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佐竹 花菜 https://ksfavorite.hatenablog.com/

 ブログを始めたら、すぐに小説が書きたくなりました。ぜひ、お読みください。現在、わんぐっどてぃんぐ 第三部と、完全に花と権太の世界に没頭しております。 よろしくお願いします。

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2020/01/24

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  • 読書感想:宮本輝様 「田園発 港行き自転車」上下

    名人技、宮本輝様の新聞小説 1200枚である。読み応えのある小説である。これは、連休の自分へのご褒美としての小説である。 今、ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番を聞きながら書いている。実は絶対一度、読んでいるはずの小説である。なぜなら、筋は覚えていたから。ただし、飛ばし読みをしたに違いない。これ程に、多重にちりばめられた筆の技を楽しんではいなかった。 旅行先からヒントを得て、心情をからめてストーリを紡ぐのが上手い作家さんなのは、愛読家にはたまらない作品になっている。今回は、Google Mapで、旧北陸街道の写真を見ながら読んだ。舟見城址から見る水をはった田園が日の光を受け輝く写真も見た。少年、祐…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「この世の春」上下巻

    宮部みゆき『この世の春』 面白!読みだしたら、止まらない。寝不足必須。金土日でないと、もったいない。 若殿がご乱心あそばした。小藩で押し込めになった若殿は、気の病がおありになる。突然、お世話する事になった出戻りの多紀は、夏の別荘の五香苑に連れていかれる。そこで、夜半、女のすすり泣きを聞く。ある日、突然、若殿が豹変し子供のように、多紀に甘え話しかけ、若殿、重興殿の病を知る事になる。 何が面白いって、奇想天外なストーリ。この作品を書いた当時ならあり得ないでしょと思いながら、読み進めます(2017年)。ところが今や、まさか、まさかの J事務所の問題があり、妙にリアルな話に思えるから不思議です。この、…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「楽園」上下

    『模倣犯』の劇場型犯人「真犯人X」に翻弄され、傷ついた前畑滋子は書けなくなっていた。マスコミに取り上げられ、そしてかろうじて真犯人を最後に暴く事はできたが、あの陰惨極まりない連続女性誘拐殺人事件の全容は、あまりに残酷過ぎ、以来、傷ついたまま眠るように9年を過ごしていた。子供を交通事故で亡くしてしまったある中年女性が、どうしても子供の事を調べて欲しいと尋ねてくるまでは。 「喪の仕事」交通事故で突然に子供を失った善良そうな夫人の痛みを少しでも和らげる事ができるのであればと、その仕事を断れなかった。少年のある絵に知りえるはずのない風景が描かれていた。あの山荘のおぞましい遺体の記憶。なぜ彼が知ってた?…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「日暮らし」上下巻

    宮部みゆき「ぼんくらシリーズ」の『日暮らし』 『ぼんくら』 『日暮らし』 『おまえさん』 シリーズの日暮らし読みました。 井筒平四郎は、ぎっくり腰を患い、どうにも動けない。しかし、なぜか江戸には、いろいろ次々と事件がおこるものである。そして、時に安らかに幸せに過ごして願うような善良な民が、それに巻き込まれてしまう。 今回は、湊屋の遠戚でありながら実の母親は、店の金を持ち逃げして男と逃げたと聞かされて遠慮して生きてきた佐吉。それでも健気に気立てが良くて、やっとおみつさんと幸せな新婚生活始めたと思ったら、何か心配事で心もここにあらずのような状態に。自分が気に入らないのではと心配になる新妻、おみつさ…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「昨日がなければ明日もない」

    昨日がなければ明日もない 杉村三郎シリーズ これもまた、面白くて眠れません。短編で3つ入ってます。またまた、ストーリー追いかけるだけでも、夢中になり、眠れません。 これだけのストーリーを書けるというのは、やはり宮部様が、若い時に法律事務所で書記をしていたという経験から、様々な事件を聞き、おそらく裁判所で実際の加害者と被害者の家族を見ていたという経験があるのだと思います。多作である事からしても、自分の経験だけのはずが絶対ないのです。やはり、外の事実を元に作品が構築できるか、いなかで、作品かける本数が変わってくるのだと、改めて考えました。 「絶対零度」とても怖い話です。なぜなら、実際に起こりうるお…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「希望荘」

    希望荘 杉村三郎シリーズ 面白くて眠れません。短編で4つとストーリー追いかけるだけでも、夢中になり、眠れません。 理由あって、また一人暮らしを始めた杉村三郎が、なぜか、またまた事件が持ち込まれて、他人の秘密を少しづつ探しだしていく。 逆玉の輿婚を反対され勘当され、出戻りとなり故郷に戻り、ガン末期の父親に寄り添いながらそれなりに生きていく道を探していた三郎。それなのに、またまた、事件に出会ってしまう。普通に生きる人々が事件に巻き込まれ、そして悲劇が生まれる。 個人的には、出戻りだと肩身が狭いのは、女だけではないのかと、田舎で人生を模索する描写が面白い。 元財閥のお嬢様菜穂子様、突然、とっぴな行動…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「ペテロの葬列」上下巻

    ペテロの葬列 時代設定は少し古いですが、ねずみ講や電話詐欺など、これからも陥る可能性のある罠の仕組みを知っておいて損は絶対ありません。 現代に設定が変わると、説明書きが長くなるのである。それゆえに、物語の純度、ストリーとして少し悠長になります。金土日で読み切れる量ではあります。ただし、通勤電車の中では、多分、主要な登場人物以外だと、?これ誰だったけと、人物相関図が必要になります。昔はこんな事なかったのに、これが老化なんだなと改めて実感しました。 このねずみ講的、友達を誘って何か売りつけ売り上げ報酬の分け前をもらう詐欺っというのが流行った時を設定にしています。似たような会社の事件があったようなか…

  • 翻訳修行:UoPeople: Public Service 2 HS2712 本当はすごい深くてこれからの学問

    アラカンのおばちゃんが、インターネット大学で健康科学の短大コースに入った話。 本来、このPublic Service 2は、良い先生にさえ当たれば、本当に面白い授業になったはずです。なぜなら、現代のビッグデータと健康科学が最も変化して、将来の人々の病気を未然に防ぎ、健康寿命を延ばし、少しでも健やかな時間を長く過ごさせるための学問だからです。 まず、私は、現在のコロナの後遺症の事を調べてLearning Journalに書いたのですが、それは、Out of Scopeだと、学校指定の資料以外の事を書くのは、学校の規定に反すると、延々と5回位何度質問しても同じ返信でした。(その時は、Ph.D. と…

  • 翻訳修行:UoPeople: Public Service 2 HS2712 評価が支離滅裂な先生にアメリカの今を憂う

    アラカンのおばちゃんが、インターネット大学で健康科学の短大コースに入った話。 前回、担当の先生のLearning Journalの評価が、2から8へと、なぜそんな評価をつけてくるのか、理解できずに苦しんだと書いた。2日たつがProgram Advisorからの返事がなかった。 人間のWell Beingには、体が健康なだけではなく、精神が安らかである事も含まれている。そして、Public Healthでは、それを決定づける要因をHealth Determinantsとして、教育レベル、就業/経済状況、家族関係、食習慣、アルコール、薬、運動習慣など、様々なものが健康に関連すると教える。 yout…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「三島屋変調百物語七之続 魂手形」

    短編が3篇収められています。よしんば、あなたがその薄さに手軽に通勤電車で読もうと思っても、もったいないです。土日で読めます。それゆえに、贅沢な自分への時間として、ゆっくりひたれる時間を確保して、1ページをめくってください。 その位、読みだしたら、もう、あなたは宮部みゆき様ワールドへ一直線で落ちていきます。止まりません。 面白い、娯楽作品です。 ただし、読後感に胸に残るのは、ご奉公に勤める、男の人生ってなんて健気だろう。 女って、哀しい。 時は今、8月15日を前に、ニュースは健気な青年が、片道切符で飛行機に乗っていく、そのお別れの手紙。お母さまはくれぐれもご無事でありますように、ありがとうござい…

  • 翻訳修行:UoPeople: Public Service 2 HS2712 とにかくGraded Quiz で点数をとる

    アラカンのおばちゃんが、インターネット大学で健康科学の短大コースに入った話。 Public Health 2 コースの内容は指定された資料を読み、課題を提出すれば良いだけのコースです。テストは、2023年8月時点で、新規の問題は少なかったので、真面目にWeekly Self QuizとQuizletなどでおさらいしておけば、点数は取れますので、落とすコースではありません。 コースの内容は、現在もめているマイナンバーカードの必要性など、Surveillanceの重要性や、根底になるKey Wordや思想など、非常に重要な内容になるので、先生との相性が悪かったとしても、あきらめずにテストをがんばっ…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「三島屋変調百物語六之続 黒武御神火御殿」

    もう、眠れません。楽しいです。好きな人は、好物中の好物、宮部みゆき様の三島屋でございます。金土日と、ゆっくり時間が取れる、自分への贅沢なごほうび時間にお勧めいたします。 そもそも、美人で、かなり辛い目にあってしまった美しいおちか様が嫁に行き、次男の富次郎が百物語の聞き手に変わった時から、多分、娘っ子には聞かせられないような話が書きたくなった、あるいは、商業的に出版社から、もう少しつやっぽい物も書いてよと言われたかと、前回五乃続の読後で予想していました。 最初から、ぶっこんできますね。電車の中で読もうものなら、赤面しちゃうようなお嬢様は、隠れてお読みくださいまし。 もう、最初「泣きぼくろ」から、…

  • 翻訳修行:UoPeople: Public Service 2 HS2712 小説のように理解できない先生

    アラカンのおばちゃんが、インターネット大学で健康科学の短大コースに入った話。 Public Health 2 コースの内容は簡単です。アサインされた資料を読み、レポートを提出し、テストを3回受けます。テストの内容は、ほとんど、模試で出てくる内容だったので、合格点は真面目にやっていれば取れます。 問題は、私が当たった先生です。黒人の中年の女性で、アメリカ在住で写真は黒ぶちの眼鏡をかけています。2023年時点でピンクのスカーフの写真が使われています。 Week6で宿題の数が違うガイドを出してきます。それを指摘したのですが、間違いの訂正は他の生徒に連絡はしない人です。 普通、今まで一度も内容でゼロ点…

  • 読書感想:宮部みゆき様 「ぼんくら」上下

    『ぼんくら』『日暮らし』『おまえさん』と続くシリーズの初めの話になります。 徐々に登場人物が増えてくるので、ネットで、相関図の検索して、手元に参照できるようにしてからは、随分と筋がわかりやすく読めるようになりました。通勤電車の中では、読み切れませんし、間があくと、これは誰だったろうかと、相関図で確かめながらの読書になります。でも安定の江戸の人情物。好きな人は絶対好きに違いないお話です。 残酷極まる話は起こりません。くっすっと笑える、「大根で言えば、すが入っているようなご人」とか、すっと読み、??とまた戻って、そうか、そういうお人柄、いるな確かにと思って、じわじわと宮部みゆき様ワールドが好きにな…

  • 私見: 私、女の分際ですから、、、

    私の母が育った田舎は、男尊女卑が著しい。 女の分際で茶も入れられない、 女の分際で、飯もまずいか。。。ま、料理はまじで下手だけど。。。 俺は男だからと、あぐら掻いてとぐろを巻いている。 ガン末期のおじが最期に墓参りをと懇願したその願いさえ、 それはあなたの問題ですね、と捨て台詞をはいた甥っ子。 人として恥ずかしいとも思わないのかと、びっくりして聞いた私。 なんて、哀しい人間に育ってしまったんだ、この甥っ子は、、、 多分、死にかけで、もう、何の利用価値もなくなった人間に対する時が、 その人間の魂の真の姿だと思う。 医者とか社長とか、有名大学とかそういう事でなくて、 そして、それがわからない人間と…

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