明菜ねえちゃんのところも、ようやく冬の嵐が過ぎ去った。昨日のセックスの余韻を流すべくシャワーをあびていた。明菜「やっと晴天になった」。彼氏「おおっ、氷河期を乗り切った気分だ」。明菜「映画デイアフタートゥモローみたいだな。うーーん、家の中が臭いだらけだ。窓を全部開けよう!!」。そうやって家の窓を全部開け放すと、冷たい風が入り込んできて、それまでの空気を外へおしさってゆく。突然ドッ、ドッ、ド゛ッと屋根の雪が落ちる。明菜「きゃーーっ、怖い」。彼氏「雪を下ろす手間がへったよ。でもまだ残っているだろうな。よし今日は屋根に登るぞ!!」。明菜「ひぇーっ、たくましい!!」。彼氏「二人で登るんだよ。一人だとこけてもわからないじゃん」。明菜「しゃうがねぇー、やるか・・・」。そういって防寒着に着替えて二階から屋根に出る。彼氏「...ドローイング984..小説:小樽の翠889.デイアフター・トゥモロー