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  • 山田詠美の略歴と既読本リスト

    山田詠美(やまだ・えいみ)1959年東京生まれ。明治大学在学中に本名の山田双葉名義で漫画家としてデビュー。1981年明治大学文学部中退。1985年「ベッドタイムアイズ」(文藝賞受賞)で衝撃的デビュー。1987年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞直木賞受賞前には、山田が当時交際していた外国人男性が婦女暴行容疑で逮捕された。1989年『風葬の教室』で平林たい子賞1991年『トラッシュ』で女流文学賞1996年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞2001年『A2Z』で読売文学賞2005年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞2012年『ジェントルマン』で野間文芸賞2016年『生鮮てるてる坊主』で川端康成文学賞を受賞その他、『肌馬の系譜』『私のことだま漂流記』『タイニーストーリーズ』『学問』『明日死ぬかもしれ...山田詠美の略歴と既読本リスト

  • 山田詠美『吉祥寺ドリーミン』

    山田詠美著『吉祥寺ドリーミンてくてく散歩・おずおずコロナ』(幻冬舎文庫や1-16、2024年4月15日幻冬舎発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。幸せな無駄は、人の心を豊かにする。目をつり上げて百円の得を求める人より、笑って百円損する人でありたい――。日々生まれては消える喜怒哀楽、コロナ禍下の人間模様など、気付かないうちに時代に流され忘れてしまう極めて大切なものたちを拾い集めた極上のエッセイ集。雑誌連載「4UniqueGirls」単行本未収録分を追加した大増量版!2018年5月~2021年6月発表の女性セブン連載「日々甘露苦露」からのエッセイ100編に、女性誌「GINGER」に連載し、単行本未収録分45編を合体。前作『吉祥寺デイズうまうま食べもの・うしうしゴシップ』(小学館文庫)の続編。「言葉の小姑」「言葉...山田詠美『吉祥寺ドリーミン』

  • 昔話シリーズ 私と風呂屋さん

    子供の頃、風呂屋へ行くのが嫌いだった。何がいやだったのか、今ではもう思い出せない。自宅に風呂がなかったので、15分くらい歩いて風呂屋へ行くのだが、母親に手を引っ張られても、柱にしがみついて抵抗したらしい。最近、風呂屋へはついぞ行かないので分からないが、現在でも、昭和30年代の風呂屋と大きくは違わないのではないだろうか。入口ののれんをくぐると、左右に男性用入口と女性用入口がある。その手前で下駄を脱いで、ずらりと並んだ下駄箱に入れ番号板を抜く。だいぶ前からこの番号札はアルミになっているが、当時は15㎝×10㎝ほどの板だった。最近この種の懐かしい下駄箱を居酒屋で見かけた。私はいつも、親戚のお兄さんが川上哲治を大好きだったので、わけもわからず16番に靴を入れて、板の下足札を持って、引戸を開けて風呂場に入った。風呂...昔話シリーズ私と風呂屋さん

  • 「ぱすたかん」でランチ

    吉祥寺ダイヤ街を食事処を探しながら歩いていて、ふと「もんじゃ焼き」って食べたことないんじゃないかなと思って、入ってみた。なんで「お好み焼き・もんじゃ焼きの専門店」なのに「ぱすたかん」なん?よけいなお世話だけど、親会社「東和フードサービス株式会社」は明らかに下世話の「ぱすたかん」経営なのに、高級カフェ「椿屋珈琲」を始めたん?私は「ミックスのもんじゃ焼き」とりんごジュース、相方は「ミックスの焼きそば」とアイスティを注文。もんじゃ焼きの焼き方の説明図があって、読んでみたが、めんどっちい。皆さん自分で焼いているようだが、店員さんに頼むことにした。「もんじゃ焼きって、関西の食べ物?」って聞いたら、「東京ですよ」だって。若気の至りで恥ずかしい。僕、山の手のお坊ちゃん育ちだから、下町のこと、知らないの。鉄板に油をひいて...「ぱすたかん」でランチ

  • 伊岡瞬『追跡』を読む

    伊岡瞬著『追跡』(2025年2月20日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋BOOKSでの内容紹介東京都武蔵野市で住宅一棟が焼ける火災が発生。焼け跡からは、その家に住む志村潔(69)とその息子夫婦と見られる男女三人の遺体が見つかる。単なる住宅火災に見えたが、夫婦と見られる遺体の死因は焼死ではなく、刺されたことによる失血死であった。しかも現場からは、この夫婦の子供と見られる小学生が消えていた。さらには、志村の経歴をたどると、〝息子〟がいた形跡がない。一体この火事で死んでいたのは何者だったのか?警察が捜査をに乗り出すのと軌を一にして、地下組織『I』の作業員の樋口にもある指令が下される。不可解な火災、血の繋がりのない〝家族〟、消えた子供の行方……エンタテインメントを追求した、究極のノンストップサスペンス。初出:別冊文...伊岡瞬『追跡』を読む

  • 4月(2)の花

    4月21日に届いた花撮る方向が悪くて、花が横向き14本のガーベラ、1本のブルーパフュームとレースフラワー、2本のタマシダ3日後ガーベラ、ブルーパフューム、レースフラワーは、15本共に満開だ4月7日に届いた「スターチス」と、3月17日に届いた「ユーカリ」はドライフラワーにしてある。4月(2)の花

  • 今野敏『リミックス』を読む

    今野敏著『リミックス』(2024年9月8日小学館発行)を読んだ。小学館による内容紹介一気読み必至のエンタメ警察小説!神奈川県警少年捜査課の高尾と丸木のもとに、旧知の高校生・賀茂が失踪したという報せが届く。賀茂は古代の霊能者・役小角の呪術力を操る不思議な少年だった。賀茂は失踪前、半グレに追われていたという。高尾たちが失踪の経緯を調べると、外国にルーツをもつ若者たちと半グレ集団の間で抗争が起きつつあることが判明する。事態はやがて、カルト的人気を誇る女性ボーカル・ミサキを巻き込んだ誘拐事件へと発展し――!?「神奈川県警少年捜査課シリーズ」シリーズ前日譚の『わが名はオズヌ』、『ボーダーライト』に次ぐ第3作。リミックス(remix):既存の楽曲を再編集して作り変える、またはそのようにして作られた楽曲役小角(えんのお...今野敏『リミックス』を読む

  • 「Chai-Break」で一休み

    吉祥寺通りから紅茶の店・ムレナスティー東京の右手の坂を下りて井の頭公園へ入る。坂の途中にある「Chai-Break(チャイブレイク)」で一休み。「Chai-Break」は吉祥寺丸井の1階にも出店している。凝った造りで、ちょっと入りにくい。お店の「メニューのご紹介」にはこうある。チャイブレイクにはアールグレイがありませんなぜでしょうか?答えは「紅茶本来のおいしさを味わっていただきたいから」アールグレイとは、紅茶に香料で香り付けしたフレーバーティーの名称ですアールグレイという産地もなければ、アールグレイという茶葉の品種も存在しません……それと同じように、紅茶本来のおいしさを味わっていただくためには旬に作られた紅茶がいちばんふさわしいと考えていますチャイブレイクの「チャイ」は、「インド式の煮出しミルクティー」。...「Chai-Break」で一休み

  • 鎌倉旅行(5) 旧華頂宮邸と報国寺

    浄妙寺を出て、バス通りの金沢街道に戻り、100mほど八幡宮方向に戻ったところの「報国寺入口」から川沿いの道を南に進む。100mほどで「報国寺山門」に着くが、元気のよい外人さんの団体が入って行くので、パスして、この先にある「旧華頂宮邸」(きゅうかちょうのみやてい)に向かう。200mほど進むと、重厚な門が見えてくる。「旧華頂宮邸」は、昭和4年に華頂宮博信侯爵邸として建てられた。外観は、洋風民家に設けられるハーフティンバース様式で、洋風の門、敷地内の樹木、幾何学式庭園と一体となり、往時の華やかな暮らしを彷彿させる。門を入り、ロータリーを回ると玄関が見えてくる。南側には左右対称の幾何学模様のフランス式庭園が広がる。日本邸宅にはない建物と庭で、ドラマ等の洋館のロケ地に頻繁に使用されていることも理解できる。ハーフティ...鎌倉旅行(5)旧華頂宮邸と報国寺

  • 鎌倉旅行(4) 浄妙寺と石窯ガーデンテラス

    朝1番で長谷寺を楽しんだあと、江ノ電で鎌倉駅に戻り、駅前の「金沢八景」行きバスの「浄妙寺」で降りて、浄妙寺まで歩いて数分。途中に生垣によくあるセイヨウカナメモチ(西洋要黐、レッドロビン)。こんな花を咲かせるのは初めて見た気がしたが?浄妙寺。1188(文治4)年、源頼朝の重臣・足利義兼により、退耕行勇を開山として創建と伝わる。鎌倉五山の第五位。下の写真の左の方の一番上にあるのが、ランチに目指す「石窯ガーデンテラス」風格を感じさせる本堂のどっしりとした屋根花に感謝し、供養するための花塚圧倒される!白い藤棚「藤原鎌足ゆかりの八重桜」との看板ありまだまだ食べられそうなタケノコムサシアブミ(武蔵鐙)。たしかに、馬に乗る時に足をかける鐙(あぶみ)に似ている。足利尊氏の弟、足利直義(あしかが・ただよし)の墓。やる気のな...鎌倉旅行(4)浄妙寺と石窯ガーデンテラス

  • 鎌倉旅行(3) 長谷寺

    「鎌倉青山」に一泊し、朝食を食べて、8時過ぎにホテルを出て、数分で鎌倉駅の江ノ電乗り場へ。江ノ電の新型車両!たぶん??車体には「ベビースター$江ノ電&『K』高雄メトロ/2001/日台観光電車Project」、ドアには「ベビースター65th」とある。なんで、江ノ電に台湾の高雄の名が??2024年9月7日(土)から運行されているラッピング車両“高雄メトロ号”だった。後ろの方の車両は従来の車両だった。朝8時半とあって、人気の江ノ電の一番前の席に座れたので、年甲斐もなく興奮して写真撮りまくり。これが出発前運転手さんが座るとすぐサングラスをかけた。日、「全国の鉄道各社で、運転士にサングラス(保護メガネ)の着用を認める動きが広がっている。」という朝日新聞の記事を見た。駅だ長谷駅について、踏切を渡る。撮り鉄でもないのに...鎌倉旅行(3)長谷寺

  • 鎌倉旅行(2) 鎌倉八幡宮と古我邸

    一服して元気を取り戻し、鎌倉八幡宮の参道に戻り、あの大石段に挑戦する。突如、工事中の道路を横切ることに。何これ?左を見ても、右を見ても、遥か彼方まで続いている。分った!、「鎌倉まつり」の期間中、4月20日(第3日曜日)13時~に行われる「鎌倉流鏑馬」の道だ!東鳥居から参道を横切り県道21号まで続く。1186年に義経の愛妾・静御前が舞った舞殿。「吉野山峰の白雪ふみわけて入りにし人の跡ぞ恋しき」と義経を恋する歌を歌って舞った静御前を、頼朝は激怒した。しかし、政子が「私だって、あの時、あなたを恋して……」と言って、頼朝の怒りを解いた、あの舞殿だ。この輪を自分でくぐれば100円で済むという「自祓所」左のほぼ切り株だけの「親イチョウ」と大石段沿いの「子イチョウ」。この写真じゃあ、階段が急峻に見えない!鎌倉鶴岡八幡宮...鎌倉旅行(2)鎌倉八幡宮と古我邸

  • 鎌倉旅行(1) ホテル、スタバ、そして鎌倉八幡宮へ

    久しぶりの鎌倉へ一泊で旅した。渋谷駅からJR湘南新宿ラインに乗ると乗り換えなしに、1時間で鎌倉駅に着く。鎌倉駅西口から市役所通りすぐの「市役所前交差点」を(紀ノ国屋の手前で)、今小路へ右折して数分の「鎌倉青山」。駅に近く、チェックイン前も後も荷物を預かってくれるのが便利だ。ツタを這わせた外観がシャレてる。「青山(せいざん)」というと「木々の茂る山」のことだが、私はつい「墓場」をイメージしてしまう。(「人生至る処青山」というとどこで死んでもよい覚悟ということで、「青山墓地」はボチボチ)ホテル前の「アカリダイニング鎌倉」、11時前、17時前になると行列ができる。それ以降も待ち行列が。ホテル横の通路、緑いっぱいで結構です。朝10時半にホテルにスーツケースを預けて、身軽になって朝食をとりにスタバに出かける。その前...鎌倉旅行(1)ホテル、スタバ、そして鎌倉八幡宮へ

  • 三鷹市吉村昭書斎へ

    小説家・吉村昭(1927~2006)を覚えているだろうか?1953年、学習院大学の文芸部で出会った津村節子(芥川賞作家)と結婚。1966年、「星への旅」で太宰治賞受賞同年、緻密な取材を重ねて記録文学に新境地を開いた『戦艦武蔵』がベストセラーとなる。1969年、吉村昭は妻・津村節子と共に三鷹市井の頭に引っ越し、約10年後、離れの書斎を建てて、『数々の作品を執筆した。1973年、『殉国』『関東大震災』『零式戦闘機』などの戦史小説、ドキュメント作品が菊池寛賞を受賞。「三鷹市吉村昭書斎」は、井の頭線の井の頭駅から線路の南側に沿って三鷹台駅方面へ約3分にある。(Googleマップ)開館時間:午前10時から午後5時30分まで、入館料:交流棟無料、書斎棟100円、休館日:月曜日電話0422-26-7500、三鷹市井の頭...三鷹市吉村昭書斎へ

  • 「果樹園リーベル」でランチ

    久しぶりに東急吉祥寺の屋上へ行ってみた。かなり厚い雲で富士山はまったく見えず。広場も幼児連れが一組だけ。あとはお爺さんと鳥が一匹だけ。下の写真の真ん中に鳥がいるのがわかるだろうか。これならわかるでしょう。買物が終わって、11時まで入店でモーニングが頼める3階の「果実園リーベル」へ。無事、10分前に滑り込み、私は、モーニングの「フルーツサンド」相方は「フレンチトースト」けっこうな大声で楽しそうにしゃべる女性二人の席に挟まれて、しずしずと食事を終える。3階の11時から入れる、コストコの「ストックマート」へ行って、お菓子を買う。量が多いのが難点だが、安くて、変わった食べ物があるので、ときどき覗いてみる。上は、左から「グランベリー」「ミックスフルーツ」「プレミアムマンゴー」のドライフルーツ。下は、「マカロンアソー...「果樹園リーベル」でランチ

  • 4月(3)の散歩(名残の桜)

    西荻駅南の乙女ロード(ごく一部での呼称)のお屋敷の桜「杉並区保護樹木」とあり、いかにも古木。2本並んでいるだけで豪華桜満開の下で保育園児が遊ぶ早や葉桜になり始めている濃い色の花。GoogleLensは自信満々「サクラ」と断定。こちらはまちがいなく「モモ」。名札があります。小さな花が一杯「ハナミズキ」との御宣託。早くもハナミズキ(花水木)の季節が始まった。日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた北米原産の木。「乙女ロード」の北側にある店で、いつも行列ができている。子供たちが?いやいや、「おもちゃやさん」でなく、「おもちやさん」です。4月(3)の散歩(名残の桜)

  • 4月(1)の花

    4月7日に届いた花首を垂れた「チューリップ」2本が心配だった。翌日、小さな赤い「チューリップ」2本は元気になった紫、ピンク、左下の薄ピンクの「スカビオサ」、和名は松虫が鳴くころに咲くので「マツムシソウ(松虫草)」。紫と青色の「スターチス」。早くも既にドライフラワーのように花が硬くなっている。「サンデリアーナ」の正式名称は「ドラセナ・サンデリアーナ」で、「幸福の木」として知られているドラセナの一種。和名は「マンネンチク(万年竹)」や「フウキダケ(富貴竹)」で、3日目、はや最盛期か?「チューリップ」5本共、満開。小さくうなだれていた左下の2本は開ききってしまい、輪ゴムでまとめたくなる。「スカビオサ」、和名「マツムシソウ(松虫草)」も花が盛り上がるようになって、限界か。「スターチス」は、紫や青の花のようなもの(...4月(1)の花

  • 天童荒太『ジェンダー・クライム』

    天童荒太著『ジェンダー・クライム』(2024年1月15日文藝春秋発行)を読んだ。文藝春秋BOOKSの紹介『悼む人』『永遠の仔』の著者が贈る、ノンストップ・クライムサスペンス。誰もが容疑者。誰もが当事者。性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。土手下に転がされていた男性の遺体。暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。「目には目を」なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。次々現れる容疑者、そして新たな殺人。罪を償うべきは、あなたかもしれない。天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!題名通り、性加害に真っ向から対峙するため、ごく普通の人の中の男女差別感覚を問う著者の意欲作。土手下に転がされた全裸の男の死体が発見された。暴行の跡が残る死体の局部から、犯人のものと思われ...天童荒太『ジェンダー・クライム』

  • 4月(2)の散歩

  • 三鷹駅北口と、「とれたて食堂」

    三鷹に用があった帰り道、かって約10年間、通った北口を見てみたいとぶらり。地上28階建と地上31階建の「武蔵野タワーズ」は、当時出来ていなかったから、北口は大幅に様変わりしているだろうと思ったが、ほとんど変わっていない。ロータリーの中央に、おぼろげに馬に乗った女の人の像があるという記憶が。今、調べると、北村西望作の「世界連邦平和像」。(写真は「三鷹ナビ」からお借りしました)駅北口を降りてすぐ東側に、確か、国木田独歩の「山林に自由存す」の碑があったはずと‥‥あった!50年前の記憶は確かだった。「山林に自由存す」と刻まれており、独歩のレリーフがはめ込まれている。裏を見ると、武者小路実篤筆とある。これは知らなかった。なぜこんなヘタな字でと思っていたのだが。このロータリーには、武蔵野市のムーバス「三鷹-吉祥寺循環...三鷹駅北口と、「とれたて食堂」

  • 杉並区の「桃井原っぱ公園」へ

    西荻窪駅から北東1.5㎞の「桃井原っぱ公園」へ行った。今年1月に続き2回目。大きなサクラの下を通り、変なもの(幸福の科学)から目を背け、ビル壁面にべたりと張り付いた緑に感心し、青梅街道を渡って、桃井原っぱ公園への立派なプロムナードに着いた。この公園は、戦前、中島飛行機株式会社の原動機工場が建ち、国産第1号の飛行機用エンジンや、零戦のエンジンが設計・製造された地だ。戦後、1955年、当地にあった富士精密工業の工場で国産ロケット第一号である「ペンシルロケット」が開発された。ただただ広い原っぱ。幼児は走り回り、高齢者は体操をしている。原っぱの周りはマンションが立ち並ぶ北側の公園事務所の壁「カロライナジャスミン」との御判定。私は責任を持ちません。「メタセコイア」だって。名札があると近づいてみると、「立小便は法律で...杉並区の「桃井原っぱ公園」へ

  • 4月(1)の散歩

    4月5日の散歩は、井の頭線の富士見ヶ丘駅を降りてから開始。初めて降りた駅を振り返ってパチリ。井の頭通り沿いの我が母校、じゃない都立西高前の桜。堂々と咲き誇っている。木の下に入って見上げると、空が桜の花に覆われてしまう。「カラムラサキツツジ」??「エゾムラサキツツジ」??「カメリア・エレナカスケード」近づいてパチリしたら、「ツバキ」に化けた??間違いなく「アセビ」。馬が酔うことはないそうだが、馬酔木。枝をすっきり、形を丸く刈り込まれたが、ちゃんと花咲かせているツバキ。大きなツバキも良いが、小さいのもいいね!約8千歩歩き、ご褒美に、西高近くの「Sugarvine」で買ったケーキで、軽く取り戻してお釣りをもらった。4月(1)の散歩

  • Ryumon coffee standでランチ

    吉祥寺の東端辺りの末広通りにある「Ryumoncoffeestand」でランチした。時は4月4日、桜は満開。「Ryumoncoffeestand」はカフェの激戦区?吉祥寺でもコーヒーの上手さで一二を争う店。土日は若い人が列を作る店だ。このブログでは、「2025年1月」、「2018年12月」、「2015年9月」と登場するが、もっと何回も来ている。文字通り”stand”と狭い店で、一階は小さなテーブル2つほど、それでも急な階段を登った2階は3つのテーブルとソファーがあって、ゆったりできる。末広通りの桜を見下ろせる。壁の線画がキュート。お若いの、ご存じかな?懐かしのレコードプレーヤーが置いてある。私は、ハンドドリップコーヒー(グァテマラ)、相方はアメリカーノ(グァテマラ)にミルクたっぷり。コーヒーの産地、農場名...Ryumoncoffeestandでランチ

  • 高野秀行『イラク水滸伝』を読む

    高野秀行著『イラク水滸伝』(2023年7月30日文藝春秋発行)を読んだ。本書も480頁と大部だが、文藝春秋BOOKSの紹介文も長い“現代最後のカオス”に挑んだ圧巻のノンフィクション大作!権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込む謎の巨大湿地帯〈アフワール〉―――そこは馬もラクダも戦車も使えず、巨大な軍勢は入れず、境界線もなく、迷路のように水路が入り組み、方角すらわからない地。中国四大奇書『水滸伝』は、悪政がはびこる宋代に町を追われた豪傑たちが湿地帯に集結し政府軍と戦う物語だが、世界史上には、このようなレジスタンス的な、あるいはアナーキー的な湿地帯がいくつも存在する。ベトナム戦争時のメコンデルタ、イタリアのベニス、ルーマニアのドナウデルタ……イラクの湿地帯はその中でも最古にして、“現代最後のカオ...高野秀行『イラク水滸伝』を読む

  • 「Cafe野田」で一服

    なんにもない、春の襟裳岬のような三鷹台駅周辺にも、一休みできるカフェが4か所ある。「甘堂ふわ作」、「photon」、「小川カフェ」、「The3rdBranchCafe」しかし、三鷹台駅の南口から線路沿いに久我山方面へ140m、歩いて5分と少し離れているが、「Cafe野田」が一番のお気に入りだ。ランチには「沖縄タンメン」もいける。「Cafe野田」は、コーヒーが美味しく、落ち着いた雰囲気で、この辺りに足を延ばした時には、必ず寄る。水、木、休み。店内は、カウンター席、3つ程のテーブルがあり、オープンテラスもある。いかにも定年後趣味のコーヒーを入れていますといった風の堂々としたご主人が丁寧にコーヒーを淹れてくれる。カウンターの後ろの壁には、ずらりと素敵なコーヒーカップが並ぶ。室内はすっきりとしていて、趣味の良さが...「Cafe野田」で一服

  • 3月(5)の散歩

    ピンクのツバキ近づいて、カワイイ!木陰が赤いじゅうたんピンクのじゅうたんも北側に、ツバキが何本も植えられていて、隣にも、井の頭線のガードの、南側にも大きな赤いツバキ大きなピンクのツバキヒイラギナンテンの大株大きな株のユキヤナギハナカイドウ(花海棠)。3分咲き?こちらは、5分咲き?7分咲き9分咲きオオアラセイトウ、別名、ムラサキハナナ(紫花菜)別名、諸葛菜(しょかつさい):諸葛孔明が陣を張ったときに真っ先にこの花の種を播いたという伝説から。ムスカリ。近くで眼を凝らしてみると、つぶつぶがカワイイ。井の頭公園の三角広場の東側(ゆうやけ橋)の大きな木落葉広葉樹のイヌシデ(犬四手)。風によって花粉を飛ばす風媒花で、種子が風を利用して飛ぶのに適した羽根形の構造になっているらしい。丁度、子供が飛ばした飛行機がひっかかっ...3月(5)の散歩

  • 三越本店と日本橋高島屋へ

    地下鉄「大手町駅」から地上に出て、日本橋三越へ歩いて行く途中、首都高の下をくぐるところにある小さな公園があった。かつて、江戸城の城門の一つ常盤橋門があった場所で、常磐橋公園になっていて銅像が立っている。朝倉文夫作の「渋沢栄一像」だった。1933年11月11日の渋沢栄一の命日に完成した像は、第二次世界大戦による金属提供で撤去され、1955年に再び朝倉文夫の製作により再建された。三越本店に入ると、本館1階中央ホールから、吹き抜けの5階に届くようにそびえる壮大な「天女(まごころ)像」がある。佐藤玄々作で、昭和35年(1960)に完成だ。どこに天女がいるのかと探してしまう。裏側も、何やら複雑で、精緻な作品だ。レストランを求めて、値段の折り合いがつかず、下へ下へ降りて来て、2階の洋食・喫茶「カフェウィーン」に入る。...三越本店と日本橋高島屋へ

  • 雨宮処凛『死なないノウハウ』を読む

    雨宮処凛著『死なないノウハウ独り身の「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書1299、2024年2月29日発行)を読んだ。光文社の内容紹介「働けなくなったら」「お金がなくなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪、死ぬしかないのか?そして自らの死後、大切なペットは?スマホやサブスクの解約は?この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ためのサバイバル術を一冊に。私は、雨宮処凛さんを派手で変な人だったのに、急に困窮者支援などと言っている訳わからない人と思っていた。本書の「あとがき」で、彼女はこう言っている。困窮者支援に関わるまで、私はとても冷たい人間だった...雨宮処凛『死なないノウハウ』を読む

  • 宮島未奈『成瀬は天下を取りに行く』を読む

    宮島未奈著『成瀬は天下を取りに行く』(2023年3月15日新潮社発行)を読んだ。次作も含めた新潮社の特設サイトの内容紹介中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!話題沸騰、圧巻のデビュー作。2024年「本屋大賞」受賞作。滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの中学2年生から高校3年生までの間の出来事を描く5編と、「階段は走らない」の全6編。続編は『成瀬は信じた道をいく』成瀬あかり:滋賀県大津市生まれ、同市在住。なんでも簡単にできてしまうので、他人に構わずマイペース。口に出して種をまい...宮島未奈『成瀬は天下を取りに行く』を読む

  • 神田川沿いに久我山から三鷹台へ

    井の頭線の久我山駅から三鷹台駅へ、神田川沿いに歩いた。3月30日(日)16時半とやや遅い時間で画面が多少暗い久我山駅近くのマンション前の椿、これ見よがしに誇る白い花。神田川は、井の頭公園の池から流れ出て、三鷹台駅の南側から井の頭線沿いに久我山駅に至る。杉並区和田と中野区弥生町の境界付近で善福寺川を吸収して、さらに、両国橋で隅田川に合流する。都心を流れているにも拘らず全区間にわたり、開渠(かいきょ)だ。以下、久我山駅から三鷹台駅を、神田川沿いに歩く。久我山中央緑地で見た「ドウダンツツジ」小さな鈴のような花が咲いている。「トサミズキ」麦のような花「ハナカイドウ」。バラ科リンゴ属だけに(?)、リンゴのようにツタ?の先に蕾がぶら下がっている。「マメザクラ」?赤とピンクのツバキ、2連。神田川に架かる橋から三鷹台駅方...神田川沿いに久我山から三鷹台へ

  • 3月(4)の散歩

    アネモネシクラメンユキヤナギ。手前には葡萄に似た毒性のある「ヨウシュヤマゴボウ」の大きな株があったのだが、切られている。ユキヤナギ「エリカ」。次の写真にあるように、エリカは細い枝に小さな花がびっしりと咲く。株全体を見るとにぎやかな印象を受けますが、一つ一つの花も可憐で個性豊かです。近づいて撮る。一つ一つの花も小さいが可憐。八重桜?近づいて撮ると、枝に花がびっしり。桜かな?サンシュユ(山茱萸)。春先に黄色い花を咲かせ、秋に赤い実をつけ、別名でハルコガネバナ、アキサンゴ。拡大してパチリ3月20日のミモザ3月24日のミモザ。色が濃くなって、終末期。日向に自生するミズキの意味で「ヒュウガミズキ」マンサク科トサミズキ属の落葉低木。別名、イヨミズキ、コバノトサミズキ。日本海側の限られた地域の岩場に自生するが、公園や庭...3月(4)の散歩

  • 三の丸尚蔵館へ(4回目)

    皇室所蔵品の博物館・三の丸尚蔵館へ行った。皇居三の丸尚蔵館平成元年(1989)に上皇陛下と香淳皇后(上皇の母)により、皇室に代々受け継がれた美術品が国に寄贈された。令和5年(2023)には「皇居三の丸尚蔵館」の名称で一部を開館し、令和8年(2026)度に全館開館を予定している。期を分けて次々と公開されているが、我々は「開館記念展第1期」、「開館記念展第2期」、「2024年9月」に続き今回で4回目だ。場所は東京駅丸の内北口から皇居・大手門を経て、徒歩約15分。地下鉄「大手町」C13a出口が近いのだが、我々は大手町駅の端から端へ歩く羽目になった。大手門の手前で、皇居東御苑を見学する人たちが並ぶ列に加わって、バッグなどの手荷物検査を受ける江戸城正門だった大手門から入る。1945年の空襲で焼失した大手門は1967...三の丸尚蔵館へ(4回目)

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