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ナラネコ日記 https://naraneko.com/

私ナラネコが訪ねた場所の事や日々の雑感、そして猫のことを書き綴っていきます。60歳になって週4日のお勤めの傍ら、休日にいい景色といい空気を求めて出歩いています。

ナラネコ
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2021/05/18

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  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の九

    小川洋子『海』 今日は読書の話題です。最近読んだ本3冊の感想。 1冊目は小川洋子の『海』。160ページほどの中に、掌編も含めた短編小説が7編収録されている。20年くらい前の短編集だ。 巻末に収録されている作者のインタビューがよかった。小川洋子という作家を理解する上で、なるほどと思われることが多かった。例えば小説を書くのは妄想にひたっているようなもので、長編は「長い妄想」で短編は「短い妄想」といったこと。また、求めている文体は「むかし誰かから聞いた話を読んでいるような錯覚を起こさせる文体」といったことなど。各作品の登場人物に関する作者自身のコメントもおもしろかった。それから、千野帽子さんの解説も…

  • 初夏の大阪の街を歩く

    曇り空の大阪を歩く 昨日の午後から雨になり、朝もまだぐずついた天候だった。今日は1日曇り空という予報で、雨は大丈夫そうだったので、外出することにした。なんとなく大阪の街を歩いて見たくなったので、朝から大和路線に乗って天王寺まで出た。 まず、天王寺公園を抜けて、新世界の方まで歩いた。地面が濡れ、少し細かい雨が残っている。まだ朝の10時頃なので、人出は多くない。新世界から見る通天閣はいかにも大阪という風景。 新世界 新世界を抜けて新今宮駅の方へ。新今宮は、JRと南海電車が隣接していて、下に阪堺電車が走っている。下の写真は阪堺電車のゴキゲンなホーム。 阪堺電車新今宮駅 新今駅の前から、国道43号線に…

  • 2025年 初夏の風景 ⑤

    雨模様 今日は朝から空がどんよりと曇っている。雨模様で午後から本降りになるようだ。っ土曜日は天気と気分がよければ遠出することにしているが、そうもいかない。 朝から田畑の中の散歩コースを歩く。今の季節は風景に彩りがある。半月ほど前はあたりにどこでも咲いていたナガミヒナゲシはそろそろ花の勢いがなくなってきている。代わって横にピンクの小さな花が咲いている。名前が分からないので画像検索するとユウゲショウというらしい。 ナガミヒナゲシとユウゲショウ 道の脇に勢いよく咲いている花はアルストメリア。 アルストメリア この赤い花はゴデチアというらしい。畑と用水路の間の草地に咲いていた。畑の持ち主が植えているの…

  • 2025年 初夏の風景 ④

    初夏の藤原京 昨夜はかなり雨が降ったが、朝にはやんでいた。まだ5月だが、湿度が高くなんとなく梅雨のような気候だ。 今日は木曜日で仕事休みの日だ。藤原京からおふさ観音のあたりを散策することにした。このあたりも好きな場所だ。藤原京は、ハスとコスモスの花が咲く時期は人が訪れるが、それ以外の季節はひっそりしている。10時頃に着くと、芝生が昨日からの雨でしっかりと水を吸っていた。 ここは大和三山に囲まれるような場所にあり、十数年間とはいえ、日本の首都となった場所だ。草が茂る中に宮殿門跡の柱列が建っている風景がなかなかいい。 これは柱列越しに見える香久山。遠くの山にはまだ霧がかかっていた。 柱列の向こうに…

  • 2025年 初夏の霊山寺

    初夏の霊山寺 昨日の続きです。 霊山寺のバラ園を見た後、ぐるりと境内を回ってきた。境内はかなり広く、奥の院まで足を延ばすとしっかり歩いたという感じになる。 バラ園が有名だが、今の季節は他の花も境内を彩っている。これはツツジの仲間で、カルミア。ちょうど開花に向かうところだった。 カルミア 薬師湯殿の建物の横に咲いていたのはシャクヤク。これも今の季節の花だ。 シャクヤク 白いヤマボウシの花も咲いていた。春に色づくもみじと青葉とで、色のコントラストがいい。 ヤマボウシ サツキツツジは、5月から6月が開花期なので、まだ咲きかけだった。この花はサツキという名にしては開花が遅いようだがこれは旧暦の五月に咲…

  • 2025年 霊山寺のバラ

    霊山寺のバラ 今日は霊山寺まで出かけた。霊山寺は行基や弘法大師にゆかりがある歴史ある寺でだが、バラがすばらしいので、ここ数年、今頃の季節に足を運んでいる。バラ園は、昭和32年に当時の住職が、戦争体験から世界平和を願って開園したことに始まる。二百種二千株を超える世界各国のバラが咲いている。 バイクで富雄川沿いに北上すると、左手に霊山寺の案内が見える。まだ10時前だったが、バラの季節なので、駐車場はいっぱいだった。ただ、バイクや自転車でやって来る人は少ないのか、駐輪所は余裕だった。 受付で拝観料を払って境内に入ろうとすると、今年は入口のところにきれいなバラの花手水が飾ってあった。 バラの花手水 バ…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の八

    『教科書に載った小説』 今日は久しぶりに読書の話題です。最近読んだ本3冊について。 1冊目は「教科書に載った小説」というアンソロジー。あまり読まないタイプの本だが、ブックオフで安かったので買ってみた。中学校や高校の教科書に載った作品の中から、「面白い」を基準で編んだとのこと。収録されている作品は、下の13作品。読んだことのある作品もいくつかある。 収録作品 巻末に、中学校、高校の別。それから収録された年代が載っている。この本が出たのが10年以上前ということもあるが、昭和の終わりから平成の中頃までの教科書に掲載された作品だ。 それではピックアップして感想を。 『少年の夏』 よく引用される作品で、…

  • 2025年 初夏の風景 ③

    初夏の朝 今日は水曜日だが、明日の木曜日と振り替えで仕事は休み。のんびりとした朝を迎えた。もう初夏の気候で、早朝でも肌寒さをかんじることはない。朝の散歩コースでウキツリボクが赤くきれいな実をつけている。チロリアンランプという別名がしっくりくる。 ウキツリボクの花 馬見丘陵公園の風景 今日は馬見丘陵公園を歩いた。この前来たのが4月上旬で、桜とチューリップに加えて桃の花なども咲いていたが、ひと月と少しで季節は大きく動いている。平日だが、散歩する人がそこそこいた。ほとんど私と同じくらいか私より上のシニア世代だ。元気に体が動くことが何より。 公園のいたるところに開花していたのが青いネモフィラの花。開花…

  • 2025年 初夏の風景 ②

    初夏の空気 今年は例年より5月上旬の気温があまり高くなかったが、そろそろ空気の肌触りが初夏という感じになってきた。これは朝の散歩の時に見かけた花でワトソニア。原産地は南アフリカらしい。 ワトソニア 初夏のファミリー公園 今日は日曜日だが、午前中用事があったので、遠出はせず昼過ぎからファミリー公園を少し歩いた。4月の終わり頃に来た時は、芝生広場いっぱいに黄色いタンポポが咲いていたのだが、今はシロツメクサの方が勢いを増している。これも繁殖力の強い植物だ。 シロツメクサ 繁殖力の強さなら負けていないのがナヨクサフジ。浄化センターのフェンス際が薄紫色の花で埋めつくされている。 ナヨクサフジ 浄化センタ…

  • 2025年 初夏の風景 ①

    雨の翌朝 昨日は午後から夜にかけて雨だった。朝まで雨が残っているかと思っていたが、曇り空ではあるもののなんとか雨はやんでいた。6時過ぎから朝の散歩に出かける。土曜日なので、少し長めに歩こうと、城跡の方を回るコースを歩いた。市役所前の池に黄色のアヤメ系の花が咲いている。これはキショウブという種類で、ヨーロッパ原産の帰化植物らしい。繁殖力が強そうだ。 キショウブ 追手向櫓の横を抜け、今日は城跡を通らずに城跡の内堀の外に沿った散策路を歩いた。桜の木々もすっかり緑になっている。冬場にカモが飛来する堀は、水が満たされ、水位が回復していたが、水鳥が多くいる季節に水を増やしてほしかった。 水位が回復した堀 …

  • 2025年 なるかわ園地のつつじ

    なるかわ園地のつつじ 今日は木曜日で仕事休みの日なので、大阪府民の森なるかわ園地にツツジを見に行った。今年で4年連続になる。私の家からはバイクで矢田丘陵を越えて、国道(酷道という呼び方もある)308号線の暗峠越えで行くと早い。今日は天気も良く、絶好のハイキング日和になった。 なるかわ園地の入口の前にバイクを置き、きれいに整備された散策路を歩いて行くとツツジ園に着く。平日だが、60代から70代くらいのリタイア、セミリタイア組の方々を中心に人は多かった。 なるかわ園地は、緑が豊かだが花はほとんどない。それがツツジ園のところに来ると、一気に風景の色が変わる。 ツツジ園を見下ろす 上の写真のように、上…

  • 2025 初夏の東青山四季のさと

    東青山駅 昨日の話です。 近鉄の週末フリーパスがあと1日分残っているので、あまり降りない駅で降りてみることにした。近鉄大阪線で名張を抜けて伊勢中川に向かう途中に東青山という駅がある。車窓から「四季の里」という大きな看板が見える駅だ。 四季の里の看板 ここは昼間は急行が1時間に1本しか通らない路線だが、特急は伊勢志摩と名古屋に行く列車がともに行き来するので、特急列車がひっきりなしに通過しているという印象がある。近鉄特急の車体の色も、旧来の黄色系のものから、新しいものが増えてきた。これはワインレッドの「ひのとり」だろうか。 近鉄特急 東青山四季のさと ゴールデンウィークは、人が集まる場所が大混雑と…

  • 京都鉄道博物館

    京都へ 昨日のできごとです。 4連休の2日目は、京都に出かけた。近鉄週末フリーパスがまだ2日分残っている。前日で5千円分乗ったので、あと2日は乗った分だけ得ということになる。 京都駅で降りるのは久しぶりになる。連休ということもあって人が多い。外国人の比率も多い。京都の駅前も高いビルが増えたが、京都タワーは昔のままだ。 京都タワー 京都鉄道博物館 この日足を運んだのは、京都鉄道博物館。ここは昔、梅小路蒸気機関車館と呼ばれていた頃に来たことがあるが、2016年に鉄道博物館としてリニューアルオープンされてから来るのは初めてだ。 京都駅から西に1キロほど歩くと、梅小路公園が見えてくる。連休中なので人出…

  • 2025 初夏の伊勢志摩へ ②

    大王崎 昨日の続きです。 賢島から2駅戻り鵜方駅で下車。バスで大王崎へと向かった。鵜方駅は志摩スペイン村のお膝元とあって、スペイン村のご陽気な宣伝パネルがある。 スペイン村の宣伝 大王崎は、3月に足を運んだばかりだが、私は気に入った場所は何回でも再訪したい方なので来てみた。また同じ場所でも、再訪すれば違った一面が見えるものだ。 バスに20分ほど乗って、大王崎灯台というバス停で下車。このあたりの海の景色はやはり美しい。 港の景色 灯台の方に向かって歩く。ゴールデンウィークだけあって、3月に来た時より観光客の姿は多かった。 一度来たことのある場所なので、既視感があるのだが、気に入った場所はその感覚…

  • 2025 初夏の伊勢志摩へ ①

    近鉄週末フリーパスで伊勢志摩へ 昨日は雨模様だったが、ゴールデンウィーク後半の今日からは好天になるという予報が出ている。伊勢志摩の海を見たくなって、近鉄週末フリーパスを買った。5千円で土日をはさむ3日、近鉄全線乗り放題というすぐれものの切符だ。今日は家の者も同行する。 週末フリーパス 始発電車で出発し、志摩線の終着賢島まで行き、そこから鵜方まで引き返して大王崎灯台という流れで行くことにした。普通に切符を買えば、これだけで5千円を少し超えてしまう。 橿原線から、大和八木5時52分発の伊勢中川駅に乗り換え。今の季節はこの時間で十分明るい。伊勢中川、鳥羽で乗り換えて、賢島に着いたのが9時過ぎ。 大和…

  • 2025 當麻寺の牡丹

    5月 月が変わって今日から5月。もう初夏という感じがする。朝の散歩に出かけると、散歩コースで、いつもこの季節に小さな橙色の実をつける柑橘類の木がある。ちょっと季節外れの気もするが、キンカンだろうか。今頃の気候が、、朝の散歩をしていていちばん快適だ。 キンカン? 當麻寺へ 今の季節の花といえば、ツツジ、それから牡丹。ツツジは道路脇や公園の植え込みに咲いているが、牡丹はそういうわけにはいかない。牡丹で有名な奈良県内の寺といえば、長谷寺、當麻寺、石光寺。牡丹の花の数では石光寺がいちばんだが、今年は當麻寺に足を運ぶことにした。 寺から少し離れたグラウンド横にバイクを停め、少し歩いた。ある家の前庭にアヤ…

  • 2025 春もみじを見る

    奈良カエデの郷ひらら 昨日の続きです。 宇陀松山の町を出て。目的地の奈良カエデの郷ひららに向かった。ここは秋はもちろんだが春もみじが美しい。一昨年は、色づきが早い年だったので、いちばんきれいな時期を過ぎていた。去年はブログにも書いたが、途中でスマホを落としてたため、あまり落ち着いて紅葉を見られなかった。というわけで今年こそはいちばんいい感じで春もみじを見ようと思って来た。 カエデ園は旧宇太小学校の校舎の裏にある。いつもは校舎を2階までぐるりと歩いてからカエデ園に入るのだが、今日は2階が貸し切りになっていて、上れなかったので1階だけ。 壁面になつかしいEXPO70。45学年度卒業生と書いてあるの…

  • 2025年 春の風景 ⑦

    春の宇陀へ そろそろゴールデンウィークという季節になってきた。今朝は肌寒いというより少し冷え込むくらいの気温だったが、昼には20℃くらいまで上がる予報が出ている。 今日は「奈良カエデの郷ひらら」で春もみじを見ようと、宇陀の方に出かけた。道の駅宇陀路大宇陀にバイクを停め、宇陀松山の町を散策しようと歩いた。まちづくりセンター千軒舎という建物に入る。 千軒舎 宇陀松山城 この建物の裏手から、宇陀松山城に続く坂道が出ている。今日は登ってみることにした。両側に杉の木が立ち並んでいて、道はきれいに舗装されている。 杉の木が立ち並ぶ やがて道は地道になり、そのうちに石垣の跡が見えてくる。宇陀松山城は続日本1…

  • 2025年 春の風景 ⑥

    晩春の風景 4月も終わりに近づくと、晩春という感じがする。今日は木曜日で仕事休みの日。天気はいいが、朝はちょっと肌寒いくらいの感じだった、7時頃から朝の散歩に出かけた。近所の散歩コースにも季節の花が咲いている、畑の中に小さな藤棚があり、藤の花が咲いている。 藤の花 池の横にはナガミヒナゲシ。これも今の季節の花だが外来種。どこにでも咲いている。近年、よく見かけるようになった。 ナガミヒナゲシ 畑にはサヤエンドウが赤紫色の花をつけている。 サヤエンドウの花 ファミリー公園の春景色 今日はファミリー公園を歩いた。この前来たのが4月3日で、ちょうど桜の満開の時期だった。今の季節は自然の変化が大きいので…

  • 2025年 春の風景 ⑤

    大和民俗公園の八重桜 昨日の日曜日のできごとです。 大和民俗公園の方に出かけた。家からバイクで10分くらいの場所なので、月に1回くらいは足を運ぶのだが、この前来たのが3月初めだったのでひと月半ぶりくらいになる。桜の季節は終わったが、ここは八重桜が多く、八重桜はソメイヨシノより開花時期が少し遅いので、まだ咲いているのではないかと思った。 来てみると、少し盛りを過ぎたくらいだったが、まだ咲いていた。 大和民俗公園の八重桜 八重桜にもいろいろと品種があるのだろう。下の写真の花は、やや黄色がかった色をしている。何という品種だろうか。 変わった色の八重桜 この花は、ひときわ花びらの重なり具合が分厚く、「…

  • 2025年 春の風景 ④

    けいはんな記念公園の春の花 昨日の続きです。 春は花の咲く季節で桜が散った後のふた月くらいが、開花がどんどん続く時期になる。桜の時期に忘れていたいろいろな花々が、われ先にと咲き始めるように見える。昨日のけいはんな記念公園でも春の花が何種類も見られた。 まず、水景園内に咲いていたピンクのツツジ。これはカラムラサキツツジという種類で、ツツジの中でもいちばん早く咲く。 カラムラサキツツジ それから、水景園のすぐ外の植え込みには真っ赤なツツジが鮮やかに咲いていた。これはキリシマツツジだろうか。 キリシマツツジ 水景園の外には梅林があり、竹林があるが、丈の根元に白い花を咲かせていたのがシャガ。これは桜の…

  • 2025年 春の風景 ③

    初夏の陽気に やっと暖かくなってきたと思ったら、今日は一気に30度近くまで気温が上がる予報が出ている。桜が散ったとたんに一気に初夏の陽気だ。 朝の散歩は、近所の田畑の中の道をひと回り。散歩コースにある家の塀際に、ウキツリボクの赤い花が咲いていた。この花は花期が長いがさすがに真冬は花を見ない。春になっていつの間にか咲いているという感じだ。 ウキツリボク けいはんな記念公園へ 今日はけいはんな記念公園まで出かけた。この前来たのが3月初めで梅の季節だったので、ひと月半ぶりだ。春はこのくらい間が空くと風景が一変する。 水景園は、3月までは60歳まで200円、60歳以上は無料だったのが。4月からは65歳…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の七

    大山淳子『あずかりやさん~まぼろしチャーハン』 今日は読書の話題です。最近読んだ本2冊について。 1冊目は、大山淳子の『あずかりやさん~まぼろしチャーハン』。「あずかりやさん」シリーズの4冊目だ。この本も、文庫本のブックカバーの上に、おなじみのオリジナルカバーがついていた。短編が4編に、「まぼろしチャーハン」という8ページの掌編が1編収録。 おなじみのオリジナルカバー 全編通して、やはり話の展開が上手い。例えば最初の「ラブレター」という話。主人公のイケてない男子学生がクリスマスイブに寒さに震えながらカフェのテラス席で待つ場面から始まり、それが5年前、彼が双子の弟へのラブレターをこっそり読んでし…

  • 2025年 春の風景 ②

    春の斑鳩を歩く 今日は火曜日で普段は仕事の日だが、木曜に出勤する代わりに休みになった。朝から雨模様で4月中旬にしては肌寒いが、晴れて来たので外出ついでに斑鳩の方を歩いた。斑鳩といえば秋の景色が美しいが、春ものどかな感じでいい。 法輪寺の横の駐車場にバイクを停めて歩く。ソメイヨシノより少し八重桜が、寺の塀の上からのぞいていた。 法輪寺と八重桜 駐車場前の道路の向こうの畑が、菜の花で黄色く染まっている。菜の花畑の黄色というのも景観の中でかなり目立つ。 菜の花畑 立て看板があって、「菜の花栽培実証展示圃場」と書かれていた。農業関係のプロジェクトの一環らしいが、何にしても景色に彩りを与えてくれるのはい…

  • 2025年 春の風景 ①

    室生ダムから大野寺へ 昨日の続きです。平成榛原子供のもり公園を出て、宇陀川を左に見てバイクを走らせた。川越しに、散策していた子供のもり公園が見える。いい景色なので、バイクを停めてもう1枚写真を撮った。芝生にはやはり人がいない。 公園をふり返る 宇陀川を上っていくと室生湖になり、室生ダムが見えてくる。その間の眺めがなかなかいい。この風景も、赤い橋がいいアクセントになっている。 宇陀川から室生湖へ これは赤人橋という吊り橋。橋の名は、万葉歌人である山部赤人に由来するらしい。 赤人橋 室生ダムに近づいたあたりの風景。桜が湖面に伸びている。 室生湖 室生ダムに到着。ダムからの湖面の眺めはこんな感じ。 …

  • 2025桜を見る ~ 平成榛原子供のもり公園

    宇陀路の桜 4月も10日を過ぎ、桜の開花だよりも散り始めという場所が増えてきた。明日の日曜は雨模様になりそうな予報も出ているので、今日が今年の桜を見る最後くらいかなどと考えながら出かけた。 今日は名阪国道横の側道からバイクで山に出て、宇陀の方面に出かけることにした。平野部の桜に比べると、山の方は開花が少し遅いのか、あまり散っていない。ピンクのしだれ桜がきれいに咲いていたので1枚。 山の中の桜 桜の季節は菜の花の季節でもある。道路脇の土手が菜の花で黄色く染まっている場所がところどころに見られた。季節が変わると風景の色も変化する。 菜の花 平成榛原子供のもり公園 今日のメインの目的地は平成榛原子供…

  • 2025 桜を見る ~ 竜田川から信貴山

    竜田川の桜 今日は木曜日で仕事休みの日。桜の開花はこの前の土日くらいがピークだったようだ。今週後半は雨もありそうで、今度の土日はかなり散っているかもしれない。 今日は曇り空ということもあり、雨も心配だったので、近場で桜を見ようと竜田川から信貴山の方に向かった。去年、一昨年は桜の時期を逃してしまったので、3年ぶりになる。 竜田川は川べりに遊歩道が整備されている。なんといっても紅葉で有名だが、桜もそれなりにきれいだ。春のカエデの若葉もみずみずしい色をしていた。桜は少し散り始めていた。 竜田川の桜① もう1枚。川べりの桜。曇り空だったのが少し残念。 竜田川の桜② 竜田公園から三室山の方に上ってみた。…

  • 最近読んだミステリー ~ 2025年 ②

    連城三紀彦『夜よ鼠たちのために』 今日は読書の話題で、ミステリー編。最近読んだ2冊について。 1冊目は連城三紀彦の『夜よ鼠たちのために』。連城三紀彦はまだ読んだことがなかったので、一度読んでみようと思っていた。代表作は、短編集の『戻り川心中』『恋文』といったところだが、『夜よ鼠たちのために』も、名作ぞろいというネットの評判だったので読んでみた。9編が収録されているが、雑誌の初出は1981年から83年なので、まさに昭和の雰囲気漂う作品集だ。 読んでみた印象は、とにかく濃厚な味わいの作品が揃っている。情感たっぷりの文体もそうだが、登場人物の関係が、どの作品も男女の愛憎が複雑に絡まり合ったもので、さ…

  • 2025 桜を見る ~ 郡山城跡②

    1週間ぶりに郡山城跡の桜 昨日の話です。 桜がどこも満開になっていている。今日は私の地元の郡山城跡の桜。1週間前の土曜日にもブログに上げたが、その時はまだ三分咲きくらいだった。桜は1週間で満開になり、すぐに散り始める。 10時過ぎに家を出て城跡に向かった。近所の神社の桜もきれいに咲いている。 神社の桜も満開に 今日はお城まつり最後の日曜日なので、人出が多い。桜は少々の混雑には負けていない花の勢いがある。城跡に向かう坂を上り、追手向櫓を見るときれいに桜に飾られている。大和郡山といえば、たいていポスターに使われるのがこのアングルだ。 定番の風景 城址会館のそばから、堀越しに天守閣跡の方を見る。天守…

  • 2025 馬見丘陵公園の桜とチューリップ②

    馬見丘陵公園の春景色 昨日の続きです。 馬見丘陵公園の北エリアから中央エリアに入った。黄色い花を咲かせる灌木がある。これはミモザ。 ミモザ チューリップ 中央エリアにも花壇にチューリップが咲いているが、まだつぼみのエリアもあった。開花期間が短い花なので、長く花を楽しめるように、花が開く時期が少しずれるように植えてあるのだろう。これは真っ赤なチューリップ。 赤いチューリップ 白いチューリップ。 白いチューリップ チョウが飛んでいた。アゲハチョウだ。昆虫たちが動き出すと、本格的な春がやってきたという気分になる。 アゲハチョウ 桜とハナモモ ハナショウブ園を過ぎたあたりから、桜がまた見えてくる。満開…

  • 2025 馬見丘陵公園の桜とチューリップ①

    はるいろマルシェin馬見チューリップ 今日から来週の日曜まで、馬見丘陵公園で「はるいろマルシェin馬見チューリップ」という催しがある。去年まで「馬見丘陵公園チューリップフェア」というシンプルな名前だったが、内容はそう変わりない。公園内にチューリップが美しく咲き、食べ物の店などが出る。公園の大きなイベントの一つだ。私はいつも最初の方に足を運ぶ。桜の開花が早い年は見ごろを過ぎているが、開花が遅めの年は、桜とチューリップを同時に見ることができる。 9時頃に家を出て、河合町公民館の駐車場にバイクを停め、北エリアに向かう緑道を進む。カエデの新緑がみずみずしい。 カエデも春の装い 紫色の花が緑道の脇に咲い…

  • 2025 桜を見る ~ ファミリー公園

    ファミリー公園の桜 新聞の開花情報に載るような桜の名所以外に、あまり有名ではない桜の名所があり、そんな場所もネットで穴場として紹介されていたりするのだが、さらに知られていない隠れた名所が、私の行動範囲にもいくつかある。その中の一つがファミリー公園。ここは近鉄橿原線のファミリー公園前が最寄り駅で、今はまほろば健康パークというりっぱな名前に変わっているのだが、私はファミリー公園というなじんだ名で呼んでいる。私の家からバイクでひと走りの場所にあるので、行ってみた。 桜の咲き具合は、満開一歩手前と言う感じだった。今度の土日くらいがいちばん見ごろになっているくらいか。 まず、スイムピアというプールの横、…

  • 2025 桜を見る ~ 平城宮跡

    平城宮跡へ 昨日のできごとです。 3月終わりの日曜日。まだ桜は見頃を迎えていないが、平城宮跡に出かけてみた。ここも普段は人が少ないが、桜の時期は花見の人でいっぱいになる。 駐車場の横に白い花をつけている木があったが、これは桜ではなくハクモクレン。この花も今が開花時期だ、桜より少し早く咲き始める。 ハクモクレン 冬場はオギの群落が宮跡内を埋め尽くすように広がっているが、春先にきれいに刈り取られ、今は少しだけ残っている。その向こうに若草山が見える。 オギの向こうに若草山 東院庭園の方に行ってみた。宮跡のいちばん東端にあるのであまり人はおらずいつもひっそりしている。 東院庭園 宮跡の桜 ここの桜はす…

  • 2025 桜を見る ~ 大神神社

    大神神社の桜 昨日の続きです。 天理ダムから下り、国道169号線に出て南にバイクを走らせると大神神社の大きな鳥居が見えてくる。大鳥居の横の駐車場にバイクを止め、神社の方に歩く。桜の時期だからというわけでもないだろうが、参拝客は多かった。 二の鳥居 二の鳥居をくぐって参道を少し歩き、石段を上ると拝殿が見えてくる。大神神社は本殿を設けず拝殿と呼ぶ。ご神体が背後に見える三輪山なので、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して、山に向かって拝むということになるらしい。 拝殿 拝殿から左に進み、祈祷殿の前を通って狭井神社の方に進むと、桜が咲いているのが見える。新聞の開花情報では五分咲きだったが、印象としては七分咲き…

  • 2025 桜を見る ~ 郡山城跡・天理

    郡山城跡の桜 そろそろ新聞に桜の開花情報が載る時期になってきた。去年は梅が早く桜が遅いという年だったが、今年は2月の冷え込みで梅の開花がやけに遅く、4月に入ってからの暖かさで、桜は去年より少し早いくらいだ。したがって、まだ梅の花が残っているうちに桜が咲き始めるといった感じになっている。 朝の散歩は郡山城跡の方を歩いた。郡山城跡は奈良県内の桜の名所のひとつで、ちょうどお城まつりの最中だ。看板が上がっている。 お城まつり 桜の方は三分咲きくらいの感じだが、木によっては七分咲きくらいになっているものもある。散策していると、椿の花が目につく。椿は開花時期が長いが、そう言えば春を告げる花なのだった。これ…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2025春 ~ ルーブル彫刻美術館

    ルーブル彫刻美術館へ 近鉄フリーきっぷ日帰り旅の3日目。2月24日(月)のできごとです。 近鉄の週末フリーきっぷは3日間使えるので、月曜日も休みとって空けたのだが、土日歩きすぎて足が疲れたので、あまり歩かない場所を訪れることにした。というわけで思いついたのがルーブル彫刻美術館。知らない人はどこにあるのか分からないと思うが、近鉄大阪線の奈良県から三重県の方に向かう電車に乗っていると、榊原温泉口にさしかかったあたりで、突如進行方向左側に金色の大観音像と彫刻群が見えてくる、あれだ。 電車の窓からも見える これはフランスのルーブル美術館の姉妹館として竹川勇次郎という方が、1987年に資材を投じて建設さ…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2025春 ~ 津 ②

    津の海岸 昨日の続きです。 フェニックス通りをずっと進むと海岸に出る。実際歩くと、事前にグーグルマップで見たよりも遠く感じた。 さて、津の海だが、前日に大王崎で絶景を見ているだけに落差を感じるのではないかと思っていたが、そんなことはなかった。どんな海岸にもその土地の表情があり、よさがあるということが分かった。 海岸は砂浜で、ひたすら大海原が広がっている。 津の海 防波堤防が長く延び、その横がそこそこの道幅でコンクリートの散策路になっていて、歩いている方やランニングしている方もおられた。 防波堤の横に道路が続く 右手の方を眺めると、突堤の向こうにクレーンなどの機器が見える。これはどのあたりだろう…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2025春 ~ 津 ①

    津へ 近鉄フリー切符日帰り旅の2日目です。したがって、2月23日、日曜日の出来事ということになります。 ここ数年で鳥羽、二見ヶ浦、伊勢神宮、松阪、湯の山あたりの風光明媚な場所はすでに訪れたので、足を運んでいない場所に行こうということで、津を訪れることにした。津は三重県の県庁所在地だが、町を歩いたことはない。 前日の大王崎より近いので、1本遅い大和八木6時44分発の急行に乗った。もうすっかり明るくなっている。 大和八木6時44分発 津城跡 伊勢中川で乗り換え、津のひと駅前の津新町で降りたのが8時13分。なぜここで降りたかというと、津城跡にまず行ってみようと思ったからだ。津城は続日本100名城に選…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2025春 ~ 大王崎 ③

    灯台の先に 一昨日、昨日の続きです。 大王崎の灯台に上った後、灯台の向こうにまだ海沿いの散策路があるので歩いてみた。だいたい灯台から引き返している人が多いようで、人はほとんどいないが、そのあたりの浜の景色もいい。後で調べると須場の浜という場所らしい。 灯台の先を歩く 浜に出て振り返ると、今登ってきたばかりの灯台が高い所に見える。 ふり返ると灯台が このあたりもかつてはもっとにぎわっていたのだろう。廃墟になりつつあるような宿泊施設が残っている。個人的にはこういった風景も好きだ。 宿泊施設の跡 海岸の向こうに「波切神社」と書かれた鳥居が見え、石段が上っているので、行ってみた。波切は「なきり」と読む…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2025春 ~ 大王崎 ②

    大王崎の猫 昨日の続きです。 海の景色が開けた場所(宝門の浜)からさらに坂道を上っていく。ちょっとさびれた感じだが、まだ道の脇には店が残っている。そのうちの一軒の店先に1匹白黒の猫がいた。ここに来る前にネットを見ると、灯台付近に猫がいて癒されるといったコメントがちらほらあったのだが、この日見かけたのは、灯台付近ではこの1匹だけだった。 大王崎の猫 絵かきの町 坂道の途中に、小さな公園があり、八幡さん公園と書かれてあった。ここからは大王崎の灯台と太平洋が一望でき、とても眺望のいい場所だ。よく使われている大王崎灯台の写真はここからのアングルで撮られたものだ。 灯台と海 ここには絵かきの像がちょうど…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2025春 ~ 大王崎 ①

    近鉄週末フリーパス ここ数年、春先に近鉄の週末フリーパスを買って、日帰りで遠出している。値段は近鉄の運賃値上げに伴い、5000円と少し上がったが、金土日か土日月の3日間乗り放題で、特急券を買えば特急にも乗れるので、かなりお得感がある。青春18きっぷが改悪されてしまった今となっては、貴重な存在だ。切符は前日までに日を指定して買う必要がある。今年は月曜日に休みを取り、3月22日~24日の3日間に出かけることにした。 近鉄 週末フリーパス 大王崎へ 今まで行ったことのない場所に足を運んで見ようと思い、目を付けたのが大王崎。灯台があり、風景画によく描かれる風光明媚な場所だ。 日帰り旅には遠い場所なので…

  • 2025 梅を見る ~ 青谷梅林

    春分の日 今日は春分の日というわけで、なんとか春の気候になりそうだ。とはいえ、朝の冷え込みは厳しく、朝の散歩の時、池に氷が張っていた。今朝の奈良の最低気温は氷点下だったようだ。貯水池ではコサギとコガモが池のふちに立っていた。 9時頃から家の者と墓参り。年4回の墓参りはずっと欠かさず行っている。今日は彼岸の中日でしかも好天とあって人が多かった。 コサギとコガモ 青谷梅林 そろそろ山の方の梅林も見頃かと思いネットで調べると、五條市の賀名生梅林は、よく咲いているところで3分咲きくらいらしい。城陽市の青谷梅林を見るとそろそろ満開のようだったので、足を運ぶことにした。去年のブログを見返すと、2月24日に…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の六

    なかにし礼『長崎ぶらぶら節』 今日は読書の話題です。読んだ本2冊について。 1冊目は、なかにし礼の『長崎ぶらぶら節』。2000年の直木賞受賞作品なので、もう25年ほど前に書かれた小説だ。最近になって初めて読んだ。 長崎の芸者愛八を主人公として描いた小説で、彼女の子ども時代の明治16年から始まる。愛八は海辺の村から長崎は丸山の芸者置屋に十歳で奉公に出る。器量はよくないが、稽古ごとに精を出し、芸の力で名妓の一人に数えられるようになる。 話は序盤の第三章から、愛八が五十に近くなった大正時代後半に移る。町でふとしたきっかけで見知った古賀十二郎という学者に惹かれた愛八は、古賀とともに埋もれている長崎の古…

  • 2025 梅を見る ~ 馬見丘陵公園 ②

    梅林の梅が満開に 一昨日、昨日の続きです。 馬見丘陵公園の河津桜はまだ七分咲きくらいだったが、梅林の梅がちょうど満開だった。2月の終わりに訪れた時、五分咲きくらいだったことを思うと、梅は桜より開花がゆっくり進むようだ。 ここの梅林は、色や種類の異なる梅が入り交じって咲いているので、離れて眺めた時、紅白の模様がきれいだ。 紅梅白梅が入り交じる 人がたくさん集まって写真など撮っておられた。私も何枚か撮影。 梅林① 曇り空だったので、いまいち白梅の色が映えない。青空だったらもっと違った感じになっているだろうと思う。 梅林② もう1枚。梅は同じ紅梅でも色合いに違いがあり、白梅もちょっと緑がかったものな…

  • 2025年 馬見丘陵公園の河津桜

    馬見丘陵公園へ 昨日の続きです。 雨の降り出す前にと、10時頃から馬見丘陵公園に出かけた。目当ては河津桜で、早咲きの桜なので早い。去年の3月9日のブログを見るとちょうど満開だったので、そろそろ咲き始めているかと思い足を運んでみた。 河合町公民館の駐車場にバイクを停めて歩く。河津桜は中央エリアから歩道橋を渡り南エリアに入ったところに咲いているので、いちばん奥になるが、景色を眺めて、写真を撮りながら歩くといい運動になる。どんよりとした曇り空で結構寒い。 花はまだあまり咲いていないので鳥の写真を紹介。 芝生の上を歩いていたヒヨドリ。 ヒヨドリ それからツグミ。ツグミは冬鳥だが春になっても、4月頃まで…

  • 2025年 早春の風景 ③

    城跡のしだれ梅 今日は朝から曇り空。夕方から天気が崩れて、明日から来週前半は雨模様で天気お崩れるようだ。朝の散歩は城跡の方を歩いた。 本丸跡の横の堀にカルガモが2羽泳いでいると思ったら、1羽が少し色が違う。下の写真でいうと手前の方で、頭に少し深緑が入り、尾羽の様子も違う。後で調べると、交雑種らしい。たぶんカルガモとマガモの交雑で、普通に見られるようだ。 交雑種 時おり、逆立ちのような格好になって水の中に頭を突っ込み、餌を採っている。 水中で逆立ち 城址会館から柳澤文庫にかけて、しだれ梅が20本くらい植えてあるが、今朝はみごとに開花していた。 しだれ梅 曇り空だったのが少し残念だが、今がいちばん…

  • 2025年 早春の風景 ②

    朝の散歩風景 奈良はお水取りが終わると春というが、ここ数日暖かかったものの、日曜が雨で来週前半はまた肌寒くなるらしい。寒さが苦手な私の感覚では、彼岸が来てやっとしっかりとした春という感じがする。 そうはいっても、日の出が早くなって朝の散歩に早く行けるのはありがたい。今日は6時40ごろから近所を歩いた。梅の花が紅梅、白梅揃ってきれいに咲いている。 梅が満開 貯水池にはコサギが1羽。コガモもまだ池に残っていた。 コサギ 春の野草がそろそろ咲き始める季節。赤紫の花はホトケノザ。レンゲとちょっと似ていて、以前はあまり区別がついていなかった。 ホトケノザ 町の方を歩くと、お寺の前の金言が張り替えられてい…

  • 2025 梅を見る ~ 近つ飛鳥風土記の丘

    近つ飛鳥風土記の丘 3月も中旬だが、今年はまだ梅の季節が続いている。場所によっては、まだ咲き初めと行ったところもあるようだ。 今日は木曜日で仕事が休みの日なので、梅を見に出かけた。先週工事中で園内に入れなかった近つ飛鳥風土記の丘を再訪。 昨日は好天で、20℃ちかくまで気温が上がった。今日は曇り空で、昨日ほど暖かさは感じない。バイクで香芝から太子町に向かう。 風土記の丘の梅林は、大阪府立近つ飛鳥博物館のすぐ横にある。博物館の横にしだれ梅が咲いている。曇り空のせいか写りがいまいち。 しだれ梅 梅林を歩くと、平日の割にはそこそこ人が来ていた。梅の咲き具合は七分咲きくらいだろうか。紅梅でも、濃い赤色を…

  • 3月のファミリー公園の猫たち

    ファミリー公園の猫 一昨日の土曜日の話です。 長谷寺に行った帰り、ファミリー公園に立ち寄って歩いたので、その時の猫たちの姿でも。 猫のたまり場には古株の猫2匹。このあたりは以前からサポーターの方が餌をやっているのをよく見かける。一昨年の夏くらいまでは常連の猫が6匹くらいいたのだが、数が減って、今残っているのはこの2匹だけになった。これは右耳カットでオス猫だろう。ここのところ、ずっと枯草に半分体を埋めるような格好でうずくまっていることが多い。 古株のオス猫 もう一匹は左耳カットのメス猫。この日は、こちらの猫もじっとしてあまり動きがなかった。どちらもたぶんかなりの老猫だ。 古株のメス猫 散策路の横…

  • 2025 梅を見る ~ 郡山城跡・大和民俗公園・追分梅林

    郡山城跡の梅 今日は近場の梅を観に出かけた。去年、ブログに同じような見出しを付けたのが2月22日だったが、梅の開花が早い年で、その時点で満開だった。今年は2月の冷え込みが厳しく開花が遅いので、どうかと思いながら足を運んだ。 郡山城跡は、朝の散歩コースの一つだ。7時過ぎに家を出た。途中、近所の八幡神社の紅梅がきれいに咲いていた。 近所の八幡神社の紅梅 城址に向かうと、追手門の左右の大きな鉢植えの梅のうち、右側の白梅が満開一歩手前くらいまで咲いていた。左の紅梅は、つぼみからまだ咲き始めたくらい。 白梅がそろそろ見頃 郡山城跡は桜の名所の一つだが、城址会館前のしだれ梅もみごとだ。今朝見た感じでは、満…

  • 早春の長谷寺を歩く

    今日は長谷寺へ 今日は久しぶりに長谷寺に足を運んだ。鎌倉の長谷寺は梅の名所だが、ネットを見ると、奈良の長谷寺の梅もいいという記事がちらほらあったので、梅を目当てしていたのだが、境内にはまだ咲いている様子がなかった。もちろん、梅が咲いていなくても、長谷寺は風情のある寺でいい。 バイクで桜井の方から向かう。今日は暖かくなるという予報が出ていたが、かなり冷える。桜や牡丹、紅葉などの季節ではないので参拝客はそれほど多くなく落ち着いた感じだった。 仁王門 仁王門を入るとすぐ、本堂に続く長い登廊の石段が続く。 大登廊を上る 登廊の脇に、藁で覆われた寒牡丹が咲いていた。長谷寺は花の寺として知られているが、今…

  • 2025 梅を見る ~ 道明寺天満宮

    朝の散歩 3月に入り、暖かくなったかと思うと、雨が続き、また肌寒い気候に戻った。2月は寒すぎて、朝の散歩もあまり行かなかったが、今日は木曜日で仕事休みの日なので、のんびりと近所を歩いた。さすがに厳寒の頃の冷える感じはなくなっている。 散歩コースでも、そろそろ梅が開花してきている。花の色が風景に加わると、季節が動き始めたという感じがする。 散歩コースにも梅の花 椿が塀の上からのぞいている家があって、今朝見たらもうきれいに咲いていた。山茶花と比べると、椿は花がしっかりとしていて、上品に見える。 赤い椿 道明寺天満宮に 今日は梅を見に行った。去年観ていない場所と思い、近つ飛鳥風土記の丘の梅林の方に向…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の五

    今村夏子『あひる』 今日は読書の話題です。最近読んだ本2冊について。 1冊目は今村夏子の『あひる』。今村夏子の本を読むのは5冊目になる。短編集で、表題の「あひる」を入れて3編が収録されている。活字がやけに大きいのが老眼にやさしくてありがたいが、これは活字が小さいとページ数が少なくなりすぎるからだろう。 「あひる」 前回読んだ短編集がいまいちだったのだが、この小説は作者の本領発揮といった感じで、今まで読んだ中でいちばん好きな作品だった。 主人公の「わたし」は両親と3人暮らしの女性。医療系の資格試験の勉強をしているがまだ無職。10年前に家を出て結婚している弟がいるので、おそらく30代半ばくらい。両…

  • 2025 梅を見る ~ けいはんな記念公園②

    南郷水産センター 昨日の続きです。 アクア琵琶から、瀬田川から琵琶湖まで上って、烏丸半島の琵琶湖博物館のあたりまで足を延ばそうかとも思ったが、久しぶりの遠出で、何となく体がだるい感じだったので自重して、アクア琵琶から道をはさんで向かいにある南郷水産センターに入ってきた。 南郷水産センター ここは「さかなと遊べるパラダイス」というキャッチフレーズがついている。入場料は大人500円。この前来た時は400円だったので少し値上がり。 敷地は奥行きが広く、養魚池がたくさんある。入ってすぐのところには水産資料館という施設があり、琵琶湖の魚が泳ぐ大きな水槽が中央に置かれ、周囲は漁業に用いられていた道具が展示…

  • 2025年 早春の風景 ①

    琵琶湖方面に 今日からカレンダーが3月になり、気候も一気に春になった。ただ、暖かく天気がいいのは今日だけで、明日から雨になり、来週中ごろから、また寒さがぶり返すとのこと。 今日は遠出しようと思っていたが、梅はどこもまだ少し早いようなので、琵琶湖方面まで足を運ぶことにした。24号線の裏の交通量の少ない道を北上して、宇治田原の方から瀬田川沿いの道に出る。途中青谷梅林の近くを通る。梅まつりの真ん中の土日だが、まだほとんど開花していないようだ。 このあたりに来るときのいつものパターンで、瀬田川の南郷洗堰のそばのアクア琵琶の横にバイクを置いて休憩する。 南郷洗堰 アクア琵琶は、琵琶湖の治水や水環境につい…

  • 2025 梅を見る ~ 馬見丘陵公園

    馬見丘陵公園へ 一昨日あたりからだんだん寒気がゆるんできて、やっとカレンダーに季節が追い付いてきた感じがする。今日は木曜日で仕事が休みの日なので、もうそろそろと思い、梅を見に出かけることにした。行先は馬見丘陵公園。ちなみに去年は2月15日に馬見丘陵公園に出かけて、ちょうど見頃だった。 北エリアの駐輪場にバイクを停めて歩く。梅林は中央エリアのいちばん奥なので、そこまでは景色を眺めながらぶらぶら散策。やはり今は野鳥観察や撮影の大きなカメラを持った人が多い。何人かの方が同じ方向にねらいを定めておられたので、見るとカワセミがいた。私も邪魔にならないように、横からデジカメで1枚。カワセミは色彩が華やかで…

  • 2025年 冬の風景 ⑭

    冷え込みが続く 寒波が今日までは続くということだったが、予報通り今日も朝から冷え込みが厳しい。奈良県の北部はあまり雪は降らないのだが、今日は雪が時おりちらついている。午前中はずっと家にいて、本を読んだりネットをのぞいたりしていたが、昼過ぎてちょっと晴れてきたので外に歩きに出た。城跡から堀端の道という散歩コースを歩く。 郡山城跡の追手門の両側に、大きな盆梅がある。去年の今頃のブログを見ると、白梅の方がきれいに咲いていたのだが、今年はまったく咲いていない。 梅はまだまだ ちなみに、これが去年の2月22日の写真。去年は梅の開花が早い方だったこともあるが、年に寄ってこれだけ違うのだった。 去年の2月2…

  • 2025年 冬の風景 ⑬

    朝の鳥たち 今日は3連休の中日だが、明日まで極寒が続く様子。朝の散歩で近くの田畑の中の道を歩いたが、池に氷がしっかりと張っている。道も霜のせいか白っぽい。その上に冬鳥のツグミが1羽。 ツグミ サギが2羽。手前がダイサギで向こうがコサギ。距離のせいで、大きさの違いがさらに際立ってみえる。 ダイサギとコサギ 用水路を隔てた向こうの池の縁にはアオサギがとまっている。2月も終わりに近づいて、日の出は早くなってきた。 アオサギ ならみんぱく梅まつり この3連休の期間に、大和民俗公園で、ならみんぱく梅まつりという催しをやっているので、足を運んでみた。例年、今の時期がいちばんここの梅林の梅が見頃だということ…

  • 2月の京都競馬

    京都競馬場へ せっかくの3連休だが、また強烈な寒波が来ている。例年なら2月は梅を見に行くのだが、まだあまり咲いていない様子。というわけで、今日は京都競馬に行くことにした。年末に久しぶりに足を運んで以来だ。 私はギャンブラー体質ではないので、気分転換に馬が走るのを見に行って、ついでに馬券も買うという感じ。この前来た時に買ったUMACAに5千円を入金して、1レースに千円ずつで5レース買って終わりという、つつましい賭け方だ。そもそも素人が適当に買って勝つはずがないと思っている。 UMACAに入金 京都競馬場でレースがあるのは年4回で、次は5月なので、この土日が終われば、3か月はレースがない。11時前…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の四

    森見登美彦『太陽の塔』『新釈 走れメロス 他四編』 今日は読書の話題です。最近読んだ本3冊について書きます。 1冊目は森見登美彦の『太陽の塔』。20年ほど前に発表された作者のデビュー作、日本ファンタジーノベル大賞を受賞した話題作だ。 内容はまさしく青春小説。頭でっかちで、肥大した自意識を持て余しながら、妄想の中に逃れ、不器用に生きる京都の冴えない大学生(京大生)たちの姿を描いている。主人公たちの生き方はいたって真剣なのだが、はたから見れば滑稽。それが独特の文体で、ユーモアたっぷりに表現されている。まあ、醒めた目で見れば、モラトリアム人間はいい気なものだといったことになるのだが。 読み始めて、最…

  • 2025 梅を見る ~ 大阪城公園

    大阪城公園の梅 一昨日、昨日の続きです。 ATCを出た時、まだ1時半頃だったので、もう少しどこかに寄って行こうというわけで、思いついたのが大阪城公園。梅林の梅ははまだまだのようだったが、早咲きの品種は開花しているらしいので、ちょっと観て行こうという気になった。こういうとき、フリー切符(この場合はエンジョイエコカード)はありがたい。私がフリー切符が好きなのは、途中で気分が変わっても、行先を変更して好きな駅で降りられるというのが大きい。 コスモスクエアからメトロの中央線に乗り換える。列車がくると、新駅の夢洲からの乗客がちらほら乗っている。森ノ宮で降りて大阪城公園に向かう。ここはいつも人が多い。園内…

  • 冬の大阪ベイエリアを歩く ②

    野鳥園 昨日の続きです。コスモスクエアで降り、海岸の遊歩道を歩き、野鳥園の方に向かった。野鳥園は1983年に開園した施設だ、別に野鳥が園内を飛び回っているわけではなく、園内にある人工干潟に集まる渡り鳥を、展望塔から観察するという施設だ。入口はこんな感じ。 野鳥園 入って少し歩くと展望塔がある。ここはいつも野鳥観察の人でにぎわっている。みなさん立派なカメラを持ってきておられ、私のようなコンパクトデジカメをポケットに入れてなどという人はいない。 展望塔 展望塔の中には大きなホワイトボードがあり、観察した鳥の名前を記入するようになっている。そこにはいろいろな種類の鳥の名前が書かれていた。 ホワイトボ…

  • 冬の大阪ベイエリアを歩く ①

    大阪ベイエリアへ 今日は気温が13℃くらいまで上がるという予報が出ている。来週はまた冬に戻るようだが、とりあえず春めいた気候になる。 梅を見にどこかにと思ったのだが、どこもまだ咲いていない。というわけで、久しぶりに大阪ベイエリアのあたりを歩くことにした。ATCや野鳥園がある咲洲地区は、好きな場所の一つで、時々足を運びたくなる。 まず天王寺まで出て、エンジョイエコカードを購入。土日祝はこのカード1枚620円で、大阪の地下鉄とシティバスが乗り放題という優れものだ。ただし最近開業した大阪万博の最寄り駅である夢洲は対象外のようだ。 天王寺から御堂筋線に乗り、大国町で乗り換え住之江公園駅へ。そこからはニ…

  • 2025 梅を見る ~ けいはんな記念公園

    梅の季節というものの ふだん平日は木曜日が休みだが、昨日出勤した代わりに今日が休み。いつもの年なら、2月に入るとブログも「梅を見る~〇〇」という題が多くなるのだが、今年はやけに梅の開花が遅いらしい。しかしさすがにそろそろかなと思い、けいはんな記念公園まで足を運んでみた。 ここの水景園は入場料200円のところ、60歳以上が無料でありがたかったのだが、なんとこの4月から、料金が改訂になって、64歳までは220円、65歳以上が110円となるらしい。まあ、私はあと1年ほどで65歳になることもあり、それほど懐に影響するわけではないが、一回無料になって有料に戻るというのは、なんとなく気分的に損した気分にな…

  • 最近読んだミステリー ~ 2025年 ①

    歌野晶午『ハッピーエンドにさよならを』 今日は読書の話題でミステリー編。 1冊目は、歌野晶午の『ハッピーエンドにさよならを』。ミステリーの短編で、面白いものをと思い、ネットでお勧めにあって手にとったのがこの本。歌野晶午は私と同世代のベテラン作家だが、今まで読んだことがなかった。 350ページくらいの文庫本に短編が11編。長いものでも50ページくらいで、ショートショートと言ってよいものもあった。探偵役が事件を解決するというタイプではなく、ミステリー仕立ての短編小説といった感じで、一つ一つ筋立ては違うが、結末はすべてバッドエンド。どんでん返しが用意されている。傾向としては、偏執的な狂気を感じさせる…

  • 2025年 冬の風景 ⑫

    休日 今日は建国記念の日で休み。寒波も去り、今週から寒さが緩むかと思ったが、すっきりと気温上昇とはいかない。奈良の最高気温も7℃くらいで、先週の極寒よりはましだが、まだ平年より少し低いくらいだ。 朝の散歩は気分を変えて町の方を歩いた。裏通りのエアコンの室外機の上に冬場、いつもいるのが白黒の猫。この場所は、以前は黒猫とキジトラの猫が交互に座っていたのだが、一昨年くらいからこの白黒猫のなわばりとなった。猫の勢力分布も変わるようで、いつの間にか姿が見えなくなるやつもいる。 いつもの場所 ファミリー公園 いつもの年なら、今頃になると、休みの日に梅を見に手頃な場所に足を運ぶのだが、ネットで調べても、今年…

  • 2025年 冬の風景 ⑪

    馬見丘陵公園の野鳥 昨日の続きで昨日見た馬見丘陵公園の野鳥の陸鳥編です。ちなみに、私はブログの1回分が長くなりそうな時、特に写真が多くなりそうな時は、1日のできごとを2回に分けることにしています。あまりボリュームが多いと、途中で読み流してしまいがちなので。 それではまず、おなじみの冬鳥、ジョウビタキ。 ジョウビタキ 続いてメジロ。花や木の実のあるところに集まってくる。これからの梅や桜の季節にはよく見かける。 メジロ 木の実に10羽ほどで群がっていた鳥。写りが悪いが多分カワラヒラ。 カワラヒラ これはエナガ。よく見かける野鳥の中では、おそらくいちばん小さい。 エナガ 枯れ葉の上を歩いて餌をあさっ…

  • 2025年 冬の風景 ⑩

    寒波去らず 強烈な寒波が続いている。先週くらいの予報では、週末の今日くらいから少し緩んでくるはずだったのだが、今朝は一段と冷え込みが厳しい。今朝の最低気温がマイナス3℃くらいまで下がった。奈良の冬の朝は冷えるのだが、ここまで下がることはあまりない。 7時頃から朝の散歩。びっしりと池に氷が張っている。 氷がびっしりと 近鉄電車が走っていく。奈良県民の貴重な足。 近鉄電車 散歩コースには池が多い。ハクセキレイが氷の上をちょこちょこ跳ねるように歩いているのはいつもの光景。今朝は氷がぶ厚かったのか、オオバンも氷の上を歩いていた。 氷上のハクセキレイ 広い池にはカルガモが数羽だけ泳いでいた。見ていると、…

  • 2025年 冬の風景 ⑨

    強烈な寒波 強烈な寒波がやって来て、今週末まで寒さが続くようだ。奈良は夏が暑く冬は冷えるという盆地型の気候で、今頃はたいてい朝は氷点下になるのだが、これだけ冷え込みが続くのはあまりない。 平日は木曜が休みなのだが、明日出勤する関係で今日は休みになった。ちょっと出かける用事がありバイクで外出。気温が低いので、手袋をしていても手が冷たくなる。 大和民俗公園 出かける方向がいっしょだったので、ちょっと大和民俗公園に寄って歩いた。この寒さで誰もいないかと思ったが、そこそこ人がいる。犬を散歩させている人、軽くジョギングしている人、単に歩いている人、大きなカメラを持って写真を撮っている人。私は時々デジカメ…

  • 冬の安堵町を歩く

    安堵町へ 今日は日曜日。朝のうち昨日の雨が残っており、今日は一日中在宅かなと思っていたら、そのうちに天気が回復し、青空も見えてきた。ちょっと買い物に行くついでもあり、大和民俗公園でも歩こうかと思い外出したが、バイクで走っているうちに、安堵町のあたりを歩きたくなり予定変更。 去年の冬もこの辺りを散策した記憶があり、後でブログを見返して見ると1月20日に来ていた。 安堵町観光駐車場にバイクを置き歩く。山茶花が咲いていると思ったら、花の様子が違う。花びらが落ちるのではなく花がぽたりと落ちているので、椿だと分かった。山茶花に比べると、花びらがぶ厚くしっかりと重なっている。 寒椿 このあたりは歴史のある…

  • 2025年 冬の風景 ⑧

    真冬の平城宮跡 2月に入った。今日は朝からそれほど寒さが厳しくないが、夕方から雨が降り始め、明日までぐずついた天気。そして来週は一気に寒くなるようだ。 今日は昼前から、あまり遠くないところで少し歩くことにした。平城宮跡から水上池、帰りに西の京の方を回るというコースだ。平城宮跡は、この前来たのが12月中旬で、その時は一面にオギが群生していたが、すっかり刈り取られいた。髪をずっと伸ばして、散髪で丸坊主にしたような感じだった。 オギが刈り取られた宮跡 今日は宮跡のいちばん東端の奥にある東院庭園のあたりを歩いた。東院庭園は、当時の天皇や皇族が宴を催す場であったとされていて、いい景観の場所だ。あまり人が…

  • 1月のファミリー公園の猫たち

    真冬の気候 今週は真冬の気候が続いている。1月末から2月初めは1年でいちばん寒い時期なので当然といえば当然だ。今日は木曜日で仕事休みの日。7時頃から朝の散歩に出かけた。日の出がいちばん遅い時期から少し早くなっているのがなんとなく分かる。 池に氷が張っていて、上にコサギが乗っている。薄い氷なのだが、鳥の体は軽いから乗っておられるのだろう。 氷上のサギ 貯水池の周りにはハクセキレイが数羽。色が黒っぽいのがオスで、灰色っぽいのがメスらしい。下の写真はメス。 ハクセキレイ ファミリー公園の猫 今日はファミリー公園を少し歩いた。この公園では、野良猫が増えすぎないように、不妊去勢手術を行い、美化サポーター…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の三

    清水潔『殺人犯はそこにいる』~隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件 年末年始の休みには結構本を読んだので、1月は読書の話題3回目です。2冊の本の感想。 1冊目は、『殺人犯はそこにいる』という2013年(文庫版は16年)に出たノンフィクションの作品。当時たいへん話題になった本だが、読んでいなかった。そもそも、ノンフィクションはほとんど読まないのだが、ブックオフに、赤字で「文庫X」と書かれた目を引く文庫本が置かれていたので手に取り、そのまま買ってしまった。当時はさらにビニールで覆って「覆面文庫」として売り出され、その効果もあって一気にベストセラーとなった作品だ。私もこのカバーが付けられていなかった…

  • 2025年 冬の風景 ⑦

    朝の散歩 日曜日の朝。かなり冷え込んでいるが天気はいい。7時半頃から久しぶりに城跡の方を回って長めの散歩。追手門櫓の横から柳澤文庫のあたりを抜けて、柳澤神社の方に向かって歩く。盆梅展の幟が出ている、もうそろそろ梅の季節なのか。 追手門櫓 今日は天守台に登ってみた。北東の方に若草山が見える。ちょうど昨日が山焼きだったのだが、朝日がまぶしくてはっきりと見えない。 若草山方面 散歩コースにある公園が工事中だったのだが、ほぼ終わりに近づいた様子。子どもの遊具が新しくなっている。山茶花がきれいに咲いていた。山茶花は開花期間が長いので、同じ木でも、まだ咲きかけの花があれば、地面に散っている花もある。 公園…

  • 恭仁宮跡から大仏鉄道遺構へ

    真冬らしい気候に 昨日まで、春先のような気候だったが、今日から冬らしくなるらしい。といっても、最高気温10℃くらいの予報なので、厳寒という感じではない。 土曜日なので、朝の散歩は7時半頃から。先日、オカヨシガモの群れが泳いでいた貯水池には、今日はカイツブリとオオバンしかいない。日によって池を移動したりするのだろうか。 カイツブリ 池の縁にはハクセキレイがとまっている。氷が張っている日は、表情を飛び跳ねるよういして歩いていたりする。 ハクセキレイ 恭仁宮跡 なぜか、今の時期になると加茂から奈良にかけての大仏鉄道の遺構を歩きたくなる。1年ぶりに歩いてみようかと思い、バイクで加茂の方に向かった。よく…

  • 2025年 冬の風景 ⑥

    暖冬 今週は暖冬といった気候が続いている。午後は14℃くらいまで上がるというから、3月くらいの感じだ。 木曜日で仕事休みの日なので、ゆっくりと7半頃から朝の散歩に出かけた。田畑の中の散歩道を歩く。今はいちばん花が少ない季節なので、一面茶色っぽい風景。 冬景色 貯水池には、コガモの小さい群れとサギが数羽。コガモはいちばん小さいカモだが、なかなかいい色をしている。 コガモ 踏切の横のフェンスに絡みついているフウセンカズラが、黄緑色からすっかり茶色くなっていた。 フウセンカズラ 大和民俗公園 今日は大和民俗公園を歩いた。ここは山茶花が多い。手前の古民家集落の前の植え込みも、そろそろ開花が進んでいた。…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の二

    市川沙央『ハンチバック』 今日は読書の話題で、最近読んだ本2冊。 1冊目は市川沙央の『ハンチバック』。一昨年の芥川賞受賞作で、作者自身が先天性ミオパチーにより症候性側弯症になっている重度障害者であることから話題になった。受賞の際に記憶に残っているのは、テレビのニュースで紹介される際、作者の会見とともに、小説中の性的な表現の一箇所を切り取って流すという映像が繰り返し流されていたことで、こういうやり方はメディアの常とはいえ、ちょっと阿漕なやり方だなと思った。また、当事者性が過度に強調されることは、小説にとってある意味、不幸なことかもしれないとも思った。 作品の中身について。題名の「ハンチバック」と…

  • 映画を観に大阪へ

    寒さが緩む 寒さが緩み、今日は春先のような気候になるという。寒さが苦手な私にとってはありがたい。日曜日なので、朝の散歩は7時半頃からにする。青空に太陽が出ていて心地い良い。水鳥のいる小さい貯水池にいたのは、白いサギとコガモ。みんな池の縁に上がっている。 朝の水鳥 映画を観に大阪へ 今日は映画を見に行った。私は映画館で映画を観ることはほとんどなく、この前行ったのはコロナの前だ。今日観に行ったのは「敵」。これは最近、東京国際映画祭で賞をとって評判の映画だが、筒井康隆の原作を読んで、この作品をどういうふうに映像化するのだろうと、とても興味があったので見に行くことにした。 上映している映画館を検索する…

  • 真冬の生駒山上へ

    穏やかな土曜の朝 土曜日の朝。よく晴れて穏やかな気候だ。7時過ぎから朝の散歩に出かける。夜明けがいちばん遅い時期から少しだけ早くなり始めているはずだが、感覚的に分かるのは2月に入った頃からだ。 散歩コースで、田畑の道の脇に1本だけ山茶花の木が立っている場所がある。田園風景の中、そこだけが違う世界のように色づいている。 田園風景の中の山茶花 ハクセキレイやセグロセキレイが池の周りを歩いたり飛び回ったりしている。これは目の下が黒いセグロセキレイ。 セグロセキレイ 少し離れた木の枝にとまっているのはヒヨドリ。のどかな朝の風景。 ヒヨドリ 生駒山上遊園地へ 今日はふと、生駒山に登って見たくなった。登る…

  • 2025年 冬の風景 ⑤

    朝の鳥 今日は木曜日で仕事休みの日。7時過ぎから朝の散歩に出かけた、気温が低くかなり冷え込み、池にも氷が張っている。朝焼けの空を見ながら田畑の広がる道を歩く。 朝焼けの空 目に入ったものをデジカメで撮りながら散歩する。今は花が少ない季節なので、鳥ばかりになってしまう。これは草むらにいたツグミ。 ツグミ ジョウビタキのオス。メスとオスとで羽の色が違う。オスは黒、灰色、茶色、白がくっきりと塗り分けられたような色をしている。 ジョウビタキ(オス) 貯水池にいたサギ2羽。大きさが違うので、ダイサギとコサギだろうか。 サギ2羽 けいはんな記念公園 今日はけいはんな記念公園に行ってみた。ここは2か月に1回…

  • 2025年 冬の風景 ④

    朝の散歩にて 連休明けの朝。日の出が遅いので、仕事がある日は、明るくなってから出かけるまでの少しの時間だけ散歩に出かける。町中を歩いていると、お寺の前に張ってある金言が変わっていた。年の変わり目ではなく、住職の気の向いたタイミングで張り替えられているのがおもしろい。今回は、何ということもない言葉だが、こういう当たり前の言葉が身に沁みる時もある。 お寺の金言 児童公園の前を通る。すべり台とブランコと鉄棒があるだけの、シンプルな公園。私が子どもの頃から、遊具が新しくなったりはしたが、基本的な公園の雰囲気は変わっていない。 児童公園 ベンチの背もたれに小鳥がとまっていた。ジョウビタキのメスだ。冬場は…

  • 2025年 冬の風景 ③

    祝日 今日は成人の日で祝日。私はもう成人式など縁がないが、1日休みがあるのはありがたい。 1月も10日を過ぎると日の入りは少し遅くなったことを実感するが、日の出はまだいちばん遅い時期なので朝方は暗い。朝の散歩は7時20分頃から。まだ太陽が上り切っていない。 朝の空 一昨日、キンクロハジロとオカヨシガモが泳いでいた池には、今朝はオカヨシガモ以外にカルガモとコガモが泳いでいた。カルガモは大型のカモで、コガモはいちばん小さなカモなので、遠くから見ると親子のように見える。 カルガモとコガモ 池の縁にはセグロセキレイ。ハクセキレイと配色はほぼ同じだが、目の下まで黒い。背中が黒いのはハクセキレイも同じなの…

  • 2025年 冬の風景 ② ~ 野鳥編

    連休 今日から三連休となる。1月は、正月休みが終わって少し出勤すると成人の日がらみの連休が来るのでうれしい。 土曜日なので、遅めに朝の散歩。長めの散歩コースを歩く。少し大きめの池があって、水鳥が泳いでいる。今日泳いでいた水鳥は2種類。ひとつはおなじみのキンクロハジロ。ちょっと獰猛な感じを漂わせている鳥だが、別にそんなことはない。 キンクロハジロ もう一つはオカヨシガモ。去年もこの池にいた。珍しいというほどではないが、どこでも見かけるというわけでもない。羽の色はものすごく地味だ。 オカヨシガモ 馬見丘陵公園へ 今日は厳しい寒さも少し緩んできたので、昼から馬見丘陵公園に足を運んだ。今はいちばん花が…

  • 奈良健康ランドでのんびり

    寒い日が続く 今日は木曜日で仕事休みの日。年末年始ずっと休みで、1月6日から3日間仕事だったので、ほっとひと息といったところ。今週は寒波がやってきているようで、とにかく寒い。気温が低いし風が強く、寒さが苦手な私にとって嫌な季節。 朝の散歩に出かけたが、空はどんより曇り小雪が舞っている。 朝の風景 散歩コースの脇のミカンの実がすっかり色づいているが、あまり収穫されずに地面に落ちている実があったりする。色彩に乏しい冬景色の中、ミカンの暖色はホッとする。 色づくミカンの実 貯水池にはコサギとコガモが数羽泳いでいる。朝の散歩もあまり長く歩かずに帰宅。 コガモ 奈良健康ランドへ 今日はあんまり寒いので、…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2025年 其の一

    荻原浩『ちょいな人々』 今年も月に1,2回ずつ読書の話題を入れていこうと思います。今日は最近読んだ本2冊の感想。 1冊目は荻原浩の『ちょいな人々』電車の中でも読めるちょっと軽めの短編集ということでブックオフで購入。文庫本で40ページほどの話が7編収録されている。書かれたのが17,8年前で、ちょっと古いなと思う話もあったが、そこそこおもしろく読めた。 それでは、4編選んで感想を。 「占い師の悪運」 脱サラして占い師を始めた男がふとしたきっかけで人気占い師になるが、最後は自殺願望を持つ少女を目の前にして、失敗してしまう。不器用で人のいい主人公の哀愁漂う姿がいい。 「いじめ電話相談室」 市役所のいじ…

  • 2025年 冬の風景 ①

    正月休みも終わり 今日で年末年始の休みも終わって明日から仕事。この日は、週5日フルタイムで働いていた頃から、やや鬱になる日だ。60歳超えて週4日の楽な勤務になっても、その名残は少しあるが、いつものことで、想定内と行ったところ。 今日は午前中、家の用事をしていて、午後から天気もいいし少し歩こうとファミリー公園の方に出かけた。 ファミリー公園 ファミリー公園では、浄化センターの方を抜けて、大和川沿いの遊歩道まで、園内をぐるりと一周。芝生広場ではたこ揚げをしている親子がいる。上空は風があるのか、きれいに揚がっている。 浄化センターの巨大タンク 大和川沿いの遊歩道は、自転車道の方がきれいに舗装されてい…

  • 2025年 冬の天王寺辺りを歩く

    大阪へ 正月過ぎあたりに、ちょっと大阪に出てみたくなる。好きなのは天王寺界隈。私の住んでいるところから、JR大和路線で乗り換えなしで30分で行けるということもあるが、雰囲気が好きで、昔からこれという事がなくてもぶらりと足を運ぶことがあった。 天王寺駅で降りて動物園の方に向かって歩く。美術館の方に曲がると、新世界のあたりが見通せ、通天閣が高くそびえている。 新世界方面 そのまま少し歩くと河底池という池があり、和気橋という赤い橋がかかっている。このあたりの眺めもなんとなく気に入っている。 河底池と和気橋 池を眺めていると、近くをアオサギが歩いている、ここのアオサギはなぜか人を怖がらず、すぐ横を歩い…

  • 2025年 正月の風景

    1月2日の風景 1月3日までは正月三が日で、やはり気分が違う。ことしは4日5日が土日なので、さらにのんびりした空気が漂っている。 2日、3日は、あまり遠出せず、近い場所で少し歩いた。昨日は田原本町の「しきのみちはせがわ展望公園」に足を運んだ。正月休み。人が集まるところは混雑するが、こういう無印の場所はがらんとしている。 大和川沿いにいくつか小さな公園があり、芝生広場や子どもの遊び場などもある。「展望公園2号」には展望台がある。 展望台 展望台のいちばん上で、ビルの3階くらいの高さだろうか。見晴らしはそこそこいい。下の写真は西側。中央あたりの山がたぶん龍王山。 田園風景 川べりを歩いた。1月にし…

  • 2025年 元日

    初日の出 年が変わった。 元日の朝は大和郡山城に初日の出を拝みに行く。日の出時刻は7時4分らしいので、6時半に家を出て、城跡に着いたのが6時45分頃。そこそこの人出。 柳澤神社 天守台の方に行くと、石垣の上にはすでに人がいっぱいだ。そう言えば、去年もこんな感じだった。みなさんかなり早くから出てきておられるのだろう。私も頭越しになるが、高い所から日の出を見ようと、上に上った。 初日の出を待つ 去年は曇り空で初日の出がしっかりと拝めなかったのだが、今年は晴天。みなさん、カメラやスマホを持って、初日の出の瞬間をとらえようとしている。 7時の空 日の出時刻が7時4分といっても、山があるのでまだ太陽は見…

  • 2024年 大晦日の信貴山のオシドリ

    大晦日の信貴山 2024年も大晦日となった。午前中家にいたが、正月の準備もできているようなので、昼から少し外出。信貴山に行ってみた。朝護孫子寺の参道にある開運橋の下の湖に、オシドリが冬場にやってくる。ふと姿を見たくなった。 開運橋の手前に土産物屋があるが、その店先に干し柿がたくさん吊るしてある。色がきれいだったので写真に撮ってみた。 土産物屋の干し柿 開運橋にはバンジージャンプ台がある。参道でバンジージャンプができる寺は、日本でも朝護孫子寺だけだろう。さすがに今日はやっている人はいなかった。 開運橋 オシドリ オシドリはいた。湖の開運橋から見て、バンジージャンプ台と反対側の方に群れて泳いでいる…

  • 2024年 年末の風景

    12月29日の風景 いよいよ年の暮れになってきた。ここ2日は遠出することもなく、昨日は墓参り、今日は家の掃除などをした。私の家では年に4回墓参りをする。春と秋の彼岸とお盆と年末。とりあえず、ここ40年ほど、墓参りは欠かしたことがない。 墓地のすぐ横に生えている柿の木。まだ実がしっかりとなっている。 柿の木 ヒヨドリらしき鳥がやってきて、実をついばむ。 柿の実をつつくヒヨドリ 墓参りの後、ちょっと出かけたときに公園で見かけた猫。この猫は近くの家の飼い猫のようだが、人なつっこくて、いつもニャーニャー鳴いてすり寄ってくる。 人なつっこい猫 12月30日 今朝の散歩のときの風景。冬場は鳥が目につく。こ…

  • 年末の京都競馬場へ行った

    京都競馬場へ 今日は気分を変えて、京都競馬場に行った。私はギャンブル好きではないが、競馬は馬が走っているのを見るのと、競馬場の広々した雰囲気が好きなので、たまに行ってみたくなる。京都競馬場は去年の春にリニューアルオープンされた。私は8年ほど前に行ったきりなので、新しくなった施設は見ていない。 久しぶりなので、いろいろ変わったところもあるのかと思い、ネットで調べると、今はUMACAというキャッシュレス投票のカードがあるとのこと。 10時過ぎに最寄り駅の淀に到着。駅から専用通路が競馬場に直結している。 競馬場に向かう人たち 入場券200円を買って入場。さすがに建物はリニューアルされて新しい。場内禁…

  • 2024年 初冬の風景 ⑧

    今日から休みに 私は今日から年末年始の休みに入る。今年は曜日回りの関係で、もともと年末年始9連休というところが多いが、私はそれに加えて平日で木曜が休み。せっかくなので明日休みをとって今日から1月5日までの11連休にしたのだった。まあ、60歳を超えての勤めなので、これくらいの緩さで勘弁してもらおう。 午前中、ちょっと用事を済ませた後で、奈良健康ランドに行った。ここはシニア料金がかなり割安なので、お得感がある。まだ世間は年末年始モードに入っていない時期だったのでのんびりとできた。 健康ランドを出たら、3時半頃だったので、近くのファミリー公園をひと歩きしてきた。足底腱膜炎は、ストレッチと靴のインソー…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の十四

    中島京子『長いお別れ』 今日はクリスマスイブですが、関係ない読書の話題。最近読んだ本2冊の感想を描きます。 1冊目は中島京子の『長いお別れ』。中島京子の作品は、去年『小さいおうち』を初めて読んで以来なので2冊目。ブックオフでなんとなく買った。題名の『長いお別れ』はチャンドラーの名作の題名と同じだが、アメリカで認知症のことをそう表現することもあるというのが、この小説の最後の方で出てきた。 連作短編集で、8つの話が収録されている。内容は、認知症になった元中学校校長の東昇平をめぐって起こる出来事。その妻である曜子と三人の娘がそれぞれの人生を精一杯生きる中で、いたわり合い、ある時は感情をぶつけ合いなが…

  • 2024年 馬見丘陵公園の冬景色

    馬見丘陵公園へ 昨日はちょっと風邪気味だったが、三光丸を飲み1日家で休んだら、今朝はすっきりしていた。今日は馬見丘陵公園に出かけることにした。 この前来たのが11月末で、紅葉が見頃で美しかった。また、コスモスもまだ少し残っていたが、さすがに年の暮れ近くなると紅葉もほぼ終わり、花も山茶花が少し咲きかけているくらいで少なかった。風景全体が冬の色になっている。 雑木林 池の周りのラクウショウも葉が落ちて、地面を赤茶色に染めていた。 池の周り 公園の北エリアでは、芝生の上にトナカイや雪だるまの像が置かれ、モミの木にも電飾がほどこされ、クリスマス仕様になっている。ただ、寒さのせいか、日曜日の割には、人出…

  • 2024年 初冬の風景 ⑦

    本格的な冬に 寒さが厳しくなり、昨日の奈良の最低気温は氷点下だった。奈良県は南3分の2は山地で、残り3分の1のうち、東3分の1が大和高原と呼ばれる山間部。したがって平野部はざっと県全体の2割くらいになる。最近、奈良盆地という呼び方はせず、大和平野というようだが、山に囲まれた盆地気候であることは変わりなく、冬場の最低気温は隣の大阪より3℃くらい低い。 今朝の散歩は、城跡の方を回る長めのコース。途中でイソヒヨドリのオスを見かけた。絵の具を塗ったような青と赤茶色のくっきりとした色をしている。 イソヒヨドリ(オス) 城跡の方に向かうと、紅葉はさすがに散りかけてはいるものの、年の暮れと言うのに。まだ赤い…

  • 2024年 初冬の風景 ⑥

    朝の散歩 今年もあと2週間となった。年末に近づくと、日が過ぎるのが早く感じられる。朝の散歩コースのミカンがいつの間にか黄色く色づいている。正確には、ミカンではないのだが、大型の柑橘類は種類が多いので区別がつかないので、とりあえずミカンにしている。 黄色く色づくミカン 貯水池の横のアサガオの花は、枯れかかっているのもあるが、まだ咲いている。ひょっとしたら今年は年を越す花があるのだろうか。 まだ咲いてるアサガオ 斑鳩へ 今日は水曜だが仕事は休みで、午前中、斑鳩の方に出かけた。この前来たのは10月の終わりで、まだコスモスがきれいに咲いていたが、さすがにもうすっかり散っている。 法輪寺横の駐車場にバイ…

  • 2024年 初冬の風景 ⑤

    水上池の水鳥 朝から青空が広がっているが、冷え込んでいる。完全に冬の気候になってきた。 今日は、平城宮跡から水上池のあたりを散策した。水上池は、知る人ぞ知る水鳥観察の名所だが、ひと月前に来た時は、マガモが数羽泳いでいたくらいでまだ渡り鳥の数は少なかった。 平城宮跡の駐車場にバイクを停め、大通りを渡って池の方に向かう。池の周囲の紅葉がまだ美しい。 水上池周囲の紅葉 池を背景に1枚。なかなかいい感じ。 池を背景に 池のいちばん手前(平城宮跡側)のエリアは、コガモのなわばりだ。11月に来た時には1羽もいなかったのだが、今日は群れて泳いでいた。 コガモ いちばん数が多いのはやはりマガモ。池全体に広がっ…

  • 紅葉2024 竜田川

    忠臣蔵 今日は12月14日。赤穂浪士の討ち入りの日だ。と言っても、ピンとくるのは五十代より上くらいかもしれない。昔はこの日になると、テレビで忠臣蔵の映画や長編ドラマが放送された。テレビのお笑いのコントでも、忠臣蔵のパロディーがよく演じられていたが、もう元ネタをみんなが知らないのでやらない。ちなみに下の写真は播州赤穂駅に掲げられている「忠臣蔵」の書。 播州赤穂駅の忠臣蔵の額 竜田川の紅葉 今日は竜田川の紅葉を見に出かけた。竜田川の川べりに2キロほどにわたって散策路が整備されており、竜田公園という。ここは昔から紅葉の名所だが、色づきが遅めで、いつもシーズンの最後に訪れる。遅めといっても、12月中旬…

  • 2024年 初冬の風景 ④

    朝の風景 今日は木曜日で仕事休みの日。日の出が遅くなってきたので、6時半を過ぎてもまだ薄暗い。今朝の散歩は7時半頃から。さすがにもう青空が広がっている。 貯水池にカモが数羽泳いでいる。この池で見るのは、カルガモかコガが多いのだが、今朝見かけたのはハシビロガモだった。これはメス。カモのオスは色の違いがはっきりしているが、メスはみんなよく似た色をしている。 ハシビロガモ 池の横のアサガオは、さすがにそろそろ勢いが弱ってきた。当たり前のように、季節が移ると咲く花も変わっていく。 アサガオもそろそろ終わりか 真っ赤なトウガラシの実がなっている。彩りの少ない季節に。赤い色がひときわ目立つ。 真っ赤なトウ…

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