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義母の短歌 https://okamura920.hatenablog.com

義母が98歳で永眠いたしました。義母が書き溜めた2,000首以上の短歌を少しづつ公開いたします。コメント願えたら幸いです。

定年退職後気ままな半農半X生活をしています。今年傘寿を迎え半農も少しずつ調整中です。

okamura920
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福知山市
出身
福知山市
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2022/01/18

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  • カテゴリー:暮らし・田舎(五)

    関西花の寺25ケ所 第23番 金剛寺 手作り短歌集(五)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、6番目のカテゴリー【暮らし・田舎】に分類した短歌(12首)を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:暮らし・田舎(五)> #1291 集会所の物置ひんやりビール瓶酒の空瓶雑然とあり #1298 踏切に空席運ぶ列車見つ思えばわれも乗らず久しき #1313 蟻塚を鍬に潰せし償いに引き草積み上げ此れで足りるか #1344 山住みに見馴れし緑ことさらに子と並み見れば耀いわたる #1357 気がつけば引き来し葱の手にあらず迷いを持てば何かを失う #13…

  • カテゴリー:独り・老い(五)

    関西花の寺25ケ所 第23番 金剛寺 手作り短歌集(五)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、5番目のカテゴリー【独り・老い】に分類した短歌(17首)を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:独り・老い(五)> #1274 それではと手を振る瞬よりひとりなり車庫より五十歩ますますひとり #1282 子がひと夜纏いしパジャマ身につけて虚脱の洞の埋めようもなし #1287 老いと言う文字がどうにも気に入らぬ銀髪のような言葉生れぬか #1288 かなしみは日陰のどくだみ削るとき忍び寄るなり暗く冷たく #1307 むらおさに寸志差し出しそれを…

  • カテゴリー:自然・季節(五)

    関西花の寺25ケ所 第23番 金剛寺 ご朱印 手作り短歌集(五)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、4番目のカテゴリー【自然・季節】に分類した短歌(18首)を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:自然・季節(五)> #1269 雨上がりの草の根もろきを知る指の草引き出せばエンジン全開 #1277 雨脚はいよいよ激し夜は深し待ちたる雨も続けば怖し #1290 入道雲いかつく湧く昼引き抜かれもう伸びられぬ雑草の眠り #1293 彼岸花咲くと覚ゆる岸を刈るほつほつ咲く頃逝きし人はも #1297 実りの秋華麗に過ぎゆく長月のひそかに曳きず…

  • カテゴリー:人・子供(五)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(五)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、3番目のカテゴリー【人・子供】に分類した短歌(28首)を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:人・子供(五)> #1259 ス-パーにいずれ差のなき品を選る見知らぬ尼僧に親しみ覚ゆ #1268 異なれる道に苦しむ友の愚痴諾い聞きいるのみの手助け #1272 気難しき師の頬緩めし栗おこわ在す思いにいそいそ参らす #1304 腹立てば「ニコッ」と笑むとうタレントありぽつんとひとり何笑うべき #1322 わが炊きし栗飯美味しと食む友の貌が見たさに…

  • カテゴリー:動植物(五)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(五)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、2番目のカテゴリー【動植物】に分類した短歌(60首)を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:動植物(五)> #1262 疎みつつひと株残す三時草好みて小さく咲くにはあらじ #1263 土踏まぬ乳牛餌喰むひたぶるに寝そべり喰むあり立ちて喰むあり #1264 ひと夜啼きふた夜はなかぬ梟の闇に鋭き眼光は知らず #1265 くろずみて肌崩れゆくバナナの実ミルクに混じればやさしきジュース #1267 切り岸のさらしな升麻の葉が光る誰も花だと知らぬ愉し…

  • カテゴリー:自分・生活(五)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 昨日までに、短歌集(四)に掲載された238首の短歌を、11のカテゴリーに分類し掲載しました。 引き続き、短歌集(五)に掲載された238首の短歌を11のカテゴリーに分類し掲載していきます。 短歌集(五)に掲載された238首の内、1番目に多く(62首)含まれるカテゴリー【自分・生活】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:自分・生活(五)> #1260 賞味期限切れたる女夜昼を歌に命を託して明るし #1273 愛憎は生きありてこそ燃ゆるもの愛淡あわと憎滅びたり #1275 山里のくらしの枠をいささかは喰み出る生きの出先は聴かれず #1276…

  • カテゴリー:街・町(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、11番目のカテゴリー【街・町】に分類した短歌(1首)を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:街・町(四)> #1137 タンポポの絮毛がふわふわ跳ぶように出で来し街も所詮止まり木 <管理人のつぶやき> ■8/23 恒例地元の地蔵盆

  • カテゴリー:亡夫・夫(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、10番目に多く(4首)含まれるカテゴリー【亡夫・夫】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:亡夫・夫(四)> #1065 手拭いをバシッとさばき首に巻く男に亡夫の後ろ姿みたり #1075 夫の忌月わが生れ月一月はいずれ華なき雪の中なる #1192 看取り人われに告知は秘められて癌にあらずときっぱり言いき #1246 人逝きてひとりの八とせ過ぎんとす虚しきかぎり飲食の類 <管理人のつぶやき> ■ジワジワと コロナ感染身辺へ 感染…

  • カテゴリー:時代・時(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、9番目に多く(7首)含まれるカテゴリー【時代・時】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:時代・時(四)> #1059 私に何が出来るか住専もオウムもきりきり縛り上げたり #1081 一脚のゲートル時折巻き戻す命の隅の一点の灯 #1193 思春期に「欲しがりません勝つまでは」染められし思想いまだも褪せず #1202 幾分か美化なし語る幼な日の暗き部分はわれも忘れむ #1232 ふるさとと呼ぶ土地はあり其処過ぐる須臾の間よぎる甘…

  • カテゴリー:風景・景色(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、8番目に多く(11首)含まれるカテゴリー【風景・景色】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:風景・景色(四)> #1033 夕昏れの雨を抱える空の色何かある色悲しみの色 #1041 群鳥の遠ざかる列たわみつつ指すひと方のそれぞれの宿 #1100 月光を浴びて鎮もる池の面は奈落の使者の蒼きてのひら #1109 風は初夏残り椿の一輪が北に向かいてぱっちり開く #1131 振り向けば野面のはてのひとつ星水痩せし川に闇を降らせる #…

  • カテゴリー:家族(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、7番目に多く(12首)含まれるカテゴリー【家族】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:家族(四)> #1030 飼鳩を蛇に殺され狂乱の泪おさなき息子忘れず #1031 乳歯二本ニッと見せては乳欲りし末の子不惑の髪白み初む #1035 夏かぜのわれにみかん水飲ませくれし若き母住む七十路のまなうら #1091 町住みの友が呆けたるつくし摘む童女のごときをうからの眸にみつ #1122 子の住所電話番号書きしメモバックの中にお守りの…

  • カテゴリー:独り・老い(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、6番目に多く(12首)含まれるカテゴリー【独り・老い】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:独り・老い(四)> #1063 ひとり住むくらしのリズム身に沁みていつか木乃伊になるやも知れぬ #1067 引き延ばす会話の限り「おやすみ」と受話器を置けば俄かにさぶし #1074 めくるめく透きて湯舟に春の水身ひとつ沈むに惜しくもあらぬ #1125 日常の些細な変化も告げたかり片山陰にひとり住まえば #1130 空中を掻きまわしつつ…

  • カテゴリー:自然・季節(四)

    関西花の寺25ケ所 第22番 船宿寺 ご朱印 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、5番目に多く(13首)含まれるカテゴリー【自然・季節】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:自然・季節(四)> #1021 春雪に明るき窓の昏れ果てて長きながき夜洞のようなる #1034 春の雪貧乏草の株毎にまろく積もれりなんとなけれど #1076 深海の暗きに似たる曇天を絞るがごとく細き雨降る #1097 夏の川地球の静脈さながらにゆるゆるめぐる思惟持たぬもの #1148 蹲る小さき影も汗噴かむ梅雨明けの暑さ声に出…

  • カテゴリー:暮らし・田舎(四)

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、4番目に多く(15首)含まれるカテゴリー【暮らし・田舎】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:暮らし・田舎(四)> #1036 ふるさとも母校もわれには絵そらごと確かなふる里子の為守らむ #1039 冬の鬱燃すにかあらん遠ち近ちに煙りの見えて峽暖かし #1042 山を背に山に守らる谷ごとの吾が知る限りの聚落思えり #1043 陽の差せば心ぞよめき戸の外の雪にやすらぐ農知る因果 #1045 屑箱のスチールパックピシッと鳴…

  • カテゴリー:人・子供(四)

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、3番目に多く(25首)含まれるカテゴリー【人・子供】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:人・子供(四)> #1023 輪郭のなき貌輪郭のみの貌描かれていずれ性のあやしき #1026 ひとりのみ甦らせる術あらば苦しかるべしいずれ選ぶも #1037 信号待ちの車すり抜けるオートバイゆとりを持たぬ孤独のそびら #1044 待つことの無聊に倦みて取る受話器うしろめたかり刻盗人の #1050 人の傘足に触れしがきっかけの話し尽…

  • カテゴリ:動植物(四)

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 手作り短歌集(四)に蒐集されている短歌を、11のカテゴリーに分類いたしました。 短歌集に掲載された238首の内、2番目に多く(53首)含まれるカテゴリー【動植物】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:動植物(四)> #1024 紛糾なす会議のごとし集いくる鴉の声の今日姦しく #1047 土乾けば先づ水仙の草とらんチュウリップの芽も笑い出したり #1051 季のきてまんさくの花ひわひわと寄らねばそれと解らぬ程に #1052 福寿草はたクロッカス野水仙春淡々と黄の彩にはじまる #1060 散る日なき記憶の中の蓮の花やまとの国の名花と…

  • カテゴリー:自分・生活(四)

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <短歌集(五)の掲載を終えて> 昨日までに、義母の手作り短歌集(五)に蒐集された、平成八年九月から十月に詠んだ238首の掲載を終えました。 引き続き、短歌集(六)以降の掲載をしていく予定ですが、今日から少しの間、短歌集(四)に掲載された238首の短歌を、カテゴリー毎に分類し掲載していきます。 短歌集(四)に掲載された238首の内、1番目に多く(85首)含まれるカテゴリー【自分・生活】に分類した短歌を掲載いたします。 <義母の短歌 カテゴリー:自分・生活(四)> #1022 ゆだね置く人のあらねど避けられる限りの雑事除けてわが生く #1025 衝動買い…

  • #1491-1496  好きで登る・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1491 好きで登る歌の詠み坂照るにつけ曇るにつけてゆっくり参ろう #1492 女丈夫の波乱のひとよびんびんと胸内貫く言葉に酔えり #1493 バス停もポストも煙草自販機もなき里逆に貴重と宣らせり #1494 沸ふつと湧く捌け場なき思い溜め立ち寄る書店若者ばかり #1495 着る着ぬは二の次にして夢買いぬひらひら軽しシルクのパジャマ #1496 腹太きかまきりひとつ花鉢を身も世もあらぬさまに登れる <管理人のおまけ> 宣(の)らせり・・おしゃられる 捌(は)け 溜(た)め <管理人のつぶやき> ■朝早く 墓参りしてつぶやいた ■その…

  • #1486-1490 ちんまりと・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1486 ちんまりと個個のくらしの乱れぬ里嫌うにあらぬ折ふし逃げ出す #1487 屑豆を選り出すように消してゆく叩いて響かぬ昨日の数首 #1488 その後に何が待つかはわが知らねひとつの関門くぐらむとする #1489 とりどりの菊咲き乱れ秋終焉音なく迫る夫の忌日 #1490 頭垂れ祈りの象瞼閉じ無明のなかを跳ぶ三十一文字 <管理人のおまけ> 象(ぞう)・・形、姿 瞼(まぶた) <管理人のつぶやき> ■皆様に 焼酎お見舞い申します(新聞からヒント)

  • #1481-1485 青く赤く・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1481 青く赤くちさく鋭くともる灯に夜昼ひとりの厨守らる #1482 大金は持たねど生くるに事欠かず今欲しきもの自動噴霧器 #1483 窓に置く赤と白とのシクラメン青き情熱こぼれむばかり #1484 現役に生くる自負あり天邪鬼敬老会の招きに馴染めず #1485 無防備に着衣を落とす浴室の老ゆとも女施錠を忘れず <管理人のつぶやき> ■お盆とは この世とあの世の架け橋か

  • #1476-1480 手に揺らす・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1476 手に揺らすブランコ何時か人乗せし記憶のありと言い出しそうな #1477 岩を打つ水がさらりとゆくように生きてゆかんかくじけるまいぞ #1478 いかな夢今宵はみるか愉と怖れ他愛なきこと毛布が嗤う #1479 花嫁が一期一会の晴れ姿素顔に戻る此れぞ吾が孫 #1480 人の為自分はあると思うべし智子可愛ゆき女であれよ <管理人のおまけ> 愉(ゆ)と・・たのしい <管理人のつぶやき> ■100年ぶり 神に並んだ大谷選手

  • #1471-1475 死者○○・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1471 死者○○死者××が夢に来てわれを無視せり怒鳴りて醒めぬ #1472 命終の近きか厨に昼を来て鳴く虫の音の冷えて細れる #1473 もっこりと背中丸める主のいる蜘蛛の巣払わずくぐりて戻る #1474 孫の婚間近にあればせめて手の泥滲み落とさむ軍手離さず #1475 つわぶきの花に群なす花虻の羽音の唸り近寄りがたし <管理人のおまけ> 醒(さ)めぬ 命終(みょうじゅう)・・命が尽きること 花虻(はなあぶ) <管理人のつぶやき> ■宗教に 法律甘くないですか

  • #1466-1470 どのように・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1466 どのように生きても日は昇る此の身が大事守りてやらな #1467 ひと刻を草引きむしりし跡確か小さな成果にかそけき安堵 #1468 寒わらびじねんに萌え出る山岸をにんまりひっそり人には告げず #1469 とうたらり蜂蜜垂らす秋の蕗さびしき色に煮つまりゆけり #1470 それでもまだぼうとときめくこともあり色恋事に夢遠けれど <管理人のつぶやき> ■この月は 上弦の月これから丸く

  • #1461-1465 コンバイン・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 <義母の短歌> #1461 コンバイン操る農夫の鋭きまなこ岸に憩えば十歳老けて#1462 風媒に野生化進むバーベナの草に揉まれつ花たりあかく#1463 幾そ度寝返りうてば死に近き眠りに遭えるか暁闇の窓#1464 コスモスは笑い弾けて散り敷けり明日へ続かむ種をこぼしつ#1465 国政を気に病む程の智も持たず貴方任せでとにもかくにも <管理人のおまけ> 風媒(風ばい)・・風によって受粉 揉(も)まれ たり・・~である 暁闇(ぎょうあん、あかつきやみ) 散り敷けり・・散って一面に敷き詰める <管理人のつぶやき> ■お盆前 昨日は地域の墓掃除

  • #1456-1460  花畑に・・・

    関西花の寺25ケ所 第21番 當麻寺西南院 ご朱印 <義母の短歌> #1456 花畑に転がるまりの二度三度探そうとはせぬ新時代の児 #1457 少しづつひねくれてゆくわたくしを嗜めいたり平静にいて #1458 お土産は私と照れつつ訪う娘元気に勝る土産はないよ #1459 「お迎えを待っているなどそれは嘘」真実生きへの執語る老い #1460 口紅を少し濃ゆ目に出席す名目殊更いかめしき集い <管理人のおまけ> 嗜(たしな)め 執(しつ)・・こだわり 殊更(ことさら) <管理人のつぶやき> ■創志高 応援したけど残念(高校野球、岡山、創志学園、岡村投手、3番)

  • #1451-1455 今日生くる・・・

    関西花の寺25ケ所 第20番 石光寺 <義母の短歌> #1451 今日生くる甲斐のありともあらずとも血を濃ゆくせん鯖の味噌炊き #1452 青葉闇落ち栗拾う指先に百足の祖のような虫這う #1453 カーブひとつ過ぎゆく度に里住みの殻脱ぎ捨てて身心軽し #1454 コスモスが疲れましたと傾きつ遅れ花ひとつ小さく咲かす #1455 ゆく雲を目で追いかけてみじろがぬ余り愉しき貌にはあらず <管理人のおまけ> 青葉闇(あおばやみ)・・青葉がうっそうと茂り昼でも暗いこと 這(は)う <管理人のつぶやき> ■この暑さ あともう少し明日立秋

  • #1446-1450 あんたの声・・・

    関西花の寺25ケ所 第20番 石光寺 <義母の短歌> #1446 あんたの声聞きて元気が出ましたと救われたるはわれと思うに #1447 人は皆忙しかりけり空想の遊覧地図を拡げつたたみつ #1448 遠くにて木を倒す音目算のあるにか男等雨を厭わず #1449 頬こけしフランキー堺に死の翳り纏うと逝きたるあとのドラマに #1450 峡川を一途に流れ指す海に何が待つにかゆきつきて憩え <管理人のおまけ> 目算(もくさん) 厭(いと)わず 翳(かげ)り 纏(まと)う 憩(いこ)え <管理人のつぶやき> ■夕日落ち 鳥は東へ皆帰る 昼間はみんな西へ出張?

  • #1441-1445  脚四本・・・

    関西花の寺25ケ所 第20番 石光寺 <義母の短歌> #1441 脚四本踏ん張る椅子に身をあづけ死も又ひとつのロマンと思う #1442 コスモスの乱れ傾く茎分けてぬっと貌出すだーれも居らぬ #1443 昔より変わらぬ草の名を知らず虫の音さらに聞きわけられず #1444 滔滔とひとりの落とし湯幻の五右衛門風呂のげす板が哭く #1445 良きことの重なり来る日よ生きている証の断片膨らみ過ぎぬか <管理人のおまけ> 滔滔(とうとう)と 哭(な)く <管理人のつぶやき> ■この暑さ 喜んでいるは稲穂だけ

  • #1436-1440 野曝の・・・

    関西花の寺25ケ所 第20番 石光寺 <義母の短歌> #1436 野曝の脱穀機やや傾けり老骨とう言葉不意に浮かび来 #1437 じっくりと冬越す算段たておかな恃むとすれや自より外なし #1438 横腹をトンネル二つ貫くとう山霊眠りを醒ますになきか #1439 思うこと語りたきことちぐはぐに乱れて虚し宵宮の酒席 #1440 孫に近き四人に囲まれ談笑すホスト遊びの真似事じみて <管理人のおまけ> 野曝(のざらし)恃(たの)む <管理人のつぶやき> ■此の暑さ 記録更新なるのかな 過去の記録は41.1度とか

  • #1431-1435 余りにも・・・

    関西花の寺25ケ所 第20番石光寺 <義母の短歌> #1431 余りにもむごき老後に耐ゆる友の傍辺を今は早く去りたし #1432 白浜菊清らに咲けり明朝の供華は此の花野良の戻り路 #1433 三泊の娘去りゆきへやぬちのあちこちに顕つ声はまぼろし #1434 揺れゆるる板橋渡る夢を見き彼岸の友に手を引かれつつ #1435 会話とは心さらして笑うことつわぶきの花毅然と立てり <管理人のおまけ> へやぬち・・部屋の中 顕(た)つ つわぶき・・初冬に咲く花 <管理人のつぶやき> ■KDDIに 100均店舗大忙しか

  • #1426-1430 忌憚なく・・・

    関西花の寺25ケ所 第20番 石光寺 <義母の短歌> #1426 忌憚なく此の身与ける肩もなしテレビを切れば深深と闇 #1427 花の名は覚えやすくてタレントの若者の顔区別がつかぬ #1428 どうだんの滅びを前に極まれる紅葉に漂う一種の悲哀 #1429 夢に見し屋根超す大波ゆるる橋あれは三途の川にあらずか #1430 起きぬけの雨音何やらホッとする畑仕事の予定崩るも <管理人のおまけ> 忌憚(きたん)・・遠慮 漂(ただよ)う <管理人のつぶやき> ■涼風が 今日も猛暑日夕日落つ(昨日の夕方作る)

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