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「観るだけ美術部」部長のブログ https://mirudakeartclub.hatenablog.com

「観るだけ美術部」勝手に部長です!最近描いていない、描いたことがない、美術展めぐりはすきだけど・・、そういう部員を募っています。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してくださいね。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

「観るだけ美術部」部長
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2019/08/17

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  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 国宝法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展」

    ★(当館学芸員)「見どころ解説 国宝法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展」 北海道立近代美術館、2022年10月2日(日)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国…

  • [版画展]★小暮真望 シルクスクリーン版画展

    ★小暮真望 シルクスクリーン版画展 札幌三越、2022年9月27日(火)-10月3日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 小暮真望さんは、葉擦れの音が聞こえてきそうな繊細な筆致と躍動感あふれる大胆な構図、そして艶やかに彩る空気感を巧みに表現される版画家です。登山家、深田久弥の随筆に感銘を受けて、作家が独自に選んだ日本百名山シリーズの制作は、版画家としてのライフワークともなりました。小暮真望さんの描く作品には、誰もが心に抱く「ふるさとの風景」があります。失われつつある日本の自然美を、版画を通して知っていただきたいという思いから、日本全国で個展を開催してい…

  • [講演会]★星田七重「斎藤清の出発点・小樽」

    (斎藤清『舞妓 京都(K)』、1961年) ★星田七重「斎藤清の出発点・小樽」 小樽芸術村・似鳥美術館、2022年10月1日(土)14:00 (WEBサイト→) www.nitorihd.co.jp 小樽ゆかりの版画家、斎藤清の展覧会を開催いたします。斎藤清は、1907年(明治40年)福島県会津坂下町に生まれました。4歳で夕張市に移住、14歳で小樽へ奉公に出て、働きながら絵を描き始めます。1931年、画家を志して上京。安井曾太郎の版画に感銘を受け、版画制作に力を注ぐようになり、1951年、第1回サンパウロ・ビエンナーレ展で日本人賞を受賞。以後、国内外で高く評価され、日本の現代版画の国際的な地位…

  • [講演会]★山崎幸治「海外アイヌ・コレクションから見えること」

    (イコロ ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする展) ★山崎幸治「海外アイヌ・コレクションから見えること」 国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)、2022年10月1日(土)13:30 (WEBサイト→) nam.go.jp アイヌ民族が過去から現在まで歩んできた歴史や、脈々と受け継がれてきたアイヌ文化を語るうえで欠くことのできないもの、それがアイヌ資料です。 かつての生活の中で使われていた民具、アイヌ民族に関する出来事や風習などについて書かれたものや自ら書いたもの、アイヌ民族を写した絵図・写真・映像、口承文芸や語りなどを録音した音声、アイヌ民族やその祖先が遺した考古遺物などが挙げられます。また、…

  • [コンサ]★J1第30節 ×川崎フロンターレ +元祖 ニュータンタンメン

    J1リーグの第30節は10月1日(土)ホーム、札幌厚別陸上競技場にて、川崎フロンターレと対戦します。川崎フロンターレは、言わずとしれた昨季の優勝チーム、ACLにも出場した常勝チームです。しかし、コンサも降格圏に甘んじており、勝ち点を1点でも拾っていかなければならない状況です。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、「元祖タンタンメン」を近所のスーパーで購入いたしました。 (「元祖 ニュータンタンメン」) 「元祖ニュータンタンメン本舗」さんは、川崎のタンタンメンの元祖、老舗らしいです。こちらの商品パッケージには、「川崎のソウルフード」と書かれています。しかも「創業昭和39年」とも書かれています…

  • [特別展]★平澤屏山とその時代 展

    (平沢屏山とその時代展) ★平澤屏山とその時代 展 市立函館博物館、2022年6月28日(火)-10月16日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 近年、北海道を含む日本北辺の先住民族アイヌの人びとやその文化に対する関心が高まりをみせています。函館市はアイヌの生活用具など、著名なコレクションを所蔵していますが、同時に「アイヌ絵」と呼ばれる絵画の一大集積地でもあり、アイヌ絵師・平沢屏山が活躍した地でもありました。2022年(令和4年)は、平澤屏山の生誕200年を迎えることから、函館市などが所蔵する平澤屏山の作品を一堂に集め、それらを生んだ時代や、当時の箱館(函館)を合わせて紹介しま…

  • [企画展]★帰ってきた木田金次郎展

    (帰ってきた木田金次郎展) ★帰ってきた木田金次郎展 木田金次郎美術館、2022年7月1日(金)-11月6日(日) (WEBサイト→) www.kidakinjiro.com 1994年に開館した木田金次郎美術館は、収蔵作品のおよそ半分が、所蔵者からの寄贈・寄託によるものという、全国的に見ても珍しい美術館です。これは、1954年(昭和29年)9月の「岩内大火」により、木田金次郎自身や岩内の友人たちが所蔵してきた作品の多くを焼失したことに端を発しますが、当館の開館準備から現在まで、遺族から寄贈を受けた作品を核にして、開館当時の91点(油彩)が175点と、倍近くまでに充実してまいりました。これらの…

  • [公募展]★第96回 道展

    (菅原照『ルピナス』) ★第96回 道展 札幌市民ギャラリー、2021年9月21日(水)ー10月2日(日) (WEBサイト→) www.doten.jp 明治末期から大正時代にかけての北海道の美術の黎明期に、各地に美術を志す青年たちの活動が生まれ、北海道における大きな美術団体結成の気運が高まりました。 1925年(大正14年)秋、「北海道における美術の向上と普及をはかる」ことを目的とした北海道美術協会が、日本画6名、洋画25名、計31名の創立会員のもとに結成されました。そして同年10月、札幌市中島公園の農業館を会場にして、北海道初の美術公募展となる第1回展が開催されました。これが、現在の「道展…

  • [版画展]★小暮真望 シルクスクリーン版画展

    ★小暮真望 シルクスクリーン版画展 札幌三越、2022年9月27日(火)-10月3日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 小暮真望さんは、葉擦れの音が聞こえてきそうな繊細な筆致と躍動感あふれる大胆な構図、そして艶やかに彩る空気感を巧みに表現される版画家です。登山家、深田久弥の随筆に感銘を受けて、作家が独自に選んだ日本百名山シリーズの制作は、版画家としてのライフワークともなりました。小暮真望さんの描く作品には、誰もが心に抱く「ふるさとの風景」があります。失われつつある日本の自然美を、版画を通して知っていただきたいという思いから、日本全国で個展を開催してい…

  • [特別展]★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展

    (国宝 法隆寺展) ★★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)-10月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国…

  • [部室から]★第132回 観るだけ美術部 部会

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また「観るだけ美術部」を応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。それではこれより、第132回「観るだけ美術部」の部会を始めます。今回も(1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告、(2)(妄想)懇親会、の2部構成で進めてまいります。よろしくお願いします。 (昨年の羊蹄山の冠雪の様子。もう、秋ド真ん中です) (1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告 9月になりましたね。十五夜も終わり、秋分の日も終わり、いよいよ秋本番となりました。本州はまだまだ残暑が厳しいことと思いますが、北海道は気温も下がりました。数日前までは、冷たい雨が降りました。きょうは秋…

  • [建築物]★白鳥ヒュッテ(山小屋、室蘭市)

    ★白鳥ヒュッテ(山小屋、室蘭市) 室蘭市の背後に鷲別岳、通称「室蘭岳」と呼ばれる山があります。山頂には1等三角点が埋設されており、白鳥湾を挟んで対岸にある測量山とを結ぶ測量線は、開拓初期に重要な測量地点とされました。 室蘭岳は現在でも手軽なハイキングのコースとして人気です。その登山口から歩いて10分ほどのところにあるのが、紹介する「白鳥ヒュッテ」です。現在の山小屋は2代目ですが、最初に山小屋がこの地に立ったのは1931年(昭和6年)だそうです。当時は山スキーの拠点として使われたようです。 (白鳥ヒュッテ。玄関側(南西側)部分) 2代目となる現在の建物は、初代の建物が焼失したのをうけて、1949…

  • [講演会]★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」

    (『文翁和尚坐像』、1803年(文化元年)、国泰寺) ★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年9月18日(日)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷地に建立しました。そのうちのひとつが、厚岸の国泰寺です。…

  • [講演会]★大下裕司「美術史から見た先住民アート」

    ★大下裕司「美術史から見た先住民アート」 北海道立北方民族博物館、2022年9月25日(日)10:00 (WEBサイト→) hoppohm.org (イヌイトの壁掛けと先住民アート展) イヌイトの壁掛けは、カナダのベーカーレイク(カマニトゥアク)で誕生しました。1950年代からイヌイトの女性が現金収入を得る手段として、ミシンを使った衣服づくりが奨励され、その端切れを使って作られるようになったと言われています。 壁掛けに表現されるテーマは極北のくらしの様子や、動物や自然、伝えられてきた民話や神話です。するどい観察眼でとらえたモチーフが、毛皮の衣装を作ってきた縫製技術と独特の色彩感覚で表現されてい…

  • [原画展][版画展][POP]★ジミー大西 画業30年記念作品展

    ★ジミー大西 画業30年記念作品展 札幌三越、2022年9月7日(水)-9月25日(日) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 独自の天然キャラクターから繰り出される衝撃的な笑いを武器に活躍する、お笑い芸人のジミー大西さん。本展は、ジミー大西さんの画業30年を振り返る全国巡回展です。およそ10年ぶりとなる本展は、初期の頃から海外移住期までの作品に加えて、未発表の新作シリーズや、本展のために描き下ろした特別作品などを多彩に展覧いたします。ジミー大西さんの新しいアート表現としてパフォーマンスアートにもチャレンジ、その制作過程の映像・完成作品も展示いたします。また、…

  • [企画展]★岩船修三 アイヌ・ユーカラの世界展

    (岩船修三『子供のためのユーカラ画集』より「宿なし小熊」、1977年) ★岩船修三 アイヌ・ユーカラの世界展 北海道立函館美術館、2022年7月16日(土)-9月25日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館を代表する画家・岩船修三さんが、アイヌ抒事詩「ユーカラ」を主題に、わかりやすく、優しく描き下ろした『子供のためのユーカラ画集』です。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [部室から]★観るだけ美術部 部会告知+部員名簿(2022年9月部会 現在)

    「観るだけ美術部」の部員名簿と、第132回部会のお知らせ記事です。部員名簿は、2022年9月部会現在のものです。部室は、9月25日(日)19:00から鍵を開けておきます。 9月の部会から、久しぶりに新入部員が来てくれることになりました。しかも、二人も。りまさおか部員さま(^^♪と、ジェイド部員さま(^^♪のお二人です。お二人とも、九州に拠点があるようですので、今回の(妄想)懇親会のテーマは「この秋、おすすめの九州情報!(紅葉情報も含む)」にしました。部会では、みなさん自己紹介をお願いしますね。 (旧イギリス領事館のすぐ近くにある元町公園で見つけたデザインマンホール) mirudakeartcl…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 魅惑の西洋近代絵画 笠間日動美術館コレクション展」

    (魅惑の西洋近代絵画 笠間日動美術館コレクション展) ★(当館学芸員)「見どころ解説 魅惑の西洋近代絵画 笠間日動美術館コレクション展」 北海道立函館美術館、2022年9月24日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp (クロード・モネ『ヴェトゥイユ、水びたしの草原』、1881年、笠間日動美術館) 19世紀から20世紀にかけてのフランスに美術界では、人間性を重視した作家の個性を生かす表現が次々と生まれ、その後の芸術を大きく切り拓きました。パリには世界中から芸術家が集まり、様ざまな芸術が生まれたと言えるでしょう。本展は、茨城県笠間市の笠間日…

  • [特別展]★三岸好太郎 1920年-1930年代展

    (有島武郎『やちだもの木立』、1914年) ★三岸好太郎 1920年-1930年代展 北海道立三岸好太郎美術館、2022年7月16日(土)-9月25日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 1923年の画壇デビューから、わずか10年あまりのあいだに日本の近代洋画史を彗星のごとく駆け抜けた三岸好太郎。三岸好太郎は何を見て、何に心を躍らせていたのでしょうか。本展では、激動の1920年-1930年代に変貌を重ねた三岸好太郎の軌跡と、同時代の国内外の画家たちによる習作をご紹介いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 厚岸国泰寺の200年展」

    (『日鑑記』、厚岸町海事博物館、重要文化財) ★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年9月23日(金・祝)14:00 (WEBサイト→) (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷地に建立しました。そのうちのひとつが、厚岸の国泰寺です。「蝦夷三官寺」と呼ばれるこれらの寺院は、2018年に…

  • [原画展][版画展][POP]★ジミー大西 画業30年記念作品展

    ★ジミー大西 画業30年記念作品展 札幌三越、2022年9月7日(水)-9月25日(日) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 独自の天然キャラクターから繰り出される衝撃的な笑いを武器に活躍する、お笑い芸人のジミー大西さん。本展は、ジミー大西さんの画業30年を振り返る全国巡回展です。およそ10年ぶりとなる本展は、初期の頃から海外移住期までの作品に加えて、未発表の新作シリーズや、本展のために描き下ろした特別作品などを多彩に展覧いたします。ジミー大西さんの新しいアート表現としてパフォーマンスアートにもチャレンジ、その制作過程の映像・完成作品も展示いたします。また、…

  • [部室から]★英国エリザベス女王のご逝去に際しまして、謹んで哀悼の意を表します

    エリザベス女王が逝去されました。ここに哀悼の意を捧げます。北海道には、領事館もなく、花束も供えることとができないので、函館までこの週末に、日帰り弾丸ツアーしてきました。 (室蘭から、はるばる函館までクルマを走らせました) 周りは観光客ばかりで、追悼に来ているのは自分くらいだったのですが、それでも右側の門柱に、花束が置かれていました。スタッフさんからなのか、イギリスを愛する人物からなのか。 (置かれていたのは、ピンク色のバラ。よく似合います) このあと、テレビで国葬の様子がライブ中継されますね。コロナ禍が収束したら、いつか家族3人で、イギリスに旅行したいです。 (いつか、家族3人でイギリスを訪れ…

  • [陶芸展]★福島武山 九谷焼赤絵展

    ★福島武山 九谷焼赤絵展 札幌三越、2022年9月13日(火)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp もともと赤絵とは、江戸後期に流行した南画の技法を焼き物に絵付けするために考え出された技法で、赤色の細密描法に金彩を施したものです。なかには色絵をさしたものも多く、文人好みの繊細で品に満ちた作品が数多く作られました。全盛期の明治から昭和初期には九谷には200人以上の赤絵職人が居ました。そのころは九谷焼と言えば赤絵と言うほどの隆盛をみせていましたが、現在では数人の絵付け氏が細々とこの伝統的技法を継承しています。

  • [特別展]★岸田劉生 「麗子」とともに展

    (岸田劉生 『村娘の図』、1919年(大正8年)、笠間日動美術館) ★岸田劉生 「麗子」とともに展 市立小樽美術館、2022年7月16日(土)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) otarubij-kyoryoku.com 岸田劉生(1891年-1929年)は、岸田吟香と勝子の四男として東京に生まれました。父、吟香は、ヘボン博士のもと、日本で最初の和英辞書『和英語林集成』の編集を助けたことなど多彩な活動で知られています。14歳の年に父と母を相次いで失った劉生は、中学校を中途退学の後、洗礼を受け、数寄屋橋協会で日曜学校の先生をしながら絵画を学び始めました。白馬会洋画研究所に通い、黒田清輝に…

  • [特別展]★晩「成」社展 帯広開拓140年・帯広市市制90年記念

    (晩「成」社展) ★晩「成」社展 帯広開拓140年・帯広市市制90年記念 帯広百年博物館、2022年8月13日(土)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) museum-obihiro.jp 帯広・十勝開拓の先駆者の「依田勉三」と「晩成社」。晩成社が後世に何を残したのか、残された様々な資料から探ります。 依田勉三(1853年-1925年)の実家は、甲州武田氏の流れを汲む伊豆国大沢村の豪農でした。19歳で上京し、その後慶應義塾大学に進み、福澤諭吉の理念を学び、北海道開拓の決心を固めます。1883年(明治16年)募集に応じた13戸27名と共に帯広に入植を開始。同年は鹿狩りの際の野火と、イナゴの…

  • [講演会]★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」

    (蠣崎波響『御味方蝦夷之図 イコトイ』夷酋列像、函館市中央図書館) ★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年9月18日(日)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷地に建立しました。そのうちのひとつが、厚岸…

  • [企画展]★北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2

    (北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2) ★北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2 北海道博物館、2022年8月12日(金)-10月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 日本各地から北海道へ移住してきた人びとは、本州以南とは異なる慣れない気候や風土の中で、鬱蒼とした森林を切り拓いて住居や田畑をつくるなど、様ざまな苦労を重ねながら、新しい土地での生活を築いてきました。ここでは、北海道博物館が所蔵する、北海道開拓にゆかりの文書資料や記録資料について紹介します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [特別展]★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展

    ★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)-10月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国第一号の世界文化遺産と…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語地名研究から展」

    (アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語研究から展) ★(当館学芸員)「ギャラリートーク アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語地名研究から展」 だて歴史文化ミュージアム、2022年10月17日(土)14:00 (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 山田秀三は、1899年(明治32年)東京生まれ。東京帝国大学法学部を経て農商務省、商工省などに勤務したのち、1945年に退官しました。1949年から北海道曹達株式会社の設立に請われて社長に就任。のち会長、相談役を歴任されています。 いっぽう、1941年に着任した仙台鉱山監督局長湯治に東北の地名に関心を持ち、戦後は「…

  • [企画展]★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1

    (平沢屏山『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』) ★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1 北海道博物館、2022年8月12日(金)-10月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 2022年(令和4年)は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822年-1876年)生誕200年の年です。平沢屏山の代表作のひとつである『蝦夷風俗十二ヶ月図』は、アイヌの人びとの一年間の生活の移り変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしを探ることのできる作品です。本展では、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』…

  • [講演会]★佐々木利和「イコロ、ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする オープニング講演会」

    (イコロ ウエカリレ展) ★佐々木利和「イコロ、ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする オープニング講演会」 国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)、2022年9月17日(土)13:30 (WEBサイト→) nam.go.jp アイヌ民族が過去から現在まで歩んできた歴史や、脈々と受け継がれてきたアイヌ文化を語るうえで欠くことのできないもの、それがアイヌ資料です。 かつての生活の中で使われていた民具、アイヌ民族に関する出来事や風習などについて書かれたものや自ら書いたもの、アイヌ民族を写した絵図・写真・映像、口承文芸や語りなどを録音した音声、アイヌ民族やその祖先が遺した考古遺物などが挙げられます。また…

  • [特別展]★三岸好太郎 1920年-1930年代展

    (国吉康雄『横たわる裸婦』、1929年、北海道立近代美術館) ★三岸好太郎 1920年-1930年代展 北海道立三岸好太郎美術館、2022年7月16日(土)-9月25日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 1923年の画壇デビューから、わずか10年あまりのあいだに日本の近代洋画史を彗星のごとく駆け抜けた三岸好太郎。三岸好太郎は何を見て、何に心を躍らせていたのでしょうか。本展では、激動の1920年-1930年代に変貌を重ねた三岸好太郎の軌跡と、同時代の国内外の画家たちによる習作をご紹介いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定め…

  • [特別展]★晩「成」社展 帯広開拓140年・帯広市市制90年記念

    (晩「成」社展) ★晩「成」社展 帯広開拓140年・帯広市市制90年記念 帯広百年博物館、2022年8月13日(土)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) museum-obihiro.jp 帯広・十勝開拓の先駆者の「依田勉三」と「晩成社」。晩成社が後世に何を残したのか、残された様々な資料から探ります。 依田勉三(1853年-1925年)の実家は、甲州武田氏の流れを汲む伊豆国大沢村の豪農でした。19歳で上京し、その後慶應義塾大学に進み、福澤諭吉の理念を学び、北海道開拓の決心を固めます。1883年(明治16年)募集に応じた13戸27名と共に帯広に入植を開始。同年は鹿狩りの際の野火と、イナゴの…

  • [コンサ]★J1第29節 ×横浜Fマリノス +横濱バターサンド

    J1リーグの第29節は9月18日(日)アウェイ日産スタジアムにて、横浜Fマリノスと対戦します。横浜Fマリノスは、現在首位を快走している絶好調チームです。しかし、前節ジュビロ磐田戦で完勝し、おそらく降格争いから抜け出たであろう北海道コンサドーレ札幌も、横浜Fマリノスを相手にいい試合をしてくれそうな予感がします。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、「横濱バターサンド」を近所のスーパーで購入いたしました。 (横濱バターサンド。箱パッケージもレトロで、いい感じ) www.takaraseika.co.jp 「横濱バターサンド」の製造元は、「宝製菓」さんで、1946年(昭和21年)の創業です。日本…

  • [伝統舞踊]★厚岸かぐら 上演会

    (厚岸かぐら 上演会) ★厚岸かぐら 上演会 北海道立釧路芸術館、2022年9月17日(土)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷地に建立しました。そのうちのひとつが、厚岸の国泰寺です。「蝦夷三官寺」と呼ばれるこれらの寺院は、2018年に北海道遺産に選定され、そ…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 金子みすゞの世界展」

    (金子みすゞ) ★(当館学芸員)「見どころ解説 金子みすゞの世界展」 北海道立文学館、2022年9月14日(水)11:00 (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp (金子みすゞの世界展) 金子みすゞ(1903年-1930年)は、大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人です。20歳のころから童謡を書き始め、雑誌に投稿するや否や、4つの雑誌すべてに掲載されました。とりわけ『童話』の選者であった西條八十からは高く評価され、多くの読者の憧れの的となりました。 しかしそれは長く続きませんでした。西條八十の留学や、昭和に入ってからの童謡運動の衰退、病気、離婚などの苦難が次々と身に降りか…

  • [講演会]★笹倉いる美「特別展解説講座 イヌイトの壁掛けと先住民アート展」

    ★笹倉いる美「特別展解説講座 イヌイトの壁掛けと先住民アート展」 北海道立北方民族博物館、2022年9月17日(土)13:30 (WEBサイト→) hoppohm.org (イヌイトの壁掛けと先住民アート展) イヌイトの壁掛けは、カナダのベーカーレイク(カマニトゥアク)で誕生しました。1950年代からイヌイトの女性が現金収入を得る手段として、ミシンを使った衣服づくりが奨励され、その端切れを使って作られるようになったと言われています。 壁掛けに表現されるテーマは極北のくらしの様子や、動物や自然、伝えられてきた民話や神話です。するどい観察眼でとらえたモチーフが、毛皮の衣装を作ってきた縫製技術と独特…

  • [企画展]★神田日勝 静物画コレクション展Ⅰ

    ★神田日勝 静物画コレクション展Ⅰ 神田日勝記念美術館、2022年6月30日(木)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) kandanissho.com (神田日勝 静物画展) 静物画は西洋絵画の伝統的なジャンルとして、多くの画家によって描かれてきました。神田日勝(1937年-1970年)もまた、果実や野菜、鶏肉などをモチーフに、公募展出品作品や帆布目的の小品に静物画を数多く描きました。 本展では、当館収蔵の作品のなかから、神田日勝が描いた静物画を集めて並べ、モチーフの選択や構図の工夫、そして作品が描かれた時代背景から、作品の特色に迫ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定…

  • [陶芸展]★福島武山 九谷焼赤絵展

    ★福島武山 九谷焼赤絵展 札幌三越、2022年9月13日(火)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp もともと赤絵とは、江戸後期に流行した南画の技法を焼き物に絵付けするために考え出された技法で、赤色の細密描法に金彩を施したものです。なかには色絵をさしたものも多く、文人好みの繊細で品に満ちた作品が数多く作られました。全盛期の明治から昭和初期には九谷には200人以上の赤絵職人が居ました。そのころは九谷焼と言えば赤絵と言うほどの隆盛をみせていましたが、現在では数人の絵付け氏が細々とこの伝統的技法を継承しています。

  • [油彩画]★岩見健二 彷徨の巴里展

    ★岩見健二 彷徨の巴里展 大丸札幌展、2022年9月7日(水)-9月13日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp パリの華やかさと古都の趣きを深い情感を込めて描く岩見健二さん。長年にわたり取材を重ねたモンマルトルなど、下町やカフェの店先をテーマに描いた新作を含む、およそ30点を一堂に展示いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。

  • [特別展]★岸田劉生 「麗子」とともに展

    (岸田劉生 『村娘の図』、1919年(大正8年)、笠間日動美術館) ★岸田劉生 「麗子」とともに展 市立小樽美術館、2022年7月16日(土)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) otarubij-kyoryoku.com 岸田劉生(1891年-1929年)は、岸田吟香と勝子の四男として東京に生まれました。父、吟香は、ヘボン博士のもと、日本で最初の和英辞書『和英語林集成』の編集を助けたことなど多彩な活動で知られています。14歳の年に父と母を相次いで失った劉生は、中学校を中途退学の後、洗礼を受け、数寄屋橋協会で日曜学校の先生をしながら絵画を学び始めました。白馬会洋画研究所に通い、黒田清輝に…

  • [特別展]★晩「成」社展 帯広開拓140年・帯広市市制90年記念

    (晩「成」社展) ★晩「成」社展 帯広開拓140年・帯広市市制90年記念 帯広百年博物館、2022年8月13日(土)-9月19日(月・祝) (WEBサイト→) museum-obihiro.jp 帯広・十勝開拓の先駆者の「依田勉三」と「晩成社」。晩成社が後世に何を残したのか、残された様々な資料から探ります。 依田勉三(1853年-1925年)の実家は、甲州武田氏の流れを汲む伊豆国大沢村の豪農でした。19歳で上京し、その後慶應義塾大学に進み、福澤諭吉の理念を学び、北海道開拓の決心を固めます。1883年(明治16年)募集に応じた13戸27名と共に帯広に入植を開始。同年は鹿狩りの際の野火と、イナゴの…

  • [企画展]★エドウィン・ダンと真駒内牧牛場展

    ★エドウィン・ダンと真駒内牧牛場展 札幌芸術の森美術館、2022年7月16日(土)-9月11日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp artpark.or.jp 北海道畜産の礎が、札幌芸術の森にほど近い真駒内地区であることはご存知でしたか? 本展は「銀の匙 Silver Spoon」展との同時開催として、札幌南区区政50周年を記念した展覧会です(札幌展限定)。明治期の真駒内牧牛場の歴史、現在の北海道に繋がるエドウィン・ダンの功績をご紹介します。 (エドウィン・ダン記念館) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、札幌市南区さま(HP)よりお借りし…

  • [織染展]★中川原哲治・惠子と里彩 染織布展

    ★中川原哲治・惠子と里彩 染織布展 札幌三越、2022年9月6日(火)-9月12日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 東京 八王子で、1894年創業の染織業を継承、技術を守りつつ進化させ、暮らしの中で実際に使える布の創作と提案を続ける中川原哲治・惠子さんと、次世代を担う里彩さん。山梨・山まゆの里での野蚕飼育の紡ぎ糸や染め織りに加え、バリ島の工房・美雲庵での養蚕と草木の染色。熱帯と温帯での草木の染めと、自家産 繭からの手紡ぎまわたの糸を自在に駆使した『からみ織り』の布…。山まゆの里、染織工房の今を、どうぞお楽しみください。

  • [企画展]★岩船修三 アイヌ・ユーカラの世界展

    (岩船修三『子供のためのユーカラ画集』より「宿なし小熊」、1977年) ★岩船修三 アイヌ・ユーカラの世界展 北海道立函館美術館、2022年7月16日(土)-9月25日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館を代表する画家・岩船修三さんが、アイヌ抒事詩「ユーカラ」を主題に、わかりやすく、優しく描き下ろした『子供のためのユーカラ画集』です。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [特別展]★銀の匙 Silver Spoon展

    (銀の匙 Silver Spoon展) ★銀の匙 Silver Spoon展 札幌芸術の森美術館、2022年7月16日(土)-9月11日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp ginsaji.exhibit.jp www.htb.co.jp 北海道の大蝦夷農業高校(エゾノー)を舞台に、都会育ちの主人公・八軒勇吾の成長を描いた荒川弘原作の漫画『銀の匙 SilverSpoon』。2011年に『週刊少年サンデー』(小学館)で連載が開始されると、2度のアニメーション化や実写映画化などを経て大きな話題を呼びました。2019年にさわやかな余韻を残して完結した本作が連載開始から10周年を迎え…

  • [油彩画]★岩見健二 彷徨の巴里展

    ★岩見健二 彷徨の巴里展 大丸札幌展、2022年9月7日(水)-9月13日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp パリの華やかさと古都の趣きを深い情感を込めて描く岩見健二さん。長年にわたり取材を重ねたモンマルトルなど、下町やカフェの店先をテーマに描いた新作を含む、およそ30点を一堂に展示いたします。ぜひこの機会にご高覧ください。

  • [講演会]★矢崎節夫「みんなちがって、みんないい みすゞさんのうれしいまなざし」

    ★矢崎節夫「みんなちがって、みんないい みすゞさんのうれしいまなざし」 北海道立文学館、2022年9月10日(土)14:00 (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp (金子みすゞの世界展) 金子みすゞ(1903年-1930年)は、大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人です。20歳のころから童謡を書き始め、雑誌に投稿するや否や、4つの雑誌すべてに掲載されました。とりわけ『童話』の選者であった西條八十からは高く評価され、多くの読者の憧れの的となりました。 しかしそれは長く続きませんでした。西條八十の留学や、昭和に入ってからの童謡運動の衰退、病気、離婚などの苦難が次々と身に降り…

  • [特別展]★田中達也 MINITURE LIFE 見立ての世界展

    ★田中達也 MINITURE 見立ての世界展 釧路市立美術館、2022年7月16日(土)-9月11日(日) (WEBサイト→) k-bijutsukan.net event.hokkaido-np.co.jp (田中達也 MINIATURE LIFE 見立ての世界展) 宇宙に旅立つとうもろこしのロケットや、プリンの島でリゾートを愉しむ人々・・。ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんは、ジオラマ用の人形と身近な日用品を組み合わせて、別のものに見立てたミニチュア作品を数多く手がけています。観ると思わず笑顔になる作品たちは、SNSを通じて世界中で共有され、世代を超えて多くの人々を愉しませ続けてい…

  • [コンサ]★J1第28節 ×ジュビロ磐田 +うなぎボーン

    J1リーグの第28節は9月11日(日)ホーム札幌ドームにて、ジュビロ磐田と対戦します。ジュビロ磐田は降格圏に沈んでいるチームですが、コンサも一緒に沈められるわけには行きません。前節、コンサはセレッソ大阪に逆転勝ち。ここでジュビロ磐田にも勝てると、降格圏からは脱せそうです。ですから、ここは絶対に、勝ち点3を取らなければならない大事な試合なのです。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、「うなぎボーン」を購入いたしました。 (静岡県西部と言えば、うなぎでしょ) ジュビロ磐田は、浜松市に近い磐田市に本拠を置くサッカーチーム。浜松市は、言わずと知れた「うなぎ」の生産地で、『東海道五十三次』にも、沿道…

  • [織染展]★中川原哲治・惠子と里彩 染織布展

    ★中川原哲治・惠子と里彩 染織布展 札幌三越、2022年9月6日(火)-9月12日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 東京 八王子で、1894年創業の染織業を継承、技術を守りつつ進化させ、暮らしの中で実際に使える布の創作と提案を続ける中川原哲治・惠子さんと、次世代を担う里彩さん。山梨・山まゆの里での野蚕飼育の紡ぎ糸や染め織りに加え、バリ島の工房・美雲庵での養蚕と草木の染色。熱帯と温帯での草木の染めと、自家産 繭からの手紡ぎまわたの糸を自在に駆使した『からみ織り』の布…。山まゆの里、染織工房の今を、どうぞお楽しみください。

  • [特別展]★海洋堂 エヴァンゲリオン フィギュアワールド展

    ★海洋堂 エヴァンゲリオン フィギュアワールド展 網走市立美術館、2022年7月30日(土)-9月11日(日) (WEBサイト→) www.city.abashiri.hokkaido.jp (海洋堂 エヴァンゲリオン フィギュアワールド展) フィギュアは、幼少期より人々の身近なものであるため立体造形の入り口として親子で楽しむことができます。本展のエヴァンゲリオンは、海洋堂を代表するフィギュアシリーズで、幅広い年齢層の人々に愛される人気アニメーション作品です。箱型ジオラマによる空間演出や照明効果などで、アニメーションの名シーンを再現する新しいかたちのフィギュア展示をご紹介いたします。 ※なお、…

  • [原画展][版画展][POP]★ジミー大西 画業30年記念作品展

    ★ジミー大西 画業30年記念作品展 札幌三越、2022年9月7日(水)-9月25日(日) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 独自の天然キャラクターから繰り出される衝撃的な笑いを武器に活躍する、お笑い芸人のジミー大西さん。本展は、ジミー大西さんの画業30年を振り返る全国巡回展です。およそ10年ぶりとなる本展は、初期の頃から海外移住期までの作品に加えて、未発表の新作シリーズや、本展のために描き下ろした特別作品などを多彩に展覧いたします。ジミー大西さんの新しいアート表現としてパフォーマンスアートにもチャレンジ、その制作過程の映像・完成作品も展示いたします。また、…

  • [特別展]★銀の匙 Silver Spoon展

    (銀の匙 Silver Spoon展) ★銀の匙 Silver Spoon展 札幌芸術の森美術館、2022年7月16日(土)-9月11日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp ginsaji.exhibit.jp www.htb.co.jp 北海道の大蝦夷農業高校(エゾノー)を舞台に、都会育ちの主人公・八軒勇吾の成長を描いた荒川弘原作の漫画『銀の匙 SilverSpoon』。2011年に『週刊少年サンデー』(小学館)で連載が開始されると、2度のアニメーション化や実写映画化などを経て大きな話題を呼びました。2019年にさわやかな余韻を残して完結した本作が連載開始から10周年を迎え…

  • [写真展]★山崎エリナ 写真展

    ★山崎エリナ 写真展 大丸札幌店、2022年8月31日(水)-9月6日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 神戸市出身の山崎エリナさんによる写真展です。国内外で多数の写真展を開催し、雑誌、広告、映像などの世界でも活躍されています。本展では、代表的な作品を中心に、およそ25点を展示販売いたします。

  • [特別展]★三岸好太郎 1920年-1930年代展

    (三岸好太郎『飛ぶ蝶』、1934年) ★三岸好太郎 1920年-1930年代展 北海道立三岸好太郎美術館、2022年7月16日(土)-9月25日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 1923年の画壇デビューから、わずか10年あまりのあいだに日本の近代洋画史を彗星のごとく駆け抜けた三岸好太郎。三岸好太郎は何を見て、何に心を躍らせていたのでしょうか。本展では、激動の1920年-1930年代に変貌を重ねた三岸好太郎の軌跡と、同時代の国内外の画家たちによる習作をご紹介いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、…

  • [陶芸展]★三上慶耀 鹿追窯展

    ★三上慶耀 鹿追窯展 札幌三越、2022年8月30日(火)-9月5日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 三上慶耀さんは、1971年浦幌町生まれ。1975年に築窯された「鹿追窯」を継承されています。十勝の自然が創り出した鹿追町の粘土と植物(草木)の自然の灰釉を使用し、上が年の鹿追窯の歴史の研究のもとで作陶を続けて来られました。本展では、花器、鉢をはじめ、皿、椀などの普段使いもできるおよそ200点を展示販売いたします。

  • [日本画]★喜多祥泰 日本画展

    ★喜多祥泰 日本画展 札幌三越、2022年8月30日(火)-9月5日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 喜多祥泰さんは、1978年徳島県生まれ。東京藝術大学にて博士号を取得後、助手、講師、助教を経て、現在は沖縄藝術大学日本画准教授を務めていらっしゃいます。本展では、喜多祥泰さんが幼少期に過ごした徳島県の上代の祭事と「ハレ」をテーマに、平安の世を願い極彩色で仕上げた数々の新作を一堂に展覧いたします。

  • [特別展]★発見された日本列島2022展

    (「発見された日本列島2022」展) ★発見された日本列島2022展 だて歴史文化ミュージアム、2022年7月30日(土)-9月4日(日) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp (「発見された日本列島2022」展) この「発掘された日本列島2022」展は、文化庁主宰の全国5か所で開催される全国巡回展で、伊達市では20年ぶりの開催となります。日本各地で行われている発掘調査のうち、全国的に注目sれ田成果を多くの皆さんに鑑賞していただき、埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深めてもらうことを目的としています、 伊達展ではそのうち、昨年世界遺産に登録され…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 魅惑の西洋近代絵画 笠間日動美術館コレクション展」

    (魅惑の西洋近代絵画 笠間日動美術館コレクション展) ★(当館学芸員)「見どころ解説 魅惑の西洋近代絵画 笠間日動美術館コレクション展」 北海道立函館美術館、2022年9月3日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp (クロード・モネ『ヴェトゥイユ、水びたしの草原』、1881年、笠間日動美術館) 19世紀から20世紀にかけてのフランスに美術界では、人間性を重視した作家の個性を生かす表現が次々と生まれ、その後の芸術を大きく切り拓きました。パリには世界中から芸術家が集まり、様ざまな芸術が生まれたと言えるでしょう。本展は、茨城県笠間市の笠間日動…

  • [写真展]★山崎エリナ 写真展

    ★山崎エリナ 写真展 大丸札幌店、2022年8月31日(水)-9月6日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 神戸市出身の山崎エリナさんによる写真展です。国内外で多数の写真展を開催し、雑誌、広告、映像などの世界でも活躍されています。本展では、代表的な作品を中心に、およそ25点を展示販売いたします。

  • [特別展]★竹久夢二と小林かいち展 グラフィック黎明期の抒情と詩情

    (竹久夢二『七夕』) ★竹久夢二と小林かいち展 グラフィック黎明期の抒情と詩情 北海道立帯広美術館、2022年7月9日(土)-9月4日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp (小林かいち『ベツレヘムの夜』) 憂いを帯びた女性を抒情性豊かに描いた竹久夢二と、絵はがきや絵封筒をモダンなデザインで表現した小林かいち。本展では、大正期を中心に花開いたふたりの表現世界をお楽しみください。 (竹久夢二 小林かいち 展) (小林かいち『提灯と舞妓』) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借…

  • [講演会]★三好和義「奈良・歴史を感じる喜び」

    ★三好和義「奈良・歴史を感じる喜び」 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)11:15 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国第一号の世界文化遺産として、世界に広く認め…

  • [講演会]★古谷正覚 「法隆寺と聖徳太子」

    (国宝 法隆寺展) ★古谷正覚 「法隆寺と聖徳太子」 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)10:30 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国第一号の世界文化遺産として…

  • [特別展]★ヨーロッパ版画の花束展 北海道立近代美術館 友田コレクションを中心に

    (ヨーロッパ版画の花束展) ★ヨーロッパ版画の花束展 北海道立近代美術館 友田コレクションを中心に 北海道立釧路芸術館、2022年7月9日(土)-9月4日(日) (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (ジョルジュ・ルオー『ミセレーレ』神よ、われを憐みたまえ、あなたの大いなる慈しみによって)1923年) 北海道立近代美術館の「友田コレクション」は、詩人で児童文学者の友田多喜雄さんが収集した名作版画のコレクションです。この友田コレクションを中心に、同館所蔵の版画およそ300点あまりを展覧いたします。ルオーやシャガール、ピカソら巨匠たちによる彩り豊かなイメージの世界をお楽しみ…

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