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まばたきの隙に https://harumiakiho.hatenablog.com/

生活や娯楽、見かけた事柄についての感じたこと、思ったこと。その他とりとめのない色々なことを噛み砕いたり噛み砕かなかったりして綴っていきます。いつもより感傷的だったり理性的だったりドラマチックだったりするのも私。

春海 晶穂
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2020/03/30

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  • 泡沫の幸と永久の過ち 《2・それは今を 2分の1》

    《二・それは今を 2分の1》 sideB ―「サイアクな日々」だったよ。本当に。もう俺は何が何だか分からなかった。女に振り回される血が俺にも流れてるんだろうな。いや、俺が優柔不断なだけか。俺は途中で熱が収まっていくのを必死で知らないふりして薪をくべてた。その熱は過去の自分を守る方にうつったのかもな。俺は何を演じているのか分からなくなってたんだ。ごめんな。―

  • 泡沫の幸と永久の過ち 《1・それは過去へ 2分の2》

    《一・それは過去へ 2分の2》 sideA 「君って本当に私のことが大好きだったでしょ?じゃなきゃあんなに毎日頑張れないよ。うん。やっぱりそう。普通の日なのにケーキのプレゼント、星を見に、チョット良いお酒。人込みは苦手なくせに休みの日には私の行きたいところへ連れてってくれた。君は特別な日にするのが上手だったね。私が喜ぶのを見て私より嬉しそうに笑うところが大好きだった。時々仕事で遅くなるときもちゃーんと電話くれたよね。あの日はメールだったけど。帰ってきたら頬にキスしたでしょう。知らないふりしてたのはこれからもずっとそうだって信じてたから。まめな男。私にだけじゃなかったみたいだけど。 初めて会った…

  • 泡沫の幸と永久の過ち 《1・それは過去へ》

    一・《それは過去へ》 sideA ―「平凡な日々」と言うには君はあまりにまぶしくてサプライザーだったよね。きっともう君以上に私を理解し、君以上に私を愛することができる人はいないんだと思う。そして私もまた、君のことと同じくらいに理解し、君のこと程他の人を愛することはできないんだと思う。だって他の人は君じゃないし、君以上の人はいないから。私は騒がしいタイプだったし君は割と真面目なタイプで真逆の人間なのに、なんでだったんだろうね。―

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