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2020/09/06

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  • 詩【死ぬ寸前に私は日の丸を理解した】

    日の丸の旗が街々を埋め尽くしたころ 私は 日の丸の赤を疑問視していたが 死ぬ寸前の朝 それは冬の太陽光線である事を悟った 日の丸国は 冬の王国であったのだ 亜熱帯の冬の太陽光線に限って 暁光は赤色を示す

  • 詩【鬼探し】

    『…あなたは一回も鬼をやらずに鬼ごっこを終えるみたいね』

  • 花どろぼう殿その後(占い)

    運というものの理解が、個人運が上がる→必然的に周囲の人や生き物にもいい影響を与える…という理解になれば、昨今のようながめつい守銭奴的な意味での幸運から解き放たれ、もっと『地球全体の運気』が良くなる気がするのだが…。

  • ガスライティング(Gaslighting)

    それを聞いた者のうちの一人がさっと飛び出て、すぐさま、こん棒でガラスランプを叩き割った 彼ははっきりと言った 『その通りだ!俺は狂っている!狂っているからこれが本物の魔物だとは到底思えんのだ!』

  • 人生…もっと早くから『全然大丈夫だった』と気付いていればよかった。

    そんな後悔もあって、幸福を気付かせてくれた花壇制作には入れ込んでいる。お金の一番の使い道はやはり共感、共鳴の地点の追求にある…これは実に幸せな浪費である。それ以外の浪費は正直、ただの浪費かもしれない。だから決して、博打につぎ込んでいるわけではない…!!と強がっているあたりが、やはりやや少し泥沼型であることは否めない…。

  • 詩【小規模なビッグバン】

    心配するなよ、俺は相変わらず 仏頂面の頑固者で イエスマンの真逆だ ただ愛を知っただけ 許すって事を、小規模なビッグバンで無理やり知らされただけだ

  • 散文詩【夜光虫】

    久しぶりにお手紙を書きます。船の中でお会いした時、貴方は私が以前とは随分変わったとしきりに言っていましたね、それほど私は変わったでしょうか?ただ、今渡ろうとする海峡では、元来30年で成される浄化が3年で行われようとしているのです…これは凄まじい速度です。

  • ショートショート【「預言者イザヤと同じほど賢いのだわ」】

    青年は問いを振られたが答えなかった…答えられなかった。この堂々たる老婆に、まさか廊下で従弟たちと話したように、裸になって一晩外で過ごしたらどうか?等とは言えなかった。第一にこの老令嬢にはそれを受け止めるべき紳士のお相手も当然居ないのだ。さらに孤独になれとは到底言えなかった。

  • 詩【救い難い我らは 天国の一歩手前で足踏みをしている】

    救い難い我らは 二千年以上前から 天国の一歩手前で足踏みをしている

  • ショートショート【オカルト話】

    『君は我々の世界にイエスキリストが居なかったと思うか?それとも居たと思うか?あるいは…まだイエスキリストは生まれてさえ、存在さえしておらず、これから生まれてくると思うか?』

  • 死と病気

    私もそうやって死ぬのだ、誰だってそうやって死に導かれてゆくのだ、何もおぞましい事ではない。私は花咲いた株を手で包み込む…やはり花咲くのは体力が要るのか、凄まじい体力が要るのか?辛いのか?苦しいのか?それともすべてをやり終えて微笑んでいるのか?

  • 失敗談

    この失敗談が活かされることを祈っている。ただ、庭に安定して緑がある状態にもってくるまでに、土調整を含めて大体丸5年かかっているので、おそらく花壇をコンスタントに回せるようになるまで5年くらいは、密かな失敗が続くのだと覚悟はしている。

  • 花どろぼう

    かくしてすっかり好々爺と化した花どろぼうは羊雲を背に、ペダルを漕ぎ漕ぎ、一陣の風となって過ぎ去っていったのだった。

  • 秋桜畑とノーマスク近況

    どのようになっても、何の分け隔ても無く人間同士は付き合えるものなのだという確信が芽生えてきた。

  • ショートショート【『珈琲代にでもしてください!』】

    社畜だろうが奴隷根性だろうが構わない。俺はそれでいいんだ、これでいいし、これが俺の生き方なんだ。これが俺なりに出来る世界の支え方なんだ。俺は胸に熱いものがこみ上げてくる中、地震でぶっ壊れたインフラ網の修繕係と成るべく、終電間近の電車に乗って湾岸部まで…嬉々として赴いたのだった。

  • ショートショート【水晶の峰々】

    「夢の中でわたし、蝙蝠になって飛んでいたの、でも殺されそうになって…あのまま殺されていたら…」

  • 川と土手についての考察

    土のもたらすミネラル分が川に溶け込むと考えると多少は、川というモノが姿を変えるのも自然な事であり、従って土手を抉られるのも致し方の無い事なのかもしれないが…人類には、それを漫然と傍観していられる時間は、あまり無いような気がしている。

  • ショートショート【まじない師の恋】

    ついに彼女は主観的時間の中へ消え失せたのだった…。老婆は瞬間的に孫を失い、村を守る役目が「ふたたび」自分に回ってきたことを本能的に訝しみつつも静かに呪術を行った。その日の晩、月の無い暗い夜に村はずれで一人の男が死んだ。老婆は内側の光の中で…究極の主観的時間の中で、何やらよく見知った女と、男とが仲睦まじく暮らしている光景を漫然と見つめていた。

  • ショートショート【アマチュア】

    その後何が起こったのかは誰にもわからない…ただ一つ言えるのは、男が、ついに絵筆を折ろうと決意したその日の朝、輝くような秋晴れの陽光を受けながら、全く唐突にアマチュア画家老人が住宅街とドブ川の暗渠の間の椅子から立ち上がり、男に微笑みかけ、完成した絵を見せたのだった。

  • ショートショート【小さな虫の一生】

    「どうか明日は、次の朝目覚める時、あるいは次の朝子孫が目覚める時には、約束の地にたどり着けますように」 およそ全ての生き物がこの、祈りとも願いともつかぬ欲求を抱いて一生を終えるのを、小さな虫である彼は無意識のうちに悟ったのだった。

  • 朗読【雅歌】旧約聖書

    1955年版口語訳旧約聖書、雅歌の朗読をYouTubeにアップしました。

  • 散文詩【此処が約束の地なんだ】

    人が互いを許し合う事、それはイエスマンになるって事じゃないよ むしろ真逆で、嫌な事は嫌と言う 自分の振る舞いは自分で決める でも心は いつでも開いておくんだ 心は 誰にでも開いておく覚悟をするんだ、それが強さってものだ そうすればそこは新しいエルサレムになる

  • 散文詩【一行の英数字文字列】

    その瞬間ようやく…聖典と呼ばれる膨大な言葉の羅列が未だに現存し、仰々しい儀式が古来そのまま実行されている意味を、図らずも悟ったのだった。

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