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ナラネコ日記 https://naraneko.com/

私ナラネコが訪ねた場所の事や日々の雑感、そして猫のことを書き綴っていきます。60歳になって週4日のお勤めの傍ら、休日にいい景色といい空気を求めて出歩いています。

ナラネコ
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2021/05/18

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  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の四

    門井慶喜『銀河鉄道の父』 今日は読書の話題です。最近読んだ本2冊について。 1冊目は、門井慶喜の『銀河鉄道の父』。7年前の直木賞受賞作で、去年映画にもなった。映画を先に観るのは好きでないので、まだ観ていない。門井慶喜の作品を読むのは初めてだった。 この小説は、宮沢賢治の生涯を、その父政次郎の目を通して描いた作品だ。宮沢賢治といえば詩人、童話作家として異才を発揮した人物。私も子どもの頃に童話集を読み、学生時代に、文学部の演習の授業で、『春の修羅』の中の詩の解釈をやった記憶がある。その時の印象は、ローマ字や擬音、波形にうねった字下げなどを駆使した不思議な詩ということだった。こんな詩は「変な奴」にし…

  • 2024年 春の風景 ⑤

    雨模様の日曜日 今日は天気が崩れるという予報が出ている。朝の10時頃から降り出して日中はずっと本降りになるようだ。あまりぶらっと外出する気にもならないなと思い、朝の散歩を少し長めにすることにした。 まず城跡の方からのコースをぐるりと歩く。途中の藤棚に藤の花が見える。これも今からの季節の花だ。茶色く年季の入った鉄製の枠によく花が合っている。 藤の花 そのすぐ横には、まだ椿の花が1輪だけきれいに残っていた。赤い花だからなおさらだが、花の部分だけが空間にくっきりと浮き出たように見える。 椿の花 城址会館に向かう途中の堀の横につつじが咲いている。先週の日曜に通った時はまだ少し花が開きかけたものがちらほ…

  • 2024 春の琵琶湖

    琵琶湖方面へ 好天の土曜日。明日はちょっと雨模様らしいので、遠出することにして、琵琶湖方面に足を運んだ。目的地は湖南の琵琶湖博物館がある烏丸半島のあたり。道中の景色もいいし、気候のよい日に散策するのは気持ちがいい。 バイクで北上し、瀬田川の南郷洗堰のそばのアクア琵琶の横にバイクを置いて休憩。この方面に出てくるときはいつもの行動パターンだが、このあたりの風景が気に入っているのだった。 南郷洗堰のあたりの風景 川べりを歩くと春の風が心地よい。釣りをしている人がちらほらいた。のどかな光景だ。今日は晴天だが薄くくもがかかっているような空模様だった。 川べりを歩く 冬場は何種類かの水鳥が泳いでいるのだが…

  • 牡丹を見に行く

    朝の鳥たち 木曜日で仕事休みの日。年間を通してあまり忙しい日はないのだが、さすがに年度初めは慌ただしく、ちょっとひと息という感じだ。週4日の仕事に体が慣れてしまうと、もう週5日には戻れない。働き始めた昭和の頃は、まだ土曜日も仕事があったが、それもはるか昔になった。 朝の散歩風景はあまり変わりばえしない。鳥の写真を2枚。まず田んぼにいたケリ。この鳥は縄張り意識が強く気が荒いらしいが、数羽でいっしょにいるのをよく見る。 田んぼのケリ ハクセキレイ。散歩コースにではいちばん見かける鳥。真っ白ではないのになぜかハクセキレイという。 ハクセキレイ 石光寺に牡丹を見に行く 桜の季節が終わった。次の花はとい…

  • 2024 桜を見る ~ 平成榛原子供のもり公園

    宇陀路からの帰路に 一昨日の土曜日の続き。今年の桜編はこれで終わりにします。 まず、室生山上公園芸術の森の桜。少し散り始めていた。ここは桜が風景の中心ではないので、少し彩りを添えるといった感じだ。 室生山上公園芸術の森の桜 室生山上公園芸術の森を出た後、行きとは違う道を通ろうと思い、公園の南ゲート付近から、佛隆寺の方に抜ける小道を進んだ。狭い道だが、こういう時50㏄バイクは小回りが利いて便利だ。車は1台すれ違っただけで、ハイキングの方が多かった。 佛隆寺は千年桜と呼ばれる古木で有名だ。こういう桜の名所には、人が集まるのが常で、寺の前まで来ると、駐車場に入りきれない車が坂道に並んでいる。駐車場と…

  • 2024年 春の風景 ④

    桜もそろそろ終わりに 日曜日の朝。昨日に続いて快晴で初夏のような天候になりそうだ。朝の散歩は城跡の方を歩いた。先週の日曜日がちょうど城跡に咲く桜(ソメイヨシノ)のいちばんの見頃で、1週間経ってどうかと思ったが、やはりかなり散っていた、葉の間に花が見え、まだら模様のようになっている。 散っていく桜 代わりにきれいに咲いていたのが八重桜。ソメイヨシノより少し時期が遅れて咲くのか、ちょうどいい具合に開花している。 八重桜 城跡の追手向櫓を背景にして1枚。櫓の左のソメイヨシノはもうかなり散っている。八重桜とソメイヨシノでは、同じ桜でも花の質感がかなり違う。 追手向櫓を背景に 堀の横のツツジの花がそろそ…

  • 2024年 春の風景 ③

    快適な朝 今日は土曜日。いつものように朝の散歩に出かけた。冬場は朝が暗いが、4月も中旬になると、起きた時から周りが明るくなっているので気分がいい。一昨日の散歩の時、ナガミヒナゲシの花が咲いているのが目についたが、今朝はさらに勢いが増していた。淡い色合いをしているが、繁殖力が強い花なのだろう。 勢いを増したナガミヒナゲシ 畑には、エンドウの花が咲いている。白とピンクがあるが、これは白い花。春になると畑の中も色づいてくる。 エンドウの花 山の方へ 絶好の天気なので、久しぶりに山の方に行くことにした。奈良から三重の方に続く大和高原はのんびりとして好きな場所だが、寒い季節は道が凍結するのでバイクではと…

  • 2024 桜を見る ~ 天理の桜

    春の花 今日は木曜日で仕事休みの日。やっと安定した春という気候になってきた。朝から散歩に出かける。いつものコース。 今年はここ数年の中では、桜がいちばん遅かったが、そろそろ散り始め出した。桜の後には次から次へと季節の花が続く。つつじとか牡丹のような目立つ花は、だいたいこの時期というイメージがあるが、散歩の時道ばたに咲いていて、ああこんな花もあったと思い出す花もある。今朝散歩コースで見かけたのはナガミヒナゲシ。外来種だが、桜が終わりかけた頃に目につき始める。 ナガミヒナゲシ 家の前に勢いよく咲いていた花。紫がかった濃いピンクで、目立つ色をしている。芝桜で、これも春の花だ。 芝桜 草の上にはまだツ…

  • 2024 桜を見る ~ 宇治田原から平城宮跡

    宇治田原の桜 先週土曜日の続きというか、おまけです。 宇治の帰り道、いくつか寄り道をして桜を見ながら帰った。まず寄ったのは宇治から近い宇治田原の田原川沿いの遊歩道「やすらぎの道」沿い。ここの桜もすばらしい。わが家でとっている新聞の開花情報に宇治田原はないが、りっぱな名所の一つだ。 宇治田原の桜 ここの桜は最初に寄った玉川堤と同様、川の両岸に桜並木がある。遊歩道が整備されていて、桜の枝が伸びたその下を散策することになる。この日は満開少し手前の七分咲きくらいだった。 遊歩道沿いに 最後にもう1枚。川の両岸に桜があるのは玉川堤と同じだが、こちらの方が、川のたたずまいが自然のままの感じがする。 川の両…

  • 2024 馬見チューリップフェア ②

    馬見丘陵公園のチューリップ 昨日の続きです。 昨日の馬見丘陵公園は、桜にチューリップにといった具合にみどころが多かったので、昨日上げていなかった写真を。まず、いろいろなチューリップの花を紹介。これは赤に黄色のふちどりがついたような花。 馬見丘陵公園のチューリップ① これは赤に白いふちどりの花。 馬見丘陵公園のチューリップ② これは何という品種だろうか。薄い黄色の花で、花びらの形だけを見るとチューリップという感じがしない。 馬見丘陵公園のチューリップ③ ピンクの花に紫の花。なかなかしゃれた色。 馬見丘陵公園のチューリップ④ 黄色い花。花の形も色々あって見飽きない。 馬見丘陵公園のチューリップ⑤ …

  • 2024 馬見チューリップフェア ①

    花見日和 今日は日曜日。朝の散歩は郡山城跡を歩いた。新聞の開花情報も、昨日から満開になっている。木曜日の朝はまだ満開手前といった感じだったが、満開になると、やはり花がぎっしりとすき間なく咲いているように見える。 満開の桜 追手向櫓の前の桜も満開となっていた。3日前に撮った写真と比べると花の厚みが違う。壷阪寺の桜の写真の定番アングルは、壺阪大仏を斜め上から見たものだが、郡山城跡はこの角度だ。 追手向櫓の桜 本丸跡の桜もきれいに開いていた。昼頃は花見客でいっぱいになるだろう。今日はお城まつりの最終日でもある。 本丸跡の桜 馬見チューリップフェア 馬見丘陵公園で、毎年恒例の馬見チューリップフェアとい…

  • 2024 桜を見る ~ 玉川堤から宇治

    玉川堤の桜 新聞の桜の開花情報を見ると、半分ほどが満開で、残りも七分咲きくらいになっている所が多い。ということは、この土日がいちばんの見頃というわけで、今日は桜を見に出かけた。初めての場所と思い、宇治に出かけることにした。宇治は時おり足を運ぶが、桜の季節に行くのは初めてだ。 バイクで24号線の横、JR奈良線の線路寄りの道を北上する。途中、井手町を通るが、玉川堤の桜並木がすばらしいという。ここも今まで桜の季節に来たことがなかったので、寄り道して見ていくことにした。 桜祭りの幟が立っている 今日はどこも人が多いと思い、早めに家を出たので玉川堤に着いたのは8時半頃だった。まだ花見に歩いている人は少な…

  • 2024 桜を見る ~ 壷阪寺②

    壷阪寺の大雛曼荼羅 昨日の続き。 花見はもちろんだが、壷阪寺で見たかったのは、大雛曼荼羅と題して飾られている雛人形。その数4000体という。去年が3500体だったから、さらに増えている。これはすごい。 まず、入ってすぐのところの講堂に大きな雛壇が据えられ。雛人形が飾られている。下の写真の裏側や横にも飾られているので圧倒される。 大きな雛壇 当たり前だが、一体一体が立派な人形だ。去年もそうだったが、中に変わり雛も交じっていて、年によって新しいものが増えている。これは「ひなブギウギ」。 ひなブギウギ 次は「タイガース雛」。今年のタイガースはオープン戦から開幕当初、まだ波に乗り切れていないがどうなる…

  • 2024 桜を見る ~ 壷阪寺①

    桜も七分咲きくらいに 昨日は一日雨模様で、朝も少し雨が残るかともったが、曇ってはいるものの、雨は上がっていた。今日は木曜日で仕事休みの日。朝の散歩は城跡の方に足を向けた。 日曜日に三分咲きくらいだった桜は、まだ満開とはいかないが七分咲きくらいになっていた。この土日はちょうど見頃になっているだろう。 城跡の桜も七分咲きくらいに 4日前のブログに上げた追手門前の桜は、下の写真のように開花が進んでいた。やはりここ数日の暖かさが後押ししているのか。 追手門前の桜 いちばんの撮影スポットである追手向櫓の桜は、あと一息といった感じだ。これも花に覆われるのはこの日曜日くらいか。 追手向櫓の桜 お城まつりの屋…

  • 春の咲洲を歩く ~ 其の二

    野鳥園 今日は先週土曜日、大阪咲洲編の続き。 コスモスクエア駅から海べりを歩いた後、野鳥園の方に向かった。このあたりに来た時のお決まりの散策コースだ。野鳥園は、最初に来た時、園内に野鳥が飛び回っている場所かと思っていたが、そうではない。海岸沿いに作られた人工干潟に水鳥たちが集まってくるのを、展望塔から観察するのだ。 野鳥園 渡り鳥の観察は冬場がメインなので、人はあまりいないだろうと思っていたが、展望塔にはかなり人がいた。みなさん大きなカメラや望遠鏡を持ってきている。常連の方が多いらしく、会話がはずんでいる。コンパクトデジカメだけをもってその場にいると、ちょっとアウェイ感がある。 野鳥園の干潟 …

  • 2024 桜を見る ~ 近所の桜

    桜が咲き始めた 日曜日の朝。昨日から一気に春先から5月頃の気候となった。朝の散歩に出かけると、3日前の木曜日にはまだほとんどつぼみだった桜が一気に咲き始めている。まず、家の近所の八幡神社の桜。五分咲きくらいになっているだろうか。 神社の桜も咲き始めて お城まつりが行われている郡山城跡の方を回る。ここでも桜が咲き始めている。木によって差があり、まだつぼみのものもあるが、七分咲きくらいになっているものもある。だいたい、三分咲きから五分咲きといったところか。 城跡の桜 追手門前の桜 柳沢文庫の横の小道沿いのしだれ桜がもう満開といっていいほど咲いていた。しだれ桜は華やかだ。3日前はまだつぼみだったはず…

  • 春の咲洲を歩く ~ 其の一

    春らしく 3月も終わりの土曜日、やっと春らしい天気になった。もうさすがに寒さはぶり返さないだろう。朝の散歩はいつものコースを歩く。今日は猫を何匹か見た。暖かくなると猫も活動的になるのだろうか。下の猫はあまり近所で見かけなかったやつ。子猫が成長して大人になったばかりといった感じがする。 近所の猫 散歩コースに、白い花が満開に咲いている。桜とほぼ同じ時期は少し早いくらいにいつも咲く。ネットで調べると、どうやらスモモの花らしい。 スモモの花? 大阪ベイエリアを歩く 今日明日くらいが桜の満開かと思っていたが、3月の寒さで見頃が来週になりそうだ。というわけで今日は桜はやめて気分を変え、大阪ベイエリアの方…

  • 2024年 春の風景 ②

    桜はまだ咲かず 年度の変わり目で何かと慌ただしいが、木曜日で仕事は休みの日だ。今日は所用で日中、家にいなければならないので、朝の散歩を少し長めに歩いた。少しは桜も咲きかけたかと思い、城跡の方に向かう。草の上にツグミが1羽。 ツグミ 桜はまだつぼみだった。つぼみの先に花の色が見えかけているものもあるが、まだまだ。ここ数年ではいちばん開花が遅いのではないだろうか。 開花はまだ 追手門横の櫓を背景にしたこのアングルが、いちんばんの桜の観賞スポットのはずだが、まだこんな感じ。ちなみに、下の写真は去年の3月27日に撮った写真。ほぼ満開になっている。今年の開花は去年より1週間以上遅い気がする。 追手向櫓 …

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本2024年 其の三

    大山淳子『あずかりやさん~桐島くんの青春』 今日は読書の話題。 前に読んだ『あずかりやさん』の続編を買って読んでみた。前作と同様に、普通のブックカバーの上に、オリジナルのブックカバーが付いている。内容は短編が4作品。どれもおもしろかった。 『あずかりやさん~桐島くんの青春』オリジナルカバー それでは読んだ感想。4編全部書くと長くなるので、「青い鉛筆」「海を見に行く」の2編について。 「青い鉛筆」は、小学校4年生の少女が語り手だ。「わたし」には知的障害をもつ弟がおり、学校では由梨絵というクラスの女王的な存在の女子のグループにいる。そこに織田パトリシアという目立つ転校生がやってくる。「わたし」は由…

  • 2024年 春の風景 ①

    雨模様 昨日は土曜日だったが、一日中雨でずっと家にいた。これだけ降り続けると、外に出られなくてもあきらめがつく。最高気温も8℃くらいで寒い一日となった。 日曜日の今日も朝から曇り空で、午前中のうちに降り始めるという予報が出ていたので、早朝から朝の散歩。お城の方を回って歩いた。梅は散ったが、途中の道に椿がきれいに咲いていた。 椿の花 お城まつり 今日から郡山はお城まつりが始まる。4月7日の日曜日までの2週間が開催期間で、真ん中の日曜日には時代行列が行われ、なかなかの盛況になる。郡山城の桜は、日本の桜の名所百選にも入っているとかで、きれいだが、今日はまだつぼみだった。去年の今ごろは、開花しかけてい…

  • くろんど池の春景色

    好天に 真冬に後戻りしたような昨日から、今日は少し暖かさも戻り、春らしくなってきた。普段は平日では木曜が休みなのだが、昨日仕事に出たので今日が代わりに休み。したがって三連休となるが、土日は天気が悪そうなので、今日くらいしか出かける日がない。 朝の散歩はいつものコース。特に変化もない。バンのいる池では、最近、池の横の草地でいつも4,5羽くらいがエサを探しながらうろうろしている。オオバンはどこに行っても群れで泳いでいるが、バンはあまり見かけないので、家の近くにこういう場所があるのは貴重かもしれない。 バン くろんど池へ 今日はひさしぶりにくろんど池の方まで足を運んだ。ちょうど今、大相撲の大阪場所が…

  • 寒い彼岸の墓参り

    肌寒い彼岸 お水取りも終わり、彼岸の中日というのに寒い。朝から雨が降っている、今日は墓参りに行く予定だったので、雨のやみ間を待って出かけようと思っていると、雨があられに変わった。粒がかなり大きいのでひょうかも知れない。あられとひょうの違いはその大きさだということは、最近知った。5ミリ以上なら「あられ」ではなく「ひょう」と呼ぶ。 そうこうしているうちに雨もやんだので墓参りに出かけた。佐保川沿いの道を歩くと風がやけに強い。佐保川にはカルガモの群れと白いサギが数羽。天候のせいか、白いサギがやけに寒そうに見える。 佐保川のサギ 木にツグミがとまっていた。冬鳥だが、3月中くらいは普通によく見かける。 ツ…

  • 2024年 早春の風景 ⑤

    日曜の朝 昨日の話です。 土曜日は初夏に近い陽気だったが、日曜は気温は上がっているが曇り空で、午後からひと雨来るという予報だ。 朝の散歩は、城跡から堀端の道という散歩コースを歩く。城址会館前では、まだしだれ梅の花が少しだけ残っていた。普通の梅は花が一輪だけ残っているというのもいいが、しだれ梅は花が残り少なくなるとさびしい感じがする。 少しだけ花が残るしだれ梅 工事中の公園の山茶花もすっかり散ってしまったかと思ったら、赤い花が咲いている。まだ花が残っているのかと思い地面を見ると、花びらではなく花が落ちている。花びらが散らずに花が落ちるのは椿。山茶花に交じって椿も咲いていたのだった。 椿の花も 永…

  • 石山寺から湖西へ

    石山寺から湖西へ 昨日の続きです。 石山寺を出て、まだ昼頃だったので、天気もいいし琵琶湖のほとりを少し歩こうと、瀬田川を右手に見て北上した。県道558号線は、近江大橋、浜大津を過ぎて堅田のあたりまで混んでいるが、堅田を過ぎたあたりから車の流れがスムーズになる。 今日は蓬莱駅の駐輪場にバイクを置き、湖岸を歩くことにした。琵琶湖と反対側の山にはまだ雪が残っている。 山には雪が 蓬莱駅から少し歩くとすぐ湖岸になる。のどかな春の陽気。釣りをしている人がいる。何が釣れるのだろうか。 琵琶湖で釣り 湖岸の道をひと駅分歩くことにした。蓬莱駅のひとつ北が志賀駅。琵琶湖の春景色は実にいい。実際に湖岸に立つと、春…

  • 2024年 早春の石山寺

    朝の水鳥たち 爽やかな土曜日の朝となった。いつもどおりゆっくりと朝の散歩に出かける。一昨日の散歩の時に観た早咲きの桜がもうすでにかなり散っていた。桜はつぼみから咲いて、散るまでが早い。 散歩コースに比較的大きな池があり、冬場はカモなどが泳いでいる。ここしばらく水鳥の姿を見なかったのだが、今日はカルガモが小さな群れで泳いでいた。 カルガモ その横に泳いでいたのはカイツブリ。カイツブリは写真を撮ろうとするとすぐ気配を察して潜ってしまうのだが。この鳥はのんびりしていた。 カイツブリ 近鉄の踏切手前の貯水池横にはバンの姿。バンも敏感で、近くに人の気配を察するとすぐ草むらに隠れるのだが、今日はエサを食べ…

  • 2024年 早春の風景 ④

    本格的な春に 東大寺二月堂のお水取りも今日で終わる。この頃になると奈良にも本格的な春が訪れるというのはいつものことで、今日も少し冷え込みはあったが、過ごしやすい一日になりそうな朝だった。 朝の散歩に出かけると、道の脇に桜が咲いている。早咲きだが、河津桜の濃い色ではない、春の彼岸の頃に咲くコヒガンザクラだろうか。 コヒガンザクラ? 踏切の手前で警報機が鳴り出した。近鉄電車が通り過ぎる。 近鉄電車 ファミリー公園へ 今日は午前中家にいる用事があったので、午後から近いところでひと歩きしようとファミリー公園に行った。子ども広場の前あたりに、桜がきれいに咲いている。濃い色の花で、横に「カンヒザクラ」とい…

  • 2024年 早春の風景 ③

    朝の風景 昨日は冷たい雨が降ったが、今日はちょっと春らしくなってきた。仕事に行く途中の朝の公園の風景でも。 そろそろ梅も終わりだが、花が残っていた。八重咲の紅梅だ。遅くまで咲く品種なのだろう。 紅梅 こちらは桜の花。早咲きの桜はすべて河津桜というわけではなく、オカメザクラとかいうのもあるようだ。違いは分からないので河津桜ということにしておく。 河津桜 モクレンのつぼみがふくらんでいた。モクレンは開きかけたら早い。彼岸の頃には花の色が見えているだろうか。 モクレンのつぼみ 信貴山朝護孫子寺 仕事のある平日はとりたてて話題もない。日曜日に信貴山の朝護孫子寺に行った時の写真が何枚か残っているのでその…

  • 2024年 早春の風景 ②

    日曜日の朝 先週土曜日の馬見丘陵公園編を2日に分けたので、これは昨日の出来事。 日曜日も朝からかなり冷え込んでいる。朝の散歩は城跡を回って行くコース。城址会館前のしだれ梅は、先週かなり散りかけていたのでもう花はないかと思たら、まだ少し花が残っていた。 しだれ梅の花が少し残る 城跡を抜けて公園の横を通る。この公園は去年の終わり頃から改修が始まり、子ども用の遊具がすべて取り外され、立ち入り禁止のまま殺風景な姿をさらしている。山茶花の木はそのまま残っており、冬は赤い花をつけていたのだが、もうその花もほとんど散った。 そこから少し歩いて水鳥の多い堀の横の散策路を歩いた。カモはかなり数が減ったがまだヒド…

  • 2024年 早春の馬見丘陵公園 ②

    馬見丘陵公園の鳥 昨日の続きです。 昨日はハナモモ、河津桜、梅と馬見丘陵公園の花の話が中心だったが、今日は鳥を中心に。馬見丘陵公園は野鳥観察スポットなので、冬場はいつも大きなカメラを持った方をたくさん見かける。私もカメラの性能がはるかに及ばないが、ポケットに入れたデジカメで、散策中に見かけた鳥の姿など撮っている。昨日は珍しい鳥こそいなかったが、1時間半くらいの散策の間に、結構たくさんカメラに収めたので、その写真を上げてみた。カメラの性能と腕の関係で写りが悪いものが多いがご容赦を。 まず、入口のところの緑道の木にとまっていたコゲラ。上半身だけ。 コゲラ そのすぐ隣の木の幹にとまっていたメジロ。桜…

  • 2024年 早春の馬見丘陵公園 ①

    寒い一日 寒の戻りとかで、なかなか暖かくならない。土曜日の朝。天気はいいので、朝の散歩に出かけた。日の光はもう春のものとなっている。ある家の塀の上から椿の花が見えていた。もうすっかり開花して少し茶色くなりかけている花もある。椿は寒い季節のイメージがあるが、今の時期が見頃なのだろう。 椿の花 JRの踏切の手前の梅の木が、もうとうに盛りを過ぎたと思っていたが、今朝見るとまだ花が残って青空にきれいに映えている。桜と違い、梅はさっと散ってなくなることはない。 まだ残る梅の花 今朝はJRの踏切を越えて佐保川の辺りまで足を延ばした。カモの姿もほとんど見えない。下の写真の角度で川を見ると、真冬は点々とカモが…

  • 三光丸クスリ資料館

    朝の鳥たち 今日は木曜日で仕事休みの日だ。どうも3月に入ってきれいに晴れて暖かいという日がなかなか来ない。今日も朝から曇り空。その中を散歩に出かけた。いつも通り、田畑と貯水池の中の道を歩く。特に大きな風景の変化もないので、散歩コースで見かけた鳥の写真でも。 まず、最近よく見るジョウビタキ。これは後ろ姿だが、メスだろうか。冬鳥なので、そろそろ見納めか。 ジョウビタキ 少し離れた貯水池に、大型の水鳥が群れている。下の写真の外にもいるので、30羽くらい。ダイサギ、アオサギにカワウがいる。こういう鳥たちは時々大量に群れている時がある。何か理由があるのだろうか。 鳥の群れ 貯水池の横にいるバン。1年中こ…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の二

    ブックカバーを見て本を買う 本にはブックカバーがある。普段、カバーの絵だけで本を買うということはないのだが、思わず買ってしまったのがこの本。ブックオフで文庫本の棚を見ていると、ちょっと変わった質感の本があったので取り出してみると、手作り感のあるカラフルなブックカバーがかかっており、その下に出版された時の本来のカバーが見える。どちらのカバーも気に入ったので、思わず買ってしまった。 ブックカバーにも書かれているが、これは栃木県にある「うさぎや」という本屋が「あずかりやさん」というこの本を広めるためのプロジェクトを行い、そのひとつとして、この本にぴったりのオリジナルブックカバーを作成したということだ…

  • 2024年 早春の風景 ①

    寒い朝 日曜日の朝、起きると冷え込んでいる。朝の最低気温は氷点下のようだ。お水取りが終わる頃までは、3月に入っても時々こんな朝があるのは奈良ではいつものこと。 朝の散歩に出かけると、池に氷が張っている。畑の野菜の上にも白い霜が。 池に氷が張る 散歩コースの家の壁ぎわに、ウキツリボクが生えているのだが、見ると赤い実が少し増えているの気づいた。この花はほぼ一年中実をつけているが、真冬は実の姿が見えないので、これも春の兆しということか。 ウキツリボクの実 竜田公園の椿 天気はいいが、まだ肌寒い。あまり遠くないところで少し体を動かそうと思い、足を運んだのが竜田公園。ここは国道25号線と竜田川が交わると…

  • 2024年 早春の天王寺を歩く

    3月になった 昨日から月が変わって3月。今から彼岸くらいまでは早春という感じがする。暦の上では立春過ぎれば春なのだが、感覚的に2月は冬だろう。 土曜日なので7時半頃から朝の散歩に出かけた。散歩コースにある梅の花が、散り始めてはいるが、青空にきれいに映えている。 青空に梅の花 池の縁にキセキレイがいた。貯水池の多いところなので、冬場はたいてい1回歩くと2、3羽はハクセキレイを見かけるのだが、キセキレイはあまり目につかない。感覚的には、ハクセキレイ100羽に対してキセキレイ1羽くらいの割合だ。離れたところから1枚写真を撮って、近づいたら逃げて行った。 キセキレイ 池の縁にはアオサギも立っていた。結…

  • 2024年 梅を見る ~ 追分梅林

    冬の終わり 今年は閏年なので1日多いが、1月と比べると2月は早く過ぎた感じがする。今日で2月が終わり、気分的にも冬が終わり春になる。 木曜日は仕事休みの日なので、ゆっくりと朝の散歩に出かけた。天気予報では今日は午後から雨模様のようだ。前を通るお寺の掲示板に張ってある金言が変わっていた。今回はアフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師の言葉。 お寺の金言 季節の花と鳥 今日は城跡の方をずっと回って歩いた。途中の小さな公園に、1本だけ白い山茶花の木がある。この木は開花がかなり早く、12月初めにはかなり花が開いていたのだが、今日通りかかると、まだ少し花が残っていた。まるまる3か月咲いていることいなる。息…

  • 2024年 冬の風景 ⑫

    冬の寒さに 2月も終わりになって、また冬の寒さが戻ってきて、今日も気温が上がらない一日となった。ただ、一時の暖かさのため梅の開花は1週間ほど早いようだ。散歩コースのJRの踏切の手前にかなり大きな梅の木があるが、例年より散りかけるのが早い。 梅も散りかけて 水上池の水鳥 平日であまり目新しいこともない。先週土曜日、青谷梅林とけいはんな記念公園に梅を見に行った帰りに水上池の周りを歩いたので、その写真でも。 水上池といえば水鳥の観察スポットなので、渡り鳥が去っていく前にちょっと寄って行こうかと思い立ち寄ったのだが、水鳥の数は少なくなっていた。真冬は広い池に点々と多数の水鳥が泳いでいるのが見えるのだが…

  • 2024 梅を見る ~ けいはんな記念公園

    けいはんな記念公園の梅 今日は雨で気温も低く外出せず。昨日の続きです。 青谷梅林の帰りにけいはんな記念公園に寄った。少しだけ遠回りになるが、ほぼ帰り道だ。去年も2月のほぼ同じ日に訪れ、水景園の外の梅林は少し開花が遅かったようでまだ七分咲きくらいだった。だが、今年は開花が早く、少し見頃を過ぎた感じだった。一時期の暖かさが影響しているのだろうか。 けいはんな記念公園の梅林 ただ、梅の花は咲き初めのまだつぼみがある状態も、少し散り始めて花が少なくなり始めた状態も、違った美しさがある。この日は少し雲があったが青空だったので、紅梅も白梅もよく空の色に映えていた。 紅梅 白梅 水景園 水景園に入った。入口…

  • 2024 梅を見る ~ 青谷梅林

    晴天の朝 ここ何日か、ぐずついた天気が続いていたが、今日は晴天。連休の中で天気がいいのは今日だけのようなので貴重な1日だ。朝は7時半頃から散歩に出かけた。散歩コースで早めに咲いていた梅の花が、ほとんど散っていた。季節の変化は早い。 散歩中に見た鳥の写真を3枚。まず最近よく見るジョウビタキ。いつ見てもいい色をしている。 ジョウビタキ ハクセキレイ。この散歩コースではいつも数羽は見かける。 ハクセキレイ 木の梢にとまっているダイサギ。これもこの木の枝の上によくいる。いつも同じ鳥かどうかは分からない。 ダイサギ 青谷梅林 今日は梅を見に行こうと、青谷梅林に足を運んだ。去年は行っていないので2年ぶりに…

  • 2024 梅を見る ~ 郡山城跡・大和民俗公園

    雨模様の連休 今日は木曜日で仕事休みの日。明日からの3連休と合わせて4連休ということになるのだが、あいにくの雨模様。明後日の土曜日以外はぱっとしない天気らしい。気温も上がらないが、まあ2月はこんなものかといった感じだ。 郡山城跡の梅 10時頃になって雨もやんだので、今日は近いところで梅でも見に出かける。まずいつもの散歩コースの一つでもある郡山城跡。追手門の両側に大きな鉢に植えられた梅の花、向かって左が紅梅で右側が白梅。紅梅はこれからだったが、白梅はきれいに咲いていた。 追手門の白梅 追手門を入り、坂を少し上ったところの城址会館前の芝生にしだれ梅が植えてある。もうきれいに咲いていた。何日か続いた…

  • 2024年 冬の風景 ⑪

    ファミリー公園の梅とメジロ 昨日の日曜日の話です。 相変わらず暖かい日が続き、朝の最低気温が10℃を超えていた。土曜日に梅を見るためにちょっと遠出したので、あまり遠くには行かず、日曜は午前中にファミリー公園を歩くことにした。 この前来たのが1月20日なのでほぼひと月ぶり。ひと月経つと自然の姿も変わるもので、芝生広場周りの散策路脇の梅の花が咲いていた。紅梅と白梅が数本だけだが、風景に彩りを添えている。 ファミリー公園の梅の花 梅の花には小鳥が集まっている。すべてメジロだ。梅にメジロはこの季節、見飽きてしまうのだが、何枚か撮ってみた。後で見て1羽くらい他の鳥が交じっていないかと思ったのだがすべてメ…

  • 2024 梅を見る ~ 道明寺天満宮

    道明寺天満宮の梅 昨日の続きです。 玉手山公園を出て、すぐ近くの道明寺天満宮に寄ることにした。ここは梅の名所で、梅まつりの最中だ。天満宮なので、御祭神は菅原道真公。そして道真と言えば梅の花。だから梅の名所なのは当然といえば当然だ。 バイクを駐車場らしきところに停めたが、人が少ない。見るとそこは天満宮ではなく、天満宮の横にある道明寺だった。せっかくなので道明寺にもお参りしていくことにした。 道明寺の山門 道明寺の山門の手前にも梅の花がきれいに咲いている。見ると、同じ木の幹から白い花と淡紅色の花が出ている。下の写真で分かるだろうか。こんな咲き方をする木もあるのかと思った。 紅白の梅 道明寺のすぐ近…

  • 2024 梅を見る ~ 玉手山公園

    今日も暖冬 今週に入ってから暖かい日が続き、昨日少し冬らしくなったかと思ったが、最高気温は13℃くらいあったので、2月の気候ではない。まあ寒さが苦手な私としてはありがたい。 今日は7時半頃から朝の散歩。もう池に氷も張っていないし、霜も降りていない。線路の近くの貯水池の脇に黒い水鳥が数羽。クチバシの色ははっきりと赤くはないのだが、大きさや羽の感じから、おそらくオオバンではなくてバンだ。この池には冬場だけでなく年中棲んでいるようだが、臆病で、人の気配を察すると草むらに逃げ込むのだった。 バンの群れ 玉手山公園 土曜日で、気温も15℃くらいまで上がりそうなので、梅を見に行くことにした。去年行っていな…

  • 2024 梅を見る ~ 馬見丘陵公園

    暖かい2月 今週に入ってから暖かい日が続いている。昨日は最高気温が19℃まで上がった。奈良は盆地なので冬が寒く、例年、お水取りが終わる頃まで朝は冷え込むのだが、今朝は寒さを感じない。 木曜日で仕事休みなので、7時半頃から朝の散歩に出かけた。散歩コースの写真を3枚。池の中でダイサギが立っている。何か獲物を口にしている様子だ。 獲物を口に 蝋梅がきれいに咲いている。1月中頃に咲き初め、それからずっと目を楽しませてくれている。 蝋梅 田畑の中に1本立っている山茶花も、少し盛りを過ぎたがまだ咲いている。山茶花は地面に花びらがどんどん散っていくのに、いつまでも花が咲いているのは不思議な感じがする。 田畑…

  • 2024 梅を見る ~ 大阪城公園

    フリーきっぷ3日目 一昨日の2月12日の話です。 近鉄の週末3日間のフリーきっぷを買って土日と遠出して、月曜日(建国記念の日の振替休日)が3日目となる。さすがにこの日も遠出すると疲れるので、ちょっと梅でも見に行こうと大阪城公園に行くことにした。近鉄で鶴橋までフリーきっぷで行き、そこから最寄り駅の森ノ宮までJRの環状線で2駅。乗り換え時間も入れて40分ほどで着く。 大阪城公園の梅林 大阪城公園は連休で梅の季節とあって人が多かった。外堀を左手に見ながら青屋門の方に歩いて行く。天気は良く気温も高めで絶好の観梅日和。堀の向こうに大阪ビジネスパークのビル群が見える。好きな景色だ。 外堀の向こうにビル群 …

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2024冬 ~ 斎宮 ②

    斎宮の史跡を歩く 昨日の続きです。 斎宮跡のいちばん端の方にある斎宮歴史博物館まで歩いた。史跡は芝生もきれいに刈られてよく整備されているという印象。季節の花も咲いている。訪れる人が少ないのがもったいない気がした。花といえば、早咲きの菜の花が密集するように咲いていた。 早咲きの菜の花が目にまぶしい ボケの花も芝生の上できれいに咲いていた。ボケの花の色は、同じ赤でもまさに真紅という感じがする。 赤いボケの花 芝生の上にはツグミが数羽、ちょこちょこと歩いていた。ツグミは冬鳥だが、大型のスズメのような色合いで、年中いつもいるような気がする。 ツグミ 斎宮歴史博物館の横に梅林があった。こういう場所にして…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2024冬 ~ 斎宮①

    斎宮へ 昨日は鳥羽編の続きを書いたので、今日の話は昨日の日曜日のことです。 近鉄フリーきっぷの日帰り旅。連休中日の日曜は、最初伊勢神宮と思っていたが、ネットで内宮に近いおかげ横丁の混雑予想カレンダーというのを見ていたら、日曜は超混雑の日になっている。人ごみは好きではないし、この辺りは何回も訪れているので、初めて訪れる場所と思い、少し手前の斎宮駅で降り、帰りに松阪にも寄ることにした。 斎宮駅の近くには史跡がある。斎宮とは斎王の宮殿、斎王とは、昔、天皇が即位する際に、伊勢神宮の天照大神に仕える巫女として選ばれた皇女のことだ。斎宮駅の周辺は全く土地鑑がないがとりあえず行ってみることにした。土曜日と同…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2024冬 ~ 鳥羽 ②

    海の博物館 昨日の続きです。 レンタサイクルでパールロードを走り、海の博物館に到着した。海の博物館はどんなところかというと、パンフレットによると「海村の文化を伝える博物館」で「海女を始めとする鳥羽・志摩地域の行業と漁村文化について紹介しています」とのこと。したがって、「海」を科学的な面からとらえて紹介するのではなく、民俗学的な色合いの濃い施設という印象だった。私ははとてもおもしろかった。 海の博物館 入館料は大人800円で学生(大学生以下)は400円。展示棟がA棟、B棟とあり、それに特別展示室、船の収蔵庫があり、展示はたいへん豊富だ。入館すると、海女に関する10分ほどの映像を見ますかという係の…

  • 近鉄フリーきっぷの日帰り旅 2024冬 ~ 鳥羽 ①

    近鉄フリーきっぷ 今日から3連休となる。2月にしては気候もよさそうなので、ちょっと遠出しようと思い近鉄電車3日間フリーきっぷを購入した。この切符は金土日か土日月の連続した3日間、近鉄電車乗り放題で4400円。近鉄の路線は範囲が広いので、かなり遠くまで出かけることができる。かなりお得感のあるフリー切符だ。 3日間全線フリー 鳥羽へ 初日の今日は、まず鳥羽へ。大和八木7時16分発の五十鈴川行き急行に乗って、乗り換え1回で鳥羽9時28分着。特急に乗らなくても結構早い。ちなみにこの急行は始発が大阪上本町6時35分で五十鈴川着が8時57分。大阪の中心部から伊勢までという、かなりの長距離を走る急行だ。 五…

  • 2024 梅を見る ~ 薬師寺

    朝の水鳥 今日は木曜日で仕事は休み。7時半頃から朝の散歩に出かけた。4日前にミコアイサがいた池の横を通ると、今日も1羽だけ単独で泳いでいた。 ミコアイサ オカヨシガモは7,8羽くらいの群れになっていた。たぶんすっとこの池にいたのだが、見かけが地味なので気づいていなかっただけだろう。カモの雌はだいたい、こんな感じの色をしているので区別しにくい。 オカヨシガモ 薬師寺の梅 2月は梅の季節なので、今年も梅を見に行くことにした。去年訪れていない場所に行こうと思い、今日はまず近いところで薬師寺。西の京近辺はよく歩くが、薬師寺の境内に入るのは久しぶりだ。多分10年ぶりくらいになる。 拝観料は800円。お知…

  • 最近読んだミステリー ~ 2024年 ①

    東野圭吾『夢幻花』 今日は読書の話題で、最近読んだミステリー2冊をまとめて。 1冊目は東野圭吾の『夢幻花』。10年ほど前の作品だ。東野圭吾は昔からよく読む作家だが、好きな作品とちょっと肌に合わない作品がある。『夢幻花』は好きな方のタイプの作品だった。 読み始めから、いくつものエピソードが語られ、複線的に話が進んでいく。最初にどこかで起こった衝撃的な通り魔殺人事件。次に蒲生家の朝顔市にかかわる奇妙な習慣と、蒲生家の次男蒼汰と交際を始めながらも連絡を絶った伊庭孝美の謎。そして秋山梨乃の兄尚人が謎の自殺を遂げ、梨乃の祖父周治が殺害される。文庫本で500ページ近い小説の最初の50数ページでかなりの出来…

  • 2024年 冬の風景 ⑩

    朝の水鳥 昨日は夜に雨が降って、朝になっても空はどんよりと曇っている。日曜日なので、ちょっとゆっくりして7時半過ぎから散歩に出かける。いつもの散歩コースなのだが、今朝は見かける鳥の姿が多かった。木の梢や貯水池の縁にとまっているサギや池に泳ぐカモたち。 アオサギ 大きめの池に白い水鳥が泳いでいる。よく見るとミコアイサだった。オスなので名前にふさわしい姿をしている。いつもの散歩コースで見るのは珍しい。 ミコアイサの上に写っているカモはなんだろうか。よくいるカモのようだが、どうも分からない。念のため画像検索したらオカヨシガモと出てきた。初めて聞く名前なのだがそうなのか。 ミコアイサとオカヨシガモ 近…

  • 2024年 冬の風景 ⑨

    節分 今日は2月3日で節分。2月の寒さはそれほど厳しくないようだ。今日は土曜日だが、用事で昼過ぎまで家にいなくてはいけない。朝の散歩にはいつも通り出かける。城跡の方を回るコースを歩いた。 途中の小さな公園に白い山茶花が咲いている。12月初めにはすでに咲いていたのだが、まだ花が残っている。山茶花は咲き初めからすでに地面に花びらが散っているが、いつまでも花がなくならない。後ろを近鉄電車が走って行く。 山茶花の後ろを通る近鉄電車 城跡では、2月初めから盆梅展が開かれる。今日が初日のようだ。今の時期になると、いつもこの看板が出る。 盆梅展 城址会館の前のしだれ梅は満開になると華やかで美しいが、まだほと…

  • 2月になって

    2月に 今日から月が変わって2月だ。木曜日で仕事は休みなのだが、用事があって1日中家にいなくてはならない。こんな日、気候がよくて青空が広がっているような好天だったなら、1日損をした気になるのだが、今日は雨もぱらつくような曇り空なので、まあいいかという感じになる。 平城宮跡と水上池 というわけで、今日の話題はないが、一昨日けいはんな記念公園に行った帰りに、平常宮跡と宮跡に近い水上池の周りを歩いてきたので、その写真でも。 まず平城宮跡に群生するオギ。冬枯れしているがなかなかいい色。 平城宮跡のオギ 宮内省の復原建物。大極殿や朱雀門、大極門などの朱塗りが鮮やかな建物より気に入っている。 宮内省の復原…

  • 真冬のけいはんな記念公園を歩く

    けいはんな記念公園 今日は火曜日だが、休みをとってフリーにした。ちょうど天気がよく気温もそこそこ上がり出かけるにはいい気候だったので、けいはんな記念公園まで足を運んだ。よく行く場所だが、少し遠いので、あまり寒い日は行く気がしない。 水景園の入口の前に梅林があるのだが、3分咲きくらいになっていた。梅は2月のイメージだが、ここ数日で、馬見丘陵公園、大和民俗公園と開花しかけているのを見た。桜はすぐ散ってしまうが、梅はひと月以上花を楽しめる。 けいはんな記念公園の紅梅 紅梅の方が少し早く咲き始めているようだったが、白梅も咲いていた。 白梅 水景園 水景園に入ると、結構人が多かった。真冬の平日なのでほと…

  • 2024年 冬の風景 ⑧

    1月も終わりに 1月最後の日曜日。年の初めは日々が過ぎるのがゆっくりしているように感じられる。日の出はいちばん遅い1月初めから、6分ほど早くなっている。まだ実感はないが、夜明けが日に日に早くなっていくのはうれしい。 朝の散歩は、普段と少し歩く道を変えてみた。一本道を変えると何か月も見ていない風景が目に入ることになる。道の脇にある廃屋のような家。這っている蔦も茶色くなっている。 廃屋のような家 池の横に白黒の猫。パンダと同じ色だとふと思ったりする。 池の横の猫 田畑や池が広がる道の横に祠が建っている。こんなところに祠があったのかという気がして近づいて見ると、ちゃんと中にお地蔵が立っていた。 地蔵…

  • 真冬の馬見丘陵公園を歩く

    寒さが緩んで 今日は土曜日。ここ数日の寒波も去り寒さが緩んできた。朝の散歩は、町の中からいつも仕事の行き帰りに通っている公園を抜けて歩いた。エアコンの室外機の上にはいつもの猫。冬場はここが定位置のようだ。以前はここにキジトラ猫が座っていたのだが、いつの間にかこの猫になった。 定位置 公園には、まだ1月というのに、紅梅が咲き始めている。梅は好きな花なので、2月になると場所を探して見に行こうかと思う。 紅梅 木の梢で、鳥が数羽とまって芽をかじっている。カリカリというような音が聞こえてくる。写真に撮って後で見ると、太く黄色いくちばしが特徴的だ。画像検索すると「イカル」と出てきた。今まで意識していない…

  • 2024年 冬の風景 ⑦

    厳寒 この冬一番の寒気とのことで、7時の奈良の気温はマイナス2℃まで下がっている。木曜日で仕事休みの日なので、朝の散歩に出かけた。外に出て思っていたほど寒さを感じないのは、風がほとんどないからだろう。池にも氷がしっかり張って、その上をハクセキレイが歩き回っているのはこの季節によく見られる光景。 氷の上のハクセキレイ 貯水池にはサギとカモたち。よく見るとコガモの中に1羽だけハシビロガモが同居している。紛れ込んでいるといった感じだ。 水鳥たち 散歩コースの道の脇に蝋梅が黄色い花を咲かせていた。山茶花は12月から咲いているが、蝋梅は1月になってから目につくようになった。 散歩コースの蝋梅 こちらは畑…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2024年 其の一

    姫野カオルコ『昭和の犬』 今日は年が明けて初めての読書の話題。最近読んだ本から2冊。 1冊目は姫野カオルコの『昭和の犬』。 名前は知っていたが、今まで読んだことがなかった作家だ。直木賞受賞作で、ブックオフの100円コーナーで見つけたので一度読んでみようかと思い買ってみた。 連作短編の形で、それぞれの章の題名が、「ララミー牧場」「鬼警部アイアンサンド」といった、その頃にテレビで放送されていた外国ドラマの題名となっていて、時代を表している。 主人公の柏木イクには作者自身の姿が投影されており、一人の少女が家族や周りの世界との関係にとまどいながら、成長していく姿が、その時々にそばにいる犬たちとのかかわ…

  • お笑いフェスin橿原

    雨の朝 夜から降り出した雨が一晩中続いて朝まで残っている。日曜日だが朝の散歩はなしにした。気温は1月の朝にしてはやけに高い。朝に少し外を歩くのが一日の始まりなのだが、雨の中を出るほどでもない。 爆笑!!お笑いフェスin橿原 今日は橿原文化会館大ホールで開催された「爆笑!!お笑いフェスin橿原」というイベントに出かけた。12月に、家の者が案内を見て、なかなかいいメンバー出ているので調べるとまだチケットがあったということで、買ってきたのだった。落語会は何回か行ったことがあるが、この手のお笑いライブ系は初めてだ。漫才をじかに見るのも、昔、なんばグランド花月ができて間もない時期に行って以来かもしれない…

  • 安堵町を歩く

    雨がやんで 夜中から朝にかけてずっと雨が降り続け、今日は朝の散歩にも出かけず、日中もこの調子かと思っていたが、10時頃になると雨がやんできたので、外出することにした。土曜日はいちばんのんびりできる日だ。 とりあえず、いつ降るか分からないので、バイクでひと走りのファミリー公園まで出かけた。花はあまりない公園だが、駐車場の近くで蝋梅がきれいに咲いている。 ファミリー公園の蝋梅 公園の芝生広場の周りを一周。人はほとんどいない。ここでは猫たちが保護されているのだが、前からいるキジトラの老猫を冬場になってから見かけないので、寒さで死んでしまったのかと思っていた。ところが今日は2匹姿を見せていた。下の写真…

  • 2024年 冬の風景 ⑥

    ぐずついた天気 今日は木曜日で仕事が休みの日。昨日は目の覚めるような晴天だったが、週後半は一転して天気がぐずつくようだ。予報によると晴れるのは明日の金曜だけで、今日は1日雨。土日も傘マークがついている。仕事の日はほとんど室内から出ないので、雨でもいいのだが、せっかくの休みの日に雨が続くのは損した気分になる。 雨雲レーダーを見ると、朝の8時すぎまで天気は持ちそうなので、散歩に出かけた。田畑の中の道で、特に変わったこともない。犬の散歩の人がちらほら。 冬の田んぼ 畑に植えてあるカリフラワーが立派に育っていた。ちょうど収穫の時期だろうか。 立派なカリフラワー JRの踏切を越えて、佐保川沿いの道の方に…

  • 2024年 冬の風景 ⑤

    氷点下の朝 昨日の予報では、今朝の奈良の最低気温はマイナス3℃だった。そこまでは下がらなかったようだが、氷点下の朝だ。しかし習慣を変えることなく、朝の散歩に出かけた。散歩コースの貯水池にはコガモの群れ。なぜかそこだけは氷が張っていない。池の縁にはダイサギとアオサギが置物のようにとまっていた。 ダイサギ アオサギ 町を歩く 今日は用事があって、昼から休みをとった。用事を終えてまだ3時前だったので、郡山の町をひと歩きした。日曜日によく通る城跡から堀端の道というコース。早朝とは光の具合が違うのか、城の石垣に堀というおなじみの風景も、普段と違って見える。本丸跡の横の堀にはいつもカルガモが泳いでいる。 …

  • 冬の平城宮跡から西の京

    冷え込み厳しく 今朝はぐっと冷え込んで朝の気温は氷点下まで下がった。朝の散歩に出かけると、貯水池にも氷がしっかりと張っている。奈良は盆地なので、大阪などより真冬の最低気温は2,3℃低いことが多い。 池に張った氷 ハクセキレイが池の氷の上を飛び跳ねるように歩いて行く。これも氷の張る季節のいつもの情景。 表情を歩くハクセキレイ 家の前によくいる三毛猫。飼い猫だろうが、猫は外にいて寒くないのか。 三毛猫も寒そうに 葉を落とした木の梢にとまっているダイサギ。この木はとまり心地がいいのか、冬場はここにいつもとまっている。同じ鳥なのかどうかまでは分からない。 青空に白いサギ 平城宮跡 早朝の冷え込みは厳し…

  • ちょっと石切神社へ

    朝の風景 土曜日の朝。日の出が遅いので、7時20分頃から朝の散歩に出かけた。こんな季節だが、少しずつ風景は変化する。貯水池の横の柿の木が生えていて、12月はずっと赤い実がなっていたが、その実も残り少なくなってきた。 柿の実も残り少なくなって 散歩コースから少し外れたところにある、「この先行き止まり」の表示。どう見ても行き止まりなのに、ずっとぶら下げられている。表示がないと、夜間に間違えて車で進んでいくうっかり者がいるからか。どこか奇妙な感じがして、目に入る。 この先行き止まり 石切神社へ 今日は久しぶりに、電車で石切神社まで行った。関西では「石切さん」と呼ぶが、正式名称は石切劔箭神社(いしきり…

  • 2024年 冬の風景 ④

    曇り空 今日は木曜日で仕事は休み。朝から空はどんよりと曇っていて薄暗い。雨が降っていないだけいいかと朝の散歩に出かける。いつもの散歩コース。田畑の中に1本だけ山茶花の木が生えているところがあって、花期にはそこだけ空間が赤く彩られたようになる。開花が遅い木で、年内はほとんど花が見えなかったが、今朝横を通るとかなり開花が進んでいた。 田畑の中の山茶花 貯水池の横に、黒猫が1匹座っていた。人を怖がらないのでノラ猫ではないだろう。この近くの家の飼い猫だろうか。 黒猫 冬場になるとハクセキレイの数が増える。飛び回るというより、ちょこちょこ貯水池の縁あたりを飛び跳ねている。 ハクセキレイ 小さな神社がある…

  • 2024年 冬の風景 ③

    成人の日 今日は成人の日で休み。昔は成人の日は1月15日に固定だった。いつから第2月曜になったのかというと、2000年からだ。私の成人の頃は当然昔の日程だった。実家を離れた大学に通っていて、その日だけ帰省するのも面倒なので、私は自分の成人式には出席しなかった。元々式と名の付くものがあまり好きではないということもあった。 近所を散策 朝の散歩は7時過ぎから。奈良の日の出は7時4分。7時10分頃になってもまだ太陽は山の上に姿を見せない。寒いのと朝が暗いのは好きでないので、早く日が長くなってほしい。 7時10分頃の東の空 今日はあまり遠出する気もなく、10時頃から、歩いて行ける範囲をぶらついた。佐保…

  • 2024年 冬の風景 ②

    日曜日の朝 今日は日曜日。昨日かなり歩いたのでゆっくり過ごすことにする。朝からいつもの朝の散歩。城跡から堀端の道というコースを歩いた。今は1年の間でいちばん夜明けが遅い時期だ。なかなか明るくなってくれない。 城跡 散歩コースの公園はまだ工事中で立ち入り禁止。今まであった遊具などが取り外された中、山茶花の花だけが赤く咲いている。 山茶花は見頃 カモのいる堀では、ヒドリガモとハシビロガモが泳いでいる。遠くの石垣のところに白いサギと黒いカワウ。いつもの情景。 いつものヒドリガモ 大和民俗公園 午前中の間に少し歩こうと、大和民俗公園に。園内をぐるりと一周した。久しぶりに県立民俗博物館にも入った。常設展…

  • 住吉大社から長居公園へ

    住吉大社へ 月曜が成人の日なので3連休になる。1月初めは正月休みが終わり仕事に出ると、すぐ成人の日が来るので休みが多い。 今日は大阪に出て住吉大社にお参りしてきた。住吉大社は久しぶりだ。奈良に住んでいると、わざわざ初詣で大阪まで出ることはないが、かなり以前、子供が小さい時に一度来た記憶がある。二十数年前のことだ。したがって久しぶりになる。 JRから南海電車に乗るという行き方もあるが、今日は天王寺まで出て、阪堺電車に乗ることにした。阪堺電車の天王寺の乗場は、駅前の歩道橋から下りたところにある。さすがに大阪は歩く速度が速い。歩道橋の上からデジカメでのんきに写真を撮っているのは私だけだ。 天王寺駅前…

  • 2024年 冬の風景 ①

    能登地震 1月は2日3日とブログは休んで、3日ぶりの更新だ。 元日から能登で大きな地震が発生して、正月気分ではない。奈良も結構な揺れが1分ほど続いたのだが、後で見ると震度4。そういえば阪神大震災の時も同じくらいだった。能登が震源地で奈良までこれだけの揺れがあるというのは、よほど激しい地震だったということが分かる。こういう大きな天災が起こってしまうと、大自然に対しての人間の力の小ささというものを思う。 1月2日 私は今日まで休みで、明日から仕事。今日は雨模様でぐずついた天気なので、あまり外出はしなかった。昨日一昨日に少し近場で出かけたのでその様子でも。 1月2日は斑鳩の方を少し歩いた。上の写真は…

  • 2024年 元日の風景

    元日の朝 元日の朝、すなわち元旦。朝は6時に起きて、家の者よりひと足早く城跡に初日の出を眺めに行った。大和郡山城には柳澤神社という柳澤藩ゆかりの神社があり、天守台から初日の出を拝んで、ついでに初詣もして帰れるというわけだ。 通り道にあるお寺の金言を見ると、年が改まって変わっていた。去年の最後2回は仏教色の強いことばだったのだが、今回はうって変わってプーさんの言葉らしい。「クマのプーさん」は小さい頃読んだが、この言葉は記憶にない。私の頭に残っている物語の中のプーさんのイメージには合わない気がするのだが、どうなのだろう。 お寺の金言も新バージョンに 神社の方に向かうと、初詣の方々が歩いている。時刻…

  • 年の暮れの京都を歩く ~ 鴨川の水鳥編

    2023年も終わる 2023年も終わる。大晦日の今日は遠出することもなく、朝の散歩と買い物くらいで、1日過ごした。 というわけで、今日は昨日の京都の続きで、鴨川の水鳥編。鴨川にそれほど水鳥が棲んでいるイメージはなかったのだが、意外と種類が多く、昨日紹介しきれなかったので、今日まとめて写真を上げることにした。 突然話は変わるが、鴨川といえば、私が中学生くらいの頃にかぐや姫の「加茂の流れに」という曲が出ていた。私の年代はいわゆる「フォークソング世代」で、ギターのコードくらいは押さえて弾ける人間の比率がいちばん高い世代だと思うが、周りの者がよく弾いて歌っていたのがこの曲だった。「加茂の流れに」はシン…

  • 年の暮れの京都を歩く

    今年もあと二日 今年もあと二日となった。ここ数日春先のような気候で昼間は気温が上がるようだが、奈良盆地の朝はやはり冷える。朝の散歩で、道の脇の空地の草の上に霜が白く降りていた。 草の上に霜が降りている 線路をあずき色の近鉄電車が走っていく。乗客はほとんど乗っていない。行き先表示を見ると天理行き普通列車。 人の少ない朝の電車 京都へ 今日は電車で出かけようと、思い立ったのが京都方面。私は大阪の方にはときたま出かけるのだが、京都にはほとんど足を運ばない。あまり土地鑑もないのだが、今日は京都を歩いてみようと思った。思い起こせば、もう40年以上昔だが、大学受験の結果次第で京都にある大学(京大ではなく、…

  • 2023年 初冬の風景⑨

    年の暮れ 世間一般も、今日ぐらいから休みに入る所が多いようだ。公共の施設などはもう少し前から休みのところもある。今朝は7時半頃から朝の散歩に出かけた。いつも仕事の行き帰りに通っている公園をゆっくり歩く。通勤モードではないので普段見ていないものも目につく。 街路樹のクロガネモチが赤い実をつけている。新緑のような葉の色をしているので、赤い実との色の対照が鮮やかだ。 クロガネモチ 公園の散策路脇の紅葉がまだ少しだけ葉を残していた。やはり赤い色というのは目につく。 まだ残る紅葉 紅葉と遊歩道の反対側の木が白いつぼみを付けていた。たしかここに咲いていたのはモクレンだったはず。早春に咲く花だが、もう開花の…

  • 2023年 初冬の風景 ⑧

    年の暮れ 年末年始の休みに入った。週4日の軽い仕事なのだが、朝の7時台に家を出る生活から解放されるのはうれしい。今朝は7時半過ぎから近所を散歩する。この時間になると日の出の遅い季節でもすっかり明るくなっている。空には秋のような雲。 青空に秋のような雲 頑張って咲いていた朝顔がすっかり枯れてしまったので、貯水池の脇の空き地から色がひとつ減った。池にはカモが数羽。コガモばかりだ。11月頃にはカルガモとハシビロガモが泳いでいたのだが、どうしたのだろうか。 コガモ 近鉄の線路を越えて少し長めの距離を歩いた。葉をすっかり落とした梢にダイサギがとまっている。脚が木から真っすぐ突き出ている棒のようにみえる。…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2023年 其の八

    奥田英明『空中ブランコ』 今日は今年最後の読書の話題。最近読んだ2冊の本の感想を。 まずは奥田英朗の『空中ブランコ』。 20年ほど前の直木賞受賞作。題名は知っていて、ブックオフで目にとまったので買った。初めて読む作家で予備知識はまったくない。 目次を見て短編集であることを知り、最初の「空中ブランコ」を読み始めて、ドタバタ調のユーモア小説であることを知った。私は昔から笑いの文学は好きで、子どもの頃から、夏目漱石の初期の作品や北杜夫の独特のユーモアのあるエッセイや小説、筒井康隆の作品など、好きでよく読んでいた。 『空中ブランコ』の各短編は、ドタバタ調だが、筒井康隆の初期の作品のような破壊的な乾いた…

  • 2023年 初冬の風景 ⑦

    12月24日 12月24日はクリスマスイブだが、あまり関係ない日常を送っている。朝は日曜日なので、城跡から堀端の道を抜けていく少し長めの散歩コースを歩いた。3㎞くらい歩くので、体が温まっていい。城址会館の前の紅葉はすっかり葉を落としたが、柿の実はまだなっていて、鳥の鳴き声が聞こえる。 柿の実 城址会館から、本丸跡の裏側を堀をはさんで回っていく遊歩道が、ここ数年工事中だったのだが、工事が終わって通れるようになっていたので歩いてみた。芝生の広場や資料の展示館などもでき、これからさらに整備されるのだろう。大和郡山城は、本丸跡や天守閣跡の石垣もきれいに残っているのだが、日本100名城には選ばれておらず…

  • 2023年 初冬の馬見丘陵公園

    氷が張る朝 土曜日の朝。冬至は過ぎたが、寒さはこれからが本番だ。7時半頃から朝の散歩に出かけると、池に氷が張っていた。朝の最低気温は氷点下になっていたようだ。 氷が張る池 ここのところ散歩コース脇の貯水池に水鳥の姿があまり見えなかったが、今朝はカモの群れが泳いでいる。みんなコガモだった。去年の冬はハシビロガモが多く、暖かい季節はカルガモが占拠しているのだが、この池の鳥たちの勢力は入れ替わるようだ。 コガモ 貯水池の上の電線にはスズメが体を寄せ合うようにしてとまっている。電線にスズメといえば定番の風景だが、その数も近年減っているという。 電線にスズメ がんばって咲いていたアサガオの最後のひと花も…

  • 師走の天理を歩く

    寒波 寒波がきて気温がぐっと下がるという予報。今日は木曜で仕事休みの日なので、いつもより遅く7時半頃から朝の散歩に出かけた。風があり寒い。氷が張っているかと思ったが、まったくその気配はなかった。まだ朝の冷え込みは真冬並みではないということだろう。 いつもの風景。この散歩コースを歩くと、いつも家の前にいる三毛猫君。 いつもの三毛猫 遮断機が下りて近鉄電車が通り過ぎるのもいつもの風景。黄色と白のツートンカラーの近鉄特急ビスタカー。 近鉄特急が通り過ぎる 天理を歩く なぜか年の暮れになると、天理の町を歩いてみたくなる。天理といえば天理教の町。秋にバイクで通った時は布留川沿いの通りの銀杏並木が美しかっ…

  • 2023年 初冬の風景 ⑥

    日の出が遅くなった 日の出が遅くなってきた。今朝の奈良の日の出は6時59分で、今から冬至を過ぎて1月上旬までまだ5分ほど遅くなる。逆に日の入りはいちばん早い時期を少し過ぎて、遅くなりつつある。日の入りがいちばん早い時期と日の出がいちばん遅い時期が、冬至から2週間ほど前後にずれてるというのは、結構知らない人が多い気がする。 朝の散歩は6時50分頃に家を出て歩く。東の空が明るくなっていく。 東の空が明るく 貯水池の横の朝顔も、ついに花が開いているのがひとつだけになった。なぜかこの花だけが生命力がある。年を越さないだろうか。 最後の一輪 ガマが生えている空き地の横を通ると、ガマの穂がすっかりはじけて…

  • 2023年 初冬の風景~水鳥編

    平城宮跡へ 昨日の続きです。 けいはんな記念公園を出て、ちょうど平城宮跡が帰り道になるのでちょっと寄ってみた。思えば、平城宮跡のすぐそばの西大寺駅前で安倍元首相が銃撃されたのがおよそ1年半前だが、はるか昔のような感じがする。 平城宮跡はイベントがある時以外、人出が多くないのが常だが、この日は特に人が少なかった。ちょうどおん祭りの行列が歩いている時間帯だったこともある。青空の下に復元された大極殿の姿が見える。 大極殿 水上池の水鳥 通りを渡って、宮跡の北にある水上池の方にも行ってみた。ここは水鳥の観察スポットなのだが、カメラを持って歩いておられる人はほとんどいなかった。珍しい鳥を見られる時期では…

  • 2023年 初冬の風景 ⑤

    急に寒く 今日から急に寒くなった。まあ、これが冬の気候という感じだ。朝の散歩は7時半頃から城跡を抜けて堀端の道という日曜日のお決まりのコース。城跡の紅葉も先週はまだ残っていたのが落葉して枝だけが見えている。紅葉の横に咲いていたピンクの山茶花だけが冬景色に彩りを添えていた。 ピンクの山茶花 水鳥が多くいる堀では、先週少しカモの数が減っていたが今朝は元に戻っていた。相変わらず遊歩道の近くにいるのがヒドリガモにハシビロガモ。 カモたち けいはんな記念公園 今日は春日若宮おん祭りの中心神事の中でも、いちばんのハイライトであるお渡り式が行われる日だ。奈良市の中心街を通って行くので観に行こうかと思ったが、…

  • 2023年 初冬の風景 ④

    朝の風景 土曜日の朝。7時を過ぎても曇り空のため、外は薄暗い。昨日の天気予報は朝から雨だったが、なんとか午前中は降らずに持ちそうだ。7時半頃から朝の散歩に出かける。散歩道の脇の木立から鳥の声が聞こえる。モズだ。モズは他の鳥の声をまねるのがうまいので「百舌鳥」と書くらしい。最近ネットで知った知識だ。ちょっと離れた場所にいたので、デジカメではクリアに撮れていない。 モズ 貯水池の横にはハクセキレイ。ハクセキレイは散歩コースの池の周りにいつもいるので撮りやすい。 ハクセキレイ 散歩コースの畑の横に1本だけ山茶花の木がある。真冬にはそこだけ赤く染まったようになっているのだが、まだつぼみが多く。やっと少…

  • 2023年 初冬の風景 ③

    12月14日 今日は12月14日。何の日と言われて、赤穂浪士の討ち入りの日と答えられるのは年配の人だろう。昔はこの日になると、必ずテレビで忠臣蔵の時代劇が放送されたものだが、いつごろからか見られなくなった。今の若い世代で忠臣蔵と言ってピンとくる人は少ない。かく言う私も、子供の頃、忠臣蔵のストーリーには何か納得し難いものを感じていた。事の顛末を単純化すると、殿中で短気な殿様が癇癪を起して、やにわにじいさんに斬りつけて怪我を負わせ、その罪で切腹させられたのに、家来が斬りつけられたじいさんの屋敷に殴り込みをかけて仇討ちするなんて理不尽ではないかと。まあ、刃傷沙汰に至るまでには伏線があるのだが、子供心…

  • 私の読書 ~ 最近読んだ本 2023年 其の七

    道尾秀介『カラスの親指』 今日は久しぶりに読書の話題で、最近読んだ2冊の本の感想です。 1冊目は道尾秀介の『カラスの親指』。 道尾秀介の本は、10年ほど前に『ソロモンの犬』を読んで以来2冊目だ。『ソロモンの犬』がいまいちだったので、次を読むことをしなかったのだが、久しぶりに読んでみようと思い、ネットで評価が高かったこの本を買ってみた。 読み始めは、なかなかいい感じ。主人公の武沢と相棒のテツの詐欺師のコンビの話はテンポよく進み読みやすく、小さなミスリードを誘う表現が随所に散りばめられており、それもうまく決まっていて、どんどんページをめくりたくなる。武沢たちがヤミ金組織からどう身をかわすかといった…

  • 南郷水産センター

    南郷水産センター 今日は平日で話題もないので、一昨日の土曜日に立ち寄った南郷水産センターのことでも少し。 南郷水産センターは、瀬田川の南郷洗堰横のアクア琵琶から、道をはさんで向かいにある。ずっと以前に1回だけ入ったことがあるのだが、そのときの印象が「結構ショボい」だったので、ずっとアクア琵琶まで来ても足を向けていなかったのだが、この日はふと入って見たくなった。「魚と遊べるパラダイス」というのがキャッチフレーズの「魚のテーマパーク」ということになっている。入場料は大人400円、子ども200円で、この種の施設の入場料としては安い。 かなり敷地は広い。入口から入ってすぐ右手に水産資料館という建物があ…

  • 2023年 初冬の風景 ②

    日曜の朝 昨日に引き続いて穏やかな初冬の朝。7時半頃から、城跡、堀端の道というコースで朝の散歩に出かけた。紅葉はもう盛りを過ぎているが、木によって差があるのか、今が見頃と言った感じに染まっている木もある。 紅葉している木 柿の実がなっていて、鳥の声が聞こえる。甲高い大きな声はヒヨドリ。それからメジロもいる。大きさはかなり違うが、ヒヨドリやメジロは甘いものが好きだという共通点がある。 柿の木にメジロ 公園の横を通る。今は工事中だが、山茶花の木は残っている。そろそろ赤い花が咲きかけてきた。この公園の山茶花はいつも春先まで咲いている印象がある。 山茶花がそろそろ 堀のカモは、なぜか先週より数が減って…

  • 初冬の琵琶湖方面へ

    あたたかい週末 今日は気温が20℃近くまで上がるらしい、あたたかい週末となりそうだ。少し遅めに、7時半頃から朝の散歩に出かける。散歩コースの広めの池にカイツブリが5羽ほど泳いでいた。カメラを向けるとすぐに水に潜るのだが、隙をついて1枚。 カイツブリ 道の脇のフェンスの網目から顔をのぞかせるようにして、赤色の花が咲いていた。マツバギクの一種だろうか。今ごろ咲くのかと思った。冬景色の中で、そこだけやけにくっきりとした色が際立っていた。 マツバギク 目の前の線路を近鉄特急が走り去っていく。朝の7時台ということで観光シーズンでもないし、乗客はほとんど乗っていない。近鉄特急も、昭和の黄色と青を基調にした…

  • 初冬の奈良公園を歩く

    穏やかな朝 今日は木曜日で仕事は休みの日。今週後半は気温も上がり穏やかな気候が続きそうだ。新聞で前日の最高気温と最低気温を見ると、その横に平年との差がプラスマイナスで記載されていて、それを見ると平年並みがどれくらいかが分かる。12月上旬の奈良の最高気温は13℃くらいで、まだまだ冬本番はこれからという感じがする。 朝の散歩風景の写真を何枚か。まず貯水池の縁にとまっているダイサギ。 貯水池のダイサギ 散歩コースの道の脇の畑にはミカンが植えられている。柑橘類は種類が多い。これはデコポンのようだ。名前の印象もあるが、ちょっとおもしろい形をしている。 デコポン 空き地のアサガオの花がまだかろうじて残って…

  • 紅葉2023 竜田川

    三室山の紅葉 一昨日の土曜日の続きです。 信貴山を龍田川のところまで下りると、川べりに散策路が整備されている場所があり、そこが竜田公園。バイクを置き、まず竜田公園の横にある三室山に登った。山というより小高い丘というくらいの場所だが、ここが竜田公園と並んで春は桜、秋は紅葉の名所となっている。ちょうど見ごろに紅葉していて山を赤く染めていた。 三室山の紅葉 もう12月というのに、紅葉した葉の上にタテハチョウがとまっている。紅葉とチョウの組み合わせというのは珍しいと思って1枚。 紅葉とチョウ 竜田川の紅葉 三室山を下り、竜田公園に入って散策。紅葉見物の人はちらほらいるくらいだった。散策路の両側に紅葉が…

  • 2023年 初冬の風景 ①

    師走 12月に入ってもう初冬。ここから年の暮れるまでが早い。 日曜日の朝。7時過ぎから朝の散歩に出かける。城跡から堀端の道というコースを歩く。城跡の紅葉は先週いちばんの見ごろと言う感じで、少しだけ盛りを過ぎかけた感じはあるがまだきれいだった。 城跡の紅葉 これからの季節の花といえば山茶花、水仙。途中の小さな公園に白い山茶花が咲いていた。まだ咲きかけで、つぼみの花も多いのにすでに花びらが散っている。 白い山茶花 堀端を歩くといつものヒドリガモにハシビロガモが泳いでいる。デジカメをポケットから取り出すと、カモが集まってくる。たぶんエサをやっている人がいるのだろう。集まってくるのはこ2種類だけで、マ…

  • 紅葉2023 信貴山朝護孫子寺

    信貴山朝護孫子寺の紅葉 12月に入ると紅葉シーズンもそろそろ終わりという感じになる。去年に続いて、信貴山から竜田川という、比較的私の家から近いところで締めくくることにした。 まず、信貴山朝護孫子寺から。バイクで国道25号線を西に進み、竜田大橋を渡った道が4方向に分かれているところを直進し、県道236号線に入ると、すぐ信貴山だ。山道を走ると、両側の木々が赤く染まっている。バイクを置いて開運橋を渡ると朝護孫子寺に着く。 開運橋 参道を歩くと、紅葉はちょうど見ごろか少し盛りを過ぎたくらいだった。下の写真は仁王門の横の紅葉。きれいに真紅に染まっていた。 仁王門と紅葉 名物の大寅も、今日は土曜日だったの…

  • 紅葉2023 馬見丘陵公園

    朝の散歩 木曜日で仕事が休みの日。いつもより遅めの7時20分頃から朝の散歩に出かけた。もう晩秋から初冬と言っていい風景。土の色が見えている田んぼの上にケリが一羽立っていた。土と同じような色をしている。 田んぼにいるケリ 貯水池の横の空き地に咲いている朝顔の花がまだ少し咲いていた。例年12月の初め頃まで最後の花が残っている。 まだ残る朝顔の花 馬見丘陵公園の紅葉 紅葉シーズンもいよいよ終わりに近づいている。紅葉は、いわゆる名所と言われている場所以外でもきれいなところがたくさんある。今日は家から近い馬見丘陵公園に足を運んだ。ここはどの季節に行っても花がよく手入れされて美しく咲いているが、秋の紅葉も…

  • 2023年 晩秋の風景 ⑦

    冬鳥 先週は紅葉シーズンのいちばんの山場だったので、頑張って仕事が休みの木曜、土日と遠くまで足を運んだ。月曜から水曜は朝の散歩くらいしか話題はない。いつもの散歩コースだが、今年初めてジョウビタキを見かけた。冬鳥だが、いかにも日本の里山の鳥といった暖かい落ち着いた色をしている。 ジョウビタキ 宇治市植物公園 他には特に話題もないので、先週行った宇治市植物公園の温室に咲いていた花の写真を数枚。 まず、「ガジュマル」。明るい朱色でいかにも熱帯といった感じが漂う。 ガジュマル 次は「アルカンタレア オドラタ」。聞きなれない名前だが、脇にこのような掲示があった。 10年に1度! 10年に一度しか咲かない…

  • 紅葉2023 壷阪寺

    壷阪寺へ 土曜日に行った湯の山温泉編を2日に分けて書いたので、今日は昨日の日曜日のできごとを書きます。 11月も終わりに近づき、紅葉シーズンも終盤。湯の山温泉に続いて、今までに行ったことのない場所と思い、壷阪寺に行くことにした。春先には来たが、紅葉シーズンに足を運ぶのは初めてになる。壷阪寺は見どころ満載の寺で、写真撮影などもオープンなので絵になるところが多いが、今回は紅葉中心に。 壷阪寺の猫と犬 入山受付を済ませ中に入ると、寺で飼われている猫が気持ちよさそうに3匹、戯れていた。3匹とも茶系統の毛色の猫。かわいがられているのだろう。 壷阪寺の猫 旧慈母園の建物の横には柴犬が2匹。横に番犬なので近…

  • 紅葉2023 湯の山温泉 ~ 其の二

    湯の山温泉の紅葉 昨日の続きです。 三岳寺から温泉街の方へ、旅館の裏通りのようなところを下りて歩いていった。天気がよくないということもあって、散策している人はほとんどいない。廃業した宿泊施設も多く、窓ガラスが割れ、中に物が雑然と置かれているのが見える建物もある。ただ、そういった空間も、紅葉はきれいに彩っている。 裏通りの紅葉① 雨は傘が要らないくらいの小降りだが、ずっとやむことがなく気温も低い。御在所岳にロープウェイで登っていった人たちもいたが、山上はもっと寒く天気が悪いのではないかと思った。 裏通りの紅葉② 苔が生えた地面の上に紅葉の葉が落ちている。湯の山温泉の紅葉はこれだけ美しいのに、訪れ…

  • 紅葉2023 湯の山温泉 ~ 其の一

    湯の山温泉へ 今日は四日市の方に行く私用があったので、早朝に家を出、湯の山温泉に寄って紅葉を眺めていくことにした。湯の山温泉は近鉄の週末フリー切符で3月に来て以来で、紅葉の季節はもちろん初めてだ。 四日市までは、急行で八木と伊勢中川で2回乗り換えるだけなので、特急を使わなくてもそれほど時間は変わらない。伊勢中川の乗換案内の電光掲示板を見ると、近鉄電車の守備範囲の広さを実感する。 伊勢中川で乗り換え 湯の山温泉駅で降りたら、小雨が降っていた。傘が要らないほどの降りだが、雨は予想していなかった。まあ、ここまで来たのだから紅葉を見て行こうと、御在所ロープウェイ前行きのバスに乗った。車窓からも、木々が…

  • 紅葉2023 宇治 ~ 其の二

    宇治の紅葉 昨日の続きです。 宇治公園から朝霧橋を渡って対岸に出ると、宇治神社、宇治上神社があり、そこからさらに少し歩くと源氏物語ミュージアムがある。このあたりの紅葉が美しかった。 まず、宇治上神社の朱塗りの鳥居にかかる紅葉。 朱塗りの鳥居と紅葉 源氏物語ミュージアムの前の紅葉は、真紅というより、オレンジ色に近く染まった葉が多い。明るい感じがしてなかなかいい。個人的にはこの色が結構好きだ。 オレンジ色に染まる 結構写真も撮ったのだが、後から見るとあまり変わりばえしない。せっかく撮ったのでもう1枚。これもオレンジ色がかった紅葉。 これもオレンジ色に 真紅の葉も1枚。染まり方が違うのは、種類が違う…

  • 紅葉2023 宇治 ~ 其の一

    紅葉が進む 今日は勤労感謝の日で祝日。木曜日は普段から仕事休みの日なので、祝日と重なるとちょっと損したような気分になるがしかたない。今日の朝の散歩は城跡から堀端の道という少し長めのコース。 10日ほど前に歩いた時はまだ紅葉が進んでいなかったが、今朝見ると城跡周辺のかえでが赤く染まっていて、まさに見ごろになっていた。 紅葉が一気に進む 追手門の横の追手向櫓の横にも紅葉、なかなか絵になる。ちなみに2枚並べた下の写真はほぼ同じアングルで3月27日の桜の季節に撮ったもの。季節が違うと風景の色合いも一変するのだった。 追手向櫓と紅葉 3月27日の追手門櫓 青葉が赤く染まりかけている状態もそれはそれでいい…

  • 2023年 晩秋の風景 ⑥

    朝の風景 ここ数日は、平年並みの11月末という感じがする。平年並みと言っても、ここのところ、秋になっても季節外れの暑さが続いたりして、平年がどうだったか分からなくなってしまっている。 月曜日から水曜日は仕事なので、朝の散歩の風景くらいしかブログに書くことがないが、目に付いたものをいくつか。 まずは散歩コースの道の横の紅葉。いつの間にかいい色に染まっていた。ちょっとよそ見をしているうちに、季節は移っていく。 散歩コースの紅葉 ガマの穂の爆発。フランクフルトほどの大きさのガマと、それよりずっと細いヒメガマが同居していて、はじけているのは、だいたい大きなガマの方だ。 ガマの穂の爆発 用水路の脇から、…

  • 2023年 晩秋の風景 ⑤

    穏やかな日曜の朝 今日は昨日とは変わって穏やかな気候の日曜となった。日中も暖かく感じられたが、昨日が寒すぎただけで、これで平年並みといったところだろう。6時半頃から朝の散歩で近所をぐるりと一周、散歩の終わりごろには太陽が顔を出す。 朝焼けの空 ずっと頑張って咲いていたアサガオも、少し元気がなくなって来た様子。去年も一昨年も12月上旬まではなんとか花が残っていた。もうひと頑張りするのか。 まだ残るアサガオ 晩秋のファミリー公園 今日は午前中に用事があって、午後から時間が空いたのでちょっとひと歩きしようとファミリー公園に足を向けた。あまり季節の花が咲いている公園ではないが、この前来た10月末と比べ…

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