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お家のことを勉強するブログ https://www.qhouse.biz

私たちがつくりたいのは、「人生が豊かに変わる家」。 憧れの建築家と建てる高性能住宅を身近に、手軽に。 新築住宅を夢見る方は、ぜひお勉強下さい。

私たちがつくりたいのは、人生が豊かに変わる家

Qhouse(株式会社高正工務店)
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住所
津市
出身
松阪市
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2019/03/22

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  • 人生が豊かに変わるリフォーム

    津市M様邸では、「人生が豊かに変わるリフォーム」工事が進んでいます。今回のリフォームは、室内ではなく外回り、つまりエクステリアのリフォームです。 植栽豊かなお庭でしたが、やはり年々草のお守りが大変になり、お孫さんも生まれたので蜂や虫が沢山集まるのも危険。この機会にサッパリとしようということになりました。 植栽は、縁起ものの南天だけ移植し、後はもうサッパリと片付けました。そしてアプローチを広くしてバイク等も止めやすく工夫をさせていただきました。 お庭がまる見栄になってしまいますので、ここには素敵なアルミ製格子スクリーンを立てます。 格子は斜め目線からはお庭も見えず、かといって風通しや陽当たりは取…

  • 三重県下の大きな地震

    尾鷲市での鉄骨4階建て工事も着々と進んでいます。先日は、地盤改良工事等も終えて、ベースパックの設置工事。 ベースパックは難しい説明は抜きにして、阪神淡路大震災時において被害ゼロという耐震性を実証した鉄骨柱と基礎コンクリートを密着させる工法です。 15年以上前は基礎コンクリートの中に鉄骨柱を埋め込む工法が主でしたが、幾度の大きな地震を経験し今はこの「ベースパック柱脚工法」が普通となりました。 しかしこの三重県には大きな地震は来ないですね。南海トラフ地震が想定され、来るぞ来るぞと言いながら、これほど災害が少ないのはもう伊勢神宮のおかげとでもしか理由がつかない状態です。 三重県に大きな被害を及ぼした…

  • 朝晩急に冷えてきた

    朝晩が急に冷え込みだして、いよいよ高性能住宅の本領発揮ですね。その違いは朝起きた時や外出から帰宅した際に感じることと思います。 部屋間の温度差が大きかったアパートでは、大半の寝室が北側にあり、そこはまるで外と同じだと表現されるお客様も沢山います。 今度も温度差は多少ありますが、それでもせいぜい2~3度ですのでヒートショック的な危険性は大きく軽減されます。 消費者庁も警鐘を鳴らしているとおり、平成29年データでも熱中症による死亡者数は635人。それに対し、入浴中の死亡者数は年間1万9千人いるとも推計されました。 交通事故で亡くなる方が3,500人程ですから、なんとその5.4倍にも上ることがわかり…

  • 明るい家が好き?

    誰もが室内が明るい家が欲しいと言います。 けれども現実に分譲地を歩いてみると、南側の大きな窓はほとんどの家がカーテンを閉めていたり、下手をするとシャッターが閉まっているものを多く見かけますね。 そう、室内が明るいことと、陽が差し込むことは別物です。 北側の窓であっても、外はやはり明るいので問題なく室内は明るくなります。 あまりに陽が燦々と差し込むと、結局はレースカーテンなどで遮らないと過ごしにくいことも多いのです。 かといって陽が当たらない家は冬場寒いので、そういったことを考慮したパッシブデザインが必要となるわけですね。 パッシブデザインとは、エアコンなどの機械に頼らず、できるだけ自然の力を利…

  • 子ども部屋に習う

    本日は朝から「稲穂に習う家」様に訪問しましたが、子ども部屋を除いてビックリです。まだ小学校低学年と思いますが、几帳面さが現れており、とても綺麗に片付いています。私は子どもに全然負けています… 奥に見える畳みコーナーは、ご家族の遊び心で後からリフォーム工事をさせていただいたスペース。上手に使っている様子ですね。 どうしたらこんなに上手に片付けられる子どもに育てられるのでしょう?? 本当に不思議ですが、やはり子どもは「親の言うことは聞かないけど、することは真似する」ということで、片付け上手な奥様の影響を受けたのでしょうか?? 奥様は今、マクラメの制作活動を行っており、とても丁寧に几帳面に作品をつく…

  • なんとまたいきなり30%

    本日は松阪市M様に土地等のご相談。 購入したい土地は見つかったが、その土地に家を置いた場合にどれくらいのスペースになるのか?は、なかなかお客様にはわかりません。 借りることのできる住宅ローン金額も明確に出ており、総額予算も決まっていますので、もしもこの土地をご購入したら、どの程度の家ができるのかを知りたいわけですね。 そこで、この土地にこの予算で建てることのできるベストな住宅を提案してきました。 これにより選択肢がどんどんと絞られてきます。 ・この土地であれば、このサイズ感の住宅 ・もう少し安い土地にすれば、もう少し大きな家にもできる といった判断がつくわけです。 これにより、方向性が定まりま…

  • お家にいるのに何だか疲れる?

    最近は新築をしたお家にいるのに何だか疲れる…といった声を聞くことがあります。 私なりに想像したその理由は、「大型TV」と「白いクロス」ですね。 大型TVは、何だかTV中心の生活となり、しかも実物の人物よりも大きく映る画像や目線の動き幅が大きすぎて疲れるのかも?です。 映画館のように大スクリーンでも距離があれば良いのですが、映画館でも前列の方に座ると疲れるのと同じではないでしょうか? また、自然界には少ない「白」を多く取入れ過ぎた室内は光の反射が眩しいことがあります。 どんなクロスを選んでもそれなりに馴染むのが「白」ということで、基本クロスに白を選ぶことは正解なのですが、一言で白と言っても白に分…

  • やっと新聞を書き終えた

    スタッフが2名も育児休暇ということもあり、過去最大の遅延にてやっとアール新聞を書き終えました。明日には発送されるかと思いますので、お待ち下さいませ。 といっても、もうすぐに11月号を書き始めなくては…。 この新聞も第108号を数えました。今月号で丸9年にですね。 怠け者の私ですが、オーナー様宅にお邪魔するときちんとファイリングして下さっているご家族もあり、その姿を見ることで励まされて続いてきたようなものです。 この新聞を始めたきっかけは協力業者様である四日市の丹頂ガス様が、「丹頂新聞」を毎月送ってくださっており、他社ができるのならば自分もできるといった単純なきっかけです。 新聞を送ることにより…

  • 2日連続の土地契約

    昨日は2日連続の土地契約もありました。 アール津のお客様の大半は1週間もあれば土地は決まるのですが、今回のF様は諸所条件が難しく、少しだけ迷走しました。 でも、結果的には私が当初にご提案した3か所のうちのひとつに決まり、ひと安心です。 当然土地は100点満点ということではなく、様々な欠点も持ち合わせていますが、それも細かくご説明させていただいた上での決断ですので、後悔は無いことと思います。 しかも、その場所はなんと私の自宅のすぐ隣…(笑) 毎日のように眺めている土地で、この場所の便宜性を知る私には超オススメの土地でした。 思い返せば、このF様に初めてお会いした際に、まずはその土地の話をしたよう…

  • 本物の建築家訪問

    昨今は「建築家」という名前があちこちで使われて、その意味さえも無くなったしまいました。 「建築家」というのは、あくまでひとつの呼称であって、一級建築士資格さえも持っていないのに「建築家」と呼ばそうとしている人も沢山いるのが現状です。(必ず所有資格は確かめた方が良いかと思います。) アール津に来訪されるのは、間違いなく一流の建築家。その視点はとても面白く、新しい学びがいっぱいです。ほとんどが大学等で教壇にも立たれています。 本日は、津市N様の建築家訪問。 N様は他社を解約されてのお客様ですので、本当の住宅建築の進め方を知り驚かれている様子です。 建築家は長谷部勉先生。 一緒に現地調査にて、ああで…

  • 姉歯事件影響の再来か??

    10月15日から10月21日の今日まで、「違反建築防止週間」ということで、県内一斉のパトロールが実施されました。 その内容は、 ・建築工事着工後の現場への立ち入り・工事監理者選定の確認、指導・完了検査制度の周知及び完了検査申請未提出建築物に対する督促等 といったごくごく当たり前のことなのですが、ずるい人がいるために法規制は年々厳しくなってしまいます。 今回も ・工事監理者を定めていないもの1件・完了検査の未申請4件(当該違反建築物の工事監理者または建築主に督促しました。) が見つかったとのこと。 とんだ迷惑な話ですね。 思い返せば、2005年の姉歯事件の際には建築確認申請が下りてくるのに数カ月…

  • 2件のプレカット打合せ

    本日は2件のプレカット会議ですが、アール津は何もかもが一般的な建築会社と仕事の進め方が異なります。 一般的にはこのプレカット会議は、メールのやりとりだけで済ませるところがほとんどでしょう。 私たちは、この会議が良い家をつくるための肝となりますので、基礎屋、大工、サッシ屋、屋根屋、設計士、プレカット屋と沢山の職人が集まります。 日常の仕事に差し支えが少ないように、晩に行うところも異常かも知れません。 「プレカット打合せはどんな風に行っていますか?」なんて質問も建築会社には良いかも知れません。 美しい建物をつくり上げている建築会社は、この会議が実に詳細にまで及び突き詰められているのです。 ですので…

  • グレー色の使い方

    四日市市のアイムの家O様邸では、外回り工事も終わりいよいよ足場の解体が近づいて参りました。グレー×ブラックで整えられた何とも美しい外観は、スッキリと気持ちのいいものです。 最近はこのグレー色がトレンドですが、グレーは他の色との協調性が高くどんな色にも馴染みますね。 自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色として、控えめな上品さを醸し出します。 これはもちろん洋服等にも言えることで、私はよく街中にて洋服の色合わせを気にして見ています。 ただ単に色の配色だけでなく、それぞれの色の割合いがとても重要であり、いけてるなと思うファッションにはとても目を奪われてしまいます。 グレーは、和名では鼠色と言われ…

  • 岐阜までお勉強

    本日は、「LIXIL岐阜ショールーム」に併設のLIXIL商品説明センターにて様々なデモンストレーションや研修講義、意見交換会などを行い沢山の勉強をし頭の中はパンパンです(汗 こういった住設メーカー様は、だいたい春と秋に新商品がラインナップされますので、新しい商品についても学んできました。 特に勉強をしたかったのが、最近話題の「ノンレールサッシ」 簡単に言えばサッシの溝を無くした商品ですね。 アール津オーナー様は猫や犬などのペットを愛されている方が沢山みえるため、この溝に溜まる毛を削減できたら嬉しいなという心づもりです。 サッシの溝は、水返しの機能を持たせるために段差があり、それが掃除の手間を倍…

  • ちょっと変わった仕事

    本日は、いつもとはちょっと変わった仕事もしてきました。 県外の遠方に住まわれているお客様が、三重県のマンションに住まわれていたお母さんを亡くしてしまい、リフォームの御依頼です。 設備も古いので綺麗にリフォームし売却をされるということでしたが、様々な手段を考えましたが、どうもほぼそのままで売却された方が良さそうと判断し、そのようにご提案をさせていただきました。 遠方に住まわれいて、仕事も多忙で簡単に三重に来ることもできず、マンションを売却するといってもそうは簡単にいきません。 遺品整理やら相続やら、諸手続きやら、仏壇のことやら、やらなければいけないことは山積みで途方に暮れていたそうです。 あちこ…

  • 扉の吊り元の考え方

    開き戸の「吊り元」とは、開き扉の丁番がついている側を指します。 扉を手前に引いて開く側から見て、丁番の位置が右側の場合は右吊り元、左側の場合は左吊り元と呼ぶのです。 この吊り元、どちら側にすれば良いのか?設計段階でよく考えるわけですが、基本的な考え方は次のとおりです。 扉を開いた際に壁があると、その床にドアストッパーを付け壁に沿って止まるようにしておけば、見た目は美しくなります。 壁が無いと、ドアは90度以上開き、何とも収まりが美しくありません。 また例えば玄関ドアを開ける際に右吊り元であれば、左に荷物を抱えて右手で引いて開ける感覚になります。 そこで室内に上がりリビング扉があった場合、リビン…

  • 気合いの土日

    アッという間に土日を迎え、気合いを入れて乗り切らないといけません。間もなく建築家が訪れる津市N様も驚いていましたが、アール津は年中無休の営業時間は朝9時~23時。普通では無いのかも知れませんが、これくらいやらないと良い家なんてつくれないのです。 建築は簡単なものではなく、大学の学部を見ても構造力学といった分野を学ぶことから理系の学問と思われがちですが、美しさや芸術的側面も欠かせない要素になるため、「芸術系の大学」にも建築科が設けられています。最近では、理系・文系に分類できない総合力が求められる学問という観点から、独立した建築学部として設ける大学もあるほどです。 もしも、もう一度人生があるならば…

  • 今日も掛け率が高いあそこへ

    商品には「掛け率」というものがあり、商品を仕入れる側からは「仕入原価率(しいれげんかりつ)」と言います。 一応、商品カタログには定価とか、標準小売価格というものが載っており、そこから「掛け率」にて計算されたものが仕入原価ですね。 すると100万円のキッチンが掛け率35%ならば、35万円となります。 お客様には定価では出せない時代ですので、私たち建築会社も経営や施工、保証等していかなければいけないので利益は必要ですが、それでも2割、3割と定価から値引きすることになります。 この掛け率がとても高いのが言わずと知れたメーカーですね。 お風呂などの品質は圧倒的に良いので製造原価が高いことは明らかです。…

  • 時代は「健康デザイン」へ向かう

    F-CONのホームページがリニューアルをされましたので、ぜひご覧ください。 私たちがつくりたいのが「人生が豊かに変わる家」ということで、豊かな人生には「健康」というキーワードを外すことができません。 どれだけ豪邸を建てても、最高に満足する家ができたとしても、家族の誰かが病気をしてしまったら…。そんなものはどうでもよくなってしまいます。 今の住宅って、体に良くないものが多すぎます。 私たちはできるだけ体に悪い資材を使わないように考えてはいますが、それでもコスト面を考慮すると限界があり、「できるだけ」といった表現になってしまいます。 その中でも、やはり人間には空気が大切であり、1分間息を止めるだけ…

  • 地盤改良工事が始まった

    良き日に恵まれ尾鷲市での重量鉄骨&木造のハイブリッド4階建て工事が着工。まずは、「地盤改良工事」ということで丁寧な施工が行われています。 一般的な住宅では、まず「地盤調査」を行い、この「地盤改良工事」が必要か否かが判定されます。 簡単にご説明すると、計画された建物の4隅とその中心点の5点ほどを「スウェーデン式サウンディング試験」等で調査するわけです。 鉄のロッドの先端につけた抵抗体を土中に挿入していき、貫入・回転・引抜きなどの荷重をかけて、地盤の固さや締まり具合の性状を調べます。 スウェーデンの名前がついているのは、スウェーデン国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用し、1954年…

  • 6件中3件も??

    今月は6件ほどご契約をいただいていますが、そのうち3件もが他社契約済のお客様。いくらか無駄にされた方もみえますし、全額返ってきたお客様もみえますが、お金もそうですが何せ時間がもったいないですよね? 3~6か月も打合せしてきたのに、もう一度仕切り直しということで残念なことだと思います。 その一番の原因は、やはり「妥協」だったようです。 打合せをするうちに「妥協」「妥協」の繰り返しで、家づくりが楽しくなくなってしまった…。 気に入ったものに毎月10万円は払えても、気に入らないものには毎月1,000円も払いたくないのは人間の心理でしょう。 しかもその家に生涯住まなくてはいけないと考えると重いことです…

  • リビングにおける錯覚とは?

    新築のプランニングの際に臨まれることは、大きく二つに分かれることが多いです。 1.広いリビング 2.生活しやすい空間 ですね。 ランドリーやらクロゼットやら収納等を大きく取れば、その分当然リビングは小さくなるわけで相反する課題のひとつとなります。 設計者から見れば、これは実は大きな問題ではなくて「広いリビング」といった漠然とした空間認識を理解してもらうことから始まります。 リビング=ソファを置いてTVを囲む空間 といったイメージが強いかと思いますが、アール津のオーナー様でソファを置かれている方は実は半数もいません。 ソファはどうしても誰かが寝転んで一人占めになることが多く、とても場所を取る家具…

  • 買付証明書が提出できた

    連休ということもあり、今日も午前から午後、夜と沢山のご予約のお客様との打合せのフル回転です。(メールの返信が遅れているお客様、ごめんなさい) 午後のF様との打合せでは、土地の方もご決断いただき無事に「買付証明書」を提出できホッとしました。 何せ良い土地は沢山の方々が狙っており、特にこういった土日に申込みが入るのが普通なのです。 気に入った土地が決まると、まず最初に行うことはこの「買付証明書」を提出することから始まります。つまり、「この土地を○○○万円で購入したい」という意思を表示することとなります。 この「買付証明書」が早く提出された順番が、交渉順となりますので先約がいたらアウトですね…。 毎…

  • 祭り一色の土日を迎えた

    3年ぶりの津祭り、そして鈴鹿ではF1と賑やかな週末を迎えていますが、アール津はお客様との打合せでパンパン。太鼓の音を聞きながら、楽しい家づくりに臨んでいます。 22日に建築家長谷部勉先生を迎えるN様邸では、約4時間に及ぶ社内ヒアリング。沢山の事柄をお聞かせいただきました。 N様は、他の工務店との契約を破棄されたお客様ですが、建築の進め方が前回とはあまりにも異なるので、驚いておられました。 今回の焦点となったのは、やはりリビングの位置と大きさ。 住宅は東南の角あたりが、刺身で言われるトロの部分となりますが、こちらにリビングを置くか、ダイニングを置くか? このあたりで設計は随分と違ってきます。 ま…

  • 「溢れこぼれる家」地鎮祭

    本日は、寒くて雨にもやられましたが、「溢れこぼれる家」様の地鎮祭。 建築中は、この地鎮祭、上棟、引渡しとどこかで雨にはやられるもので、一番時間の短い地鎮祭に降ったからこれで良しとしましょう。 難しい建築地で、ここまでたどり着くのに一苦労でしたが何とかここまで来れて本当に良かったです。 建築は思い立ってもすぐには建てられない場合も多々ありますので、何せお早めにお早めにご相談されるのが得策です。 今回も元々が他の建築会社様で話を進められていたので、何も問題が無いことと過信してしまっていました。ひとつ間違えば、もう建てられないというところまでいき、施主様もあきらめかけたこともあったとか…。 めげずに…

  • 屋内坪庭もまたいい

    古い立派な家では玄関の脇やら、階段の下にちょっとした坪庭が飾られていましたが、この「間がある家」様でも和室内の吊り押入れの下にそのコーナーをつくりました。 訪問すると施主様の趣味嗜好にて、間接照明を上手く活かした素敵な坪庭がありました。 白い綺麗な小粒の砂利を敷き詰めて、そこには何やら不思議な模様で鏡面状に輝く石…。沢山勉強しているはずなのに、また知らない石に出逢いました。 オーナー様に聞くと、この石は【黒曜石(こくようせき)】 火山岩の一種で、マグマにより生み出された天然ガラスであり、黒く輝く様子から「黒耀石」と名付けられたのですね。 加工が容易で切れ味鋭い黒曜石は、狩猟用の槍として縄文時代…

  • なぜ天井が高くなったのか?

    温故知新という言葉あるように、私たちも建築における昔の事をたずね求めて、そこから新しい知識・見解を導くことが必要です。 昨今の家の天井高は一般的には2,400㎜であり、建築の部材もそのように作られています。 実は、建築基準法では、「居室の天井の高さは210cm以上」と定められているのです。 この寸法は建築基準法が制定される前の『市街地建築基準法』と言う古い法律で、7尺(2,100mm)としているところからきていると思います。 意外なところでは、建築家の伊礼智氏や住宅設計の大御所である吉村順三氏が設計する住宅では、天井高が2.100mmや2,200mmが主ですね。 これは、美しく見える空間は、黄…

  • 法規に殺される…

    住宅建築には様々な法規があり、開発許可を先に得た分譲地などでは比較的簡単に建築ができますが、地域によってはとても困難します。 特に鈴鹿市では、ある建築会社様とお客様のトラブルにより、職員がとても過敏になっていて慎重に慎重を重ねている様子です。 伊賀市においても、都市計画法による市街化調整区域ではなくとも同様の厳しい制限がかけられています。 これらは役所を批判しているわけではなく、それだけ法を守らない違法建築が乱発した結果じゃないのかな?と思います。 完了検査を受けていない建物であったり、そもそも建築確認申請を出していなかったりと、役所も頭が痛い問題が沢山あるわけですね。 皆が守らないから法をつ…

  • 名張市へ定期点検訪問

    本日は早朝から名張市の「長閑に暮らす家」様へ5年半の定期点検。メンテナンススタッフが動けず、たまたま私が走れましたので訪問してきました。 アール津では、お引渡しから約半年後、1年半、2年半・・・5年半まで無償保証をしておりますので、定期点検に伺います。 お客様自身ではわからない箇所の痛み等が無いのか?をチェックし、不具合があれば是正するといった仕組みです。 是正補修の場合は、職人の手配や部材の手配等があり、なかなか即対処というわけにもいかず、ご迷惑をおかけすることも多々ありますが、非常時にはもちろん即駆けつけられるように部隊を整えています。 今回の訪問で定期点検は最後になりますが、いつもとても…

  • 今日は2棟無事に決まりました

    本日は朝から鈴鹿市のK様、そして午後は津市のT様と2件の建築が一気に決まりました。 K様は、「捉われない家」のオーナー。この度お庭にコンテナハウスを建築することが決まったわけです。 今日は、様々な家族の問題やこれからのことを沢山お話し、今回の結論に至りました。 多気町の「耳を澄ます家」様の完成観賞会、突然当日にお電話をいただき鈴鹿市から来訪されました。 滞在わずか30分で、「よし建てようか!」と御主人が決断され、今までどれだけ動いても決まらなかった、とてもとても慎重な御主人に奥様が「本当にいいの?」と涙した姿を鮮明に思いだします。 そこから始まった私たちのご縁ですが、ことある節目節目にいろんな…

  • やはり教えることは学ぶこと

    福井県のある建築会社様にコンサルタントの仕事で訪問してきました。 いつも思うことは、「教えることは学ぶこと」。人にものを教えるには、当然、それ以上に自分自身が勉強しなければいけないわけです。 今回も私自信の方が多くのことを学ぶ機会を得て、感謝!感謝!です。 今回のお話の焦点は、福井の地でどうしたらお客様が満足をする家をつくることができるのか? 各メーカーの各資材のことなど、多くのことを説明させていただきました。 例えば、住宅で最も痛む箇所はどこか?ではその対策としてどのように対処すれば良いのか? こんな簡単なことですが、知っていてスムーズに回答ができる建築会社は少数かと思いますし、その対策を施…

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