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  • 渡辺靖『リバタリアニズム』を読む

    渡辺靖著『リバタリアニズム』(中公新書25222019年1月25日中央公論新社発行)を読んだ。中央公論新社の紹介リバタリアニズムアメリカを揺るがす自由至上主義渡辺靖著アメリカ社会、とりわけ若い世代に広がりつつあるリバタリアニズム(自由至上主義)。公権力を極限まで排除し、自由の極大化をめざす立場だ。リベラルのように人工妊娠中絶、同性婚に賛成し、死刑や軍備増強に反対するが、保守のように社会保障費の増額や銃規制に反対するなど、従来の左右対立の枠組みではとらえきれない。著者はトランプ政権*誕生後のアメリカ各地を訪れ、実情を報告。未来を支配する思想がここにある。*一期目2001年発行と古い本だがリバタリアニズムの基本概念は以下の本がわかりやすい。森村進「自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門」講談社現代新書基本...渡辺靖『リバタリアニズム』を読む

  • 歴代版画年賀状

    私はかって、版画を彫って、刷って、30年以上、喪の年を除いて毎年、約100枚の年賀状を出し続けていた。年一度だけの創作活動で図案を考え、色別に数枚の木版を彫り、絵具を塗り、バレンでこすって一枚一枚版画年賀状を仕上げていた。「版画年賀状のつくり方」1980年、年賀状を初めて版画で手摺りした。今調べたら、1980年の干支は「申(さる)」1982年、1983年は上記と同様な、スタンプ使ったほうがましな、簡単な漫画なので略。1984年はミッキーマウス。私も若かった!3色摺り。干支は「子(ねずみ)」1985年、重なる部分を濃くすると思いついたが、濃くしすぎて失敗。干支は「丑(うし)」1986年、縁起物の版画だが、工夫なし。多少の色ずれ、黒点などは手摺りの良さ?1988年、彫りは苦労したが、その割には冴えない。干支は...歴代版画年賀状

  • 昔話シリーズ(小学生の頃) だまされて楽しい八幡様のお祭り

    子どもの頃代々木八幡宮の近くに住んでいた。八幡様は木々がうっそうとしたちょっとした山になっていて、境内の林の中には、復元された縄文時代の堅穴式住居があった。作家の平岩弓枝の父親が宮司だった。九月にはお祭りがあり、八幡様の階段の登り口からお社まで出店がずらりと並ぶ。小学生の頃は、お祭りのときだけもらうお小遣いを握り締めて、出店を端から一つずつのぞき込んでいくのが楽しみだった。手をポケットに入れてしっかりもらった小銭を握ったまま緊張して歩いて行った。八幡様に着いて、出店を見て回り、いざ買おうと思ったら、お金がない。青くなってそのまま家に帰って、「しっかり握り締めていたのにすられた」と訴えた。母は、「馬鹿ね。ポケットに手を突っ込んだまま歩いていれば、ここにお金を持ってますって教えているようなものでしょ」と冷たく...昔話シリーズ(小学生の頃)だまされて楽しい八幡様のお祭り

  • 「一軒家カフェ&サロンハナ」でランチ

    「一軒家カフェ&サロンハナ」へのアクセス西荻窪駅南口、改札を出て右の仲通街を入り、ピンクのゾウさんをくぐり直進します。セブンイレブン、おもち屋さん、ひぐらし古具さんを通り過ぎ、ケーキ屋Lotusさんを過ぎたら(「輪島功一スポーツジム」の手前を)右折してすぐ右側です。駅から徒歩3~4分ほどです。11時半からなのに、無理を言って10分ほど早く中に入れていただいた。民家を改造したカフェなので、一口で靴を脱ぐ。いかにも韓国といった螺鈿細工のテーブルがあった。オーナーは韓国の御夫婦。刺繍「23.3.18.日本テレビ“ぶらり途中下車の旅”当店にご来店頂きました」と「舞の海」さんのサイン色紙1階カフェ「あずきパーラー」は、あずきを使ったメニューを中心に、酵素玄米のお食事やあずきスイーツなど、カラダにやさしくココロもほっ...「一軒家カフェ&サロンハナ」でランチ

  • 5月(1)の花

    5月5日に届いた花9本の深紅のカーネーション、淡いピンクと、白&紫の小さなナデシコ(撫子)。背景はアレカヤシ5日後、まだ2本の深紅のカーネーションは完全に開花していない。8日後、まだカーネーションの2,3輪が完全には開き切っていないが、ほぼ最盛期だろう5月(1)の花

  • 5月(2)の散歩

    このところ、「お!鮮やかな花がある」と思うと、バラだ。スープニールドゥ・アンネフランクピンクのグラデーション近くでパチリゴージャス!バラ御殿赤紫?深紅モッコウバラ?クレマチスは紫が良く似合う淡い紫のクレマチスもなかなか上品白いクレマチス?テッセンは、クレマチスの原種の一つで、雄しべが花弁化しているというちょっと変わったアジサイオランダカイウ?白い花びらが縦にながいのがカラー??ドウダンツツジ?ニオイバンマツリ(ナス科ブルンフェルシア属)?近づいてパチリゼラニュームオーストラリア原産のブラシノキ(ボトルブラッシュ)デルフィニウム属イエローアニスツリー?武者絵のぼり5月(2)の散歩

  • 浅田次郎『地下鉄(メトロ)に乗って(新装版)』を読む

    浅田次郎『地下鉄(メトロ)に乗って(新装版)』(講談社文庫あ70-24、2020年10月15日講談社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の、家族と暮らした懐かしい町。高校生で自殺をした兄の命日となる日だった。兄の姿を見つけた真次は運命を変えようとするが、時間を行き来するうちにさらなる過去にさかのぼり……。いつの時代も懸命に生きた人びとがいた。人生という奇跡を描く、感動の傑作長編。巻末の吉野仁氏の解説から引用する。小さな衣料会社の営業マンがふとしたはずみで(地下鉄で)タイム・トリップし、はからずも家族の過去と向き合うことになる。自殺した兄、反目していた父、そしてデザイナーとして会社でともに働くみち子。地下鉄に乗るたび、過去へつながる出口へと向かい、自分の知らなかった事...浅田次郎『地下鉄(メトロ)に乗って(新装版)』を読む

  • 神代植物公園、深大寺へ

    吉祥寺駅南口の小田急バス4番・調布駅北口行きで240円、神代植物公園入口で下車。朝9時半開園と同時に入る。一般500円、65歳以上250円。予定は、「神代植物園」、「深大寺」、深大寺そば、「水生植物園」。入ったところの展示?ぼたん・しゃくやく園、ダリア園は、「しゃくやく」の天下。他は姿なし。「ルーズベルト」の名にひかれてパチリまだ、蕾も多いので、まだまだこれからも期待できる中心の白がきまってる「エクリプス」。そもそも、シャクヤクはボタン科だから、私にはボタンとの区別さえつかない。「サンライズ」。色が濃すぎるかな?花の中に3匹の虫。的を絞ってGoogleLens様に御判定お願いしたのに、「キバラオオタイランチョウ」って、どうみても鳥じゃないでしょう!大きさの感覚がないみたいで、失礼しました。赤というより紫に...神代植物公園、深大寺へ

  • 津村記久子『水車小屋のネネ』を読む

    津村記久子著『水車小屋のネネ』(2023年3月5日出版社発行)を読んだ。毎日出版社の内容紹介誰かに親切にしなきゃ、人生は長く退屈なものですよ18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――助け合い支え合う人々の40年を描く長編小説毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化!第59回谷崎潤一郎賞受賞、2023年本屋大賞ノミネート。物語は1981年の第一話から始まって、10年刻みで、第四話は2011年、2021年のエピローグまでのある姉妹の年代記。第一話18歳の山下理佐は短大に進学するはずだったが、母が入学金を婚約者のために使ってしまった。さらに、母の婚約者が小3の妹・律をたびたび家から閉め出しているとわかった。理佐は、律を連れてほぼ身一つで...津村記久子『水車小屋のネネ』を読む

  • 桐野夏生『オパールの炎』を読む

    桐野夏生著『オパールの炎』(2024年6月10日中央公論新社発行)を読んだ。簡潔すぎる中央公論新社の紹介時代に先駆けてピル解禁を訴えていた女は――突然、姿を消した。謎多き女をめぐる証言から、世の理不尽を抉りだす圧巻の傑作長篇。1972年~1975年派手に活動した「中ピ連」(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合(本作中では「ピ解同」)、を率いた「榎美沙子」(本作中では塙玲衣子)をモデルとする小説だ。ノンフィクションライターが、塙玲衣子を知るいろんな人に会って話を聞くというルポルタージュの形で描かれる小説であり、塙玲衣子(榎美沙子)自身は登場しない。「好書好日」評者:山内マリコ/朝⽇新聞掲載:2024年08月24日その名を聞き、ピンクのヘルメットを嘲笑まじりに思い出す読者も多いだろう。不貞を働いた...桐野夏生『オパールの炎』を読む

  • 5月(1)の散歩

    控えめなピンクのハナミズキ明るいピンクのハナミズキ赤白のハナミズキちょっと大きなハナミズキ白いハナミズキ「ヤマボウシ」??「ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)」、「ハナミズキ」、「ヤマボウシ」と混乱していますどうだ!と「モッコウバラ」まだまだと「モッコウバラ」これでもかと、覆いかぶさるモッコウバラこれで決まりだと、モコモコのモッコウバラ「モッコウバラ」?紅白の「アザレア」近接してもあでやか「アザレア」?ヌカイトナデシコ(糠糸撫子)」?「シャクナゲ」「ナニワイバラ」「特徴的なのが、花の後にできる果実(偽果)で、その表面は長い毛に覆われ、独創的な形状になる」とあるが、まだまだの様子。オオハルシャギク(大春車菊)?キンポウゲ科キンポウゲ属の「アルパイン・デルフィニウム」?「テリハイカダカズラ(照派筏葛)」?「...5月(1)の散歩

  • 「椿屋珈琲 吉祥寺茶寮」でランチ

    吉祥寺駅北口、サンロードの入口左のビルのファミリーマートの上に「椿屋珈琲吉祥寺茶寮」がある。ここでランチにしてしまおうと、エレベーターで2階へ。珈琲が税込1200円と、さすが高級(?)カフェ、調度類は格式高い。国木田独歩の武蔵野に関する文が掲げてある。食事メニューもあるが、相方は、まだ11時前だし、もっと手軽なモーニングにするという。私は、相方からのお流れも計算して、ショートケーキセット。コーヒーはスペシャルティブレンド(写真はホームページから借用)。相方のモーニングセット。サラダドレシングが美味。糖質制限中で久しぶりのパンが美味しい。ドリンクはアイスティー。さすが高級カフェだ。カップ、ソーサーなどはすべて「ロイヤルコペンハーゲン」。私たちの普段使いのカップと同じなのだ??「椿屋珈琲吉祥寺茶寮」でランチ

  • レベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』

    レベッカ・ソルニット著、ハーン小路恭子訳『説教したがる男たち』(2018年9月10日左右社発行)を読んだ。左右社の内容紹介女性は日々、戦争を経験している。どんなに頑張っても、話すこともできず、自分のいうことを聞いてもらおうとすることさえ、ままならない。ここはお前たちの居場所ではない。男たちは根拠のない自信過剰で、そう女性を沈黙に追い込む。ソルニット自身がその著者とも知らず、「今年出た、とても重要な本を知っているかね」と話しかけた男。彼にそんな態度を取らせている背景には、男女のあいだの、世界の深い裂け目がある。性暴力やドメスティック・バイオレンスは蔓延し、それでいて、加害者の圧倒的割合が男性であることには触れられない。女性たちの口をつぐませ、ときに死に追いやる暴力の構造をあばき出し、想像力と言葉を武器に、立...レベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』

  • 昔話シリーズ(小学生の頃) 紙芝居の思い出

    私の子供のころは東京でもザリガニが取れる川や、自由に遊べる空き地があり、車もそう多くなく三角ベースの野球ができる裏道もあった。しかし、日常の遊び以外の娯楽といえば、たまのお祭りと紙芝居くらいだった。毎週何曜日かに来る紙芝居屋さんは、まず飴などのお菓子を売る。子供達はその飴をなめながら、紙芝居を見る。しかし、貧乏な我家には小遣いなどなく、家の事情が十分わかっている私はおねだりなどできなかった。あめを買わないで、後ろのほうで目立たぬように紙芝居をそっと見ていると、「ほら、そこの飴を買わない子!見ちゃだめだ」と、おじさんに怒られた。けっこう大勢いるので判らないと思ったのに、オドオドしているので、すぐ判ったのだろう。友達から一人だけ遠くに離れた坂の上から紙芝居を見てみるが、おじさんの声は聞こえるが絵が見えない。未...昔話シリーズ(小学生の頃)紙芝居の思い出

  • 若葉の井の頭公園散歩&リンデンで一服

    道路際によく生えている「ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)」。オレンジ色の花がきれいなのだが、油断してはいけない。1本で15万粒もの種子を持っていて、猛烈な繁殖力がある。1961年に日本で初めて確認された外来種で、いまやほぼ全国で繁殖している。触るとかぶれる危険がある。「クンシラン(君子蘭)」。「直射日光を嫌い地植えは向かない」とあったが、ここでは木陰になっていた。「モッコウバラ」?「コバノランタナ」近づいてパチリ「サツキ」?「ガザニア」?「ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)」木漏れ日が一面に紋を成す井の頭公園、ひょうたん池の傍。大木に若葉が茂る。ひょうたん池の端から井の頭池を見る。サクラは跡形もなく、若葉の季節だ。水曜日の10時前、人影絶えて、静かすぎて、こころ。寂しい。ただただ静かな井の頭池離れて写真を撮...若葉の井の頭公園散歩&リンデンで一服

  • 髙田郁『星の教室』を読む

    髙田郁著『星の教室』(2025年2月18日角川春樹事務所発行)を読んだ角川春樹事務所による内容紹介主人公の潤間さやかは、中学の卒業証書を受け取っていない。義務教育さえまともに終えていないという枷が、社会でも家庭内でも、さやかを生き辛くさせていた。しかし、ある日、さやかは夜間中学という存在を知る。それは、戦争や貧しさや病など、さまざまな事情で義務教育を終えられなかった大人たちの集う学校だった。二十歳の春、さやかは河堀夜間中学への入学を果たす。仲間たちに支えられて過ごす日々が、学校や親への不信で雁字搦めだったさやかの心を解きほぐしていく。やがて、さやかには密かに叶えたい、という夢が芽生え始めるのだが……。潤間さやか:レンタルビデオ店「アガサ」勤務。19歳~。大阪市立の河掘夜間中学へ入学する。緒方:「アガサ」の...髙田郁『星の教室』を読む

  • 新川帆立『目には目を』を読む

    新川帆立著『目には目を』(2025年1月31日KADOKAWA発行)を読んだ。KADOKAWAの内容紹介なぜ少年Aは殺されたのか?【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?...新川帆立『目には目を』を読む

  • カツセマサヒコ「ブルーマリッジ」を読む

    カツセマサヒコ著「ブルーマリッジ」(2024年6月25日新潮社発行)を読んだ。新潮社の内容紹介出逢って八年。付き合って六年。同棲を始めて二年。もう僕らのあいだに、新鮮な出来事はほとんど残されていない。3歳年上の彼女にプロポーズした青年・雨宮守。長年連れ添った妻に離婚したいと告げられた中年・土方剛。世代も価値観も正反対だったふたりの人生は、社内のある疑惑をきっかけに変化し始め――。著者は、浅野いにおとの対談「男子ブルーを語る」で、このテーマを選んだ理由について、こう述べている。ここ数年でフェミニズムやジェンダーに関連する本を読む機会が増えたんですけど、そうした知識をインストールすると、過去の自分の言動や文章があまりに差別的だったり加害性を帯びていたりすることに気付かされるんです。……この「男性性の加害性」と...カツセマサヒコ「ブルーマリッジ」を読む

  • 酒井順子『消費される階級』を読む

    酒井順子著『消費される階級』(2024年6月30日集英社発行)を読んだ。集英社の内容紹介あの人より、上か、下か――「差別や格差を無くして、様々な違いを持つ人々が全て横並びで生きていきましょう」となった昨今、表面上は序列、区別、差別は消えたものの、姿を変えた「凸凹」は、いまだ世の中のあちこちに。『負け犬の遠吠え』『下に見る人』『男尊女子』『家族終了』など、時代を切り取る名著の書き手が、日本人の根深い階級意識をあぶり出す。以下、「上に見たり、下に見たり」を考察する21章タイトル。・男高女低神話のゆらぎ・五十代からの「楢山」探し・まぶた差別と日韓問題・“親ガチャ”と“子ガチャ”・東大礼賛と低学歴信仰・『ドラえもん』が表す子供社会格差・「有名になる」価値の今昔事情・「ひとり」でいることの権利とリスク・おたくが先達...酒井順子『消費される階級』を読む

  • 昔話シリーズ(小学生の頃) はるかなるチャンバラごっこ

    昔々、その昔、ほぼ70年前のことだった。ある日突然、「今夜やるぞ」との話が通っていた小学校を走り回る。いつ、誰が言い出すのか、誰にもわからない。話は休み時間に5,6年の男子生徒にまたたくまに広がっていく。その日の5時になると男の子たちが集まり始める。場所は、地元では大山公園と呼ばれているところで、野球のグランドほどの大きさがあり、ゆるやかな斜面で、一面の笹の間に木々が立ち並ぶ林になっている。5時半には驚くほどの子供たちが集まる。皆、手製の竹でできた刀を持っている。1mほどの細い竹の太い方を手元として、端から10cmぐらいのところにお椀や、おたまの中心に穴を開けたものを通し、紐を前後に巻きつけて固定し刀のつばとしている。自然発生的に戦いは始まる。誰が采配を振るうわけでもないのにうまい具合に東西2陣営に別れる...昔話シリーズ(小学生の頃)はるかなるチャンバラごっこ

  • 山田詠美の略歴と既読本リスト

    山田詠美(やまだ・えいみ)1959年東京生まれ。明治大学在学中に本名の山田双葉名義で漫画家としてデビュー。1981年明治大学文学部中退。1985年「ベッドタイムアイズ」(文藝賞受賞)で衝撃的デビュー。1987年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞直木賞受賞前には、山田が当時交際していた外国人男性が婦女暴行容疑で逮捕された。1989年『風葬の教室』で平林たい子賞1991年『トラッシュ』で女流文学賞1996年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞2001年『A2Z』で読売文学賞2005年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞2012年『ジェントルマン』で野間文芸賞2016年『生鮮てるてる坊主』で川端康成文学賞を受賞その他、『肌馬の系譜』『私のことだま漂流記』『タイニーストーリーズ』『学問』『明日死ぬかもしれ...山田詠美の略歴と既読本リスト

  • 山田詠美『吉祥寺ドリーミン』

    山田詠美著『吉祥寺ドリーミンてくてく散歩・おずおずコロナ』(幻冬舎文庫や1-16、2024年4月15日幻冬舎発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。幸せな無駄は、人の心を豊かにする。目をつり上げて百円の得を求める人より、笑って百円損する人でありたい――。日々生まれては消える喜怒哀楽、コロナ禍下の人間模様など、気付かないうちに時代に流され忘れてしまう極めて大切なものたちを拾い集めた極上のエッセイ集。雑誌連載「4UniqueGirls」単行本未収録分を追加した大増量版!2018年5月~2021年6月発表の女性セブン連載「日々甘露苦露」からのエッセイ100編に、女性誌「GINGER」に連載し、単行本未収録分45編を合体。前作『吉祥寺デイズうまうま食べもの・うしうしゴシップ』(小学館文庫)の続編。「言葉の小姑」「言葉...山田詠美『吉祥寺ドリーミン』

  • 昔話シリーズ 私と風呂屋さん

    子供の頃、風呂屋へ行くのが嫌いだった。何がいやだったのか、今ではもう思い出せない。自宅に風呂がなかったので、15分くらい歩いて風呂屋へ行くのだが、母親に手を引っ張られても、柱にしがみついて抵抗したらしい。最近、風呂屋へはついぞ行かないので分からないが、現在でも、昭和30年代の風呂屋と大きくは違わないのではないだろうか。入口ののれんをくぐると、左右に男性用入口と女性用入口がある。その手前で下駄を脱いで、ずらりと並んだ下駄箱に入れ番号板を抜く。だいぶ前からこの番号札はアルミになっているが、当時は15㎝×10㎝ほどの板だった。最近この種の懐かしい下駄箱を居酒屋で見かけた。私はいつも、親戚のお兄さんが川上哲治を大好きだったので、わけもわからず16番に靴を入れて、板の下足札を持って、引戸を開けて風呂場に入った。風呂...昔話シリーズ私と風呂屋さん

  • 「ぱすたかん」でランチ

    吉祥寺ダイヤ街を食事処を探しながら歩いていて、ふと「もんじゃ焼き」って食べたことないんじゃないかなと思って、入ってみた。なんで「お好み焼き・もんじゃ焼きの専門店」なのに「ぱすたかん」なん?よけいなお世話だけど、親会社「東和フードサービス株式会社」は明らかに下世話の「ぱすたかん」経営なのに、高級カフェ「椿屋珈琲」を始めたん?私は「ミックスのもんじゃ焼き」とりんごジュース、相方は「ミックスの焼きそば」とアイスティを注文。もんじゃ焼きの焼き方の説明図があって、読んでみたが、めんどっちい。皆さん自分で焼いているようだが、店員さんに頼むことにした。「もんじゃ焼きって、関西の食べ物?」って聞いたら、「東京ですよ」だって。若気の至りで恥ずかしい。僕、山の手のお坊ちゃん育ちだから、下町のこと、知らないの。鉄板に油をひいて...「ぱすたかん」でランチ

  • 伊岡瞬『追跡』を読む

    伊岡瞬著『追跡』(2025年2月20日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋BOOKSでの内容紹介東京都武蔵野市で住宅一棟が焼ける火災が発生。焼け跡からは、その家に住む志村潔(69)とその息子夫婦と見られる男女三人の遺体が見つかる。単なる住宅火災に見えたが、夫婦と見られる遺体の死因は焼死ではなく、刺されたことによる失血死であった。しかも現場からは、この夫婦の子供と見られる小学生が消えていた。さらには、志村の経歴をたどると、〝息子〟がいた形跡がない。一体この火事で死んでいたのは何者だったのか?警察が捜査をに乗り出すのと軌を一にして、地下組織『I』の作業員の樋口にもある指令が下される。不可解な火災、血の繋がりのない〝家族〟、消えた子供の行方……エンタテインメントを追求した、究極のノンストップサスペンス。初出:別冊文...伊岡瞬『追跡』を読む

  • 4月(2)の花

    4月21日に届いた花撮る方向が悪くて、花が横向き14本のガーベラ、1本のブルーパフュームとレースフラワー、2本のタマシダ3日後ガーベラ、ブルーパフューム、レースフラワーは、15本共に満開だ4月7日に届いた「スターチス」と、3月17日に届いた「ユーカリ」はドライフラワーにしてある。4月(2)の花

  • 今野敏『リミックス』を読む

    今野敏著『リミックス』(2024年9月8日小学館発行)を読んだ。小学館による内容紹介一気読み必至のエンタメ警察小説!神奈川県警少年捜査課の高尾と丸木のもとに、旧知の高校生・賀茂が失踪したという報せが届く。賀茂は古代の霊能者・役小角の呪術力を操る不思議な少年だった。賀茂は失踪前、半グレに追われていたという。高尾たちが失踪の経緯を調べると、外国にルーツをもつ若者たちと半グレ集団の間で抗争が起きつつあることが判明する。事態はやがて、カルト的人気を誇る女性ボーカル・ミサキを巻き込んだ誘拐事件へと発展し――!?「神奈川県警少年捜査課シリーズ」シリーズ前日譚の『わが名はオズヌ』、『ボーダーライト』に次ぐ第3作。リミックス(remix):既存の楽曲を再編集して作り変える、またはそのようにして作られた楽曲役小角(えんのお...今野敏『リミックス』を読む

  • 「Chai-Break」で一休み

    吉祥寺通りから紅茶の店・ムレナスティー東京の右手の坂を下りて井の頭公園へ入る。坂の途中にある「Chai-Break(チャイブレイク)」で一休み。「Chai-Break」は吉祥寺丸井の1階にも出店している。凝った造りで、ちょっと入りにくい。お店の「メニューのご紹介」にはこうある。チャイブレイクにはアールグレイがありませんなぜでしょうか?答えは「紅茶本来のおいしさを味わっていただきたいから」アールグレイとは、紅茶に香料で香り付けしたフレーバーティーの名称ですアールグレイという産地もなければ、アールグレイという茶葉の品種も存在しません……それと同じように、紅茶本来のおいしさを味わっていただくためには旬に作られた紅茶がいちばんふさわしいと考えていますチャイブレイクの「チャイ」は、「インド式の煮出しミルクティー」。...「Chai-Break」で一休み

  • 鎌倉旅行(5) 旧華頂宮邸と報国寺

    浄妙寺を出て、バス通りの金沢街道に戻り、100mほど八幡宮方向に戻ったところの「報国寺入口」から川沿いの道を南に進む。100mほどで「報国寺山門」に着くが、元気のよい外人さんの団体が入って行くので、パスして、この先にある「旧華頂宮邸」(きゅうかちょうのみやてい)に向かう。200mほど進むと、重厚な門が見えてくる。「旧華頂宮邸」は、昭和4年に華頂宮博信侯爵邸として建てられた。外観は、洋風民家に設けられるハーフティンバース様式で、洋風の門、敷地内の樹木、幾何学式庭園と一体となり、往時の華やかな暮らしを彷彿させる。門を入り、ロータリーを回ると玄関が見えてくる。南側には左右対称の幾何学模様のフランス式庭園が広がる。日本邸宅にはない建物と庭で、ドラマ等の洋館のロケ地に頻繁に使用されていることも理解できる。ハーフティ...鎌倉旅行(5)旧華頂宮邸と報国寺

  • 鎌倉旅行(4) 浄妙寺と石窯ガーデンテラス

    朝1番で長谷寺を楽しんだあと、江ノ電で鎌倉駅に戻り、駅前の「金沢八景」行きバスの「浄妙寺」で降りて、浄妙寺まで歩いて数分。途中に生垣によくあるセイヨウカナメモチ(西洋要黐、レッドロビン)。こんな花を咲かせるのは初めて見た気がしたが?浄妙寺。1188(文治4)年、源頼朝の重臣・足利義兼により、退耕行勇を開山として創建と伝わる。鎌倉五山の第五位。下の写真の左の方の一番上にあるのが、ランチに目指す「石窯ガーデンテラス」風格を感じさせる本堂のどっしりとした屋根花に感謝し、供養するための花塚圧倒される!白い藤棚「藤原鎌足ゆかりの八重桜」との看板ありまだまだ食べられそうなタケノコムサシアブミ(武蔵鐙)。たしかに、馬に乗る時に足をかける鐙(あぶみ)に似ている。足利尊氏の弟、足利直義(あしかが・ただよし)の墓。やる気のな...鎌倉旅行(4)浄妙寺と石窯ガーデンテラス

  • 鎌倉旅行(3) 長谷寺

    「鎌倉青山」に一泊し、朝食を食べて、8時過ぎにホテルを出て、数分で鎌倉駅の江ノ電乗り場へ。江ノ電の新型車両!たぶん??車体には「ベビースター$江ノ電&『K』高雄メトロ/2001/日台観光電車Project」、ドアには「ベビースター65th」とある。なんで、江ノ電に台湾の高雄の名が??2024年9月7日(土)から運行されているラッピング車両“高雄メトロ号”だった。後ろの方の車両は従来の車両だった。朝8時半とあって、人気の江ノ電の一番前の席に座れたので、年甲斐もなく興奮して写真撮りまくり。これが出発前運転手さんが座るとすぐサングラスをかけた。日、「全国の鉄道各社で、運転士にサングラス(保護メガネ)の着用を認める動きが広がっている。」という朝日新聞の記事を見た。駅だ長谷駅について、踏切を渡る。撮り鉄でもないのに...鎌倉旅行(3)長谷寺

  • 鎌倉旅行(2) 鎌倉八幡宮と古我邸

    一服して元気を取り戻し、鎌倉八幡宮の参道に戻り、あの大石段に挑戦する。突如、工事中の道路を横切ることに。何これ?左を見ても、右を見ても、遥か彼方まで続いている。分った!、「鎌倉まつり」の期間中、4月20日(第3日曜日)13時~に行われる「鎌倉流鏑馬」の道だ!東鳥居から参道を横切り県道21号まで続く。1186年に義経の愛妾・静御前が舞った舞殿。「吉野山峰の白雪ふみわけて入りにし人の跡ぞ恋しき」と義経を恋する歌を歌って舞った静御前を、頼朝は激怒した。しかし、政子が「私だって、あの時、あなたを恋して……」と言って、頼朝の怒りを解いた、あの舞殿だ。この輪を自分でくぐれば100円で済むという「自祓所」左のほぼ切り株だけの「親イチョウ」と大石段沿いの「子イチョウ」。この写真じゃあ、階段が急峻に見えない!鎌倉鶴岡八幡宮...鎌倉旅行(2)鎌倉八幡宮と古我邸

  • 鎌倉旅行(1) ホテル、スタバ、そして鎌倉八幡宮へ

    久しぶりの鎌倉へ一泊で旅した。渋谷駅からJR湘南新宿ラインに乗ると乗り換えなしに、1時間で鎌倉駅に着く。鎌倉駅西口から市役所通りすぐの「市役所前交差点」を(紀ノ国屋の手前で)、今小路へ右折して数分の「鎌倉青山」。駅に近く、チェックイン前も後も荷物を預かってくれるのが便利だ。ツタを這わせた外観がシャレてる。「青山(せいざん)」というと「木々の茂る山」のことだが、私はつい「墓場」をイメージしてしまう。(「人生至る処青山」というとどこで死んでもよい覚悟ということで、「青山墓地」はボチボチ)ホテル前の「アカリダイニング鎌倉」、11時前、17時前になると行列ができる。それ以降も待ち行列が。ホテル横の通路、緑いっぱいで結構です。朝10時半にホテルにスーツケースを預けて、身軽になって朝食をとりにスタバに出かける。その前...鎌倉旅行(1)ホテル、スタバ、そして鎌倉八幡宮へ

  • 三鷹市吉村昭書斎へ

    小説家・吉村昭(1927~2006)を覚えているだろうか?1953年、学習院大学の文芸部で出会った津村節子(芥川賞作家)と結婚。1966年、「星への旅」で太宰治賞受賞同年、緻密な取材を重ねて記録文学に新境地を開いた『戦艦武蔵』がベストセラーとなる。1969年、吉村昭は妻・津村節子と共に三鷹市井の頭に引っ越し、約10年後、離れの書斎を建てて、『数々の作品を執筆した。1973年、『殉国』『関東大震災』『零式戦闘機』などの戦史小説、ドキュメント作品が菊池寛賞を受賞。「三鷹市吉村昭書斎」は、井の頭線の井の頭駅から線路の南側に沿って三鷹台駅方面へ約3分にある。(Googleマップ)開館時間:午前10時から午後5時30分まで、入館料:交流棟無料、書斎棟100円、休館日:月曜日電話0422-26-7500、三鷹市井の頭...三鷹市吉村昭書斎へ

  • 「果樹園リーベル」でランチ

    久しぶりに東急吉祥寺の屋上へ行ってみた。かなり厚い雲で富士山はまったく見えず。広場も幼児連れが一組だけ。あとはお爺さんと鳥が一匹だけ。下の写真の真ん中に鳥がいるのがわかるだろうか。これならわかるでしょう。買物が終わって、11時まで入店でモーニングが頼める3階の「果実園リーベル」へ。無事、10分前に滑り込み、私は、モーニングの「フルーツサンド」相方は「フレンチトースト」けっこうな大声で楽しそうにしゃべる女性二人の席に挟まれて、しずしずと食事を終える。3階の11時から入れる、コストコの「ストックマート」へ行って、お菓子を買う。量が多いのが難点だが、安くて、変わった食べ物があるので、ときどき覗いてみる。上は、左から「グランベリー」「ミックスフルーツ」「プレミアムマンゴー」のドライフルーツ。下は、「マカロンアソー...「果樹園リーベル」でランチ

  • 4月(3)の散歩(名残の桜)

    西荻駅南の乙女ロード(ごく一部での呼称)のお屋敷の桜「杉並区保護樹木」とあり、いかにも古木。2本並んでいるだけで豪華桜満開の下で保育園児が遊ぶ早や葉桜になり始めている濃い色の花。GoogleLensは自信満々「サクラ」と断定。こちらはまちがいなく「モモ」。名札があります。小さな花が一杯「ハナミズキ」との御宣託。早くもハナミズキ(花水木)の季節が始まった。日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた北米原産の木。「乙女ロード」の北側にある店で、いつも行列ができている。子供たちが?いやいや、「おもちゃやさん」でなく、「おもちやさん」です。4月(3)の散歩(名残の桜)

  • 4月(1)の花

    4月7日に届いた花首を垂れた「チューリップ」2本が心配だった。翌日、小さな赤い「チューリップ」2本は元気になった紫、ピンク、左下の薄ピンクの「スカビオサ」、和名は松虫が鳴くころに咲くので「マツムシソウ(松虫草)」。紫と青色の「スターチス」。早くも既にドライフラワーのように花が硬くなっている。「サンデリアーナ」の正式名称は「ドラセナ・サンデリアーナ」で、「幸福の木」として知られているドラセナの一種。和名は「マンネンチク(万年竹)」や「フウキダケ(富貴竹)」で、3日目、はや最盛期か?「チューリップ」5本共、満開。小さくうなだれていた左下の2本は開ききってしまい、輪ゴムでまとめたくなる。「スカビオサ」、和名「マツムシソウ(松虫草)」も花が盛り上がるようになって、限界か。「スターチス」は、紫や青の花のようなもの(...4月(1)の花

  • 天童荒太『ジェンダー・クライム』

    天童荒太著『ジェンダー・クライム』(2024年1月15日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋BOOKSの紹介『悼む人』『永遠の仔』の著者が贈る、ノンストップ・クライムサスペンス。誰もが容疑者。誰もが当事者。性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。土手下に転がされていた男性の遺体。暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。「目には目を」なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。次々現れる容疑者、そして新たな殺人。罪を償うべきは、あなたかもしれない。天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!題名通り、性加害に真っ向から対峙するため、ごく普通の人の中の男女差別感覚を問う著者の意欲作。土手下に転がされた全裸の男の死体が発見された。暴行の跡が残る死体の局部から、犯人のものと思われ...天童荒太『ジェンダー・クライム』

  • 4月(2)の散歩

  • 三鷹駅北口と、「とれたて食堂」

    三鷹に用があった帰り道、かって約10年間、通った北口を見てみたいとぶらり。地上28階建と地上31階建の「武蔵野タワーズ」は、当時出来ていなかったから、北口は大幅に様変わりしているだろうと思ったが、ほとんど変わっていない。ロータリーの中央に、おぼろげに馬に乗った女の人の像があるという記憶が。今、調べると、北村西望作の「世界連邦平和像」。(写真は「三鷹ナビ」からお借りしました)駅北口を降りてすぐ東側に、確か、国木田独歩の「山林に自由存す」の碑があったはずと‥‥あった!50年前の記憶は確かだった。「山林に自由存す」と刻まれており、独歩のレリーフがはめ込まれている。裏を見ると、武者小路実篤筆とある。これは知らなかった。なぜこんなヘタな字でと思っていたのだが。このロータリーには、武蔵野市のムーバス「三鷹-吉祥寺循環...三鷹駅北口と、「とれたて食堂」

  • 杉並区の「桃井原っぱ公園」へ

    西荻窪駅から北東1.5㎞の「桃井原っぱ公園」へ行った。今年1月に続き2回目。大きなサクラの下を通り、変なもの(幸福の科学)から目を背け、ビル壁面にべたりと張り付いた緑に感心し、青梅街道を渡って、桃井原っぱ公園への立派なプロムナードに着いた。この公園は、戦前、中島飛行機株式会社の原動機工場が建ち、国産第1号の飛行機用エンジンや、零戦のエンジンが設計・製造された地だ。戦後、1955年、当地にあった富士精密工業の工場で国産ロケット第一号である「ペンシルロケット」が開発された。ただただ広い原っぱ。幼児は走り回り、高齢者は体操をしている。原っぱの周りはマンションが立ち並ぶ北側の公園事務所の壁「カロライナジャスミン」との御判定。私は責任を持ちません。「メタセコイア」だって。名札があると近づいてみると、「立小便は法律で...杉並区の「桃井原っぱ公園」へ

  • 4月(1)の散歩

    4月5日の散歩は、井の頭線の富士見ヶ丘駅を降りてから開始。初めて降りた駅を振り返ってパチリ。井の頭通り沿いの我が母校、じゃない都立西高前の桜。堂々と咲き誇っている。木の下に入って見上げると、空が桜の花に覆われてしまう。「カラムラサキツツジ」??「エゾムラサキツツジ」??「カメリア・エレナカスケード」近づいてパチリしたら、「ツバキ」に化けた??間違いなく「アセビ」。馬が酔うことはないそうだが、馬酔木。枝をすっきり、形を丸く刈り込まれたが、ちゃんと花咲かせているツバキ。大きなツバキも良いが、小さいのもいいね!約8千歩歩き、ご褒美に、西高近くの「Sugarvine」で買ったケーキで、軽く取り戻してお釣りをもらった。4月(1)の散歩

  • Ryumon coffee standでランチ

    吉祥寺の東端辺りの末広通りにある「Ryumoncoffeestand」でランチした。時は4月4日、桜は満開。「Ryumoncoffeestand」はカフェの激戦区?吉祥寺でもコーヒーの上手さで一二を争う店。土日は若い人が列を作る店だ。このブログでは、「2025年1月」、「2018年12月」、「2015年9月」と登場するが、もっと何回も来ている。文字通り”stand”と狭い店で、一階は小さなテーブル2つほど、それでも急な階段を登った2階は3つのテーブルとソファーがあって、ゆったりできる。末広通りの桜を見下ろせる。壁の線画がキュート。お若いの、ご存じかな?懐かしのレコードプレーヤーが置いてある。私は、ハンドドリップコーヒー(グァテマラ)、相方はアメリカーノ(グァテマラ)にミルクたっぷり。コーヒーの産地、農場名...Ryumoncoffeestandでランチ

  • 高野秀行『イラク水滸伝』を読む

    高野秀行著『イラク水滸伝』(2023年7月30日文藝春秋発行)を読んだ。本書も480頁と大部だが、文藝春秋BOOKSの紹介文も長い“現代最後のカオス”に挑んだ圧巻のノンフィクション大作!権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込む謎の巨大湿地帯〈アフワール〉―――そこは馬もラクダも戦車も使えず、巨大な軍勢は入れず、境界線もなく、迷路のように水路が入り組み、方角すらわからない地。中国四大奇書『水滸伝』は、悪政がはびこる宋代に町を追われた豪傑たちが湿地帯に集結し政府軍と戦う物語だが、世界史上には、このようなレジスタンス的な、あるいはアナーキー的な湿地帯がいくつも存在する。ベトナム戦争時のメコンデルタ、イタリアのベニス、ルーマニアのドナウデルタ……イラクの湿地帯はその中でも最古にして、“現代最後のカオ...高野秀行『イラク水滸伝』を読む

  • 「Cafe野田」で一服

    なんにもない、春の襟裳岬のような三鷹台駅周辺にも、一休みできるカフェが4か所ある。「甘堂ふわ作」、「photon」、「小川カフェ」、「The3rdBranchCafe」しかし、三鷹台駅の南口から線路沿いに久我山方面へ140m、歩いて5分と少し離れているが、「Cafe野田」が一番のお気に入りだ。ランチには「沖縄タンメン」もいける。「Cafe野田」は、コーヒーが美味しく、落ち着いた雰囲気で、この辺りに足を延ばした時には、必ず寄る。水、木、休み。店内は、カウンター席、3つ程のテーブルがあり、オープンテラスもある。いかにも定年後趣味のコーヒーを入れていますといった風の堂々としたご主人が丁寧にコーヒーを淹れてくれる。カウンターの後ろの壁には、ずらりと素敵なコーヒーカップが並ぶ。室内はすっきりとしていて、趣味の良さが...「Cafe野田」で一服

  • 3月(5)の散歩

    ピンクのツバキ近づいて、カワイイ!木陰が赤いじゅうたんピンクのじゅうたんも北側に、ツバキが何本も植えられていて、隣にも、井の頭線のガードの、南側にも大きな赤いツバキ大きなピンクのツバキヒイラギナンテンの大株大きな株のユキヤナギハナカイドウ(花海棠)。3分咲き?こちらは、5分咲き?7分咲き9分咲きオオアラセイトウ、別名、ムラサキハナナ(紫花菜)別名、諸葛菜(しょかつさい):諸葛孔明が陣を張ったときに真っ先にこの花の種を播いたという伝説から。ムスカリ。近くで眼を凝らしてみると、つぶつぶがカワイイ。井の頭公園の三角広場の東側(ゆうやけ橋)の大きな木落葉広葉樹のイヌシデ(犬四手)。風によって花粉を飛ばす風媒花で、種子が風を利用して飛ぶのに適した羽根形の構造になっているらしい。丁度、子供が飛ばした飛行機がひっかかっ...3月(5)の散歩

  • 三越本店と日本橋高島屋へ

    地下鉄「大手町駅」から地上に出て、日本橋三越へ歩いて行く途中、首都高の下をくぐるところにある小さな公園があった。かつて、江戸城の城門の一つ常盤橋門があった場所で、常磐橋公園になっていて銅像が立っている。朝倉文夫作の「渋沢栄一像」だった。1933年11月11日の渋沢栄一の命日に完成した像は、第二次世界大戦による金属提供で撤去され、1955年に再び朝倉文夫の製作により再建された。三越本店に入ると、本館1階中央ホールから、吹き抜けの5階に届くようにそびえる壮大な「天女(まごころ)像」がある。佐藤玄々作で、昭和35年(1960)に完成だ。どこに天女がいるのかと探してしまう。裏側も、何やら複雑で、精緻な作品だ。レストランを求めて、値段の折り合いがつかず、下へ下へ降りて来て、2階の洋食・喫茶「カフェウィーン」に入る。...三越本店と日本橋高島屋へ

  • 雨宮処凛『死なないノウハウ』を読む

    雨宮処凛著『死なないノウハウ独り身の「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書1299、2024年2月29日発行)を読んだ。光文社の内容紹介「働けなくなったら」「お金がなくなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪、死ぬしかないのか?そして自らの死後、大切なペットは?スマホやサブスクの解約は?この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ためのサバイバル術を一冊に。私は、雨宮処凛さんを派手で変な人だったのに、急に困窮者支援などと言っている訳わからない人と思っていた。本書の「あとがき」で、彼女はこう言っている。困窮者支援に関わるまで、私はとても冷たい人間だった...雨宮処凛『死なないノウハウ』を読む

  • 宮島未奈『成瀬は天下を取りに行く』を読む

    宮島未奈著『成瀬は天下を取りに行く』(2023年3月15日新潮社発行)を読んだ。次作も含めた新潮社の特設サイトの内容紹介中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!話題沸騰、圧巻のデビュー作。2024年「本屋大賞」受賞作。滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの中学2年生から高校3年生までの間の出来事を描く5編と、「階段は走らない」の全6編。続編は『成瀬は信じた道をいく』成瀬あかり:滋賀県大津市生まれ、同市在住。なんでも簡単にできてしまうので、他人に構わずマイペース。口に出して種をまい...宮島未奈『成瀬は天下を取りに行く』を読む

  • 神田川沿いに久我山から三鷹台へ

    井の頭線の久我山駅から三鷹台駅へ、神田川沿いに歩いた。3月30日(日)16時半とやや遅い時間で画面が多少暗い久我山駅近くのマンション前の椿、これ見よがしに誇る白い花。神田川は、井の頭公園の池から流れ出て、三鷹台駅の南側から井の頭線沿いに久我山駅に至る。杉並区和田と中野区弥生町の境界付近で善福寺川を吸収して、さらに、両国橋で隅田川に合流する。都心を流れているにも拘らず全区間にわたり、開渠(かいきょ)だ。以下、久我山駅から三鷹台駅を、神田川沿いに歩く。久我山中央緑地で見た「ドウダンツツジ」小さな鈴のような花が咲いている。「トサミズキ」麦のような花「ハナカイドウ」。バラ科リンゴ属だけに(?)、リンゴのようにツタ?の先に蕾がぶら下がっている。「マメザクラ」?赤とピンクのツバキ、2連。神田川に架かる橋から三鷹台駅方...神田川沿いに久我山から三鷹台へ

  • 3月(4)の散歩

    アネモネシクラメンユキヤナギ。手前には葡萄に似た毒性のある「ヨウシュヤマゴボウ」の大きな株があったのだが、切られている。ユキヤナギ「エリカ」。次の写真にあるように、エリカは細い枝に小さな花がびっしりと咲く。株全体を見るとにぎやかな印象を受けますが、一つ一つの花も可憐で個性豊かです。近づいて撮る。一つ一つの花も小さいが可憐。八重桜?近づいて撮ると、枝に花がびっしり。桜かな?サンシュユ(山茱萸)。春先に黄色い花を咲かせ、秋に赤い実をつけ、別名でハルコガネバナ、アキサンゴ。拡大してパチリ3月20日のミモザ3月24日のミモザ。色が濃くなって、終末期。日向に自生するミズキの意味で「ヒュウガミズキ」マンサク科トサミズキ属の落葉低木。別名、イヨミズキ、コバノトサミズキ。日本海側の限られた地域の岩場に自生するが、公園や庭...3月(4)の散歩

  • 三の丸尚蔵館へ(4回目)

    皇室所蔵品の博物館・三の丸尚蔵館へ行った。皇居三の丸尚蔵館平成元年(1989)に上皇陛下と香淳皇后(上皇の母)により、皇室に代々受け継がれた美術品が国に寄贈された。令和5年(2023)には「皇居三の丸尚蔵館」の名称で一部を開館し、令和8年(2026)度に全館開館を予定している。期を分けて次々と公開されているが、我々は「開館記念展第1期」、「開館記念展第2期」、「2024年9月」に続き今回で4回目だ。場所は東京駅丸の内北口から皇居・大手門を経て、徒歩約15分。地下鉄「大手町」C13a出口が近いのだが、我々は大手町駅の端から端へ歩く羽目になった。大手門の手前で、皇居東御苑を見学する人たちが並ぶ列に加わって、バッグなどの手荷物検査を受ける江戸城正門だった大手門から入る。1945年の空襲で焼失した大手門は1967...三の丸尚蔵館へ(4回目)

  • 井の頭公園も桜満開

    3月30日(日)10時過ぎ、時間が早いので空いていると思ったが、どうしてどうして。井の頭公園でもっとも早く咲く桜のある井の頭池東端の「ひょうたん橋」の桜。当然、満開。花が重なって見える。北側から見る。写真左端に群がって桜を撮影する人たち。「七井橋」の北端から見た、公園で一番遅く咲く桜。まだ蕾が見える。7分咲きと言ったところか。「七井橋」から井の頭池の東側を眺めると、池の上に枝を伸ばす桜は満開だ。スワンボートが一杯。スワンボートは出払って、足漕ぎボートが次々に出ていく。池の端で眺める人の中に、ハンモックで楽しむ人がいた。写真左端の人は、エアークッションのベット?を持ち込んでいる。「野外ステージ」前に陣取った若者が早くも奇声を上げていた。3月30日、日曜とはいえ、まだ10時10分なのに、池の南側には、こんなに...井の頭公園も桜満開

  • 3月(2)の花

    3月17日に届いた花ほとんど満開の「アストロメリア」2日後、さらに開花した「アストロメリア」ばかりが目立つ「ブルースター」。下の方の花は既に紫に変わっている。「マトリカリア」は、園芸上の名で、ナツシロギク。「ユーカリ」。オーストラリア原産の常緑高木で、観葉植物や切り花、ドライフラワーとしておなじみだ。5日後、すべて満開、最盛期。2月(2)の花のドライフラワーに適した「スターチス」と、3月(1)の花の3種ランの交配種「モカラ」3月(2)の花

  • 3月(3)の散歩(コブシ&モクレンの花盛り)

    コブシとハクモクレンの見分け方コブシは、花びらは6枚で、大きさが4~5㎝、花びらは開ききり、横向きと上向きが混じる。ハクモクレンは、花びら9枚で、大きさが8~10㎝、花びらは開ききらないで、上向きに咲く。ということで、コブシをずらずらシデコブシ・モクレン科以下、ハクモクレンこんなにもいつもの散歩道に、コブシやハクモクレンがあったとは!今は花の季節でない素晴らしい人も、きっと身近にいるのかも。3月(3)の散歩(コブシ&モクレンの花盛り)

  • 井の頭公園の桜便り(3月27日)

    3月27日(木)、9時、井の頭公園の桜は、全体として7分咲きほどで、一部の木だけ満開。木曜日の朝早いので、人が少なく、シートも引き詰められていないので、花見の雰囲気が出てこない。プライベート第一定点観察地点である井の頭池の東端・ひょうたん橋元の桜は、例年一番早く開花するので、既に、ほぼ満開。枝が桜花ですし詰めどう見ても満開でしょう第二定点観測地点・七井橋北端の例年この界隈で一番遅く咲く桜は、開花したばかりと見受けられる。どう見ても、開花したばかりで蕾が目立つ。橋から池の東を見ると、逆光の朝9時4分、暗くて桜はほぼ見当たらず、一番白いのはコブシ(辛夷)の花。池の西にはやはり白いのはコブシの花と、マンションのみで、こちら側にはサクラは見当たらず。池の南側の広場にはまだまだシート2枚だけ広がっていた。この辺りの...井の頭公園の桜便り(3月27日)

  • 井の頭公園の西園へ

    井の頭公園の西側に広がる西園へ行った。旧聞に属し恐縮だが、3月10日のことだ。途中のお宅で見かけた柑橘類。柑橘類というとたいてい木に成ったままで収穫していないお宅が多い。利用法がないからか、見た目を楽しむためなのか?桜?井の頭公園の梅園。3月10日が花盛り?記憶がない。御殿山のまさに西薗と言った光景。雑木林のかっての武蔵野の面影。空を見上げた写真があった。枝の絡み具合が面白いと感じたのか??次に写真に鳥が写っていた。そうだ、鳥を撮ろうとやたらパチパチやったのだった。思いだした、まだ大丈夫だ?すっかり忘れ去られている松本訓導の碑。訓導とは小学校の先生の事。玉川上水は、現在はこんな状態で、溺れそうもないが、かっては急流で、かつ崖が急で上に上がれず、溺れる人がいたらしい。地元の相方は小学校の時に、先生から「危険...井の頭公園の西園へ

  • 井の頭公園の桜は、開花寸前

    3月25日(火)14時、井の頭公園の桜便り井の頭池の東の端、ひょうたん橋からの、私の個人的な第一定点桜観察地点の写真。既に開花して5分咲き?ただし、この桜の木は例年、井の頭池周辺で最も早く、1週間程度早く咲く桜だ。第二定点観察地点、七井橋の北端での桜は、まだまだ開花していない。近づいて撮ると、蕾の先端部がピンクに色づいている。今日も暖かかったにで、明日には開花するだろう。この桜は、例年、池の周りの他の桜と同じか、幾分遅めに咲くので、井の頭公園の桜満開は、3月30日~4月1日と予想する??今、池の周りで白い花が目立つのは、コブシだ。南側にも、多分コブシの木が2本。遥か高く聳えるのは、コブシ?火曜日の14時なのに、人がかなり混みあっている。学校が休みなのだろうか、子供たちも目立つ。ボートも池一杯で、1台を除い...井の頭公園の桜は、開花寸前

  • 3月(2)の散歩

    2月19日の沈丁花3月9日(約3週間後)近づいて3月20日(約4週間後)かぐわしい匂いの中、近づくと、ようやく開花している。赤い沈丁花(3月9日)定点観測のミモザ(2月19日)2月27日(8日後)3月9日(18日後)。上の方は日が当たって輝いている。近づいて3月22日(一か月後)。雨で黄色が濃く見える。別のお宅のミモザ(3月11日)赤い椿アセビ(馬酔木)近づいてボケ近づいて梅クリスマスローズ公園のケヤキの大木ツゲ(柘植)こんもりと生垣3月(2)の散歩

  • 知念実希人『サーペントの凱旋』を読む

    知念実希人『サーペントの凱旋となりのナースエイド』(2024年12月2日KADOKAWA発行)を読んだ。KADOKAWAによる内容紹介「となりのナースエイド」シリーズ再び!難病シムネスの驚くべき真実。あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。澪と大河は再びタッグを組み、シムネスの驚くべき秘密に迫っていく。2023年11月発売の『となりのナースエイド』の続編。星嶺大学医...知念実希人『サーペントの凱旋』を読む

  • 石沢麻依『貝に続く場所にて』を読む

    石沢麻依著『貝に続く場所にて』(2021年7月7日講談社発行)を読んだ。講談社BOOK倶楽部の内容紹介第165回芥川賞受賞!第64回群像新人文学賞受賞のデビュー作。コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。ドイツの学術都市に暮らす私の元に、震災で行方不明になったはずの友人が現れる。人と場所の記憶に向かい合い、静謐な祈りを込めて描く鎮魂の物語。(群像新人文学賞選評より)記憶や内面、歴史や時間、ここと別のところなど、何層にも重なり合う世界を、今、この場所として描くことに挑んでいる小説――柴崎友香氏人文的教養溢れる大人の傑作曖昧な記憶を磨き上げ、それを丹念なコトバのオブジェに加工するという独自の祈りの手法を開発した――島田雅彦氏犠牲者ではない語り手を用意して、生者でも死者でもない「行方不明者」に...石沢麻依『貝に続く場所にて』を読む

  • イーロン・マスクについて

    全然関係ないけど、イーロン・マスクの資産は33兆円(50兆円との試算もあるらしい)。33兆円、どう使おうか?行きに750円プラスで中央線のグリーン車で通勤し、昼は特定食2500円食べて、う~んこれじゃ間に合わない。毎日18億円を使って、50年かかると言うと、わかったかな?え?要するに、老後の心配はいらないということですね???まだわかっちゃいない!ちなみに、奥さんはこれまでに3人で、これにはびっくりしないが、14人目の子供が生まれるという。まあ、そういう人ですから、我々が何言ったって、しゃあないですね。イーロン・マスクについて

  • セルリアンタワー東急ホテルで食事

    セルリアンタワー東急ホテルの2階にある日本料理「JapaneseCuisine桜丘」で、なんとディナーした。井の頭線渋谷駅を出て、そのまま2階を進む。昔昔、ずらりとバス乗り場が並んでいた広場を見下ろし、上を見上げると、ビル、ビル、ビル。「SIBUYASKY」、「渋谷ストリーム」???渋谷川は?2階の通路を南に、「渋谷フクラス」(この中に東急プラザが入っちゃったらしい)を、「AKOMEYA食堂」を右手に見ながら、回り込むように歩く。どこを見ても見たことない景色。前方の高いビルが「セルリアンタワー」。下の図の赤線のように、246通りを超えてから、西への階段で1階に降りる。少し進むと、246の南側に「セルリアンタワー東急ホテル」がある。エレベーターを2つ登って、ホテルロビーの上に出ると、そこが日本料理「Japa...セルリアンタワー東急ホテルで食事

  • 「甘堂ふわ作」で一息、別の日に「小川カフェ」に

    三鷹台駅近辺のカフェ「野田」に行ったら、ご主人に熱が出て月曜日まで休みとの張り紙。しかたなく、駅前通りを探して、三鷹台駅前通りの交差点のすぐ南にケーキ屋さんを見つけた。甘堂ふわ作(KANDOFUWASAKU)という奇妙な名前の店で、コーヒーだけでは駄目で、ケーキも注文してくださいと言われた。カウンター席が6つという狭い店だ。東京都三鷹市井の頭2丁目7-1TEL:0422-26-6188OPEN水、木、土、日曜日12:30~20:00(お菓子がなくなり次第、終了の場合もある)​私は、イチゴショートケーキ(¥730)、コーヒー(¥580)相方は、コーヒーヴェリーヌ(¥490)、ミルクティー(¥650)ケーキは高めだが、あっさりしているうえに極旨。昼時で店内もほぼ満席だが、ケーキをテイクアウトしていく客も多い。...「甘堂ふわ作」で一息、別の日に「小川カフェ」に

  • カフェ「Photon」でひと休み

    三鷹台駅前の休み処。3月16日に紹介のケーキ屋「甘堂ふわ作」の隣のカフェ「photon」でひと休みした。店内は木製の天井で凝った造り。入ってすぐ、右側がキッチンで、前にカウンター5席、左側に2名テーブルが2つ。奥は小上がりになった少し落ち着いた空間で、テーブル席3つ。2階には個室がある。入ってすぐのテーブル席。左隅に人が居たので、いつものように顔を塗りつぶした。我がスマホ・Pixel8aの写真処理で、人物を消したのが下の写真。グラスが1個消えているが、便利になったものだ。私は、発酵コーヒー:嫌気性発酵珈琲(芳醇と自然の甘み)(¥580)相方は、アフリカン・ネクスタ―:ルイボス・ハイビスカス・マリーゴールド、美肌効果やむくみが気になる時にも(¥580)カップには取手がなく、熱くないように皮の帯が巻かれていた...カフェ「Photon」でひと休み

  • 3月(1)の散歩

    今回の散歩はツバキシリーズ見越しの椿八重だまあ、お盛んなことで生垣の上にこんもりとうっとうしいくらいまあ、見事に万遍なくようやく梅が登場梅、切らぬバカと言いますが、ぴょんぴょん伸びた枝、切りたくなります次の2枚は松庵梅公園右側遠くに保育園児が遊んでいます鮮やかな赤い梅奥に白梅がちらりと見えますこちらは桜でしょう柑橘類ということで「ローダンセマム」らしい。マーガレットに似ているが、小さく、耐寒性がある。キク科ローダンセマム属の多年草。おまけ。久我山あたりの神田川を泳ぐ鯉。何を食べているのか、肥満体3月(1)の散歩

  • 土曜午後の井の頭公園&MOTHERSでのランチ

    混雑を覚悟して土曜日の午後13時半に井の頭公園を通った。七井橋通りの入口の赤い沈丁花が満開で、良い香りが漂う。七井橋の手前の我が定点観測地点での桜の開花状況は、蕾の先端が幾分桜色っぽいかなという程度で、開花はまだまだ。土曜の13時半とあって、ボートが一杯。白い花は、コブシ?ハクモクレンではなさそう。オジサンがいつまでも撮影しているので、焦れてそのままパチリ。もう一本、白い花の木が。Googleレンズは、ウメ、コブシ、ハクモクレンを並べて、責任逃れ。昨年のわがブログ「3月(4)の散歩」を見ると、コブシとハクモクレンの違いを解説している。コブシもモクレン科モクレン属の落葉広葉樹でよく似ている。ハクモクレンは、花びら(花被片)は9枚で、大きさが8~10㎝、花びらは開ききらないで、上向きに咲く。コブシは、花びらは...土曜午後の井の頭公園&MOTHERSでのランチ

  • 松庵稲荷神社へ

    南町苗木畑公園を北側に抜け、吾妻通りを横切り、さらに北の五日市街道を東に150mほど行くと、「西高井戸松庵稲荷神社」がある。御祭神は受持命(うけもちのみこと)松庵村は万治年間(1658~1660)に萩野松庵という医者が開いたと伝えられている。境内入口に元禄三年(1690)11月、同6年の二基の塔があり、前者に「武州野方領松庵新田」と刻まれている。この神社は明治維新の際廃寺となった円光寺の境内に松庵村内鎮守として創建され、昭和9年に松庵村の鎮守と中高井戸村の鎮守を合併して西高井戸松庵神社と称し、社殿を改築した。社前の五日市街道は江戸時代には「青梅街道脇道」と呼ばれ、木炭など生活物資の輸送に大きな役割を果たした。近年、町名変更により西高井戸の地名が失われたので、神前に社号標を建立して由来を記した。昔、当稲荷神...松庵稲荷神社へ

  • キャラメルマンデーCaramel Mondayを買う

    アトレ吉祥寺店本館1階3番街で、かっこよかげなお菓子が並ぶ、見かけない店があったので、さっそくご購入。2025年2月28日(金)~2025年3月25日(火)だけ出店しているキャラメルマンデーCaramelMondayだった。常設店は新宿区新宿4-1-6NEWoMan新宿2Fエキソトと埼玉県さいたま市大宮区錦町630JR大宮駅構内パンフレット約¥2500中味は合計3種×4=12個サクッと軽いクッキーの中にとろりと甘いソフトキャラメルなど店も、お菓子も、包装なども、デザイン良く、軽く上品。キャラメルマンデーCaramelMondayを買う

  • 3月(1)の花

    3月3日に届いた花3日後、菜の花が徒長。咲いた、咲いた紫、黄、白のチューリップ花が白にピンクの縁取り、ピンク、赤のスイートピー菜の花はほぼ満開紫のリューココリーネ3本モカラは3種類のランを交配した人工的に育種された花。2週間前の残り物、花びらがカチカチに硬くなってドライフラワー状態の「スターチス」は壁にテープ止めされ、蕾から開花し最後に残ったラナンキュラスは一輪挿しに。5日後、チューリップは徒長して、一本の茎が折れて退場。チューリップは、とくに紫が開き過ぎスイートピー峠が見えた40代??リューココリーネは、2つほど花を取ったが、まだ美しい熟女。モカラはほとんど変わらず、不気味な美魔女。3月(1)の花

  •  昔話シリーズ(小学生の頃) 雨の記憶

    明治生まれの父は無口で怖かったが、一人っ子の私は可愛がられ、めったに怒られることはなかった。小学校にあがる前だったと思うが、ある雨の夜、父が「新聞を取って来い」と言った。何かをしていた私は何気なく「いや」と言った。その言い方がいけなかったのだろう、突然父が「親に向かって何を言うか」とほっぺたをぶった。それまで一度も殴られた事がなかった私は、一瞬ボーとして、何が何だかわからなくなり、静寂の後、大声で泣き出した。そして泣きながら廊下を走り、玄関から外に出た。外に出てからハッと我に返った。冷たい雨は降っているし、どこへ行ったら良いのかわからない。玄関からの石畳をトボトボと歩き、門のかんぬきを足がかりに、いつも遊んでいるコンクリート製の四角い門柱の上へ登った。門柱の上には松が張り出していて雨宿りにもなる。べそをか... 昔話シリーズ(小学生の頃)雨の記憶

  • ランチはフォー

    今日のランチはいつもに増して簡単にしたいと、近くにある蕎麦屋を探した。まず行ったのは「サンロード」を北に行って「五日市街道」との交差点の先にある「TSUMUGU」。行ったことがない店なのだが、「十割蕎麦と和食ごはんの店」とあり「昼から呑めるそば屋」とあるので、基本的には居酒屋かな?行ってみると、ネットに休みは月曜日とあったが、火曜日なのに休み。ならばと、「元町通り」が「サンロード」にぶつかるところにあるシュープラザビルのB1にある「吉祥寺砂場」。「そばと一品料理」の店だが、火曜日は休みだった。ならばならばと、コピス吉祥寺店B1にある「そば処善左衛門」に行く途中、ヴェトナムのフォーの店「COMPHO」(コムフォー)を思いだして、いい加減ここにしようと、入った。2001年、米屋の3代目である現代表が、お米を新...ランチはフォー

  • 河津桜が満開の井の頭公園西園

    今日、3月10日、井の頭公園西園の河津桜が満開だとの情報を得て、西園を探すが、桜が見つからない。西園の南にある競技場から南、「三鷹の森ジブリ美術館」の東を見ると、遠くがサクラ色で、人が集まっている。ここだ!河津桜が満開だった。大きな河津桜は2,3本だが、久しぶりに見る満開の桜は豪華!こちらにもこちらにも溢れんばかりに咲き誇る枝を隠して、花が一杯近くで良く見ると、少しだけ蕾もあるが、満開だ。公園案内所の河津桜の説明。1955年(私に言わせれば、つい最近!)、静岡県河津町の飯田家の方が雑草の中で1mほどの原木(自然交配種)を発見し、庭先に植えたのが由来。蕾のうちは濃いピンク色で、開花するほど薄いピンク色になる。開花には時間差が有り、他の桜より長く楽しむことが出来る。飯田さんに感謝!そばに、まだ濃いピンクの河津...河津桜が満開の井の頭公園西園

  • 毎度の「Bo-peep」でランチ

    吉祥寺をプラプラしてくたびれて、またまた「カフェBo-peep(ボーピープ)」に寄った。前回が10回目で、いい加減、何回目か数えるのがいやになる。Bo-peep(ボーピープ)とはマザーグースの『LittleBo-peep』という唄に出てくる羊飼いの女の子の名前。店のひさしの下の長い板の看板に11匹のヒツジとBo-peepちゃんが描かれている。店内にあった刺繍も同じ。棚の上には、前回のクリスマスバージョンと異なり、リアドロの人形が並んでいた。リアドロはもともといいお値段だが、女の子が花束を持っているとポーンと値が上がる。右端の花束の値段は、「ボク怖くて知りたくない」。私は、トルティーヤピザと、コーヒー中深絞り相方は、トマトグラタンと、サラダと紅茶カップとソーサーは、ウエッジウッドWEDGWOODの“Wild...毎度の「Bo-peep」でランチ

  • 土曜日の井の頭公園

    用事があって土曜日で混むのだが、吉祥寺に出て井の頭公園へ行った。「五日市街道」を西に進み、「弁天通り」がぶつかるところに「武蔵野市立吉祥寺の杜宮本小路公園」がある。昨年11月に訪れた公園だ。奥に真っ赤に見える木があった。木にかかっている茶色い点々は枯れた蔦だ。近づいて撮ると、深紅の梅の花だった。「サンロード」が「五日市街道」にぶつかる「吉祥寺駅北」交差点。この辺りに来ると、昔々「青梅街道の脇道」と呼ばれていた「五日市街道」もめっきり車が多くなる。「サンロード」から「北町新道」へ曲がり、この辺りの大地主「月窓寺」の裏門を見る。吉祥寺の開村とともに開かれた曹洞宗系単立寺院。「月窓寺吉祥寺薪能」が1986年(昭和61年)から行われている。「吉祥寺通り」から東急吉祥寺に寄って、さらに南へ行き、吉祥寺駅前交差点を過...土曜日の井の頭公園

  • 富士山と、おまけのジョーク

    3月7日朝8時、ベランダからの富士山おまけのジョーク新鮮な卵「このタマゴ、生みたてって書いてあるけどほんとうなの?」「まちがいありませんよ、奥さん」「いつなの、この生みたてって?」と疑い深い客は追及した。「十分前ですよ、奥さん。あっしが自分で書いたんですからさっき」あなたならどの卵、買いますか?生みたての新鮮な卵70円新しい卵50円卵40円追加のおまけジョーク(パソコンの中で見つけました。出典がわかりません。)赤ちゃんからの相談室Q最近ご飯がまずくなりました。(7か月女性)Aお客さま、それはティッシュです。(20代女性)Q突然飲み物が提供されなくなってしまいました。設備自体に問題は無いようなのですが(3カ月男性)A申し訳ございません、それはお父さんの乳首です。(30代男性)Q.最近「ぱぱぱぱぱ」と発声練習...富士山と、おまけのジョーク

  • 南町苗木畑公園へ

    井の頭通りと南末広通りの合流地点から50mほど井の頭通りを東へ進むと「武蔵野市立南町苗木畑公園」がある。南北に長い公園で、北を東西に走る吾妻通りに通じる。井の頭通りから見ると、武蔵野市の施設案内には「多様性のある親しさのイメージの公園」と訳の分からないことが書いてあるだけ。実際、何もない公園だ。いつ見ても、人影なし。「苗木畑」という公園名から、地主が税金対策で苗木畑にしていたのだろう。遊具は申し訳程度にブランコと、幼児がまたがるだけのもの(下の写真の中央に黄色く見える)が設置されているだけ。隣接するお宅の柑橘類の木をパチリ。一番北側に白梅が一本。確かに梅の花だ。この辺りの公園やお寺は、ただただ南北に長く、短冊のように細い土地が多い。これは、江戸時代に新田開発した五日市街道沿いの土地を農民に分譲(?)したと...南町苗木畑公園へ

  • 昔話シリーズ(小学生の頃) 昔は寒く、東京でスキーをした

    東京の戦後の積雪最大記録は33㎝。1951年、昭和26年2月15日のことだ。この日のことは良く覚えている。私は小学3年生、同居していた従兄は中3で雪国育ちだった。さっそくスキーを持ち出してきて、家の前の道路で滑った。「もっとすごい坂で滑ろうぜ」と丘の上の公園に連れていかれた。けっこうな急坂が200mはあったろう。従兄の滑るスキー板の前に乗せてもらって一気に滑り下りた。昔の東京は今よりずっと寒かったと思う。夜、水道は凍り付くので水を細く流しっ放しにしていたし、朝、庭に出ると霜柱が立っているのが普通で、やたらサクサク踏みしめて歩いたものだった。部屋の中も暖房は置炬燵と火鉢だけ。前の夜に灰をかぶせておいた炭を掘り出し、まだかすかに薄赤いが痩せ細った炭を種火にして炭を熾す。種火の周りに新しい炭を何本か立てかけて隙...昔話シリーズ(小学生の頃)昔は寒く、東京でスキーをした

  • 井草八幡宮へ

    西荻窪駅北口を出て前の「伏見通り」を西へ600mほど進み、突き当たって北へ曲がり、1㎞ほど行くと善福寺川を「八幡西橋」で渡る。「北銀座通り」を北へ500mほど行き、善福寺川を渡って300mほど北へ行くと、五差路に出る。「青梅街道」を右(東)へ行くと、井草八幡宮の北鳥居と大燈籠が見える。900余年の歴史を持つ「井草八幡宮」(祭神は「八幡大神」)は、明治までは古い地名から「遅野井八幡」と呼ばれていた。都内でも有数の広さ(約一万坪)を誇る神社で、北鳥居をくぐり、延々と北参道を行くと、右側に楼門がある。楼門そう言えば、善福寺公園内の川の名が「遅野井川」で、源頼朝が水が出てくるのが遅くイラついて矢で掘ったら水がでてきたので、「遅野井」と名付けたと善福寺公園にあった。同じ場所のことを言っているのだろう。本殿手水舎(ち...井草八幡宮へ

  • 「ウッドストック」で一休み

    カフェ「ウッドストック」へ初めて行ったのは、ムーバス東循環で「松籟公園」というバス停があり、松を風が通り抜ける音(松籟)という「松籟公園」はどんなところか歩いて行ってみた時だ。隣接するカフェを見つけて入ったのが初めてだった(2024年11月)。気に入って、すぐに翌月、行った。年が明けて、今回3度目の訪問。相変わらず松籟公園には子供たちの声がにぎやか。公園の敷地の狭い通路を通っても「ウッドストック」に行けるのだが、正規の道は、公園東側の「稲荷通り」をちょっと北へ行くと、「スヌーピー」の友達の「ウッドストック」の看板がある。ここから入るのが正規の入口だ。当初「ウッドストック」という名前は「ウッドストック・フェスティバル」の事かと思っていたが、漫画に登場する名前だった。ここが、カフェの入口。メニュー私は、ウイン...「ウッドストック」で一休み

  • 木曾路・善福寺店でランチ

    西荻窪駅北口前のバス通りを北西へ。井草八幡宮を目指す(3月5日にUP)。商店街で変な物見つけた。アンティークショップの街らしく蛸のオブジェ?と思ったら、植物への自動給水装置だった。途中で見かけた見事に植木の手入れがなされたお宅。美しい見越しの松。造園業の社長さんのお宅なのだろうか?井草八幡宮を参拝後(3月5日にUP)、青梅街道沿いの「木曾路・善福寺店」でランチとした。「木曽路・善福寺店」は、だいぶ前に2,3回に入ったことがあるはずだが、和服の女性がしとやかに挨拶するTVCMを見て、高級店のイメージだったが、わが大衆店だった。私は、「刺身定食」(¥1980)相方は、「馬籠(茶碗蒸し付き)」(¥1980)それなりにおいしゅうございました。通路を隔てた席に、聞きわけもなく大声で泣き続ける子供がいて、親はオドオド...木曾路・善福寺店でランチ

  • 「吉祥寺西公園」、そして「トトト」でランチ

    吉祥寺駅から井の頭通りを三鷹方面、西へ。高級?スーパー「紀ノ国屋」の裏にある「吉祥寺西公園」を目指す。途中見かけたベランダや屋上に木々が並ぶマンションを見かけた。店先にはオーストラリアのワイルドフラワーの一種、バンクシア。駅から10分少々で「紀ノ国屋」に着く。一応中の入ったが、何もかも高級で、籠も取らず、そのまま出口へ。外へ出て、北側に隣接する「吉祥寺西公園」へ。真ん中あたりに寂しそうな木が1本、広場を通り抜けて、中道通り側から大きな木をパチリ。緑の看板が「紀ノ国屋」。ただ広い原っぱがあるだけだが、子供を乗せた自転車が並び、ママ友がシートを敷いておしゃべりしていることも多い。中道通りには昔、行列ができていた「はらドーナツ」がある。となりにあった「シャトレーゼ」はなくなっていた。西荻窪に新たに出店したからだ...「吉祥寺西公園」、そして「トトト」でランチ

  • 「ファースト・キス」でランチ

    井の頭公園入口、やきとりの「いせや」の向かいにある「プリミ・バチ」でランチした。イタリア語のプリミ・バチとは「ファースト・キス」のこと。2016年12月、2017年1月、2019年1月に続き4回目。なぜか年末年始が多い。席からはやきとりの「いせや」が良く見える。ふと目を上げると、「いせや」に行列ができている。写真の下に見えるのは「おもてなしとりよし」の門。首を左に振ると、竹やぶの向こうは井の頭公園へ入る階段・今日は誕生日の祝いにも関わらず相変わらずのランチだが、なんとプチフルコース¥3,500は避けて、ついでにシェフスペシャルコース¥6,300も避けて、お勧めに従って、おすすめコース¥4,800。まずはスープ前菜パン私はサクラエビとルッコラのスパゲッチーニ相方はズワイ蟹と渡り蟹のタリオリーニ。これは旨そう...「ファースト・キス」でランチ

  • 2月(2)の花

    2月17日に届いた花ラナンキュラスは咲いているのが5輪、蕾が6。コデマリが4枝。スターチスが2本。菜の花が1本。4日後、ラナンキュラスは6輪となった。黄色とピンクが2本づつ、白とオレンジが1本づつ。蕾が4本。黄色いスターチスが2本。「スターチス(ハナハマサジ)」は、ピンク、白、青などカラフルな萼(がく)が美しく、日もちもよいため切り花やドライフラワーとして人気がある。ドライフラワーに適した花で、試したことがある。菜の花とコデマリ。コデマリは「茎を十字に切るか、ハンマーなどで叩くかする」という指示通りにしていないので、花がうなだれている。花瓶の高さ20㎝の壁で及ばず、捨てられるところだったコデマリとラナンキュラス。捨てるの嫌いな救世主による救済策。5日後、菜の花が徒長したので、短く切ったが、その後、また伸び...2月(2)の花

  • 荻堂顕『飽くなき地景』を読む

    荻堂顕『飽くなき地景』(2024年10月2日KADOKAWA発行)を読んだ。KADOKAWAによる内容紹介第172回直木賞候補作!一振りの刀が巻き起こす美と血のノワール土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わる宝を守り、文化に関わる仕事をしたいと志す治道だったが、祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか...荻堂顕『飽くなき地景』を読む

  • 2月(3)の散歩

    吉祥寺丸井の前、首を垂れた北京ダックの像が不気味。桜はまだ遠く、今は梅の季節白梅紅梅紅梅がずらり。さすが「松庵梅林公園」サザンカもまだまだ。丹念に枝を柵に縛り付けての成果です。「西荻北中央公園」の古桜。「平成3年開園記念寄贈一番街」の札がぶら下がっていた。開園前にどなたかの歴史ある邸宅だったのだろうか。園内には、西荻窪駅中心に南北6カ所に設置された彫刻(花の童子、上向き童子、大朝露童子など)のひとつ、彫刻家の籔内佐斗司さんの作品「龍神童子」が設置されている。(「坂の上のけやき公園へ」の中の写真より)公園内には10名ほどの画伯がスケッチ中。皆さんの視線の先をたどると、1975年創業の老舗のカフェ・物豆奇「MONOZUKI(ものずき)」。ちょっとシャレた外観、重厚な扉と文字も読みずらい看板。入ったことはないの...2月(3)の散歩

  • 土曜日の井の頭公園と米八

    南から三角広場へ入るには、神田川にかかる「ゆうやけ橋」を渡る。この橋の10mほど南にしだれ桜がある。三角広場の脇を流れる神田川に沿う井の頭公園への通路、ピンク色のツバキ。木の根元には花がまるごと落ちて、サザンカでなくツバキだろう。ようやくツバキの季節になったのか?こちらもピンク色のツバキ「ヒラギナンテン」子供の頃、庭にヒラギナンテンの木があり、先頭に花らしきものが咲いていたが、こんなに大きなだった覚えがない。いつもは混みあう土日は避けているのだが、今日は土曜日の朝10時半。人はまだパラパラだが、どんどん増えてきている。スイセンがかなり咲きだした。まだボートはほとんで出て来ていないバンがそろってご出勤丸井脇から公園へ入るには、「七井橋通り」がメインだが、一本南にある「パープル通り」から公園に入る入口には、バ...土曜日の井の頭公園と米八

  • 荻堂顕『飽くなき地景』を読む

    荻堂顕『飽くなき地景』(2024年10月2日KADOKAWA発行)を読んだ。KADOKAWAによる内容紹介第172回直木賞候補作!一振りの刀が巻き起こす美と血のノワール土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わる宝を守り、文化に関わる仕事をしたいと志す治道だったが、祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか...荻堂顕『飽くなき地景』を読む

  • 昔話シリーズ(幼かった頃) 母と裁縫箱

    昔々、我家に裁縫箱があった。和裁用で、上蓋を開けると、針山とはさみなどが入っており、その下には三段くらいの引き出しがついていた。横には穴があり、ものさしが斜めに刺さっている。もちろん鯨尺だ。全体は幅40㎝、高さ30㎝ほどの木の箱で、表面に模様のある木の皮が貼り付けてあった。母は良くこの裁縫箱の蓋をあけ、四角い棒“くけ”を起こして立てて、先端から延びたひもの先の物干しバサミのような“かけはり”に布地の一方を挟んで、針仕事をしていた。小学校に上がる前だろうに私の記憶にこびりついているということは、しょっちゅう内職でもしていたのだろう。私はこの裁縫箱、というより母のまわりでよく遊んでいた。おもちゃらしいおもちゃがない時代だ。裁縫箱をおもちゃにして、引き出しを開け閉めし、針山の針を刺し直し、使われていないときには...昔話シリーズ(幼かった頃)母と裁縫箱

  • 2月(2)の散歩―再び大宮前公園へ

    10月1日、15日と行った「大宮前公園」へ、2月5日(水)にまた足を延ばした。散歩先は、どうせならまだ行っていない所と思うのだが、最近は歩ける距離に新規訪問先がなくなってきて、「またなの?」の感が強い。途中見かけた見事なサザンカ(山茶花)「大宮前公園」に着いた。水曜日の14時前なのに小学生たちが一杯だ。小学生は動きが早い、早すぎる!保育園児の方がいいんだけど。あちらでも、こちらでも走り回る小学生だ。小学校って、水曜日は早く終わるの?ここにもサザンカ公園のはずれに黄色い花ロウバイ(蝋梅)だ!老害じゃありません。2月(2)の散歩―再び大宮前公園へ

  • 昔話シリーズ(幼かった頃) 母とはぐれる

    それにしても、あれだけ後ろを見ることが嫌いで割り切っていたつもりの私が、今は何かにつけて昔のことを思い出す。「若者は夢に、年寄りは思い出に生きる」と言うが、これから先のことなど考えたくもない年寄りになってしまったのだからしかたない。何歳の頃か、母親の手をしっかり握っていたはずなのに、母だけ電車に乗ったところでドアが閉まってしまい、私はホームに残されたことがあった。小田急線の下北沢駅でのことだ。電車の閉まったドアのガラスの向こうで母が必死に何か言っている。私はただ呆然として突っ立っている。電車はそのまま動き出し、私はホームに残された。下北沢駅には映画好きの母に連れられて何回か行ったと聞いたことがある。私は映画が始まるとぐずることもなく、すぐ寝てしまうので助かったと言っていた。自宅の最寄り駅・代々木上原駅は、...昔話シリーズ(幼かった頃)母とはぐれる

  • ベランダからの富士山

    2月20日11時、我がマンションのベランダから、近くのマンションの屋上越しの富士山17時22分、夕焼け夕焼け富士ベランダからの富士山

  • 昔話シリーズ(幼かった頃) からかわれて、憤然として反撃した話

    幼いころ母に手を引かれて買い物に行った。パン屋さんに入ると、奥から小母さんが真ん中に大きな染みがある前掛けで手を拭きながら出てきた。少しこごんで僕の顔をのぞき込みながらニコニコして言った。「僕!まだおっぱい飲んでいるんでしょう」憤然として僕は言った。「ちがうわい!触るだけだわい」この話、よくは覚えていないのに、母から何回も聞かされているうちに、なんだか情景まで目に浮かぶようになってしまった。昔話シリーズ(幼かった頃)からかわれて、憤然として反撃した話

  • 「おはぎびより」で

    井の頭通りの宮前5丁目の交差点にある創作おはぎの店「おはぎびより」に寄った。持ち帰りの他、テーブルが3つほどあって店内でも食べられる。しゃれたおはぎで、甘さはごく控えめだ。土日と水曜日の午後しか開いていない。インスタグラムで確認した方が良い。初回、二回目の報告は2023年9月29日。今回は、3回目の訪問、今回も2つだけ購入。ぶら下げるのは、これ。「いちご(ココアあん)」と、「青大豆きなこ」種類は以下の7種の他に、臨時の種類がある。いちご(ココアあん)を二つに割ると、中にも大きなイチゴ。ココアあんは微かな甘さ。青大豆きなこを二つに割ると、こちらも甘さ控えめ。二つで700円を切る値段で、安いとは言えないが、創作費、手作り費なのだ。「おはぎびより」で

  • 白洲信哉『白洲スタイル』を読む

    白洲信哉著『白洲スタイル白洲次郎、白洲正子、そして小林秀雄の“あるべきようわ”』(2009年8月14日飛鳥新社発行)を読んだ。題名の副題は不適切で、白洲次郎、白洲正子、小林秀雄に関する記述は極めて少ない。本書のテーマは、彼らに影響をうけた白洲信哉氏自身がこだわりを持つ生活スタイルなのだ。冒頭の写真は24ページは、信哉氏の身の回りの骨董品、茂木健一郎氏との自宅での会食写真、カッコ良い信哉氏のたたずまいなどだ。第1章白洲信哉の時間これまでの信哉氏第2章茂木健一郎と白洲信哉の対談第3章モノと向かい合う時間信哉氏と骨董との出会い、その後第4章心地よい時間信哉氏の食、生活私の評価としては、★★☆☆☆(二つ星:読むの?最大は五つ星)多くの読者が知りたいと思うことは、白洲次郎・正子と小林秀雄の素顔など、信哉氏が公設秘書...白洲信哉『白洲スタイル』を読む

  • 井の頭公園の緑の小路から水生物園へ

    井の頭通りから弁天通りを南に進み、井の頭公園へ入る。真っすぐ行けば、井の頭池だが、手前を右手に曲がると、「緑の小路」で、左下に池沿いの道を見下ろす、林の中の道になる。緑の小路から降りると、野外ステージの手前になる。金曜日の朝10時、ボートはまで出ていない。カルガモも安心してお休み水草もトチノ木も葉を落とした冬景色。カモたち鑑札をかざして井の頭自然文化園・水生物園の七井門を通る。アオサギ新参者で緊張しているのか相変わらず目つきの悪いコウノトリゴイサギ(五位鷺)。頭髪が後ろに跳ねてます。オシドリ(鴛鴦)オカヨシガモ(丘葦鴨)とコハクチョウ日向ぼっこのトモエガモ?小松菜?に夢中の鳥たち。今や高級品のキャベツが奥にあるよ!一年中みられる留鳥:オシドリ、カルガモ、カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、バン、カワセミ、淡水カ...井の頭公園の緑の小路から水生物園へ

  • 2月(1)の散歩

    まだまだサザンカ(山茶花)の季節だ。寒椿というのはサザンカとツバキの交雑種との説もあるらしい。こんもりと刈り込まれたサザンカ。「カワイイ!」「ピンクだって、いいじゃない」「何と言っても、質より量さ!」「カメリア・エリナ・カスケード」別名、ヒメサザンカ(姫山茶花)(byGoogleLens)近づいてパチリバラ(スープニールドゥ・アンネフランク)。チェリーセージなの??まだまだ蕾のジンチョウゲ(沈丁花)。ここ、覚えていて、またやってきます(1/22)。オタフクナンテン(お多福南天)。日が当たらない葉は黒みがかっているが、ここは真っ赤っか。鉄線の檻の中に石を詰め込んだ塀。角が鋭くて、オシャレ。善福寺川にも「コサギ」とくに何でもない夕焼け空だが、思わずパチリ。「空に吸われし十五の心」。67オーバー。2月(1)の散歩

  • 2月4日(火)朝10時の井の頭公園

    旭小路から井の頭線のガードをくぐって井の頭公園へ入る林の中の通路。石畳の両脇に子砂利をひいて平らにして歩きやすくしてくれた。平日の朝10時と言えば、公園を通り抜ける通勤客もいないし、ときたま犬のお伴の老人が通るくらいで、閑散としている。桜の老木の足元には水仙が咲き始めた。こちらもボチボチやな。まだボートが出てないので、鳥ものんびり。この時期、留鳥も、冬鳥(通い鳥)もいて、にぎやか。池の西側に、相変わらず聳え立つマンション。あそこから公園を睥睨(へいげい)してみたい。駅から公園への出入り口の階段脇にはジンチョウゲ。まだ蕾だが、一斉に咲いた時のあの馨しい香りが思いだされる。2月4日(火)朝10時の井の頭公園

  • 2月(1)の花

    2月3日に届いた花まだ「チューリップ」も閉じていて、真ん中に固まっている。2日後、「チューリップ」4本、青紫の「リューココリーネ」4本、赤紫の「モカラ」1本と、「カラー」1本に「麦」2本。淡いピンクのグラデーションがさわやかな「チューリップ」。後ろから光が当るようにすると夢見ごこちになり、明るい窓際で写真をとった。結果が下の写真で、目が覚めてしまった。3種類のランの交配種「モカラ」。色々な色の「モカラ」があるらしい。花弁が薄くて繊細な「リューココリーネ」。細い茎の先に5~6輪の星形の花を付ける。日が当たると一層、透明感を増す花で、上品な甘い香りがする。すっきりとした白や紫、ブルーなどの花色がある。よく見る「カラー」だが、やわらかな白色が穏やかでいいね!一粒一粒が重なり合って上方へ髭を伸ばす「麦」は、あらた...2月(1)の花

  • 「Check Coffee」で一休み

    御殿山から吉祥寺通りに出て、歩道橋の手前に見事に切られた松を見つけた。それほど古い木でもないし、傷んでもいないようだ。何故、まるでテーブルのようにスパッと切り倒されてしまったのだろう。さらに少し井の頭通り方向へ歩いて行くと、「大正六年五月開園」の石碑を発見。井の頭恩賜公園は大正6年5月1日に開園し、2017年に開園100周年を迎えた。当時は、ここが公園の正面の入口だったのだろう。井の頭通りとの交差点近くになり、横断歩道の向こう側(西側)に、「CheckCoffee」発見。「checkcoffee」のここが入口。1階に受付、レジがあるのだが、入ってすぐに地下へ降りる階段がある。この階段を降りて、振り向いてパチリ。地下に木が生えている。地下は結構広く、数個のテーブルが並ぶ。突き当りの奥に個室コーナーがある。こ...「CheckCoffee」で一休み

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