フィリピンに来る前に、多分アクションカムが役立つだろうと予想した。幸いなことに旅立ち直前に中国深圳からおくられてきたInsta360Acepro2を持ってきたのは正解だった。それほどに中国製アクションカムは進化し、日本製アクションカムは姿すらない。旅に出ると、時間的、物理的、そして私の心の余裕的に日本製高画質機材が不適切の場面が多々あった。私は撮影者ではなく親族の一人として催事に参加しているのであり、そんななかで撮影チャンスは突然やってくる。そこでヤッケの胸ポケットにいつも納まり、記念写真を必ず撮影するフィリピンで、幅1.8mのテラスの壁側に20人の親族達が横に並ぶ記念撮影では、魚眼レンズのアクションカムの画角が必須。つまり場所や相手を選んではいられないし、一々セッティングなど不可能。そんなとっさの即応性...エッセイ817.フィリピンで活躍している映像機材