猫のひげ立派に見えて冴返る 寒戻り一気にすするうどんかな 寒戻りピリリときめき感じけり 寒戻り喉に焼芋つまりけり 冴返るコーヒーの香の尖りけり 寒戻る餡子を舐めたるスプーン 柊にさえかへりたる月夜かな 内藤丈草(江戸時代の俳人) 立春大吉雪國に雪ふりしきる 長谷...
朝起きて今日一日を始める深呼吸をします。目覚めにコーヒーか紅茶を飲みます。武井武雄、谷内六郎の絵。宮沢賢治と新美南吉と浜田広介と小川未明の童話。あと10年、80歳まで元気で生きれたらバンザイです。
猫のひげ立派に見えて冴返る 寒戻り一気にすするうどんかな 寒戻りピリリときめき感じけり 寒戻り喉に焼芋つまりけり 冴返るコーヒーの香の尖りけり 寒戻る餡子を舐めたるスプーン 柊にさえかへりたる月夜かな 内藤丈草(江戸時代の俳人) 立春大吉雪國に雪ふりしきる 長谷...
春立つや耳奥に若き日の音 春立つや耳奥にゲーセンの音 19歳の時、クラスメイトだった親友のアパートに田舎から布団と身の回りの物を詰めた段ボール箱を1つ送って転がり込みました。以前にも書いたことあるのですが、今朝方に夢うつつに思い出してから眠れずで、5時間ほど寝たか...
節分や鬼かぶりつく恵方巻 豆撒や鬼の先生追ふ園児 「福は内」畳に父が飴を撒く 子どもの頃、夜になると近所の家々から、豆を撒く「鬼は外、福は内。」と、父親の声が聴こえ始めて子どもらのキャッキャと言った賑やかな声がしていました。 我が家も、病気がちだった父がこの夜は元気...
蝋梅の香に古を想ひけり 朝の目覚めのあんぱんや明日の春 粗茶なれど濃きかをりや明日の春 朝、甘いものを食べると早く脳みそが動くと言うのを聴いてからは甘いものを少し朝食の前に濃いお茶を淹れて食べます。 動いてるかな?(ノ´∀`*) 昨夜はまたおかしな夢を見ました...
寒鰤やちょいと肴で握り寿司 刺身で握り寿司を作ってみました(^^♪ サーモンは秋の季語のようです。イカは、イカだけでは季語にはならないようです。「イカ釣り船」とか、合わせて季語になるようです。 気管によく物が引っかかります。水やお茶でも。(;^ω^) 何度も咳き込ん...
写真はフリー写真からですが。先日、ニュースで伊豆シャボテン動物公園のカピバラたちが気持ちよさそうに湯に浸かっていたのを見て♪ 鼻の下が長くて、のほほんとした顔のカピバラって、癒されますね。春になったら、久しぶりに動物園に行ってみたいです(^^♪ 待春を振る振る鍋や町中華 ...
春を待つ犬の毛並みの艶々と 先日、こんな夢を見ました。 何故かアメリカに居てバイトをしているのです。 そのバイトの内容が実に変っていました。 老犬の思い出にと、私と老犬とツーショットの写真を、老犬の主人が写すわけです。夫婦であったり独り身であったりしますが何れも年配者や老...
不思議なる絵本の夢や春隣 3,4日前に不思議な絵本の夢を見ました。 それはどこかのローカル電車に乗っていた時のことです。 向いの座席に、お爺さんと4,5歳の孫らしき男の子が座りました。 男の子は、買ってもらったばかりのような、まだ包装紙に包まれた四角い大きな硬い本らし...
ナッツをたくさんトッピングしてみました♪ チョコとクリーム、2つくっついたコロネパンです。 香ばしく ストーブの上 餅焼けて 語りかけくる ぷっくりぷくら 里芋の 焼けて小鳥の 声のごと ピーチュルチュルル ピーチュルチーチ ジャガイモ、サツマイモも鳴くけど小鳥には似て...
待春や店に並べる輪島塗 昨日、ニュースで東京の何屋さんだったか、棚に輪島塗を並べてるのを見て。 立ち食ひの暖簾くぐれば春隣 春近し立ち食ひそばの搔き揚げよ 昨夜は8時間ほど寝て5、6時間は眠れたかな? 1,2時間おきにトイレに起きて、すぐ寝つける時もあるけど。な...
風花や吾待ち君は露天風呂 相変わらず睡眠障害の私は昨日、こんな夢を見ました。 肉吸い(肉うどんの、うどん無しみたいなもの)で有名になった食堂の大将になっていました。花月だか新喜劇の近くにある食堂です。昨日、ネットのニュースで吉本興業を見たせいもあります。意外とオンボロ...
山茶花の三寒四温咲き残り 昨日、北風に吹かれながら村の神社に寄ったら山茶花がまだ少し咲き残っていました。 山茶花は初冬の季語です。三寒四温は晩冬の季語です。季重なりになるのかもわかりませんが詠んでみたでがんす。 タイトルの句は、先日の日曜日に「小さな旅」を見て詠みまし...
朝食は八等分の冬りんご 星めぐりのうた聴きつつ冬林檎 宮沢賢治作詩作曲の「星めぐりの歌」です♪ いろんなバージョンがユーチューブにたくさんアップされていますね。全部はとても見きれません。 震災から1年後賢治のふるさとで「星めぐりの歌」大合唱 りんごが甘くて美味しいで...
待春や焼きおにぎりの不揃ひよ 風邪に似た症状がずっと続いていたのがようやく治まって来た。咳がまだ少し残ってるけど、眠くてたまらないのは治って来たようだ。眠くて眠くてたまらなかったのはそれだけ体力がなくなっていたのかもしれない。食欲も少し落ちて痩せたかな? 大好きなコー...
むなしさをコツンと割るや寒卵 待春や懐かしさ沁む玉子丼 子どもの時、初めて食べた丼が玉子丼でした。 小1の冬休みだったと想い出します。 いつも一緒に遊んでた面倒見のいい小6のガキ大将に誘われて町に出かけました。「120円あったら食堂でご飯を食べて、デパートの屋上遊園...
年移る布で囲はれしハチ公 大晦日の渋谷の様子をニュースで見ていました。 布かはわかりませんでしたけど、ちょうど写真のバックにあるような囲いでハチ公は、すっぽりと覆われていました。そうしなけりゃならないほどハチ公前の広場は混雑するのでしょう。 高僧の頭の照りや除夜の鐘...
咳はないけど、ずっと風邪の症状に似た状態が続いています。 今日は少しマシなのでやる気を出しました。正月が来るから今日は買い物にも行かねばと思っています。年越しそばと、ちょっとフンパツして上等な酒も。\(^o^)/ 生姜湯を飲んだカリバの走りかな 全国女子高駅伝は、まれに...
冬至南瓜ごろごろ入れし饂飩かな このところ寒いから手軽に温まるうどんをよく食べます。スーパーで売ってる茹でた袋入りのものです。 時間をかけて煮込んで柔らかくなったのが好きです♪若い時はこしのあるのが好きだったけど、齢のせいでしょうか。((´∀`*)) 昨日、南瓜を買っ...
静々とリフトに乗りしうつ田姫 冬の季語、冬をつかさどる「うつ田姫」で詠んでみました。 絡み合ふ葱と牛肉なまたまご 三位一体たまごと肉と葱と 「葱」が冬の季語です。 写真はうどんですが、すき焼きの時なども肉と葱を一緒に生卵につけて食べるのが最高です♪お互いに旨味を引き立...
年賀はがき絵柄あれこれ考へり ガンダムやアンパンマン、ドラえもん、ピカチュウ、アトムなど毎年あれこれ交代で日本のアニメキャラクターを使えば、記念に買う小中高生も出て売り上げが伸びると思う。いつもスマホで新年の挨拶してる子が、はがきで初めて書くという新鮮さに「いいじゃん♪」...
昭和の香レトロ喫茶のドライカレー 昨日は朝から頭がハッキリせず、一日中ボーっとなったままでした。気温の急激な変化の影響かな? 更新の気力も起きず、気晴らし、気分転換にユーチューブを見ていました。タイトルの句の「エモい」は、ユーチューバーがよく言うのを見て。(* ̄- ̄)...
飲み屋へと後押ししたる虎落笛 虎落笛バリバリ猫が爪を研ぐ 虎落笛ボロボロ零るる菓子パン 天を向く鮪の兜大いなり ノーテンの稀少部位なる鮪かな 鼻鳴らし猫の喰ひつく鮪かな マグロが冬の季語です。 飼ってた猫は、マグロやカツオが大好物でした。 酒の肴にスーパーで買...
着ぶくれて齧るトースト落しけり アボカドを半分スプーンで掬って載せて、マヨネーズを今にも踊りだしそうに、ショパンのピアノ曲をイメージして華麗にかけてみました。ワルツですね(^^♪ 冬温し肉球さらけて寝る猫 冬温し陽を避け猫が影で寝る たま風や猫の打ちたるキーボード ...
これは先日の朝です。今朝は残ってたキャベツを千切りにして挟みました。マヨネーズをかけて。(*´σー`)エヘヘ今日は年金支給日だからちょっといいもん食べまひょ♪ 捲ること忘れしままの古暦 そんなことありませんか?毎年のようにどこかに捲り忘れたままにあります。トイレに掛け...
賑やかにでんとどっしりおでん鍋 この中の誰が主役だおでん鍋 けったいなちくわぶもありおでん鍋 スーパーで、ちくわぶを見たことがあるから関西でも今は、おでんに使ってるかもしれませんね。 人気ランキングは、大根、たまご、牛筋でしょうか?いやいや、意外と、ちくわも目立たず...
ぺチカの火ゆらゆらブラックコーヒー 冬の朝アチアチつつむマグカップ ひとり居の心置きない嚏かな 嚏して部屋すっきりと整然と 雨が止んで、いい天気になりました。 12月も日が経つにつれ、気が何となく忙しくなって行きますね。 クリスマスが終ると、あっという間に晦日にな...
手袋を脱いでさすりし君の頬 冬の海きみは飛び込む我が胸に スーパーの閉店困る老いの冬 手袋や昭和のデイト純喫茶 純喫茶という響きが懐かしく、昭和を感じます。 減ってるけど今でも看板に残してるのを見ることがあります。 ちょっと怪しげな、アベック喫茶、同伴喫茶というの...
一人居に蜜柑の明るい色かな 偽りの商品多し冬の風 これ、大きくないよ。( ノД`)袋の大きさを想像してたのに。 「大きな焼きおにぎり」というのも。ゼンゼン大きくないよ。 むしろ小さいくらい。よくもまあ「大きな」と付けられたもんだ。(ノ´∀`*) 買ってこっちが恥ずかしい...
ポテサラの朝の冷たき作り置き ポテサラを作ってみました♪ わりと上手く出来たけど、ゆでたまごが、、!( ノД`)上の方にあるやつ。 つるんと剥けずに、凸凹。(ノ´∀`*)デコボコすぎるやろ (;^ω^) 北風とマネキンの恋ウインドー 来週あたりから12月らしい寒さ...
背を丸め屋台ラーメン空っ風 吾の手をかじかむ君の手に重ぬ マフラーの吾待つ君の二重巻き 相変わらずの妄想劇場です(^^♪ 昨日は病院が混んでいて普段の倍近い待ち時間でした。 金曜日ということもあったけど、十二月は混むのかもしれません。(*´Д`*)でも、これでもう年...
ラブラブの二人で一つのマフラー 若いとき、長いマフラーが流行ってた頃がありました。 永島慎二の漫画に、カップルが肩寄せて一つのマフラーをして歩いてる場面を見て憬れたことがあります。(*´艸`*)仕事の帰りに一度だけ巻いて歩いたことがあります。繁華街に入って恥ずかしくなって...
茹でたての色青々とブロッコリ 冬の季語「ブロッコリー」で詠んでみました。 俳句では「ブロッコリ」でも良いようです。 今朝、茹でてパンとコーヒーで食べました。ブロッコリーはすぐ傷むのでこれ全部みな食べました。(^O^)マヨネーズをかけて♪ 冬うらら老いの洋菓子作りかな ...
布団たたまずに出て行く旅館かな ベッドから重たき布団すべり落つ ふるさとへタイムトンネル布団なり 「布団」が冬の季語です。(^O^) ニトリの重たすぎる布団に振り回されています。 一枚でも重いのに、寒いから二枚です。( ノД`) (*´σー`)エヘヘ滑り落ちそうになっ...
鼻水をすすってすするうどんかな 鍋焼うどんのふやけし衣かな 出前来し鍋焼うどん残業す 「鍋焼うどん」が冬の季語です。 鍋焼きうどんを見ると、二十代の若い頃を思い出します。 残業のとき、親方がとってくれたのがいつも鍋焼きうどんでした。会社の近くにあった「力餅食堂」の大将...
白息の溶け込むうどんの湯気かな 【子季語】 白息 【解説】 冬の朝、気温が低くなる時間帯になると、吐く息に含まれる水蒸 気が冷やされて、白く見えること。 今日は「息白し」で詠んでみました。 今朝は昨日の朝よりも寒くて、起きるのが遅くなりました。 (*´σー`)エヘヘ朝ご...
祖母の手の今川焼の温みかな おにぎりに語る一人居冬の夜 短景の踏切過ぎし電車かな 【子季語】 日短、日短し、日つまる、暮早し、暮易し、短景 【解説】 冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。 「日短」は、4文字...
今日は冬の季語「焼芋」で詠んでみました。(^^♪ 昔は焼けるように石などセットしたリヤカーに、煙突つけて売り歩いていたおじさんをよく見かけました。冬空に、優しい音色のポーポーといった音が今では懐かしく耳の奥に残っています♪ 焼芋屋止める乙女のポージング 「石焼き芋」買ひ...
真ん中に納豆ごはん玉子載す 納豆を混ぜる回数魯山人 納豆の糸切る身ぶり志村けん 納豆が冬の季語です。 魯山人は424回混ぜたとか。ほんまかいなァ~(ノ´∀`*) 志村けんの納豆を混ぜる芸はぴか一です♪ 食べてると匂い嗅ぎ来るうちの猫 鼻に皺よせコーヒーにでも どれど...
猫戻る聞き間違ひの落葉かな 飼ってた猫のことあれこれと思い出して詠んでみました。 亡くなる一年半前頃に彼女が出来て、それから亡くなるまでの期間が一番しあわせな時間だったと思います。 カリカリを食べていても常に耳をそばだてていて、彼女の気配を感じとると「あっ、彼女だ!」...
鈴懸の実に過ぎし日の恋しのぶ プラタナス散れば青春の歌かな 青春のダッフルコートとふになく タイトルで「ははーん。はしだのりひこ&シューベルツの風だな。」とわかった人もいるでしょうね。(*´σー`)エヘヘ 17歳の頃にヒットしてた歌です。この頃はヒット曲が多かったで...
赤い糸きみは信じて毛糸編む オリオンや老いてまだ未来志向す 胃腸の方は養命酒を飲み始めてから、もたれることはなくなりました。やっぱり効いてるのでしょう。 足の方は、ともかく少しでも毎日歩くことだと思っています。 昨晩、布団の中で、あと残された時間はどれくらいだろうかと...
神立風ダイオキシンが飛んでゐる 天狼が人新世を睨んでる 鶏頭は頭でっかち火星人 霜の夜サクサクサクと麩菓子食ぶ ホットミルク幕上がりゆく舞台かな 君の夢きっと叶うよホットミルク 「私は大人たちが幸せに生きてほしい。 親が悲しんでいると、その子どもも悲しむから。 すべ...
木漏れ日に残菊ひそと這ふ如く 残る菊つつましやかに清々と 桜落葉ひとはに託す恋のあり 真っ赤なる桜紅葉よ我が恋よ 片想ひ桜紅葉の散るさだめ 桜紅葉さっと別れて行きませう 種茄子のぶらりぶらりの一日かな 種茄子二つや「おぬしも悪よのふ」 カトレアとフランス菓子...
小春日や阪神アレのパレードす 「アレ」って、優勝のことですよね?今年の流行語大賞にノミネートされてるとか。(^^♪ 銀杏もみぢ虎の阪神ユニフォーム 顔洗ふ湯たんぽの湯のまろやかさ 湯たんぽや足に広がる故郷かな 湯たんぽや足で聴いてる子守唄 湯たんぽの漢字って、なぜ...
あちこちと迷路を抜けてホットミルク 「えへへ」「うふ」膜を寄せ合ふホットミルク 読み聞かせ続きは明日ホットミルク 「ねえ」と君「何だよ」と吾ホットミルク ホットミルク溶けた天使の翼です 昨夜は疲れていたのか、7時半頃にはもう布団にもぐり込みました。トイレにこのごろは2時間...
診察を終へて寄りみち小春空 公園を一回りして小春風 土手を行き帽子を脱げば小春風 茎のばし冬のたんぽぽ陽の方へ 今日は、朝からかかりつけ医の紹介状を持って、初めての病院へ胃のCTを撮ってもらいに行って来ました。 受付11時半までに、何とか間に合いました。途中で道を...
冬薔薇のみなうつむいてゐたりけり 冬の朝チーズ溶けきりパン焦げし 今朝はパセリがあったのでみじん切りにして載せて、マヨネーズをかけて食べました♪ 今朝は4,5時間寝てそれからもう寝つけずに、夜明前に起き出したけど、冷え込みが強くなくて助かりました。今週後半は寒くなるよう...
おもむろにシチューをつくる冬の夕 コーヒーと焦げしトースト冬の朝 二度寝三度寝やっと起く冬の朝 座り込み起きてぐずぐず冬の朝 ゆくあてのなし徘徊や冬薔薇 認知症みなどこへゆく冬の街 今朝のニュース番組で行方不明になってる認知症の人の数に驚きました。増えています...
即席も味噌汁うれし冬の朝 顔に湯気あてながら食ぶ冬の朝 見せに来る子の手に溢る銀杏落葉 老人と銀杏落葉とベンチかな 銀杏落葉をみなご不意に現れし 銀杏落葉透かせば淡き恋の痕 銀杏落葉本に挟みし若き日よ 銀杏落葉乗って飛ぶ夢見る子かな 今朝は冷え込みました。 ...
むずむずと出さうで出ないくさめかな もたついてコーヒーぬるし冬の朝 昨夜から雨が降ったり止んだりしています。 遠くで祖父母が呼んでるような。 でも、もう少しこっちにいるよ。 冬の雨そふぼが呼んでゐるやうな
(写真は違います。イメージです。(^O^)) 昨日のNHKのアメリカのニュース番組で、犬専門店の店長をしてる人気ものの黒猫を見ました。ネクタイをしててキリっとしていました。キビシイ店長で、おとなしいワンちゃんたちがちょっと可哀想でしたね。「ボーっとしてんじゃニャいよ!...
黄昏てホットコーヒーと語る日々 黄昏て猫の思ひ出ばかりなり 「ホット」が付くと、冬の季語になるようです。 ホットワイン、ホットウイスキー、ホットレモン等々。 子の「うふふ」ホットミルクの膜を付け 酒やめて就寝前のホットミルク 寝る前に、温かい牛乳を飲むとよく眠れるとい...
懐かしき歌ばかり聴く冬の夜 冬の朝こはれごまかす玉子焼き 冬の朝ころがるパンの食べこぼし 冬日和ころげゆきたるクロワッサン 短日や皿に積みたるクロワッサン 着ぶくれて二口で食ぶクロワッサン 空想癖の君の目や神無月 今日、初めに詠んだのは次の句でした。 沈み...
畏まり祖母の居眠り丸火鉢 賑やかに子らの手揃ふ火鉢かな 仏壇を時おり見ては火鉢かな もう現代の暮しでは、火鉢は見られなくなりました。 それでも練炭が売れてると聞くから、復活してるかもしれません。練炭ストーブというのもありました。 子供の頃はまだ電気コタツではなく、暖...
「セーター」が冬の季語です。 温もりを貰ふセーター売り場かな セーターに残せし君のにほひかな 憬れしとっくりの白のセーター 若い頃、酒井和歌子さんでしたか?白のとっくりセーターで風邪薬のCMに出ていました。その影響か、白のとっくりを着る若い娘が多かったように思い出し...
戦地の子プラネタリウムのオリオン 落ち着いて星座を見れるのは、今はプラネタリウムという、ウクライナの様子を今朝のニュースで見て詠んでみました。 アテの根の真っ赤や冬はうれん草 栄養の冬はうれん草根真っ赤 ほうれん草が出回っているけど、春の季語のようです。 昨日の夕方に...
小春日や猫の続けて大あくび 溶けさうに寝る猫の目や小春風 のら猫のいがみ合ひたる小春かな 小春日や猫がかいかい耳をかく 小春日や猫と遊んで遊ばれて 今日は曇り空で気温がちょっと低く、小春日和ではないんだけど詠んでみました。♪~(´ε` )初冬の季語「小春、小春日...
後れ毛のうなじえりあし小夜時雨 冬めくや思ひあぐねることばかり シャッター街通り抜ければ冬めきぬ 時雨来て湯屋の暖簾をくぐりけり 何だか、だんだん気温が下がって来ました。今夜は冷えそうです。昨日までと違い、明日から少し寒くなりそうですね。 今日は夜中にトイレに起きて、...
珈琲の話は尽きぬ冬初め 珈琲に語りかけたる冬初め パッケージが新しくなっていました。値段は同じだったと思います。飲んでもう半分ほどになっていますが。(*´σー`)エヘヘ 夏の頃のように湿度が高くないので風味が少しは長持ちします。 ほんとは、豆を買ってゴリゴリ挽いた方が...
どっしりと猫は陽の場所冬に入る 立冬や昭和かをるドライカレー カレーの香みちびく路地や冬来る コーヒーとレトルトカレー冬に入る ビルの窓窓窓窓に冬来る 冬立つや右に立つエスカレーター 冬立つや振り向く人の口の紅 遮断棒に背を叩かれ冬に入る 固まりし絵の具ばか...
行く秋や凝視するスーパーの品 中身が減ってたり、小さくなってたりするから。😞 袋の大きさはそのままで。ヽ(`Д´)ノプンプン 食品の値上がりつづく冬隣 冬隣また小さくなりし食品 これから鍋の季節ですが、野菜が高くなるんじゃないの? 満杯のエコバッグ下ぐ暮の秋 ...
色合ひを残して雀蛤に 蛤となり雀鳴く朝の椀 雀蛤となりチュンと鳴く鍋 スーパーに行くと、パック入りの蛤が売っていますね。 色艶の良い、ほんと、雀の色をそのまま残していますね。 ああ、これが昨日まで雀だったのかと想うと、なんだかとても切なく、ツライ気持ちになりま...
晩秋の午後の日差しや寝落ち猫 思案気な猫の瞳や秋深し 猫眠るパソコンの上冬隣 挨拶を返す野良ねこ冬隣 窓際を譲らぬ猫や冬隣 晩秋の小さきゴーヤ買ひにけり 昨日スーパーに行ったら農家のおじさんの販売コーナーで、小っちゃなゴーヤを見つけました。 2袋あったので、3...
空へスイングセイタカアワダチソウ ノリノリなのさセイタカアワダチソウ モンクノリノリセイタカアワダチソウ 背高泡立草は10文字もあるので厄介です。 「泡立草」で詠んでもかまわないようです。 でも、あえて背高泡立草で詠みました♪ モンクとは、セロニアス・モンクのことです。い...
母の顔うかぶ明りや火恋し 連なりしテールランプや火恋し 晩酌にほろほろ酔へば火恋し 目の覚めし夜半の静けさ火恋し 長き夜や買ひ置きの無きカップ麵 小腹空きおにぎり作る夜長かな トイレに二度起きてそこからもう寝つけなくて起き出しました。二時半ころでした。梅酒を飲...
勝って来た和菓子に秋らしい飾りをしてみました♪ 栗あんこの部分に、クルミとアーモンドを突きさしただけですけど。そこへドライフルーツをちぎって秋の彩り、紅葉をイメージしてみました。和菓子屋さん、マネしていいよ(^^♪ ひつぢ田や叶はぬ夢であらうとも 陽を吸ってぬくぬく匂...
晩秋や朝餉の遅くなりにけり 晩秋や習慣つけしヨーグルト 晩秋のたんぽぽ小さく影長し ちょっと高いヨーグルトだけど、身体のことを思って毎日摂るようにしました。その分、電気か何か他で節約します。 やわらかいチーズみたいな濃さで美味しいです。 ♪本音は、試食サービスに6つほ...
桜紅葉ひそと散りゆく村社 リッチなり秋限定のコーヒーよ 通販のコーヒーは一度買ったきりやめました。 「半額」のわりには安いことありませんデシタ。味がとびきり良いということもなかったデス。いろんな種類が入ってたけど、みなたいしたことありませんでした。(^O^)期待ハズレ...
家によく来てくれた恋教鳥 鶺鴒のひなの尾のまだ短さよ 岩叩き背黒鶺鴒波見つむ 鶺鴒の季語を見てみたらたくさんの呼び名がありました。 庭叩、石叩、嫁教鳥、嫁鳥、妹背鳥、恋教鳥、背黒鶺鴒、黄鶺鴒、白鶺鴒、薄墨鶺鴒など。 古くは古事記までさかのぼります。写真でしかまだ見て...
よく見ればうっすらふたえ秋の虹 秋の虹よたよたよろけ仰ぐかな 昨日、久しぶりに虹を見ることが出来ました。 散歩に出たものの、昨日は初冬みたいな気温でその上、雨がパラついて来たのでもう引き返そうかと迷っていたら、雨がすぐに止んでくれました。そして、うつむき加減の頭を上げ...
コスモスのオレンジ色に迷ひ込む 奔放にキバナコスモス明るかり 種がこぼれて風で運ばれたのか、フェンスの中の線路沿いにも咲いてるのを見ました。生命力が強いんですね。植えたわけではないように思える場所、あちこちで見かけます。 星めぐりの歌を聴けば天の川 第一回目の放送...
一輪の野菊に過去を見てゐたり 谷村新司さんが病気でお亡くなりになりましたね。 74歳でしたか?回復して元気に歌ってほしかったですね。 中国でも訃報のニュースが流れていました。中国や台湾でも人気でコンサートを開いたことがあったと思います。 「昴」は中国や台湾の歌手もカバー...
咲き始めて、この三日で満開になってもう散り始めています。 例年だと九月の終り頃には咲くのだけど、今年の異常な暑さで二週間ほど遅れたようです。 九月の終り頃はまだ蕾も見られず、「今年はダメなのかもしれないな。」と思っていました。それが、四日前にやっと蕾になってふくらんできて...
向日葵に君は悩みを打ち明くる 畑の中ひまはりになりたき娘 向日葵もカラカラ回れ観覧車 向日葵の大将きどるをのこかな をのこ来る向日葵の大将きどり 向日葵に疲れし兵の顔重ぬ 向日葵の受くる宇宙の電波かな 「立秋」ですけど、今日は「向日葵」で詠んでみました。 立秋...
おむつ替え終へし寝息や夜の秋 ぐずる子やベッドメリーに夜の秋 毎日、異常な暑さだから暑さの季語では詠む気も起きません。(´;ω;‘)立秋も近くなって来たけど、とてもとてもそんな感じはありません。「夜の秋」や「秋近し」など今年の夏ではウソっぽくて。 でも夜中に涼しい風が入っ...
捕虫網いつしか変はる魚掬ひ この網はちゃんとした魚取り用かもしれませんけどネ。(^O^) 捕らへし子肩に颯爽と捕虫網 虫篭に捕らえたオニヤンマでも入ってるのでしょうか。胸を張って得意満面で家へ帰ります。 玄関に立てかけてあり捕虫網 子供の頃を思い返してみると、小学生の...
「毛繕ひ猫」という言葉アリかな?と思ってタイトルに思いつきました。それだと575でスッキリします♪ 我が家の猫も毛繕いしてる時によく耳が返っていました。すぐにピョンと戻っていたけど。オスの方はもう一心になってシッポの先まで実に丁寧に時間をかけて、同じ個所を、首を何度も何度も...
円座ずれ尻を外るる負け将棋 板の間に円座枕のごろ寝かな みな帰り円座に残る賑やかさ 古民家の廊下に並ぶ円座かな 端居して吾待つ君の仕草かな 吾待ちて君火をつける蚊遣かな 君の吾待ちくたびれし団扇かな 照れ隠し馬鹿ねと叩く団扇かな 良縁を持って親爺の端居かな ...
時おりに鳴る風鈴の武家屋敷 軽やかな読経のごと鳴る風鈴 風鈴の鳴って怪しき訪問者 風鈴は大空を従へてゐる 一斉にガラス風鈴合唱す 風鈴に誘はれ重き腰を上ぐ 昨日までの気温よりマシなだけ、少ししのぎやすいかな? 今、遅めのお昼を済ませました。朝が物足りなかったその...
すんなりと出ぬ錠剤や梅雨湿り 夏休み待ち遠しさに空笑ふ 高々とソフトクリーム掲げけり 向日葵よ連写パシャパシャ撮ってみろ 思いつき句だからアップ直前で変えることも多いです。(*´σー`) あちこち体の不安があるけど、この夏に負けたくない。 扇風機でがんばっています。 ...
爆買ひもすぐに食べきる夏野菜 爆買いと言うほどではありませんが。(*´σー`)エヘヘ ほとんど百円のものばかりです。今日これからまた買いに出かけます。午後はもう日差しがきつくなりますね。 まな板の音トントンと朝涼し 使い古された擬音、「トントン」が生きてるかどうかですね...
出て来たる晩夏の夢に金木犀 短夜の金木犀の森の夢 吾見てる猫と目の合ふ昼寝覚 もう金木犀が待ち遠しくて。(*´σー`)エヘヘ 今日は昨日よりも暑くなるとか言ってました。35度? 昨日、スーパーに買い物に行ったのですが、カゴ持って歩くのがやっとでした。こうまで体力が衰...
ぬか漬けのピーマン摘まみ食前酒 そう美味しいとは思わなかったけど、まあまあデシタ。 ぬか床に瓜を丸ごと漬けにけり 普通は二つに切って、種を取り除いて漬けるのでしょうが、どんなになるかワクワクしながら丸ごとじっくり漬け込みました。 意外と、皮も種も気になりませんでした。そ...
一つでも食べ応えあり大トマト ウスターソースかけて食べます♪ ぬか漬けの香よき色よき茗荷の子 お茶漬けに乗せて食べます。ツマミにもします。 茗荷の香りが食欲を誘います♪ 昔は「ミョウガを食べ過ぎると馬鹿になる。」と本気に信じてた大人がけっこういたような。 酢味噌をかけて...
朝涼に再び床に就きにけり 涼しさや石畳ゆく下駄の音 乾杯のグラス合はせる音涼し 今日は、暑さでカスカスの頭しぼって季語「涼し」で詠んでみました。朝、食後に「薬を飲んだか知らん?」と、ごみ箱をよく見ます。(〃ノωノ)
夏の夜や喰らいつく鱓の煮つけ 初めてウツボを食べました。 コープで煮つけを見て興味しんしんで。 「小骨があります」とあるし、生臭いんじゃないの?不味いんじゃないの?と気にしつつ、値段の安さに惹かれて。♪~(´ε` ) 買って来て皿に移し替えて晩酌のアテにしました。 小骨と...
短冊に込むる願ひや浴衣の子 訪ふ吾を君待ちわびる浴衣かな 背を向けて恥じらひ隠す浴衣かな 坂道でをみな振り向く浴衣かな 息切れし吾待つ君の浴衣かな 連れ添って外湯めぐりや宿浴衣 熱戦の縁台将棋掛浴衣 祖母と手をつなぐをさなご初浴衣 古浴衣なじみて老いを透かしけ...
トマト捥ぎトマトの歌を歌ふ孫 二度三度麦茶で流す薬かな 麦茶だけ飲んで残りし薬かな 夏は毎朝、汗びっしょりでベッドから抜け出ると、そのままへろへろ状態で風呂場へ。 背中に汗で張り付いてる肌着を脱ぐのも一苦労。 熱い体を水を被ってボーっとした頭を冷まします。 汗を流し...
すもも齧れば喉に切なさ残る コーヒーに合わねど齧る李かな タイトルの賢治花壇は、賢治が設計した目の形した花壇です。 各地にいくつかあるようです。今後もっと増えそうに思います。 七月の、勢いのある花々を想像して詠みました。向日葵を植えてる花壇もありそうです。 ダヤン? ...
(これはコンビニのとは違います) 先日、駅にあるコンビニのアイスコーヒーを初めて飲みました。メルカリで買ったものの振込に行って喉が渇いて。 駅の階段を上がるのももうスタスタ歩けません。手すりに摑まるまりながらです。 振り込んで、やれやれと一服したくなって。 アイ...
六月尽6の字の海老の天ぷら 海老の季語は、新年の「飾り海老」と夏の「車海老」と、春に確か「桜海老」があると思いますが、他の一般の海老はどうなのか知りません。(/▽\) 天むすて、握るのがけっこうむつかしいですね。海苔も上手く巻けませんでした。また挑戦してみます♪ 五...
締めにせし冷し中華の喰ひっぷり 今回は冷蔵庫にあった厚揚げを、フライパンで両面を焼いて載せてみました。焼くと触感が、サクっとフワッと良いですね。 焼きそばに使った刻みショウガが残っていたのでこれも載せてみて正解デシタ♪よく合いました。 じっとして思案気なるや梅雨の蝶 ...
梔子の花の香どこかやるせなく 梔子の花びら厚く匂ひ濃し 梔子の花は錆び恋は叶はず くちなしの花見て誰か歌ひ行く くちなしの雨を弾きて香の垂るる 梔子の花を嗅ぎ来ておやつかな 今日もその場の行き当たりばったり句です。 推敲の余地大いにありです。日記代わりに書いてお...
傍に猫ねてゐてくれし昼寝覚 昼寝から覚めて、猫が傍にいて淋しい気持ちが救われたことを思い出します。 季語「昼寝覚」の句には淋しい夢を見て目が覚めたというのが多いです。あの世へ行ってたとかも。(≧∇≦)昼寝から覚めた時の、あの淋しい気持ちは何でしょうね。 昼寝覚ねぼけて背...
ヤマモモや切ない科訪ふ森の奥 切ない科にはニャンコも訪ねて来ます♪春は恋の悩みの猫たちでいっぱい。秋の金木犀の頃は人間たちでいっぱいです。 梅雨夕焼け銀河鉄道ステーション 梅雨夕焼いよいよ真っ赤恋の胸 日日草ズルして休む診察日 そんな時もあります。人間だもの。(^O...
紫陽花よ何色してる恋の胸 紫陽花の晴々として雨上がり 紫陽花や見下ろす海に外国船 過ぎてゆく日の早すぎて桜の実 やる気出し冷やし中華に決めし朝 昨日スーパーで材料を買って来ていたので朝食に作ってみました。トマトがミニトマトしかなかったのでいっぱい入れたけど。大きい...
漬かったか「ぬかづけくん」と呼んでみる 梅雨晴やチーズとろけるハンバーグ 小っちゃいハンバーグの載ったパンです。(*´艸`*) チーズをふりかけてみました♪ 梅雨時も鼻歌のバッグコーヒー 通販の、前から気になってたバッグコーヒーを買ってみました。50袋で半額近い1980...
夏至の朝カリッサクッとカレーパン カレーパンの後に残す李かな 石投げて高き李を落しけり シャツで拭き齧る李の飛沫かな 子供の時、近くの女子高の先生の家の空地に、李の一種、巴旦杏(はたんきょ)の木があって誰も捥がないのでぼくらは竹の棒や石を投げて落としました。(*´σ...
ピーマンが喰えよと赤いサイン出し ピーマンや腹に一物なき漢 ピーマンの細切り牛肉炒めよ 採れたてのピーマン生で齧るかな ふと見たら赤くなっていたので焼いてソースかけてパンと一緒に食べました。 中華料理の青椒肉絲が大好きです♪ 子供の時からピーマンの風味が嫌いではなか...
かき回しクリームソーダ恋壊し 夏帽を押え船待つ港かな 夏帽子ふはりと恋の生まれけり 港で拾った娘や夏帽子 これは、千昌夫の「アケミという名で十八で」が下敷きです。(^O^) は~とばでぇ拾ったァ女の娘 死にたいなーんて言っていた~ アーケミ~とおぅ言う名でェェ 十八...
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猫のひげ立派に見えて冴返る 寒戻り一気にすするうどんかな 寒戻りピリリときめき感じけり 寒戻り喉に焼芋つまりけり 冴返るコーヒーの香の尖りけり 寒戻る餡子を舐めたるスプーン 柊にさえかへりたる月夜かな 内藤丈草(江戸時代の俳人) 立春大吉雪國に雪ふりしきる 長谷...
春立つや耳奥に若き日の音 春立つや耳奥にゲーセンの音 19歳の時、クラスメイトだった親友のアパートに田舎から布団と身の回りの物を詰めた段ボール箱を1つ送って転がり込みました。以前にも書いたことあるのですが、今朝方に夢うつつに思い出してから眠れずで、5時間ほど寝たか...
節分や鬼かぶりつく恵方巻 豆撒や鬼の先生追ふ園児 「福は内」畳に父が飴を撒く 子どもの頃、夜になると近所の家々から、豆を撒く「鬼は外、福は内。」と、父親の声が聴こえ始めて子どもらのキャッキャと言った賑やかな声がしていました。 我が家も、病気がちだった父がこの夜は元気...
蝋梅の香に古を想ひけり 朝の目覚めのあんぱんや明日の春 粗茶なれど濃きかをりや明日の春 朝、甘いものを食べると早く脳みそが動くと言うのを聴いてからは甘いものを少し朝食の前に濃いお茶を淹れて食べます。 動いてるかな?(ノ´∀`*) 昨夜はまたおかしな夢を見ました...
寒鰤やちょいと肴で握り寿司 刺身で握り寿司を作ってみました(^^♪ サーモンは秋の季語のようです。イカは、イカだけでは季語にはならないようです。「イカ釣り船」とか、合わせて季語になるようです。 気管によく物が引っかかります。水やお茶でも。(;^ω^) 何度も咳き込ん...
写真はフリー写真からですが。先日、ニュースで伊豆シャボテン動物公園のカピバラたちが気持ちよさそうに湯に浸かっていたのを見て♪ 鼻の下が長くて、のほほんとした顔のカピバラって、癒されますね。春になったら、久しぶりに動物園に行ってみたいです(^^♪ 待春を振る振る鍋や町中華 ...
春を待つ犬の毛並みの艶々と 先日、こんな夢を見ました。 何故かアメリカに居てバイトをしているのです。 そのバイトの内容が実に変っていました。 老犬の思い出にと、私と老犬とツーショットの写真を、老犬の主人が写すわけです。夫婦であったり独り身であったりしますが何れも年配者や老...
不思議なる絵本の夢や春隣 3,4日前に不思議な絵本の夢を見ました。 それはどこかのローカル電車に乗っていた時のことです。 向いの座席に、お爺さんと4,5歳の孫らしき男の子が座りました。 男の子は、買ってもらったばかりのような、まだ包装紙に包まれた四角い大きな硬い本らし...
ナッツをたくさんトッピングしてみました♪ チョコとクリーム、2つくっついたコロネパンです。 香ばしく ストーブの上 餅焼けて 語りかけくる ぷっくりぷくら 里芋の 焼けて小鳥の 声のごと ピーチュルチュルル ピーチュルチーチ ジャガイモ、サツマイモも鳴くけど小鳥には似て...
待春や店に並べる輪島塗 昨日、ニュースで東京の何屋さんだったか、棚に輪島塗を並べてるのを見て。 立ち食ひの暖簾くぐれば春隣 春近し立ち食ひそばの搔き揚げよ 昨夜は8時間ほど寝て5、6時間は眠れたかな? 1,2時間おきにトイレに起きて、すぐ寝つける時もあるけど。な...
風花や吾待ち君は露天風呂 相変わらず睡眠障害の私は昨日、こんな夢を見ました。 肉吸い(肉うどんの、うどん無しみたいなもの)で有名になった食堂の大将になっていました。花月だか新喜劇の近くにある食堂です。昨日、ネットのニュースで吉本興業を見たせいもあります。意外とオンボロ...
山茶花の三寒四温咲き残り 昨日、北風に吹かれながら村の神社に寄ったら山茶花がまだ少し咲き残っていました。 山茶花は初冬の季語です。三寒四温は晩冬の季語です。季重なりになるのかもわかりませんが詠んでみたでがんす。 タイトルの句は、先日の日曜日に「小さな旅」を見て詠みまし...
朝食は八等分の冬りんご 星めぐりのうた聴きつつ冬林檎 宮沢賢治作詩作曲の「星めぐりの歌」です♪ いろんなバージョンがユーチューブにたくさんアップされていますね。全部はとても見きれません。 震災から1年後賢治のふるさとで「星めぐりの歌」大合唱 りんごが甘くて美味しいで...
待春や焼きおにぎりの不揃ひよ 風邪に似た症状がずっと続いていたのがようやく治まって来た。咳がまだ少し残ってるけど、眠くてたまらないのは治って来たようだ。眠くて眠くてたまらなかったのはそれだけ体力がなくなっていたのかもしれない。食欲も少し落ちて痩せたかな? 大好きなコー...
むなしさをコツンと割るや寒卵 待春や懐かしさ沁む玉子丼 子どもの時、初めて食べた丼が玉子丼でした。 小1の冬休みだったと想い出します。 いつも一緒に遊んでた面倒見のいい小6のガキ大将に誘われて町に出かけました。「120円あったら食堂でご飯を食べて、デパートの屋上遊園...
年移る布で囲はれしハチ公 大晦日の渋谷の様子をニュースで見ていました。 布かはわかりませんでしたけど、ちょうど写真のバックにあるような囲いでハチ公は、すっぽりと覆われていました。そうしなけりゃならないほどハチ公前の広場は混雑するのでしょう。 高僧の頭の照りや除夜の鐘...
咳はないけど、ずっと風邪の症状に似た状態が続いています。 今日は少しマシなのでやる気を出しました。正月が来るから今日は買い物にも行かねばと思っています。年越しそばと、ちょっとフンパツして上等な酒も。\(^o^)/ 生姜湯を飲んだカリバの走りかな 全国女子高駅伝は、まれに...
冬至南瓜ごろごろ入れし饂飩かな このところ寒いから手軽に温まるうどんをよく食べます。スーパーで売ってる茹でた袋入りのものです。 時間をかけて煮込んで柔らかくなったのが好きです♪若い時はこしのあるのが好きだったけど、齢のせいでしょうか。((´∀`*)) 昨日、南瓜を買っ...
静々とリフトに乗りしうつ田姫 冬の季語、冬をつかさどる「うつ田姫」で詠んでみました。 絡み合ふ葱と牛肉なまたまご 三位一体たまごと肉と葱と 「葱」が冬の季語です。 写真はうどんですが、すき焼きの時なども肉と葱を一緒に生卵につけて食べるのが最高です♪お互いに旨味を引き立...
年賀はがき絵柄あれこれ考へり ガンダムやアンパンマン、ドラえもん、ピカチュウ、アトムなど毎年あれこれ交代で日本のアニメキャラクターを使えば、記念に買う小中高生も出て売り上げが伸びると思う。いつもスマホで新年の挨拶してる子が、はがきで初めて書くという新鮮さに「いいじゃん♪」...
猫は狭い箱や棚の隙間とかに入るのが好きですね。居心地がいいのでしょうか。タンスの引き出しを開けて整理してたら、いつの間にかちゃっかりとすまし顔で入り込んでたことがあります。 あしらひの尾で遊ばせる親の猫 「親の猫」も季語のようです。傍題です。「子持ち猫」とかも。 子猫だけ...
皿の中匙でつぶす苺ミルク 昔、おじいさんがいつもやってるのを見て、「そんなことして美味しいの?」と真似て、試しに練乳かけて潰して食べてみました。すると、「おっ♪」と、また違う美味しさに気がつきました。それが潰して食べた初めでした。 カーテンの揺れが気になる子猫かな 動くも...
人も空へ旅立つたんぽぽの絮 わんこもニャンコも人間もみんな、見えなくなってそれきりじゃなく、宇宙のどこかに居ると思う。「タマシイ」として。 死んでそれっきりだとは誰もわからない。 宇宙のこと、人間はまだ5パーセントしかわかってないからねえ。 何十年も前に発見された「ダーク...
ぽとぽととコーヒー淹れて春深む トーストに焼きむら出来て春深む 一人居の遅き朝餉や春深む トースターの調子が悪いので最近はフライパンで焼いたりします。厚手のフライパンだと、けっこういいあんばいに焼けるんです♪\(^O^)/干しブドウとナッツは毎日欠かしません。 一昨日は...
詩 「ちゃお」 二日前の晩 塩かげんまちがえたスパゲティを 食べ過ぎて 夜ふけに水を飲みに 起きた 月明かりの台所で ぼくを見つけて なぜか ぽかーんと 見ていましたね あの夜 ぼくも水を飲みに来て 窓から月をながめていたのです いつでもにげる用意をしているぼくに ほんと...
葉脈の陽にまっすぐに春落葉 春落葉おにぎりシートいちにさん 腰を下ろせば雀の帷子かな 摘もうか摘むまいか雀の帷子 傍にある草はたぶんスズメノカタビラと思うのです。違うかな? この草、子どもの時から何かしら惹かれました。親しみを覚えるというのか。愛きょうを感じます。 スズメの...
ものの芽や厨で育つ野菜屑 おにぎりのかがやきにたんぽぽの笑み 昨日は月一の診察に行って来ました。 三ヶ月に一度の血液検査でもありました。 「げっ!しまった!」 と思ってももう遅い。昨夜、少し飲み過ぎたのを後悔しても。 ついでに、身長、体重測定。それと「へそ周り」測定。 「...
画面の左端にカーソルが行くと「ワッ」と出て来る天気予報などのやつ。😞マイクロソフトって、余計なことばかりするよ。良かったものは消してしまうし。 マイクロソフトもそうだけど、メーカーの要らないものも多い。 それで、ネットやユーチューブで検索して見つけた要らないソフトを、と...
春深む帰らぬ日々の猫のフォト 懐かしき子猫のフォトや暮の春 珈琲に春愁ゆらし飲み干せり 今日はようやく気温が上がりそうだ。 このところ三月に戻ったような気温が続いていたから。 昨日、東京は夏日だったというけどこちらは肌寒い一日でした。 メルカリの品が届かない。3日前に...
のらねこのゐてたんぽぽ 摘まれて捨てられてたんぽぽ 4時にトイレに起きて、もうそれから眠れずに起き出した。 今朝の冷え込みは緩く、顔を洗う少し冷たい水もサッパリと気持ち良かった。顔を洗うとスッキリしますね。私の知ってる先生は日に7,8回以上洗うようです。 足はもうスタ...
原点にかえってみた。 俳句は、初めに惹かれたのは山頭火だ。 まだ俳句も何も興味のなかった小学生の時、週刊漫画雑誌「少年マガジン」に山頭火の漫画が連載されていて。今思えば珍しい企画連載だったと思う。けっこう人気があったように思う。 575の俳句との出会いは、中学の国語が初めだ...
ゆっくりとけじめと区切り花筏 滔々と思ひを載せて花筏 花筏ふいに現る鯉の口 咥へゆく雀ひとひら花筏 この、雀を使った句は下敷きがあります。 浜田広介の「花びらの旅」です。とても詩的な短編童話です。 好きな童話作家の一人です。代表作は「泣いた赤鬼」でしょうか。...
桜草こぼれて集ふ鉢の水 道端の連翹に道尋ねけり 姥桜たがひに映ゆる古刹屋根 文字なぞり歌碑にふるふる花吹雪 清明の草一本の耀きよ 昨日は「清明」だったのですね。 もう晩春に入りました。 足の不安と痛みを抱えながらあちこち出かけています。 柿の若葉がピカピカと...
一本の葉柳の下待ち合はす 灯の洩るるミモザの隙やカフェの窓 赤ひとつ土手にぽつんとチューリップ ようこそと暖簾やはらか春の風 水はまだ冷たいけど、顔を洗うのに気持ちのいい朝になって来ました。洗った後のサッパリ感♪ 胃の調子が少し良くなったら今度は左足が痛くなってきま...
たんぽぽの葉と伸びてゆく隙間かな 愉しむレコードノイズや白椿 紅椿土間長々と京町屋 僕が生まれるずっと前の歌に「白い椿の唄」というのがあります。CDでも、古いレコードからの録音なのでノイズがいっぱいです。聴いているとノイズが気にならなくなり、遠い記憶を辿る思いに...
芝桜にぎやかな学び舎の窓 思ひ出す忘れしことや薔薇芽吹く 薔薇の芽や高き踵のハイヒール 風は聴く薔薇の芽のひそひそ話 薔薇の芽が宇宙の謎を知ってゐる 戦国武将仰ぐごと山桜 このところの胃の調子が悪いのは、梅酒を止めたからかもしれない。数年間ずっと毎日飲み続けて...
かんばしき露店のけむり夕桜 まだ止まぬ遊具の子らや夕桜 残照の池面ゆらめき夕桜 娘らは串を頬張り夕桜 公園に近づいて来るともう屋台の何やらかんやら焼く匂いがして来ます。入ってすぐ、中学生くらいの女の子が二人、仲良く坐って美味しそうに大きな串を食べていました。すぐ傍...
千切れゆく思ひ思ひに春の雲 葉は小さき剣のごとく三葉躑躅 暮れ残る三葉躑躅の薄あかり 夕日吸ひ三葉躑躅の灯り初む ゴンドラの唄は、歌謡曲の初めだとか。 松井須磨子が芸術座の公演の中で歌って流行したそうです。 作詞は、石川啄木や森鷗外と交流のあった吉井勇。作曲は、童謡...
憎めぬ名脇役ぺんぺん草 幼な子の好きな一等チューリップ たぶん、チューリップが一番好きと答えるのではないだろうか。 たいていの幼稚園に植わってますね。 幼子とすると、「ようじ」と読まれやすいので。「幼な子」と詠む有名な俳人もいたのでこっちを使っています。 こういうのは...
あくび出る午後の体操チューリップ 歌ふ子らの大きなくちチューリップ とことこ幼な子駆け寄るチューリップ 今日は足が回復して久しぶりに遠出して来ました。 5千歩なんて数か月ぶりです。スタスタとは行きませんが、疲れはさほどではありませんでした。明日、出るかもしれませんが。...