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時代小説、歴史小説を中心に、素人管理人が読了した書籍について、ネタバレしないように綴っていきます。
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よみもの散歩さんの新着記事

1件〜30件

  • 桶狭間で信長に討たれた父義元亡き後の今川家存続に奔走した戦国一の愚将と呼ばれた彼は果たして本当に愚将だったのか「氏真、寂たり」

    こんにちは。 9月に入り、急に涼しくなりまして、日によっては寒いくらいの気温になっています。 オリンピックもパラリンピックも終わりまして、管理人の好きなサッカーも、Jリーグが再開し、代表もW杯の最終予選が始まって、名実ともに東京オリンピック2020祭りは終わってしまったなぁと思ってます。 10年くらい前に当時のIOC会長のジャック・ロゲさんが「トキョ」と言った時の大歓喜が忘れられないんですが、まさか、こういう形での開催になるとは思っていませんでした。 そして、そのジャック・ロゲさんですが、2021年8月29日に亡くなられたそうで、東京オリンピックの終了とともにその生涯を閉じられたというのは、なにか運命的なものを感じますねぇ。 選んでいただきありがとうございました。ご冥福をお祈りします。 そして、引き続きコロナです。 9月6日から9月12日に延長された緊急事態宣言が、さらに9月30日まで延期となりました。 まあ、今の感染者数の増加の仕方をみたら、それはそうなるのかなぁ、という感じ。 もうここまでくると、当初のような延期のインパクトは薄れていて「ですよねぇ」みたいな空気が日本中に漂っていると思うのは、管理人だけではないはず。 ワクチン接種が2回打てたので、もうそろそろ外で飲んだりできるのかなぁと思っていましたが、なんだかそれも難しそうですねぇ。 個人的には、とにかく自己中心的な考え方を捨てて、できる限りの協力をして、事態が収束に向かえばなぁと思う次第です。 さて、そんなコロナ禍継続のなか、一冊読了しました。 今回は、一年くらい前に読んだ、管理人の故郷である越後の幕末の英傑 河井継之助の活躍を描いた作品「龍が哭く 河井継之助」の作者 秋山香乃先生 の作品「氏真、寂たり」です。 氏真と書いて「うじざね」です。 感想ですが、めちゃくちゃ面白かった! 読むのが遅い管理人が、前回の投稿からそんなに時間が経たずに読了しているのが、それを表してますねぇ。 非常に面白かったです。 いやぁ、ここへ来ての、今川氏真です。 とはいえ、管理人、本作を読むまで一切知見がありませんでした。 では、なぜ、いきなり今川氏真か。 あるんですよ、理由が。 理由は二つあります。 一つは、まず、管理人が「今川家」についての知見が全然なかったこと。

  • 父家康の威光で征夷大将軍になれただけの凡庸な二代目かと思っていたら実は思いのほか優秀な気がしたのでもっと評価してあげようという気持ちになった「小説 徳川秀忠」

    こんにちは。 賛否両論あったオリンピックが終わりまして、パラリンピックが始まっています。 なんだかんだで、始まってからは個人的にはとても楽しませてもらっています。 あんなに盛り上がるイベントが、コロナによる外出自粛や無観客での実施になったことが本当に悔やまれます。 本来なら国をあげての盛り上がりになったはずなのに、状況によっては、なんとなく楽しむことが憚られるようだったり、選手にしても、参加すること自体が憚られるような心境が僅かながらにでもあったかもしれず、残念でなりません。 ホント、万が一にでも、コロナが人為的に発生させられたものだとしたら、犯人許すまじの気持ちでいっぱいです。 そして、困ったことに、オリンピックの開催が関わっているのかいないのか定かでないですが、日本国内の感染者数が爆発的に増えていて、これまたどうしたものかと…。 個人的には、オリンピックをやっておきながら、パラリンピックをやらないというのはどうかなぁと思うところなので、パラリンピックが始まったのはよしとして、感染者数を増加させないように、今しばらくの我慢をしていきましょうよ、と思う次第です。 さて、そんな中、一冊読了したわけですが、今回はちょっと仕事の関係で趣味の本を読む時間がなかなか割けず、前回からだいぶ時間が開いてしまいました。 本職は全然違うことをしてますので、技術書やらビジネス本も読まねばならぬわけです。 今回、そんな合間を縫って読んだのが、超ひさしぶりの童門冬二先生(これまでに、直江兼続と上杉鷹山の作品を読んでます)で、且つ、「え、急にそこ?」みたいな感じですが、徳川政権二代目を扱った「小説 徳川秀忠」です。 外出した折に、ふと立ち寄った本屋さんで、たまたま目に入ってきた伝記本らしいタイトル(フィクション感が低めな感じの)と、書籍や映像作品やらでチラチラと出てくるものの、いまいち活躍ぶりがわからないし、なんとなくパッとしないイメージ(あくまでも個人的な意見)な徳川秀忠さんにちょっと興味を惹かれまして手にとってみました。 管理人の中では、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で、星野源さんが演じたイメージと、関ヶ原の遅参くらいしか知見なしでした。

  • 想像すると吐き気がするくらい隊律が厳しすぎてやっぱり好きになれないんだけれども読み始めると何故か夢中になってしまう「新選組血風録」

    こんにちは。 オリンピックが開幕しました。なんだかんだで始まってしまったら、毎日、日本選手の応援で大変です。メダルもたくさん獲れていて、日本の選手たち、本当にすごいなぁと感心しきりです。残念ながらメダルに届かなかった選手たちもよく頑張ってますね、その健闘ぶりには目頭が熱くなります。まだまだ競技が続きますので、引き続き応援したいと思います。 その一方で、コロナの感染者数が爆発的に増えてまして、いよいよ、東京以外の地域でも緊急事態宣言が再発動されるようです。これでも、ワクチン接種の効果は出ているらしく、ワクチン接種ができていなかったらどうなっていたんでしょうねぇ…。警戒心が明らかに下がってきているのでしょうね。重篤になる・ならないでなく、医療従事者の方達の苦労も考えて、まだまだ各自での注意を怠らないでもらいたいものです。管理人、やっと一回目のワクチン接種の予約ができましたが、8月下旬と遅いのですよねぇ。ただ、もう少しの辛抱だと思うので、注意を怠らないようにしようと思います。 さて、そんな状況の中、一冊読了しました。 久しぶりの幕末モノとなりまして、しかも、若干「この期に及んで?」感があるものの、オススメ歴史小説・時代小説として、わりと挙げられるので、押さえておかないといけないなということで、今回は司馬遼太郎先生の「新選組血風録」です。 面白かった! 管理人、新選組に関してはわりと知見があるつもりでしたが、よく考えたら、元SMAPの香取慎吾くんが新選組局長 近藤勇を演じたNHK大河ドラマ「新選組!」と、新選組副長 土方歳三が主人公の司馬遼太郎先生作品「燃えよ剣」、管理人が最も好きな隊士 吉村貫一郎を描いた浅田次郎先生作品「壬生義士伝」くらいしか見ていないので、全然たいしたことがありませんでした。 そこで、今回の「新選組血風録」です。が、実は本作を手に取るにあたっては、若干、躊躇がありまして、理由は本作が「短編集風になっていること」でした。 管理人、読んだあとに物足りなさがあるといけないので、ある程度、ページ数にボリュームのあるものを好む傾向がありまして、短編集やオムニバス形式作品は、やや敬遠しがちなところがあります。実際、これまでの読了作品で、短編集は一つもなく、オムニバス形式の作品も、読み始めてみたらオムニバス形式だった、というものばかりなんです。

  • 徳川家康も認めた武将 御宿官兵衛と曲者(くせもの)達との関わりを辿る作品かと思ったらその関わりのクライマックスでの昇華のさせ方が凄すぎて泣いた「くせものの譜」

    こんにちは。 前回の投稿で「緊急事態宣言が解除になりました」と言ったと思ったんですが、もう、次(4度目)の緊急事態宣言が発動してました。 オリンピックは緊急事態宣言下で実施するということのようです。 そのオリンピックが間もなく開幕です。 それに合わせて、「テレワークデイズ2021」というものがあるらしく、7月19日から9月5日まで、テレワークが推奨となるため、会社もテレワーク中心とすることにしました。 これまで、週に1~2日の出社があったんですが、この期間中はそれもなくなります。 もう正直、どちらでもいいですね。 通勤の時間がなくなるので、読書時間の確保が難しくなりますが、自宅にいてもその時間をとるかとらないかだけなので、とるようにします。 読書時間をもっと設けたいのですよねぇ…。 仕事が忙しくってなかなかその時間がとれません。 通勤時間というのは、割り切って読書時間に充てやすいのでよいんですけどね。 まあ、よしとしましょう。 しかし、前回も言ったような気がしますが、こんな状態で東京オリンピックを迎えることになるとは…。 ホントに無念です…。 今回をスパッと飛ばして、まだ決まっていない数回後のオリンピックで優先的に実施させてもらうとかできないものかなぁ…なんて思っていたんですが、まあ、そんなわけにはいかないですね…。 残念ですが、こうなったら、制限が多いながらも実施されるオリンピックを、どういう形になるのかわからないですが、楽しみたいと思います。 さて、そんな状況の中ですが、一冊読了しました。 今回は、昨年3月に読了した「殿さま狸」以来となる蓑輪諒先生の作品で「くせものの譜」です。 ズバリ「くっそ面白かった!」です。 さすがは蓑輪諒先生と言わざるを得ません。 全5話のオムニバス形式の作品になるのですが、御宿勘兵衛(みしゅくかんべえ)という人物をキーに各話が成り立ってまして、全ての話が結びついて最後の第5話でクライマックスを迎える流れは鳥肌モノの仕上がりです。 最終の第5話は、もう途中で止めることができず、一気読みでした。

  • 戦国の戦乱と自然の脅威に屈しない!東北の小国相馬を守るために奔走した英雄相馬義胤と復興に向けた領民の強さに心を打たれずにはいられない「奥州戦国に相馬奔る」

    こんにちは。 一か月ぶりくらいの投稿になりました。 延長に延長を重ねた緊急事態宣言が、オリンピック開催事情に合わせたと言われている解除をしました。 飲食店のアルコール提供が19時まで許可されたとのことなのですが、19時かぁ…。 とはいえ、まだまだ感染者が多いようなので、そう簡単にアルコール提供の許可も出せないのでしょうねぇ。 政府の苦慮が伺えます。 東京オリンピックの開催もいよいよあと一か月を切りましたが、せっかく東京で開催されるというのに、従来のオリンピック開催が近づくワクワクムードは一切なく、もう生きているうちに地元開催などないのだろうと思うのに、こんなに盛り上がらないオリンピックにあたってしまうというのは、もうなんというか…。選手たちが気の毒で仕方ありません。 一方、ワクチン接種が思ったよりも早くできそうな気配が出てきたことは喜ばしいこと。 東京は、6月21日から若者から優先でワクチン接種の案内が届き始めまして、管理人の息子のところにも届きました。いいなぁ。 管理人と管理人の奥さんにはまだ届きません…。 ただ、そう遠くない未来に届きそうな気はしてきているので、あともう少し辛抱したいと思います。 早くワクチン接種したいなぁ。 さて、そんな中、今回読了したのは、超久しぶりの近衛龍春先生の作品で「奥州戦国に相馬奔る」です。 「奔る」と書いて「はしる」です。 いやぁ、相当久しぶりの近衛龍春先生の作品でして、管理人が歴史小説・時代小説を読み始めた最初の頃に読んだ「天下無双の傾奇者 前田慶次郎」と「直江兼続と妻お船」以来となります。 しかし、昔の自分のレビューが酷すぎて泣きそうなレベル…。 いつか作品を読み直してレビューを書き直そうと思います。 近衛龍春先生については、「直江兼続と妻お船」が管理人がこれまでに読んだ歴史小説・時代小説の中でも屈指の良作だったので、それ以降も気にはしていたんですが、なかなか読む機会に至らず、しかし、今回、書店で本作を見つけまして「おお、震災のあった東北にフォーカスした作品か。相馬氏に関しての知見も全くないし読んでみよう。」という思いに駆られ読んでみました。 結果ですが、面白かったです。 が、管理人としてはちょっとだけ残念なところがある、という感じでして、その残念なところについては後述します。

  • 鉄砲用兵により天下に名を轟かせ石山合戦で織田信長を苦しめたいまだ謎多き人物 雑賀衆の棟梁 鈴木孫一の真実はこれかもしれない「三人孫市」

    こんにちは。 もう梅雨入りしちゃうんじゃないかというくらい雨が多いです。 西日本側はかなり早い梅雨入りをしたようで、関東も早いんじゃないでしょうか。 当初、4月25日から5月11日までと言われていた緊急事態宣言期間が、管理人の予想通り5月28日に延長になり、この度、さらに6月20日まで延長になりました。 これにより大きく影響を受けている業界の方の心中を察するも、思うように感染者数が減らないという状況もあるようなので、いかんともし難い状況にため息が出るばかりです。 どうやら、この状況ですが、オリンピックは強行する方向のようでして、果たして、本当に感染者の拡大なく実施できるのかどうか…。 それとは反対に、子供たちの学校行事などは中止や規模縮小という形になっているようで、子供たちはもちろん、それを楽しみにしているであろう親御さんも、子供の活躍や笑顔が見れないというのは、気の毒で仕方ありません。 実はこの期間中に、同じオフィスの別会社の社員の方がコロナ感染するという事態がありました。 幸いオフィス全体でテレワークを多めにしていたこともあり、その方以外の感染はありませんでした。 その方も、後遺症はないようでよかった。 とはいえ、いよいよ、身近な人での感染がチラホラ発生しているので、ここは今一度気を引き締めて、感染防止に努めたいと思います。 ワクチンの投与も開始されてますので、そこまではなんとか感染せずに踏ん張りたいところです。 まだまだ、管理人の順番までは時間がかかりそうですが…。 さて、そんな中、読了したのは、実は一年ぶりで、一年前に「桔梗の旗 ~明智光秀と光慶~」を読んで以来の谷津矢車先生の「三人孫市」です。 うわぁ、もう、あれから一年経つのかぁ。 その時の投稿で書きましたが、当時、司馬遼太郎先生の「義経」を読んでいたにも関わらず、本屋さんで「桔梗の旗 ~明智光秀と光慶~」を見つけて、チラっと読んでしまったら、あまりに面白くて、一気読みしたんですが、それが、もう一年前ですか。 まいったなぁ、この勢いで歳をとっていくのかと思うと、なんだかのんびりもしてられないなぁと、若干、危機感を感じてしまう管理人です。 話を戻します。 一年ぶりに読んだ谷津矢車先生作品でしたが、面白かった! ぶっちゃけ、★5をつけた「桔梗の旗

  • 隻眼の剣聖 柳生十兵衛再び!宮本武蔵らの剣豪が復活するというトンデモ展開ながら何度も映像化され演劇では今だ人気の高い著者曰く忍法帖シリーズの最高傑作「魔界転生」

    こんにちは。 前回の投稿から少し時間が開いてしまいました。 この一か月は、本職のほうが特に忙しく、コロナで緊張した状態にある中でも出張等があって、なかなか読書時間が確保できませんでした。 ゴールデンウィークも、ほぼいつも通り仕事をし続けた状態でして、未だ、本職の忙しさは解消していないんですが、さすがに、気晴らしのために多少の読書時間をとれたことで、一作品読了できたといった感じです。 4月26日から三度目の緊急事態宣言が出まして、今年も緊急事態宣言の中、ゴールデンウィークが過ぎていったわけですが、5月11日までと言っていたものが、また、5月31日まで延長ということで、飲食店の方など影響の大きな方の心中はいかなるものかと察するところですが、一方で、感染者数が全然減らないという状況にいかんともしがたいというところではあります。 実家の両親は、5月か6月にワクチンが打てるらしく、それについての通知が来たそうです。 それはよかった。 我々は果たしていつになるのか、しかも、変異種に対してはワクチンの効果はいかほどか。 いつまでこの状態を続けることになるのか、未だわからない感じではありますが、各々ができる限りのことをしていくしかないのかなと思う次第。 とりあえず、恐らくコロナの影響を受けにくい業種の一つであろうIT系の仕事に就いていて、テレワークでの仕事が可能な管理人は、可能な限り、外出の自粛やテイクアウトによる外食産業への協力など、やれることをやっていこうかなと思います。 お酒が大好きな管理人ですので、早く以前のように飲み屋さんでガハハハッと笑ってお酒が飲めるようになって欲しいなと思います。 さて、そんな中、管理人が読了した作品は、山田風太郎作品好きの管理人にとっては満を持しての登場となりまして、過去に何度も映像化され、今だに舞台で上演され続け、「甲賀忍法帖」と並んで山田風太郎先生の代表作の一つであろう、山田風太郎先生自身が「忍法帖シリーズの最高傑作」と言っていたという超有名作品「魔界転生」です。 「魔界転生」と書いて「まかいてんしょう」と読みます。 「まかいてんせい」ではありません。 いやぁ、やっと、この作品を読むに至りました。

  • 作品タイトルと違って中身は第四次川中島合戦がほとんどなんだけどその後の謙信像を作り上げたと言われる作品なので越後人は読まないといけない「上杉謙信」

    こんにちは。 ついこの間まで寒い日があったような気がするんですが、急に暖かくなったと思ったら、桜が咲き始めて、東京の開花宣言もありまして、そうこうしてるうちに、もう散り始めていて、ちょっと時間が経つのが早すぎて、今日、お風呂に入りながら「ヤバいなこれは」と思った管理人です。 実は、先週、仕事で大阪に行ってまして、帰京後、奥さんから「コロナ感染が怖い」という理由で、家での食事を隔離されていたのに、この週末の夕食の際に普通に食卓に食事が用意されていたので「あれ?別でなくていいの?」と聞いたら「もう10日以上経ってるから大丈夫でしょ」と言われて、昨日大阪にいたくらいに記憶が鮮明なのに、大阪に行ったのが10日以上も前だったかと思うと、この10日間何をやっていたのかと言われればそれなりにやってはいるものの、その時間の経過の速さに驚愕してしまって、この勢いで歳をとっていくと思うと居ても立っても居られない気持ちで一杯の管理人です。 「人生50年」と言っていた織田信長が49歳で亡くなり、越後の龍 上杉謙信が亡くなったのが48歳って早すぎでしょう。 同じくらいの年齢である管理人としては「この歳で死んだのかぁ…」と思うとなんだか神妙な気持ちになります。 幸いいまのところ大病を患ったこともなく、健康に過ごせていますので、残りの人生を悔いなく生きていきたいと改めて思いました。 しかし、東京の緊急事態宣言が解除になったものの、大阪は感染者が増加の一途を辿っておりまして、ちょうど、そんな時期に被って大阪での仕事でして、大阪のお店にて食事をしたわけですが、正直、店内のお客さんに危機感が全く感じられず、初めて「マスクをしながら食事」をしました。 過去にどこぞの偉い人がテレビで見せていた、食べてはマスクをして、飲んではマスクをして、というやり方ですね。 あれを、ガチで実践しました。 だって、大阪のお店で食事をしてる人たち、普通に飲んでて、大声で話しているし、決してお店の換気がいい気がしないし。 食べているメンバーも皆「これじゃ感染者増えるわ」と言っていた次第です。 たまたま管理人が行ったお店がそうだったかもしれないので何ともですけどね。 とにかく、ここまできたら、コロナ感染しないように気をつけたいと思います。

  • 戦国時代の三大梟雄の一人と言われる父直家の後を継いでのちに豊臣政権の五大老にまで出世したが関ケ原以降のほうが彼の性に合っていたのかもしれないと思えた秀家の姿を描いた「宇喜多の楽土」

    こんにちは。 すっかり暖かくなって、花粉も猛威を奮っております。 鼻がムズムズしてどうにもなりません。 東京の花粉はキツイらしく、その理由はアスファルトばかりで土がないことで花粉が土に吸収されないからと聞いたのですが、だとしたら、花粉を吸収して土に還すとかそういうコールタールを開発したら、超絶ヒット商品になるのかなぁと無駄にぼんやり考えているITエンジニアの管理人です。 コロナのほうですが、ワクチン接種の開始から一か月くらいが経ち、関東の緊急事態宣言も解除になりそうなんですが、収束の気配があるということなんですかね。 緊急事態宣言が解除になったからといって、堰を切ったように飲みにいくつもりはないですが、早く普通に飲みに行けるようになりたいなぁと思っておる管理人です。 管理人がワクチンを打てるのはいつになるのか。 さて、そんな中、今回も、前回の投稿から時間を開けず読了となりました。 今回は、著者自身が「二匹目のどじょうを狙った」と公言したという潔さに惹かれて読みました。 以前読んだ「宇喜多の捨て嫁」に続く宇喜多家を扱った作品で木下昌輝先生の「宇喜多の楽土」です。 久しぶりに戦国の時代に帰ってまいりました。 面白かった! まずですね、本作のレビューに入る前に、以前読んだ「宇喜多の捨て嫁」についてなんですが、これ、めちゃくちゃ面白くて、これまでに管理人が読んだこのブログの全作品群の中でも、ベスト3に入るかもしれないくらいの面白さでして、是非、おすすめです。 読んでいない方は、読むことをおすすめします。 そして、本作は、その「宇喜多の捨て嫁」でキーとなった宇喜多直家(うきたなおいえ)の息子、宇喜多秀家(うきたひでいえ)が主人公なんですが、この宇喜多家のお二人、管理人は以前レビューした「宇喜多の捨て嫁」と本作「宇喜多の楽土」でしか、その活躍を知らないんですが、どちらもめっちゃすごい人。 まず、父の宇喜多直家は、戦国時代の三大梟雄の一人に数えられるくらい有名で、とにかく、義理も人情もなく(なさそうにみえる)、清々しいほどの打算的な動きした人。 結果だけ見ればそう(打算的)で、実際もそうなのかと言われると今となっては当然わからないものの、それについての木下昌輝先生なりの解釈を描いたのが「宇喜多の捨て嫁」です。 果たして、本当に周りから見えているような非情な人物であったのか否か。

  • 源頼朝が興した鎌倉幕府の主導権争いに垣間見る人間の裏表が酷いんだけどこれが後の太平記の話に繋がっていくのかと思うとなんだかワクワクして読める自分は趣味が悪いかもと思えた直木賞受賞作「炎環」

    こんにちは。 どんどん暖かくなってきております。と、同時に花粉が厳しいです。 せっかく暖かくなってきているんですが、東京は3月7日までと言われていた緊急事態宣言が再び二週間の延長ということで、相変わらずの外出控えを継続しております。 ワクチン接種が開始されたので先は見えてきたかなという気はしてますが、ここまで注意して罹患しないようにしてきたので、気を抜かずに注意していきたいと思います。 さて、そんな中、今回も、前回の投稿からあまり時間を開けない投稿になりました。 年度末だからでしょうか、なんとなく出社の機会が多くなっておりまして、通勤があるものですから、読書時間が確保できていることもありますが、なんといっても「面白かった」から、が一番の理由かと思います。 そんな今回の作品は、管理人初読み作家となる永井路子先生のもので、1964年に第52回直木賞を受賞した作品「炎環」(えんかん)です。 この作品も「おすすめ歴史小説」のランキングなんかではよく目に入る作品で、以前から気にはなっていたんですが、タイトルからは内容が想像できなかったので、なんとなく手にとっていませんでした。 しかし、今回、書籍を探してAmazonをウロウロしていたら、「あなたへのおすすめタイトル」として出てきまして、概要をみたら「源頼朝」という文字が躍っていたので、すかさずポチっと購入をクリック。 そして、届いてみたら、カバーに「2022年 大河ドラマ主人公 北条義時に決定」の帯が。 そうなんですね、この作品、2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公 北条義時(役:小栗旬くん)が登場するんですね。 管理人、そうとは知らず購入したんですが、それを見て、更に読みたい欲が増大。 大河ドラマが始まる前に予習もできて、いろいろとラッキーだなということで、さっそく読んでみました。 とりあえず、この作品、まずは何がすごいって、刊行が1964年という古さにも関わらず、古臭さが全くなく超読みやすい! 1964年というと管理人が生まれるよりも前なんですが、文章的には全くその気配を感じさせず、お世辞抜きに、令和に刊行された作品と言われても全く違和感がありません。 歴史小説・時代小説ニワカの管理人が言うんだから間違いない。 そのくらい、驚くほどに、非常に読みやすかったです。

  • 日本の歴史において朝廷が二人存在するという南北朝の異常事態の解消は歴史に名を成すあの者たちの遺児の活躍がトリガとなったのかもしれないと思える海を舞台にした浪漫活劇「陽炎の旗~続・武王の門~」

    こんにちは。 あっという間に春らしい気配になってきまして、花粉もかなり飛んでいそうです。コロナとの戦いも、丸一年経過しまして、昨年の今頃「一年後はさすがに終息しているだろう」と思っていたのに、一年後を迎えた今、多少、目途は見えてきたものの、変わらず仕事はテレワーク中心であったり、外出を控えている状態で、果たしていつになったら以前のような生活を取り戻せるのかという感じです。ああ、早く、普通に飲みに行きたい…。実家の両親も「帰省するな」とは言っているものの、高齢で家のことをやるにも苦労しているようなので、移動が可能になったら、帰っていろいろと面倒を見てあげたいと思っております。 さて、今回は、前回の「武王の門」の投稿からあまり時間を開けない投稿になりました。前回の「武王の門」の続編にあたる作品なので、「武王の門」読了の熱を持ったまま読み始められたからですかね。ということで、前回予告した通り、今回は長らく読んできた北方謙三先生の南北朝シリーズの最後になる(はず)の「陽炎(かげろう)の旗~続・武王の門~」です。 面白かったです。この作品は、是非「武王の門」とセットで読んでいただきたいのと、「武王の門」の後に一挙に読んでしまったほうがいいかなと思います。 本作は「武王の門」で描かれた時代から、一世代から二世代くらい後という感じの作品です。つまり、武王の門の主人公であった征西将軍宮懐良親王(せいせいしょうぐんみやかねよししんのう)と菊池武光(きくちたけみつ)の、息子と孫あたりの時代の西日本が舞台です。 主人公は、当時中国地方の西部で力をもっていた大内家の家臣 来海康頼(くるみやすより)の養子である来海頼冬(くるみよりふゆ)と、「武王の門」で、最後、懐良親王と菊池武光の征西府軍を追い詰めた九州探題 今川了俊(いまがわりょうしゅん)の弟 今川仲秋(いまがわなかあき)ということになるでしょう。 今川仲秋は「武王の門」でも出てくるので、「武王の門」の続編という感じがあるのですが、来海頼冬って誰?という感じですよね。 実はこの来海頼冬は、足利尊氏(あしかがたかうじ)の落胤(らくいん)である足利直冬(あしかがただふゆ)の息子

  • 戦がなくなり生きがいを失った足利尊氏が最後に戦うことを熱望した九州の怪物 菊池武光と後醍醐帝の皇子 懐良親王がタッグを組んで九州統一に挑む姿が激かっこいい「武王の門」

    こんにちは。かなーり、久しぶりの投稿になりました。 前回の投稿から、二か月以上経ってしまいました…。 本を読んでいなかったかと言われると、そんなことはないんですが、いかんせん本職は別でして、こちらは完全に趣味なものですから、なかなか時間を割くことができずでして。 これまでの投稿でもお伝えしてますが、コロナによって自宅でのテレワークが増えたものですから、趣味読書の時間に充てていた通勤というものがなくなり、なかなか時間を割けずにおる次第です。 1月7日には、再び緊急事態宣言が発令されたものですから、また、週に1~2回の出社になっておりまして、自ずと趣味読書の時間も少なくなっております。 「家にいても時間を作ればよい」と言われましても、それはなかなか難しく、その時間を仕事に充てている次第。 まあ、誰に締め切りを迫られるわけでもないので、マイペースでいきます。 ということで、今回の作品ですが、いよいよ北方謙三先生の南北朝シリーズも大詰めで、前回予告した通り、九州の雄 菊池武光(きくちたけみつ)と、イケてない後醍醐帝とは真逆なイケてる皇子 懐良親王(かねよししんのう)がタッグを組んで九州を治めていく様を描いた「武王の門」です。 いやぁ、本作、めっちゃ面白かったです。 読了に二か月くらいかかってしまったので、「そうでもないんじゃね?」と疑う方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。 ぶっちゃけ、管理人は、ここまで読んできた北方謙三先生の南北朝シリーズの中では、南朝方のスーパーエース北畠顕家(きたばたけあきいえ)を主人公にした「破軍の星」と、本作「武王の門」が1位、2位を争う感じです。そのくらい面白かった。 「んじゃあ、なんで二か月もかかるのさ」というのは、一つは読書時間が割けなかったことがありますが、あとは、本作が上下巻の大作になっているからですね。(二冊くらいで大作とか言うな、という意見はご勘弁を) ということで、いつものように、だらだらとレビューしてみます。 まず、本作は、時代的には、1340年頃から1375年頃までのお話しでして、楠木正成が亡くなったのが1336年、後醍醐帝が亡くなったのが1339年、足利尊氏が亡くなったのが1358年なので、太平記的な話でいくと、わりと後半からのスタートな感じになります。

  • 足利尊氏に「斬ってやる」とまで思わせるのに結局頼ってしまう憎めないあんちくしょうをやりきった婆娑羅(ばさら)大名の代名詞といえばこの人「道誉なり」

    こんにちは。 久しぶりの投稿になりました。 コロナの第三波ということで、感染者も重症者も増えているようで、医療崩壊が近いという報道が日々なされております。 感染から復帰できた人が多数いることから、どこかで「まあ、感染してもなんとかなるだろう」という雰囲気が出てきているのは否めません。 GOTOの撤回も、非常事態宣言も出そうもありませんので、自衛するしかないですね。 ルールがあっても守れない人がいる中で、自粛を促されるくらいでどうこうできるとは思えません。 日々増えていく感染者の治療のために尽力されている医療従事者の方には頭が下がります。 「感染してもなんとかなる」の気持ちは棄てて、「感染しないこと」に注力したいものです。 管理人は、相変わらず出社とリモートワークのハイブリッド稼働を継続していますが、第三波のこともあり、一時増えた出社の回数をやや控える傾向に戻ってます。 それに伴って、通勤という読書にうってつけな時間が発生しなくなるものですから、なかなか、読書時間が作れず、前回の投稿から時間が経ってしまいました。 自宅にいたって、読書時間作ればいいんですよねぇ…。 でも、自宅にいると、それを仕事の時間に充ててしまうのですよねぇ…。 これを変えていかないとだなぁ、改めます。 ということで、今回の作品は、またまた北方謙三先生の南北朝小説群の一つで婆娑羅(ばさら)大名といったらこの人の佐々木道誉(ささきどうよ)を主人公にした作品「道誉なり」です。 いやぁ、まだまだ続きます、管理人の南北朝時代ハマり。 この時代の知見が全くなかったので、読むものがどれも新鮮で面白い。 しかも、佐々木道誉はこの時代にあってわりと長生きしたので、彼の一生を追えば、南北朝のそれが全部わかるんじゃないかと思ったんですが、結果、そうだった、と思います。多分。 さて、佐々木道誉といえば、婆娑羅(ばさら)でしょう。 とかいいながら、管理人、このところの南北朝ハマりで佐々木道誉を知ったことで、婆娑羅(ばさら)なるものをある程度理解したものの、それまでは理解していませんでした。 ゲームで「戦国BASARA」というのがありますが、そのBASARAとこの婆娑羅(ばさら)は一緒ですよね? 佐々木道誉を知ったことで、婆娑羅(ばさら)も多少理解できました。

  • その後の日本の歴史に大いに影響を与えたであろうあの決断の真相は果たして…。楠木正成と並ぶ二大悪党の一人 播磨の悪党 赤松円心の跳梁ぶりを描いた「悪党の裔」

    こんにちは。 久しぶりの投稿です。 前回の投稿から一ケ月くらいになります。 一ケ月の間にすっかり季節は秋になりまして、なんなら冬ももうすぐそこという気配です。 寒くなりました。 このブログの投稿でも常に話題にしてきたコロナですが、なかなか中途半端な状態でして、ワクチンが出来たわけでもないんですが、東京がGOTOキャンペーンに入るようになったり、飲食店の夜間営業の自粛もとりやめになったりと、危機感は下がる方向にいってます。 それに合わせるように、会社への出社も増えてきてまして、私は行ってないんですが、同僚らはわりと飲みに行ったりを平気でおこなっているようです。 私は恐らく「コロナ脳の人」の部類に入るのだと思います。 家族以外の外食は控えてまして、出社も週の半分くらいにしてます。 それでも、春先に比べたらだいぶ警戒感は薄くなってきているなと感じてます。 とはいえ、罹患したら大変なんだろうなと思うと、そう容易には外食したりはできない気分なんですが、どうなんですかねぇ、本当に考え方は人それぞれなんだなぁと思います。 とりあえず、私はまだまだ警戒して生活していこうと思ってます。 さてそんな中、一作品読み終えました。上下巻あったのでちょっと時間がかかりました。 前回投稿の際の予告通りに、また鎌倉時代から南北朝時代にかけてのもので、北方謙三先生の作品「悪党の裔」(あくとうのすえ)です。 面白かった! んですが、それは管理人が今この時代に非常に興味を持っていることが影響しているかもしれません。 この時代のものを読むにあたって、最初に読むとするとちょっとどうかな?と思います。 赤松円心(あかまつえんしん)の知名度がイマイチなんじゃないかと。 少しでもこの時代の話を知っていると名前は聞き覚えがあると思うので違うと思いますが。 まあ、そう言ったら、前回投稿の北畠顕家を扱った「破軍の星」も、もしかしたら、そうかもしれませんねぇ。 管理人は非常に楽しめました。 本作は、鎌倉時代から南北朝時代にかけての人物で有名な楠木正成(くすのきまさしげ)と並ぶ二大悪党の一人、赤松円心(あかまつえんしん)を主人公にした作品です。

  • 南朝の英雄は楠木正成だけじゃない!流れ星の如きその儚い一生を駆け抜けた俊英 北畠顕家の凄さに思わず読んでいる手が震えてしまう「破軍の星」

    こんにちは。久しぶりの投稿になりました。仕事が猛烈に忙しいのと、テレワークが多くなったことで、なかなか読書時間が確保できずにおります。管理人には通勤時の読書タイムが必要なのですねぇ。じゃあ、出社すればいいかというと、読書のために出社というのは、これまた本末転倒というか、そんなバカな話はないわけで、普通に通勤にかかる時間分、読書時間を確保すればいいんですね。そうします。 さて、コロナへの警戒がだいぶ緩んできている感じで、先日のシルバーウィークでは、行楽地が結構な人出だったとか。私はでかけませんでしたが、世の中的には徐々に外出や人が多いことへの抵抗が薄れていくんだろうなと思います。大丈夫なのかなぁ…。 そんな中、今回は、前々回の楠木正成(くすのきまさしげ)に続き、再び南北朝時代を攻めました。南朝(後醍醐天皇)方で楠木正成に匹敵する、というか管理人的には、楠木正成を超える天才なんじゃないかと思える北畠顕家(きたばたけあきいえ)の活躍を描いた北方謙三先生の作品「破軍の星」です。 めっちゃ面白かった…。まだ読後の余韻があります…。クライマックスが激しすぎ…。 北畠顕家については同じ北方謙三先生の「楠木正成」を読んだ時に、正成が非常に評価をしていた人物として描かれていたんですが、そちらの作品の中では多くが語られなかったので気になっていました。 まあ、それが本作を読もうと思ったきっかけの一つでもあるんですが、読んでみたら思っていたよりも遥かに凄い人物で、楠木正成よりも取り上げられてもいいんじゃないかと思っているくらいです。実際、そこどうなんでしょうね?管理人が知らなかっただけで、めっちゃ有名なんでしょうか?楠木正成ほどの知名度でないのは、公家だからですかねぇ。庶民の立場に近い楠木正成のほうがヒーローにしやすかったとかあるのかもしれません。 そうなんです、公家の人なんです。北畠顕家は。歴史上、こんなに有能な公家って他にいるんですかね?管理人、勉強が足りないのでそのあたりわかっていませんが、相当有能です。 北畠顕家とはどういう人かと言うと、公家さんなので、要は朝廷(天皇)に近いところにいる家柄がよい人なのですね。武士とは異なります。

  • 武田信玄の話かと思ったら伝説の軍師山本勘助の話だったもののその智略の凄さ以上に晴信と由布姫への愛情が熱くて読んでるほうも熱くなる「風林火山」

    こんにちは。 今年は数十年ぶりにお盆に帰省せず、東京で過ごしてました。数十年ぶりと言いましたが、実はいつ以来なのかわかっていません。高校を卒業後に上京してから、学生の頃を含めお盆(8月13日)に実家にいなかった記憶がなく、もしかしたら、東京に出てきてから初めてなのかもしれません。父母と電話で話した際も「お前がいなかった記憶がない」と言ってました。なので、非常に違和感がありまして、なんだか変な気分です。これも、全部、コロナのせいですねぇ。困ったなぁ…。 「棚参り」という田舎の風習も、今年はどうかなと思ったのですが、幼なじみの女性曰く「棚参りでお客さんが少なくて済むかもと思ったら、全然、変わらないわぁ(泣)」と言ってました。やはり、田舎のほうは、そのあたりの自粛の風潮は低いようです。地方だからと油断して感染しないように気をつけて欲しいものです。 さて、そんな東京で過ごすお盆でしたが、一冊読了しました。前々回投稿した「天平の甍(てんぴょうのいらか)」に続きまして故井上靖先生の「風林火山」です。昭和33年に発行されたものですが、これも増刷を重ねた作品で、今は Kindle で読めます。 これはもう完全に前々回の「天平の甍」の影響を受けてまして、「天平の甍」が面白く、非常に読み易かったので、他によさそうな作品がないかなと思ったら、非常にわかりやすいというか「風林火山」ですからね、もう「おお、武田信玄かぁ。武田信玄のことを書いた作品を読んだことないから読んでみよう。」という気持ちでポチっといきまして、読んでみました。(山田風太郎著「信玄忍法帖」は読んでますが、あれを武田信玄のことを書いた作品というのはちょっとアレなので…)ページ数も少ないので、さくっと読んでしまおう、という気持ちで。 感想ですが、「めっちゃ面白かった」です。 「天平の甍」の時にも書いた気がしますが、井上靖先生というと、なんとなく内容的にも文面的にもとっつきにくいのかなぁという印象があったんですが(完全なる偏見)、全くそんなことはなく、本作は昭和33年に書かれたものなんですが、最近の他の著者の方たちのそれと遜色なく非常に読み易いです。そういう偏見がある方(がいるかがわかりませんが)は、騙されたと思って読んでみていただくとよろしいかと。

  • 戦国時代までは朝敵と評されたものの後に諸葛亮孔明と重ね合わせて語られるほどの評価を得て第二次世界大戦前までの学校教育では忠臣の鑑と紹介されていたという稀代の英雄の無念さを思ったら夜も眠れなくなりそうな「楠木正成」

    こんにちは。 ひさしぶりの投稿になりました。 非常事態宣言が解除になったことで、オフィスへの出社が再開されていたのですが、感染者数拡大の報を受けて、非常事態宣言が出ていないものの、再びリモートワーク主体の体制に変わってしまったので、一番の読書タイミングである通勤がなくなってしまい、ちょっと読書のペースが鈍ってしまってたかなぁ。 あとは、上下巻の作品であったことも理由としてはあるかもしれません。 さて、今年のお盆は帰省をやめることにしました。 お盆に帰省しないのはもう20年以上ぶりじゃないかと思います。 毎年帰省を楽しみに待っている両親からも、さすがにこの状況なので「帰ってくるな」と明言されました。 「我々、歳をとってるから、万が一、感染するといけないから」というのが表向きの理由ですが、超がつくほどの田舎なので、それに負けない理由として「あの家は東京に出している息子が帰ってきてるぞ」などという陰口を近所の人達に叩かれるのを避けることがあるのだと思います。 お墓のあるお寺からも「県外の方のお墓参りはご遠慮ください」の書面が各檀家に届いているのだそうです。 想像がつきます。 なので、今年はお盆の帰省はせず、コロナが終息したら行こうかなと思います。 しかし、困ったものですねぇ、コロナ。 感染者数は増加の一途だし、収束していく気も全然しない。 外出もできないから、日焼けもしてなくて、なんだか身体のどこかがおかしくなってんじゃないかとさえ思えます。 終息の目途だけでも立ちそうな何かっていうものの早い出現を待ちたい。 そんな中、今回の読了作品は、北方謙三氏の「楠木正成」です。 「くすのきまさしげ」です。 いよいよ来ましたねぇ、楠木正成。大楠公(だいなんこう)です。 いや、管理人、全然知見がないんですけどね。 このところの「戦国、幕末以外を読みたい」感がそのまま出た感じなんですが、ちょうど、BS NHK で「太平記」をやってまして「あぁ、太平記を読めばいいのか?」などと思っていたものの、太平記をそのまま読んでしまっては、この後、ドラマを見ていくのが面白くなくなるといけないと思いまして「楠木正成って凄いらしい」ということだけは知っていたので、そのセンを狙ってみました。 そこで出てきたのが、北方謙三氏の「楠木正成」。

  • 日本史で習った遣唐使という謎の一団の行いを厳かに描いた真面目かよ作品かと思ったら超有名な高僧を日本に渡航させるための奮闘を描いた渡航エンタメ冒険活劇作品だった「天平の甍」

    こんにちは。 前回投稿した「龍が哭く」で、著者の秋山香乃先生にTwitterでお礼を言っていただけるというまさかの事態にすっかり舞い上がってしまった管理人です。Twitter凄いなぁ。 秋山香乃先生の他の作品を引き続き読もうと思っていますが、レビューはフェアに自分の心に正直なところは維持し続けなければと改めて思った次第。じゃあ、忖度しないのか、と言われたら、そりゃちょっとはするでしょう。人間だもの。なんだか相田みつをさんみたいになりましたが、過剰に忖度することのないよう、今後も正直に素人らしいレビューを続けていきたいと思います。 それはそうと、またコロナの感染者数が増え始めましたね。東京都は日を追うごとに1日の感染者数が記録を更新してまして、GoToキャンペーンの対象から東京都が外されたとか。まあ性善説のような自粛頼みの状態なので、今後もしばらくは増えはしても減ることはなかなか難しいんじゃないですかね。早く終息して欲しいものです。 さてそんな中、早くも一冊読了しました。今回は、とてもページ数が少ない作品だったのも早かった要因ですが、思いのほか面白かったという理由もあります。 そんな今回の作品は、井上靖先生の「天平の甍」(てんぴょうのいらか)です。 いくら戦国・幕末以外に興味が出てきたからといって、まさか奈良時代まで到達するとは自分自身思ってもいませんでしたが、どこかのサイトのおすすめ歴史小説・時代小説で、この作品が紹介されてまして、チラッと内容が書かれていたのですが、そこで目に飛び込んできたのが「遣唐使」の3文字。「遣唐使」ですよ「け・ん・と・う・し」。もう学生の頃以来、口にすることはおろか、頭に浮かべることもなく、なんならその存在すら忘れかけていた、その「遣唐使」なる謎の使節団について書かれた本だと思うと、にわかに興味が湧いてきて、気がついたらAmazonで購入ボタンをポチッと押してしまってました。 そして、ほどなくその本が届いたんですが、実物を見た感想が「薄っ!」。めちゃくちゃ薄いんです。そうなんです、200ページくらいの作品なんです。知らなかった…。

  • 誰もが東軍か西軍かの二択を考えていた幕末に別の一手を目指し、越後長岡を焦土にさせまいと最期まで奔走した末の早逝が悔やまれてならない「龍が哭く 河井継之助」

    こんにちは。 7月に入り、週の半分ほどオフィスへの出社を開始したものの、またコロナ感染者数が増えつつあるうえに、空気感染もあるような情報が入ってきて、オフィスへの出社を控えたい気持ちが募ってきている管理人です。このところの大雨の影響で、九州は大変だし、九州以外も大変だし、今年はホントどうなってんでしょう。早く穏やかな日々に戻りたい。 さて、そんな中、一冊読了しました。今回は、管理人初読みの作家 秋山香乃先生の作品「龍が哭く 河井継之助」です。「哭く」と書いて「なく」と読みます。昨年の夏に読んだ司馬遼太郎先生の作品「峠」以来の、越後長岡の英雄(当事者の中にはそう思っていない方もいらっしゃるそうですが)河井継之助を扱った作品です。九州出身の秋山香乃先生が、こんなにも愛情を持って河井継之助を描いてくれるとは本当にありがたく、新潟県出身の管理人としては感謝の気持ちで一杯です。新潟県は秋山香乃先生に何かお礼とか出さないんですかね。まあ、管理人が言う話じゃないですが。 新潟県では普及率50%(2017年時点)らしい「新潟日報」というローカル新聞で2015年2月~2017年3月まで連載していた作品を書籍化したものだそうで、「新潟日報」以外の複数誌でも掲載されていたんだとか。「新潟日報」については、管理人が新潟で暮らしていた幼少の頃(30年くらい前)は、クラスのほぼ全員の家が「新潟日報」だったんじゃないかなというくらいダントツで普及してた気がしますが今はどうなんですかね?普及率50%は少ない印象です。とはいえ、実は管理人の家は「新潟日報」ではなく「読売新聞」をとってまして、当時としては、かなりマイノリティだったんじゃないかなと思ってます。子供ながら「どうも友人らの家では新潟日報を読んでいるようなのに、なぜウチは読売新聞なのだろう?」と思い、当時、祖父、父に聞いたものですが、確か「新潟日報は新潟の情報が多いだろう?新潟の情報は放っておいても入ってくるから、もっと外に目を向けるためには、新潟以外の情報が多い読売新聞がよいんだよ。」という、なんだか、今聞くと継之助みたいなことを言っていたような気がします。子供の頃は、テレビ番組表とスポーツ欄くらいしか読まないのでよくわかりませんでしたが。時々、間違って「新潟日報」が届くことがありましたが、配達員さんに電話して「読売新聞」を持って来てもらっ

  • のちに忠臣蔵と呼ばれ後世に語られる吉良邸討ち入りはこの漢(おとこ)の人生に於いては数あるハイライトの一つでしかない激アツ展開テンコ盛りの傑作「堀部安兵衛」

    こんにちは。 いよいよ東京から他県への移動制限が解除になりましたね。ワクチンができたわけではないのですけど、ある程度、対処のしようができてきてるってことなんでしょうかね?防衛の手段については有効な策が見えてきたようには思いますが、感染してしまった時のことを考えると、まだまだ全然外出する気にはならない管理人です。志村けんさん、岡江ママさんが亡くなってしまうくらいヤバいものだということを忘れないようにしないと。 さて、そんな中、早くも一作品読了しました。今回は、Twitterでつぶやいた通り、管理人初の著者で池波正太郎さんの作品「堀部安兵衛」です。 なんというか、ともするとエンタメ的な匂いの濃厚な忠臣蔵の主役級だったりするので、また随分とアイドル的な人物をターゲットにした作品を持って来たなぁという感じがするかもしれませんが、その理由は後述するとして、正直、池波正太郎さんはエンタメチャンバラ色が強い印象(≒フィクション要素強め)があり、これまでちょっと敬遠していたので、実はあまり期待せずに読み始めたのですが、それはすぐに間違いだったっぽい(少なくとも本作に関しては)ことがわかり、池波正太郎先生と、全池波正太郎ファンの方にごめんなさいしたくなりました。ごめなさい。超絶に面白かったです。上下巻合わせて1000ページくらいの作品なんですが、読むのが遅い管理人がこれを8日という短さで読了したくらいですから、その面白さたるやもう…。そういうことです。 ということで、早速(でもないですが)本作のレビューです。 まず、本作はタイトルの通り、忠臣蔵で有名な堀部安兵衛が主人公の作品で、基本的には最初から最後まで堀部安兵衛のことが描かれるので、途中、長いページをかけて、他の人のことを描くみたいな部分はありません。だからなのか、途中で、キリのいいところ、みたいなものがなく、安兵衛の壮絶すぎるその人生の波乱万丈ぶりも相まって、読み進める手を止めづらいくらい。実際、管理人、そのせいで、連日夜更かししてしまいました。それくらい面白い。

  • 平家を倒すことに最も貢献し戦(いくさ)においては天才的だったにも関わらず肉親からの愛情に飢え源氏一族の中で生きるには心根が純粋すぎた悲劇の英雄「義経」

    こんにちは。 非常事態宣言が解除されたものの、未だワクチンがない中では、なかなか外出する気にはならず、STAY HOMEもテレワークも継続中の管理人です。 なんとなく、世の中的には、感染に対しての危機感の度合いが下がってきてる気配がありますが、未だワクチンが無い以上、その度合いは変わってないと思うので、テレワークできるなら継続すればいいと思うのに、生産力が下がっているだろうという雰囲気だけで、止める気配が高まっているのはなんなんだかなぁと思っている管理人です。下がってる気しないんだけど。 まあ、それもこれも、全て解決するのは、以前の日常を取り戻すことで、そのためには、やっぱりワクチンが出来ないとなぁ、と思えるので早くワクチンができるとよいなと切に願っております。 さて、そんな中、また、一冊読了しました。今回は、久しぶりの司馬遼太郎先生の作品で「義経」です。司馬遼太郎先生の作品は昨夏に読んだ「峠」以来か。 このところの「戦国、幕末以外を読みたい」の流れで見つけた作品なんですが、実は本作を読んでる途中で、一つ前の投稿になるんですが、谷津矢車さんの「桔梗の旗」に浮気してしまいまして、その投稿で「先に読んでた作品があるんですが…」と言ってたのが本作です。 途中で他作品に浮気しちゃうくらいだから、本作はイマイチか?というと、そんなことはなく面白かったです。 ただ、このところ、ちょっとカジュアルな文体の作品が多かったので、久しぶりに司馬遼太郎作品を読んだら、やっぱりちょっと難しいのと、前半は義経よりもむしろ他の人にフォーカスしたくだりが多く、後半の怒涛の展開前のバックグラウンド解説としては必要なんですが、そのあたりがちょっとわからず、ややモチベーションが上がっていなかったタイミングに「桔梗の旗」を見つけてしまった、というのはありました。まあ、そんな時もあります。 さて、本作「義経」ですが、主人公は、タイトルそのままの源義経(みなもとのよしつね)です。管理人、源義経については、学生の頃、日本史の授業などで習ったのかもしれないですが、もうすっかり忘れていて、活躍した時期も、何をやったかも、おぼろげだったので、本作では、読みながらその辺りの記憶を呼び戻すことができてよかったです。

  • 日本史最大のクーデターともいわれる本能寺の変で諸説ある「実行理由」の一つの解として非常に納得できるうえに明らかにされていくその理由に涙せずにはいられない「桔梗の旗 〜明智光秀と光慶〜」

    こんにちは。 日々のコロナ感染者数報告が減少傾向になり、にわかに東京の非常事態宣言解除の気運が高まりつつある今日この頃ですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。(これを書いていたらちょうど解除になりました) 管理人は相変わらずステイホームを決め込んで、こうなったら意地でも感染を回避してやるぜという気持ちでいっぱいでして、引き続き、自主的にステイホーム、つまり外出自粛(普通にそう言え)をしていく気満々なのですが、徐々に出社する必要が出てくるのだろうなぁと思っております。 さてそんな中、やや管理人の読書ペースが鈍っていたところに、突如現れたのが、今回読了した作品、谷津矢車さんの「桔梗の旗 〜明智光秀と光慶〜」です。 突如現れた、というのは、実は管理人、違う作品を読んでいる最中だったのですが、訳あって外出した際に、本屋さんにフラッと立ち寄ったところ、本作が目に飛び込んできたんですよね。 「あー、そういえば、谷津矢車さんが新しいの出してたな」というのと、まさにいまNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀がホットなので、ちょっとパラパラと見てみたところ…「な、これ、光秀が主人公じゃないじゃん。息子が主人公!?」というあたりで、息子の光慶(みつよし)に関する知見が全くない管理人のテンションが一気に上がり、さらに、その光慶が既に11歳と冒頭で言われていることを考えると、光秀がそこそこの年齢のはずで、だとすると、Xデーが割と近いから、これはもしや、息子の目線から見た本能寺か!?面白そうじゃないかぁ、と心奪われてしまい気がついたらレジでお会計をしてたという次第。 しかも、帰宅後、続きが読みたくて、読んでいた他作品を途中にしたまま、本作を読み始めてしまい、購入翌日に読み終えるという管理人史上最速での読了となりました。 なので、つまり、どういうことかというと、めちゃくちゃ面白かった。いや、マジで面白かった。ページ最下部の評価表の「管理人満足度」の項目に初の★5をつけました。 いやぁ、管理人、文庫でない作品を初めて買いました。重くて持ち歩きに不便なのと、ちょっと高価なので、これまで文庫本で探してばかりいたんですが、本作は冒頭を読んじゃったらもう文庫本化を待ってられなくなり、結果、買って正解。待たなくてよかった。

  • 歴史上屈指の梟雄(きょうゆう)と呼ばれるのでどれほどの悪人かと思ったら全然そんなことなくて武勇も治政も素晴らしくむしろ好感度爆上がりな「北条早雲〜理想郷を夢見た風雲児〜」

    こんにちは。 当初5月6日までということで発令された非常事態宣言が、5月31日まで延長と発表がありましたね。日々発表される感染者数は徐々に減ってきてるようです。外出自粛の要請は効果出てるんじゃないですかね。早く終息して、以前の日常に戻って欲しいなぁと切に願うばかりです。 ゴールデンウィーク真っ只中ですが、管理人は完全にSTAY HOMEしてまして、いい機会なので溜まっている仕事を片付けつつ、部屋のレイアウト変更を試みたものの、設計不十分で元に戻すハメになり、この休み中のレイアウト変更は諦めて読書してたら、早くも一冊読了することができてしまいました。速っ。 読むのが遅い管理人が、STAY HOMEとはいえ、こんなに速く一冊読み終えたのは、なんのことはない「非っ常に面白かった!」からです。 さて、そんな今回の読了作品は、中村晃さんの「北条早雲〜理想郷を夢見た風雲児〜」です。早雲と書いて「そううん」です。 今回の作品は、特に有名だとか、賞をとってるとか、そういったことは一切なく、しかも、古い作品なんですが、このところの「戦国時代・幕末以外への興味」から端を発し「なんかいい作品ないかなぁ」と探していた折にたまたま発見した作品で、もうタイトルと表紙だけで買いました。 もうストレートに「北条早雲」ですからね、タイトルが。そして、表紙がガチな肖像画。いま風のイラストでないことが非常にストイックな印象で、管理人、ほとんど知見がないのですが、非常に興味のあった北条早雲が勉強できるのではないか、とちょっと期待して買ったら、大当たりでした。いやぁ、我ながら、良書の引きがいいなぁ。以前読んだ近衛龍春さんの「直江兼続と妻お船」といい、本作といい、PHP文庫さんはわりと管理人は肌に合うみたいです。本作がどのくらい売れたのかわかりませんが、評価できる良作品だと思いますよ。 さて、内容ですが、まあ、タイトルの通り、豊臣秀吉の小田原攻めによって滅んだ戦国時代の関東の覇者 北条家の祖である後北条家の初代 北条早雲の生涯を扱った作品でして、早雲の幼少期から最期に至るまでが、(多分)余すところなく描かれてます。 (ノーマルの)北条氏と後北条氏は、大きく違いがありまして、そのあたりは、本作を読むことでちょっとわかるのと、管理人は読了後にちょっぴり調べてよーくわかりました。

  • 何の気なしに使っている暦(こよみ)の作成にドラマあり。初の日本純正暦法の作成に奔走する渋川春海とそれを支える偉大なる先人達の改暦への情熱に目頭が熱くならないわけにはいかない「天地明察」

    こんにちは。 コロナが終息しませんね…。管理人のテレワークも、開始から約一ケ月が経過しようとしています。やんわりとゴールデンウィークに入った気配ですが、STAY HOMEですから外出は控えているのと、良くも悪くも仕事量が全然変わっていないので、自宅でバリバリ仕事してしまっている管理人です。自宅で仕事していても、相変わらず仕事を終える時刻が日を跨いでいる感じなので、奥さんからは「バカじゃないの」と言われています。深夜に夕食をとるのはきっとよくないと思うのでこの機会に直したいなぁと思っている次第。早くコロナ終息して欲しいものです。 さて、通勤中が最も読書していたのに、通勤というものがなくなって、一時、読書のペースが鈍っていた管理人ですが、自宅で仕事をするようになって、そのままだと、単純に仕事時間が長くなってしまって集中力が続かないことに気づき、読書やらギターで気を紛らわせ始めたことで読書のペースが戻りつつあります。そして、仕事中にちょっと休憩で本を読み始めたら面白くて仕事を滞らせるという事態が若干発生しているのは内緒です。 そんな管理人が今回読了したのが、2010年の第7回本屋大賞他、数々の賞をとった冲方丁(うぶかたとう)さんの「天地明察」です。こういう漢字で「うぶかたとう」と読むのかぁと感心しつつ、すごい名前だなぁと思っていたらどうやらペンネームの様子。なるほどなぁと思いつつ、ペンネームとして「うぶかたとう」って思いつくのも凄いなぁと感心しております。 この作品は「おすすめ時代小説・歴史小説」なんてのがあると、必ず上位に入ってくる作品なので、管理人、もうずっと気になっていたものの、なかなか手を出さずにいたんですが、いよいよ読む気になりまして、そもそも、何故、手を出さずにいたかというと、単純に「戦国時代、幕末系じゃないから」「戦(いくさ)とかなさそう」「改暦にモチベーションが上がる気がしないなぁ」というニワカ感満載な理由。それが、このところの「戦国・幕末以外」に興味を持ち始めた心持ちと、上下巻合わせても600ページいかないくらいのボリューム感というところが相まって、ちょっと読んでみるかな、という気持ちになりました。

  • 上杉謙信に薫陶を受けその遺志を胸に戦国の時代を駆け抜けた、豊臣秀吉が喉から手が出るほど家臣にしたかった俊傑直江兼続の活躍をドラマチックに描いた傑作「天地人」

    こんにちは。 オリンピックイヤーとなった今年のお正月、ほんの数ヶ月前、誰がこんな事態になると想像できたでしょう。参りました。 世界中を席巻しているコロナウィルスによって、多くの方が亡くなり、非常事態宣言まで発令され、まさに、世界も日本も未曾有の危機にさらされていると感じます。 管理人が子供のころ「8時だョ!全員集合」で楽しませてもらい、大人になった今も「天才!志村どうぶつ園」で楽しませてもらっていた志村けんさんまで亡くなってしまいました。管理人の職場がある麻布十番が好きだったそうで、管理人も道ですれ違ったことがありました。本当に残念でなりません。 本当に、本当に、1日も早い終息を祈るばかりです。 そんな状況のなか、果たして、呑気なレビューなぞしていてよいものかという思いもあったのですが、逆に外出自粛となった今だからこそ、自宅での読書を推奨すべく、新たなるレビューを待っている誰かがいるんじゃないかと思ったり思わなかったり、まあ、とにかく読み終ったんだから書かねばということで、書くことにしました。 ただ、すいません。いや、すいませんてことはないんですが、また、直江兼続にいってしまいました。このサイトでは、ダントツトップの4作品目です。どんだけ好きなんだ直江兼続…。 今回は、2009年に妻夫木聡くん主演でNHK大河ドラマになった「天地人」。…なんですが、著者の火坂雅志さん、2015年に58歳の若さで亡くなっていたのですね…。なんということか…。こちらも残念です。 直江兼続や管理人と同じ、新潟県の出身で、早稲田大学を出たということだったので、新潟でもさぞ優秀な学校を出たんだろうと調べたら、新潟高校だった。納得。新潟県内で一番頭のよい学校…。管理人の超ド田舎の中学校の同級生が一人受かってたなぁ、すげぇなぁ。因みにその中学校はもう統合されて無くなってんですよねぇ…。学び舎がないっていうのは、案外寂しいのですよ。記憶にすごくあるのに、もうそれは無いっていうね…。 管理人の話はさておき、その火坂雅志さんが書いた作品といったら、さぞ、直江兼続愛に満ちた作品なのだろうと思うと読まずにはいられず、読んでしまいました。だって、これから読もうとしてストックして買ってあった作品群の中にあるんだもの、そりゃ、先に手を出したくなるでしょ。

  • 豊臣秀吉の腹心の蜂須賀小六の息子の家政が普通に武士として凄いしあの有名な踊りまで生み出させてるのにいまいち有名でないのが謎な「殿さま狸」

    相変わらず毎日帰宅が日を跨いでしまう忙しさで、日々これどうにかならんかなと思いながら、打開策を模索し続けている管理人です。今月は大きめのローンチが二つ控えてるので、それぞれ仕上げをしっかりやらねばです。 さて、そんな中、今回読了したのは、2015年に発表された箕輪諒さんの作品「殿さま狸」です。箕輪諒さん作品の読了は「最低の軍師」「うつろ屋軍師」に次いで三作目ですね。今回は軍師でなくて殿さまでした。 しかしまあ、相変わらず、箕輪諒さんはニッチな人物を取り上げて面白い作品を作り上げてくれます。「最低の軍師」では白井浄三入道(白井胤治)なんて伝説化してる軍師を扱い、「うつろ屋軍師」では江口正吉って、話を聞けば非常に優秀なんだけど、そうでなければ「誰?」って感じの武将だし、そんな中、今回は彼らよりは有名そうですが、管理人は知らなかった蜂須賀家政(はちすかいえまさ)。豊臣秀吉の腹心で和田竜著「村上海賊の娘」でとりあげられた天王寺の戦いや、中国攻めで活躍した蜂須賀小六(はちすかころく)の息子さんです。 管理人、蜂須賀小六の名前は聞き覚えがありましたが、あまり知見がなく、家政に関しては全く知らなかったんですが、いやはや父に劣らず相当たいした人物で驚きました。十分ドラマにできる人物だと思うんですが、あまり取り上げられないのはなんなんですかね。まあ、管理人が知らなかっただけで、実は取り上げられてるのかも知れないですが。 本作では偉大な父に反発しながらも豊臣秀吉を支えていく若い時代から晩年までが描かれるのですが、その立ち位置は常に豊臣・徳川政権の中心側にあり、父子で凄かったことが伺えます。 父の蜂須賀小六の凄さに嫉妬していたのか、若い頃の家政はずいぶんと小六に対して挑戦的な態度をとったりしますが、それは、逆に父の凄さを認めているということで、徐々に父への反発が融解していくのと、父である小六がそれをにこやかに見守り続けるというあたりは、なかなかよき父子の姿であると思います。 とはいえ家政は、父である蜂須賀小六が秀吉から全幅の信頼を得ていたことと、家政自身も優秀だったため、あの時代のイベントにはほとんど参加していて、武功も凄い。なので、本作では、本能寺の変から大阪の陣あたりまでの大きな出来事がよくわかる上、当時の近畿、中国、四国あたりの動静も把握できます。

  • 戦後時代突入のトリガとなった応仁の乱の後期に現れのちに半将軍と呼ばれるに至った妖しさ満点の管領細川政元の神がかった知略がエグい「天魔ゆく空」

    こんにちは。 相変わらず本業がバカがつくほど忙しく、全然休みがないんですが、帰宅中の読書と晩酌だけは欠かさず、それを癒しに生きている管理人です。最近とあるお店で飲んだ真っ赤なラベルの「雄町」(おまち)って日本酒がすごく美味しくてまた飲みたい気分満載です。どこのお酒だったっけかなぁ…。 さて、また前回の投稿からたいして日が経たないうちに早くも読了したということは、今回もかなり面白かったというわけなんですが、今回は管理人初読みの作家 真保裕一(しんぽゆういち)さんの作品「天魔ゆく空」です。 さらに管理人初の「戦国時代・幕末じゃないモノ」でして、戦国時代に突入するちょい前くらいが舞台になってる作品。 これまでずっと「戦国時代・幕末モノ」ばかり読んできた管理人ですが、ふと思ったのが「その時期の世の中の大勢を知ってるんで、それ前提で読んじゃってる」感。 戦国時代って「大名同士が覇権を争って群雄割拠→信長現る→本能寺の変→秀吉の天下統一→関ヶ原→大阪の陣→家康勝利→戦国時代終わり」みたいな流れがあり、幕末も「幕府ダメだ討幕だ→いやまて新撰組登場→坂本龍馬現る→薩長同盟→大政奉還→鳥羽伏見の戦い→徳川慶喜逃げる→戊辰戦争→五稜郭→西南戦争→侍の時代終了」みたいな、これらの流れが頭にある前提で読んでるので、ダメじゃないんですがちょっとそうじゃない感じにいってみたいなぁ、っていうのと、このサイトの何個目かで投稿してる「司馬遼太郎の日本史探訪」という作品で「戦国時代よりも前の時代も面白そうだなぁ」と思っていたので、まあ今回、いよいよそこにも手を出したという感じです。そもそも、なんであんなに混沌とした戦国時代なんてのが発生したんだ?というのはちょっと思ってました。学生の頃に習ってたんですかね?さっぱり記憶にないですが。 そんなわけで、書店に行ったんですが、いざ買おうとなったものの、管理人、その時代の作品でよさげなタイトルが全く思いつかないわけです。ちょっとググッてみたものの、そもそもその時代の人物とか全然わからない。なんとなく名前を知っている北条早雲とか思い出して、関連書籍を調べたものの、なんだかよさげなものがない。

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