泡沫の幸と永久の過ち 《2・それは今を 2分の1》
《二・それは今を 2分の1》 sideB ―「サイアクな日々」だったよ。本当に。もう俺は何が何だか分からなかった。女に振り回される血が俺にも流れてるんだろうな。いや、俺が優柔不断なだけか。俺は途中で熱が収まっていくのを必死で知らないふりして薪をくべてた。その熱は過去の自分を守る方にうつったのかもな。俺は何を演じているのか分からなくなってたんだ。ごめんな。―
2020/10/31 12:56
2020年10月 (1件〜100件)
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