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よみもの散歩 https://bookwalk.life/

時代小説、歴史小説を中心に、素人管理人が読了した書籍について、ネタバレしないように綴っていきます。

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2020/08/10

よみもの散歩さんの人気ランキング

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  • エグいくらい謀略だらけでどんどん鬱な気持ちになる中で北条政子の弟義時に光を見たかと思いきや案外そうでもなくて結局地獄で「鎌倉燃ゆ」

    エグいくらい謀略だらけでどんどん鬱な気持ちになる中で北条政子の弟義時に光を見たかと思いきや案外そうでもなくて結局地獄で「鎌倉燃ゆ」

    こんにちは。 前回の投稿からとんでもなく時間が経ってしまいました。 4か月ですか…。 仕事に関わる書籍を読む必要がありまして、なかなか趣味の読書には時間が割けず…。 投稿をせずにもたもたしているこの4か月のうちにとんでもないことが起こりました…。 安倍元首相が銃撃されて亡くなられました。 政治は全く無知の人間でして、ここで多くを語ることはできないのですが、長きに渡り首相として日本のために尽力していただいた方が、ああいう形で命を落とすというのは本当に残念でなりません。 今の日本でああいうことが起こるとは…。 それによって噴出した統一教会の問題はあるものの、まずは、安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。 そして、コロナです。 せっかく一時期収まっていたのに、第7波ということでまた増加しています。 しかも、一日の感染者数は、連日、記録を更新するレベルで…。 身近な人の感染も多く、もう、管理人が感染するのも時間の問題かもしれません。 可能な限りの対策をおこないながら、日々を過ごしたいと思います。 とはいえ、今年の春以降、佐賀、新潟、群馬、大阪、三重と、管理人としては人生史上最も短期間でいろいろな土地への移動を行っておりまして…。 早く、コロナを気にせず、外出できるような生活に戻りたい…。 気をつけたいと思います。 さて、そんななか、かなーり長い時間を空けてしまいましたが、一冊読み終えました。 実は、読み終えたのは、結構前なんですが、なかなか記事を書く時間がとれなくてですね…。 本職の仕事が相変わらず忙しく、休みも休めない日々が続いてまして、ブラックな会社かと言われると、社員にブラックな思いをさせられないので、経営陣の稼働がブラック気味というかなんというか。 まあ、やらされている休み無しではなくて、趣味と仕事の境がない感じでもあるので、大変ではありますが、未来を楽にするために頑張っているつもりです。 前置きが長くなりました。 今回読了したのは、少し前にわりと歴史小説・時代小説界隈で話題になった気がする、実力派作家陣によるアンソロジー「鎌倉燃ゆ」です。 ただいま絶賛放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の予習になりそうだし、このブログでも何冊か紹介している谷津矢車先生、秋山香乃先生も名を連ねているということで買い置きしていたものを手に取りました。

  • 日本三大悪女の一人と言われるには気の毒なくらいに不幸が多く真の姿は普通の娘であり普通の母だったんじゃないかと思えた「北条政子」

    日本三大悪女の一人と言われるには気の毒なくらいに不幸が多く真の姿は普通の娘であり普通の母だったんじゃないかと思えた「北条政子」

    こんにちは。 またまた、久しぶりの投稿となりました。 年度末ということで、駆け込み寺のごとく、めちゃくちゃ仕事がぶっこまれまして、断ればいいのですが「他に頼るところがないのでなんとかなりませんか」と言われてしまうと断ることが難しく、「よっしゃ、やったりましょ」の気持ちで引き受けていたら、3月末がとんでもないことになりました。 まあ、他にもいろいろと要因はあるんですが、とにかく、3月末は地獄のような日々で、休みが全然なく、奥さんも「バカじゃないの」と呆れてました。 結果、3月末は、毎日が何かのリリースという緊張感溢れる日々となったものの、一つも事故なくリリースできてホッとしております。 おかげさまで、3月末で締まった2021年度も目標の営業利益を大幅に達成して、スタッフの皆に決算賞与を出せてよかった。 2022年度も既に見通しが明るいんですが、いい加減もう少し仕事のペースを落としたい気持ちでして、旅行などに行きたいのに、その時間がとれそうもなく、とりあえず、稼げる時は稼ぐか、という気持ちでいる管理人です。 また、世界に目を向けると、ロシアがウクライナに侵攻して、一般市民まで被害を被る凄惨な事態になっていると報道されています。 そのあたり勉強してない人なので、政治的な話についてのコメントは基本的に控えている管理人なのですが、我々のように普通に暮らしたい人がその生活を脅かされるどころか、その生活ができない、という状態になっているのだと思うと、胸が痛みます。 事態が解決に向かい、一日も早く、ウクライナの方も、ロシアの方も、平穏な日々が送れるようになることを願います。 なんとかならないものかなぁ…。 そして、コロナです。 3月21日を最後に、東京都に発令されていたまん防が解除になりました。 さすがに周りにも感染者が多数出てきてまして、もう、管理人自身が罹患しても、全く不思議ではない状況。 この後、また、第何波だかが予想されてたりするんですが、ホント、そろそろ終息してもらえないものだろうか。 職場での常時マスクは、息が苦しくなるし、暑いしでたまりません。 早く、コロナ前の状態に戻りたい…というか、この状態じゃ、この後、戻れるのかすら心配…。 とにかく、終息までは、辛抱したいと思います。

  • 大藩として維新に尽力したにも関わらず新政府設立時に冷遇された加賀藩の藩士 千田文次郎と島田一郎の人生を決定づけたのはこれだった「西郷の首」

    大藩として維新に尽力したにも関わらず新政府設立時に冷遇された加賀藩の藩士 千田文次郎と島田一郎の人生を決定づけたのはこれだった「西郷の首」

    こんにちは。 またまた、久しぶりの投稿になりました。 本業のほうが忙しくてどうにもなりません。 仕事を分散するべく採用をおこなっておりますが、採用してもすぐにあれこれ任せられるわけではないので、まだしばらくはこの状態が続くと思います。 ここで愚痴っても仕方がないので頑張ります。 さて、世の中ですが、終息方向に向かったと思ったコロナが、新たにオミクロン株などという変異種の猛威により、再びまん防に突入しておりまして、管理人の周囲でも感染者が続出しております。 幸い管理人は未だ罹患せずにおりますが、もうこうなってくると運ゲーではなかろうかと思わなくもなく…。 ただ、せっかくここまで罹患せずに頑張ってきたわけですからねぇ…。 なんとか、注意して、感染防止をしていきたいと思います。 そしてこの期間中、冬季オリンピック(北京)が開催されまして、そしてあっという間に終わりました。 連日、競技の模様がテレビで放送されまして、管理人は五輪も大好きなので、二週間楽しませてもらいました。 スノーボードハーフパイプで、同郷の平野歩夢くん(新潟県村上市出身)が金メダルをとった時は泣きました。 ロコ・ソラーレのおかげで、カーリングのルールも戦術・戦略もだいぶ理解できたと思います。 名前を挙げたらキリがないのですが、とにかく日本の選手団がよく頑張ってくれて、また、外国の選手たちとの称え合う姿にもホロリとしたり。 いやぁ、なんだかんだでオリンピックは楽しいです。 今回、いろいろと問題もありましたが、次回までにはそういったこともクリアにしてもらって、また、4年後を楽しみに待ちたいと思います。 そんな中読み終えたのが、またまた伊東潤先生の作品で、いい加減に北条は離れようってことで、今度は幕末の「西郷の首」です。 まあ、間違いないですね、面白かったです。 ちょっと連続で伊東潤先生の作品を読みすぎて「忖度してんじゃね?」と思われそうですが、誰もそんなことを気にしてこのブログを読んでないはずなので、どう考えても杞憂でしかないうえに、管理人、気に入った作家さんの作品をまとめて買って読んでしまう癖があるという、ただそれだけの理由でして、他にももう一冊買ってあるんですけど、次はさすがに違う作家さんの作品を読もうかなと思ってますが、それはどうでもよいですね。

  • 祿壽應穏(ろくじゅおうおん)を掲げ関東に静謐をもたらすべし。執筆中に急逝した著者火坂雅志先生の遺志を継いで伊東潤先生が完成させた傑作「北条五代」

    祿壽應穏(ろくじゅおうおん)を掲げ関東に静謐をもたらすべし。執筆中に急逝した著者火坂雅志先生の遺志を継いで伊東潤先生が完成させた傑作「北条五代」

    こんにちは。 かなり久しぶりの投稿になりました。 本業のほうが忙しく、なかなか趣味の読書に割く時間がありません。 コロナがやや落ち着き、仕事もリモートから出社主体になったので、帰宅時の電車内で読書をしようと思っていましたが、本業のほうで読まないといけない書物もあり、なかなかこちらに時間を割けません。 休日にゆっくり読書できるようになるのはいつかなぁ…。 コロナのほうは、落ち着き傾向にあるように思いますが、どうやらそれは日本だけのようで、オミクロン株やらなんやらで、まだまだ気を抜けない状況ではあります。 外食もねぇ。 ある程度、制限は緩和されてきてますが、時間やら人数の制限があったり、何よりお酒を飲んでいても、なんとなく、コロナを気にしないといけないのが微妙。 まあ、まったく飲めなかった頃に比べれば前進はしていると思えるので、よしとしたいと思います。 そうそう、県外への移動がはばかられない感じになってきたので、一年半ぶりくらいに帰省もできまして、そのついでに、弟一家の暮らす上越のほうにも行ってこれました。 初めて春日山城址や高田城址公園に行きまして、そのあたりは Twitter を見ていただくとよろしいかと。 このブログでも、おでかけ日記的なもの作ろうかなぁ。 上越巡りは、あまり時間がなく、駆け足になってしまったので、また、時間をとってやりたいと思います。 さて、そんな中、読み終えたのは、前回に続き、再び後北条モノです。 前回、伊東潤先生の「黎明に起つ」を読んで、後北条の始祖 北条早雲については一歩進められたものの「北条早雲が凄いのはわかったけど、その後の北条氏は全然知見がないなぁ」と思いまして、その手の作品がないかなと探していたら、とんでもないものを発見。 「著者名に火坂雅志先生、伊東潤先生 二人の名が書かれている?どういうこと?」そしてタイトルが探していたものドンピシャで「北条五代」。 迷わず購入しました。 ということで、今回は、火坂雅志先生と伊東潤先生の二人が著者として名を連ねる「北条五代」です。 面白かったです! 面白くないわけがないです。 気になる「著者が二人」の点です。 火坂雅志先生といえば、管理人の大好きな直江兼続を主人公にした、NHK大河ドラマの原作にもなった「天地人」の著者なんですが、2015年に58歳の若さで亡くなっています。

  • 後北条の始祖で歴史に名を成す風雲児といえばの北条早雲が黎明は東からと現代に活を入れるかのような活躍が凄い「黎明に起つ」

    後北条の始祖で歴史に名を成す風雲児といえばの北条早雲が黎明は東からと現代に活を入れるかのような活躍が凄い「黎明に起つ」

    こんにちは。 いよいよ非常事態宣言が解除になりまして、まんえん防止法も発令されない状態になりました。 時間制限はあるものの、飲食店でのお酒の提供も行われるようになったようでよかった。 とはいえ、まだまだ以前のようにとはいかないと思いますので、終息に向けて、少しでも協力はしていきたいと思います。 会社は全面リモートワークが終了し、一転して全面出社となりました。 実際のところ、リモートワークでも回ることは回るんですが、やはり、どうしてもスタッフの管理が難しいのですよねぇ…。 「正直、サボっているでしょ」と思うようなことも散見されるので、そのような措置となりました。 個人的には、リモートワークは通勤の往復にかかる時間がなくなるうえ、仕事もはかどるのでよかったのですが、まあ、致し方なしです。 ただ、これ、また年末に向かって感染者数が増えるなどとの不吉な声も聞こえ、再びリモートワークという可能性が全然あると思ってます。 果たしてどうなることか。 政治のほうも変化がありました。 菅総理の辞任に伴い、自民党の総裁選がありまして、岸田さんが新総裁、つまり新総理に就任しております。 管理人、政治のことはさっぱりですが(それ以外のことも)、なんとかよい方向に向かうようによい感じにしていっていただけるとよいなぁと思います。 さて、そんな中、一冊読了しました。 本当は、もっとずっと前に読み終えていたんですが、本業のほうが忙しく、なかなかレビューが書けなかったんですよねぇ…。 今回は、管理人初読みの作家となります伊藤潤先生の作品で、関東の覇者 北条早雲を主人公にした「黎明に起つ」です。 きました!久しぶりの北条早雲です! あるじゃないか、北条早雲を扱った作品!(探せてないだけ) 素晴らしい!かっこいい! めっちゃ面白かったです! 読むのが遅い管理人が、一週間で読み終えたくらい熱中しました。 伊東潤先生は、Twitterでフォローさせていただいてまして、その中での発言が興味深く、いずれかの作品を読んでみようと思っていたところ、本作がAmazonのレコメンドで出てきたのかな?「北条早雲か!」となりまして、その場で購入をポチりました。 管理人、生まれは越後(新潟)ですが、現在、東京に居を構えております。 しかし、NHK大河ドラマ「真田丸」の影響により、北条氏に対してあまり良い印象がありません。

  • 海道一の弓取りということでたいそう武者ぶりが凄いのかと思ったらお坊さんを経験してていい人すぎて桶狭間のアレかと納得しちゃった「義元、遼たり」

    海道一の弓取りということでたいそう武者ぶりが凄いのかと思ったらお坊さんを経験してていい人すぎて桶狭間のアレかと納得しちゃった「義元、遼たり」

    こんにちは。 コロナのワクチン接種2回目から三週間が経ちました。 ファイザー製のワクチンですので、一旦はよしとされる期間が経過したということで、少しホッとしている管理人です。 一回目も二回目も発熱なく、副反応は注射箇所の若干の痛みくらいで済み、よかったなと思う反面、「これ、効いてんだろうか?」とちょっと不安がなくもありません。 とはいえ、そんな心配をしていても仕方がないので、とりあえずはよしと思っています。 報道を見ていると、9月末で非常事態宣言が解除の方向のようです。 個人的には、ワクチン接種をバッチリ終えているので「いいよ、いいよー」という感じではありますが、果たしてそれが正解か否か。 まあ、わからないですね。 ただ、ワクチン接種率もだいぶ上がってきているようだし、日々発表される感染者数の数も減ってきているので、そろそろ非常事態宣言を解除して、条件付きなどでいろいろな制限を緩めていっていいのではないかなぁと思っている次第です。 実際はどうなるか、です。 さて、そんな中、一冊読了しました。 今回はあれですね、前回の流れがありますので、その流れに乗りましてそのままいきました。 前回、秋山香乃先生の「氏真、寂たり」のレビューで匂わせてましたが、そのままいきまして、秋山香乃先生の旦那さんである鈴木英治先生の「義元、遼たり」を続けざまに読みました。 結果ですが、面白かったです。 ただ、面白かったのですが、個人的にはもう少し今川義元(いまがわよしもと)が家督を継いで以降にボリュームを割いた作品かと思っていたので、そうでなかったので、その点でやや期待が外れた感はあります。 ズバリ、本作は今川義元が今川家の家督を継ぐことを宣言する今川家のお家騒動「花蔵(はなくら)の乱」までがメインの作品かな、と思います。(花蔵は花倉ともいわれているようなのですが、本作では花蔵で書かれているので花蔵でいきます) なので、義元、と名乗るのは本作品内では相当後半で、作品内ではそれまでの「栴岳承芳(せんがくしょうほう)」という名前、承芳(しょうほう)であることがほとんどなので、以降は承芳でいったほうがしっくりくるくらい。 なのでそうします(笑)。

  • 桶狭間で信長に討たれた父義元亡き後の今川家存続に奔走した戦国一の愚将と呼ばれた彼は果たして本当に愚将だったのか「氏真、寂たり」

    桶狭間で信長に討たれた父義元亡き後の今川家存続に奔走した戦国一の愚将と呼ばれた彼は果たして本当に愚将だったのか「氏真、寂たり」

    こんにちは。 9月に入り、急に涼しくなりまして、日によっては寒いくらいの気温になっています。 オリンピックもパラリンピックも終わりまして、管理人の好きなサッカーも、Jリーグが再開し、代表もW杯の最終予選が始まって、名実ともに東京オリンピック2020祭りは終わってしまったなぁと思ってます。 10年くらい前に当時のIOC会長のジャック・ロゲさんが「トキョ」と言った時の大歓喜が忘れられないんですが、まさか、こういう形での開催になるとは思っていませんでした。 そして、そのジャック・ロゲさんですが、2021年8月29日に亡くなられたそうで、東京オリンピックの終了とともにその生涯を閉じられたというのは、なにか運命的なものを感じますねぇ。 選んでいただきありがとうございました。ご冥福をお祈りします。 そして、引き続きコロナです。 9月6日から9月12日に延長された緊急事態宣言が、さらに9月30日まで延期となりました。 まあ、今の感染者数の増加の仕方をみたら、それはそうなるのかなぁ、という感じ。 もうここまでくると、当初のような延期のインパクトは薄れていて「ですよねぇ」みたいな空気が日本中に漂っていると思うのは、管理人だけではないはず。 ワクチン接種が2回打てたので、もうそろそろ外で飲んだりできるのかなぁと思っていましたが、なんだかそれも難しそうですねぇ。 個人的には、とにかく自己中心的な考え方を捨てて、できる限りの協力をして、事態が収束に向かえばなぁと思う次第です。 さて、そんなコロナ禍継続のなか、一冊読了しました。 今回は、一年くらい前に読んだ、管理人の故郷である越後の幕末の英傑 河井継之助の活躍を描いた作品「龍が哭く 河井継之助」の作者 秋山香乃先生 の作品「氏真、寂たり」です。 氏真と書いて「うじざね」です。 感想ですが、めちゃくちゃ面白かった! 読むのが遅い管理人が、前回の投稿からそんなに時間が経たずに読了しているのが、それを表してますねぇ。 非常に面白かったです。 いやぁ、ここへ来ての、今川氏真です。 とはいえ、管理人、本作を読むまで一切知見がありませんでした。 では、なぜ、いきなり今川氏真か。 あるんですよ、理由が。 理由は二つあります。 一つは、まず、管理人が「今川家」についての知見が全然なかったこと。

  • 父家康の威光で征夷大将軍になれただけの凡庸な二代目かと思っていたら実は思いのほか優秀な気がしたのでもっと評価してあげようという気持ちになった「小説 徳川秀忠」

    父家康の威光で征夷大将軍になれただけの凡庸な二代目かと思っていたら実は思いのほか優秀な気がしたのでもっと評価してあげようという気持ちになった「小説 徳川秀忠」

    こんにちは。 賛否両論あったオリンピックが終わりまして、パラリンピックが始まっています。 なんだかんだで、始まってからは個人的にはとても楽しませてもらっています。 あんなに盛り上がるイベントが、コロナによる外出自粛や無観客での実施になったことが本当に悔やまれます。 本来なら国をあげての盛り上がりになったはずなのに、状況によっては、なんとなく楽しむことが憚られるようだったり、選手にしても、参加すること自体が憚られるような心境が僅かながらにでもあったかもしれず、残念でなりません。 ホント、万が一にでも、コロナが人為的に発生させられたものだとしたら、犯人許すまじの気持ちでいっぱいです。 そして、困ったことに、オリンピックの開催が関わっているのかいないのか定かでないですが、日本国内の感染者数が爆発的に増えていて、これまたどうしたものかと…。 個人的には、オリンピックをやっておきながら、パラリンピックをやらないというのはどうかなぁと思うところなので、パラリンピックが始まったのはよしとして、感染者数を増加させないように、今しばらくの我慢をしていきましょうよ、と思う次第です。 さて、そんな中、一冊読了したわけですが、今回はちょっと仕事の関係で趣味の本を読む時間がなかなか割けず、前回からだいぶ時間が開いてしまいました。 本職は全然違うことをしてますので、技術書やらビジネス本も読まねばならぬわけです。 今回、そんな合間を縫って読んだのが、超ひさしぶりの童門冬二先生(これまでに、直江兼続と上杉鷹山の作品を読んでます)で、且つ、「え、急にそこ?」みたいな感じですが、徳川政権二代目を扱った「小説 徳川秀忠」です。 外出した折に、ふと立ち寄った本屋さんで、たまたま目に入ってきた伝記本らしいタイトル(フィクション感が低めな感じの)と、書籍や映像作品やらでチラチラと出てくるものの、いまいち活躍ぶりがわからないし、なんとなくパッとしないイメージ(あくまでも個人的な意見)な徳川秀忠さんにちょっと興味を惹かれまして手にとってみました。 管理人の中では、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で、星野源さんが演じたイメージと、関ヶ原の遅参くらいしか知見なしでした。

  • 想像すると吐き気がするくらい隊律が厳しすぎてやっぱり好きになれないんだけれども読み始めると何故か夢中になってしまう「新選組血風録」

    想像すると吐き気がするくらい隊律が厳しすぎてやっぱり好きになれないんだけれども読み始めると何故か夢中になってしまう「新選組血風録」

    こんにちは。 オリンピックが開幕しました。なんだかんだで始まってしまったら、毎日、日本選手の応援で大変です。メダルもたくさん獲れていて、日本の選手たち、本当にすごいなぁと感心しきりです。残念ながらメダルに届かなかった選手たちもよく頑張ってますね、その健闘ぶりには目頭が熱くなります。まだまだ競技が続きますので、引き続き応援したいと思います。 その一方で、コロナの感染者数が爆発的に増えてまして、いよいよ、東京以外の地域でも緊急事態宣言が再発動されるようです。これでも、ワクチン接種の効果は出ているらしく、ワクチン接種ができていなかったらどうなっていたんでしょうねぇ…。警戒心が明らかに下がってきているのでしょうね。重篤になる・ならないでなく、医療従事者の方達の苦労も考えて、まだまだ各自での注意を怠らないでもらいたいものです。管理人、やっと一回目のワクチン接種の予約ができましたが、8月下旬と遅いのですよねぇ。ただ、もう少しの辛抱だと思うので、注意を怠らないようにしようと思います。 さて、そんな状況の中、一冊読了しました。 久しぶりの幕末モノとなりまして、しかも、若干「この期に及んで?」感があるものの、オススメ歴史小説・時代小説として、わりと挙げられるので、押さえておかないといけないなということで、今回は司馬遼太郎先生の「新選組血風録」です。 面白かった! 管理人、新選組に関してはわりと知見があるつもりでしたが、よく考えたら、元SMAPの香取慎吾くんが新選組局長 近藤勇を演じたNHK大河ドラマ「新選組!」と、新選組副長 土方歳三が主人公の司馬遼太郎先生作品「燃えよ剣」、管理人が最も好きな隊士 吉村貫一郎を描いた浅田次郎先生作品「壬生義士伝」くらいしか見ていないので、全然たいしたことがありませんでした。 そこで、今回の「新選組血風録」です。が、実は本作を手に取るにあたっては、若干、躊躇がありまして、理由は本作が「短編集風になっていること」でした。 管理人、読んだあとに物足りなさがあるといけないので、ある程度、ページ数にボリュームのあるものを好む傾向がありまして、短編集やオムニバス形式作品は、やや敬遠しがちなところがあります。実際、これまでの読了作品で、短編集は一つもなく、オムニバス形式の作品も、読み始めてみたらオムニバス形式だった、というものばかりなんです。

  • 徳川家康も認めた武将 御宿官兵衛と曲者(くせもの)達との関わりを辿る作品かと思ったらその関わりのクライマックスでの昇華のさせ方が凄すぎて泣いた「くせものの譜」

    徳川家康も認めた武将 御宿官兵衛と曲者(くせもの)達との関わりを辿る作品かと思ったらその関わりのクライマックスでの昇華のさせ方が凄すぎて泣いた「くせものの譜」

    こんにちは。 前回の投稿で「緊急事態宣言が解除になりました」と言ったと思ったんですが、もう、次(4度目)の緊急事態宣言が発動してました。 オリンピックは緊急事態宣言下で実施するということのようです。 そのオリンピックが間もなく開幕です。 それに合わせて、「テレワークデイズ2021」というものがあるらしく、7月19日から9月5日まで、テレワークが推奨となるため、会社もテレワーク中心とすることにしました。 これまで、週に1~2日の出社があったんですが、この期間中はそれもなくなります。 もう正直、どちらでもいいですね。 通勤の時間がなくなるので、読書時間の確保が難しくなりますが、自宅にいてもその時間をとるかとらないかだけなので、とるようにします。 読書時間をもっと設けたいのですよねぇ…。 仕事が忙しくってなかなかその時間がとれません。 通勤時間というのは、割り切って読書時間に充てやすいのでよいんですけどね。 まあ、よしとしましょう。 しかし、前回も言ったような気がしますが、こんな状態で東京オリンピックを迎えることになるとは…。 ホントに無念です…。 今回をスパッと飛ばして、まだ決まっていない数回後のオリンピックで優先的に実施させてもらうとかできないものかなぁ…なんて思っていたんですが、まあ、そんなわけにはいかないですね…。 残念ですが、こうなったら、制限が多いながらも実施されるオリンピックを、どういう形になるのかわからないですが、楽しみたいと思います。 さて、そんな状況の中ですが、一冊読了しました。 今回は、昨年3月に読了した「殿さま狸」以来となる蓑輪諒先生の作品で「くせものの譜」です。 ズバリ「くっそ面白かった!」です。 さすがは蓑輪諒先生と言わざるを得ません。 全5話のオムニバス形式の作品になるのですが、御宿勘兵衛(みしゅくかんべえ)という人物をキーに各話が成り立ってまして、全ての話が結びついて最後の第5話でクライマックスを迎える流れは鳥肌モノの仕上がりです。 最終の第5話は、もう途中で止めることができず、一気読みでした。

  • 戦国の戦乱と自然の脅威に屈しない!東北の小国相馬を守るために奔走した英雄相馬義胤と復興に向けた領民の強さに心を打たれずにはいられない「奥州戦国に相馬奔る」

    戦国の戦乱と自然の脅威に屈しない!東北の小国相馬を守るために奔走した英雄相馬義胤と復興に向けた領民の強さに心を打たれずにはいられない「奥州戦国に相馬奔る」

    こんにちは。 一か月ぶりくらいの投稿になりました。 延長に延長を重ねた緊急事態宣言が、オリンピック開催事情に合わせたと言われている解除をしました。 飲食店のアルコール提供が19時まで許可されたとのことなのですが、19時かぁ…。 とはいえ、まだまだ感染者が多いようなので、そう簡単にアルコール提供の許可も出せないのでしょうねぇ。 政府の苦慮が伺えます。 東京オリンピックの開催もいよいよあと一か月を切りましたが、せっかく東京で開催されるというのに、従来のオリンピック開催が近づくワクワクムードは一切なく、もう生きているうちに地元開催などないのだろうと思うのに、こんなに盛り上がらないオリンピックにあたってしまうというのは、もうなんというか…。選手たちが気の毒で仕方ありません。 一方、ワクチン接種が思ったよりも早くできそうな気配が出てきたことは喜ばしいこと。 東京は、6月21日から若者から優先でワクチン接種の案内が届き始めまして、管理人の息子のところにも届きました。いいなぁ。 管理人と管理人の奥さんにはまだ届きません…。 ただ、そう遠くない未来に届きそうな気はしてきているので、あともう少し辛抱したいと思います。 早くワクチン接種したいなぁ。 さて、そんな中、今回読了したのは、超久しぶりの近衛龍春先生の作品で「奥州戦国に相馬奔る」です。 「奔る」と書いて「はしる」です。 いやぁ、相当久しぶりの近衛龍春先生の作品でして、管理人が歴史小説・時代小説を読み始めた最初の頃に読んだ「天下無双の傾奇者 前田慶次郎」と「直江兼続と妻お船」以来となります。 しかし、昔の自分のレビューが酷すぎて泣きそうなレベル…。 いつか作品を読み直してレビューを書き直そうと思います。 近衛龍春先生については、「直江兼続と妻お船」が管理人がこれまでに読んだ歴史小説・時代小説の中でも屈指の良作だったので、それ以降も気にはしていたんですが、なかなか読む機会に至らず、しかし、今回、書店で本作を見つけまして「おお、震災のあった東北にフォーカスした作品か。相馬氏に関しての知見も全くないし読んでみよう。」という思いに駆られ読んでみました。 結果ですが、面白かったです。 が、管理人としてはちょっとだけ残念なところがある、という感じでして、その残念なところについては後述します。

  • 鉄砲用兵により天下に名を轟かせ石山合戦で織田信長を苦しめたいまだ謎多き人物 雑賀衆の棟梁 鈴木孫一の真実はこれかもしれない「三人孫市」

    鉄砲用兵により天下に名を轟かせ石山合戦で織田信長を苦しめたいまだ謎多き人物 雑賀衆の棟梁 鈴木孫一の真実はこれかもしれない「三人孫市」

    こんにちは。 もう梅雨入りしちゃうんじゃないかというくらい雨が多いです。 西日本側はかなり早い梅雨入りをしたようで、関東も早いんじゃないでしょうか。 当初、4月25日から5月11日までと言われていた緊急事態宣言期間が、管理人の予想通り5月28日に延長になり、この度、さらに6月20日まで延長になりました。 これにより大きく影響を受けている業界の方の心中を察するも、思うように感染者数が減らないという状況もあるようなので、いかんともし難い状況にため息が出るばかりです。 どうやら、この状況ですが、オリンピックは強行する方向のようでして、果たして、本当に感染者の拡大なく実施できるのかどうか…。 それとは反対に、子供たちの学校行事などは中止や規模縮小という形になっているようで、子供たちはもちろん、それを楽しみにしているであろう親御さんも、子供の活躍や笑顔が見れないというのは、気の毒で仕方ありません。 実はこの期間中に、同じオフィスの別会社の社員の方がコロナ感染するという事態がありました。 幸いオフィス全体でテレワークを多めにしていたこともあり、その方以外の感染はありませんでした。 その方も、後遺症はないようでよかった。 とはいえ、いよいよ、身近な人での感染がチラホラ発生しているので、ここは今一度気を引き締めて、感染防止に努めたいと思います。 ワクチンの投与も開始されてますので、そこまではなんとか感染せずに踏ん張りたいところです。 まだまだ、管理人の順番までは時間がかかりそうですが…。 さて、そんな中、読了したのは、実は一年ぶりで、一年前に「桔梗の旗 ~明智光秀と光慶~」を読んで以来の谷津矢車先生の「三人孫市」です。 うわぁ、もう、あれから一年経つのかぁ。 その時の投稿で書きましたが、当時、司馬遼太郎先生の「義経」を読んでいたにも関わらず、本屋さんで「桔梗の旗 ~明智光秀と光慶~」を見つけて、チラっと読んでしまったら、あまりに面白くて、一気読みしたんですが、それが、もう一年前ですか。 まいったなぁ、この勢いで歳をとっていくのかと思うと、なんだかのんびりもしてられないなぁと、若干、危機感を感じてしまう管理人です。 話を戻します。 一年ぶりに読んだ谷津矢車先生作品でしたが、面白かった! ぶっちゃけ、★5をつけた「桔梗の旗

  • 隻眼の剣聖 柳生十兵衛再び!宮本武蔵らの剣豪が復活するというトンデモ展開ながら何度も映像化され演劇では今だ人気の高い著者曰く忍法帖シリーズの最高傑作「魔界転生」

    隻眼の剣聖 柳生十兵衛再び!宮本武蔵らの剣豪が復活するというトンデモ展開ながら何度も映像化され演劇では今だ人気の高い著者曰く忍法帖シリーズの最高傑作「魔界転生」

    こんにちは。 前回の投稿から少し時間が開いてしまいました。 この一か月は、本職のほうが特に忙しく、コロナで緊張した状態にある中でも出張等があって、なかなか読書時間が確保できませんでした。 ゴールデンウィークも、ほぼいつも通り仕事をし続けた状態でして、未だ、本職の忙しさは解消していないんですが、さすがに、気晴らしのために多少の読書時間をとれたことで、一作品読了できたといった感じです。 4月26日から三度目の緊急事態宣言が出まして、今年も緊急事態宣言の中、ゴールデンウィークが過ぎていったわけですが、5月11日までと言っていたものが、また、5月31日まで延長ということで、飲食店の方など影響の大きな方の心中はいかなるものかと察するところですが、一方で、感染者数が全然減らないという状況にいかんともしがたいというところではあります。 実家の両親は、5月か6月にワクチンが打てるらしく、それについての通知が来たそうです。 それはよかった。 我々は果たしていつになるのか、しかも、変異種に対してはワクチンの効果はいかほどか。 いつまでこの状態を続けることになるのか、未だわからない感じではありますが、各々ができる限りのことをしていくしかないのかなと思う次第。 とりあえず、恐らくコロナの影響を受けにくい業種の一つであろうIT系の仕事に就いていて、テレワークでの仕事が可能な管理人は、可能な限り、外出の自粛やテイクアウトによる外食産業への協力など、やれることをやっていこうかなと思います。 お酒が大好きな管理人ですので、早く以前のように飲み屋さんでガハハハッと笑ってお酒が飲めるようになって欲しいなと思います。 さて、そんな中、管理人が読了した作品は、山田風太郎作品好きの管理人にとっては満を持しての登場となりまして、過去に何度も映像化され、今だに舞台で上演され続け、「甲賀忍法帖」と並んで山田風太郎先生の代表作の一つであろう、山田風太郎先生自身が「忍法帖シリーズの最高傑作」と言っていたという超有名作品「魔界転生」です。 「魔界転生」と書いて「まかいてんしょう」と読みます。 「まかいてんせい」ではありません。 いやぁ、やっと、この作品を読むに至りました。

  • 作品タイトルと違って中身は第四次川中島合戦がほとんどなんだけどその後の謙信像を作り上げたと言われる作品なので越後人は読まないといけない「上杉謙信」

    作品タイトルと違って中身は第四次川中島合戦がほとんどなんだけどその後の謙信像を作り上げたと言われる作品なので越後人は読まないといけない「上杉謙信」

    こんにちは。 ついこの間まで寒い日があったような気がするんですが、急に暖かくなったと思ったら、桜が咲き始めて、東京の開花宣言もありまして、そうこうしてるうちに、もう散り始めていて、ちょっと時間が経つのが早すぎて、今日、お風呂に入りながら「ヤバいなこれは」と思った管理人です。 実は、先週、仕事で大阪に行ってまして、帰京後、奥さんから「コロナ感染が怖い」という理由で、家での食事を隔離されていたのに、この週末の夕食の際に普通に食卓に食事が用意されていたので「あれ?別でなくていいの?」と聞いたら「もう10日以上経ってるから大丈夫でしょ」と言われて、昨日大阪にいたくらいに記憶が鮮明なのに、大阪に行ったのが10日以上も前だったかと思うと、この10日間何をやっていたのかと言われればそれなりにやってはいるものの、その時間の経過の速さに驚愕してしまって、この勢いで歳をとっていくと思うと居ても立っても居られない気持ちで一杯の管理人です。 「人生50年」と言っていた織田信長が49歳で亡くなり、越後の龍 上杉謙信が亡くなったのが48歳って早すぎでしょう。 同じくらいの年齢である管理人としては「この歳で死んだのかぁ…」と思うとなんだか神妙な気持ちになります。 幸いいまのところ大病を患ったこともなく、健康に過ごせていますので、残りの人生を悔いなく生きていきたいと改めて思いました。 しかし、東京の緊急事態宣言が解除になったものの、大阪は感染者が増加の一途を辿っておりまして、ちょうど、そんな時期に被って大阪での仕事でして、大阪のお店にて食事をしたわけですが、正直、店内のお客さんに危機感が全く感じられず、初めて「マスクをしながら食事」をしました。 過去にどこぞの偉い人がテレビで見せていた、食べてはマスクをして、飲んではマスクをして、というやり方ですね。 あれを、ガチで実践しました。 だって、大阪のお店で食事をしてる人たち、普通に飲んでて、大声で話しているし、決してお店の換気がいい気がしないし。 食べているメンバーも皆「これじゃ感染者増えるわ」と言っていた次第です。 たまたま管理人が行ったお店がそうだったかもしれないので何ともですけどね。 とにかく、ここまできたら、コロナ感染しないように気をつけたいと思います。

  • 戦国時代の三大梟雄の一人と言われる父直家の後を継いでのちに豊臣政権の五大老にまで出世したが関ケ原以降のほうが彼の性に合っていたのかもしれないと思えた秀家の姿を描いた「宇喜多の楽土」

    戦国時代の三大梟雄の一人と言われる父直家の後を継いでのちに豊臣政権の五大老にまで出世したが関ケ原以降のほうが彼の性に合っていたのかもしれないと思えた秀家の姿を描いた「宇喜多の楽土」

    こんにちは。 すっかり暖かくなって、花粉も猛威を奮っております。 鼻がムズムズしてどうにもなりません。 東京の花粉はキツイらしく、その理由はアスファルトばかりで土がないことで花粉が土に吸収されないからと聞いたのですが、だとしたら、花粉を吸収して土に還すとかそういうコールタールを開発したら、超絶ヒット商品になるのかなぁと無駄にぼんやり考えているITエンジニアの管理人です。 コロナのほうですが、ワクチン接種の開始から一か月くらいが経ち、関東の緊急事態宣言も解除になりそうなんですが、収束の気配があるということなんですかね。 緊急事態宣言が解除になったからといって、堰を切ったように飲みにいくつもりはないですが、早く普通に飲みに行けるようになりたいなぁと思っておる管理人です。 管理人がワクチンを打てるのはいつになるのか。 さて、そんな中、今回も、前回の投稿から時間を開けず読了となりました。 今回は、著者自身が「二匹目のどじょうを狙った」と公言したという潔さに惹かれて読みました。 以前読んだ「宇喜多の捨て嫁」に続く宇喜多家を扱った作品で木下昌輝先生の「宇喜多の楽土」です。 久しぶりに戦国の時代に帰ってまいりました。 面白かった! まずですね、本作のレビューに入る前に、以前読んだ「宇喜多の捨て嫁」についてなんですが、これ、めちゃくちゃ面白くて、これまでに管理人が読んだこのブログの全作品群の中でも、ベスト3に入るかもしれないくらいの面白さでして、是非、おすすめです。 読んでいない方は、読むことをおすすめします。 そして、本作は、その「宇喜多の捨て嫁」でキーとなった宇喜多直家(うきたなおいえ)の息子、宇喜多秀家(うきたひでいえ)が主人公なんですが、この宇喜多家のお二人、管理人は以前レビューした「宇喜多の捨て嫁」と本作「宇喜多の楽土」でしか、その活躍を知らないんですが、どちらもめっちゃすごい人。 まず、父の宇喜多直家は、戦国時代の三大梟雄の一人に数えられるくらい有名で、とにかく、義理も人情もなく(なさそうにみえる)、清々しいほどの打算的な動きした人。 結果だけ見ればそう(打算的)で、実際もそうなのかと言われると今となっては当然わからないものの、それについての木下昌輝先生なりの解釈を描いたのが「宇喜多の捨て嫁」です。 果たして、本当に周りから見えているような非情な人物であったのか否か。

  • 源頼朝が興した鎌倉幕府の主導権争いに垣間見る人間の裏表が酷いんだけどこれが後の太平記の話に繋がっていくのかと思うとなんだかワクワクして読める自分は趣味が悪いかもと思えた直木賞受賞作「炎環」

    源頼朝が興した鎌倉幕府の主導権争いに垣間見る人間の裏表が酷いんだけどこれが後の太平記の話に繋がっていくのかと思うとなんだかワクワクして読める自分は趣味が悪いかもと思えた直木賞受賞作「炎環」

    こんにちは。 どんどん暖かくなってきております。と、同時に花粉が厳しいです。 せっかく暖かくなってきているんですが、東京は3月7日までと言われていた緊急事態宣言が再び二週間の延長ということで、相変わらずの外出控えを継続しております。 ワクチン接種が開始されたので先は見えてきたかなという気はしてますが、ここまで注意して罹患しないようにしてきたので、気を抜かずに注意していきたいと思います。 さて、そんな中、今回も、前回の投稿からあまり時間を開けない投稿になりました。 年度末だからでしょうか、なんとなく出社の機会が多くなっておりまして、通勤があるものですから、読書時間が確保できていることもありますが、なんといっても「面白かった」から、が一番の理由かと思います。 そんな今回の作品は、管理人初読み作家となる永井路子先生のもので、1964年に第52回直木賞を受賞した作品「炎環」(えんかん)です。 この作品も「おすすめ歴史小説」のランキングなんかではよく目に入る作品で、以前から気にはなっていたんですが、タイトルからは内容が想像できなかったので、なんとなく手にとっていませんでした。 しかし、今回、書籍を探してAmazonをウロウロしていたら、「あなたへのおすすめタイトル」として出てきまして、概要をみたら「源頼朝」という文字が躍っていたので、すかさずポチっと購入をクリック。 そして、届いてみたら、カバーに「2022年 大河ドラマ主人公 北条義時に決定」の帯が。 そうなんですね、この作品、2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公 北条義時(役:小栗旬くん)が登場するんですね。 管理人、そうとは知らず購入したんですが、それを見て、更に読みたい欲が増大。 大河ドラマが始まる前に予習もできて、いろいろとラッキーだなということで、さっそく読んでみました。 とりあえず、この作品、まずは何がすごいって、刊行が1964年という古さにも関わらず、古臭さが全くなく超読みやすい! 1964年というと管理人が生まれるよりも前なんですが、文章的には全くその気配を感じさせず、お世辞抜きに、令和に刊行された作品と言われても全く違和感がありません。 歴史小説・時代小説ニワカの管理人が言うんだから間違いない。 そのくらい、驚くほどに、非常に読みやすかったです。

  • 日本の歴史において朝廷が二人存在するという南北朝の異常事態の解消は歴史に名を成すあの者たちの遺児の活躍がトリガとなったのかもしれないと思える海を舞台にした浪漫活劇「陽炎の旗~続・武王の門~」

    日本の歴史において朝廷が二人存在するという南北朝の異常事態の解消は歴史に名を成すあの者たちの遺児の活躍がトリガとなったのかもしれないと思える海を舞台にした浪漫活劇「陽炎の旗~続・武王の門~」

    こんにちは。 あっという間に春らしい気配になってきまして、花粉もかなり飛んでいそうです。コロナとの戦いも、丸一年経過しまして、昨年の今頃「一年後はさすがに終息しているだろう」と思っていたのに、一年後を迎えた今、多少、目途は見えてきたものの、変わらず仕事はテレワーク中心であったり、外出を控えている状態で、果たしていつになったら以前のような生活を取り戻せるのかという感じです。ああ、早く、普通に飲みに行きたい…。実家の両親も「帰省するな」とは言っているものの、高齢で家のことをやるにも苦労しているようなので、移動が可能になったら、帰っていろいろと面倒を見てあげたいと思っております。 さて、今回は、前回の「武王の門」の投稿からあまり時間を開けない投稿になりました。前回の「武王の門」の続編にあたる作品なので、「武王の門」読了の熱を持ったまま読み始められたからですかね。ということで、前回予告した通り、今回は長らく読んできた北方謙三先生の南北朝シリーズの最後になる(はず)の「陽炎(かげろう)の旗~続・武王の門~」です。 面白かったです。この作品は、是非「武王の門」とセットで読んでいただきたいのと、「武王の門」の後に一挙に読んでしまったほうがいいかなと思います。 本作は「武王の門」で描かれた時代から、一世代から二世代くらい後という感じの作品です。つまり、武王の門の主人公であった征西将軍宮懐良親王(せいせいしょうぐんみやかねよししんのう)と菊池武光(きくちたけみつ)の、息子と孫あたりの時代の西日本が舞台です。 主人公は、当時中国地方の西部で力をもっていた大内家の家臣 来海康頼(くるみやすより)の養子である来海頼冬(くるみよりふゆ)と、「武王の門」で、最後、懐良親王と菊池武光の征西府軍を追い詰めた九州探題 今川了俊(いまがわりょうしゅん)の弟 今川仲秋(いまがわなかあき)ということになるでしょう。 今川仲秋は「武王の門」でも出てくるので、「武王の門」の続編という感じがあるのですが、来海頼冬って誰?という感じですよね。 実はこの来海頼冬は、足利尊氏(あしかがたかうじ)の落胤(らくいん)である足利直冬(あしかがただふゆ)の息子

  • 戦がなくなり生きがいを失った足利尊氏が最後に戦うことを熱望した九州の怪物 菊池武光と後醍醐帝の皇子 懐良親王がタッグを組んで九州統一に挑む姿が激かっこいい「武王の門」

    戦がなくなり生きがいを失った足利尊氏が最後に戦うことを熱望した九州の怪物 菊池武光と後醍醐帝の皇子 懐良親王がタッグを組んで九州統一に挑む姿が激かっこいい「武王の門」

    こんにちは。かなーり、久しぶりの投稿になりました。 前回の投稿から、二か月以上経ってしまいました…。 本を読んでいなかったかと言われると、そんなことはないんですが、いかんせん本職は別でして、こちらは完全に趣味なものですから、なかなか時間を割くことができずでして。 これまでの投稿でもお伝えしてますが、コロナによって自宅でのテレワークが増えたものですから、趣味読書の時間に充てていた通勤というものがなくなり、なかなか時間を割けずにおる次第です。 1月7日には、再び緊急事態宣言が発令されたものですから、また、週に1~2回の出社になっておりまして、自ずと趣味読書の時間も少なくなっております。 「家にいても時間を作ればよい」と言われましても、それはなかなか難しく、その時間を仕事に充てている次第。 まあ、誰に締め切りを迫られるわけでもないので、マイペースでいきます。 ということで、今回の作品ですが、いよいよ北方謙三先生の南北朝シリーズも大詰めで、前回予告した通り、九州の雄 菊池武光(きくちたけみつ)と、イケてない後醍醐帝とは真逆なイケてる皇子 懐良親王(かねよししんのう)がタッグを組んで九州を治めていく様を描いた「武王の門」です。 いやぁ、本作、めっちゃ面白かったです。 読了に二か月くらいかかってしまったので、「そうでもないんじゃね?」と疑う方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。 ぶっちゃけ、管理人は、ここまで読んできた北方謙三先生の南北朝シリーズの中では、南朝方のスーパーエース北畠顕家(きたばたけあきいえ)を主人公にした「破軍の星」と、本作「武王の門」が1位、2位を争う感じです。そのくらい面白かった。 「んじゃあ、なんで二か月もかかるのさ」というのは、一つは読書時間が割けなかったことがありますが、あとは、本作が上下巻の大作になっているからですね。(二冊くらいで大作とか言うな、という意見はご勘弁を) ということで、いつものように、だらだらとレビューしてみます。 まず、本作は、時代的には、1340年頃から1375年頃までのお話しでして、楠木正成が亡くなったのが1336年、後醍醐帝が亡くなったのが1339年、足利尊氏が亡くなったのが1358年なので、太平記的な話でいくと、わりと後半からのスタートな感じになります。

  • 足利尊氏に「斬ってやる」とまで思わせるのに結局頼ってしまう憎めないあんちくしょうをやりきった婆娑羅(ばさら)大名の代名詞といえばこの人「道誉なり」

    足利尊氏に「斬ってやる」とまで思わせるのに結局頼ってしまう憎めないあんちくしょうをやりきった婆娑羅(ばさら)大名の代名詞といえばこの人「道誉なり」

    こんにちは。 久しぶりの投稿になりました。 コロナの第三波ということで、感染者も重症者も増えているようで、医療崩壊が近いという報道が日々なされております。 感染から復帰できた人が多数いることから、どこかで「まあ、感染してもなんとかなるだろう」という雰囲気が出てきているのは否めません。 GOTOの撤回も、非常事態宣言も出そうもありませんので、自衛するしかないですね。 ルールがあっても守れない人がいる中で、自粛を促されるくらいでどうこうできるとは思えません。 日々増えていく感染者の治療のために尽力されている医療従事者の方には頭が下がります。 「感染してもなんとかなる」の気持ちは棄てて、「感染しないこと」に注力したいものです。 管理人は、相変わらず出社とリモートワークのハイブリッド稼働を継続していますが、第三波のこともあり、一時増えた出社の回数をやや控える傾向に戻ってます。 それに伴って、通勤という読書にうってつけな時間が発生しなくなるものですから、なかなか、読書時間が作れず、前回の投稿から時間が経ってしまいました。 自宅にいたって、読書時間作ればいいんですよねぇ…。 でも、自宅にいると、それを仕事の時間に充ててしまうのですよねぇ…。 これを変えていかないとだなぁ、改めます。 ということで、今回の作品は、またまた北方謙三先生の南北朝小説群の一つで婆娑羅(ばさら)大名といったらこの人の佐々木道誉(ささきどうよ)を主人公にした作品「道誉なり」です。 いやぁ、まだまだ続きます、管理人の南北朝時代ハマり。 この時代の知見が全くなかったので、読むものがどれも新鮮で面白い。 しかも、佐々木道誉はこの時代にあってわりと長生きしたので、彼の一生を追えば、南北朝のそれが全部わかるんじゃないかと思ったんですが、結果、そうだった、と思います。多分。 さて、佐々木道誉といえば、婆娑羅(ばさら)でしょう。 とかいいながら、管理人、このところの南北朝ハマりで佐々木道誉を知ったことで、婆娑羅(ばさら)なるものをある程度理解したものの、それまでは理解していませんでした。 ゲームで「戦国BASARA」というのがありますが、そのBASARAとこの婆娑羅(ばさら)は一緒ですよね? 佐々木道誉を知ったことで、婆娑羅(ばさら)も多少理解できました。

  • その後の日本の歴史に大いに影響を与えたであろうあの決断の真相は果たして…。楠木正成と並ぶ二大悪党の一人 播磨の悪党 赤松円心の跳梁ぶりを描いた「悪党の裔」

    その後の日本の歴史に大いに影響を与えたであろうあの決断の真相は果たして…。楠木正成と並ぶ二大悪党の一人 播磨の悪党 赤松円心の跳梁ぶりを描いた「悪党の裔」

    こんにちは。 久しぶりの投稿です。 前回の投稿から一ケ月くらいになります。 一ケ月の間にすっかり季節は秋になりまして、なんなら冬ももうすぐそこという気配です。 寒くなりました。 このブログの投稿でも常に話題にしてきたコロナですが、なかなか中途半端な状態でして、ワクチンが出来たわけでもないんですが、東京がGOTOキャンペーンに入るようになったり、飲食店の夜間営業の自粛もとりやめになったりと、危機感は下がる方向にいってます。 それに合わせるように、会社への出社も増えてきてまして、私は行ってないんですが、同僚らはわりと飲みに行ったりを平気でおこなっているようです。 私は恐らく「コロナ脳の人」の部類に入るのだと思います。 家族以外の外食は控えてまして、出社も週の半分くらいにしてます。 それでも、春先に比べたらだいぶ警戒感は薄くなってきているなと感じてます。 とはいえ、罹患したら大変なんだろうなと思うと、そう容易には外食したりはできない気分なんですが、どうなんですかねぇ、本当に考え方は人それぞれなんだなぁと思います。 とりあえず、私はまだまだ警戒して生活していこうと思ってます。 さてそんな中、一作品読み終えました。上下巻あったのでちょっと時間がかかりました。 前回投稿の際の予告通りに、また鎌倉時代から南北朝時代にかけてのもので、北方謙三先生の作品「悪党の裔」(あくとうのすえ)です。 面白かった! んですが、それは管理人が今この時代に非常に興味を持っていることが影響しているかもしれません。 この時代のものを読むにあたって、最初に読むとするとちょっとどうかな?と思います。 赤松円心(あかまつえんしん)の知名度がイマイチなんじゃないかと。 少しでもこの時代の話を知っていると名前は聞き覚えがあると思うので違うと思いますが。 まあ、そう言ったら、前回投稿の北畠顕家を扱った「破軍の星」も、もしかしたら、そうかもしれませんねぇ。 管理人は非常に楽しめました。 本作は、鎌倉時代から南北朝時代にかけての人物で有名な楠木正成(くすのきまさしげ)と並ぶ二大悪党の一人、赤松円心(あかまつえんしん)を主人公にした作品です。

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