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おしゃべり黒猫と一回り年下の旦那 https://liveoshakuro.blog.jp/

12歳年下のダンナ🐔(主夫) 自営業ママ🐈‍⬛ 13トリソミーの娘👼 1歳の次女👧  13トリソミーの娘と過ごした経験や奇跡 次女の成長や家族の思い出を漫画にしています✨

ダンナ
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2021/10/22

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  • 毒親が亡くなった日㉞「0」

    前回の話⤵️ただただ時間だけが流れ俺たちは母さんとの話を賑やかに話していた話している最中もモニターが耳に残るアラーム音を響かせるその度にモニターに目を向けた ナースが入ってきた気付けばもうすぐ消灯時間だ母さんの様子を確認した後駐車券の処理をするために来て

  • 毒親が亡くなった日㉝妻の声

    前回の話⤵️ 心臓に生かされている母さんの姿を見ていられなくなったのか父さん「先に家に戻っとるわ」 と父さんは帰って行った口には出さないがこれ以上は辛過ぎるのだろう次女姉の子供たちも先に帰って行った俺も妻を待つ間病棟内の休憩室でいぶきにご飯を食べさせて休

  • 毒親が亡くなった日㉜別れの言葉

    前回の話⤵️いぶきが眠たくなってきたのかぐずり始めてしまった俺ももう数時間ずっと抱っこしているので体力はヘトヘトだったみんなが気遣ってくれて俺は駐車場の車でいぶきをチャイルドシートに乗せて一緒にお昼寝をすることにした・・・俺は30分ほどで目が覚めた後ろを見

  • 毒親が亡くなった日㉛最後に叶った願い

    前回の話⤵️ 俺は母さんの手を握った「母さん」俺の呼びかけに顔をこっちに向けてくれた「母さん良かったな」「母さんのために」「みんな集まってくれたよ」「姉ちゃんも来てくれたし」「父さんも来てくれた」「本当に良かったな」母さんは軽く頷く「母さんが1番」「望ん

  • 毒親が亡くなった日㉚声が出ない

    前回の話⤵️ 「もう・・・」 母さんが首を横に振りながら何かを伝えようとしている父さんは母さんの手を握って父さん「どうしたんや?」母さんは「もう・・・」 「もう」の後は息が抜ける様で何を言っているのか聴き取ることが出来ない。父さん「痛いんか?」と言うと首

  • 毒親が亡くなった日㉙残るもの残らないもの

    前回の話⤵️ 母さんは日没まで持たないそう医師に言われていた刻一刻と死ぬまでの時間は迫っていた次第に母さんは声が出せなくなってきた、、、身体も時間が経つにつれ痛みも増してきているんだろうそんな中母さんはベッドの柵からいぶきに手を伸ばしたそれに気づいたいぶ

  • 毒親が亡くなった日㉘もったいない夫婦

    前回の話⤵️ 俺「父さんが来てくれたよ」 俺は母さんに伝えた父さんと母さんの側を入れ替わる父さんはスッと母さんの手を握った父さん「おかん来たぞ」 「・・・」「身体はどうや」「痛いんか?」 母さんはうんうんと首を縦に振り、頷いた ピピピ‼️ピピピ‼️ピロー

  • 毒親が亡くなった日㉗孫

    前回の話⤵️甥っ子たちが駆けつけてくれた母さんにとっての可愛いだろう孫だ次女姉の子供で長男と次男そして年が1番下の長女がいる俺「母さん‼︎」 「甥っ子たちが来てくれたよ」 母さんはもう頷くので精一杯になってきている 甥っ子たちは黙ったまま母さんを見下ろし

  • 毒親が亡くなった日㉖テレビ電話

    前回の話⤵️ 俺は1人残って仕事をしてる妻にテレビ電話を繋げた妻もかなり心配してくれていたし本当は仕事を切り上げて来ようとさえしてくれたが仕事の内容的に身動きが取れなかった。妻がすぐに電話に出た妻「もしもし‼︎お母さんどう⁉︎」 俺「母さん映すわ」 画面

  • 毒親が亡くなった日㉕血の繋がった親

    前回の話⤵️ 次女姉「母さんの延命治療は」 「断ったよ」 俺はハッとしたもう、本当に今日が最後なんだ 俺は次女姉の答えに無言で頷いた次女姉も延命を断るのも辛かっただろうし俺に伝えるのも辛かったはずだ母さん母さんが死んだら俺にとって血の繋がった親はこの世か

  • 毒親が亡くなった日㉔危篤

    前回の話⤵️ 娘を抱っこして病室へ急いだ病室のドアを開けると次女姉とパーくん次女姉の娘が居てそして昨日喋っていたのが嘘みたいに酸素マスクを着けてベッドに横たわる母さんの姿があった昨日が嘘みたいに呼吸も苦しいのか常に肩で呼吸してお腹が痛いらしく眉間に力を入

  • 毒親が亡くなった日㉓異常

    前回の話⤵️ 翌日朝7時半過ぎ次女姉から電話が掛かってきた次女姉の電話を取ると焦っている様子だった俺「どうした?何かあった?」次女姉「お母さんから電話があってさ」 「今はもう救急車で運ばれて」 「病院に着いたんやけど」  「家着いた時に」 「お母さん大量

  • 毒親が亡くなった日㉒明日から頑張ろう

    前回の話⤵️ 次女姉とパーくんが帰ってきて母さんを4人がかりで2階から1階へ降ろしてリビングでくつろいでみんなとワイワイ話している間に1階の寝室を掃除して2階のベッドを分解してパーくんと長女姉が運んで下で組み立てた冷蔵庫も運んで必要な備品も母さんに聞きながら

  • 毒親が亡くなった日㉑車に乗れない

    前回の話⤵️ パーくんと次女姉は買い物へ出ていた何か必要な物があるか確認の電話だと思った俺「もしもし」 パーくん「忙しいのにスンマセン」「あの、一個お願いがあるんすけど、、」 俺「どうした?」 パーくん「さっきお母さんを病院に」「迎えに行ったじゃないすか

  • 毒親が亡くなった日⑳退院

    前回の話⤵️ 9月30日土曜日母さんの家に家族で集まることになった。母さんが退院するからみんなで部屋の掃除をすることになった次女姉はパーくんと一緒に病院へ母さんを迎えに行った2階にある母さんの部屋をみんなで徹底して掃除したある程度終わった頃次女姉の車が帰って

  • 毒親が亡くなった日⑲退院したら

    前回の話⤵️状況も状況で凄い気まずい雰囲気だ何て声をかければ良い?母さんは落ち込んでいるだろう俺は「退院どうする?」 「いつにする?」 とりあえず退院したい日を聞こう母さん「でも、もう病院にいても」 「意味ないんでしょ?」 俺「意味無いってことは、、、」

  • 毒親が亡くなった日⑱生きてる事が奇跡

    前回の話⤵️話は退院のタイミングの話になった 次女姉「退院自体は今日したほうが」「良いんでしょうか?」医師「退院はお母様かご家族の方の」「タイミングで大丈夫ですよ」「いつでも良いのですが」「退院するご予定でしたら」「早めのほうが良いと思います」 俺は娘の

  • 毒親が亡くなった日⑰腹水が抜けない

    前回の話⤵️ ナースステーションにもう一度話がしたいと言いに行くとさっき話した部屋に案内されたしばらくして医師が急いで来てくれた「聞きたい事が何点かありまして、、、」 と次女姉が話し始める医師「何でも聞いてください」次女姉「肝臓がんは消えてるんですよね?

  • 毒親が亡くなった日⑯冷たく聴こえる

    前回の話⤵️ もう後が無くなった俺たちにさらに追い討ちをかけたのが「腹水」母さんのお腹には徐々に徐々に腹水が溜まっていたもうなす術がない薬頼りだった俺たちの頼みの綱も無くなってしまった。医師は「退院して頂いて」 「家で余生を過ごされるのが」 「良いかと思

  • 娘にとっての「パン」

    海苔を見てもパンヨーグルトを見てもパン食べたい時もパン食に関しての言葉はパン一筋wwwかろうじてバナナだけはバナナぁって言っています。そして今日で1歳7ヶ月になりました〜✨‼️おめでとういぶき🥳‼️一コマ成長記録まとめ⤵️にほんブログ村  

  • 毒親が亡くなった日⑮ご家族にお話しがあります

    前回の話⤵️それから数日経ち次女姉から電話が鳴る医師から次女姉に電話が掛かってきたらしく「ご家族の方にお話しがあります」 と言われたその医師の言葉を聞いて「あ、ダメなのか」 と思ってしまったドラマでしか聞いたこと無いような言葉に思わず絶句した。当日次女姉

  • 毒親が亡くなった日⑭

    前回の話⤵️ 肝臓がんは手術出来ない肺にも癌が見つかって、、母さんの表情はまともに見れなかった。治る可能性は徐々に徐々に無くなっていくそして母さんはそのまま入院することになった。 次女姉は母さんに買い出しを頼まれたらしく俺は娘のお迎えの時間が迫っていたの

  • 毒親が亡くなった日⑬癌の数値

    前回の話⤵️病院に着くと予約していたが問診票が必要だった「予約の意味ないじゃん・・」とぼやきながら問診票を埋めようとする母さんだったが手に力が入らないのか名前を書くのも手が震えて書けない余りにも弱々しい姿を俺は見ていられなかった「俺が代わりに書こうか?」

  • 毒親が亡くなった日⑫母さんと車で

    前回の話⤵️母さんが検査のため病院へ行くことになったが次女姉も仕事と用事で動けず母さんも運転する体力が無い娘を保育園に預け妻に仕事を任せて母さんを病院へ連れて行くことになった母さんを助手席に乗せて運転なんて免許取り立て以来だろうか特に話すことなんて無く病

  • 毒親が亡くなった日⑪娘とバナナ

    前回の話⤵️病院の検査でも腹水なんて出てないんだからある訳が無いしみんなに母さんに余計な心配はかけたくない咄嗟にそう思った。・・・母さんの入院の荷物から娘が大好物のバナナを見つけた。母さんも「いぶちゃん食べて良いよ」 と言ってくれたのでバナナの皮を半分く

  • 毒親が亡くなった日⑩

    前回の話⤵️ 母さんが入院するかしないかぐらいの頃娘が手足口病にかかった為母さんのお見舞いや次女姉の手助けも出来ない日が続いた俺も軽く風邪をもらってしまい動けない肝臓がんってだけでも苦しいのに風邪なんてうつしてしまったら本末転倒だと思った。 それから数日

  • 毒親が亡くなった日⑨「おばあちゃん」

    前回の話⤵️  何だ、、⁉︎母さんか、、‼︎母さんからのテレビ電話に少し嫌気を覚えた悪気は無いが昔から母さんからは特に用の無い電話が多くて 条件反射でイラッとしてしまう「あ、入院してるんだった、、」 と俺は思い直しすぐに電話に出た母さんの顔が映る「もしも

  • 毒親が亡くなった日⑧「入院したい」

    前回の話⤵️母さんは食欲が無くなった。大好きなスイカも大好きな飲み物も受け付けなくなっていった。まるで悪阻の様な症状だった食べたいと思った時に少量しか食べられず匂いに敏感になり吐き気がする程嫌な時もあったらしい。入院する前「白だしで作ったおかゆが食べたい

  • 毒親が亡くなった日⑦

    前回の話⤵️「うーん後悔か〜、、 」姉2人はしばらく考えた後 次女姉が先に答える「特に後悔はないかな、、?」長女姉も「私も特に後悔ないかな」 「これと言って」 「何かしてあげたいとかもな、、」 姉2人の答えに 正直驚いた俺は「生きてる間に何か」 「やってあ

  • 毒親が亡くなった日⑥

    前回の話⤵️妻に言われた「お母さんが亡くなったら」「悲しくないの?」 俺はすかさず「別に悲しくない」 そう答えた。心のままにでた言葉だった。続けて俺はその理由も妻に伝えた。「母さんはさ」 「自分のやりたい事、好きな事を」 「子供を振り回してまで」 「好き

  • 毒親が亡くなった日⑤

    前回の話⤵️母さんは入院した。とりあえずは大丈夫なのだろうか病院から家族を呼ばれることは今の所無かった。そして姉2人と直接会ってこれからの事、母さんの事を3人で話し合うことになった。 そして話し合いの結果次女姉が実家から距離も近いのも含めて母さんへの対応、

  • 毒親が亡くなった日④

    前回の話⤵️母さんが癌になったのをキッカケに娘を会わせに行こうと思ったがこういうタイミングで娘が風邪をひいた食欲はあるが微熱が続いた。しばらくは次女姉に母さんを任せっきりになっていた長女姉は俺よりも母さんに会えない環境だった。結婚して子供を2人授かり旦那

  • 毒親が亡くなった日③

    前回の話⤵️母さんの死は確定した直感でしかなかったが俺はその感情をすんなりと受け入れたそしてどうしても許せない毒親への想いが心が 母さんの死を「どうでもいい 」「むしろ楽になるじゃん」そう思わせた。親が死にそうな時に人の心は無いのか・・? 親の死に俺は涙

  • 毒親が亡くなった日②

    前回の話⤵️母から直接癌であることを伝えられた俺は「あ・・そうなんや」 今思えば冷たい返事で返していた。そして電話を切った後も焦ったり落ち込んだり泣いたりする訳でもなくただただ感情が一切動じていない事に違和感を覚えた。俺って人として終わってんのかもなって

  • 毒親が亡くなった日①

    まず初めに数日に渡り、投稿出来ず申し訳ありませんでした。投稿出来なかった間何があったかを今回は一旦文章で綴りたいと想います。1ヶ月半前毒親である母さんから連絡があった「肝臓癌が見つかった」  私は「・・・え?」 母さんとは子供を平気で利用したり感謝すべき人

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