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「観るだけ美術部」部長のブログ https://mirudakeartclub.hatenablog.com

「観るだけ美術部」勝手に部長です!最近描いていない、描いたことがない、美術展めぐりはすきだけど・・、そういう部員を募っています。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してくださいね。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

「観るだけ美術部」部長
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2019/08/17

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  • [特別展]★百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展

    (百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展) ★百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展 小樽市総合博物館本館、2022年7月23日(土)-11月3日(木・祝) (WEBサイト→) www.city.otaru.lg.jp www.city.otaru.lg.jp かつて小説家・小林多喜二が「北海道の心臓」と評し、日本の近代化を支えた「北日本随一の都市」だった小樽。現在でこそ、全国有数の観光地として知られていますが、高度経済成長期の中で「斜陽のまち」と呼ばれた時期もありました。そのとき、歴史的な遺産を守り、さらに活用しながら、まちの再生を模索した小樽市民がいました。小樽では明治から、まちの…

  • [廃線跡]★登別温泉軌道の廃線跡をゆく

    『ブラタモリ』で、登別温泉が取り上げられていましたね。そこに出てきた「登別温泉軌道」の過去記事があったので、紹介します。2012年1月10日の記事のようです(10年前。驚き!)。 mirudakeartclub.hatenablog.co

  • [工芸展]★島田晶夫 木工芸展

    ★島田晶夫 木工芸展 札幌三越、2022年11月1日(火)-11月7日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 島田晶夫さんは、1971年苫小牧市生まれ。現在は札幌市に在住。日本では数少ない木象嵌の制作を行っている作家さんです。本展では、木象嵌を中心に、自然や四季を彩る作品など、多彩なラインナップで展示販売を行います。

  • [木版画]★斎藤清 生誕115年 木版画展

    ★斎藤清 生誕115年 木版画展 大丸札幌店、2022年10月26日(水)-11月1日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 今年生誕115年を迎える斎藤清は、福島県生まれ。幼少期より北海道の夕張市に「移り住み、24歳のとき、画家を志して上京。やがて何かに導かれるように会津の四季を木版画で表現し始めました。本展では、代表作の「会津の冬」「柿の会津」に加え、「猫」や「慈愛」シリーズなど、およそ20点により、その画業を振り返ります。海外でも高く評価されたモダンで斬新な斎藤清の世界を、ぜひこの機会にご高覧ください。

  • [企画展]★『北の美のこころ』を携えて展

    (菊川多賀『回想賦』) ★『北の美のこころ』を携えて展 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)-11月7日(月) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 元当館学芸副館長でもある奥岡茂雄さんの著書『北の美のこころ』(2015年発行)に取り上げられた、北海道ゆかりの作家と、その作品について紹介します。 (片岡球子『秋の羊蹄山』) (本間莞彩『雪の幌都』) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立近代美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [油彩画]★伊藤晴二 油彩画展

    ★伊藤晴二 油彩画展 札幌三越、2022年10月24日(月)-10月31日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 伊藤晴二さんは、1976年苫小牧市生まれ。本間武男さんに師事し、北海道内各地を光と風を感じながら取材して描いた、朝焼けの海や新緑の山々など、北海道の雄大な自然を中心に、やすらぎと感動を伝える作品を制作して来られました。本展では、油彩画を中心におよそ40点を展覧いたします。

  • [特別展]★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展

    (国宝 法隆寺展) ★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)-10月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国第…

  • [特別展]★小川けんいちワールド展

    (小川けんいちワールド展) ★小川けんいちワールド展 釧路市立美術館、2022年9月23日(金)-11月13日(日) (WEBサイト→) k-bijutsukan.net 小川けんいちさんは、釧路市出身、旭川市在住のイラストレーター、グラフィックデザイナーです。作品や絵を描く行為どのものを通して、「明るさ、楽しさ、優しさ、ユーモア、希望」を届けることをテーマに、道内の企業ロゴ作成からパッケージデザイン、個人のイラストまで幅広く手掛け、テレビドラマへのイラスト提供など全国にも活動の幅を広げています。 本展では、自由な発想で制作を続けるイラストレーターの仕事を紹介するとともに、美術館の展示室そのも…

  • [陶芸展]★藤ノ木陽太郎 唐津焼 土平窯展

    ★藤ノ木陽太郎 唐津焼 土平窯展 札幌三越、2022年10月24日(月)-10月31日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 藤ノ木陽太郎さんは、1981年佐賀県唐津市生まれ。多摩美術大学卒業後、父である藤ノ木土平さんに師事し、2007年より土平窯で修業をはじめ、2009年からは土平窯にて作陶を始めました。茶道具や食の器など使う人にとって心地いい作品作りを目指しているそうです。本展では茶陶を中心に、食の器から酒器までオリジナリティ溢れる作品まで、およそ100点を展示販売いたします。

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 厚岸国泰寺の200年展」

    (蠣崎波響『御味方蝦夷之図 イコトイ』夷酋列像、函館市中央図書館) ★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年10月29日(土)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 (『日鑑記』、厚岸町海事博物館、重要文化財) 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷…

  • [講演会]★(当館学芸員)「スライドトーク 壁画『芽の出る音』への招待」

    (谷内六郎 壁画『芽の出る音』設置50年記念展) ★(当館学芸員)「スライドトーク 壁画『芽の出る音』への招待」 苫小牧市美術博物館、2022年10月29日(土)11:00 (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 苫小牧市には、子どもたちの明るい未来を願って制作された、画家・谷内六郎(1921年-1981年)の壁画『芽の出る音』があります。縦5m、横14mのモザイクタイルの大きな壁画は、泰然とした樽前山を背景に、木々が奏でる風や、打ち寄せる波が、春の訪れの音色となって聞こえてくるような作品です。作品は私たちの生活の一部として愛され続け、散歩途中の園児た…

  • [特別展]★「ジョジョの奇妙な冒険」アニメ10周年記念展

    (ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展) ★「ジョジョの奇妙な冒険」アニメ10周年記念展 大丸札幌店、2022年10月19日(水)-11月7日(月) (WEBサイト→) dmdepart.jp www.hbc.co.jp 人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」が、2012年にアニメ化されてから2022年10月で10周年となります。それを記念して「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」を開催します。 「ファントムブラッド」から「ストーンオーシャン」までのアニメーションシリーズのキャラクターたちが大集結する初の展覧会となり、歴代ジョジョたちの戦いの記憶をたどることができる盛りだくさんの内容と…

  • [特別展]★百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展

    (百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展) ★百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展 小樽市総合博物館本館、2022年7月23日(土)-11月3日(木・祝) (WEBサイト→) www.city.otaru.lg.jp www.city.otaru.lg.jp かつて小説家・小林多喜二が「北海道の心臓」と評し、日本の近代化を支えた「北日本随一の都市」だった小樽。現在でこそ、全国有数の観光地として知られていますが、高度経済成長期の中で「斜陽のまち」と呼ばれた時期もありました。そのとき、歴史的な遺産を守り、さらに活用しながら、まちの再生を模索した小樽市民がいました。小樽では明治から、まちの…

  • [コンサ]★J1第33節 ×サンフレッチェ広島 +広島餃子家「龍」

    J1リーグの第33節は10月29日(土)アウェイ、エディオンスタジアム広島にて、サンフレッチェ広島と対戦します。広島は15日(土)天皇杯でJ2ヴァンフォーレ甲府に延長戦までもつれて敗戦、雰囲気は重苦しいものがあったと思いますが、22日(土)ルヴァンカップでセレッソ大阪相手に逆転勝ちして戴冠。身体は疲労していると思いますが、雰囲気はいい状態でコンサ戦となるはずです。いっぽう、コンサは2週間実戦が空き、体力面は整っていると思う反面、試合感覚は決してよくないと思われます。コンサは残留まで、あともう少し。ここで残留を決めたい(最終節は清水エスパルス。最終節までもつれると、何があってもおかしくない)。そ…

  • [講演会]★マダムケロコ「ギャラリートーク 葛飾北斎展」

    ★マダムケロコ「ギャラリートーク 葛飾北斎展」 北海道立旭川美術館、2022年10月27日(木)18:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 江戸時代後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎(1760年-1849年)。本展では、絵手本の『北斎漫画』、錦絵の『東海道五十三次』や『富嶽三十六景』などの代表作のほか、初期の役者絵や妖怪絵、さらに貴重な肉筆画なども含めて、北斎芸術の全貌に迫ります。 (葛飾北斎『富嶽三十六景 凱風快晴』) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [講演会]★齊藤千鶴子「鷗亭と北溟 書を未来へつなぐ」

    (金子鷗亭と中野北溟展) ★齊藤千鶴子「鷗亭と北溟 書を未来へつなぐ」 北海道立函館美術館、2022年10月29日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 「近代詩文書」の提唱者でもあった金子鷗亭(1906年-2001年、松前町出身)と、その思いを継承しつつ独自の表現を開花させた中野北溟(1923年-、羽幌町出身)。本展では、日本を代表する二人の書家の作品を通して、それぞれが築き上げた個性豊かな書風をご紹介いたします。詩文書の魅力あふれる世界をお楽しみください。 (金子鷗亭『北原白秋詩 海雀』1952年(昭和27年)函館市所蔵、当館寄託)…

  • [木版画]★斎藤清 生誕115年 木版画展

    ★斎藤清 生誕115年 木版画展 大丸札幌店、2022年10月26日(水)-11月1日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 今年生誕115年を迎える斎藤清は、福島県生まれ。幼少期より北海道の夕張市に「移り住み、24歳のとき、画家を志して上京。やがて何かに導かれるように会津の四季を木版画で表現し始めました。本展では、代表作の「会津の冬」「柿の会津」に加え、「猫」や「慈愛」シリーズなど、およそ20点により、その画業を振り返ります。海外でも高く評価されたモダンで斬新な斎藤清の世界を、ぜひこの機会にご高覧ください。

  • [特別展]★百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展

    (百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展) ★百年の礎 北海道の「心臓」と呼ばれたまち展 小樽市総合博物館本館、2022年7月23日(土)-11月3日(木・祝) (WEBサイト→) www.city.otaru.lg.jp www.city.otaru.lg.jp かつて小説家・小林多喜二が「北海道の心臓」と評し、日本の近代化を支えた「北日本随一の都市」だった小樽。現在でこそ、全国有数の観光地として知られていますが、高度経済成長期の中で「斜陽のまち」と呼ばれた時期もありました。そのとき、歴史的な遺産を守り、さらに活用しながら、まちの再生を模索した小樽市民がいました。小樽では明治から、まちの…

  • [陶芸展]★藤ノ木陽太郎 唐津焼 土平窯展

    ★藤ノ木陽太郎 唐津焼 土平窯展 札幌三越、2022年10月24日(月)-10月31日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 藤ノ木陽太郎さんは、1981年佐賀県唐津市生まれ。多摩美術大学卒業後、父である藤ノ木土平さんに師事し、2007年より土平窯で修業をはじめ、2009年からは土平窯にて作陶を始めました。茶道具や食の器など使う人にとって心地いい作品作りを目指しているそうです。本展では茶陶を中心に、食の器から酒器までオリジナリティ溢れる作品まで、およそ100点を展示販売いたします。

  • [企画展]★西村貴久子 故郷室蘭でたどる軌跡展

    ★西村貴久子 室蘭市開港100年記念 室蘭市市制施行140年記念展 室蘭市民美術館、2022年10月4日(火)-11月6日(日) (WEBサイト→) muroranm.exblog.jp (西村貴久子 展) 室蘭出身であり、道内の女性洋画家の先駆けでもあった西村貴久子さん(1905-82年)の回顧展です。西村貴久子さんは、1929年(昭和4年)文部省帝国美術院展覧会(帝展)において『F嬢』が初入選。1947年(昭和22年)『丘の朝』が日展にて特選を受賞。以後『室蘭港』(1958年(昭和33年)、室蘭市立図書館所蔵)を制作するなど精力的に活動されました。特に、西村貴久子さんの作品に観られる独特の…

  • [ガラス]★黒木国昭 創作60年記念 ガラスで語る日本の美展

    ★黒木国昭 創作60年記念 ガラスで語る日本の美展 大丸札幌店、2022年10月19日(水)-10月25日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 「琳派」を中心に、日本の伝統美の世界を西洋の素材「ガラス」で表現し、国内外で高い評価を行けてきた黒木国昭さんの展覧会です。創作60年を記念した本展では、花器、酒器、ランプなど、およそ40点の作品を一堂に展覧致します。雅な感性によって紡がれたガラスの美をどうぞこの機会にご高覧ください。

  • [油彩画]★伊藤晴二 油彩画展

    ★伊藤晴二 油彩画展 札幌三越、2022年10月24日(月)-10月31日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 伊藤晴二さんは、1976年苫小牧市生まれ。本間武男さんに師事し、北海道内各地を光と風を感じながら取材して描いた、朝焼けの海や新緑の山々など、北海道の雄大な自然を中心に、やすらぎと感動を伝える作品を制作して来られました。本展では、油彩画を中心におよそ40点を展覧いたします。

  • [部室から]第133回 観るだけ美術部 部会

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また「観るだけ美術部」を応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。それではこれより、第133回「観るだけ美術部」の部会を始めます。今回も(1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告、(2)(妄想)懇親会、の2部構成で進めてまいります。よろしくお願いします。 (北海道大学のイチョウ並木。晩秋の北海道も、素敵ですよ) (1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告 いよいよ、北海道も秋本番。というより、晩秋、初冬の雰囲気さえ漂っています。初冠雪の便りも続々と届き、標高の高い峠では積雪、凍結路面になっているところもあります。あと1か月もすれば、平地でも積雪と…

  • [特別展]★金子みすゞの世界展

    (金子みすゞ) ★金子みすゞの世界展 北海道立文学館、2022年8月27日(土)-10月23日(日) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp (金子みすゞの世界展) 金子みすゞ(1903年-1930年)は、大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人です。20歳のころから童謡を書き始め、雑誌に投稿するや否や、4つの雑誌すべてに掲載されました。とりわけ『童話』の選者であった西條八十からは高く評価され、多くの読者の憧れの的となりました。 (『金子みすゞ 名詩集』) しかしそれは長く続きませんでした。西條八十の留学や、昭和に入ってからの童謡運動の衰退、病気、離婚などの苦難が次々と身に…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展」

    (国宝 法隆寺展) ★(当館学芸員)「見どころ解説 国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展」 北海道立近代美術館、2022年10月23日(日)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝え…

  • [磁器展]★源右衛門窯コレクション展

    ★源右衛門窯コレクション展 札幌三越、2022年10月11日(火)-10月24日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 日本で初めて磁器が焼かれた磁器発祥の地・有田に窯を築いて260年あまりの歴素を持つ源右衛門窯は、往古のままの手わざと、古伊万里のこころを受け継いでまいりました。ろくろ、した絵付け、本釜、上絵付けから上絵釜にいたるすべての工程を熟練した陶工たちが良質な材料を用い、一つ一つ真心を込めて作陶に励んでいます。本展では、日常使いの食器からインテリアまで、およそ100点の作品絵を展示販売いたします。

  • [講演会]★佐々木利和「特別講演会 アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語地名研究から展」

    (アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語研究から展) ★佐々木利和「特別講演会 アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語地名研究から展」 だて歴史文化ミュージアム、2022年10月22日(土)14:00 (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 山田秀三は、1899年(明治32年)東京生まれ。東京帝国大学法学部を経て農商務省、商工省などに勤務したのち、1945年に退官しました。1949年から北海道曹達株式会社の設立に請われて社長に就任。のち会長、相談役を歴任されています。 いっぽう、1941年に着任した仙台鉱山監督局長湯治に東北の地名に関心を持ち、戦後は「道楽」と称…

  • [講演会]★イマイカツミ 水彩画展 ギャラリートーク

    (イマイカツミ オン・ザ・ロード展) ★イマイカツミ 水彩画展 ギャラリートーク 富良野市博物館、2022年10月22日(土)10:00 (WEBサイト→) furano.sub.jp 画家・イマイカツミさんによる水彩画展です。富良野市周辺のまちの移り変わりを見つけ描いた作品が並びます。鑑賞者を温かい気持ちにさせてくれる優しいタッチの風景が懐かしい郷愁を誘います。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、富良野市博物館さま(HP)よりお借りしました。

  • [部室から]★観るだけ美術部 部会告知+部員名簿(2022年10月部会 現在)

    「観るだけ美術部」の部員名簿と、第133回部会のお知らせ記事です。部員名簿は、2022年10月部会現在のものです。部室は、10月22日(土)19:00から鍵を開けておきます。 寒くなりましたね。いよいよ、秋本番です。北海道は、晩秋というか、もう初冬の雰囲気ですけど、いま秋真っ盛り、という地域もあると思います。「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」などなど。「芸術の秋」というのもあります。部長は10月になって、札幌で「国宝・法隆寺展」に行きました。そこで、展示されていた半跏思惟像(画像に出ている仏像です)に、心揺さぶられました。いろいろ忙しかったのですが、行ってよかったなあ、と思いました。そこ…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク イコロ ウエカリレ展」

    (イコロ ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする展) ★(当館学芸員)「ギャラリートーク イコロ ウエカリレ展」 国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)、2022年10月23日(土)13:30 (WEBサイト→) nam.go.jp アイヌ民族が過去から現在まで歩んできた歴史や、脈々と受け継がれてきたアイヌ文化を語るうえで欠くことのできないもの、それがアイヌ資料です。 かつての生活の中で使われていた民具、アイヌ民族に関する出来事や風習などについて書かれたものや自ら書いたもの、アイヌ民族を写した絵図・写真・映像、口承文芸や語りなどを録音した音声、アイヌ民族やその祖先が遺した考古遺物などが挙げられます…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 厚岸国泰寺の200年展」

    (蠣崎波響『御味方蝦夷之図 イコトイ』夷酋列像、函館市中央図書館) ★(当館学芸員)「ギャラリーツアー 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年10月23日(日)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 (『日鑑記』、厚岸町海事博物館、重要文化財) 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷…

  • [特別展]★「ジョジョの奇妙な冒険」アニメ10周年記念展

    (ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展) ★「ジョジョの奇妙な冒険」アニメ10周年記念展 大丸札幌店、2022年10月19日(水)-11月7日(月) (WEBサイト→) dmdepart.jp www.hbc.co.jp 人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」が、2012年にアニメ化されてから2022年10月で10周年となります。それを記念して「ジョジョの奇妙な冒険 アニメ10周年記念展」を開催します。 「ファントムブラッド」から「ストーンオーシャン」までのアニメーションシリーズのキャラクターたちが大集結する初の展覧会となり、歴代ジョジョたちの戦いの記憶をたどることができる盛りだくさんの内容と…

  • [ガラス]★黒木国昭 創作60年記念 ガラスで語る日本の美展

    ★黒木国昭 創作60年記念 ガラスで語る日本の美展 大丸札幌店、2022年10月19日(水)-10月25日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 「琳派」を中心に、日本の伝統美の世界を西洋の素材「ガラス」で表現し、国内外で高い評価を行けてきた黒木国昭さんの展覧会です。創作60年を記念した本展では、花器、酒器、ランプなど、およそ40点の作品を一堂に展覧致します。雅な感性によって紡がれたガラスの美をどうぞこの機会にご高覧ください。

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 金子みすゞの世界展」

    (金子みすゞ) ★(当館学芸員)「見どころ解説 金子みすゞの世界展」 北海道立文学館、2022年10月19日(水)11:00 (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp (金子みすゞの世界展) 金子みすゞ(1903年-1930年)は、大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人です。20歳のころから童謡を書き始め、雑誌に投稿するや否や、4つの雑誌すべてに掲載されました。とりわけ『童話』の選者であった西條八十からは高く評価され、多くの読者の憧れの的となりました。 (『金子みすゞ 名詩集』) しかしそれは長く続きませんでした。西條八十の留学や、昭和に入ってからの童謡運動の衰退、病気、離…

  • [日本画]★関本麻巳子 日本画展

    ★関本麻己子 日本画展 大丸札幌店、2022年10月12日(水)-10月18日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 水は様ざまな形に姿を変え、地球を廻ります。雲は雨や雪となり森の恵みとなり、そしてまた集まり湧き出でては川となり、また海へ還ります。本展では、札幌で活動を続けて来られた日本画家である関本麻己子さんが描いた様ざまな水の姿を描いた作品およそ20点をご紹介いたします。

  • [特別展]★アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語地名研究から展

    (アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語研究から展) ★アイヌ語地名を歩く 山田秀三のアイヌ語地名研究から展 だて歴史文化ミュージアム、2022年9月17日(土)-11月27日(日) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 山田秀三は、1899年(明治32年)東京生まれ。東京帝国大学法学部を経て農商務省、商工省などに勤務したのち、1945年に退官しました。1949年から北海道曹達株式会社の設立に請われて社長に就任。のち会長、相談役を歴任されています。 いっぽう、1941年に着任した仙台鉱山監督局長湯治に東北の地名に関心を持ち、戦後は「道楽」と称して東北・北海道の…

  • [講演会]★イマイカツミ 水彩画展 ギャラリートーク

    (イマイカツミ オン・ザ・ロード展) ★イマイカツミ 水彩画展 ギャラリートーク 富良野市博物館、2022年10月22日(土)10:00 (WEBサイト→) furano.sub.jp 画家・イマイカツミさんによる水彩画展です。富良野市周辺のまちの移り変わりを見つけ描いた作品が並びます。鑑賞者を温かい気持ちにさせてくれる優しいタッチの風景が懐かしい郷愁を誘います。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、富良野市博物館さま(HP)よりお借りしました。

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 金子鷗亭と中野北溟展」

    ★(当館学芸員)「見どころ解説 金子鷗亭と中野北溟展」 北海道立函館美術館、2022年10月22日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 「近代詩文書」の提唱者でもあった金子鷗亭(1906年-2001年、松前町出身)と、その思いを継承しつつ独自の表現を開花させた中野北溟(1923年-、羽幌町出身)。本展では、日本を代表する二人の書家の作品を通して、それぞれが築き上げた個性豊かな書風をご紹介いたします。詩文書の魅力あふれる世界をお楽しみください。 (金子鷗亭『北原白秋詩 海雀』1952年(昭和27年)函館市所蔵、当館寄託) ※なお、こちら…

  • [特別展]★平澤屏山とその時代 展

    (平沢屏山とその時代展) ★平澤屏山とその時代 展 市立函館博物館、2022年6月28日(火)-10月16日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 近年、北海道を含む日本北辺の先住民族アイヌの人びとやその文化に対する関心が高まりをみせています。函館市はアイヌの生活用具など、著名なコレクションを所蔵していますが、同時に「アイヌ絵」と呼ばれる絵画の一大集積地でもあり、アイヌ絵師・平沢屏山が活躍した地でもありました。2022年(令和4年)は、平澤屏山の生誕200年を迎えることから、函館市などが所蔵する平澤屏山の作品を一堂に集め、それらを生んだ時代や、当時の箱館(函館)を合わせて紹介しま…

  • [街並み]★白老八幡神社標柱(白老八幡神社境内)

    (白老八幡神社に残る標柱。「白老八幡■■」と読める) ★白老八幡神社標柱(白老八幡神社境内) 白老八幡神社の前身は320年以上も前に創建された「弁財天社」とされています。(『東蝦夷日誌』1700年(元禄13年))。のち『蝦夷日誌』(1789年(寛政10年))に「シラヲイ川舟、シラヲイ泊、弁天社あり」との記載が見つかっています。やがて1860年(万延元年)、場所請負人野口(屋)又蔵が誉田別神(八幡大神)を勧請し、八幡神社と称しました。1875年(明治8年)には豊受姫神(稲荷大神)を合祀し、白老・敷生・社台3村の白老郡郷社となり、1915年(大正4年)に旧社殿を新築しました。 (白老八幡神社に残る…

  • [講演会]★マダムケロコ「ギャラリートーク 葛飾北斎展」

    ★マダムケロコ「ギャラリートーク 葛飾北斎展」 北海道立旭川美術館、2022年10月14日(金)18:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 江戸時代後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎(1760年-1849年)。本展では、絵手本の『北斎漫画』、錦絵の『東海道五十三次』や『富嶽三十六景』などの代表作のほか、初期の役者絵や妖怪絵、さらに貴重な肉筆画なども含めて、北斎芸術の全貌に迫ります。 (葛飾北斎『富嶽三十六景 凱風快晴』) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [特別展]★イヌイトの壁掛けと先住民アート展

    ★イヌイトの壁掛けと先住民アート展 北海道立北方民族博物館、2022年7月16日(土)-10月16日(日) (WEBサイト→) hoppohm.org (イヌイトの壁掛けと先住民アート展) イヌイトの壁掛けは、カナダのベーカーレイク(カマニトゥアク)で誕生しました。1950年代からイヌイトの女性が現金収入を得る手段として、ミシンを使った衣服づくりが奨励され、その端切れを使って作られるようになったと言われています。 壁掛けに表現されるテーマは極北のくらしの様子や、動物や自然、伝えられてきた民話や神話です。するどい観察眼でとらえたモチーフが、毛皮の衣装を作ってきた縫製技術と独特の色彩感覚で表現され…

  • [日本画]★関本麻巳子 日本画展

    ★関本麻己子 日本画展 大丸札幌店、2022年10月12日(水)-10月18日(火) (WEBサイト→) www.daimaru.co.jp 水は様ざまな形に姿を変え、地球を廻ります。雲は雨や雪となり森の恵みとなり、そしてまた集まり湧き出でては川となり、また海へ還ります。本展では、札幌で活動を続けて来られた日本画家である関本麻己子さんが描いた様ざまな水の姿を描いた作品およそ20点をご紹介いたします。

  • [特別展]★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展

    (国宝 法隆寺展) ★★国宝 法隆寺 聖徳太子1400年御恩忌記念展 北海道立近代美術館、2022年9月3日(土)-10月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 聖徳太子は、推古天皇を補佐して遣隋使派遣、憲法十七条の制定など、様ざまなまつりごとを行い、その多くが日本初とされています。また、聖徳太子は仏教の信仰に篤く、法隆寺や四天王寺などを建立し、仏法興隆の道を拓きました。なかでも法隆寺は、世界最古の木造建築物群である現在の西院伽藍をはじめ、7世紀の美術を現在に数多く伝えており、その価値はわが国…

  • [企画展]★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1

    (平沢屏山『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』) ★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1 北海道博物館、2022年8月12日(金)-10月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 2022年(令和4年)は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822年-1876年)生誕200年の年です。平沢屏山の代表作のひとつである『蝦夷風俗十二ヶ月図』は、アイヌの人びとの一年間の生活の移り変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしを探ることのできる作品です。本展では、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』…

  • [講演会]★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」

    (蠣崎波響『御味方蝦夷之図 イコトイ』夷酋列像、函館市中央図書館) ★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年9月18日(日)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷地に建立しました。そのうちのひとつが、厚岸…

  • [磁器展]★源右衛門窯コレクション展

    ★源右衛門窯コレクション展 札幌三越、2022年10月11日(火)-10月24日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 日本で初めて磁器が焼かれた磁器発祥の地・有田に窯を築いて260年あまりの歴史を持つ源右衛門窯は、往古のままの手わざと、古伊万里のこころを受け継いでまいりました。ろくろ、下絵付け、本窯、上絵付けから上絵窯にいたるすべての工程を熟練した陶工たちが良質な材料を用い、一つ一つ真心を込めて作陶に励んでいます。本展では、日常使いの食器からインテリアまで、およそ100点の作品絵を展示販売いたします。

  • [コンサ]★J1第32節 ×浦和レッズ +熊谷銘菓 五家宝

    J1リーグの第32節は10月12日(水)アウェイ、埼玉スタジアムにて、浦和レッズと対戦します。前節でJ1残留を決めたかったのですが、アビスパ福岡にまさかの敗戦。コンサも必死に勝ち点を拾っていかなければならないと思います。そこで今回の「勝利をいただきます!」では、熊谷銘菓「五家宝」を近所のスーパーで購入。しぶとく勝ち点を拾おうと思います! (熊谷銘菓「五家寶」紅葉屋本店) 「五家宝」は、埼玉県熊谷市の定番お土産です。おこし種を水飴などで固め棒状にした芯を、きなこに水飴などを混ぜた皮で巻き付け、さらにきなこを表面にまぶしたもの。太田南畝の随筆『奴凧』(1821年)に、安永6年(1777年)に日光参…

  • [常設展]★旧神威岬灯台 第一等レンズ(積丹町カムイ番屋)

    ★旧神威岬灯台 第一等レンズ 積丹町/カムイ番屋、通年公開(2022年は10月31日までの公開) (WEBサイト→) www.town.shakotan.lg.jp 積丹町が誇る景勝地、神威岬。この「神威(カムイ)」とは、アイヌ語で「神」を意味する言葉です。神威岬の突端である海抜80mの断崖に建つ神威岬灯台は、1888年(明治21年)に初点灯され、130年以上にわたり海の安全を守り続けてきました。その神威岬灯台でかつて使われていたレンズが、およそ60年ぶりに積丹町に戻り、8月より公開されています。 神威岬灯台は、北海道庁が1888年(明治21年)から6年間かけて20基の灯台を設置したうちの1基…

  • [企画展]★西村貴久子 故郷室蘭でたどる軌跡展

    ★西村貴久子 室蘭市開港100年記念 室蘭市市制施行140年記念展 室蘭市民美術館、2022年10月4日(火)-11月6日(日) (WEBサイト→) muroranm.exblog.jp (西村貴久子 展) 室蘭出身であり、道内の女性洋画家の先駆けでもあった西村貴久子さん(1905-82年)の回顧展です。西村貴久子さんは、1929年(昭和4年)文部省帝国美術院展覧会(帝展)において『F嬢』が初入選。1947年(昭和22年)『丘の朝』が日展にて特選を受賞。以後『室蘭港』(1958年(昭和33年)、室蘭市立図書館所蔵)を制作するなど精力的に活動されました。特に、西村貴久子さんの作品に観られる独特の…

  • [企画展]★帰ってきた木田金次郎展

    (帰ってきた木田金次郎展) ★帰ってきた木田金次郎展 木田金次郎美術館、2022年7月1日(金)-11月6日(日) (WEBサイト→) www.kidakinjiro.com 1994年に開館した木田金次郎美術館は、収蔵作品のおよそ半分が、所蔵者からの寄贈・寄託によるものという、全国的に見ても珍しい美術館です。これは、1954年(昭和29年)9月の「岩内大火」により、木田金次郎自身や岩内の友人たちが所蔵してきた作品の多くを焼失したことに端を発しますが、当館の開館準備から現在まで、遺族から寄贈を受けた作品を核にして、開館当時の91点(油彩)が175点と、倍近くまでに充実してまいりました。これらの…

  • [企画展]★北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2

    (北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2) ★北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2 北海道博物館、2022年8月12日(金)-10月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 日本各地から北海道へ移住してきた人びとは、本州以南とは異なる慣れない気候や風土の中で、鬱蒼とした森林を切り拓いて住居や田畑をつくるなど、様ざまな苦労を重ねながら、新しい土地での生活を築いてきました。ここでは、北海道博物館が所蔵する、北海道開拓にゆかりの文書資料や記録資料について紹介します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [講演会]★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」

    (『仏涅槃図』イメージ) ★(当館学芸員)「クローズアップ・トーク 厚岸国泰寺の200年展」 北海道立釧路芸術館、2022年10月10日(月・祝)14:00 (WEBサイト→) www.kushiro-artmu.jp (厚岸国泰寺の200年 祈りの造形 地域の記憶展) 釧路市から車でおよそ1時間の距離にある厚岸町。太平洋に面した厚岸湾は、尻羽岬や大黒島に囲まれた天然の良港として、古くから船着き場とされてきました。 江戸時代、幕府は南下政策を強めるロシアの動向を注視しながら、1804年(文化元年)に3つの寺院を東蝦夷地に建立しました。そのうちのひとつが、厚岸の国泰寺です。「蝦夷三官寺」と呼ばれ…

  • [講演会]★中右 瑛「ギャラリートーク 葛飾北斎展」

    ★中右 瑛「美術講演会 葛飾北斎展」 北海道立旭川美術館、2022年10月8日(土)10:30 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 江戸時代後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎(1760年-1849年)。本展では、絵手本の『北斎漫画』、錦絵の『東海道五十三次』や『富嶽三十六景』などの代表作のほか、初期の役者絵や妖怪絵、さらに貴重な肉筆画なども含めて、北斎芸術の全貌に迫ります。 (葛飾北斎『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリートーク イコロ ウエカリレ展」

    (イコロ ウエカリレ アイヌ資料をコレクションする展) ★(当館学芸員)「ギャラリートーク イコロ ウエカリレ展」 国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)、2022年10月8日(土)13:30 (WEBサイト→) nam.go.jp アイヌ民族が過去から現在まで歩んできた歴史や、脈々と受け継がれてきたアイヌ文化を語るうえで欠くことのできないもの、それがアイヌ資料です。 かつての生活の中で使われていた民具、アイヌ民族に関する出来事や風習などについて書かれたものや自ら書いたもの、アイヌ民族を写した絵図・写真・映像、口承文芸や語りなどを録音した音声、アイヌ民族やその祖先が遺した考古遺物などが挙げられます。…

  • [コンサ]★J1第31節 ×アビスパ福岡 +梅が枝餅

    J1リーグの第31節は10月8日(土)ホーム、札幌ドームにて、アビスパ福岡と対戦します。福岡には、今夏出かける予定だったのが、コロナ禍で断念した経緯があります。アビスパ福岡は、現在は降格圏を抜け出そうと競っているチームのひとつ。でも、コンサも負けられない! そこで今回の「勝利をいただきます!」では、「梅が枝餅」を近所のスーパーで購入いたしました。 (大宰府の定番土産「梅が枝餅」) 「梅が枝餅」は、福岡県太宰府市の定番お土産です。その歴史は古く(伝承も含めて)平安時代にまで遡ります。太宰府に左遷されていた菅原道真が、安楽寺の門前で元気をなくして憔悴していたそうです。その姿を見た老婆は、哀れに思い…

  • [特別展]★平澤屏山とその時代 展

    (平沢屏山とその時代展) ★平澤屏山とその時代 展 市立函館博物館、2022年6月28日(火)-10月16日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 近年、北海道を含む日本北辺の先住民族アイヌの人びとやその文化に対する関心が高まりをみせています。函館市はアイヌの生活用具など、著名なコレクションを所蔵していますが、同時に「アイヌ絵」と呼ばれる絵画の一大集積地でもあり、アイヌ絵師・平沢屏山が活躍した地でもありました。2022年(令和4年)は、平澤屏山の生誕200年を迎えることから、函館市などが所蔵する平澤屏山の作品を一堂に集め、それらを生んだ時代や、当時の箱館(函館)を合わせて紹介しま…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 金子みすゞの世界展」

    (金子みすゞ) ★(当館学芸員)「見どころ解説 金子みすゞの世界展」 北海道立文学館、2022年10月5日(水)11:00 (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp (金子みすゞの世界展) 金子みすゞ(1903年-1930年)は、大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人です。20歳のころから童謡を書き始め、雑誌に投稿するや否や、4つの雑誌すべてに掲載されました。とりわけ『童話』の選者であった西條八十からは高く評価され、多くの読者の憧れの的となりました。 (『金子みすゞ 名詩集』) しかしそれは長く続きませんでした。西條八十の留学や、昭和に入ってからの童謡運動の衰退、病気、離婚…

  • [特別展]★イヌイトの壁掛けと先住民アート展

    ★イヌイトの壁掛けと先住民アート展 北海道立北方民族博物館、2022年7月16日(土)-10月16日(日) (WEBサイト→) hoppohm.org (イヌイトの壁掛けと先住民アート展) イヌイトの壁掛けは、カナダのベーカーレイク(カマニトゥアク)で誕生しました。1950年代からイヌイトの女性が現金収入を得る手段として、ミシンを使った衣服づくりが奨励され、その端切れを使って作られるようになったと言われています。 壁掛けに表現されるテーマは極北のくらしの様子や、動物や自然、伝えられてきた民話や神話です。するどい観察眼でとらえたモチーフが、毛皮の衣装を作ってきた縫製技術と独特の色彩感覚で表現され…

  • [特別展]★平澤屏山とその時代 展

    (平沢屏山とその時代展) ★平澤屏山とその時代 展 市立函館博物館、2022年6月28日(火)-10月16日(日) (WEBサイト→) hakohaku.com 近年、北海道を含む日本北辺の先住民族アイヌの人びとやその文化に対する関心が高まりをみせています。函館市はアイヌの生活用具など、著名なコレクションを所蔵していますが、同時に「アイヌ絵」と呼ばれる絵画の一大集積地でもあり、アイヌ絵師・平沢屏山が活躍した地でもありました。2022年(令和4年)は、平澤屏山の生誕200年を迎えることから、函館市などが所蔵する平澤屏山の作品を一堂に集め、それらを生んだ時代や、当時の箱館(函館)を合わせて紹介しま…

  • [講演会]★中右 瑛「ギャラリートーク 葛飾北斎展」

    ★中右 瑛「ギャラリートーク 葛飾北斎展」 北海道立旭川美術館、2022年10月7日(金)15:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 江戸時代後期に活躍した浮世絵師・葛飾北斎(1760年-1849年)。本展では、絵手本の『北斎漫画』、錦絵の『東海道五十三次』や『富嶽三十六景』などの代表作のほか、初期の役者絵や妖怪絵、さらに貴重な肉筆画なども含めて、北斎芸術の全貌に迫ります。 (葛飾北斎『富嶽三十六景 凱風快晴』) ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。

  • [企画展]★北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2

    (北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2) ★北海道開拓にゆかりの歴史資料たち クローズアップ展示2 北海道博物館、2022年8月12日(金)-10月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 日本各地から北海道へ移住してきた人びとは、本州以南とは異なる慣れない気候や風土の中で、鬱蒼とした森林を切り拓いて住居や田畑をつくるなど、様ざまな苦労を重ねながら、新しい土地での生活を築いてきました。ここでは、北海道博物館が所蔵する、北海道開拓にゆかりの文書資料や記録資料について紹介します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [公募展]★第96回 道展

    (菅原照『ルピナス』) ★第96回 道展 札幌市民ギャラリー、2021年9月21日(水)ー10月2日(日) (WEBサイト→) www.doten.jp 明治末期から大正時代にかけての北海道の美術の黎明期に、各地に美術を志す青年たちの活動が生まれ、北海道における大きな美術団体結成の気運が高まりました。 1925年(大正14年)秋、「北海道における美術の向上と普及をはかる」ことを目的とした北海道美術協会が、日本画6名、洋画25名、計31名の創立会員のもとに結成されました。そして同年10月、札幌市中島公園の農業館を会場にして、北海道初の美術公募展となる第1回展が開催されました。これが、現在の「道展…

  • [町カフェ]★Cafe & Bar ROGA(札幌市)

    (Cafe & Bar ROGA) ★Cafe & Bar ROGA(札幌市/北区) せっかくカフェに立ち寄るなら、ぼくは古い建築をリノベーションしたような、雰囲気のよいお店に寄りたいと思っています。今回紹介する「Cafe & Bar ROGA」さんは、自分の「行きたいリスト」にいつも載せているお店です。 こちらの「Cafe & Bar ROGA」さんは、建築されて110年あまり経た石蔵をリノベーションしたカフェ。リノベーションといっても、この石蔵を全て今風のデザインにするのではなく、昔ながらのレトロな雰囲気を残しつつのリノベーションなのです。札幌軟石を外壁に貼り、質屋、新聞販売店、カメラ保管…

  • [企画展]★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1

    (平沢屏山『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』) ★『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』を読む クローズアップ展示1 北海道博物館、2022年8月12日(金)-10月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 2022年(令和4年)は、アイヌの人びとと共に生活し、その姿を多くの絵に描いた絵師・平沢屏山(1822年-1876年)生誕200年の年です。平沢屏山の代表作のひとつである『蝦夷風俗十二ヶ月図』は、アイヌの人びとの一年間の生活の移り変わりや、場所請負制のもとで変わりつつある暮らしを探ることのできる作品です。本展では、その12枚の絵を屏風に仕立てた『蝦夷風俗十二ヶ月屏風』…

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