝岳の噴煙と月齢22の月です。3時37分に撮影。北東の空が朝焼けに染まってきました。右端は月です。3時45分にスマホで撮影。4時1...2024年5月2日の月の出と日の出

  • 十勝岳の噴煙と夏の天の川

    5月1日(水)は全道的に晴れ。翌朝まで晴れの予報だったので思い切って美瑛町の望岳台まで遠征してきました。望岳台に到着したのは5月1日22時過ぎ。駐車場に車を置き、なだらかな山道を5分ほど歩いて行くと、既に1人の男性が写真撮影をしていました。大阪在住で北海道が気に入り数年前に旭川へ移住。旭川を拠点に全道で写真撮影をされているそうです。23時過ぎに男性がお帰りになったので、私も撮影開始。十勝岳の噴煙口近くの山裾からアンタレスが昇ってきました。5月1日23時24分、焦点距離35mm相当、露出30秒、絞りF2.8、感度ISO8000この日は望岳台で撮影者が入れ替わり立ち替わり登場。ピーク時には私を含め7人が横一列で山並みと星空を撮影していました。お互い邪魔にならないよう配慮し声をかけながらの撮影です。今年は積雪量...十勝岳の噴煙と夏の天の川

  • 望遠鏡三脚の開き止め

    2022年6月のブログ記事【TS式65mm屈折赤道儀V-1の整備が完了】の続きです。望遠鏡三脚の開き止めとして応急的にプラスチックチェーンを取り付けましたが、望遠鏡所有者のNSさんから「不安定で使い辛い」という声をお聞きし、2年後に本格的な開き止めを作ることにしました。左から市販支持脚を利用した三脚ステーの回転軸部品。回転軸は直径10mmのアルミパイプです。強度的に丸棒を使いたかったのですが、手持ちがありませんでした。その隣は10mm厚アルミ板をフライス盤で加工した開き止めセンターです。蝶番を3枚付けてあります。右は15mm×30mm×140mmのアルミチャンネルを利用した三脚ステーです。4月30日(火)の朝8時に札幌の自宅を出発。腰痛が少し残っているためクッションを腰に当てがい、時々休憩をとりながら13...望遠鏡三脚の開き止め

  • 札幌丘珠空港で出会ったワンちゃん

    ゴールデンウィーク中の観光地はどこも激混み。穴場のひとつが札幌市の市街地にある札幌丘珠空港です。4月29日(月)に札幌丘珠空港に隣接する南東側緑地に出かけました。予想通り、広い敷地内にはあまり人がいませんでした。ワンちゃんを連れて散歩している人達が結構います。ラプラドールを連れている女性に声をかけると、お爺ちゃんワンコだそうです。私が背中をしばらくナデナデしていると、お腹を向けて気持ちよさそうに目をしばらく瞑っていました。お腹もナデナデ。そうこうしているうちに南東方向から飛行機が見えてきました。函館空港から飛んできたJL2748便です。4月29日14時44分に撮影。風が強かったせいで主翼の傾きがフラフラと変わりバランスを取っています。JL2748便の着陸直前の飛行経路です。Flightradar24という...札幌丘珠空港で出会ったワンちゃん

  • 静内の夜桜

    ギックリ腰の痛みが少し残っていることから星仲間の横山さんの車に同乗させてもらい、日高方面の新ひだか町(旧静内町)まで遠征してきました。桜の名所「静内二十間道路桜並木」には2024年4月27日(土)の23時ごろに到着。ニュースによると、ここの満開宣言が本日4月27日に出されました。到着した時刻には月齢19の月が南東の地平線上に見えていますが黄砂の影響でしょうか、いつもの月の眩しさが感じられません。夜桜を撮影する同好の方々も少なからずおられました。いずれも、照明用のライトを地面に何個か置いて撮影するのが当たり前のようです。風景を人工光源で自ら照らすことは私の信念に反しますので、私は月明かりを利用します。横山さんも同様です。コンデジで撮影開始するものの、黄砂の影響なのか月の眩しさがありません。まるでND8フィル...静内の夜桜

  • とても嬉しかったこと

    10月に予定している福祉系研修の相談をするため、4月23日(火)に私の知人Sさんの職場を訪問した時のことです。Sさんとの打ち合わせが終わり玄関へ向かい長い廊下を歩いていると、背後から私を呼ぶ声が聞こえます。振り返ると私を追いかけてきたのは昨年10月に私が受け持った係長職研修の受講者Wさんでした。Sさんと打ち合わせしている私を見て慌てて追いかけてきたとのこと。「これまで受けた研修の中で一番参考になった研修でした。コミュニケーションの活性化を図るために学んだことを研修直後からすぐに職場で実践しています。」というWさん。研修内容をすぐに実践してもらえるなんて講師冥利に尽きます。嬉しい言葉を噛み締めながら、ルンルン気分で青空と桜を見ながら帰宅します。帰宅直前に撮影したご近所さんの桜です。桜は春の暖かさを待って咲く...とても嬉しかったこと

  • 2024年4月23日の月の出

    2024年4月23日(火)の札幌での日の入り時刻は18時27分。かなり日が長くなってきたことを感じます。日の入り19分前の18時08分に西空をスマホで撮影。この日は満月の前日。月の出を地上の風景と一緒に撮影する好機です。18時19分に300mm望遠レンズで撮影。この日の月の出時刻は17時48分でしたが、地平線上の雲の影響で月が見え始めたのは20分後の18時08分ごろ。見え始めたとはいえ、薄い雲のためコントラストが低く淡い月でした。月がもう少し明るくなるのを待ってから撮影したため、地上の建物から離れすぎてしまいました。話は変わりますが、3月12日(火)にギックリ腰になり、5週間経過した現在も痛みは残っているものの楽になってきたことから、そろそろ天体観望を再開しようと思います。2024年4月23日の月の出

  • 2024年4月21日の札幌市天文台夜間公開

    2024年1月に引き続き札幌市天文台の夜間公開に行ってきました。前回の夜間公開日に参加したのは1月21日。2024年3月までの夜間公開はコロナウイルス感染予防対策のため完全予約制でしたが、4月からは数年前と同様に予約不要となり、ちょうど3か月後の4月21日(日)の夜に天文台を訪問。雲が多かったものの、時々お月様が見えていました。21時を過ぎる頃から晴れ間が多くなり、20人ほど集まったお客様が喜んでいました。天文台スタッフの林さんの他、天文指導員2人が夜間公開のお手伝いをしていて、積極的に行動している様子を見て頼もしく思いました。この日はメールなどのやり取りで知り合いとなったIさんと天文台で初顔合わせ。話が弾んで「私のしつこさ100%」の長話になってしまったのは反省です。2024年4月21日の札幌市天文台夜間公開

  • 茶廊法邑企画展を見てきました

    4月20日(土)午後から札幌市東区の茶廊法邑(さろうほうむら)さんで開催された企画展プロジェクタートークショーを見てきました。アマチュア写真家さん5人による写真を画面に投映しながらのトークショーです。2日目の4月21日(日)にも異なる5人によるトークショーが行われたそうです。(もしかしたらプロの写真家さんが入っていたかも)まず、星仲間でもある横山明日香さんとスペシャルゲストの黒田未来雄さんによるトークショーからスタート。投映中のスライド撮影は自由とのことです。横山さんが写された静止画像を以前に見たことがありましたが、魚眼レンズによるオーロラの動画は圧巻でした。それに加え、黒田さんとのトークはとても印象深い内容で、黒田さんの猟師としての感性に興味が湧きました。私は横山さんと黒田さんのトークショーが終わった時...茶廊法邑企画展を見てきました

  • 20年前に蒔いたタネが育っているようです

    2024年10月に開催される福祉系係長職研修の講師を私が受け持つ予定です。そこで、10月の受講対象者と同じ対象者24人が受ける4月11日(木)の研修を終日見学させてもらっているうちに、思いがけない嬉しさが湧いてきました。今から20年前、2004年(平成16年)から私は福祉系職員の研修を担当していました。もう時効と思うので正直に書くと、私が重視した「相手に寄り添うソーシャルワーク的な研修」内容に対し上司からは「もっと実務面を重視した即応的な研修」内容とするよう指示があったものの、面従腹背(表面では従順だが内心は従わないこと)をしていた結果、2年後に別の部署へ異動(配置転換)となりました。上司に従わない部下は即異動という実例ですね。(笑)その後、気にはなっていたものの今回の見学をさせていただき、私が貫いた研修...20年前に蒔いたタネが育っているようです

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その7)個人手配旅行

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その6)】からの続きです。テキサス州ダラスまで往復し、皆既日食を見ることができ無事に帰宅した訳ですが、往復の航空券やレンタカーについて書いてみたいと思います。旅行会社では様々な皆既日食ツアーが企画され発売されますが、近年の皆既日食ツアーは年々高騰気味で今回の皆既日食ツアーの最低料金は70万円に近い60万円台から。観光も含めると100万円台のツアーも珍しくありません。そこで、私は航空券と宿泊先をできる限り早目に個人で手配し、遠征費用の削減をしています。これは往路の羽田空港からダラス・フォトワース空港までの飛行経路です。左下に離陸した日時が表示されています。日時は世界時で表示されていて、日本標準時では4月7日10時59分に離陸です。往路の航空券は1年前の202...2024年アメリカ皆既日食遠征(その7)個人手配旅行

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その6)ダラスから札幌へ

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その5)】からの続きです。ダラスから帰国する4月9日(火)の朝になりました。宿泊したホテル8階の部屋からは快晴の空港が見えます。皆既日食を一緒に見たまさみさんは7時台のニューヨーク行きの便に搭乗しているはず。ホテルのシャトルバスに乗り、JALが発着するDターミナルへ向かいます。JALのカウンターでチェックイン。ここで荷物を預け、羽田空港で受け取ります。(往路では新千歳空港で預けた荷物を羽田空港ではなくダラスで受取り)保安検査場では15分ほど並びました。靴を脱いだりボディーチェックもあるなど検査は厳重です。すぐにラウンジに向かい、ここで朝食後にシャワーを利用させてもらいました。そろそろ搭乗時刻なので、搭乗入り口に向かいます。日本人らしき親子連れに声がけさせて...2024年アメリカ皆既日食遠征(その6)ダラスから札幌へ

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その5)祝勝会

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その4)】からの続きです。信じられないようなミスで皆既日食の拡大撮影ができなかったことから落胆気味でしたが、美味しい食事で癒すことにしました。これは、ダラス・フォトワース国際空港のターミナル配置図です。超巨大な空港なのでターミナル間を移動するのも大変です。私が宿泊したのはCターミナルに隣接したホテル。昨日はホテルの無料シャトルバスに乗り右上のAターミナルから出ているDARTに乗ったのですが、まさみさんが見つけてくれた美味しくて安価なレストランに行くには左上のBターミナルから出ているTEXRailに乗ります。まず、ホテルのシャトルバスに乗りBターミナルで下車。1dayパスを購入しTEXRailに乗車。2駅離れたGrapeVine駅で下車し、駅から徒歩5分ほど...2024年アメリカ皆既日食遠征(その5)祝勝会

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その4)日食本番

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その3)】からの続きです。ダラスに到着したのは皆既日食前日の4月7日(日)の8時過ぎ。その日のうちに観望場所の下見をしたことは前回のブログ記事に書いたとおりです。羽田からダラスまで11時間半という長時間の飛行と到着したその日のうちに下見までしたのでとても眠く、ホテルに戻ってから2時間ほど仮眠し21時半に目覚めました。窓から外を見ると道路が濡れています。仮眠中に雨が少し降ったようです。明日4月8日(月)の日食本番を控え、持参した望遠鏡の仮組み立てを行い24時に就寝。深夜2時半ごろ、雷鳴と強い雨音で目が覚めました。雨粒が強風で窓に打ちつけられ、まるで嵐でした。耳栓をしてベッドに戻りました。4月8日7時半に起床し8階のベランダから撮影。明け方の嵐はまるでなかった...2024年アメリカ皆既日食遠征(その4)日食本番

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その3)観察場所の下見

    前回の記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その2)】からの続きです。皆既日食の観望場所として予定していたダラス近郊までライトレール(通称DART)に乗り2人で下見することにしました。券売機の使い方がよくわからず、1dayパスを1枚買えばいいものの、券売機のボタンを押し間違え3枚も購入。65歳以上のシニア割引パス3ドル3枚で9ドルの支出。勘違いで2枚分6ドルも損をしました。付近に駅員さんはいません。気を取り直しDARTのオレンジラインに始発のDFW駅から乗車。途中のBachman駅でグリーンラインに乗り換えます。Bachman駅で撮影したグリーンラインのライトレール(左)とオレンジラインのライトレール(右)。お腹が空いたので、途中のAkard駅で下車し、近くのセブンイレブンでサンドイッチなどを購入し、まさ...2024年アメリカ皆既日食遠征(その3)観察場所の下見

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その2)札幌からダラスへ

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食遠征(その1)】からの続きです。2024年4月9日(=日本標準時)にメキシコ、アメリカ、カナダ東部などで皆既日食が見られます。私はアメリカのテキサス州ダラスまで遠征し、今回で9回目となる皆既日食を観察します。前回のブログ記事に書いたように2024年4月7日(日)の早朝、空港連絡バスに乗車し新千歳空港へ向かいました。新千歳空港を7時55分発のJL500便に搭乗し羽田空港へ向かいます。搭乗機はエアバスA350-900、機体番号はJA08XJという2020年11月に導入された比較的新しい機材です。搭乗率は4割ほど。私が予約した座席は29A。SeatAlertsというアプリによると同じ並びの29Bと29Cはブロックされていて空席でした。ほぼ定刻通りに羽田空港到着。JAL...2024年アメリカ皆既日食遠征(その2)札幌からダラスへ

  • 2024年アメリカ皆既日食遠征(その1)いよいよ出発

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その6)三脚とファインダー】からの続きです。皆既日食を見るため1年前の2023年4月にテキサス州ダラスまでの航空券を予約した時点では、今度こそ双眼鏡で皆既日食を見るだけのお手軽観望しようと、小さなリュック1個だけを背負っての遠征を考えていました。ところが、遠征の日が近づくにつれ撮影もしたいという欲望がどんどん湧き上がってきました。欲望から脱しきれなかったことから荷物が大幅に増えてしまい、遠征当日を迎えることになります。実はこのパターンは毎回同じなのです。今回の皆既日食遠征で9回目になるというのに成長の跡がみられません。(笑)持ち物は3個になってしまいました。左側の黒く細長いバッグには三脚が入っています。重さは3kg。日本だと預け入れ荷物を丁寧な取...2024年アメリカ皆既日食遠征(その1)いよいよ出発

  • 2024年4月6日未明の月

    4月6日(土)の明け方、東の地平線から4時過ぎに月齢26.5の月が昇ってきました。3日後の4月9日(火)の深夜過ぎ3時が新月で、この時に北米大陸では皆既日食が見られます。日本では深夜なので皆既日食を見ることはできません。なお、北米では時差の関係で4月8日(月)の昼前後に皆既日食となります。火星の左側に土星があったはずですが、写野外でした。広角気味に撮影した画像は空の明るさに土星が埋もれてしまい、いずれのコマにも土星は写っていませんでした。残念。4時54分、まだ月が半分ほど屋根に隠されていましたが口径15cm屈折で撮影。よくよく見ると、遠方のカラス?らしきものが3羽ほど写っているようです。昇降式支柱を最大限伸ばしても月に向けた口径15cm屈折は屋根で半分ほど遮られています。口径40cm反射だと焦点距離が長す...2024年4月6日未明の月

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その6)三脚とファインダー

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動】からの続きです。遠征に持っていく三脚は剛性を考慮し写真用の軽量三脚を諦め、望遠鏡用のビクセン製アルミ三脚へと変更します。厚さ10mmのアルミ板を加工し、三脚上部に極軸を固定する金具を作ってみました。剛性を高めるため極軸の方向や傾き調整機構を省き三脚上部を完全固定方式とし、遠征先のテキサス州ダラスの北緯33度に合わせ10mm厚アルミ材を斜め33度に削ってあります。少々面倒ですが極軸を天の北極に合わせるには三脚全体を動かします。なお、手に持っているものはMark-Xの極軸を三脚に固定するための10mm厚プレートです。ダラスにおいて天の北極と極軸のズレが1度あった場合、皆既日食の中心時刻から±10分間の日周運動追尾の際、最大で赤緯方向...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その6)三脚とファインダー

  • 2024年4月2日のポン・ブルックス彗星

    前回のブログ記事【2024年3月31日のポン・ブルックス彗星】からの続きです。3月31日(日)は雲に阻まれ、ほんの一瞬だけしかポン・ブルックス彗星を見ることができませんでした。2日後の4月2日(火)の札幌はほぼ快晴。雪解けも進んでいます。日没1時間前の17時に屋上のスライディングルーフを開け、望遠鏡を外気温に慣らします。本日の日没時刻は18時02分。早めに夕飯を食べ終え、18時に望遠鏡を木星に向けてみました。大気の揺れが思ったよりも少なめでいい見え味です。ポン・ブルックス彗星の予報位置に口径40cm反射望遠鏡を目盛環を使い向けてみましたが、まだ薄明のため視野内が明るく18時30分の時点では彗星が見えません。この時点での太陽高度は地平線下5度。18時37分、口径40cm100倍の視野内にポン・ブルックス彗星...2024年4月2日のポン・ブルックス彗星

  • 2024年3月31日のポン・ブルックス彗星

    3月31日(日)の札幌は比較的に青空が出ていたことから、日没直後に自宅屋上の望遠鏡をスタンバイさせました。この日はポン・ブルックス彗星がおひつじ座のアルファ星(固有名ハマル)のすぐ近くにいるはず。日没17分後の18時17分に彗星の方向へ望遠鏡を向けスマホで撮影。夕飯後に屋上に戻ると、雲に覆われて彗星がちょうど見えませんでした。19時09分に撮影。雲の隙間から短時間だけ見えたのでコリメート撮影。合成焦点距離730mm、露出1秒、感度ISO3200撮影時の彗星とハマル(αAri)の角距離は僅か0.12度ほど。つまり、月の視直径の1/4ぐらいまで接近しています。この日に撮影できたのはこの1枚だけ。視野全体に薄雲がかかっています。その後は雲に完全に覆われてしまい全く見えなくなりました。20時過ぎに屋上から撤収。2024年3月31日のポン・ブルックス彗星

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト】からの続きです。事前テストで使用した赤緯微動は剛性不足だったことから、より剛性がある微動装置へ変更します。取付け用の金具を追加で加工しました。追加で加工した金具です。左は鏡筒の取付け金具、右は赤緯微動の取付け金具です。いずれも横幅50mm厚さ10mmのアルミ板を加工しました。アルミ板の厚さは強度的に6〜8mm程度でも大丈夫と思いましたが、M5キャップスクリューボルトのキャップ部分をアルミ板に座グリして平坦化するため10mm厚にせざるを得ませんでした。Mark-X赤道儀の観測装置取付け板(青色塗装のプレート)の上に赤緯微動を組立て、アリガタ金具を使って鏡筒バンドも組立てしました。やや重い接眼鏡を俯視スタイルで覗くことからバランス...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動

  • 2024年3月24日の太陽と水星

    3月24日(日)の札幌は朝から晴れ。春を思わせるようなポカポカ陽気です。昼前に屋上のスライディングルーフを開けて、太陽を観望しました。減光フィルターを通し裸眼で試してみましたが肉眼では黒点が確認できません。口径15cm屈折望遠鏡の対物レンズの前にD5フィルターという減光フィルターを装着し70倍で確認してみると、思いのほか太陽黒点がチラホラ。口径15cmF7.3屈折望遠鏡の直焦点で撮影した太陽面です。大気の揺らぎがやや大きく写りは良くありません。中央付近の黒点群から強いフレアが発生していると宇宙天気予報で報じていました。撮影風景です。大気の揺れが大きいものの、透明度が良く透き通った青空なので水星にも望遠鏡を向けてみました。口径15cm100倍で見る水星は、半月よりも少しだけ欠けたような形状でした。スカイグロ...2024年3月24日の太陽と水星

  • 整体の施術?を受けました

    2024年3月12日(火)の早朝、突然の腰痛になりました。どうやらギックリ腰のようです。前回2022年8月上旬にギックリ腰になってこれで2回目です。徐々に腰痛は軽くなってきたものの発症後10日間経過後でも痛みは半分ほど残っていて、寝返りを打つたびに激痛が生じ睡眠不足が続きました。そんなとき、知人から「騙されたと思って受けてみたら?」と某整体を紹介され、3月23日(土)10時に施術を受けてきました。私が上半身裸で木のテーブルに座わり、背後から施術師さんが背骨を軽くコツコツと軽く叩きながら、短い発声を延々と続けていきます。何か呪文のようにも聞こえました。そうこうするうち、時間にして10分弱で施術完了。施術後に渡された説明用紙です。施術師さん曰く「良くなったでしょ」。「いやあ、あまり良くなったとは感じませんけど...整体の施術?を受けました

  • 2024年3月の天文指導員閉講式と懇親会

    2024年3月23日(土)に開催された2023年度の天文指導員閉講式に出席させてもらいました。少し早目に札幌市青少年科学館に到着すると、天文指導員さん達と天文係職員さんが会議室で打ち合わせをしていました。4月から正式発足する予定の研修幹事さん達が4月以降の研修内容をどうするか2時間以上も熱心に議論していました。研修幹事とは研修内容の充実を図るため、天文係職員さんと天文指導員さんの橋渡しをするため研修内容の希望を天文係に伝えたり、講師の依頼などだそうです。2020年3月まで私は科学館の天文講師として登録されていましたが、2020年4月以降は登録されず部外者として天文指導員研修への口出しや移動天文台などの見学をさせてもらっていました。2024年4月から天文指導員の研修幹事さんが発足することになり、私が熱望して...2024年3月の天文指導員閉講式と懇親会

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その3)赤緯微動】からの続きです。雪解けが始まった3月22日(金)に機材テストを行いました。写真用三脚と雲台に口径10cm鏡筒と微動装置を載せてみました。雲台上の総重量は約7.5kg。やはり、三脚と赤緯微動の剛性不足が判明。鏡筒横に配置したファインダー位置も修正が必要でした。写真用三脚ではオーバーウェイトと判断し、望遠鏡用のアルミ三脚に変更します。赤緯微動も交換。ファインダーの位置も変更します。2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その3)赤緯微動

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置】からの続きです。私が持っている赤緯微動として使えそうな部品は次の3種類です。左:ケンコー製の赤緯微動中:ケンコー製の垂直微動右:某製作所の赤緯微動遠征用の機材は、中央の垂直微動に決定。少し剛性不足ですが軽いので選択しました。取り付け金具の加工中です。アルミのチャンネル材をバンドソーで切断しフライス盤で切削後にボール盤で穴あけしています。微動装置をMark-Xの観測板に取り付けてみました。ネジ穴が25個もあるのは、鏡筒の赤経方向バランスを取るための位置決め用です。赤緯微動装置が観測板からのクリアランス(腕の長さ)をあまり取っていないのは皆既日食当日の太陽の赤緯が+7.5度ほどなため、クリアランスは少なめにしました。事前テストの...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その3)赤緯微動

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置

    前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その1)光学系】からの続きです。2024年4月のアメリカ皆既日食へ持参する日周追尾用モータードライブ付き極軸部品を私が保有している次の3つから1つ選びます。左:マークX赤道儀の極軸部分中:スカイメモS右:某製作所の日周追尾装置機材の剛性や導入のしやすさを考慮し、日周追尾装置はMark-Xの極軸体を使うことにしました。極軸体を三脚雲台に固定する金具として6mm厚のアルミ板が必要です。ちょうどいい大きさのアルミ板を持っていなかったことから、手持ちの6mm厚75mm幅アルミチャンネル材を削って作ります。左が加工済みの完成品で右が材料となったアルミチャンネル材です。上下の耳の部分を削って作りました。1/4インチのメネジ2個と3/8インチのメネジ1個を中央...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その2)日周追尾装置

  • 2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その1)

    前回のブログ記事【2024年4月の北米皆既日食まで1か月を切りました】からの続きです。4月にアメリカへ持っていく望遠鏡を口径10cm屈折に決め、3月9日(土)に自宅屋上で光学系のテストをしました。あいにくの薄曇りでしたが、筒先にD5という減光フィルターを装着し、太陽を見ながらカメラと接眼鏡が合焦するかのテストを行いました。フリップミラーを跳ね上げミラーレスカメラで太陽を直焦点撮影。薄雲の影響もありますが甘いピントになってしまいました。フリップミラーを元通りにし、XW20mm接眼鏡でもピントが合うことを確認済みです。今回は写真三脚を光学系のテスト用に使ってみましたが、微動がないと太陽の導入に不便です。また、約4分間の皆既時間中の日周追尾も難があるため自動追尾の赤道儀が必要だと判断しました。また、今回のテスト...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その1)

  • 札幌市天文台で待ち合わせ

    2023年3月にアラスカでお会いした八重樫さんが札幌にいらしてるということで、3月14日(木)に札幌市天文台で待ち合わせをしました。八重樫さんはアラスカ州フェアバンクス在住で、元オーロラ研究者です。1年前の2023年3月に私がフェアバンクスを訪問した際にオーロラ観望のお世話になりました。そのときの様子はブログ記事【オーロラ遠征その3(レンタカーを借りて貸別荘へ)】に書いておきました。天文台前で八重樫さんと息子さんと記念撮影。息子さん、とってもメンコイ。(メンコイは東北地方の方言で可愛いという意味)次回もフェアバンクスでオーロラを見たいと八重樫さんに力説しておきました。(笑)記念撮影してくれたオーロラ姫こと天文台スタッフの横山さんから飴ちゃんをもらいました。天文台を去る前に、太陽・月・木星・ぎょしゃ座のカペ...札幌市天文台で待ち合わせ

  • 叔母の訃報

    2024年2月になって母が「仙台の妹に電話しても出ない。」というので私から何度か電話しても応答がありませんでした。2024年10月で満99歳になる母は9人姉妹の長女です。11歳も年下の5番目の妹T叔母さんとは特に仲が良く、1月ごろまでは電話でお互いの近況を報告しあっていました。そうこうするうち、3月10日(日)になってT叔母さんの長女から「母が3月6日に亡くなりました。」と電話がありました。そのことを母に伝えると母はショックだったようです。20年以上前にご近所さんから頂いた鉢植えのデンドロビウムをじっと見ている母です。母には多少の癒しになっているようです。デンドロビウムは冬の窓際で毎年綺麗に咲いてくれます。T叔母さんには私が幼いころに可愛がってもらった記憶があります。3月10日の夕飯時にT叔母さんを偲び母...叔母の訃報

  • 2024年3月10日のポン・ブルックス彗星

    周期彗星のポン・ブルックス彗星(12P/Pons-Brooks)が明るくなってきたはずなので、3月10日(日)の夕方に望遠鏡を向けてみました。北西の低空をゆっくり移動中のポン・ブルックス彗星に口径15cm屈折望遠鏡を向けています。18時51分にスマホで撮影。上に写っている明るい星は木星です。28倍の視野内に淡い彗星をすぐに確認。低空の雲が迫ってきたため眼視でユックリ見る余裕がないまま撮影の準備をしました。準備完了したものの、彗星は雲に覆われて見えなくなりました。待つこと30分、ようやく雲の隙間から彗星が見えてきました。口径15cm屈折を使いコリメート撮影したポン・ブルックス彗星です。撮影直後に再び雲に覆われてしまいました。空が暗い郊外だと彗星の淡い尾が見えると思うのですが、札幌の光害の影響で彗星中心部の明...2024年3月10日のポン・ブルックス彗星

  • 2024年4月の北米皆既日食まで1か月を切りました

    2023年4月のブログ記事【2024年の皆既日食へGO!】からの続きです。2024年4月に北米で見られる皆既日食の1か月前になりました。晴れる確率が高いとはいえ旅費が高いメキシコではなく、旅費が安いアメリカのテキサス州まで遠征します。9回目になる今回の遠征でも眼視でじっくり見ようと機材の選定を始めました。所有している望遠鏡のうち口径5cmF5屈折は非力すぎ。口径7cmF6屈折であれば携行に便利でそこそこ見えるはず。遠征予定地のテキサス州ダラスにおける太陽高度は65度ほどで、直視スタイルだと無理な姿勢を強いられるため天頂ミラーを使う予定です。天頂ミラーを使うのであれば、2022年11月に自作した2インチフリップミラーで光路を時々切り替えながら撮影するのもいいかなと欲を出し始めました。←いつもの癖というか性(...2024年4月の北米皆既日食まで1か月を切りました

  • 空を見上げるといいことがあるようです

    あるテレビ番組で、精神科医が「青空を見上げるとセロトニンという自律神経を整えるホルモンが出やすくなりますよ。」と語っていました。最近、「どうしてかなあ?」と私が疑問に思っていたことの答えが今回のテレビ番組で見つかった気がします。私の疑問というのは、ママさんダンプに重い雪を乗せて自宅裏に排雪作業をしている最中、フゥ〜と言いながら青空を見上げて休憩すると気持ちがとても良くなるのはなぜなんだろうというものです。青空を見上げるという行為が私のセロトニンを多く分泌させているようです。夜に星を見ることもセロトニンが分泌され幸せな気持ちになるのかも。私の場合、これまでの積み重ねでオキシトシンも分泌されているのかもしれません。除雪中に青空を見上げると日暈が見えました。2024年2月25日10時半にスマホで撮影。青空の下で...空を見上げるといいことがあるようです

  • 44年前に初めて見た皆既日食の資料

    過去の皆既日食の資料を調べているうちに、44年前に私が初遠征したインド皆既日食の資料が出てきました。1980年6月インド皆既日食の様子は、以前のブログ記事【皆既日食の誘惑】に書いてあります。同行した11人で自主出版した記念誌です。インドのデカン高原で見た皆既日食継続時間が冊子のタイトルです。右側は当時のエアインディアシールです。現在もインドおじさんのイラストは変わっていないようです。大阪から搭乗したエアインディアボーイング707の「安全の栞」が出てきました。私にとって初めての海外旅行ということで記念に持ち帰ったのですが、時効ということでお許しください。なお、ボーイング707といえば、1978年4月に起きた「大韓航空機撃墜事件」もボーイング707でした。記念誌の原稿用として作成した手書きのスケジュール表です...44年前に初めて見た皆既日食の資料

  • 銭湯の魅力

    きょうは雛祭り。北国の札幌はまだまだ寒く4月上旬まで降雪が続きます。雪が降ると除雪です。除雪作業すると筋肉痛と腰痛が待っています。最近は銭湯に時々通って痛みを和らげています。自宅から徒歩5分ほどの銭湯です。銭湯は都道府県別に入浴料金が定められています。2024年現在、北海道の入浴料金は490円です。自宅のお風呂だとあまり温まりませんが、結構熱めの浴槽で体の芯から温められます。帰路は火照った体に寒風が心地いい感じです。これは2024年1月に新潟まで1泊2日弾丸旅行した際、宿泊ホテル近くの銭湯です。ホテルのバスタブよりも銭湯の心地よさにひかれ銭湯までテクテク。入浴料480円。新潟県のほうが10円安いです。銭湯、あずましいの一言です。あずましいは津軽弁で、日本標準語に訳すと「心地よい」という意味です。私は日本標...銭湯の魅力

  • 2024年2月の札幌室内管弦楽団演奏会

    2024年2月25日(日)に開催された札幌室内管弦楽団の第25回演奏会を聴いてきました。演奏会場は札幌市中央区の中島公園内にある札幌コンサートホール「Kitara」大ホールです。地下鉄中島公園駅で下車し、夜の公園内を歩いていきます。公園内の藤棚の下を通ります。冬なので雪に覆われていました。春先の雪解け時には傘が必要ですけど。(笑)Kitaraの目の前には札幌市天文台があります。この日は夜間公開日でないので無人の天文台です。中島公園駅から歩いて5分ほどでKitaraの正面玄関に到着。前売り券は私のバイオリン師匠である松島さんから購入させてもらいました。松島さんは札幌室内管弦楽団のビオラの主席演奏者として今回も演奏します。ホール内は撮影禁止なので画像はありません。当日の演奏曲目です。いずれも有名な曲ばかりで、...2024年2月の札幌室内管弦楽団演奏会

  • 西暦2024年は閏年(うるうどし)ですが2000年は?

    きょうは2024年2月29日(木)。4年毎に挿入される閏日(うるうび)の2月29日です。現在、世界的に使われている暦はグレゴリオ暦といい、通常の1年=平年は365日ですが4年毎に366日という閏年(うるうどし)を設け、2月28日の翌日を閏日として2月29日を挿入する決まりです。西暦年が4で割り切れる年は全て閏年と思い込みがちですが、例外が400年おきにあります。西暦年が100で割り切れても400で割り切れない年は平年とする例外です。具体的に書くと、最近にあった過去の例外は2000年でした。2000は400で割り切れるため2000年は365日の平年です。その前の例外は1600年が平年で次回の例外は2400年です。なお、1700年・1800年・1900年・2100年・・は366日の閏年です。なぜこのような複雑...西暦2024年は閏年(うるうどし)ですが2000年は?

  • 天文指導員制度50周年に向けて

    1974年(昭和49年)に発足した札幌市の天文指導員制度は、2024年に満50年を迎えます。現役天文指導員と天文指導員OBの総数は600名を超えるはず。何か記念になる行事や出版物などを複数人で企画中で、私もその応援をするため2024年2月24日(土)15時に札幌青少年科学館を訪問してきました。なお、札幌市青少年科学館は展示物のリニューアルなどのため閉館中で、2024年4月に再開館の予定だそうです。科学館に保存されている写真や資料を閲覧させてもらいました。会議室に集まった5人でワイワイガヤガヤ。過去の新聞記事などで昔の様子を確認。今後も調査を継続します。18時半から始まった天文指導員定例研修の見学を許していただいたので、最後まで同席させてもらいました。どうやら、2024年4月から内容がより充実した天文指導員...天文指導員制度50周年に向けて

  • 自宅前道路の氷割り、その直後にドカ雪

    札幌の市街地では3月中旬以降に自宅周辺の氷割りをする世帯が多いようです。(氷割りではなく雪割りという人もいます。)2024年は私が覚えている中で最速の氷割りになりました。2月19日(月)の札幌は2月としてはかなり暖かな日となったことから、ご近所さんも「春みたいだねー」と言いながら一斉に氷割りです。気温10度を超えた道路にはあちこち水溜りができ、長靴でないと通れないほどでした。ツルハシと剣付きスコップで自宅前の道路にできた厚さ5cmほどの氷を割っていきます。気温が10度にもなると、雪が固まってできた氷の表面は軟らかくなったとはいえ、舗装道路に面した下層の氷は硬くツルハシが必要です。画像の手前には溶けた雪が水溜りになっていて、排水溝に流れるよう氷割りしていきました。2月19日12時に撮影。氷割りした翌日の2月...自宅前道路の氷割り、その直後にドカ雪

  • 地震の簡易感知機

    海外旅行した際に買った装飾品「中華タッセル」を自宅の居間と台所の間に吊り下げています。この装飾品の長さは約35cm。ステンレス製M10ナットも一緒にぶら下げ、振り子の揺れで地震の水平方向の揺れが分かる簡易感知器にしました。上下動には鈍感ですが。この簡易感知器には弱点があります。見る視点が定まらないと、地震がなくても微細な揺れがあるように感じてしまうことです。特に飲酒後はその傾向が強まります。(笑)そこで、対空型双眼望遠鏡用として自作した広角ファインダーをテーブルに固定し、視点が定まるようにしました。地震速報が出たり、地震を体感した場合は、椅子に座りながらファインダーを覗き、振り子の微細な揺れを確認します。このファインダーは口径26mm視野19度3.3倍の正立対空型です。旧式ニッコール105mmF4を改造し...地震の簡易感知機

  • 夜空が明るい市街地でフィルター効果を検証

    2月18日(日)は朝から晴れ。気温もプラスの10度近くまで上昇。札幌は4月上旬の暖かさになりました。夜になっても晴れが続き星見日和です。18時過ぎに自宅屋上の屋根を開け、望遠鏡をスタンバイさせました。残念ながら星の瞬きがやや大きめ。案の定、口径15cm屈折望遠鏡100倍でオリオン座のリゲルの伴星がようやく確認できるぐらいのシンチレーションの悪さでした。今夜はシリウスの伴星を眼視確認するつもりでしたが、シンチレーションの悪さから予定を変更し各種フィルターの写り具合を試してみることにしました。まず、口径40cmF10反射望遠鏡にミラーレスカメラを取り付け、オリオン大星雲(M42)を直焦点撮影。大気の揺らぎが大きいため、焦点距離4000mmだと8秒露出でも恒星像が肥大化してしまいました。QBPという公害カットフ...夜空が明るい市街地でフィルター効果を検証

  • 確定申告の前に

    高校の同級生zappaさんから確定申告について相談があるという連絡がありました。2月13日(火)、徒歩で40分ほどのファミリーレストランで待ち合わせ。ランチを食べてから税金申告の相談。私のちょっとしたアドバイスが役立ったようです。ランチ代を奢ってもらいました。もう少し高価なランチにすれば良かった。(笑)zappaさんと別れた後、私だけ税務署まで歩いて行き手書きの確定申告書を提出。受付窓口には誰も並んでいません。2月13日受付のスタンプを押してもらいました。税務署の職員さんによれば、2月16日から激混みだそうです。この日は徒歩でファミレスや税務署往復したせいで2万歩以上歩きました。さすがに少し疲れました。確定申告の前に

  • 日本の旧正月と中国の春節は同じ日?

    日本では旧正月を祝う風習は沖縄地方などを除きあまり一般的ではありませんが、中国や台湾、韓国、ベトナム、マレーシアなどのアジア圏では旧正月を盛大に祝う習慣が残っています。札幌市天文台には、普段から外国から大勢のお客様が訪れます。春節の頃だとさらに大勢のお客様になり、地下鉄車内は多国語が飛び交います。ところで、日本とアジア圏の国とでは元日が1日ずれる場合があります。それはどうしてでしょうか?その理由は国によって時差があるからです。日本と中国の時差は1時間。日本の方が1時間早い時刻になっています。ベトナムとは同じく2時間の差があります。例えば、新月になる時刻が日本標準時で午前0時30分だとすると、中国標準時では前日の深夜23時30分に新月という訳です。新月になった瞬間を含む日を旧暦では月の初めの1日とします。な...日本の旧正月と中国の春節は同じ日?

  • 2024年2月12日の三日月

    2月12日(月)の夕方、細い月が西空に輝いていました。自宅屋上の口径15cm屈折望遠鏡を月に向けてみました。2月12日17時17分にスマホで撮影。地球照が写るように露出をタップリかけて撮影しました。17時49分、露出1/2.5秒、感度ISO3200、口径15cmF7.3屈折直焦点。月面のクレーターが綺麗に写るように露出1/250秒、感度ISO1600で撮影。2月10日(土)の午前7時59分に新月なので、2月12日(月)の月は本来で言う「三日月」です。旧暦では新月になった日を月初めの日、つまり2月10日は旧暦の1月1日です。それから2日後の2月12日は旧暦の1月3日なので三日月。最近では単に細い月を総称して三日月という言い方もあるようです。気温はマイナス1度。18時ちょうどに屋上から撤収しました。おまけの画...2024年2月12日の三日月

  • トキエアに搭乗し新潟から札幌へ

    前回のブログ記事【トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ】からの続きです。2月10日(土)の朝食です。バイキング形式で私は和風にしました。納豆とヨーグルトも追加。やや古いホテルでしたが朝食込みで4,050円。JR新潟駅から歩いて5分、部屋には必要なものが揃っていてバスタブと冷蔵庫もありました。海外旅行ではドミトリーを使うことが多いのですが、この新潟のホテルのコストパフォーマンスの良さにリピーターになりそう。なんといってもスタッフがフレンドリーで丁寧なのがいいですね。11時前にホテルをチェックアウト。1泊だけでしたが、お世話になりました。昨夜は札幌からのお土産を知人に渡すのをウッカリ忘れたので、知人の会社まで10分ほど歩いて訪問。JR新潟駅に向かって歩いていきます。新潟市内には全く雪が積もっていませんでした。今年...トキエアに搭乗し新潟から札幌へ

  • トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ

    2024年1月31日(水)にトキエア初就航となった新潟〜札幌丘珠の航路に乗りたくなりました。トキエアの運航スケジュールは、毎週金曜日から月曜日までの週4日(1月31日のみ水曜日運航)1日2往復です。丘珠11:50→13:35新潟丘珠16:35→18:20新潟新潟09:30→11:10丘珠新潟14:15→15:55丘珠新潟に1泊することで復路便も予約しました。3日前までの予約だと安価です。今回は往復で税込み15,000円でした。2月9日(金)、札幌丘珠空港へ向かいます。自宅からバス停まで徒歩5分。路線バスなので15分に1本の頻度で便数があります。バス乗車5分ほどで降車し、徒歩15分ほどで空港到着です。新千歳空港までのリムジンバス運賃1100円に対し、丘珠空港までの路線バス運賃は210円と格安です。チェックイ...トキエアに初搭乗し札幌から新潟へ

  • 世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その1)

    私が10年ほど前に書いたバケットリスト(死ぬまでに叶えたいことを書いた紙)には、「世界一周航空券を使い世界の各地に行きたい」という希望も書いています。残念ながら、現時点では諸般の事情で長期間の旅行は諦めざるを得ない状況が続いています。そこで、空想上の様々な世界一周旅行をゲーム感覚で楽しむことにしました。世界一周航空券は航空連合(アライアンス)ごとに設定されていて①ワンワールド②スターアライアンス③スカイチームなどの世界一周航空券が有名です。このうち、③のスカイチームの世界一周航空券は2022年5月から販売停止になったようで、販売再開との情報は得られていません。(2024年1月現在)スターアライアンスで提供されている支援アプリ「BookandFly」のスクリーンショットです。空想であれば高額なファーストクラ...世界一周航空券で大空を駆け巡る夢(その1)

  • 2024年2月のパートナーシップ排雪

    パートナーシップ排雪というのは、幅員10m以上の道路は札幌市が全額負担し排雪をしますが、幅員10m未満の生活道路は町内会などが道路長さ1kmあたり50数万円ほどを負担、残りを札幌市が負担して排雪をする制度です。なお、除雪は邪魔になった雪を横にどけることで、排雪は除雪した雪を札幌市指定の雪捨て場に運搬することを意味します。町内会の回覧板で、今シーズンのパートナーシップ排雪は2月6日(火)に行われることが周知されていました。排雪予定前日の5日(月)に食料品買い出しから帰宅すると、排雪作業の真っ最中でした。周知よりも1日早い排雪です。とても丁寧に除雪し排雪してくれています。ありがとうございます。排雪を見届けてから自宅の屋上デッキを除雪。青空で気持ちがいい作業になりました。屋上から撮影した札幌市中心方向です。左側...2024年2月のパートナーシップ排雪

  • 車に積んでいる冬期間の必需品

    冬期間は自動車が雪道で動けなくなる危険性が増します。私は冬期間に次の物を自動車に積んでいます。過去50年ほどの寒冷地運転の際、この備品で何度か助かっています。なお、劣化のため何度か更新済み。60cm×20cmの脱出用ヘルパー2枚。長さ3.5mのブースターケーブル。長さ57cmの折り畳みスコップ(格納ケース付き)です。この他に、スノーブラシ兼スクレイバーと防寒着・防寒ブーツ・防寒手袋なども車載しています。なお、年間を通じ常時車載しているものは、ポータブル電源、照明ライト、毛布、長靴、軍手、携帯食品、簡易トイレグッズ、サランラップ、テッシュペーパー、水が入ったペットボトル、工具などです。場合によっては携帯ガスコンロを積む場合があります。2018年からJAFに加入したということもあって、牽引ロープは現在車載して...車に積んでいる冬期間の必需品

  • 天文台のドームスリットからドーム内を覗くと

    札幌市天文台でボランティア除雪をしたときのこと。ドームから滑り落ちた雪をそのままにしておくと、ドームを回転させる電動モーターに負荷がかかり過ぎて、最悪の場合はモーターが故障してしまいます。降った雪が多い場合は天文台屋上の除雪が必要です。これまで科学館天文係職員2人にも除雪ノウハウをアドバイスしながら、今シーズンに何回かボランティア除雪しました。私が除雪中、お客様が見えると天文台スタッフが昼間の恒星を導入します。その様子をスリットの外側から撮影。スタッフは望遠鏡にかじりついて訳ではなく、極軸目盛環をルーペで覗きこんでいるところです。今度は太陽を導入しています。太陽は目盛環などを使わずに影で導入します。除雪が終了。天文台スタッフの林さんに無理を言って、レレレのおじさん風に写してもらいました。本当は秋の落ち葉で...天文台のドームスリットからドーム内を覗くと

  • トキエアが札幌丘珠空港へ初就航

    新潟に拠点を持つ航空会社のトキエア株式会社が設立されたのは2020年7月。同社が初めて就航する路線が新潟空港〜札幌丘珠空港の路線です。札幌丘珠空港への商業初フライトは2024年1月31日(水)でした。到着便を見ようと15時過ぎに丘珠空港に行ってきました。送迎デッキに行くと新潟テレビのクルーが生中継の準備をしていました。中継の邪魔をしない位置で就航第2便の到着を待ちます。予定時刻よりも少し遅れ、16時少し前に丘珠空港にタッチダウンした就航第2便のトキエアBV103便です。就航第2便の飛行経路をFlightradar24というアプリのスクリーンショットで掲載。滑走路から誘導路へ移動中。3番スポットに到着。(この画像だけスマホで撮影。1枚目・2枚目と色調が違いますが面倒なので色調補整を省きました。)実は、初就航...トキエアが札幌丘珠空港へ初就航

  • 昼間でも木星の大赤斑が見えました

    これまで私は昼間の木星を何度も見てきましたが、昼間の大赤斑を見たことがありません。1月30日(火)の夕方は大赤斑が木星面の中央子午線を通過する絶好の条件。当日の15時30分頃から口径15cm屈折望遠鏡を木星に向けました。青空の明るさを抑えるスカイグローフィルターを併用し、木星を約140倍でじっくり観察。望遠鏡が外気温に慣れていないことから木星面の詳しい様子がなかなか見えてきません。15時50分頃から大赤斑が淡く見えてきました。この時の太陽高度は8度ほど。太陽高度が下がるにつれて青空の輝度が徐々に落ち、望遠鏡も外気温に馴染んできたのが幸いしました。16時16分に60秒間撮影した動画からスタック処理した木星です。ちょうど大赤斑が中央子午線を通過。画像は北を上にして掲載しています。撮影時の太陽高度は4度ほど。眼...昼間でも木星の大赤斑が見えました

  • 昼間に見る北極星

    1月28日(日)の札幌はプラスの気温で、この時期にしては暖かです。屋上に上がってみると、スライディングルーフに積もった雪は暖気で滑り落ちていて、屋上デッキの除雪だけで済みました。スライディングルーフを東西方向に開けてから、望遠鏡の昇降式支柱を最大長さの60cmまで伸ばしてみました。口径15cm屈折の視野内に目盛環を使い北極星を手動導入してみました。約60倍の視野のほぼ中央にキラキラ輝く北極星をすぐに発見。昼間の北極星ポラリスです。眼視では、北極星の周りにジフラクションが綺麗に見えていましたが、スマホで撮影したお手軽な静止画5枚スタックでは写りが悪いですね。撮影の様子です。スマホは自作のコリメートアダプターに取り付けています。北極星にほかに金星とアルビレオを見て、12時20分に屋上から撤収しました。昼間に見る北極星

  • 札幌市天文台の夜間公開に行ってきました

    札幌市天文台は昼間の公開の他に夜間公開も年間60回ほど開催しています。コロナ禍前の夜間公開は予約なしで夜間公開に参加できましたが、現在は完全予約制になっています。私も1月21日(日)の19時40分からの分をネット予約して天文台を訪問。(日中の公開時間帯は予約不要です)残念ながら、当日はあいにくの雪。前日1月20日(土)の夜間公開は晴れて星が見えたそうです。ドームには雪が積もっていますが玄関が空いています。当日の天文台の外見を撮影し忘れたので、この画像は1月8日の日中に撮影したものです。受け付けの天文指導員さん2人の案内でドーム内に入室。韓国からのお客様らしく、天文台スタッフの林さんが自動翻訳機を使ったハングル語で説明をしています。林さんは曇天対策用にパワーポイント作った説明資産をたくさん用意しています。天...札幌市天文台の夜間公開に行ってきました

  • 超新星SN2024gy

    1月20日(土)の18時30分から開催された天文指導員定例研修会を終えて帰宅しようとしたところ、数人の天文指導員さんから話し足りないというので二次会?に誘われ、帰宅したのは日付けが替わった1月21日(日)の午前1時ごろでした。晴れているので、1時20分に自宅屋上の屋根を開けて望遠鏡をスタンバイ。2024年1月4日に板垣公一さんがおとめ座の銀河NGC4216近傍に発見した超新星SN2024gyへ望遠鏡を向けます。発見時の光度は16.3等級。少し明るくなってきたという情報を得て、口径40cm反射で見えるかどうか試しましたが、月明かりと雪あかりのせいもあって見えません。裸眼で3等星がようやく見える市街地なので仕方ないと諦めかけましたが、月が沈むのを待とうと考えました。口径40cm反射の光学系を外気温に馴染ませる...超新星SN2024gy

  • 2024年1月の天文指導員研修

    2024年1月20日(土)に開催された天文指導員研修で講話を依頼されました。持ち時間は40分ほど。伝えたいことが多すぎるので4枚のテキストにまとめ、概要だけをお話ししました。講話中の私です。天文指導員のKFさんが撮影してくれました。ついついヒートアップし、現行の研修内容について辛辣な内容も語ってしまいました。しかし、研修終了後に残った10数人ほどの天文指導員さんがこれからの研修の在り方を話し合っているのを見守っていると、何らかの刺激になったのかなあと嬉しい気持ちがこみあげてきました。もう少し話したいという3人と一緒にビックリドンキーまで同行することに。研修終了後のビックリドンキーは4年ぶりぐらいかなあ。深夜のご飯を食べながら、今後の研修について熱く語らい合いました。気がつくと深夜1時近くになっていました。...2024年1月の天文指導員研修

  • 青空に浮かぶ木星

    札幌市天文台では昼間の公開時間帯であれば、太陽の他に明るい恒星や惑星を利用者にお見せしています。冬至の前後だと太陽は14時過ぎに南西の木々に遮られて見えなくなってしまうので、最近は木星が人気なようです。私も14時からの公開時間帯に木星を見せてもらったことがあります。札幌市天文台の口径20cm屈折望遠鏡は対物レンズにアポクロマートという収差が少ないレンズが使われているせいもあって、昼間でも青空にポッカリと浮かぶ木星の濃い縞模様がクッキリと鮮やかに見えます。1月19日(金)の札幌は朝から晴れ。この日は夕方から用事があったので、15時から青空に浮かぶ木星とお月様を短時間だけ見ることにしました。月のすぐそばにある木星に望遠鏡を向けています。15時33分にスマホで撮影。冬場としては大気の揺らぎが少なめでした。口径1...青空に浮かぶ木星

  • 2024年1月16日に札幌市天文台の除雪手伝い

    1月15日(月)から16日(火)にかけて札幌は大雪に見舞われました。降雪量は40cmほど。15日は吹雪模様だったことから16日の早朝4時から自宅前の除雪を開始。2時間ほど作業し朝食後に更に2時間ほどの追加作業で自宅周辺の除雪をいったん終えましたが、まだ雪が降り続いています。この降雪量だと15日にはスタッフ不在だった札幌市天文台の除雪が大変なはず。汗を拭きながら16日9時過ぎに天文台へ電話。「凄い雪でこれから除雪を一人で始めます。」という天文台スタッフからの返答でした。これだけの降雪量があると一人では除雪が追いつかないはず。1月8日(月)に引き続き、シルバー人材センター未登録(?)の私がお手伝いに向かうことを伝えました。長靴を履き地下鉄に乗車し11時に天文台到着。市内の幹線道路は雪害の影響で大渋滞です。地下...2024年1月16日に札幌市天文台の除雪手伝い

  • 紫金山第1彗星(62P/Tsuchinshan1)

    紫金山第1彗星を見るため、夜空が暗い郊外まで遠征してきました。彗星のように拡散した星雲状天体は街明かりの影響を受けやすく、冬型気圧配置の札幌市近郊では天気が悪いことから、冬季の晴れが期待できる広尾町方面まで遠征したという訳です。雪が降り続ける札幌の自宅を出発したのは1月13日(土)の17時ごろ。苫小牧付近で雪が止み、新冠付近で星が見え始めました。天馬街道を通り、広尾町を通過し大樹町の郊外に到着したのは23時少し前。冬の天の川がはっきりと見える空の暗さです。SQM装置で夜空の暗さを測ってみると21.3でした。ミラーレスカメラに12mmF1.4レンズを装着し、F2.0に絞り露出15秒、感度ISO8000で22時50分に撮影した冬の天の川です。今度は対角魚眼レンズ7.5mmF2.8をF4に絞り、露出30秒感度I...紫金山第1彗星(62P/Tsuchinshan1)

  • ワインが送られてきました

    新年早々、札幌開成高校天文同好会OBの笠井さんからプレゼントを頂戴しました。笠井さんは「森羅郷」という果樹園を経営されていて、2023年秋にワイン用葡萄の収穫を私がお手伝いしたご褒美としてワインが届いたという訳です。くまコーラヌーボー2023です。コーラという表示になっていますが正真正銘のワインで、アルコール度9.5%とワインにしてはアルコール度がやや低目です。くまコーラワインは入手困難と聞いています。醸造量が少ない割には求める人が多い?笠井さん、ありがとうございます。お正月用のワインとして4日間で飲み終えてしまいました。ご馳走様でした。なお、収穫お手伝いをした様子は過去のブログ記事【葡萄の収穫手伝い】に書いています。ワインが送られてきました

  • 国際空港の敷地内で見える皆既日食

    2024年中には日本国内に限ると日食や月食が全く見られないのは2003年以来とのことで、海外に目を転ずると2024年4月9日(日本時間=世界時では4月8日)に北アメリカ大陸では皆既日食が見られます。(天文年鑑2024年版19ページ、51ページ)@NASANASAのサイトにあった2021年から2040年までに発生する皆既日食と金環日食が見える地域を示した世界地図です。青色が皆既日食帯、赤色が金環日食帯、桃色が皆既日食と金環日食が混在したハイブリッド日食帯です。私が黒色の楕円で示したのが世界時で2024年4月8日(世界時)の皆既日食帯です。複数の大都市が日食帯にかかっていて、世界中の皆既日食ファンがメキシコやアメリカを訪れるようです。2035年9月に日本で見ることができる皆既日食まで待ちきれない(生きていない...国際空港の敷地内で見える皆既日食

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