近ということではないのですが、前々から違和感を感じていたことがあります。 それは、「お金より幸せなことがある」「学歴が全てじゃない」と言った内容のことを周りに諭すように話す人達のことです。確かに、お金より幸せなことや、学歴だけが全てではないという世界もあるでしょう。 それは間違いありません。
近ということではないのですが、前々から違和感を感じていたことがあります。 それは、「お金より幸せなことがある」「学歴が全てじゃない」と言った内容のことを周りに諭すように話す人達のことです。確かに、お金より幸せなことや、学歴だけが全てではないという世界もあるでしょう。 それは間違いありません。
現在、卒論指導の真っただ中ではありますが、最近ふと思うのは、「学生をいかにして救うか」という考えが染みついてしまっているなあ、ということです。 卒論指導だけでなく、普段の授業においてもレポートの内容がひどかったり、授業への取り組みが良くなかったりする学生がいたとしても、何とか単位をあげられないかと考えてしまっています。
大学教員公募~jrecinにおける「update」の文字には要注意~
大学教員公募も冬の時期に差しかかり公募情報から焦りが見え始める今日この頃ですが、公募情報を見ていると「update」という表示を見かけることがあるかと思います。jrecinでは緑色で表示されており、「新規」の表示である赤色のアイコンとは別の色で表示されているため、公募一覧を見ていると違いに気が付くのではないでしょうか。
見出しの出し方から予想できるかと思いますが、私個人として根性論は悪だと思っていません。 大学生と関わっている中でも、「つべこべ言わずにやれ」感じることは多々あります。ただ、社会の流れとして根性論はタブー視されるようになっており、根性論を唱えることとパワハラ認定されることは紙一重だと感じております。
世間的には「教え子に積極的にかかわる先生」がいわゆる「良い先生」として映るのではないかと思っています。確かに、子どもたちと積極的に関わり、学校生活の時間を共有することで、子どもたちの情報は手に入るかもしれません。ただ、「こどもと積極的にかかわる先生」=「良い先生」というのが妄想であるということをお話ししたいと思います。
今回は秋の公募が小学校教員におすすめだということについてお話ししたいと思います。タイトルと冒頭には「小学校教員におすすめ」と書きましたが、中学校、高校、特別支援学校、高専など、他の校種の先生方にもおすすめです。異動を考えている大学教員にもおすすめとなりますので、小学校教員だけにこだわらずにお読みいただけたら幸いです。
タイトルを見るとややこしく感じてしまうかもしれませんが、何を言いたいのかといいますと「何事も予定していたこと、予想していたことの通りにはいかない」ということです。例えば、週末にディズニーランドへの旅行を計画していたとしましょう。多くの方は週末を楽しみにモチベーションをあげたり、当日のスケジュールを考えたりするでしょう。
公募内容が細かく書かれているというのは、どういうことなのか説明したいと思います。例えば、担当予定の科目や授業内容、賞与の有無、公募スケジュールなど、それぞれの項目において詳細に書かれている、ということを意味しています。ただ、細かく書かれている公募から読み取れる意図としては、二つの背景が考えられます。
「イライラした時の対処法」「ストレス解消法」などと言った方法は巷に溢れておりますので、今更お話しすることもないかと思っていました。 ただ、私のイライラした時の対処法は特殊だと知人に指摘されたことから、一つの考え方として、何かのきっかけになればと思い、今回、記事にしてみることにしました。
教員の方は聞きたくもないくらい聞いたことのあるワードだと思いますが、指導案をご存じない方のために簡単に説明しておくと、授業を進めるための計画案のようなものです。 授業を行う意図、板書、子ども達への質問、子ども達からの予想される回答、子ども達の動き、授業の流れ、などが書かれた計画案といえます。
大学教員公募の数が徐々に増えてきており、公募人事が本格化する夏を迎えようとしております。そのような中で、転出先を決める最重要事項ともいえる項目が「待遇」だと思います。もちろん、研究環境や立地、学生の質など、何を重要視するかはそれぞれですが、待遇は生活に直結する事項ですので、昔も今も最重要事項の一つといえるでしょう。
ご存じでない方もいらっしゃるかと思いますので「サイヤ人」について説明しておくと、漫画「ドラゴンボール」に登場する異星人の種族名です。サイヤ人は戦闘民族でありますので、戦闘に特化した様々な特性を持っているのですが、その中でも特筆すべき特性があります。それは、瀕死の状態から回復した際、戦闘力が大幅に上昇するというものです。
最近の傾向についてお話しする前に、年度が変わり、徐々に公募数が増えてきました。大規模大学の一部は前年度(2023年度)から次年度(2025年度)の募集をすることがあるため、例外的なところもありますが、ほとんどの大学がここから夏にかけて公募数を増やしてきます。 そのため、これから大学教員の闘いが本格化してきます。
今年度は2つの場所で非常勤の採用をいただきました。 採用は前期1つ、後期1つとなりますので、現在進行形で進んでいる前期の非常勤先についてお話をします。今期の非常勤は2コマ担当となっており、本務校で教えている内容と重なっているため、本務校と合わせると3回同じ内容の授業を行うこととなります。
大学や研究職に就かれている方でないとぴんと来ないかもしれませんが、研究費というのはその名の通り、研究を遂行するために使えるお金であり、自分の私腹を肥やすためのものではありません。たまに研究費の不正利用で話題になる人がいますが、それは、研究以外に研究費を使ってしまっているからです。
jrecinをご存じない方のために簡単に触れておくと、jrecinというのは大学教員の公募情報が集まるサイトのことです。基本的に大学教員を目指す、または大学を異動したいと思った時には、こちらのサイトで公募情報を確認し、応募します。大学のホームページにしか載らない公募などもありますが、ほぼすべての公募が集まります。
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
仕事が早い人の要因には様々なものがあります。事務処理能力が高い、集中力が高い、的確に仕事を振ることができるなど、その他にも多くの要因があるかと思います。そもそも仕事が少ない、仕事が簡単など、ネガティブな要因ももちろん含まれている可能性があります。ただ、個人的には共通している点があると感じています。
新年度となり、ほとんどの職場で新入社員や新入職員が入ってきたのではないでしょうか。それに伴い、新体制が構築され、会社や学校でも新しい組織として年度が始まっていきます。私の職場でも、新任教員、新任職員が着任し、全体での顔合わせの会議が行われたところです。年を重ねるにつれ、この新年度に感じるようになったことがあります。
まず一つ目の人種は研究に傾倒する「研究没頭人」です。その名の通り、研究に全ての力を注ぎますので、業績が大量に蓄積されており、外部資金もガンガン取得してきます。大学教員の主な仕事は研究と教育ですので、最も大学教員らしい人種と言えるかもしれません。大学としても、顕著な研究成果を挙げる人というのは、外部向けの宣伝になります。
以前の記事でもお話ししていますが、私は現在1校の非常勤講師を務めており、次年度からさらにもう1校の非常勤講師を務めさせていただく予定です。持論ですが、時間が許すのであれば、非常勤講師はやったほうが良いと思っています。時間や労力が割かれるのは仕方がないのですが、デメリットを超えるメリットがあると感じています。
「小さな研究も積み重ねたら大きな研究へとつながる」という幻想
研究の世界というのは、想像以上に残酷な世界だと感じています。 大きな研究ができる人はさらに大きな研究へと進みますが、小さな研究をいくら積み重ねたところで、大きな研究へとつながることはほとんどありません。稀に小さな研究が大きな研究へとつながることがあるかもしれませんが、確率的に宝くじのようなものでしょう。
今回は自己点検委員会に絞ってお話ししたいと思います。簡単に紹介すると、大学がきちんと運営されているかどうかをチェックする内部機関となります。大学に勤めていなければ聞き慣れない機関かもしれませんが、おそらく、一般企業であれ、教育機関であれ、どのような部署であれ、自分達の活動を振り返る機会があると思います。
春休みである2月、3月は大学教員にとって研究を進める絶好の機会となります。そのため、夏ほどではないですが、学会などが開催される機会も多くなり、研究に打ち込める時間が確保しやすい時期です。 ただ、3月に入ると、途端に増える仕事というのがあります。小学校教員の皆様であれば、成績評価、要録の作成などが挙げられます。
、小見出しの言葉は「木を見て森を見ず」という故事成語に倣った言葉です。 故事成語本来の意味としては「小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ」ということですが、その意味に倣って、大学だけを見て、その運営母体である法人まで確認しないのは危険だということをお伝えしたいと思います。
私は海外の大学で働いたことがないため、実体験をお話しすることができないのですが、海外から日本に戻られた先生方は口をそろえて、「日本の大学教員は事務作業が多い」と言われます。最近拝見したYouTubeの中でも筑波大学の柳沢正史先生が同様のことをおしゃっていました。京都大学の山中伸弥先生も同様のことをおっしゃっていました。
ポジティブマンとは、私が勝手に考え出した言葉ですので、一般的には使われていない言葉です。Kis-My-Ft2というグループがPositive Manという楽曲を出されているようですが全く関係ありません。テキトーに呼んでいるだけですので意味づけもテキトーでして「常にポジティブ思考な人」という意味合いでしか考えていません。
現在、大学は春休み中です。小学校から高校までの先生方も、3月下旬からほんの少しだけ春休み期間に入るのではないかと思います。もちろん、春休みというのは「学生や子ども達が」ということであり、教員に休みはありません。ただ、授業という職務から解放されるだけでも、気持ち的にだいぶ楽になるのは事実です。
本来行うべきであった仕事が諸事情により延期となり、延期となったが故に、私が以前から予定していた仕事とバッティングしてしまうという事態が起きました。 以前から予定していた仕事は研究関係のものだったため、優先順位としては本務のほうが高くなるのですがどうしても外すことができず、同僚の先生に代わってもらうこととなりました。
これまでの人生を振り返っていただき、一度も努力をしたことがないという人は、おそらく皆無でしょう。 子供の頃から、どこかしらで「頑張らないといけない」という機会が訪れていたのではないかと思います。 幼稚園のお遊戯会の練習や学校のテスト、資格の勉強など、年齢が上がったとしても、その機会は幾度となく押し寄せてきます。
百聞は一見に如かずという言葉は、誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「百聞は一見に如かず」という故事の意味を確認しておくと、人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。という意味ですが、これは「見る」ということに限らず、広い意味で「経験」にも置き換えられると思っています。
大学教員になれるかどうかというのは、最終的には運だと思っていますが、様々な要素が重なり合って採用が決まるというのは否定できません。今回はその要素の中で3つを取り上げ、その要素の組み合わせから確率を導き出したいと思います(個人の偏見ですので、私の経験以外の根拠はありません。悪しからず。)
これまでも大学教員公募に関する記事を書いてきましたが、大学教員公募には戦略が必要だとひしひしと感じます。上から目線だと思われてしまうかもしれませんが、これは採用後に自分の公募戦線を振り返って初めて気付けることであり、もっと効率よく公募に望めたのではないかと思うことが多々あります。
これまでの記事でもお話ししていますが、年明けの1月から4月にかけての期間は公募数が少なくなります。データなど使わなくとも、次年度が差し迫るこの時期に新規採用をするというのは、どこの大学でも避けたいというのが自然でしょう。そして、早く次年度の担当者を確定させたいということから、この時期の公募はチャンスといえます。
子どもが産まれるまでは全く意識したことがなかったのですが、子どもが一人いるだけで検討しなければならない事項は格段と増えます。例えば、ご飯を食べに行くにしても、ベビーカーで入れる店なのか 授乳室はあるのか、子どもが食べられるメニューはあるのか、など、自分一人や夫婦で出かけるときとは比較になりません。
【奈良教育大付属小で不適切授業】~子ども達の実態を知る良い機会に変える~
国立大学付属小学校において、不適切な授業が行われていたという報道です。報道では、授業時間が不足していたことや、学習指導要領に沿っていなかったことなどが指摘されています。報道によると、学習指導要領に定められている各単元の授業時間数が足りておらず、教科としての授業数が足りていなかったということではなさそうです。
はじめに、優秀な研究を進めていれば、おのずと知名度は上がり、有名になっていくことは当然です。多くの方が、研究の副産物として知名度が上がっていくというパターンで有名になっていっていると考えられます。ただ、有名になりたいという理由で大学教員を目指した方は意外と多く、知名度を上げることに注力している教員は結構います。
学生時代、単位をくれる先生は優しいと思っていました。実際に雰囲気が柔らかい先生方が多く、人間的にも優しい先生が多かったのかもしれません。現在は私自身が大学で教員をすることになり、単位を認定する側になりましたが、この考え方に対して改めて考えてみると、「単位をくれる先生は面倒くさがり」と感じるようになっています。
昨日から本日(2024年1月13日、14日)にかけて、共通テストが行われました。私も端くれではありますが、大学教員であることから試験監督をしてきました。2週間前くらいから試験監督に関する記事がじわじわと読まれていたため、もしかしたら大学関係者の方がご覧いただいているのかもしれません。
私は以前から教員不足解消の最善策は給与を上げることだと申してきました。財源をどうする、公務員として他の職業との整合性が取れないなど、解決すべき問題はもちろんありますが、シンプルに給与を上げればよいと本気で思っています。現在の文科省が小手先で行う試験日程の前倒しなどの対策よりも、よほど効果があると考えます。
教員という職自体が好きというのもありますが、そこに研究が加わる大学教員は私にとって天職だと感じています。そう思わせてくれる大きな要因は「自由度が高い」という点です。良くも悪くも自分で決めて、自分で進めてしまう私は、誰かに縛られるのが苦痛に感じることがあり、自分で物事を進めたいというタイプの人間です。
簡単にお話ししておくと、小学校時代の働き方は激務で、残業時間は月200時間を超えていました。ほぼ毎日学校にいて、家にいるのは寝るときだけといった生活でした。 ここで勘違いしていただきたくないのですが、これは私の働き方が良くなかったからであり、小学校教員は残業が多いということを言いたいわけではありません。
これまでも、外部資金(競争的資金)などについてお話してきましたが、大学教員は研究を進めるためにお金(研究費)を集めてくる必要があります。ここで注意したいのが、あくまで「研究費」ということです。研究費は研究のために使用するお金ですので、厳格に管理されたうえで、研究に必要な支出の時のみ使用することができます。
小学校教員と大学教員の収入については過去の記事でも書いていますので気になる方はご覧ください。詳細な年収や月収などは上記の記事を見てもらえたらと思いますが、大雑把な話をすると、大学教員の収入は本当にピンキリです。国立、私立、短大など、高等教育機関の種類によっても変わりますが、大学の規模によっても収入や手当は全く違います。
大学教員公募においては、1年の中で夏に公募数のピークを迎え、冬は最も少なくなる時期といえます。 そのため、正直なところ、これから公募を探すのは難しくなる一方といえます。ただ、以前の記事でもお話ししたことがありますが、冬の公募はチャンスがごろごろと転がっています。なぜなら、イレギュラーな公募が発生しやすいからです。
受験を控えた学年を担当している方は忙しい日をお過ごしかと思いますが、時間が許すのであれば、学会への参加を検討してみてはいかがでしょうか。大学教員を目指すために重要なのは、論文や教歴といった実績であることは間違いないのですが、学会に入ることで論文の書き方、最新の知見など、多くの情報を仕入れることができます。
大学教員を含めた研究職に就いていない方はピンとこないかもしれませんので、外部資金について簡単に説明しておきます。外部資金とは、その名の通り、学外から取得してくる研究資金のことです。代表例でいえば、科学研究費助成事業が挙げられます。ただ、外部資金というのは科研費だけではなく、民間企業からの助成金なども存在します。
いやらしい話になるかもしれませんが、現実的にメリットとなるのは収入が増えるということでしょう。副業がしやすい大学教員という職ではありますが、その中でも非常勤講師は最も身近にある副業の一つと言えます。大学は非常勤講師で成り立っているといっても過言ではありませんので、非常勤講師の担い手を探している大学は毎年出てきます。
最近やたらと目につくのが「最低限の取り組みしかしない」という学生です。例えば、グループワークである課題を課したとしましょう。早く結論が出るグループ、時間内に結論がまとまらないグループなど、グループによって様々ですが、時間いっぱい考えて、より良い結論にたどり着いてほしいというのが個人的な願望です。
大学では「怒れない教員」が多いと感じます。最初に断っておきますが「怒る」という言葉に関して、最近は「指導する」「注意をする」というように書き換えられることもあり、「怒る」という言葉を使うことが憚られることがしばしばありますが、実際、厳しい言葉を投げかけることもありますので、あえて「怒る」という言葉を使っています。
高校までは基本的には45分~50分、長くても60分となる授業時間ですが、大学では90分~100分となります。当たり前のことを書いていますが、これは子ども達や学生だけの問題ではなく、教員にとっても大きな違いとなります。小中高では授業時間が足りないということはあれど、授業時間が余るということはそれほどないかと思います。
まず、指定校推薦とは何かということですが、その名の通り、大学が指定した高校にのみ与えられる推薦枠であり、私立大学にのみ存在する制度です。大学が指定する高校に対して「何名の推薦を受け入れます」という話を持っていき、その大学を志望する生徒がいたら、学内での検討の後、高校として推薦をするという形です。
私個人の結論から申し上げますと、ただ見ているだけの教員はダメでしょう。これは誰しもが思うことであり、おそらく、肯定する方はほとんどいないのではないかと思います。少なくとも、教育関係の方にはいないのではないかなと思います。「見ているだけ」というのは、字面的にも、実際にも印象が良くないのは明白です。
所属先にもよりますが、今年も卒論指導が佳境を迎えております。 近年は卒論の提出がない大学や卒業研究が卒業必修となっていない大学も増えておりますので、大学教員のみんながみんな卒論指導を行うというわけではないと思いますが、私の所属する大学は漏れることなく卒業研究が必修科目として存在しております。
一部の大学生は課題や提出物の期限を守ることができません。 私の勤務する大学では3分の1くらいの学生は提出期限を守ることができず、実習などの教職に関わる科目であっても期限を過ぎてから書類を提出してくる学生がいます。「まあ、そんなもんだよね」と感じる方、「そんなにいるの?」と感じる方、感じ方はそれぞれだと思います。
今回は大学教員公募において、採用される2つのパターンについてお話ししたいと思います。 ※大学教員公募についてお得な情報をまとめています。noteにて有料とはなりますが、30本以上の記事が詰まっていますので、ご参考になれば幸いです。 求められ
今回は大学教員の仕事の中核とも言える論文の執筆についてお話しします。 論文の執筆は義務ではない 前回の投稿から大変時間が経ってしまいましたが、なぜ、投稿に割く時間がなかったかというと、「論文の執筆」に追われていたからです。 知り合いの教員の
嫌らしく感じるかもしれませんが、ありがたいことに、今年度2度目の非常勤講師の採用をいただきました。以前の採用は今年度、後期の採用でしたが、今回いただいた採用は次年度前期の採用となります。そのため、今年度後期に行う科目と来年度も持たせてもらえるのであれば、次年度は前・後期ともに非常勤講師として働くことができます。
私が勤務する大学はお世辞にも学力が高い学生が集まっているとは言えず、偏差値も低いFラン大学と呼ばれる大学です。偏差値ですべてを語ろうとは思いませんが、学生の学力が低いと感じるのは事実ですので、偏差値が低く、Fランと言われていても仕方がないと感じています。そのような大学ではありますが、学生は比較的素直です。
18歳人口が減少に向かっている昨今、大学ではオープンキャンパスへの熱がさらに高まっております。オープンキャンパスへの参加度が受験とどの程度関わっているかは定かではないのですが、たくさんの高校生に来てもらえることに越したことはないでしょう。私の勤務している大学も、昨年度と比べると大幅な参加者の増加となりました。
コロナ禍を経て、大学教員公募にもオンライン面談が積極的に採用されるようになりました。先日、私も非常勤講師に採用をいただけたのですが、その2次面接もオンラインでした。オンライン面接はコロナが落ち着いたとしても、今後、積極的に採用されていく方法かと思いますので、今回はオンライン面接で重要だと感じた点についてお話しします。
小学校の中でも体育に力を入れている学校であれば、この「学級経営と体育」というキャッチフレーズを少なからず使っていることが多いと感じます。そして、私もその関係は密接であると感じる一人です。小学校教員は基本的に全教科を教えなければならないのですが、全教科の中でも極めて特殊といえる教科の一つが「体育」です。
科研費が使えるようになって最も恩恵を受けているのが作業の効率化についてです。 私は文系ですので、理系のように試薬や実験動物、などを買うわけではありませんが、最低限の周辺機器をそろえました。これまでは学内研究費でやりくりしていたのですが、パソコンやモニターなどを買いそろえるというのは自腹を切らない限りできませんでした。
今回はより具体的な経験についてお話していきます。 これから紹介する業務は大学教員を目指すうえで有利になることは間違いないのですが、正直、通常業務と並行して行うのが大変なものもあります。 ただ、苦労した分、間違いなく実績として蓄積されますので、大学教員を目指されている方は、ぜひ、取り組むことを検討してみてください。
公募と恋愛・結婚というと関係がなさそうに感じるかもしれませんが、個人的には大ありだと思っています。人によっては影響を受けない人もいるかもしれませんが、パートナーのいる方は少なからず影響を受けると考えています。私自身、小学校教員時代からパートナーがおりましたので、どのように影響を与えるのか所感を書いていきたいと思います。
9月卒業について説明をしておくと、大学には通常の卒業(3月)のほかに、9月にも卒業ができるシステムが備わっています。 基本的に前期、後期という2つの学期に分かれる大学ですが、前期終了後に卒業をするということです。 ただ、これは留年した学生を中心に、4年間では卒業できなかった学生が対象となる措置です。
私は公募戦線に参戦してから、基本的に全ての公募書類をデータとして保存しています。 最近ではデータで入力をして、それを印刷して郵送するという形が一般的ですので、データを保存しておくということは何も珍しいことではないかと思います。 むしろ、毎回作成したデータを消している方のほうが珍しいのではないでしょうか。
今回は大学教員公募における、採用後に行うことについてお話します。大学教員公募に応募した後、書類審査、2次面接等の審査を経て、無事に採用されると、年度内に様々な手続きが進められます。着任後に行う手続きもあるのですが、着任前に行う手続きも意外とありますので、今回は着任前に行う手続きについてお話ししたいと思います。
【文科省】幼児教育の効果を追跡調査~成人以降の学力、稼ぐ力などまで影響確認~
幼児教育の効果を追跡調査 学力、稼ぐ力など影響確認 文科省(時事通信) Yahoo!ニュースでも触れられている「ペリー就学前プロジェクト」や私の記事で触れている「マシュマロテスト」については、幼児教育分野の研究において伝説的な実験となっていますが、幼児教育の重要性を訴えるためのきっかけとなったのは事実です。
大学教員公募に限りませんが、転職を考えている場合には現職場への報告が必須事項となります。 そのため、公募の結果とともに、どのタイミングで現職場への報告を行うのか、ということが重要となります。なぜなら、その後の職場環境に何かしらの影響を与える可能性があったり、現職場に多大なる迷惑をかけてしまうからです。
この記事をご覧になっている方々は、他の大学教員公募に関する記事もお読みになっていると思います。 情報収集を行っている方々はお分かりかと思いますが、同じ教員を採用する試験である教員採用試験とは異なり、大学教員公募における情報はある程度の一貫性はありつつも、情報の発信者によって内容ががらりと変わることもあります。
仕事を続けていくうちに、その仕事が原因で起こる病気などのことを「職業病」ということがありますが、その職業に就いているからこその「癖」のようなものも職業病ということがあります。 例えば、教員であれば、学校や教育現場ではないにもかかわらず、教えたがる、飲み会の場で教えたがる、家庭でも教えたがる・・・など。
【市立小プールの水、6日間注水】人為的ミスはどこでも誰にでも起こりうる
最近、巷ではプールでの注水ミスに関するニュースが話題となっています。いろんな意見が飛び交っていますが、実は私も似たような事件を起こしかけた過去があります。私が小学校1年生の担任をしていた頃のお話です。私が勤務していた学校では、毎朝、学年の誰かしらが水位の確認と塩素の調整を行っていました。
以前の記事でも紹介したことがあるのですが、今年度、私は非常勤講師の公募に参戦していました。 そして、ありがたいことに先日採用通知をいただきました。次年度からの担当となりますが、教歴を増やすとともに収入を増やすということにつながりますので、ありがたい限りです。そこで、採用に至った要因について分析してみようと思います。
公募というのは基本的に採用者優位となります。当たり前ですが、採用権を握っているのは採用側ですので、「採用してもらう」側である応募者はどうしても採用側よりも優位に立つことはできません。常勤や非常勤、現職との兼ね合いから完全に優位というわけではないかもしれませんが、採用側が決定権を握っているという事実は変わらないでしょう。
公募数がピークを迎える8月にはよくあることですが、同じ大学から複数の公募が出されることがあります。学部が違ったり、学科が違ったりすると公募が出される時期も違ってくるのですが、「同じ学科から複数公募」が出されることもあります。具体的には、教育学部から音楽の専任教員公募と美術の専任教員公募が同時に出されるといった感じです。
「アンパンマン」に登場する適役が「ばいきんまん」であり、日本人であれば、誰でも知っていると思われるくらい有名なキャラクターです。この「ばいきんまん」ですが、自称「(天才)科学者」だとうことをご存じでしょうか。 アニメなどを見ていると全く気が付かないのですが、ばいきんまんはとんでもない科学者であることがわかります。
2023年8月4日、このようなニュースが飛び込んできました。【独自】「奨学金の返済免除新たに 教員不足解消へ 概算要求」 教員不足解消を目的とした措置ではありますが、個人的には吉報だと思っています。 実質、以前はこの免除制度が実施されていたわけで、新設というよりは復活といったほうが正しいのかもしれません。
これまでの記事において、大学教員公募は「とにかく応募するもの」と話してきました。そのスタンスは今でも変わらず、少しでも専門分野にかするのであれば応募するべきだと思っています。選ぶのは大学側ですので、こちらとしては「選んでもらえたら御の字」くらいの気持ちで送り、とにかく選考の盤上に載らなければどんでん返しも起こりません。
現場経験がある方が大学教員になると、多くの場合実習関係の科目を担当することとなります。 関係科目であればまだよいかもしれませんが、「教育実習」を担当することとなると、なかなかに大変となります。 それぞれの科目に大変さはありますが、教育実習に送り出す準備はおおよそ1年前から始まります。
小学校教員の方々は、どのような基準で現在の自治体を選択したのでしょうか。 地方でのんびりと子ども達と過ごしたいから、首都圏で私生活も充実させたいから、とにかく教員になりたいから、などなど様々な理由があるかと思います。 私の場合は、とにかく教員になりたいという想いが強かったため、日程が許す限りの教員採用試験を受けました。
私は小・中・高校の教員採用に関わったことがないため、推測でしかないのですが、大学以外の校種においても縁故採用はあると考えています。その理由としては、私が教員採用試験を受けるとき、そして、小学校教員として働いていた時を振り返ると、校長の息子や教育委員会に所属する方の子どもなどの採用が明らかに多いなと感じていたからです。
説明しますと、「忌引」による公欠を多用してくる学生ということです。 大学においては「公欠」というものが存在しない大学もありますので、忌引による欠席は公欠とはならない大学もあるのですが、確実に配慮すべき欠席とはなります。そのため、単位認定に係る3分の1以上の欠席になりそうな場合に、「殺人」を起こす学生がいるのです。
授業を行う以上、学生との距離感は少なからず意識することがあります。学年といった集団との距離感も、学生との個人との距離感もやはり「適切」な距離感がベストです。それは言わずもがなですが、理想の距離感を保つことは簡単なことではありません。距離感が遠すぎると授業内容が上手く伝わらず、近すぎると授業の規律が乱れることもあります。
小学校で働いていた時も短大で働いていた時も、学生に出会いました。 そんな中で、昔も今も私にとって対応が難しい学生が存在します。 それは 「連絡がとれない学生」 です。 連絡がとれないということは誰にとっても対応が難しいのですが、メールやSNSが発展してきた現代においても、連絡が取れないというのは非常に悩ましい問題です。
大学ではそろそろ成績評価の期間へと入っていきます。 大学における成績評価は年々可視化が求められており、その基準についてはシラバスに明確に記載すると同時に第1回の授業でも説明することが望まれます。そのため、最近はシラバスに「〇〇:30%」「△△:40%」といった形で明確に成績の基準が示されていることがほとんどです。
基本的に教職についている方はみな、研究者だと私は思っています。 日々授業について研究し、試行錯誤を重ねながら再度授業に臨む。 もちろん、教務主任や教頭、校長などの要職に就き、日々の授業から離れる人もいますが、それでも「教育」について考える環境は変わりませんので、否が応でも教育について考えることとなるわけです。
段ならあまり気にならないかもしれませんが、公募書類となれば誤字・脱字が気になってしまい、提出するまでに何度もチェックをするということが起こりがちです。 過去には出した後も見返すことがあり、そこで誤字・脱字を見つけた場合などは絶望していました。 では、誤字・脱字があった場合、どの程度公募の採否に影響するのでしょうか。
このようなタイトルを書くとおしかりを受けそうですが、あえて考えてみました。 私は小学校教員から短大教員となり、現在は4年制大学で勤務をしており、ありがたいことに、20代から短大で働かせていただいております。そのため、嫌味に聞こえるかもしれませんが、若いうちから大学で働かせてもらっている教員の一人と考えています。
大学におけるオープンキャンパスは、大学側にとっても生徒側にとっても重要なイベントの一つとなります。 大学側としては学生募集につなげたいという想いがあり、生徒側としては、進学先の選定材料として大学について知りたいという想いがあります。 最近、自分が大学生だったころと比べると、大きく変わったなと感じることが一つあります。
先月、非常勤講師への応募を行い、先日、その結果がきました。タイトルからお分かりかと思いますが、丁寧な「お祈り」をいただきました。簡単ではありますが、振り返りと闘争の所感を書いていきたいと思います。今回の公募は締切から結果通知まで10日という非常に早いものでした。
詳しく説明すると、「自分ができていないことは、それを人に指摘する資格はない」と思っているということです。 例えば、自分の箸のもち方が正しくないのに、それを棚に上げて子ども達だけには正しい持ち方をするように指導する、といった状況などです。 分かりづらいのですが「指摘しない=教育を放棄する」ということではありません。
運動が好きな子にとって、雨の日は退屈に感じるかもしれません。 運動が好きでなかったとしても、遊べる場所が制限されてしまうと、駄々をこねたり、退屈から機嫌が悪くなってしまうこともあります。 そんな時に活用したいのが「トランポリン」です。最近では自宅の中で手軽にトランポリンを楽しめるような商品があります。
短大では、研究室とは別に「職員室」と呼ばれる部屋が用意されており、この部屋では学科会議などの会議が開催されたり、学科全体で共有しておくべき書類などが保管されていました。 基本的には学科専属の事務員さんが常駐しており、無人ということにはならなかったのですが、学科教員であれば誰でも使うことのできる部屋となっていました。
大学教員は基本的に自分の専門に適した授業を担当することとなっていますが、多くの場合、専門外の科目も担当します。若手の教員であればあるほど、その科目はどんどん増えていきます。 もしかすると、自分の専門だけを担当科目として持っている教員はほとんどいないのではないかと個人的には思っています。
よく、奨学金は学生時代の借金と言われ、給付型奨学金でない限り、社会に出てから返還しなければなりません。そのため、奨学金=借金と言われることがあります。 この主張に異論はありません。 利率や返還条件などは様々ですが、「お金を返さなければならない」という点においては借金と何ら変わらないからです。
researchmapとは、科学技術振興機構という団体が運営している研究者のためのサイトであり、簡単に言えば、業績を含む研究者情報を公開しているサイトとなります。 このresearchmapは、J-GLOBALやKAKENなどといったサイトとも連携しており、大学の教員紹介とも紐づいていることの多いサイトとなっています。
今回は「良い授業」とはどのような授業なのか、ということについて考えてみたいと思います。 最初に断っておきますが、私は教育関係の分野を専門としています。 小学校教員、短大教員、大学教員と、校種は違えど、一応、教育に携わってきました。 職歴も長くないのですが、教育について考えるという環境に身を置いてきたと思っています。
保育者養成課程において、保育士資格を授与する大学、または、教員養成課程において教員免許を授与する大学において発生する業務となります。 ただ、私を含めて小学校教員から大学教員となられた方は、基本的には教員養成課程に所属することが多いのかなと思いますので、実習巡回も行う可能性が高くなります。
短大に勤めて3年目を迎えたある日のこと、私は学長室に呼び出されました。 その年、私は教務委員長をさせてもらうこととなっていましたので、委員会の開催時期とその報告について、スケジュールを確認するためでした。 誤解を与えてはいけないため説明をしておくと、短大と4年制大の教務委員長は仕事内容も重みも全く異なります。
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近ということではないのですが、前々から違和感を感じていたことがあります。 それは、「お金より幸せなことがある」「学歴が全てじゃない」と言った内容のことを周りに諭すように話す人達のことです。確かに、お金より幸せなことや、学歴だけが全てではないという世界もあるでしょう。 それは間違いありません。
現在、卒論指導の真っただ中ではありますが、最近ふと思うのは、「学生をいかにして救うか」という考えが染みついてしまっているなあ、ということです。 卒論指導だけでなく、普段の授業においてもレポートの内容がひどかったり、授業への取り組みが良くなかったりする学生がいたとしても、何とか単位をあげられないかと考えてしまっています。
大学教員公募も冬の時期に差しかかり公募情報から焦りが見え始める今日この頃ですが、公募情報を見ていると「update」という表示を見かけることがあるかと思います。jrecinでは緑色で表示されており、「新規」の表示である赤色のアイコンとは別の色で表示されているため、公募一覧を見ていると違いに気が付くのではないでしょうか。
見出しの出し方から予想できるかと思いますが、私個人として根性論は悪だと思っていません。 大学生と関わっている中でも、「つべこべ言わずにやれ」感じることは多々あります。ただ、社会の流れとして根性論はタブー視されるようになっており、根性論を唱えることとパワハラ認定されることは紙一重だと感じております。
世間的には「教え子に積極的にかかわる先生」がいわゆる「良い先生」として映るのではないかと思っています。確かに、子どもたちと積極的に関わり、学校生活の時間を共有することで、子どもたちの情報は手に入るかもしれません。ただ、「こどもと積極的にかかわる先生」=「良い先生」というのが妄想であるということをお話ししたいと思います。
今回は秋の公募が小学校教員におすすめだということについてお話ししたいと思います。タイトルと冒頭には「小学校教員におすすめ」と書きましたが、中学校、高校、特別支援学校、高専など、他の校種の先生方にもおすすめです。異動を考えている大学教員にもおすすめとなりますので、小学校教員だけにこだわらずにお読みいただけたら幸いです。
タイトルを見るとややこしく感じてしまうかもしれませんが、何を言いたいのかといいますと「何事も予定していたこと、予想していたことの通りにはいかない」ということです。例えば、週末にディズニーランドへの旅行を計画していたとしましょう。多くの方は週末を楽しみにモチベーションをあげたり、当日のスケジュールを考えたりするでしょう。
公募内容が細かく書かれているというのは、どういうことなのか説明したいと思います。例えば、担当予定の科目や授業内容、賞与の有無、公募スケジュールなど、それぞれの項目において詳細に書かれている、ということを意味しています。ただ、細かく書かれている公募から読み取れる意図としては、二つの背景が考えられます。
「イライラした時の対処法」「ストレス解消法」などと言った方法は巷に溢れておりますので、今更お話しすることもないかと思っていました。 ただ、私のイライラした時の対処法は特殊だと知人に指摘されたことから、一つの考え方として、何かのきっかけになればと思い、今回、記事にしてみることにしました。
教員の方は聞きたくもないくらい聞いたことのあるワードだと思いますが、指導案をご存じない方のために簡単に説明しておくと、授業を進めるための計画案のようなものです。 授業を行う意図、板書、子ども達への質問、子ども達からの予想される回答、子ども達の動き、授業の流れ、などが書かれた計画案といえます。
大学教員公募の数が徐々に増えてきており、公募人事が本格化する夏を迎えようとしております。そのような中で、転出先を決める最重要事項ともいえる項目が「待遇」だと思います。もちろん、研究環境や立地、学生の質など、何を重要視するかはそれぞれですが、待遇は生活に直結する事項ですので、昔も今も最重要事項の一つといえるでしょう。
ご存じでない方もいらっしゃるかと思いますので「サイヤ人」について説明しておくと、漫画「ドラゴンボール」に登場する異星人の種族名です。サイヤ人は戦闘民族でありますので、戦闘に特化した様々な特性を持っているのですが、その中でも特筆すべき特性があります。それは、瀕死の状態から回復した際、戦闘力が大幅に上昇するというものです。
最近の傾向についてお話しする前に、年度が変わり、徐々に公募数が増えてきました。大規模大学の一部は前年度(2023年度)から次年度(2025年度)の募集をすることがあるため、例外的なところもありますが、ほとんどの大学がここから夏にかけて公募数を増やしてきます。 そのため、これから大学教員の闘いが本格化してきます。
今年度は2つの場所で非常勤の採用をいただきました。 採用は前期1つ、後期1つとなりますので、現在進行形で進んでいる前期の非常勤先についてお話をします。今期の非常勤は2コマ担当となっており、本務校で教えている内容と重なっているため、本務校と合わせると3回同じ内容の授業を行うこととなります。
大学や研究職に就かれている方でないとぴんと来ないかもしれませんが、研究費というのはその名の通り、研究を遂行するために使えるお金であり、自分の私腹を肥やすためのものではありません。たまに研究費の不正利用で話題になる人がいますが、それは、研究以外に研究費を使ってしまっているからです。
jrecinをご存じない方のために簡単に触れておくと、jrecinというのは大学教員の公募情報が集まるサイトのことです。基本的に大学教員を目指す、または大学を異動したいと思った時には、こちらのサイトで公募情報を確認し、応募します。大学のホームページにしか載らない公募などもありますが、ほぼすべての公募が集まります。
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
仕事が早い人の要因には様々なものがあります。事務処理能力が高い、集中力が高い、的確に仕事を振ることができるなど、その他にも多くの要因があるかと思います。そもそも仕事が少ない、仕事が簡単など、ネガティブな要因ももちろん含まれている可能性があります。ただ、個人的には共通している点があると感じています。
新年度となり、ほとんどの職場で新入社員や新入職員が入ってきたのではないでしょうか。それに伴い、新体制が構築され、会社や学校でも新しい組織として年度が始まっていきます。私の職場でも、新任教員、新任職員が着任し、全体での顔合わせの会議が行われたところです。年を重ねるにつれ、この新年度に感じるようになったことがあります。
まず一つ目の人種は研究に傾倒する「研究没頭人」です。その名の通り、研究に全ての力を注ぎますので、業績が大量に蓄積されており、外部資金もガンガン取得してきます。大学教員の主な仕事は研究と教育ですので、最も大学教員らしい人種と言えるかもしれません。大学としても、顕著な研究成果を挙げる人というのは、外部向けの宣伝になります。
最近やたらと目につくのが「最低限の取り組みしかしない」という学生です。例えば、グループワークである課題を課したとしましょう。早く結論が出るグループ、時間内に結論がまとまらないグループなど、グループによって様々ですが、時間いっぱい考えて、より良い結論にたどり着いてほしいというのが個人的な願望です。
大学では「怒れない教員」が多いと感じます。最初に断っておきますが「怒る」という言葉に関して、最近は「指導する」「注意をする」というように書き換えられることもあり、「怒る」という言葉を使うことが憚られることがしばしばありますが、実際、厳しい言葉を投げかけることもありますので、あえて「怒る」という言葉を使っています。
高校までは基本的には45分~50分、長くても60分となる授業時間ですが、大学では90分~100分となります。当たり前のことを書いていますが、これは子ども達や学生だけの問題ではなく、教員にとっても大きな違いとなります。小中高では授業時間が足りないということはあれど、授業時間が余るということはそれほどないかと思います。
まず、指定校推薦とは何かということですが、その名の通り、大学が指定した高校にのみ与えられる推薦枠であり、私立大学にのみ存在する制度です。大学が指定する高校に対して「何名の推薦を受け入れます」という話を持っていき、その大学を志望する生徒がいたら、学内での検討の後、高校として推薦をするという形です。
私個人の結論から申し上げますと、ただ見ているだけの教員はダメでしょう。これは誰しもが思うことであり、おそらく、肯定する方はほとんどいないのではないかと思います。少なくとも、教育関係の方にはいないのではないかなと思います。「見ているだけ」というのは、字面的にも、実際にも印象が良くないのは明白です。
所属先にもよりますが、今年も卒論指導が佳境を迎えております。 近年は卒論の提出がない大学や卒業研究が卒業必修となっていない大学も増えておりますので、大学教員のみんながみんな卒論指導を行うというわけではないと思いますが、私の所属する大学は漏れることなく卒業研究が必修科目として存在しております。
一部の大学生は課題や提出物の期限を守ることができません。 私の勤務する大学では3分の1くらいの学生は提出期限を守ることができず、実習などの教職に関わる科目であっても期限を過ぎてから書類を提出してくる学生がいます。「まあ、そんなもんだよね」と感じる方、「そんなにいるの?」と感じる方、感じ方はそれぞれだと思います。
今回は大学教員公募において、採用される2つのパターンについてお話ししたいと思います。 ※大学教員公募についてお得な情報をまとめています。noteにて有料とはなりますが、30本以上の記事が詰まっていますので、ご参考になれば幸いです。 求められ
今回は大学教員の仕事の中核とも言える論文の執筆についてお話しします。 論文の執筆は義務ではない 前回の投稿から大変時間が経ってしまいましたが、なぜ、投稿に割く時間がなかったかというと、「論文の執筆」に追われていたからです。 知り合いの教員の
嫌らしく感じるかもしれませんが、ありがたいことに、今年度2度目の非常勤講師の採用をいただきました。以前の採用は今年度、後期の採用でしたが、今回いただいた採用は次年度前期の採用となります。そのため、今年度後期に行う科目と来年度も持たせてもらえるのであれば、次年度は前・後期ともに非常勤講師として働くことができます。
私が勤務する大学はお世辞にも学力が高い学生が集まっているとは言えず、偏差値も低いFラン大学と呼ばれる大学です。偏差値ですべてを語ろうとは思いませんが、学生の学力が低いと感じるのは事実ですので、偏差値が低く、Fランと言われていても仕方がないと感じています。そのような大学ではありますが、学生は比較的素直です。
18歳人口が減少に向かっている昨今、大学ではオープンキャンパスへの熱がさらに高まっております。オープンキャンパスへの参加度が受験とどの程度関わっているかは定かではないのですが、たくさんの高校生に来てもらえることに越したことはないでしょう。私の勤務している大学も、昨年度と比べると大幅な参加者の増加となりました。
コロナ禍を経て、大学教員公募にもオンライン面談が積極的に採用されるようになりました。先日、私も非常勤講師に採用をいただけたのですが、その2次面接もオンラインでした。オンライン面接はコロナが落ち着いたとしても、今後、積極的に採用されていく方法かと思いますので、今回はオンライン面接で重要だと感じた点についてお話しします。
小学校の中でも体育に力を入れている学校であれば、この「学級経営と体育」というキャッチフレーズを少なからず使っていることが多いと感じます。そして、私もその関係は密接であると感じる一人です。小学校教員は基本的に全教科を教えなければならないのですが、全教科の中でも極めて特殊といえる教科の一つが「体育」です。
科研費が使えるようになって最も恩恵を受けているのが作業の効率化についてです。 私は文系ですので、理系のように試薬や実験動物、などを買うわけではありませんが、最低限の周辺機器をそろえました。これまでは学内研究費でやりくりしていたのですが、パソコンやモニターなどを買いそろえるというのは自腹を切らない限りできませんでした。
今回はより具体的な経験についてお話していきます。 これから紹介する業務は大学教員を目指すうえで有利になることは間違いないのですが、正直、通常業務と並行して行うのが大変なものもあります。 ただ、苦労した分、間違いなく実績として蓄積されますので、大学教員を目指されている方は、ぜひ、取り組むことを検討してみてください。
公募と恋愛・結婚というと関係がなさそうに感じるかもしれませんが、個人的には大ありだと思っています。人によっては影響を受けない人もいるかもしれませんが、パートナーのいる方は少なからず影響を受けると考えています。私自身、小学校教員時代からパートナーがおりましたので、どのように影響を与えるのか所感を書いていきたいと思います。
9月卒業について説明をしておくと、大学には通常の卒業(3月)のほかに、9月にも卒業ができるシステムが備わっています。 基本的に前期、後期という2つの学期に分かれる大学ですが、前期終了後に卒業をするということです。 ただ、これは留年した学生を中心に、4年間では卒業できなかった学生が対象となる措置です。
私は公募戦線に参戦してから、基本的に全ての公募書類をデータとして保存しています。 最近ではデータで入力をして、それを印刷して郵送するという形が一般的ですので、データを保存しておくということは何も珍しいことではないかと思います。 むしろ、毎回作成したデータを消している方のほうが珍しいのではないでしょうか。
今回は大学教員公募における、採用後に行うことについてお話します。大学教員公募に応募した後、書類審査、2次面接等の審査を経て、無事に採用されると、年度内に様々な手続きが進められます。着任後に行う手続きもあるのですが、着任前に行う手続きも意外とありますので、今回は着任前に行う手続きについてお話ししたいと思います。