猫のひげ立派に見えて冴返る 寒戻り一気にすするうどんかな 寒戻りピリリときめき感じけり 寒戻り喉に焼芋つまりけり 冴返るコーヒーの香の尖りけり 寒戻る餡子を舐めたるスプーン 柊にさえかへりたる月夜かな 内藤丈草(江戸時代の俳人) 立春大吉雪國に雪ふりしきる 長谷...
朝起きて今日一日を始める深呼吸をします。目覚めにコーヒーか紅茶を飲みます。武井武雄、谷内六郎の絵。宮沢賢治と新美南吉と浜田広介と小川未明の童話。あと10年、80歳まで元気で生きれたらバンザイです。
皿の中匙でつぶす苺ミルク 昔、おじいさんがいつもやってるのを見て、「そんなことして美味しいの?」と真似て、試しに練乳かけて潰して食べてみました。すると、「おっ♪」と、また違う美味しさに気がつきました。それが潰して食べた初めでした。 カーテンの揺れが気になる子猫かな 動くも...
人も空へ旅立つたんぽぽの絮 わんこもニャンコも人間もみんな、見えなくなってそれきりじゃなく、宇宙のどこかに居ると思う。「タマシイ」として。 死んでそれっきりだとは誰もわからない。 宇宙のこと、人間はまだ5パーセントしかわかってないからねえ。 何十年も前に発見された「ダーク...
ぽとぽととコーヒー淹れて春深む トーストに焼きむら出来て春深む 一人居の遅き朝餉や春深む トースターの調子が悪いので最近はフライパンで焼いたりします。厚手のフライパンだと、けっこういいあんばいに焼けるんです♪\(^O^)/干しブドウとナッツは毎日欠かしません。 一昨日は...
詩 「ちゃお」 二日前の晩 塩かげんまちがえたスパゲティを 食べ過ぎて 夜ふけに水を飲みに 起きた 月明かりの台所で ぼくを見つけて なぜか ぽかーんと 見ていましたね あの夜 ぼくも水を飲みに来て 窓から月をながめていたのです いつでもにげる用意をしているぼくに ほんと...
葉脈の陽にまっすぐに春落葉 春落葉おにぎりシートいちにさん 腰を下ろせば雀の帷子かな 摘もうか摘むまいか雀の帷子 傍にある草はたぶんスズメノカタビラと思うのです。違うかな? この草、子どもの時から何かしら惹かれました。親しみを覚えるというのか。愛きょうを感じます。 スズメの...
ものの芽や厨で育つ野菜屑 おにぎりのかがやきにたんぽぽの笑み 昨日は月一の診察に行って来ました。 三ヶ月に一度の血液検査でもありました。 「げっ!しまった!」 と思ってももう遅い。昨夜、少し飲み過ぎたのを後悔しても。 ついでに、身長、体重測定。それと「へそ周り」測定。 「...
画面の左端にカーソルが行くと「ワッ」と出て来る天気予報などのやつ。😞マイクロソフトって、余計なことばかりするよ。良かったものは消してしまうし。 マイクロソフトもそうだけど、メーカーの要らないものも多い。 それで、ネットやユーチューブで検索して見つけた要らないソフトを、と...
春深む帰らぬ日々の猫のフォト 懐かしき子猫のフォトや暮の春 珈琲に春愁ゆらし飲み干せり 今日はようやく気温が上がりそうだ。 このところ三月に戻ったような気温が続いていたから。 昨日、東京は夏日だったというけどこちらは肌寒い一日でした。 メルカリの品が届かない。3日前に...
のらねこのゐてたんぽぽ 摘まれて捨てられてたんぽぽ 4時にトイレに起きて、もうそれから眠れずに起き出した。 今朝の冷え込みは緩く、顔を洗う少し冷たい水もサッパリと気持ち良かった。顔を洗うとスッキリしますね。私の知ってる先生は日に7,8回以上洗うようです。 足はもうスタ...
原点にかえってみた。 俳句は、初めに惹かれたのは山頭火だ。 まだ俳句も何も興味のなかった小学生の時、週刊漫画雑誌「少年マガジン」に山頭火の漫画が連載されていて。今思えば珍しい企画連載だったと思う。けっこう人気があったように思う。 575の俳句との出会いは、中学の国語が初めだ...
ゆっくりとけじめと区切り花筏 滔々と思ひを載せて花筏 花筏ふいに現る鯉の口 咥へゆく雀ひとひら花筏 この、雀を使った句は下敷きがあります。 浜田広介の「花びらの旅」です。とても詩的な短編童話です。 好きな童話作家の一人です。代表作は「泣いた赤鬼」でしょうか。...
桜草こぼれて集ふ鉢の水 道端の連翹に道尋ねけり 姥桜たがひに映ゆる古刹屋根 文字なぞり歌碑にふるふる花吹雪 清明の草一本の耀きよ 昨日は「清明」だったのですね。 もう晩春に入りました。 足の不安と痛みを抱えながらあちこち出かけています。 柿の若葉がピカピカと...
一本の葉柳の下待ち合はす 灯の洩るるミモザの隙やカフェの窓 赤ひとつ土手にぽつんとチューリップ ようこそと暖簾やはらか春の風 水はまだ冷たいけど、顔を洗うのに気持ちのいい朝になって来ました。洗った後のサッパリ感♪ 胃の調子が少し良くなったら今度は左足が痛くなってきま...
たんぽぽの葉と伸びてゆく隙間かな 愉しむレコードノイズや白椿 紅椿土間長々と京町屋 僕が生まれるずっと前の歌に「白い椿の唄」というのがあります。CDでも、古いレコードからの録音なのでノイズがいっぱいです。聴いているとノイズが気にならなくなり、遠い記憶を辿る思いに...
芝桜にぎやかな学び舎の窓 思ひ出す忘れしことや薔薇芽吹く 薔薇の芽や高き踵のハイヒール 風は聴く薔薇の芽のひそひそ話 薔薇の芽が宇宙の謎を知ってゐる 戦国武将仰ぐごと山桜 このところの胃の調子が悪いのは、梅酒を止めたからかもしれない。数年間ずっと毎日飲み続けて...
かんばしき露店のけむり夕桜 まだ止まぬ遊具の子らや夕桜 残照の池面ゆらめき夕桜 娘らは串を頬張り夕桜 公園に近づいて来るともう屋台の何やらかんやら焼く匂いがして来ます。入ってすぐ、中学生くらいの女の子が二人、仲良く坐って美味しそうに大きな串を食べていました。すぐ傍...
千切れゆく思ひ思ひに春の雲 葉は小さき剣のごとく三葉躑躅 暮れ残る三葉躑躅の薄あかり 夕日吸ひ三葉躑躅の灯り初む ゴンドラの唄は、歌謡曲の初めだとか。 松井須磨子が芸術座の公演の中で歌って流行したそうです。 作詞は、石川啄木や森鷗外と交流のあった吉井勇。作曲は、童謡...
憎めぬ名脇役ぺんぺん草 幼な子の好きな一等チューリップ たぶん、チューリップが一番好きと答えるのではないだろうか。 たいていの幼稚園に植わってますね。 幼子とすると、「ようじ」と読まれやすいので。「幼な子」と詠む有名な俳人もいたのでこっちを使っています。 こういうのは...
あくび出る午後の体操チューリップ 歌ふ子らの大きなくちチューリップ とことこ幼な子駆け寄るチューリップ 今日は足が回復して久しぶりに遠出して来ました。 5千歩なんて数か月ぶりです。スタスタとは行きませんが、疲れはさほどではありませんでした。明日、出るかもしれませんが。...
開ききり白木蓮の潔さ 柳の花みんなみんなあっといふ間 幼な子は柳の絮に風を見る 今朝はほんとに慌てた。 ストーブの上でコーヒーを淹れてて、セットしてお湯を注いでいたソーサーがカップから傾いて淹れかけのコーヒーが零れてしまった。音と共に見る見るうちに火は小さ...
連翹や路をはさんで幼稚園 連翹と黄色がいっしょ児らの帽 かくれんぼわすれてカラスノエンドウ ひとり遊ぶ子摘むカラスノエンドウ このところずっと6時間は眠れていたのに、今日は3時間ほどで目が覚めてしまった。けど、目覚めは悪くない。 台所まで歩くのによろけてしまったけ...
芽柳にありさうなリセットボタン 芽柳や泡のぷちぷちハイボール 酔っててアップする写真の大きさを間違えました。😁 夕方、スーパーに買い物に行き、酒のコーナーでウヰスキーに目が行きました。先日、テレビのニュースで中国で今ハイボールが流行ってるとかで、ブラックニッカを何本も...
コンサート揺るる余韻や花辛夷 ちぎれゆく真白き雲や花辛夷 体調はなかなかだけど、これ以上ブログを休んでいると俳句も怠けるばかりになるのでムチ打って復帰しました。入院せずに済んで歩けるだけ歓びです。 離れてる間に、メルカリに夢中になっていました。 メルカリって何だ...
あんぱんに円空さんを見つけたり 昨日の朝、あんぱんを食べようと袋から出して皿に置いたら、ふと、円空さんが浮かんで来ました。紅茶を淹れての昨日の朝餉です。 昨日は何か沈みがちで、気分転換に溜まってた洗濯をして気持ちも一緒に干したけど、、、。 昨日は雨でした。😂 春愁やどこ...
椿見て会ひたくなりし顔浮かび 名を知らぬままに見入りし椿かな 椿餅はさみたる葉の艶やかさ 菓子パンの甘酸っぱさや春の朝 菓子パンと紅茶にミルク春の朝 ブルーベリージャムの上にピスタチオ。ほんのちょびっと。😂 甘いものには紅茶かな?アーモンドチョコの時はコーヒーだけど。 ...
春淡し泡盛り上げるカプチーノ 写真は普通のコーヒーですが。 パソコンの前で今朝、淹れました。 コーヒーは一応モカブレンドですが、京都小川珈琲の安くて330グラムも入ったやつですから、それなりの味です。小川珈琲の上等なのは美味しい。けど高い。😂いつもは輪ゴムか洗濯バサミで...
こんがりと春ストーブでパンを焼く トースターが壊れたのでストーブの上で、焦げすぎに気をつけて焼きました。若い時からの、もうクセですね。コーヒーを淹れると、トーストを食べたくなります。コーヒーの香りと、トーストの匂いが混ざり合った匂いが好きです。 喫茶店に行き始めた頃、初め...
ぐんぐんと気分上向き木の芽時 「ぐんぐん」はちょっと大げさですが、少しずつ僅かながら体調は戻りつつあります。足の痺れに不安がないと言えばウソだけど。くよくよしたってしょうがない。 青梗菜ほんのりとろみスープかな 青梗菜ラーメンにでも和食にも 洗いつつ井戸端会議青梗菜 人柄の...
ちょっと柔らかめのチョコ菓子です。板チョコの方が好き。 春初め紅茶に添ゆるチョコレート 春寒やパキパキ食ぶるチョコレート 春寒や紅茶を淹るる湯の温度 紅茶は、コーヒーよりも高く、沸騰直後100℃だそうです。そうするとポットの中で茶葉のジャンピングが上手く香りと味を引き出す...
春立つや猫は爪とぎ壁やぶる 立春や玉子かけ飯ちゃっちゃっと サクサクと立春大吉クッキー食ぶ 立春の光のせたる和菓子かな 立春や紅茶は躍るジャンピング 春立つや草津温泉バスツアー 40年ほど前、ちょうど二月でした。バスツアーで草津へ行ったこと思い出しました。バスに戻る途中で...
鬼の面かぶる園児の「鬼は外」 豆撒の父の姿を偲ぶかな 豆撒の父の大きく見えにけり 豆撒やそちこち声のした昔 豆撒の懐かしき飴ビガーかな 子どもの頃、向かいの家から豆まきの大きな声が聞こえて来ると我が家もすぐに始めたこと思い出します。すると、隣の家から裏の家からも「鬼は外」...
眠れぬ夜まどはされたき雪女郎 足跡や残る大きさ雪坊主 わらべうた湯で歌ひたる雪の精 北国に残る伝説「雪女郎」雪女も冬の季語です。 雪の地方ならではですね。日本昔ばなしなどで見ます。 遠野物語にも出て来るのでしょうか? 「雪坊主」「雪の精」は副題です。雪坊主なんて初めて知...
いそいそと猫の夜歩き春近し 昨日、もうすっかり暗くなった買い物の帰り道、たぶんよく見かける近所の猫だったと思う。「こんな遅くからどこへ行くの?」という気持ちで「ニャン」と声をかけてみたけど耳も貸さずに暗がりの中、裏道へと消えて行った。 まあ、猫は夜に出歩くものだけど。我が...
冬桜着物きりりと身のこなし 冬桜カフェの窓辺やガラス越し 冬桜ではなく、十月桜かもしれません。 二週間ほど前に撮ったものです。 アートなるレトロ看板冬うらら 禁酒5日目。昨日の夜、飲みたくなったけど我慢した。 肝臓の数値だったか、あまりよくないらしい。それで一ヶ月は禁酒し...
道端に猫ねころがる春隣 わけもなくときめき生まる梅ふふむ 籠り居る僧の修行や梅ふふむ お坊さんは大変な修行をする。 一日中けわしい山の中を歩いたり。 雨をよけれる岩の下でお経を読み続けたり。 前に、そんな厳しい修行の一つに、昔のことを思い出すという修行の仕方をテレビで見た...
待春や猫の見る夢どんな夢 その環境によって、猫の見る夢は違ってくるのでしょう。 我が家の猫はあまりいい夢は見ていなかったように思い出します。寝言を聴いていると、ケンカしている夢のようでした。いつも近くの雄猫に追いかけられていたから。 枯草の覆ふ土手ゆく電車かな 寒晴に背伸び...
うれしさにうふふうふふふ梅ふふむ 煌々と割りし焼芋にほひ立つ 雪はもうたくさんと雪だるまに手 腰の具合は昨日よりも僅かだけどマシだ。 朝、目が覚めてベッドから起きだす時、「起きれるだろうか?悪くなっていないだろうか?」と不安になる。 太っているから足を上げてその弾みで起き...
蝋梅に嗅ぐ青春の匂ひかな 昨日、「昼のいこい」を聴き終えてそのままにしてたら、昨日は若い時に聴いたフォークソングが次々と流れて来た。 懐かしくて聴いていたけど、何だか切なくなってきて止めてしまった。十八、二十歳の頃の情景が、生活が、匂いさえ蘇った。 五十年前、彷徨った街やふ...
先日、買っておいて今日まで封を開けずでした。 約一週間ぶりにコーヒー淹れました。 歩くと突然に右の腰が、カクっとなって歩行が困難になりました。たぶん、事故でケガをした後遺症でしょう。脊椎だから手術しても回復するかは、賭けでしょう。七十代に多い病気と、ネットで検索して見た...
トーストにチーズと載せる冬のトマト セロリ齧る前歯は音楽奏づ 明るさを周りに残し菊枯るゝ 枯菊に日のよく当たり華やぎぬ テレビで相撲を見ていて、ふと気づいたのだけど、懸賞金の垂れ幕ですか、土俵で一人一つずつ持って、ぐるりと一回りして土俵から降りるアレ。いつの間にかテレビ画...
傷もまた風格かもす晩三吉 寒日和一路電車は大阪へ 電車ゆく鉄橋映ゆる寒日和 寒晴の背骨鳴りたる背伸びかな 大寒や鼠玩具に驚く猫 ニュースで今日は大寒だと知りました。 大寒らしく少し寒いです。来週はとてつもない大寒波がやって来るようですね。水道が凍ったら困るよ。 昨...
大量の結びみくじや春を待つ 待春の転びて嗅ぎし畳かな 老いてなほ秘めし思ひや寒紅梅 茎みじかくもパッと冬のたんぽぽ 寒いからタンポポも首を縮めています。😊
冬の芽や時期待つ圧縮ホルダー 裸木の夕空を掃く箒かな 萎びゆく冬の白薔薇褪せもせず 恋の残り火のごと冬の紅薔薇 晩餐の恋のかけひき春近し 頭の右後ろ辺りに軽く痺れ感がある。それが昨日、一昨日、今朝方と軽く痛みを覚えた。今は治まっている。変頭痛? ともあれ、今日もまだ生...
哲学をしてゐるやうな冬木かな 冬木立忍者の如く抜けゆく子 さあジャズセッションしませう冬木立 ぽっぽっと息はく如く梅早し 早梅や田に人影の見あたらず ロゼットのふくらみ始む春隣 昨日まで高めの気温だったけど、今朝はだいぶ低かったです。 これから、繰り返し繰り返しして春にな...
無駄なりしダウンロードや日つまる 今日は写真編集でスライドショーなどこしらえて遊ぼうと、無料の編集ソフトをあれこれと、ユーチューブも見て探しました。 たくさんある中で良さそうなのをダウンロードしました。あまり高度なものは無理なので初めての人でも使いやすいソフトを。 3つダ...
鉄火巻半額なりて冬夕焼 昨日の夕方に半額で買っておいて、晩酌のアテにしようと思っていたのに、鍋で腹が膨れ、すっかり忘れて寝てしまいました。 朝になって「そうだ。たしか、寿司を買ってたはずだよなァ。」と思い出したのです。 朝ごはんに、おそるおそる「大丈夫だろ。色もまだきれい...
枯葉の音パリッとサクっとカレーパイ 珍しさに買ってみたけど、たいして美味しくありませんでした。 美味しそうに見えたのだけど。具が少量でした。 なんでも、イギリスのパブではよく出されるとか。 パブとスナックとバーの違いを、いまだに知りません。 昔、景気の良い頃にサロン、クラブ...
山茶花の散って鳴る鳴る歌時計 初場所や力士の仰ぐ大御空 初場所のはつらつとせし肌の張り 横綱がいなくて寂しいけど、今年も始まりましたね。 子どもの頃、子どもにも相撲は人気がありました。 漫画雑誌のグラビアに載ってた大鵬、朝潮、若乃花など思い出します。 庭に棒切れで円を描い...
暖房に柔くなりゆくチョコの餡 そのまんまです。😂凡句。 季語は「暖房」と、冬をつかさどるという「うつ田姫」です。 うつ田姫が、チョコパンが好きかどうか知りませんが。😁 上に載ってるオレンジに「何だ?」と惹かれて買ってみました。 意外と、チョコ餡と合いました♪レモンでは酸...
鳥インフルエンザの猛威が物凄いことになってることをニュースで知りました。鶏肉も玉子も値上がりしています。今後もっと上がるのは必至でしょう。 と、今夜も酔ってる私では何も説得力がありません。😂 ていたらくな紅白をぶった切る記事を書くつもりでしたが。 天童よしみより目立って...
スーパーで98円で売ってたので5袋も買いました♪ 酒のつまみに、ちょいと乾きものが欲しい時があります。 とんがりコーンや、かっぱえびせんが安い時も買っておきます。 ネットで値段を調べたら、楽天で220円するから定価はもっとするのでしょう。アマゾンは値段を間違えてるのでは?...
「ほぼカニ」と云ふ蒲鉾や寒に入る 小寒や蒲鉾の名は「ほぼ毛ガニ」 三日の日に、半額だったので買ってみました。 けっこう高い。半額でも400円はしたと思います。 カニカマですね。カニ味噌を使ったタレが付いてる分、高いのかな?付けて食べてみたけど、さほど美味しくない。味噌は味...
千両の畝傍山へと続く道 能楽の歌舞練場や実千両 若い頃、能などちっともわからないのに歌舞練場に何度か見に行きました。きっかけはよく思い出せないのだけど、能衣装に惹かれたように思い出します。能衣装や歌舞伎の衣装に魅力を感じていたのです。 千両、万両も昔のことを思い出します...
細枝の風の形の冬木かな 初詣開帳したる村社 初詣鈴の音澄むや村社 いにしえの奉納額や初詣 もう色褪せています。 いつもは閉まっています。正月だけ開けてるのかもしれません。初めて見ました。 買い物にスーパーに来たおりに、一服がてら、たまに立ち寄る神社です。 神主さんもいない小...
うれしくてうさぎうきうき卯槌かな まだ年賀状を書いていなくて。😂 明日、初めてプリンター印刷に挑戦します。 今は、ユーチューブで親切に教えてもらえるので助かります。 うまく出来るかな? 季語、「卯槌」とは縁起物です。実物は見たことないのですけど。厄除けのお守りのようです。...
ふるさとの小包届く年の暮 すっかり色づいたカボスは果汁がたっぷり出ます。夏みかんくらいある大きさです。切り干し大根は姉の手作りです。下の方に瓶に詰めた梅干しもありました♬ 気にかかる大つごもりや母のこと 平和をと心の隅に大晦日 昔に作った土の人形たちです。 あどけなさを...
行く年の振り向く猫と顔の合ひ 猫亡くし猫のこと知る年の暮 留守に猫ティッシュ散らかす小晦日 年歩む猫の爪とぎ傷の壁 猫のかぬノートパソコン年流る 寝ることが猫の仕事か年の暮 行く年や猫の牙城はダンボール ちょっと飲みちょっと夜更かし小晦日 今日は猫尽くしで詠んでみました。...
想はせる赤い宇宙や冬林檎 冬りんご猫が匂ひを嗅ぎに来る これは違いますが、「賢治りんご」という名のりんごを見ました。岩手産のりんごでしょう。 銀河鉄道のシールを貼ったら楽しいと思う♪ だいぶ前に読んだ本が出て来ました。 懐かしき絵本の中へ冬りんご 昔の絵本の絵が好きです。現...
黒焦げのトースト齧る年の暮 トースターのメモリーの加減がむつかしい。😂 ハチミツぶっかけて食べました。皿にぽたぽた零して。😂 干しぶどうたっぷり入ったパンです。セロリを齧りながら♪ 一応、野菜も食べて栄養のバランスを♪ 今日は失恋がテーマです。経験豊富だから。😂 恋終...
立ち向かふビニール傘や風時雨 寒風にビニール傘のトテチテタ 風時雨という言葉があるのかわかりません。が、祥風時雨という言葉があったので。(*´σー`)エヘヘ 風と時雨とも読めるかな? タイトルの句はまったく、その場の思い付きです。冬の冷たい雨に、包丁を研いでる山姥が浮かび...
クリスマス大聖堂でディナーかな 抵抗のクリスマスツリーウクライナ 戦時下のクリスマスツリー迷彩色 平和の祈りをクリスマスツリーに 昨日のニュースで、ウクライナの人たちが端切れを集めて、重ね貼り合わせてクリスマスツリーを作ってるのを見ました。それは、迷彩色のツリーでした。 ...
クリスマスツリーに干支の猫飾り 今朝のニュースを見ていたら、ツリーにぶら下げて飾るものを描いてるウクライナの女性に「来年の猫ですか。」と記者が聞いていて、ええッ?猫?見間違いじゃないのか?と思ったけど、アップされたのを見ると、本当に猫でした。('◇')ゞ 調べてみたら、タイ...
クリスマスケーキ工場フル稼働 今朝のニュースを見て詠みました♬ 値段は上げたくないから地道にコストカットしてるとか。 これまでケーキの下に敷いてたプラスチック製の敷物を、紙製品にしたそうです。それで良いと思います。敷物を取っておく人はあまりいないと思います。いるのかな?記...
旅に出ると云ふ野良ねこ冬うらら 野良猫の海を見下ろす冬うらら 「旅に出るんだってね いったいどうしたのさ…」 このフレーズは、浅川マキの歌からです。ときどき口ずさんでいます。😊 晴れ晴れとユッカ眩しき白さかな 「文字入れ」が今朝は不具合みたいです。 ユッカは秋の季語ですが...
パック入り味噌買ひ求む冬の暮 味噌つまみ酒をちびちび冬の夜 その年の味噌の出来具合なのか、それとも寝かす時間の加減なのかどうなのかはわからない。同じ味噌なのに、以前買ったこの雪ちゃんに、とても美味しいものがあった。 日本海みそ・冬 トーストにセロリを添えし朝餉かな 糸のご...
シリウスや老いても心は青春 天狼や老いて胸の灯煌々と 今日も寒い朝でした。 湯たんぽの湯で顔を洗って、濃いめの緑茶でナッツとあんこを食べて、まず落ち着きました。身体はよろよろガタガタでも心の炎は勢いよく、まだまだ青春です。😂 天丼の海老六匹や冬夕焼 掻き込む熱々天丼...
ラジオから懐メロ流れ冬暁 今朝、というよりまだ夜中に目が覚めて、そこから寝付かれずにもう起きだした。 ストーブで沸かしたお湯で濃いめのお茶を淹れて、あんことナッツを食べて頭を目覚めさせた。 3時にラジオをつけて久しぶりに深夜便を聞いた。 丁度、「にっぽんの歌こころの歌」の...
パソコン突然まっ暗かまいたち 社長さん寄ってらっしゃい鎌鼬 立ちションの罰当りの場かまいたち 手裏剣を使ふ忍者や鎌鼬 ヒューヒューと風の鳴く夜や鎌鼬 鎌鼬は、寒い地方で起きることが多いらしい。 大気の異常現象か、突然に見えない何かで皮膚を切られるそうだ。実際に切られたと言...
豚まんを買ってその場でかぶりつく 豚まんを頬張る男らしさかな 「男らしく」「女らしく」と言うのも変わってきました。 「男のくせに」「女のくせに」も、うかつに言えません。まだ言ってる小学生もいるけどね。 外見はいかつくて言動も男男してても女々しいところがあったり。この「女々し...
猫の眼の黒くまんまる冬暁 タイトルは三段切れです。 夏井いつきさんが前にプレバトで「三段切れが悪いというわけではありません。そういう句もあります。」と言ってたので♪自分ではリズムがあると思います。😁 寒暁や顔に当て来る猫の鼻 明け方に帰って来た猫が、布団に入れてくれという...
レストラン注文多し冬館 閉ざされし扉気になる冬館 そうです。宮沢賢治の好きな人ならすぐにピンと来るでしょう。 季語「冬館」は、洋館でしょう。 遊び気分で詠みました♪ コーヒーとやかん持ってストーブまで 今朝はモタモタして、今パソコンの前でコーヒーとパンです。 新しいパ...
甘い赤き根の冬のはうれん草 575ではないけど、全部で17文字の破調俳句です。 ほうれん草は春の季語ですが冬でも売られてるし、買って来て茹でたら美味しかったので詠んでみました。 根っこを切ってるのが多いです。付いたまま売ってるのを見つけたので買って来ました。赤いうちが新鮮で...
老いたれどカシッと齧る冬林檎 蜜をみな芯まで齧る冬林檎 冬りんご切れずに剥けし螺旋状 帰るまで待ってゐてくれ冬りんご パンケーキ焼いて包みし冬林檎 初め、ホットケーキで詠んだけど、「ホットケーキ」を冬の季語にしてる歳時記があるようなのでパンケーキにしました。 でもね、その...
猫が手を入れてみる湯たんぽのくち 湯婆と書いて、湯たんぽと読むんですね。 湯たんぽは、室町時代に中国から渡来したそうです。陶器でしょうね。今も陶器のものが売られてるようですよ。 湯(たん)婆(ぽ) 「湯湯婆」と載ってる辞書があるようです。 「婆」は、お婆さんではなく、妻の意...
牛乳と歯に沁む朝の冬バナナ バナナは夏の季語ですが、「冬苺」という季語もあるから。と勝手に。😁💦先日、少し遠くのコープに行った時に見つけたモンキーバナナです。近くのオークワでは見かけなくなっていたので「やあ♪」と久しぶりの出会いでした。小さいけど、皮が薄くて実がギュッ...
プーさんの皿に盛りたる冬いちご カップの方は落っことして欠けてしまいました。プーさんのカップでコーヒー飲むのが楽しみだったけど。_  ̄ ○ チョコパンに挿む目覚めの冬苺 あれは恋だったのかしら冬いちご 冬いちご酸っぱさ沁みる片思ひ 忙しさや一息入るる冬苺 のんびりと歩いて行...
還暦の夫婦そろってちゃんちゃんこ 手を繋ぎ孫と揃ひのちゃんちゃんこ 裏表おっちょこちょいのちゃんちゃんこ 雪駄履き似合ふ和尚のちゃんちゃんこ 鬼太郎と同じカラーのちゃんちゃんこ 老眼鏡はずして背伸びちゃんちゃんこ 夜更かしの欠伸ばかりのちゃんちゃんこ 「この印籠が見えぬか」...
恋をしなさいブロッコリ食べなさい ブロッコリ青々茹でてマヨネーズ ブロッコリの森を抜けゆくミニカー ブロッコリ、ブロッコリーと、どちらでも良いようです。 茹でたての温かいうちにマヨネーズをかけて食べるのが好きです♪マヨネーズも知らん間に値上がりしていました。コーヒーの値上...
着膨れて箸で掻き込むナポリタン 季語は冬の季語「着膨れ」です。 久しぶりに腕をふるってお昼にナポリタンを作りました。 材料は、茹でたスパゲティ、ピーマン、玉ねぎ、スライスハム。油はオリーブオイルとバターを使いました。 京都は北区紫野に、昭和四十一年創業の、昭和レトロな趣の...
焼芋はアルミを巻いて転がして 焼芋の皮ごと食べる香ばしさ 焼芋は石油ストーブの上で簡単に出来ます♪ 冬の楽しみの1つです。焦げすぎて硬い皮もオツな味です。 \(^O^)/買うと焼芋もけっこうな値段です。里芋も美味しく焼けます♪醤油を垂らして食べます。酒の肴になります。 ポー...
冬の夜や赤提灯は故郷の灯 昨日はもう死ぬのかと思った。 お昼が少しズレたので、一杯かたむけた。そのアテがみな塩分が多すぎたのだろう。箸休めの漬物もけっこう塩分があると思う。糠漬けキュウリ一本は食べすぎた二郎。戦争は知らない。 たぶん、血圧が上がったせいかもわからない。急に...
(岡本帰一画)フリー写真より 点けてないストーブの前すはる猫 ストーブに向かひて猫の行儀よさ 昨夜、今年初めてストーブを点けました。 先日新しく買って来たけど、古い方が去年のまま、灯油が残ってるままだったので、もったいないから恐る恐る傍にやかん一杯の水を用意して(万が一の...
老い集ふ歌声喫茶秋の薔薇 若い頃、都会で歌声喫茶が流行っていました。 新宿の「灯」が初めだったのでしょうか。正月に東京に就職した友を訪ねたおりに行ってみました。順番待ちの混みようでした。長いこと待って、入店しました。が、何か抱いていたイメージとは違いました。 田舎に1軒だ...
金平糖の出来上がり冬銀河 ゆっくりと回転している大鍋を傾けたような機械の中に、グラニュー糖かな?を入れて回転させながら粒をこしらえ、蜜をかけながら気長にコテで寄せてはまた蜜をかけ回転を繰り返し作り上げます。あの、突起が出来るのが不思議です。ユーチューブで見ました♪ 世知辛...
コスモスに話しかけ話しかけられ コスモスのそよぎをまねる日和かな 断片の飛ぶ地図のごと秋の蝶 今日は名残を惜しんでコスモスで詠んでみました。 秋の名残もまだそちこちに見られますね。 近くの銀杏も、散りつつ、今が盛りです。 桜紅葉は、だいぶ散って来たけど、少なくなるほど真っ赤...
給食のパンの懐かし小六月 コッペパンが懐かしくて、パンを買いに行って見つけると、買って帰ることがあります。切って、ウインナーを挟んだり、野菜サンドなどにするとまた美味しいですね。焼きそばパンも時どき食べたくなります。小ぶりのものは初めから切れ込みの入ってるものもあります...
冬が映ってゐるブラックコーヒー 弱し期間限定や「冬珈琲」 コーヒーが切れたので買いに行ったのですが、「あれっ?!」と思うほど、いつも買ってたモカが200円近く上がっていました。 思わず「何でこーなるの!」と欽ちゃん飛びをしそうになりましたよ。😂😹 値上がりが多すぎて。心...
味噌汁のスーッと動く冬の朝 看板の灯りゆく路地日短 暮早し一杯のつもりが二杯 短日やコーヒー冷めて句は出来ず 暮早し慌てて帰る散歩かな 冬の季語「日短」は4文字ですが、5文字あつかいです。 それは、「日」の後に一拍おくからだそうです。「日・短」と。 サッカーでニュースキャス...
皆で見た昭和のテレビちゃんちゃんこ 「ちゃんちゃんこ」が季語です。 納豆や昭和のままの玉暖簾 「納豆」は冬の季語だったんですね。 手紙落つポストの音や冬日差し 山間の湯に入り来たるうつ田姫 冬は「うつ田姫」春は「佐保姫」夏は「つつ姫」秋は「龍田姫」と、四季それぞれ女神様がい...
とりどりの煮込みおでんや世の縮図 (季語は「煮込みおでん」です。) 始まりの恋はぬるめで酒は燗 (季語は「燗酒」です。) 自販機のおでんを買って帰宅かな 昔、カレーライスの自販機があったような。食べた記憶があるのです。うどんも食べたことがあります。 若い頃はたまごなど、...
帰り花佇み仰ぐ城址かな 帰り花は、桜の花のことだそうです。他の花の場合は、例えば「くちなしの帰り花」と名前を付けて言うそうです。 帰り花はもう時期を逃して見つけられません。😂😹 厚き葉の陽に透けてゐて枇杷の花 気慣れたる常着の和服びはの花 もたもたとよろけながらも冬支...
遠き日の想ひ出たどる野菊かな 道迷ひ一群れの野菊に出会ふ 一輪の野菊を活けてティータイム ひたむきさ野菊の強さ教へらる 男は若い頃の方がロマンチストなのかな? 昔、陸奥A子の漫画が大好きでした。樹村みのりも。今も押し入れのどこかに単行本が一冊あるはず。 作者は忘れた...
冬銀河MRI脳検査 先日、脳の検査をして来ました。 「今のところは特に問題はありません。うーん。まあ、歳相応ですね。」 と言うことは、50代の脳ではない。60代の脳でもない。と言うことです。 「70の脳です!」 Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン!ちっとも嬉しくないよ。 まあ、ボケ...
気のいいやつさ背高泡立草 スイングスイング背高泡立草 せいたかのっぽ背高泡立草 「せいたかあわだちそう」で、もう10文字です。😂 「泡立草」でも良いようですが、あえてそのままで詠みました。 「秋の麒麟草」とも。高山のものは背が低く、「ミヤマアキノキリンソウ」と呼ぶようです...
秋夕焼サクサク齧るメロンパン 秋夕焼すぐ過ぎし特急列車 列車の吸ひ込まれるごと秋夕焼 チターの映画音楽や秋夕焼 秋夕焼ゆらゆら香るブランデー 若き日の数多の恋や秋夕焼 数多と言うほどしていません。見栄はってます。😁 恋の歌は多いですね。今のアイドルの歌にもたくさんあるで...
コーヒーに秋の香りを嗅ぎにけり コーヒーをレトロ喫茶で秋の昼 秋の暮コーヒーの香に寄り道す 若い頃は、会社の帰りに喫茶店に必ずと言っていいほど寄ってました。初めて見かける喫茶店の看板を見つけると、もうワクワクして来たものです。 まだコーヒーに角砂糖を3つは入れて、ミルクも...
停泊の船の寂し色なき風 ボラードも鎖も錆びし風の色 埠頭ゆく色なき風の猫を追ふ 海を見にゆく黒猫に風の色 昨夜も雨が降ってたようだ。 明け方には止んだみたい。 一雨ごとに秋が深まってゆく。 夏から一気に晩秋になった今年の秋。 でもまだ紅葉はそれほどではないようだ。 これ...
灯火親しむコーヒーはアメリカン コーヒーの深き香りや秋深む 懐かしむ名曲喫茶秋深む 今も「名曲喫茶」て、あるのだろうか? クラシック音楽に興味が出て、NHKFMのクラシック音楽の番組を聴くようになって、それから、ぶらつく街で見つけた「名曲喫茶」に時々行くようになったっけ。 ...
桐の実の裂けて覗きし幼少期 昨夜からの雨も今朝には止んだ。 でも、気温が低い。 それでも湿度が低いから気持ちいい。 そろそろセーターを引っ張り出す頃かな。 晩秋から初冬の感じです。 寒くなって、夏の頃ほど眠気に襲われないだけマシかな。 寝汗もほとんどかかなくなったし。 でも...
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猫のひげ立派に見えて冴返る 寒戻り一気にすするうどんかな 寒戻りピリリときめき感じけり 寒戻り喉に焼芋つまりけり 冴返るコーヒーの香の尖りけり 寒戻る餡子を舐めたるスプーン 柊にさえかへりたる月夜かな 内藤丈草(江戸時代の俳人) 立春大吉雪國に雪ふりしきる 長谷...
春立つや耳奥に若き日の音 春立つや耳奥にゲーセンの音 19歳の時、クラスメイトだった親友のアパートに田舎から布団と身の回りの物を詰めた段ボール箱を1つ送って転がり込みました。以前にも書いたことあるのですが、今朝方に夢うつつに思い出してから眠れずで、5時間ほど寝たか...
節分や鬼かぶりつく恵方巻 豆撒や鬼の先生追ふ園児 「福は内」畳に父が飴を撒く 子どもの頃、夜になると近所の家々から、豆を撒く「鬼は外、福は内。」と、父親の声が聴こえ始めて子どもらのキャッキャと言った賑やかな声がしていました。 我が家も、病気がちだった父がこの夜は元気...
蝋梅の香に古を想ひけり 朝の目覚めのあんぱんや明日の春 粗茶なれど濃きかをりや明日の春 朝、甘いものを食べると早く脳みそが動くと言うのを聴いてからは甘いものを少し朝食の前に濃いお茶を淹れて食べます。 動いてるかな?(ノ´∀`*) 昨夜はまたおかしな夢を見ました...
寒鰤やちょいと肴で握り寿司 刺身で握り寿司を作ってみました(^^♪ サーモンは秋の季語のようです。イカは、イカだけでは季語にはならないようです。「イカ釣り船」とか、合わせて季語になるようです。 気管によく物が引っかかります。水やお茶でも。(;^ω^) 何度も咳き込ん...
写真はフリー写真からですが。先日、ニュースで伊豆シャボテン動物公園のカピバラたちが気持ちよさそうに湯に浸かっていたのを見て♪ 鼻の下が長くて、のほほんとした顔のカピバラって、癒されますね。春になったら、久しぶりに動物園に行ってみたいです(^^♪ 待春を振る振る鍋や町中華 ...
春を待つ犬の毛並みの艶々と 先日、こんな夢を見ました。 何故かアメリカに居てバイトをしているのです。 そのバイトの内容が実に変っていました。 老犬の思い出にと、私と老犬とツーショットの写真を、老犬の主人が写すわけです。夫婦であったり独り身であったりしますが何れも年配者や老...
不思議なる絵本の夢や春隣 3,4日前に不思議な絵本の夢を見ました。 それはどこかのローカル電車に乗っていた時のことです。 向いの座席に、お爺さんと4,5歳の孫らしき男の子が座りました。 男の子は、買ってもらったばかりのような、まだ包装紙に包まれた四角い大きな硬い本らし...
ナッツをたくさんトッピングしてみました♪ チョコとクリーム、2つくっついたコロネパンです。 香ばしく ストーブの上 餅焼けて 語りかけくる ぷっくりぷくら 里芋の 焼けて小鳥の 声のごと ピーチュルチュルル ピーチュルチーチ ジャガイモ、サツマイモも鳴くけど小鳥には似て...
待春や店に並べる輪島塗 昨日、ニュースで東京の何屋さんだったか、棚に輪島塗を並べてるのを見て。 立ち食ひの暖簾くぐれば春隣 春近し立ち食ひそばの搔き揚げよ 昨夜は8時間ほど寝て5、6時間は眠れたかな? 1,2時間おきにトイレに起きて、すぐ寝つける時もあるけど。な...
風花や吾待ち君は露天風呂 相変わらず睡眠障害の私は昨日、こんな夢を見ました。 肉吸い(肉うどんの、うどん無しみたいなもの)で有名になった食堂の大将になっていました。花月だか新喜劇の近くにある食堂です。昨日、ネットのニュースで吉本興業を見たせいもあります。意外とオンボロ...
山茶花の三寒四温咲き残り 昨日、北風に吹かれながら村の神社に寄ったら山茶花がまだ少し咲き残っていました。 山茶花は初冬の季語です。三寒四温は晩冬の季語です。季重なりになるのかもわかりませんが詠んでみたでがんす。 タイトルの句は、先日の日曜日に「小さな旅」を見て詠みまし...
朝食は八等分の冬りんご 星めぐりのうた聴きつつ冬林檎 宮沢賢治作詩作曲の「星めぐりの歌」です♪ いろんなバージョンがユーチューブにたくさんアップされていますね。全部はとても見きれません。 震災から1年後賢治のふるさとで「星めぐりの歌」大合唱 りんごが甘くて美味しいで...
待春や焼きおにぎりの不揃ひよ 風邪に似た症状がずっと続いていたのがようやく治まって来た。咳がまだ少し残ってるけど、眠くてたまらないのは治って来たようだ。眠くて眠くてたまらなかったのはそれだけ体力がなくなっていたのかもしれない。食欲も少し落ちて痩せたかな? 大好きなコー...
むなしさをコツンと割るや寒卵 待春や懐かしさ沁む玉子丼 子どもの時、初めて食べた丼が玉子丼でした。 小1の冬休みだったと想い出します。 いつも一緒に遊んでた面倒見のいい小6のガキ大将に誘われて町に出かけました。「120円あったら食堂でご飯を食べて、デパートの屋上遊園...
年移る布で囲はれしハチ公 大晦日の渋谷の様子をニュースで見ていました。 布かはわかりませんでしたけど、ちょうど写真のバックにあるような囲いでハチ公は、すっぽりと覆われていました。そうしなけりゃならないほどハチ公前の広場は混雑するのでしょう。 高僧の頭の照りや除夜の鐘...
咳はないけど、ずっと風邪の症状に似た状態が続いています。 今日は少しマシなのでやる気を出しました。正月が来るから今日は買い物にも行かねばと思っています。年越しそばと、ちょっとフンパツして上等な酒も。\(^o^)/ 生姜湯を飲んだカリバの走りかな 全国女子高駅伝は、まれに...
冬至南瓜ごろごろ入れし饂飩かな このところ寒いから手軽に温まるうどんをよく食べます。スーパーで売ってる茹でた袋入りのものです。 時間をかけて煮込んで柔らかくなったのが好きです♪若い時はこしのあるのが好きだったけど、齢のせいでしょうか。((´∀`*)) 昨日、南瓜を買っ...
静々とリフトに乗りしうつ田姫 冬の季語、冬をつかさどる「うつ田姫」で詠んでみました。 絡み合ふ葱と牛肉なまたまご 三位一体たまごと肉と葱と 「葱」が冬の季語です。 写真はうどんですが、すき焼きの時なども肉と葱を一緒に生卵につけて食べるのが最高です♪お互いに旨味を引き立...
年賀はがき絵柄あれこれ考へり ガンダムやアンパンマン、ドラえもん、ピカチュウ、アトムなど毎年あれこれ交代で日本のアニメキャラクターを使えば、記念に買う小中高生も出て売り上げが伸びると思う。いつもスマホで新年の挨拶してる子が、はがきで初めて書くという新鮮さに「いいじゃん♪」...
皿の中匙でつぶす苺ミルク 昔、おじいさんがいつもやってるのを見て、「そんなことして美味しいの?」と真似て、試しに練乳かけて潰して食べてみました。すると、「おっ♪」と、また違う美味しさに気がつきました。それが潰して食べた初めでした。 カーテンの揺れが気になる子猫かな 動くも...
人も空へ旅立つたんぽぽの絮 わんこもニャンコも人間もみんな、見えなくなってそれきりじゃなく、宇宙のどこかに居ると思う。「タマシイ」として。 死んでそれっきりだとは誰もわからない。 宇宙のこと、人間はまだ5パーセントしかわかってないからねえ。 何十年も前に発見された「ダーク...
ぽとぽととコーヒー淹れて春深む トーストに焼きむら出来て春深む 一人居の遅き朝餉や春深む トースターの調子が悪いので最近はフライパンで焼いたりします。厚手のフライパンだと、けっこういいあんばいに焼けるんです♪\(^O^)/干しブドウとナッツは毎日欠かしません。 一昨日は...
詩 「ちゃお」 二日前の晩 塩かげんまちがえたスパゲティを 食べ過ぎて 夜ふけに水を飲みに 起きた 月明かりの台所で ぼくを見つけて なぜか ぽかーんと 見ていましたね あの夜 ぼくも水を飲みに来て 窓から月をながめていたのです いつでもにげる用意をしているぼくに ほんと...
葉脈の陽にまっすぐに春落葉 春落葉おにぎりシートいちにさん 腰を下ろせば雀の帷子かな 摘もうか摘むまいか雀の帷子 傍にある草はたぶんスズメノカタビラと思うのです。違うかな? この草、子どもの時から何かしら惹かれました。親しみを覚えるというのか。愛きょうを感じます。 スズメの...
ものの芽や厨で育つ野菜屑 おにぎりのかがやきにたんぽぽの笑み 昨日は月一の診察に行って来ました。 三ヶ月に一度の血液検査でもありました。 「げっ!しまった!」 と思ってももう遅い。昨夜、少し飲み過ぎたのを後悔しても。 ついでに、身長、体重測定。それと「へそ周り」測定。 「...
画面の左端にカーソルが行くと「ワッ」と出て来る天気予報などのやつ。😞マイクロソフトって、余計なことばかりするよ。良かったものは消してしまうし。 マイクロソフトもそうだけど、メーカーの要らないものも多い。 それで、ネットやユーチューブで検索して見つけた要らないソフトを、と...
春深む帰らぬ日々の猫のフォト 懐かしき子猫のフォトや暮の春 珈琲に春愁ゆらし飲み干せり 今日はようやく気温が上がりそうだ。 このところ三月に戻ったような気温が続いていたから。 昨日、東京は夏日だったというけどこちらは肌寒い一日でした。 メルカリの品が届かない。3日前に...
のらねこのゐてたんぽぽ 摘まれて捨てられてたんぽぽ 4時にトイレに起きて、もうそれから眠れずに起き出した。 今朝の冷え込みは緩く、顔を洗う少し冷たい水もサッパリと気持ち良かった。顔を洗うとスッキリしますね。私の知ってる先生は日に7,8回以上洗うようです。 足はもうスタ...
原点にかえってみた。 俳句は、初めに惹かれたのは山頭火だ。 まだ俳句も何も興味のなかった小学生の時、週刊漫画雑誌「少年マガジン」に山頭火の漫画が連載されていて。今思えば珍しい企画連載だったと思う。けっこう人気があったように思う。 575の俳句との出会いは、中学の国語が初めだ...
ゆっくりとけじめと区切り花筏 滔々と思ひを載せて花筏 花筏ふいに現る鯉の口 咥へゆく雀ひとひら花筏 この、雀を使った句は下敷きがあります。 浜田広介の「花びらの旅」です。とても詩的な短編童話です。 好きな童話作家の一人です。代表作は「泣いた赤鬼」でしょうか。...
桜草こぼれて集ふ鉢の水 道端の連翹に道尋ねけり 姥桜たがひに映ゆる古刹屋根 文字なぞり歌碑にふるふる花吹雪 清明の草一本の耀きよ 昨日は「清明」だったのですね。 もう晩春に入りました。 足の不安と痛みを抱えながらあちこち出かけています。 柿の若葉がピカピカと...
一本の葉柳の下待ち合はす 灯の洩るるミモザの隙やカフェの窓 赤ひとつ土手にぽつんとチューリップ ようこそと暖簾やはらか春の風 水はまだ冷たいけど、顔を洗うのに気持ちのいい朝になって来ました。洗った後のサッパリ感♪ 胃の調子が少し良くなったら今度は左足が痛くなってきま...
たんぽぽの葉と伸びてゆく隙間かな 愉しむレコードノイズや白椿 紅椿土間長々と京町屋 僕が生まれるずっと前の歌に「白い椿の唄」というのがあります。CDでも、古いレコードからの録音なのでノイズがいっぱいです。聴いているとノイズが気にならなくなり、遠い記憶を辿る思いに...
芝桜にぎやかな学び舎の窓 思ひ出す忘れしことや薔薇芽吹く 薔薇の芽や高き踵のハイヒール 風は聴く薔薇の芽のひそひそ話 薔薇の芽が宇宙の謎を知ってゐる 戦国武将仰ぐごと山桜 このところの胃の調子が悪いのは、梅酒を止めたからかもしれない。数年間ずっと毎日飲み続けて...
かんばしき露店のけむり夕桜 まだ止まぬ遊具の子らや夕桜 残照の池面ゆらめき夕桜 娘らは串を頬張り夕桜 公園に近づいて来るともう屋台の何やらかんやら焼く匂いがして来ます。入ってすぐ、中学生くらいの女の子が二人、仲良く坐って美味しそうに大きな串を食べていました。すぐ傍...
千切れゆく思ひ思ひに春の雲 葉は小さき剣のごとく三葉躑躅 暮れ残る三葉躑躅の薄あかり 夕日吸ひ三葉躑躅の灯り初む ゴンドラの唄は、歌謡曲の初めだとか。 松井須磨子が芸術座の公演の中で歌って流行したそうです。 作詞は、石川啄木や森鷗外と交流のあった吉井勇。作曲は、童謡...
憎めぬ名脇役ぺんぺん草 幼な子の好きな一等チューリップ たぶん、チューリップが一番好きと答えるのではないだろうか。 たいていの幼稚園に植わってますね。 幼子とすると、「ようじ」と読まれやすいので。「幼な子」と詠む有名な俳人もいたのでこっちを使っています。 こういうのは...
あくび出る午後の体操チューリップ 歌ふ子らの大きなくちチューリップ とことこ幼な子駆け寄るチューリップ 今日は足が回復して久しぶりに遠出して来ました。 5千歩なんて数か月ぶりです。スタスタとは行きませんが、疲れはさほどではありませんでした。明日、出るかもしれませんが。...
開ききり白木蓮の潔さ 柳の花みんなみんなあっといふ間 幼な子は柳の絮に風を見る 今朝はほんとに慌てた。 ストーブの上でコーヒーを淹れてて、セットしてお湯を注いでいたソーサーがカップから傾いて淹れかけのコーヒーが零れてしまった。音と共に見る見るうちに火は小さ...