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2020/05/25

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  • 『日本の偽書』藤原明 荒唐無稽なものに人は魅せられる

    六冊の偽書をとりあげる 2004年刊行。筆者の藤原明(ふじわらあきら)は1958年生まれのノンフィクションライター。古今有名な六つの偽書を題材に、怪しげな文献が制作者の意図すらも越えていつのまにか一人歩きしていく謎について、新書のボリュームでコンパクトにまとめた一冊。 日本の偽書 (文春新書 379) 作者:藤原 明 文藝春秋 Amazon 2019年には河出文庫版が登場。現在読むならこちらの方かな。 内容はこんな感じ 偽書は何故人々の心を惹き付けて止まないのか。記紀以前の書として古くから喧伝されてきた、「上記(うえつふみ)」「竹内文献(たけうちぶんけん)」「東日流外三郡誌(つがるそとさんぐん…

  • 『「働き手不足1100万人」の衝撃』古屋星斗+リクルートワークス研究所 2040年の日本が直面する危機と“希望”

    2024年刊行。筆者の古屋星斗(ふるやしょうと)は一橋大学大学院社会学研究科を経て、経済産業省に入り、その後リクルートワークス研究所の主任研究員に転じている人物。 本書は2023年3月にリクルートワークス研究所が発表した未来予測シミュレーションの結果をもとに更に考察を深めた一冊。 PRESIDENT Onlineの紹介記事はこちら。 本書以外の、古屋星斗作品はこちら。 ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由:中公新書ラクレ(2022年) なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか:日本経済新聞出版(2023年) 内容はこんな感じ 2040年。働き手は1100万人も足りなくなる。少子高齢化に…

  • 『土葬の村』高橋繁行 滅びゆく弔いの習慣

    筆者は死と弔いに豊富な知見を持つ 2021年刊行。筆者の高橋繁行(たかはししげゆき)は1954年生まれのルポライター。『ドキュメント現代お葬式事情』『葬祭の日本史』など、人間の死、葬式、葬祭儀礼に関連した著作を何冊か他にも上梓している。 この本で得られること 日本の土葬文化について知ることができる 失われてしまった不思議な葬祭習慣について知ることができる 内容はこんな感じ かつては日本全国、どこでもあたりまえに行われていた土葬。しかし戦後、急速な火葬化が進行する。どうして土葬は廃れ、火葬に置き換わっていったのか。平成、令和に入っても、未だ土葬の習慣が残る地域を取材。30年にわたって土葬の習俗を…

  • 『体験格差』今井悠介 子どもたちの間に「体験」の格差が広がっている

    2024年刊行。筆者の今井悠介(いまいゆうすけ)は1986年生まれ。東日本大震災をきっかけに、生活困窮家庭の子どもたちの学びを支援する公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンを設立。今回の『体験格差』が初めての著作となる。 Webメディアの現代ビジネスに、いくつか記事を執筆しているようなのでリンクを貼っておく。 内容はこんな感じ スポーツ活動や、文化的なお稽古ごと。週末のイベントや、家族揃っての宿泊旅行。子どもたちの間で「体験」の格差が広がっている。望めばいつでも「体験」を与えられる子どもたちと、望んでも「体験」を与えられない子どもたち。その差はどこにあって、背景にはいかなる事情があるのか。子…

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