chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
よみもの散歩 https://bookwalk.life/

時代小説、歴史小説を中心に、素人管理人が読了した書籍について、ネタバレしないように綴っていきます。

よみもの散歩
フォロー
住所
杉並区
出身
新潟県
ブログ村参加

2020/08/10

arrow_drop_down
  • 戦国時代の三大梟雄の一人と言われる父直家の後を継いでのちに豊臣政権の五大老にまで出世したが関ケ原以降のほうが彼の性に合っていたのかもしれないと思えた秀家の姿を描いた「宇喜多の楽土」

    こんにちは。 すっかり暖かくなって、花粉も猛威を奮っております。 鼻がムズムズしてどうにもなりません。 東京の花粉はキツイらしく、その理由はアスファルトばかりで土がないことで花粉が土に吸収されないからと聞いたのですが、だとしたら、花粉を吸収して土に還すとかそういうコールタールを開発したら、超絶ヒット商品になるのかなぁと無駄にぼんやり考えているITエンジニアの管理人です。 コロナのほうですが、ワクチン接種の開始から一か月くらいが経ち、関東の緊急事態宣言も解除になりそうなんですが、収束の気配があるということなんですかね。 緊急事態宣言が解除になったからといって、堰を切ったように飲みにいくつもりはないですが、早く普通に飲みに行けるようになりたいなぁと思っておる管理人です。 管理人がワクチンを打てるのはいつになるのか。 さて、そんな中、今回も、前回の投稿から時間を開けず読了となりました。 今回は、著者自身が「二匹目のどじょうを狙った」と公言したという潔さに惹かれて読みました。 以前読んだ「宇喜多の捨て嫁」に続く宇喜多家を扱った作品で木下昌輝先生の「宇喜多の楽土」です。 久しぶりに戦国の時代に帰ってまいりました。 面白かった! まずですね、本作のレビューに入る前に、以前読んだ「宇喜多の捨て嫁」についてなんですが、これ、めちゃくちゃ面白くて、これまでに管理人が読んだこのブログの全作品群の中でも、ベスト3に入るかもしれないくらいの面白さでして、是非、おすすめです。 読んでいない方は、読むことをおすすめします。 そして、本作は、その「宇喜多の捨て嫁」でキーとなった宇喜多直家(うきたなおいえ)の息子、宇喜多秀家(うきたひでいえ)が主人公なんですが、この宇喜多家のお二人、管理人は以前レビューした「宇喜多の捨て嫁」と本作「宇喜多の楽土」でしか、その活躍を知らないんですが、どちらもめっちゃすごい人。 まず、父の宇喜多直家は、戦国時代の三大梟雄の一人に数えられるくらい有名で、とにかく、義理も人情もなく(なさそうにみえる)、清々しいほどの打算的な動きした人。 結果だけ見ればそう(打算的)で、実際もそうなのかと言われると今となっては当然わからないものの、それについての木下昌輝先生なりの解釈を描いたのが「宇喜多の捨て嫁」です。 果たして、本当に周りから見えているような非情な人物であったのか否か。

  • 源頼朝が興した鎌倉幕府の主導権争いに垣間見る人間の裏表が酷いんだけどこれが後の太平記の話に繋がっていくのかと思うとなんだかワクワクして読める自分は趣味が悪いかもと思えた直木賞受賞作「炎環」

    こんにちは。 どんどん暖かくなってきております。と、同時に花粉が厳しいです。 せっかく暖かくなってきているんですが、東京は3月7日までと言われていた緊急事態宣言が再び二週間の延長ということで、相変わらずの外出控えを継続しております。 ワクチン接種が開始されたので先は見えてきたかなという気はしてますが、ここまで注意して罹患しないようにしてきたので、気を抜かずに注意していきたいと思います。 さて、そんな中、今回も、前回の投稿からあまり時間を開けない投稿になりました。 年度末だからでしょうか、なんとなく出社の機会が多くなっておりまして、通勤があるものですから、読書時間が確保できていることもありますが、なんといっても「面白かった」から、が一番の理由かと思います。 そんな今回の作品は、管理人初読み作家となる永井路子先生のもので、1964年に第52回直木賞を受賞した作品「炎環」(えんかん)です。 この作品も「おすすめ歴史小説」のランキングなんかではよく目に入る作品で、以前から気にはなっていたんですが、タイトルからは内容が想像できなかったので、なんとなく手にとっていませんでした。 しかし、今回、書籍を探してAmazonをウロウロしていたら、「あなたへのおすすめタイトル」として出てきまして、概要をみたら「源頼朝」という文字が躍っていたので、すかさずポチっと購入をクリック。 そして、届いてみたら、カバーに「2022年 大河ドラマ主人公 北条義時に決定」の帯が。 そうなんですね、この作品、2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公 北条義時(役:小栗旬くん)が登場するんですね。 管理人、そうとは知らず購入したんですが、それを見て、更に読みたい欲が増大。 大河ドラマが始まる前に予習もできて、いろいろとラッキーだなということで、さっそく読んでみました。 とりあえず、この作品、まずは何がすごいって、刊行が1964年という古さにも関わらず、古臭さが全くなく超読みやすい! 1964年というと管理人が生まれるよりも前なんですが、文章的には全くその気配を感じさせず、お世辞抜きに、令和に刊行された作品と言われても全く違和感がありません。 歴史小説・時代小説ニワカの管理人が言うんだから間違いない。 そのくらい、驚くほどに、非常に読みやすかったです。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、よみもの散歩さんをフォローしませんか?

ハンドル名
よみもの散歩さん
ブログタイトル
よみもの散歩
フォロー
よみもの散歩

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用