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貧石山人
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2021/09/13

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  • 小さなエピドート

    とってもお安い小さなエピドート・クラスター。チビだけれどキリッとした結晶。そして透過光で微妙な方向変色。いいですねえ。安くても美しい石はいっぱいあるのです。(少しお疲れかな?w)小さなエピドート

  • ラブラドレッセンスとアベンチュレッセンスが同時に見られるラルビカイト・サンストーン

    (なげータイトルだな)ヤフオクを見ていたら、「ラルビカイト・サンストーン」というブレスレットが出ていた。え?そんなんあるの?見ると、透明部分のある石にラブラドライト的シラーとサンストーン的アベンチュレッセンスが見える。って石名も長いしキラキラ名も長いから仕方ないんだよね。おやおや珍しい。ブレスレットだけれどまあいいや。そんな高くないし。シラーは薄青が多いけれど、ラブラドライトのような虹色を見せる部分もある。そこにサンストーン的な七色の輝く小片が加わる。へえ、こんなんあるんだあ。すごいじゃん。「ふん、ブレスレットかよ」と侮る向きもあるかもしれませんが、ブレスレットというのは、全体で見ると「アクセサリーね」となるけれど、一つ一つの玉を独立して見れば、けっこう鑑賞に堪えうるものがあったりするのです。「小スフェア...ラブラドレッセンスとアベンチュレッセンスが同時に見られるラルビカイト・サンストーン

  • ちと休憩

    ちょとお疲れなので、お休み。(お茶でもどうぞ)季節の変わり目のせいか、老化が進んだのか、エネルギー低下。(まあそのまま枯れていってもいいんじゃない?w)お茶でもどうぞ=喫茶去というのは禅の公案にあったな。(ほっといてお茶飲みなさい)お茶請けにアイオライト・サンストーンでもどうぞ。このところよく出ていますね。地味ーなアイオライトが一躍ド派手にドレスアップ。いいですね。この手のキラキラは写真だとあんまりきれいに写らないけど。ちと休憩

  • マントルのげっぷ:キンバーライト

    ダイヤ付き標本の疑惑はそれとして、キンバーライトはやはり特別な石なので、改めて。キンバーライトは、きわめて特殊な「キンバーライト噴火」によって地上に出てくる。長い地球の歴史の一時期、2億年くらい前からばんばんと起こり、2500万年前には終息したらしい。もっともそれより前の痕跡は消えてしまったのかもしれないし、まだ発見されていない古いもの、新しいものもあるかもしれないから、はっきりとは言えない。まだいろいろとわからないことだらけだけれど、このキンバーライト噴火、マグマに含まれている大量の水や炭酸ガスの膨張力によって、マントルの深いところから、時速100キロあるいは音速以上の猛烈な勢いで噴き上がってくるらしい。で、マントルの中にあった鉱物を一緒に運んでくる。ダイヤモンドはその一つ。ゆっくり上昇してくるとダイヤ...マントルのげっぷ:キンバーライト

  • キンバーライトとは何か

    キンバーライトおよびその噴火についてはわからないことが多いが、おおむね次のようなことが言われている。・kimberlite、キンバリー岩。鉱物名ではなく岩石名。・特異な「キンバーライト噴火」によってできる火成岩で、ダイヤモンドを含有することで有名。・名前は南アフリカのダイヤモンド鉱山がある町「キンバリー」から。(1867年発見、1869年に83.5カラットのダイヤモンド「スター・オブ・サウス・アフリカ」が発見され、ダイヤモンドラッシュが起こった。)・マントル物質にきわめて近い「超塩基性岩石」で、12%以上のMgOを含む。他にカリウム、ニッケル、クロム、コバルト、レアアースも多く含まれる。・主に橄欖石と雲母からなり、しばしば発達した金雲母の結晶を伴う。他にパイロープ、クロムダイオプサイド、イルメナイト、サー...キンバーライトとは何か

  • キンバーライト&ダイヤモンド……?

    初めて見た。ダイヤモンド付きのキンバーライト標本。言うまでもなく、キンバーライトはダイヤモンドを深い地中から運んでくる石。キンバーライトの標本は一つ持ってるのだけれど、ダイヤ付きというのはこれまで見たことがなかった。先日ヤフオクを見ていたら、出ている。ネームカードが付いていて、東京サイエンスさんの商品らしい。書体の雰囲気からしてかなり古い感じ。出品者さんは10年以上前に12000円で入手と書いている。おやおやと思って適当な貧石金額で入札しておいたら、なんとそれ以下で落札。は?安すぎません?キンバーライトはやや暗い色。そこにちんまりとダイヤ様が鎮座されている。色は黄色で、ピラミッド型の自形結晶がきらきらと輝く。表面の模様も美しい。それに、はっきりしないけれどこのダイヤ、インクルージョン入り?外側の付着とは別...キンバーライト&ダイヤモンド……?

  • 鬼っ子ウンバライト

    ウンバライト、あるいはマラヤ・ガーネット。(またガーネットかよw)これがややこしいんだ。(またかよ好きだねw)マラヤ・ガーネットというからマレー半島で出るのかと思いきや、全然違う。1960年代にタンザニアのウンバ川でロードライト、マグパイとテツアルの中間で紫っぽいもの、を掘っていたら、変なのが出てきた。色が全然違う。「こりゃマンスペの出来損ないじゃね?」と放り投げられた。で、スワヒリ語で「部外者」「仲間はずれ」を意味する「マラヤ」と名付けられた。全然マレーとは関係ないですな。その後、研究者がこれを分析してみると、なんとこれ、マグパイとマンスペの混合だとわかった。ロードライトはマグパイとテツアルの混合。これは鉄じゃなくてマンガンということね。マグパイとテツアルは固溶体をよく作る。テツアルとマンスペもよく固溶...鬼っ子ウンバライト

  • ゲータイトの「虹の石」

    小さい黒真珠の塊ですか?みたいな。丸っこくって、かわゆい。虹色に輝く。写真じゃうまく出ないけど。こういう丸いぶつぶつは気持ち悪くなることがあるけど、なぜかそういうことはない。きらきらと鉱物っぽいからかな。Goethite,LaLapillaMine,Alosno,Huelva,Andalusia,Spain.36mm.エヌズミネラルさんより。えらく安かった。通称「虹の石」。針鉄鉱。さあてこいつがいろいろややこしい。(ややこしいのが好きなの?)国際名はGoethite。1806年にドイツ人鉱物学者レンツによって「文豪」ゲーテにちなんで名づけられた。ゲーテは鉱物収集家・研究家としても知られていて、そのコレクションは米国に保存されている。とのこと。このゲーテさん、発音が難しい。そもそもオとエの中間の音なんて英語...ゲータイトの「虹の石」

  • プランボガムマイト(鉛ゴム石、プラムボグマイト)

    奇妙な名前の鉱物トップ10には入るでしょうね。Plumbogummite。和名は「鉛ゴム石」。何だよそれ。おおむね「プラムボグマイト」と表記されるけど、ラテン語で「鉛」を意味する「plumbum」と「ゴム」を意味する「gummi」を合成して作られた名前だから、「プランボ・ガムマイト」が適でしょう。「グマイト」じゃわからん。「ムボ」もおかしいし。あれ?ラテン語でゴムなんてあるのかい?なんで「ガム」なのかというと、表面が艶消しでゴム被膜のように見えるから。ゴムを含んでいるわけではない。あたりめーだ。和名がひどいのかと思っていたら、国際名を訳しただけなのね。疑ってすまんかった。色は色々。薄めの青が多く流通しているみたい。名前が奇妙なので前から興味はあったけど、割合高いので持っていなかった。先日ヤフオクで小さめの...プランボガムマイト(鉛ゴム石、プラムボグマイト)

  • 変幻ブルッカイト

    ヤフオクを見ていたら、ブルッカイトの小品で妙な色合いのものがある。形は歪だけれど、面白そうで、人気出品者の中で割と安かったのでポチっと。一見、普通の赤黒いブルッカイト。ところが、光の具合で変幻自在。アンモライトかスペクトロライトですか?みたいな。まあすごい。写真ではあんまり捉えられないのだけどそれでもこんな。結晶の形がぼろぼろで小さいから安かったのだろうけど、どうしてどうして。ブルッカイトは以前、小さなものを買った。結晶の姿は端麗だけどこれほどの変幻はない。周知のごとく、「チタン三兄弟」の一人。TiO2の組成で「ルチル・アナテーズ・ブルッカイト」の三人。和名は板チタン石。板っていうとでかそうだけど平板の形を表現するのに他に言葉はないから仕方ない。薄い板が重なっている標本が多い。薄い層構造なので光が変幻する...変幻ブルッカイト

  • 主なチタン鉱物[メモ]

    チタンを含む鉱物は364。チタンは地殻に占める割合は0.6%程度と結構多いのに、案外少ない。しかも有名なものは数えるばかり。ルチルRutile金紅石TiO2アナテーズAnatase鋭錐石TiO2ブルッカイトBrookite板チタン石TiO2ティタナイト(チタナイト)Titaniteチタン石CaTi(SiO4)O(宝石名Sphene、スフェーン/スフィーン)イルメナイトIlmeniteチタン鉄鉱FeTiO3ベニトアイトBenitoiteベニト石BaTi(Si3O9)ネプチュナイトNeptunite海王石KNa2Li(Fe)2Ti2[Si4O12]2*メラナイトMelaniteチタン含有灰鉄柘榴石(Andradite)なお隕石衝突で生成した高圧相のTiO2鉱物に次の2つがある。リーサイトRiesiteアカオギ...主なチタン鉱物[メモ]

  • [メモ]南極にホットプルームが?

    あちきは今の世界で大合唱になっている「CO2による地球温暖化」説には前々からやや懐疑的でありました。地球の気候変動は様々な要因が重なって発生するものであって、CO2はファクターとしてあるとしても微細ではないかと。いや、そもそも本当に温暖化しているのかと。ただ、最近、海水温が上昇していることは確かな事実としてあるらしい。ん?これはどこか発見されていないところで海底火山が噴火していたりしないだろうか、と思っていました。そうしたら、南極大陸で猛烈な緑化が見られる、これは「スーパー・ホットプルーム」によるものではないかというネット記事がありました。InDeep:南極が異常な速度で「緑化」している。そこから思い出す「南極の氷床が超巨大火山の熱によって内側から溶かされている」という、かつてのNASAの発表出た!プルー...[メモ]南極にホットプルームが?

  • プレオクロイック・コーネルピンのルース

    新宿のミネラルフェア、ちょっと迷ったのですけど、行ってしまいました。迷ったというのは、懐具合もあったし、このところ特に欲しい石というのも思いつかなかったし、おまけにちょっと足を痛めていてあんまり長く歩けないというのもあって。しかし、購買意欲が落ちているのは返って散在しなくていいだろう、新宿は池袋なんかに比べて規模が小さいから軽く眺めるくらいなら足も痛まないだろう、などと口実をつけて、結局行ってしまいました。(こらえ性がないということでしょw)あんまり「欲しい!」というのはなかったのですけど、意外な収穫。御徒町のミユキさんという老舗がありまして、研磨なんかで有名なのだけど、小売りはしていない。そこがブースを出されていまして、おやおやと見たら、何とコーネルピンをたくさん売っている。とても美しい。しかも普通の「...プレオクロイック・コーネルピンのルース

  • チタン・ガーネット

    そんな名前の石はありません。ちょっと奇をてらってみただけ。チタンというとかっこいいじゃん。(人騒がせだぞ。つかまたガーネットかよ)普通は「メラナイトMelanite」と呼ばれる。けどそれは正式鉱物名ではない。ギリシャ語の「メラノス=黒」から。日焼けでできるメラニンと同語源ですな。アンドラダイト(灰鉄柘榴石、Ca3Fe2(SiO4)3、「カルテツアン」ね)にチタンが加わったもの。チタン含有率はmindatによれば「最大11.5mass%、通常は約5mass%以下」とのこと。チタンは時々美しい青の原因となるけれど、チタンTi4+が入って鉄イオンFe2+Fe3+がぐちゃぐちゃに移動したため、光が吸収されてしまって黒くなる。らしい。「ブラック・ガーネット」と呼んでもいいかもね。メラナイトなんて健康食品みたいな名前...チタン・ガーネット

  • アンバー・カルサイト(再掲)

    カルサイトの中で、あちきが「最も美しいカルサイト」と思うのがこれ。前に上げたけど、改めて。中国貴州省晴隆県産。「箒状」というのか「筆状集合」というのか。よくわからない形状のクラスター。結晶の稜はけっこう鋭く角張っている。琥珀色がとても美しい。表面にはイリデッセンスも出る。そして透過光だと妖しく輝く。何とも不思議なカルサイトです。ちなみにテネブレッセンスも見せる。蛍光の色は白っぽくて美しくはないのだけど、ライトを消してごく一瞬、光り続ける。だからどうだということはないけど、テネブレッセンスは割合稀少。蛍光は外の軌道に飛び出た電子が元の内側に戻る時に発生するというけど、外軌道があんまり遠くにあるので戻り切れずにあたふた頑張ってると思うと可笑しい。どうやってできたんですかねえ。何が含まれているんですかねえ。クリ...アンバー・カルサイト(再掲)

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