教員である皆様であればご理解いただけるかと思いますが、1単位時間の授業において、教えるだけが教員の仕事ではありません。知識や技能を教えることももちろん重要ですが、教えたことを活用する力や教えようとしていることを読み取る力、自ら考えようとする力など、目に見えない力を養う必要があります。
基本的に学会で取られる発表方法としては2つあります。それは、 口頭発表とポスター発表 の2つです。 その他にも発表の方法はありますが、これらは一般発表というよりも主催者側が招待をしたり、企画したりするものとなりますので、小学校教員の方が学会発表を行うときには上記の2つの方法が一般的になるかと思います。
大学教員公募には締切がありますので、それまでに書類またはデータ等で提出をしなければなりません。 そこで少し気になるのが、締切間近の提出は採否に影響を与えるかということ。 当たり前のことですが、結論から言うと、提出時期は採否に全く影響を与えません。
2歳7ヶ月1日のスケジュール(平日)~イヤイヤ期真っ只中の男の子~
今回は2歳7カ月(1日)のスケジュールについてご紹介します。◎現状紹介 ・2歳7ヶ月の男の子 ・イヤイヤ期真っ只中 ・電車が大好き ・自宅保育 ◎スケジュール 7:00 起床 特に起こしたりはしてないので、8:00前まで寝ることもありますが、だいたい7:00過ぎに起きます。
私が勤務している大学は「ダイヤルイン方式」をとっていることから、研究室ごとに電話番号がそれぞれ割り振ってあり、外からの電話を直接受け取ります。 今では、ダイヤルインでない大学のほうが少なくなってきているかもしれません。 ダイヤルイン方式でない方が、教員にかかってくる変な電話はシャットアウトできていました。
オープンキャンパスはご存じの通り、学生にとって進路を決める大きなイベントの一つとなるわけですが、大学側にとっても非常に大きなイベントとなります。 ただ、1大イベントとなるのは概ね私立大学であることが多く、国立大学のオープンキャンパスは粛々と行われることが多い印象です。これは、国立大学を貶しているのではなく、真逆です。
教員という職業に就いている限り、少なからず人の人生に何かしらの影響を与えているとは思うのですが、大学教員はとりわけその影響が大きいと感じます。 まず、大学入試で受験生の人生を左右します。 大学は誰しもが進学するわけではないため、正確には「大学進学を望んでいる生徒」の人生を左右するといったほうが良いかもしれません。
大学によっては勤務時間が決まっている場合もありますが、ほとんどは裁量労働制かと思います。 裁量労働制とは、あらかじめ決められた時間の労働を行ったものとみなして、その時間に対する賃金を支払うという形態です。 大学は教員によって担当コマが変わるのはもちろんですが、学務分掌、学外の仕事などによって働き方は全く違ってきます。
過去の記事をご覧いただけたらと思うのですが、私は大学院前期課程修了後、小学校教員として働き始めました。そのため、博士課程には通っておらず、もちろん、論文博士申請ができるわけもありませんので、博士号は持っておりません。 つまり、修士号止まりの大学教員ということになります。
よく、学生に「先生たちって夏休み何してるんですか?」とか、「夏休みは先生たち授業ないから楽そう」といった質問、意見を受けることがあります。 教員という職業に就いている方ならお分かりかと思いますが、これは正直、 「人による」 というのが答えになるかと思います。 暇な人は暇だし、忙しい人は忙しい。
今回は現役の小学校教員の方が大学教員を目指す際、やっておきたいことについてお話ししようと思います。この記事は大学教員への「なり方」を解説しているわけではなく、「小学校教員時代にこういうことをしておくと、大学教員を目指しやすい」といった内容となります。具体的な「なり方」については、過去のnote記事をご覧ください。
大学教員の仕事とは? 小学校教員との違いや共通点を含めて紹介!!
大学教員の仕事にはどのようなものがあるのか。 そのような疑問を持たれる方もいらっしゃるのではないかと思います。 当ブログでは、大学教員の仕事についての記事を書いており、本記事はそのまとめ記事となります。 大学教員を目指される方、大学教員に興味のある方など、仕事の一部ではありますが、参考にしてもらえたら幸いです。
まず、大前提として、定期試験は必須ではありません。 レポート課題や実技試験など、様々な評価方法がありますので、すべての授業において定期試験が設定されているということではない、ということを知ってもらえたらと思います。 基本的に、定期試験を実施するかどうか、というのは担当教員の判断に委ねられます。
小学校教員時代の後悔など星の数ほどあるのですが、その中でも失敗だったなと思うことして、はがきの郵送があります。 夏季休業中の暑中見舞いと、冬季休業中の年賀状を子ども達に送っていたことです。 教員の方ならわかってもらえるかもしれませんが、長期休暇中、子ども達との関係性を絶たないために、はがきを送ることがあります。
大学教員公募においては、2次試験において模擬授業が課されることがあります。この傾向は近年どんどん高まっており、課されない公募もありますが「面接及び場合によっては模擬授業をお願いすることがあります」といった記載が非常に多くなってきている印象です。 これは、大学教員にも「授業力」が求められているということを表しています。
まず、小学校や中学校、高校教員の方々は重々承知されているかと思いますが、丸付けという作業は非常に時間がかかります。 数ある事務作業の中でも、丸を付けるだけというシンプルな作業でありながら、省略することができない曲者でもあります。 学級の人数が30人だと仮定して、漢字のプリントがあったとしましょう。
若い方は聞き慣れないかもしれませんが、添え状とは、書類等を送る際に「誰が」「誰に」「何を」「何の目的で」送ったかということを示す概要のようなものとなります。 就活などで書類を送る際に添えることが多いため、就活中の方のほうがよくご存じかもしれませんが、社会人になったら多くの場面でこの「添え状」を添えます。
最終的に採用までこぎつけたのは短大へと採用されたときと、現任校に採用されたときの2回ですので、トータルとしての勝利数は2勝となります。 私の場合、2次審査に進んだのも採用が決まった2回だけですので、他の人に比べたら経験は浅いのかもしれません。 今後もし、公募戦線に復帰することを考えて備忘録として作成しました。
大学教員公募において、求められる提出書類の中に「主要業績の抜き刷りまたはコピー」といったものがあります。「抜き刷り」とは、「論文集の中から自分の執筆した部分だけを抽出した書類」というものです。 基本的に、論文が単体で出歩くことはなく、ほとんどの場合、学会誌や紀要などの論文集に含まれた形で発表されます。
タイトルにある言葉は、年齢を重ねていく中でひしひしと感じている言葉です。 解説も必要のないくらい有名な言葉だと思いますが、解釈の統一を図る意味で解説をすると 「若いころの苦労はその後の人生にとって貴重な経験となるため、自分から求めてでも、大変な選択をしなさい」 という意味です。
【一覧】大人でも盛り上がる手遊び・指遊び150選!!人気の遊びを紹介!!
今回はいろいろな手遊びを紹介します。 保育現場はもちろんのこと、子育てには必ずと言っていいほど活用される手遊びですが、どのような手遊びがあるのかわからない方は多いのではないかと思います。そこで、今回はできる限りたくさんの手遊びを集めてみました。いろいろな手遊びを知り、活用してもらえたらとおもいます。
今回の記事はこれまでの大学教員公募に関する記事をまとめたものとなります。 ほとんどの選考で求められる履歴書、志望理由書、教育研究業績書に関する情報はもちろん、面接や公募の分析などについても書いています。 記事はnoteに書いているものが基となっていますので、有料記事もありますが、良かったら参考にしてください。
今回は大学教員公募における2次試験(面接)対策についてお話ししたいと思います。 最初に断っておきたいこととして、私の面接戦歴は2戦2勝です。2戦しかしたことがないため、立派な戦歴をもっているかと言われるとそうではありません。そのため、情報の信頼性について疑問が残る方は、別の方の情報を参考にしていただけたらと思います。
上記の話をお読みいただけたらお分かりかと思いますが、何でもない日常のニュースですら、このような情報操作が行われています。そして、情報機器が発達した今、「情報リテラシー」という能力を高めていかなければ、生活にも支障が出かねない時代となっています。極端な話をすると、命に関わる能力と言えるのではないかなと思います。
大学教員公募において採用の確立を上げるならば、応募の地域を絞るべきではありません。 特に、業績もそれほど積み上げられていない若手にとっては、地域を絞っていたら採用されるのは何十年後になるかわかりません。唯一地域を絞った応募ができるとしたら、その地域でよほど顔が知られたベテランのみでしょう。
早々にタイトルを裏切ってしまい申し訳ないのですが、基本的に公募情報を分析しようがしまいが、まずは応募することが最重要事項となりますので、少しでも業績が公募分野にかすっていそうであれば、応募しましょう。 選り好みしていては大学教員のポストは得られませんので、なりふり構わず泥臭く闘っていくことが最大のアドバイスとなります。
出だしから今回のテーマを完全否定することをお話ししますが、公募における倍率は全く意味がありません。むしろ、倍率を気にするがあまり精神衛生に悪影響を及ぼすのであれば、それは「悪」と言えるでしょう。 なぜ倍率の意味がないかというと、お分かりかと思いますが、倍率を知ったところで何も対策ができないからです。
大学教員公募において、時々推薦状を求められる公募があります。 求められる人数は1〜2人程度が標準かと思います。意外と2人の推薦状を求める公募もあるため、1人の場合と割合は同じくらいかもしれません。 そもそも、なぜ推薦状が求められるのでしょうか。 それは、フィルターのためです。
既にニュースとなっていますが、要約すると、 ・教員採用試験日程の前倒しを検討すること、年に複数回試験を行うことなどを各都道府県に求めた。 ・その理由として、試験の早い民間企業に教員が流れてしまうから。 ・課題としては、4年次の教育実習期間と重なってしまう可能性がある。そのため、3年次に実習を行わせる必要がある。
運動会における教員事情~春開催、午前中のみの運動会が増えている?~
最近、午前中のみの運動会や、秋ではなく春の運動会が実施されているとのこと。 まず、春に開催される運動会ですが、私個人としては珍しいものではないかと思います。私が小学生だったころ、1年生と6年生のみで行われる「小運動会」というものがあり、小学校教員として赴任した学校においても、5月に実施していたという経験があるからです。
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教員である皆様であればご理解いただけるかと思いますが、1単位時間の授業において、教えるだけが教員の仕事ではありません。知識や技能を教えることももちろん重要ですが、教えたことを活用する力や教えようとしていることを読み取る力、自ら考えようとする力など、目に見えない力を養う必要があります。
大学教員公募において、運は大変重要な要素と言えます。なぜかというと、他の校種とは違い、毎年採用試験が行われるわけでもなく、過去問があるわけでもなく、必要な人材の条件が公募ごとに変わるからです。何が言いたいのかと言うと、公募に定期的に起こされるものではなく、ある大学のあるポストに空きが出ない限り、公募は起こらないということです。
近ということではないのですが、前々から違和感を感じていたことがあります。 それは、「お金より幸せなことがある」「学歴が全てじゃない」と言った内容のことを周りに諭すように話す人達のことです。確かに、お金より幸せなことや、学歴だけが全てではないという世界もあるでしょう。 それは間違いありません。
現在、卒論指導の真っただ中ではありますが、最近ふと思うのは、「学生をいかにして救うか」という考えが染みついてしまっているなあ、ということです。 卒論指導だけでなく、普段の授業においてもレポートの内容がひどかったり、授業への取り組みが良くなかったりする学生がいたとしても、何とか単位をあげられないかと考えてしまっています。
大学教員公募も冬の時期に差しかかり公募情報から焦りが見え始める今日この頃ですが、公募情報を見ていると「update」という表示を見かけることがあるかと思います。jrecinでは緑色で表示されており、「新規」の表示である赤色のアイコンとは別の色で表示されているため、公募一覧を見ていると違いに気が付くのではないでしょうか。
見出しの出し方から予想できるかと思いますが、私個人として根性論は悪だと思っていません。 大学生と関わっている中でも、「つべこべ言わずにやれ」感じることは多々あります。ただ、社会の流れとして根性論はタブー視されるようになっており、根性論を唱えることとパワハラ認定されることは紙一重だと感じております。
世間的には「教え子に積極的にかかわる先生」がいわゆる「良い先生」として映るのではないかと思っています。確かに、子どもたちと積極的に関わり、学校生活の時間を共有することで、子どもたちの情報は手に入るかもしれません。ただ、「こどもと積極的にかかわる先生」=「良い先生」というのが妄想であるということをお話ししたいと思います。
今回は秋の公募が小学校教員におすすめだということについてお話ししたいと思います。タイトルと冒頭には「小学校教員におすすめ」と書きましたが、中学校、高校、特別支援学校、高専など、他の校種の先生方にもおすすめです。異動を考えている大学教員にもおすすめとなりますので、小学校教員だけにこだわらずにお読みいただけたら幸いです。
タイトルを見るとややこしく感じてしまうかもしれませんが、何を言いたいのかといいますと「何事も予定していたこと、予想していたことの通りにはいかない」ということです。例えば、週末にディズニーランドへの旅行を計画していたとしましょう。多くの方は週末を楽しみにモチベーションをあげたり、当日のスケジュールを考えたりするでしょう。
公募内容が細かく書かれているというのは、どういうことなのか説明したいと思います。例えば、担当予定の科目や授業内容、賞与の有無、公募スケジュールなど、それぞれの項目において詳細に書かれている、ということを意味しています。ただ、細かく書かれている公募から読み取れる意図としては、二つの背景が考えられます。
「イライラした時の対処法」「ストレス解消法」などと言った方法は巷に溢れておりますので、今更お話しすることもないかと思っていました。 ただ、私のイライラした時の対処法は特殊だと知人に指摘されたことから、一つの考え方として、何かのきっかけになればと思い、今回、記事にしてみることにしました。
教員の方は聞きたくもないくらい聞いたことのあるワードだと思いますが、指導案をご存じない方のために簡単に説明しておくと、授業を進めるための計画案のようなものです。 授業を行う意図、板書、子ども達への質問、子ども達からの予想される回答、子ども達の動き、授業の流れ、などが書かれた計画案といえます。
大学教員公募の数が徐々に増えてきており、公募人事が本格化する夏を迎えようとしております。そのような中で、転出先を決める最重要事項ともいえる項目が「待遇」だと思います。もちろん、研究環境や立地、学生の質など、何を重要視するかはそれぞれですが、待遇は生活に直結する事項ですので、昔も今も最重要事項の一つといえるでしょう。
ご存じでない方もいらっしゃるかと思いますので「サイヤ人」について説明しておくと、漫画「ドラゴンボール」に登場する異星人の種族名です。サイヤ人は戦闘民族でありますので、戦闘に特化した様々な特性を持っているのですが、その中でも特筆すべき特性があります。それは、瀕死の状態から回復した際、戦闘力が大幅に上昇するというものです。
最近の傾向についてお話しする前に、年度が変わり、徐々に公募数が増えてきました。大規模大学の一部は前年度(2023年度)から次年度(2025年度)の募集をすることがあるため、例外的なところもありますが、ほとんどの大学がここから夏にかけて公募数を増やしてきます。 そのため、これから大学教員の闘いが本格化してきます。
今年度は2つの場所で非常勤の採用をいただきました。 採用は前期1つ、後期1つとなりますので、現在進行形で進んでいる前期の非常勤先についてお話をします。今期の非常勤は2コマ担当となっており、本務校で教えている内容と重なっているため、本務校と合わせると3回同じ内容の授業を行うこととなります。
大学や研究職に就かれている方でないとぴんと来ないかもしれませんが、研究費というのはその名の通り、研究を遂行するために使えるお金であり、自分の私腹を肥やすためのものではありません。たまに研究費の不正利用で話題になる人がいますが、それは、研究以外に研究費を使ってしまっているからです。
jrecinをご存じない方のために簡単に触れておくと、jrecinというのは大学教員の公募情報が集まるサイトのことです。基本的に大学教員を目指す、または大学を異動したいと思った時には、こちらのサイトで公募情報を確認し、応募します。大学のホームページにしか載らない公募などもありますが、ほぼすべての公募が集まります。
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
仕事が早い人の要因には様々なものがあります。事務処理能力が高い、集中力が高い、的確に仕事を振ることができるなど、その他にも多くの要因があるかと思います。そもそも仕事が少ない、仕事が簡単など、ネガティブな要因ももちろん含まれている可能性があります。ただ、個人的には共通している点があると感じています。
最近の傾向についてお話しする前に、年度が変わり、徐々に公募数が増えてきました。大規模大学の一部は前年度(2023年度)から次年度(2025年度)の募集をすることがあるため、例外的なところもありますが、ほとんどの大学がここから夏にかけて公募数を増やしてきます。 そのため、これから大学教員の闘いが本格化してきます。
今年度は2つの場所で非常勤の採用をいただきました。 採用は前期1つ、後期1つとなりますので、現在進行形で進んでいる前期の非常勤先についてお話をします。今期の非常勤は2コマ担当となっており、本務校で教えている内容と重なっているため、本務校と合わせると3回同じ内容の授業を行うこととなります。
大学や研究職に就かれている方でないとぴんと来ないかもしれませんが、研究費というのはその名の通り、研究を遂行するために使えるお金であり、自分の私腹を肥やすためのものではありません。たまに研究費の不正利用で話題になる人がいますが、それは、研究以外に研究費を使ってしまっているからです。
jrecinをご存じない方のために簡単に触れておくと、jrecinというのは大学教員の公募情報が集まるサイトのことです。基本的に大学教員を目指す、または大学を異動したいと思った時には、こちらのサイトで公募情報を確認し、応募します。大学のホームページにしか載らない公募などもありますが、ほぼすべての公募が集まります。
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
仕事が早い人の要因には様々なものがあります。事務処理能力が高い、集中力が高い、的確に仕事を振ることができるなど、その他にも多くの要因があるかと思います。そもそも仕事が少ない、仕事が簡単など、ネガティブな要因ももちろん含まれている可能性があります。ただ、個人的には共通している点があると感じています。
新年度となり、ほとんどの職場で新入社員や新入職員が入ってきたのではないでしょうか。それに伴い、新体制が構築され、会社や学校でも新しい組織として年度が始まっていきます。私の職場でも、新任教員、新任職員が着任し、全体での顔合わせの会議が行われたところです。年を重ねるにつれ、この新年度に感じるようになったことがあります。
まず一つ目の人種は研究に傾倒する「研究没頭人」です。その名の通り、研究に全ての力を注ぎますので、業績が大量に蓄積されており、外部資金もガンガン取得してきます。大学教員の主な仕事は研究と教育ですので、最も大学教員らしい人種と言えるかもしれません。大学としても、顕著な研究成果を挙げる人というのは、外部向けの宣伝になります。
以前の記事でもお話ししていますが、私は現在1校の非常勤講師を務めており、次年度からさらにもう1校の非常勤講師を務めさせていただく予定です。持論ですが、時間が許すのであれば、非常勤講師はやったほうが良いと思っています。時間や労力が割かれるのは仕方がないのですが、デメリットを超えるメリットがあると感じています。
研究の世界というのは、想像以上に残酷な世界だと感じています。 大きな研究ができる人はさらに大きな研究へと進みますが、小さな研究をいくら積み重ねたところで、大きな研究へとつながることはほとんどありません。稀に小さな研究が大きな研究へとつながることがあるかもしれませんが、確率的に宝くじのようなものでしょう。
今回は自己点検委員会に絞ってお話ししたいと思います。簡単に紹介すると、大学がきちんと運営されているかどうかをチェックする内部機関となります。大学に勤めていなければ聞き慣れない機関かもしれませんが、おそらく、一般企業であれ、教育機関であれ、どのような部署であれ、自分達の活動を振り返る機会があると思います。
春休みである2月、3月は大学教員にとって研究を進める絶好の機会となります。そのため、夏ほどではないですが、学会などが開催される機会も多くなり、研究に打ち込める時間が確保しやすい時期です。 ただ、3月に入ると、途端に増える仕事というのがあります。小学校教員の皆様であれば、成績評価、要録の作成などが挙げられます。
、小見出しの言葉は「木を見て森を見ず」という故事成語に倣った言葉です。 故事成語本来の意味としては「小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ」ということですが、その意味に倣って、大学だけを見て、その運営母体である法人まで確認しないのは危険だということをお伝えしたいと思います。
私は海外の大学で働いたことがないため、実体験をお話しすることができないのですが、海外から日本に戻られた先生方は口をそろえて、「日本の大学教員は事務作業が多い」と言われます。最近拝見したYouTubeの中でも筑波大学の柳沢正史先生が同様のことをおしゃっていました。京都大学の山中伸弥先生も同様のことをおっしゃっていました。
ポジティブマンとは、私が勝手に考え出した言葉ですので、一般的には使われていない言葉です。Kis-My-Ft2というグループがPositive Manという楽曲を出されているようですが全く関係ありません。テキトーに呼んでいるだけですので意味づけもテキトーでして「常にポジティブ思考な人」という意味合いでしか考えていません。
現在、大学は春休み中です。小学校から高校までの先生方も、3月下旬からほんの少しだけ春休み期間に入るのではないかと思います。もちろん、春休みというのは「学生や子ども達が」ということであり、教員に休みはありません。ただ、授業という職務から解放されるだけでも、気持ち的にだいぶ楽になるのは事実です。
本来行うべきであった仕事が諸事情により延期となり、延期となったが故に、私が以前から予定していた仕事とバッティングしてしまうという事態が起きました。 以前から予定していた仕事は研究関係のものだったため、優先順位としては本務のほうが高くなるのですがどうしても外すことができず、同僚の先生に代わってもらうこととなりました。
これまでの人生を振り返っていただき、一度も努力をしたことがないという人は、おそらく皆無でしょう。 子供の頃から、どこかしらで「頑張らないといけない」という機会が訪れていたのではないかと思います。 幼稚園のお遊戯会の練習や学校のテスト、資格の勉強など、年齢が上がったとしても、その機会は幾度となく押し寄せてきます。
百聞は一見に如かずという言葉は、誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「百聞は一見に如かず」という故事の意味を確認しておくと、人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。という意味ですが、これは「見る」ということに限らず、広い意味で「経験」にも置き換えられると思っています。
大学教員になれるかどうかというのは、最終的には運だと思っていますが、様々な要素が重なり合って採用が決まるというのは否定できません。今回はその要素の中で3つを取り上げ、その要素の組み合わせから確率を導き出したいと思います(個人の偏見ですので、私の経験以外の根拠はありません。悪しからず。)