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  • 80歳を過ぎて思うこと。20歳の私に伝えたいこと。

    私が生意気盛りの20代の頃、こんな矛盾だらけで、窮屈な社会はこのまま続くはずがないし、行き詰まってひっくり返るに違いないし、そうしなければならないと思っていました。また、私自身、40、50歳になれば考えも、生活もすべてが固まってしまっているだろうし、さらに60,70歳になったならば「はっきり言って人生もう終わったようなものじゃん」と思い込んでいたのです。ところが、当時の若者の反抗も思いもかけない陰惨な結果で自滅し、世の中は、そして私の20代、30代も言い訳しながら平然とそのまま動いていきました。安月給で、二人だけの家庭を作り上げるのに、必死だったとも言えるでしょう。さらに、40代、50代では、こんな思い通りにいかない仕事辞めてやると数年ごとに思いましたが、心配しながらどこまでもついて来てくれるだろう妻や、...80歳を過ぎて思うこと。20歳の私に伝えたいこと。

  • 9月(2)の花

    9月16日に届いた花満開、ほぼ満開、蕾と様々な13本の「トルコキキョウ」が今回の主役2日後次々と咲いた「トルコキキョウ」。トルコキキョウ(トルコギキョウ)は、キキョウ科ではなくリンドウ科で、日本で品種改良されて、八重咲、白色などバリエーション豊かな品種になった。原産地はトルコではなく、アメリカらしい(日比谷花壇説)。いがぐり頭がてんてんと広がる「ワレモコウ(吾亦紅)」。1メートルほどの草が秋に枝分かれして、先端に穂をつけたような赤褐色や暗紅紫色の花をつける。「吾亦紅」と書くと、私は「すぎもとまさと/杉本真人」の印象的な歌を思い出す。まだほとんどが開いていない「クジャクソウ(孔雀草)」。別名「宿根アスター」象の鼻のように枝を伸ばす「アスパラペラ」。食用の「アスパラガス」の仲間。茎に小さなトゲがあるので注意。...9月(2)の花

  • 内田舞、浜田宏一『うつを生きる』を読む

    内田舞、浜田宏一著『うつを生きる精神科医と患者の対話』(文春新書1463、2024年7月20日文藝春秋発行)を読んだ。表紙裏にはこうある。アベノミクスのブレーンとして知られる経済学者の浜田宏一氏。その活躍の裏側で長らく躁うつ病に苦しんできた。さらに回復の途上、実の息子を自死で亡くす。人生とは何か。ともにアメリカで活躍する小児精神科医の内田舞氏を聞き手に波乱に満ちた半生を語る。「文藝春秋BOOKS」の本書の紹介に、【5分で聴く♪文春新書】内田舞&浜田宏一著『う…がある。浜田さんは、すらすらと勉強していたのが、東大に入って、極めて優れた人が現れて戸惑って、「自分はノイローゼだ」と言ったことを覚えている。うつ症状の発端は、このあたりかもしれない。浜田さんは医者を変え、薬を変え、認知行動療法も受けたがうつは改善し...内田舞、浜田宏一『うつを生きる』を読む

  • 9月(1)の散歩

    ピンクのサルスベリ(百日紅)近づくと黄色のメシベと、蕾が見える。こちらもピンクのサルスベリ黄色いメシベがはっきり見える白いサルスベリ白い花もメシベは黄色いノウゼンカズラ花は鮮やか。形がトランペットに似ていることから、英語ではトランペット・ヴァインなどと呼ばれる。ブラシノキ(ボトルブラッシュ)の小さな花が見えるいつもより小さな花が咲いている。大きくなると瓶洗い(ボトルブラシ)のような花が咲く。有毒なヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)。食用となるヤマゴボウは花序が直立していて、めったにないらしい。シマトリネコとのGoogleLensの判定白いところを近接撮影アセビ(馬酔木)ムクゲ花より葉が小さく、ギザギザがある。フヨウ(芙蓉)。葉が花と同じくらい大きく、柏形。緑のカーテンがずらり。さすがエコロジーが売り物のマン...9月(1)の散歩

  • 東京駅舎と「手打ちそば みや川」

    「東京駅ステーションギャラリー」でフォロンの「空想旅行案内人」を観たあと、3階の展示室から階段で2階に降りた。天井からのシャンデリアも駅舎建設当時のもの。回廊の下部は塗装を取り除いてレンガが露わにしてある。案内板には「この建物は重要文化財です。建設当時のレンガの壁にはお手を触れないでください」とある。レンガの間の黒い部分は、内装材などを固定するための木のブロック「木レンガ」で、1945年5月25日の東京大空襲で駅舎が爆撃され、火災熱で木が炭化したため黒い。2階はドームを見下ろす回廊になっていて、駅舎模型が展示してある。辰野金吾設計の当初の駅舎は、南北に乗降口と、中央に帝室用玄関を設けた長さ約335m、3階建てだった。戦災で3階部分が焼失し、戦後に復興を急ぐためと、建築高さ制限のため、2階建てに改修した。さ...東京駅舎と「手打ちそばみや川」

  • 森浩美の略歴と既読本リスト

    森浩美(もり・ひろみ)放送作家を経て、1983年より作詞家。男性。現在までの作品総数は700曲を超え、荻野目洋子「DanceBeatは夜明けまで」、田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」、森川由香里{SHOWME]、スマップ「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」、KinkiKids「愛されるより愛したい」などの数々のヒット作を手がける。2006年、初の短編小説集『家族の言い訳』を発表。その他、掌編小説集『推定恋愛』『推定恋愛twoーyear』『家族の見える場所』『こちらの事情』、『家族のかたち』、長編小説『夏を拾いに』など。近年は「家族」シリーズを軸にした朗読劇「家族草子」を主宰し、日本各地で公演を行っている森浩美の略歴と既読本リスト

  • 森浩美『家族のかたち』を読む

    森浩美著『家族のかたち』(双葉文庫も12-11、2023年9月16日双葉社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。家族とは、自然に「ある」ものではなく、「なる」ものではないか。人間の一人一人が持つ希望や悩み。そこには、家族の数だけドラマがあり、笑いもあれば涙もある―。一貫して「家族」のあり方を描いてきた著者の作品から、選び抜かれた7編を収録。ときに切なく、ときにあたたかく。多くの読者の涙を誘った「家族」シリーズのベスト版。シリーズ累計55万部を突破した著者の「家族」シリーズから、著者が主宰する朗読劇で上演される作品をセレクト。家族がテーマの7編の泣かせる短編集。底本:『家族の言い訳』、『家族の分け前』、『小さな理由』、『家族の見える場所』、すべて双葉文庫森浩美の略歴と既読本リスト(明日UPします)私の評価とし...森浩美『家族のかたち』を読む

  • 森浩美『こちらの事情』を読む

    森浩美著『こちらの事情』(双葉文庫、も12-02、2009年9月13日双葉社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。愛の消えた生活、ままならぬ人生……でも、人は努力する。そこに、ドラマが生まれる。「どの物語にも最後は“光”を残した。“救い”と言い換えてもいい」(著者あとがきより)。『晴天の万国旗』は数々の試験問題に、そして『荷物の順番』『短い通知表』『福は内』はラジオドラマの原作に選ばれた、珠玉の短編集。「人生捨てたもんじゃない」――平凡かつ楽ではない毎日の中に希望を見いだす、真正面からの家族小説です。見返しには、「こちらの事情を口にするときそれは身勝手な言い分になってしまうかもしれないでも察してほしいときがある」初出:「小説推理」2006年7月号~2007年2月号。2007年4月、双葉社よりハードカバーで刊...森浩美『こちらの事情』を読む

  • 虹を見た

    昨日、9月15日17時37分、ベランダから虹を見た。こんなことで幸せに!虹を見た

  • 東京駅ステーションギャラリーでフォロンの「空想旅行案内人」を観る

    皇居三の丸尚蔵館を観たあと、東京駅丸の内北口ドームの改札口を見て左手から東京ステーションギャラリーに入り、エレベーターで3階に登る。ここでは、「空想旅行案内人ジャン=ミッシェル・フォロン」展が開催されている。当日券が1500円、前売りは1300円ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-MichelFolon,1934-2005)20世紀後半のベルギーを代表するアーティストのひとり。1960年代初頭、アメリカの『ザ・ニューヨーカー』や『タイム』などの有力誌の表紙を飾るようになり、その後、各国で高く評価され、世界中の美術館で個展が開催される。色彩豊かで詩情あふれ、一見美しく爽やかな作品だが、環境破壊や人権問題など厳しい現実への告発が隠れていると同時に、孤独や不安の感情が通奏低音のように流れている。展覧会は撮影...東京駅ステーションギャラリーでフォロンの「空想旅行案内人」を観る

  • 皇居三の丸尚蔵館で工芸品、日本画を楽しんだ

    皇居三の丸尚蔵館平成元年(1989)に上皇陛下と香淳皇后(上皇の母)により、皇室に代々受け継がれた美術品が国に寄贈された。令和5年(2023)には「皇居三の丸尚蔵館」の名称で一部を開館し、令和8年(2026)度に全館開館を予定している。場所は東京駅丸の内北口から皇居・大手門を経て、徒歩約15分。「開館記念展第1期」、「開館記念展第2期」と2回訪れたが、その後はパスした。今回の9月10日~10月20日の「水の情景・月の風景」では、帝室技芸員の工芸品と、川合玉堂、橋本関雪園らの日本画、特に伊藤若冲の国宝「動植綵絵」、上村松園「雪月花」など近代日本美術の粋が公開される。朝10時開門前に大手門へ着く。左が江戸時代、右が現代簡単な手荷物検査を受けて、見るからに頑丈そうな大手門をくぐるそれにしても、こんな大きな石を削...皇居三の丸尚蔵館で工芸品、日本画を楽しんだ

  • ベランダからの眺め

    9月10日の朝9時前真ん中の雲と右の雲との間に、ネズミ色の小さな雲がある。ネズミ色の雲は白い雲の上にあるの?下?雲を見ていて、あきないのは私だけ?9月14日朝5時半。朝日を浴びる遠いマンション同時刻の朝焼け富士ベランダからの眺め

  • ダ・オカピートでピザ

    荻窪駅から青梅街道を西へ4分ほど、北側にPizzeriaTrattoriaDaOkapito(ピッツェリア・トラットリア・ダ・オカピート)がある(杉並区天沼3‐6‐2カノン武蔵ビル1F)。前回始めて入って、普段の冷凍ピザはもちろん、ピザ〇〇とはあまりにも違う美味しさに驚いて、荻窪へ来たのだからと、1年ぶり2回目の訪問。上の写真は前回のもの。オーナーシェフは世界選手権で第3位の実績を誇るという「ダ・オカピート」。店内にはカップや賞状がずらり。奥には「OKAPITO」と描かれた窯が。まずは、グリーンサラダ(インサラ・タヴェルデ)を二人でシェア。ピザは、前回、世界3位獲得の一番高い(税込\3,080)のを注文したので、今回は「ナポリサラミとマッシュルーム、新じゃが芋の枝豆ペーストのピッツァ」(枝豆ペースト・ジャ...ダ・オカピートでピザ

  • 9月(1)の花

    9月2日に届いた花上から2本のニューサイラン、4本のセロシア、4本のバラ、5本のガーベラピンクと濃紅のバラ4本はまだ蕾。ガーベラ5本、既に満開で勢いが?セロシア(ノゲイトウ)4本はしっかりと立っているどうでもよい情報だが、セロシアの花と見えるのは茎の先端部が進化した花序で、その根元に花びらのない実際の花があるのだという。背景に過ぎないのに、カスミソウだけがやけに元気なのがむなしい早くも翌日にバラは首を垂れそうになるし、ガーベラは花びらが反って、少し乱れ始めた。カスミソウまで白い花が黒ずみ始めた。皆、今一つ元気がないのは、日中出かけてエアコンが入っていなかったためだろうか?花も熱中症?これまでも、冷房を避けて、部屋の反対側のテーブルの上に置いていたのだ。しかし、朝日が差し込むのもまずいと思い、3日目からは窓...9月(1)の花

  • 我がブログの延べ訪問者数が100万人を超えた

    パソコン画面でログインして、「アクセス解析」をクリックすると、一番下に「トータルアクセス数」があって、「トータル閲覧数2510488PV」の次に「トータル訪問数1000930UU」とあった。2006年3月4日から始めたこのブルグは、2024年9月10日現在まで、18年6カ月6日(6,765日)続き、トータル訪問数が100万人を超えたということなのだろう。主な目的が自分の記録、メモなので、ただただ長ったらしい文章で、人様が読むようには書いていないのに、100万人とは!それにしても18年とは!我がブログの延べ訪問者数が100万人を超えた

  • 2か月ぶりの井の頭公園

    厳烈酷暑が続き、比較的暑くない日の夕方にごく近くを散歩するだけのこの頃。さすがの暑さも、へ垂れたかに見えた今日、9月5日、用事を済ませて三鷹台駅から井の頭公園へ歩いてみました。7月9日の「雨の朝、井の頭公園」以来、2か月ぶりの井の頭公園です。三鷹台駅から神田川沿いの北側の道を井の頭公園へぶらりぶらり。道の両側は雑草が生い茂り、脇の木々は通り道を塞ぐように覆いかぶさっています。花が少ない道は、木、実に注目。ヨウシュヤマゴボウ(byGoogleLens、以下同じ)。ヤマゴボウと名が付いていますが、実と根は有毒です。「ヤマボウシ」、「ハナミズキ」、「シラカシ」と御判定なのだが??実が成っていて、スモモ??こちらも「ヤマボウシ」との判定だが、実から見ると、「ハナミズキ」。ヤマボウシとハナミズキは共にミズキ科。手前...2か月ぶりの井の頭公園

  • 佐藤文隆『物理学の世紀』を読む

    佐藤文隆著『物理学の世紀』(講談社学術文庫2819、2024年5月14日講談社発行)を読んだ。講談社BOOK倶楽部の内容紹介「物理帝国」の栄光と黄昏アインシュタインの相対性理論、量子力学、そして原爆を生んだオッペンハイマーのマンハッタン計画から、コンピュータ、ニュートリノへ――。物理学が科学のみならず知・経済・社会のあらゆるシーンにおいて「王者」として君臨した時代を、自身も一線の物理学者として活躍してきた著者がダイナミックに活写。「黄昏」も囁かれる時代の転換期、「ものの見方」を探究する物理学の現状とあるべき未来をも示す、無二の証言にして提言の書!アインシュタインの相対論は時間と空間の概念を一変させ、ミクロな世界を解明したハイゼンベルグらの量子力学は、見えている世界の常識を覆す新たな地平を拓いていった。この...佐藤文隆『物理学の世紀』を読む

  • 新川帆立『帆立の詫び状 おっとっと編』を読む

    新川帆立著『帆立の詫び状おっとっと編』(幻冬舎文庫、し50-2、2024年6月10日幻冬舎発行)を読んだ。裏表紙の作品紹介目が覚めると、身体に異変があった。やる気がみじんも湧いてこない。3年で10冊の本を刊行してきた著者は、ある日突然頑張れなくなった。ケンブリッジ、パリ、フィレンツェ、ローマ。旅しては書き、書いては旅する日々の中、気づくと活力はゼロに。文芸業界、執筆スタイル、己の脳に至るまで様々な分析を試み辿り着いた現在地。夫の解説付。『帆立の詫び状てんやわんや編』に続く新川帆立のエッセイ集第二弾。なんで詫び状かというと、締め切りを破りまくっていながら、エッセイを理由に遊び回っているから。第一章は、旦那さんについてロンドンに引っ越した帆立さんの「満喫!ヨーロッパ滞在篇」第二章は、帆立さんが偏愛している腕時...新川帆立『帆立の詫び状おっとっと編』を読む

  • 吉田修一『静かな爆弾』を読む

    吉田修一著『新装版静かな爆弾』(中公文庫43よ-4、2022年2月25日改版、中央公論新社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。テレビ局に勤める俊平は、公園で出会った聴覚にハンディキャップを持つ女性・響子と恋に落ちる。静かで穏やかな日々を重ねる二人だが、音によって隔てられた世界は恋しさと戸惑いを同時に生み、やがてすれ違いが積み重なっていく。この気持ちは、本当に伝わるのか。言葉にならない思いが胸を震わせる、忘れられない恋愛小説。(解説)宇垣美里本書は『静かな爆弾』(2011年3月版、中公文庫)に解説を加え、改版・新装したもの。吉田修一の略歴と既読本リスト私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、最大は五つ星)テレビ局で休みなく働く早川俊平と、音が聞こえないハンディキャップを持つ響子の恋。極上の恋愛小説とま...吉田修一『静かな爆弾』を読む

  • 8月(2)の散歩

    サルスベリ(百日紅)道路に散った花。もはや季節は移ろいいく。葉がギザギザで小さいので「ムクゲ」トロロアオイ(黄蜀葵)。オクラに似た花を咲かせるので別名「花オクラ」。一日花で、朝に咲いて夕方にしぼみ、夜になると地面に落ちる。最近はやりの玄関先のオリーブの木実もしっかり付いているこちらにもオリーブの木実もばっちりペンタス(和名クササンタンカ)?メカルドニアゴールドダスト。黄色い小花が這うように咲いて、雑草よりも早く育つので、花のじゅうたんをつくるのに最適。終戦記念日(8月15日)の朝5時。はるか遠く、朝日に輝くマンション。吉祥寺大通りのスターバックスに初めて入る。若い人が多いような気がして遠慮していたのだが。私は、カフェミスと、チアンアラビアータ・石窯フィローネ?、アールグレイ・ミルククリーム・ドーナッツ相方...8月(2)の散歩

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