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2019/01/15

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  • ドローイング988.小説:小樽の翠893.ヘイ!、童貞君!!

    生協で小春に会った。もう高校も春休みだからユウ君と一緒に過ごす時間が長いのだろう。小春「叔父さん・・・・」「その声は小春だ」。小春「私の友達のひとりに詩さんて女の子がいるの。でっ私に何でも話してくれるんだ」。「どんな話なの?」小春「詩さんて、美希姉ちゃんみたいなヤリマンなの」。「まあ高校生なら大人だからあり得る話だよな」。小春「同級生の童貞の男の子を相手にするのが趣味なんだ」。「また、童貞開眼ですか・・・」。小春「同級生の男の子達と30人はやったんだって」。「そりゃ、童貞君卒業に大いに貢献しちゃったわけだ」。小春「詩さんが、授業中に童貞君達の股間を観察しているんだって。そしたら勃起して寝ている子もいるわけ。それで狙いを定めるんだって」。「なんかいやらしい観察だなぁー」。小春「男と女がつきあうきっかけは、い...ドローイング988.小説:小樽の翠893.ヘイ!、童貞君!!

  • ドローイング987.小説:小樽の翠892.役得

    小樽も今年は大量の雪が降った。まだ融けきれない雪が黒くなって街の角に残っている3月である。夜勤の翠は深夜のお茶タイム。晃子さんと外科の澪さんがやってきた。晃子「ようやく屋根から落ちたという急患がなくなった。春だねえー」。翠「澪さん、なんか最近嬉しそうな顔してんじゃん」。晃子「話せよな、そのスマイルの秘密を!」。澪「だって、私婚約したんですぅーー」。晃子「はぁッ!!・・・、だって澪が看護学校でてうちに来てから1年も経ってないじゃん。誰よ、それって?」。澪「普通の30歳のリーマン!」。翠「きっかけが、あるじゃん!」。澪「きっかけといったら、うちの外科にスキーの怪我で入院していたぐらいかな」。晃子「あっ!、やっぱそのパターンかよ。つまり清拭の彼氏かよ!。バッチリサービスしたんだぁー」。澪「だって最初は重傷だった...ドローイング987.小説:小樽の翠892.役得

  • エッセイ857.映像からの切り出し画像

    このブログはドローイングと映像とエッセイの3部構成で予約投稿にしている。制作に時間のかかる映像がいつも最後になり、それでも映像素材がないと回数削減。削減した分を制作の簡単なエッセイで埋めるといった案配だ。だから概ね月の前半はドローイング、中判は映像、下旬はエッセイとする順番は変わらない。ただしそれぞれの回数は前後する。最近映像から静止画を切り出したら、iPhonで撮影しなくなった。あたりまえだが、映像から切り出した画像もカットやレンズを選べばを選べば大変綺麗だ。いつも4Kで撮影しているから、切り出した静止画1枚は830万画素になる。そして私には、これで十分じゃんとなる。今の撮影機材は概して高画素すぎるのだよ。外のラボで大判出力しようものならば、我が家は小さな京都の町屋なのでプリントが邪魔になる。これはすで...エッセイ857.映像からの切り出し画像

  • エッセイ856.ちまき

    日本は端午の節句が近いからちまきが登場する。フィリピンにもちまき風の食べ物がある。フィリピンのちまきは「スマン(Suman)」と呼ばれ、ココナッツミルクで炊いた餅米をバナナの葉で包んで蒸して作る。もちもちとしてほんのり甘い味がするし、教会のミサがある日曜日は屋台で売られている。甘く味付けた餅米は日本の饅頭風でもあり糖分補給によい。暑い気候だから糖分補給は必要。1つ25pesoだから60円ぐらいだ。さてそのスマンだが、先日買っておいたのに消えている。どこかのお土産になったみたいだ。今朝、在留資格承認がおりプラスチックのカードを作成していると連絡があった。入国管理局も随分と混んでいるらしい。何故と考えても渡航者が増えたとしかおもわれない。行きたいときに二つの国を自由に往来できるというコンセプトも、予想外に時間...エッセイ856.ちまき

  • エッセイ855.俺のホンダマシーンだ!

    今日のトップ画像も映像からの切り出しだ。静止画機材と変わらない画質だから映像機材でいいじゃん!、となる。アバウトで動画撮影しておいて、後からよさげなカットを切り出せばよいから画像をチョイスする幅が広がる。静止画機材のように井戸の底を除くような小さなファインダーで構図を考えてなんてやってられない気分だ。今はファィンダーなんて使わない。映像編集するためには数多くのクリップを使う。だから沢山撮る。それも自分の関心があろうとなかろうと、なのである。さらに突然機材の前を車や人が横切ったりするクリップも結構つかえる。だから撮影しているからといって眼前を歩こうとする人が脇で待っていてくれたりする親切行為は、実は不要である。そんなとき私は苦虫をかんで、Thank'sと一応言うが・・・。以前日本で歩きながら撮影していたら若...エッセイ855.俺のホンダマシーンだ!

  • エッセイ854.ブラカンの気温24°〜30°

    人間を中心に撮り続ける映像もあるか。市場にゆけば、いろんな表情が撮れそうだ。帰りにフルーツを買って帰るが・・・。そうでなくとも嫁の家にやってくる名前を覚えきれない数の子供達がいる。女の子なんか可愛いからバンバン撮っちゃおう。日本のように怪しい視線をなげかける大人は皆無。むしろ私の自慢の子供よといわんばかりだ。そうして私は誕生日に呼ばれると食べ物もそこそこにビデオ撮影をしている。どんな子供であっても両親にとっては自慢の子供達だ。FX30にSonnarT*FE55mmF1.8ZAをつけると調度82.5mmとなり人物用ポートレイトレンズになる。フィリピンでは飽きるほど持ち出していてこちらは辟易しているが、現実ではこのレンズが役立つ。毎日少し撮影してはといった具合に撮りだめをする。2〜3分程度の映像だと、やはり1...エッセイ854.ブラカンの気温24°〜30°

  • エッセイ853.機材の更新

    トップ画像はFX30の映像からの書き出し画像。元画像は3,800万画素ありgooブログの1024万画素にダウンサイジングした。静止画でも抜けがよく綺麗じゃん。そうなると手元のα6600ボディを、暗所撮影に強いフルサイズFX3に更新するとジンバルに載せられるメインシステムがつくれそうだ。真っ先にFX3用に:FE20-70mmF4G(超解像ズームなら105mm、デジタルズームで280mmまで届く)を調達するとこれ1本で間に合う。だが手元にあるFX30:EPZ18-105mmF4GOSSとかぶる。するとFE14mmF1.8GM(460g)か、或いはユーチューバーの人気が高いFE20mmF1.8G、さらにはE24mmF1.4GM(445g)と候補は多い。24mmはSONYのGMレンズとしては軽く高画質、明るくボケ...エッセイ853.機材の更新

  • エッセイ852.ブラカンには公共交通機関はない

    フィリピン・ブラカンにいると地域の公共交通機関は皆無。国内移動はバスか飛行機だけである。フィリピンには約7,641の島がある。フィリピンの島々は、ルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島など主要な島々を含んでおり、その多くは美しいビーチや自然景観で知られています。だから出かけるならば飛行機しかない。因みに国内に1本だけある鉄道は過去の火山噴火で分断され、機能していない。もっかマニラとブラカンの間に新交通システムを建設中だ。アジアの国々は大体がこのバス移動である。フィリピンにおいてもバスが主要都市間を結んでいる。私もバギオからマニラまで10時間バスに乗った。二度とのりたくないバス旅である。タクシーは車そのものをみかけない。ジプニーと呼ばれる私設ミニバスは、比較的大きな地域の街の間を結んでいる。これも安いが時間は不...エッセイ852.ブラカンには公共交通機関はない

  • エッセイ851.風土が私の意欲をコントールしている

    今日は2月22日。時間を持て余しているのでブログの執筆で時間をつぶす。帰国まで38日。ただしビザが下りればだが。当初は日本とフィリピンの往来ぐらい自由に行き来したいと思って申請したA-13といういわゆる退職者ビザだ。50歳以上でフィリピン政府が定める収入があればよい。例えコロナ禍の渡航制限期間であっても往来できるだろう。期待するほどのビザではないが、その程度にしては待ち時間が長すぎる。日本のパスポートは、世界で最も強力で、2024年1月時点で、ビザなしで渡航可能な国・地域は194に達している。シンガポールに次ぐ世界第2位の評価を受けている。同様に日本の国際運転免許証も、国連が定めた1968年の「ジュネーブ条約」に署名した国々、150ヶ国以上で使用できる。一部の国では、これに現地の運転免許証が必要な場合があ...エッセイ851.風土が私の意欲をコントールしている

  • エッセイ850.HUEGUHのバックパック

    2月21日もフィリピン。帰国は40日も先だ。時間つぶしに映像機器に新たにFX3ボディを加えるとどんなシステムにするなるかを考えていた。FX3:FE20-70mmF4G(新規調達を想定)、FX30:EPZ10-20mmF4GZeissSonner55mm/F1.8はどちらのボディでも使える。つまり新たにレンズ1本調達すれば、あとは手持ちレンズですみ、私の新しいシステムができる。20-70mmF4G(調達)はAPSホディでは30mm-105mmとなり、全画素超解像ズームで155mmまで焦点距離が延長できる。Fフルサイズ用レンズはスーパー35mmモードがついたFX30のレンズとしても使える。そしてボディ・レンズにハンドグリップをつけたまま入れられるというのも大きなメリットだ。・・・つまり私の映像撮影では、広角か...エッセイ850.HUEGUHのバックパック

  • エッセイ849.勝手に考えるなよ!

    今日は2月21日、まだ在留許可のビザ申請が混んでいるのでフィリピン滞在を余儀なくされている。そうなると日本の予約などはすべてキャンセル。しかもこちらは電話番号が変わるSIMカードは使わない。使えるのはWi-Fiで届くメールやメッセンジャーだけである。実際これで不自由はない。航空券はインターネットなので変更が容易だ。変更後の書類もメールが届く。これは世界標準でありがたい。最近気がついたのだが航空券は必要に応じて片道だけ買う方が結果として安い。早い時期に往復買えば安いというのはトリックであり旅の日程などは変更が常だ。それでもし帰国便が買えなかったら、日本に帰らないだけさ。だが銀行、クリニックの予約などは電話だけであり、Wi-Fi経由は使えない。これが実に不便だ。その前提となる日本人は頻繁に海外を歩き回っている...エッセイ849.勝手に考えるなよ!

  • エッセイ848.文科系ガバナンスの日本

    関心があった記述を見つけた。2019年10月31日深夜、沖縄県首里城が焼失した。現在原因不明とする考え方が公式見解である。だが火災発生までのメカニズムは8割り方あきらかにされており、現在首里城管理責任をめぐって住民訴訟が起こされている。このブログでも火災原因について特定しており、私のブログ「ZEISSの空気57.首里城炎上、バックドラフト現象が起きたのではないか?、2019年11月06日」で述べた。さらに私の見方を裏付けるように次の論文もある。鍵谷司:首里城炎上⑧延焼拡大を促した無炎燃焼に注目、-発火元の分電盤室で頻発したフラッシュ光とは!-、環境施設no166、p48-53。ここまで科学として裏付けられると原因は明確であり、発火場所に置かれていたLEDスタンド照明の電源はOFFにされていたが、後付けコン...エッセイ848.文科系ガバナンスの日本

  • エッセイ847.フィリピンの家

    トップ画像はブラカンの郷土料理屋の設えである。伝統的なバハイボ様式を踏襲している。実際この様式はエアコンもいらず風が吹き抜けて涼しい。大きな屋根があれば雨はしのげる。だが台風の時はどうするんだろうか。フィリピンで一番多い住宅はコンクリートラーメン構造か壁構造である。台風にも強い。しかし空気の通りは極めて悪いからエアコンに依存する。そんな日本と同じ住宅も今一だな。過去にこのブログにも揚げたがRC壁構造の住宅を設計した。フィリピンの大工からも美しいと絶賛されたが、この案は放棄した。やはり風通しのよい家にしたい。そこで目下鉄骨造で外壁開口部は全てガラスで開閉できる構造とし設計をラフの設計をおこなった。風通しがよい家にしたいというのは当初からの設計意図だ。それに日陰に風通しのよいテラスを設けたい。実はテラスこそ風...エッセイ847.フィリピンの家

  • エッセイ846.スマホの2つの電波

    スマホは、広域では二つの電波を受けている。一つはスマホ専用のモバイル通信であり、こちらが移動しながらでも電波は届く。ただし電波の到達範囲は狭い。電話やスマホNOのメール、銀行の本人確認はモバイル通信を使う。ただし有料であり、海外で使う場合はSIMカードを入れ替える必要がある。電話番号はSIMカードと紐付けられているので、例えば銀行のように届けた電話番号で本人確認をすることはできないから銀行サイトで番号変更手続きが必要になる。この手続きは複雑だったと記憶している。つまり海外にいるときはやりたくない操作である。これで私も随分と手間取った。もう一つはWi-Fiである。インターネットが使える上にLINEやメッセンジャーのテレビ電話が使える。世界規格でありWi-Fiルータがあればどこでも通じる汎用性が高い。もちろん...エッセイ846.スマホの2つの電波

  • エッセイ845.怠惰な気分

    このブログを執筆している2月16日は、まだフィリピンにいる。そろそろ在留ビザがおりる頃だが、まだ通知がこない。フィリピンに持ち込んだ仕事も終わったし、することがないので日本へ帰ろうと思うが、帰るだけでも何かと労力を伴う。つまり帰るのが面倒だ。帰る意欲がわいた頃帰ろうか。意欲なければそのままいるか・・・。そう思ったのも、最近住まいがある京都の風景をみると違和感を感じるのだ。なんだろうこの違和感は?。多分京都はまだ冬の中にいるからだろう。こちらは万年夏だから、全く実感がない。いっそ完璧な冬逃れをしたいと目論む。桜が咲いた頃帰国すればよいのでは。帰るといろんな事務処理すべき手続きがある。日本だと様々なしがらみがある。週3回ジムへ通いダイエットに努めるとか、耳鼻科の無呼吸症候群も治っているとはいえ、シーパップの回...エッセイ845.怠惰な気分

  • エッセイ844.数字の変化

    工学系という職業柄数値の変化をみるのが面白い。直近ではこのブログのアクセス数だ。過去の日付ランキングでは、2月11日1,621位、2月13日10,207位、つまり1桁違って変異するというのは科学技術の世界では一寸興味をひく。通例私のブログ執筆経験からすると3,000〜8,000の間で推移することが一般的だからであり、この一般値のレンジ幅からとどちらもかけ離れている。そんな現象が3日以内に発生したことに眼が止まった。これは輻輳という年始めのgooのトラブルの置き土産だと理解した。一時的に理由もなくアクセス数が集中するために起きる現象だ。翌日の夕方には、ピタリと止まったら修正がはいったのだろう。もちろんそれだけの数のユーザーが私のブログを閲覧したわけではない。システムのトラブルだ。アクセスランキングと内容との...エッセイ844.数字の変化

  • エッセイ843.旅のリアリティ、追記gooブログの廃止にともなって

    フィリピンで時間潰しにYouTubeを見る。大半は見出しだけで十分という動画が圧倒的に多い。例えば、皇室が泊まったネパールのホテルなんか紹介されても、わっ素敵とか、室内や備品を映されてもなぁー。ホテル動画じゃないのだから私には退屈な限り。ネパールの空気が皆無じゃん。大体お姉ちゃんユーチューバーの動画がこの手の企画力なし動画が多い。さらに企画力なしは鉄道系動画。例えばプロダクトデザインや工学の知識から構造的な力や美でも語れば面白いと思われるが、実際には内容が乗り鉄体験記が多くワンパターン。言い換えれば鉄道会社のPRばかり。えっ、これで稼いでいる富豪もいるの?。いずれ飽きられる事必須で、こちらは見る意欲もわかない。鉄ちゃんネタって素材が限られているからおなじ動画が多く、それだけに撮影者の個性や感性を表現する余...エッセイ843.旅のリアリティ、追記gooブログの廃止にともなって

  • エッセイ842.フルサイズかぁー?

    今の私の機材システムの欠点はフルサイズボディではない事。ワンオペならば撮影するときに3台は同時に使う可能性が高く、予備ホディとしてフルサイズも欲しい。それに手元のα6600をフルサイズに置き換えたい。選択肢はミラーレス一眼レフのαの7S3かFX3か7C2か、あるいは7Ⅳとか7Ⅲとか、カムコーダのVlogカムZV-E1と選択肢がすこぶる多い。α7S3は、ユーチューバーにすこぶる信頼が高い。発売時期は2020年7月だった。この頃世界的にコロナ過であり、同時に半導体が不足していた。そんな状況下で生産された機種だから価格が下げられないとする構造的宿命を持っているのだろう。私は手を出しませんが・・・。というのも5年前のチップだし、後継機種が出ない可能性が高く、このモデルで廃盤と考えた方がよさそうだ。だからファームウ...エッセイ842.フルサイズかぁー?

  • エッセイ841.危うく機材沼にはまるところであった

    フィリピンに長逗留していると静止画でも撮ろうという気分になる。なぜならモノクロ静止画向けの被写体が多々あるからだ。Fx30はファインダーがないので、フィリピンの強い光ではモニターがよく見えない。モニターを覆う遮光フードが必要だった。ファィンダーが必ずある昔の写真機のことを暗箱とは、よく言った。今も暗箱カメラである。だからちょっとInsta360に依存しすぎた。ファインダーがついているα6600を持ってくればよかった。フィリピンだろ!。そんなに撮影機会があるかなあ!?・・・と当初は考えた。飛行機の手荷物を減らしたいというので、はずしたのだが。手元にフルサイズ規格のツァイス50mm/F1.8があるので、SONYα7s2の中古をサイトで物色したりして・・・。だがフィリピン価格は日本より少し高い。この機種は使用頻...エッセイ841.危うく機材沼にはまるところであった

  • Fieldwork 992. LIGHT-WOVEN OF BULAKAN, March 2025.

    フィリピン・ブラカンは、3月になると夏の気温に近づいてゆく。昼間は暑いから、朝と夕方に人々は外に出る。高原にいるような心地よい乾期が終わった。この先多分10月頃まで雨期が続く。雨期といっても昼間は熱帯地方の夏の気候で暑く、朝から晴天が続き、そして夕方などに激しいスコールがくる。そんな気候は少しうんざりする。今はそんな雨期の始まりにいるのだろう。だから撮影も朝と夕方しか出られない。だが斜めから入ってくる光を編むような街の風景だ。フィリピンでは、バスケットボールが大変盛んである。街の至る所にゴールポストが建てられている。夕方の涼しい時間に若者達がバスケのシュートをしている。最も有名なのは「PBA(フィリピン・バスケットボール・アソシエーション)」。PBAは、フィリピンの最高峰のバスケットボールリーグで、196...Fieldwork992.LIGHT-WOVENOFBULAKAN,March2025.

  • Fieldwork991.MEMORIES OF BULAKAN,PHILIPPINES

    フィリビン・ブラカンに滞在して二ヶ月以上経過した。それは、ビザの申請のためである。そんな待ち時間に映像を制作した。今回はSONYZeissの標準レンズ1本だけ使用した。このレンズは発売されてから随分と年月がたつが、ユーチューバー達から高評価のレンズである。FX30では82.5mmになる。この焦点距離が街のスナップに使いやすい事は静止画時代から経験済みだ。だから今回の動画は、あえてこのレンズ1本だけにこだわって撮影し編集した。実際に使ってみれば確かにその通りであり、大変美しい描写であり過不足のないレンズだ。そんな2月のブラカンの街のいつものタウンスケープをドキュメントした。Fieldwork991.MEMORIESOFBULAKAN,PHILIPPINES機器:SONYFX30、SonnarT*FE55mm...Fieldwork991.MEMORIESOFBULAKAN,PHILIPPINES

  • ドローイング986.小説:小樽の翠891.幕間、私のブログ、ドローインクシリーズについて

    前回に引き続き今回もフィリピン滞在中に執筆した。前回はAI画像を多様した。しかし、どうしてもアメリカンテイストだった。しょうがないから内容と意味が合えばよいかと黙殺した。やはり手書き画像の方が感情移入ができるし、私のドローイングシリーズのテイストだろうか・・・。今回はイラレで製作した。この程度ならMacさえあればイラストができる。さてトップ画像は、ドローイング300.小説:小樽の翆223芋煮会(2020年11月3日)にアップしたときに描いた。これがドローイングシリーズで目指している家族のイメージである。私のブログはドローイング、映像、エッセイで構成している。上旬がドローイングシリーズで、いつも書いている事だがマーケティングのペルソナ法を用い、現代日本人のライフスタイルシミュレーションをしている。そのポイン...ドローイング986.小説:小樽の翠891.幕間、私のブログ、ドローインクシリーズについて

  • ドローイング985..小説:小樽の翠890.冬が終わったというので・・・・

    美希ねえちゅんと直人君の札幌のアパートも、寒波がおそった。だから夕べは、直人君と組んずほぐれつの夜だった。さっすがに毎晩というのは若くても疲れるようだ。美希ねえちゃん「やっと晴れた」。直人「これで明日からは授業がはじまる」。美希ねえちゃん「仕事も休みだったし、随分籠もっていた感覚だよ」。直人「だって地下鉄は途中までしか動かないし、バスは運休だったもん。それで大学も休校が続いたさ」。美希「籠もっていたからセックスやり放題と最初は喜んだが、三日も続くとやっぱ飽きるよなぁー。私股間が痛いよ・・・」。直人「僕もう、萎んでたちません」。美希「(*^▽^*)、じゃあワインで乾杯しよう。冬が終わったというので・・・」直人「うん、家ごもりの酒が少しあったな」。美希「冬の終わりにワインで乾杯」。赤いグラスが太陽の光でキラリ...ドローイング985..小説:小樽の翠890.冬が終わったというので・・・・

  • ドローイング984..小説:小樽の翠889.デイアフター・トゥモロー

    明菜ねえちゃんのところも、ようやく冬の嵐が過ぎ去った。昨日のセックスの余韻を流すべくシャワーをあびていた。明菜「やっと晴天になった」。彼氏「おおっ、氷河期を乗り切った気分だ」。明菜「映画デイアフタートゥモローみたいだな。うーーん、家の中が臭いだらけだ。窓を全部開けよう!!」。そうやって家の窓を全部開け放すと、冷たい風が入り込んできて、それまでの空気を外へおしさってゆく。突然ドッ、ドッ、ド゛ッと屋根の雪が落ちる。明菜「きゃーーっ、怖い」。彼氏「雪を下ろす手間がへったよ。でもまだ残っているだろうな。よし今日は屋根に登るぞ!!」。明菜「ひぇーっ、たくましい!!」。彼氏「二人で登るんだよ。一人だとこけてもわからないじゃん」。明菜「しゃうがねぇー、やるか・・・」。そういって防寒着に着替えて二階から屋根に出る。彼氏「...ドローイング984..小説:小樽の翠889.デイアフター・トゥモロー

  • ドローイング983..小説:小樽の翠888.嵐が去ったあとのすがすがしさ

    今日は、待望の晴れ間がのぞいた。何日ぶりだろうか・・・。日勤で病院へ出かけていた翠からメールがくる。翠「あちきー・・・晴れたよん。今日は夕方ジムにいってそれから、文さんのところで夕飯にしようよ」。天気が回復すると人間も突然元気になるようだ。そりゃ雪が美しいといっても、今年は限度を超えて雪が降り続いた。アチキも家の前の雪かきをして、一息ついたころだ。少し腰が痛いのは運動不足だったか。そんなわけで、夕方ジムで翠と待ち合わせてエアロビクスで体を慣らす。シャワーをあびる頃には、いつもの体調に戻ったみたいだ。さて久しぶりの外食にしよう。なにもかも久しぶりというのが新鮮だ。それほど雪が降り続いた。文さんの店にゆくと、いつもの空気がかえってきた。文さん「ようやく今日はいつもの店に戻ったみたいだよ」。翠「あら健さんは?」...ドローイング983..小説:小樽の翠888.嵐が去ったあとのすがすがしさ

  • ドローイング982..小説:小樽の翠887.シンシンと雪が降り続く

    さて例年になく強い寒波が2月も続いている。街は静かだ。公共交通機関も時折とまっている。嵐のような雪が降る中で翠は、歩いて通える通勤距離だから、通勤できない看護師の代わりに頻繁に勤務に就いている。なんか街が非常時みたいに降雪予報が警報を鳴らしている。翠「こんな時に、忙しいのだよん・・・」「それは重宝しているというのでよいではないですか?」。翠「オーバーワークだから寒波が去ったら休日をまとめてとってねって師長さんからいわれている」。「まあ医療スタップがこれないなかで、入れ替わりのやりくりで病院も維持するのが大変なんだろう」。そういって翠の細いボディをだきあげる。翠の柔らかい唇が吸い付く。「おんなの体も小さいよな。よくこんなので子供産んだねぇー」。翠「あらそうかなぁー。これって女の普通。アチキが大きすぎるんだよ...ドローイング982..小説:小樽の翠887.シンシンと雪が降り続く

  • ドローイング981..小説:小樽の翠886.文さんの店も休業

    2月の小樽も豪雪続きで公共交通機関も泊まっている。文さんの家の前も、雪が高く積もり商売処ではない。だから休業!。そんなときこそ博労の仕事のしどきだというので、健さんは出ずっぱりだ。夕べ突然健さんが文さんの家に帰ってきた。・・・健さん「やっぱ寒いねぇー」。文さん「もうそんな仕事をやめて店を手伝えば良いのにさぁー」。そういって文さんが健さんのコックを導いた。健さん「でも、雪で田舎道は車が通れないからやっぱ馬なんだよね」。そういって健さんが文さんの体を突き上げた。文さん「うっーー・・ハァーーツ・・・」。文さんの体が突っ張るようにそって健さんが奥まで入っている。二つの体がかろやかに動いてゆく。やがて健さんがコックを文さんの子宮の奥までさしこまれて・・・文さん「ああっ、それって気持ちいい・・・・」。射したまま文さん...ドローイング981..小説:小樽の翠886.文さんの店も休業

  • ドローイング980..小説:小樽の翠885.まとめてつくれないかなぁー

    夜勤続きの翠だ。深夜の看護師達の翠のナースのたまり場は深夜の看護師達のお茶タイムだ。今日は、めずらしくコウさんがやってきた。救急外来の晃子さんもやったきた。コウさん「子供は旦那に預けたから息抜き夜勤ですぅー」。晃子「絶倫系の服部君が世話しているんだ」。コウさん「もう歩けるからいいかなって感じ。翠も夜勤続きだねぇー」。翠「夜勤が習慣になりそうだよん」。コウさん「亭主が、まとめて子供つくれないかなぁーっていうわけ」。晃子「排卵誘発剤!」。翠「狸爺が喜びそうなセリフだねぇー」。晃子「人口増大支持者だもん。すぐに処方してくれるよ」。コウさん「それって何人できるかがわからないんじゃないの?」。翠「普通は不妊治療薬なんだけど・・・」晃子「健康体なんだろ。それに服部君の絶倫系が加算されて・・・、一気に六つ子ぐらいゆくん...ドローイング980..小説:小樽の翠885.まとめてつくれないかなぁー

  • ドローイング979..小説:小樽の翠884.童貞殺し

    今日も翠は夜勤だ。だからいつものミッドナイトお茶タイムだ。いつもの面面に加えて、今日は珍しく年配のスレンダーで外国人みたいなススキさんがやってきた。何しろ、童貞殺しで異名をとった看護師だ。ススキ「先月も一匹殺しちゃった!」晃子「その話しききたいーーー」。ススキ「うん、だってこの間真面目な若い技術看護師がきたじゃん」。翠「早速、おてつけなんだ」。ススキ「若いってなんも病院のことをしらないから教えてあげるって口実が出来るじゃん」。そこが付け目ね。ススキ「だからぁ私が教えたるっていって、昼間はたくさん病院の仕事を教えて。でね、その時にチラチラと胸元をあけておくのね。おおっ、ちゃんと横目で眺めて勃起気味じゃん。でっ、これはいけると核心したからロッカーに勝負服のドレスいれてあるの。それで夕飯をご馳走になろうかなって...ドローイング979..小説:小樽の翠884.童貞殺し

  • ドローイング978..小説:小樽の翠883.カリフラワーかな!?

    さて翠は、夜勤だし今夜はどうしようかなと考えていたら、ベーヤンからメールが来ていた。ベーヤンメール「仕事が終わった。たいした話題もないけど飲もうよ。いつものところで。」話題がないときは真面目に仕事をしていたのだろう。多分最後の豪雪をストックして来年使う撮影の準備をしていたと推測。オーセントホテルのラウンジへ上がっていった。ベーヤン「こんな豪雪の時でないと撮影のストックが出来ないから、因果な商売だよ!」。「クリスマスのCMで雪がないとさびしいだろうなぁー」。ベーヤン「だってオーディエンスは雪のないサンタじゃ許されないよ。それが冬物アウトドア用品のCMだったらさぁクライアントは泣いちゃうよ。嘘でも雪がなきゃ許されないってあるよな」。「仕事ができるんということは元気な証拠だよ」。ベーヤン「元気で思いだした!。う...ドローイング978..小説:小樽の翠883.カリフラワーかな!?

  • ドローイング977..小説:小樽の翠882.男の願望

    夜勤のお茶タイム。看護師はいつもの面面だ。最近彼氏との仲も安定したのかハワイから来たエマがやってきた。晃子「エマ、彼氏のセックスはどうよ?」。エマ「いきなり本題だねぇー・・・。もちろんOKだよね」。晃子「OKじゃわかんねぇーよ・・・」。エマ「うーーん、なんていうかな?。あのねえ、私最近わかった。日本人はスケベなんだよー。エマ裸でいろって。彼氏が私の股間をまじまじと見るんだよ。なにが面白いんだろうね。まあ男の人は女の人の身体が好きというのは、わかるけどさ」。翠「こんなボディのどこがいいんだろうって思うよね」。エマ「そうだよ。私なんか子供をつくるためにセックスしているのにさ、関係ないよね。私の裸とはさ」。晃子「どんな風に覗くんだよ!」エマ「私の足を広げて下から秘密の部分をみるんだよ。それで指をいれて広げたり。...ドローイング977..小説:小樽の翠882.男の願望

  • ドローイング976..小説:小樽の翠881.詩的な世界だ

    君は両腕が離れ、大雪が降っているときに抱きたい人だ。そして私達はベッドで心地よく過ごしている。私の手は、君の身体に巻きつき、君の頭は私の胸に寄りかかっている。・・・2月の小樽も雪の中だ。今年は雪がよく降った。そしてまたまた寒波がやってきた。翠は、夜勤だから夜から出かける。今はアチキの腕の中で背を向けて熟睡している。右手で翠の乳首を撫でている。乳頭がビクンと立ち上がってきた。手のひらは下に降りてゆく。エアロビクスで鍛えているからお腹は出てないし、しまったボディだ。そのまま翠のスウットをはがし、ショーツの隙間から指をいれる。抱き慣れた女は、どこを撫でれば萌えてくるかがわかる。隙間から指をいれると、にわかに潤っている。抱かれている夢でもみているのかな。そのままオサネの回りをなで続けている。どれぐらい時間がたった...ドローイング976..小説:小樽の翠881.詩的な世界だ

  • エッセイ840.私達の暮らしは現在進行形

    静止画なんか動画から切り出せばよいと昨日書いた。だがそのためにpremiereproを立ち上げ映像を読み込ませてから静止画を切り出す必要があり、1カットのためにもっさりとしたソフトを起動させるのは面倒だ。映像編集するときにまとめてきりだせばよかった。それに最近iPhonで静止画を撮らなくなった。今日でビザ申請待ちも半分近くまで来たが、まだ日本に帰れない。といって日本はまだ冬をやってんだろうな、寒い中でエアロビクス教室なんかに頑張って通っているんだろうな、家はどうしたかな、と思い出すことはあるが帰りたいという気分はない。ふと今自分がいる場が人生のすべてだと思う。だから今のその場に入り込むしかない。私達の暮らしはいつも現在進行形だ。海外にいて一番役に立つのがMacbookproとデビットカードだ。これで論文や...エッセイ840.私達の暮らしは現在進行形

  • エッセイ837.冬忘れ、猛暑逃れ、京都冬逃れ

    この時期フィリピンは、乾季だから雨が少なく過ごしやすい毎日が続く。といって日中は気温30℃。動かなければ汗をかくわけではない。概して暮らしやすい気候だ。だから毎日着替えるからフィリピンと洗濯物は不可分だ。それは道路にも大量に干すポルトガルの洗濯物の光景と似ている。1週間もたたないうちに大量の洗濯物が溜まる。私は、あまり着替えは持ってこなかったが歩いてゆける範囲に衣料雑貨のスーパーが午前8時から開いている。ここで200ペソ(400円)のポロシャツなどを調達している。つまり着捨てだ。幸いマロロスのショッピングセンターにゆけばユニクロがある。フィリピンでは、スポーツウェアについで知られているブランドだ。これは心強い。だから衣類に不自由はない。そんな大量の衣類をNIKKAの叔母さんが、まとめて洗濯してくれる。その...エッセイ837.冬忘れ、猛暑逃れ、京都冬逃れ

  • エッセイ838.論外なことを思い出す

    こんな風景なら静止画も面白そうだと論外なことを思い出す。最近フィリピンの仕事が片付きだした。だから余裕がでてきた。日本のWEBサイトをつつく。サイトには「ニコンDf」の褒め唄が多い。私も所有しているが映像も撮れないでえばるな!、色票忠実のニコン色設定がよろしくない、ニコンでよい画像が撮れたためしがない。せめて映像が撮れれば持ち出せたが。プロダクトとしての所有感ならニコンF3+MD4に方がはるかによい。だがDfには、ミラーレス用ニッコールレンズ以外は全てのニコン製レンズが付けられる利点がある。今はフィルムデュープの道具的な装置と認識していて撮影機材としての認識ではない。撮影に持ち出すと言うことは、半日なり1日は歩き回るということであり、そんな体力がいる行動に持ち出すなら手元のSONYで十分だ。SONYの静止...エッセイ838.論外なことを思い出す

  • エッセイ836.ファミリー達

    お正月に、一番近い親戚達がいつものように集まった。私は全部の名前を覚えていないので大きな事は言えないが、たぶんこれがこのブログでは、自慢できる光景だ。このブログ小説で沢山のファミリーがいる方が面白いと書いていたら、ホントにその中にいる事になった。やはり人間が多いほど国家も元気だ。日本は人口減少と歩調をあわせて30年間成長しない社会をやってきた。こちらはそのとばっちりを受けたわけだ。今度は子供達の玩具を用意しなきと考えるとバケットボールかなあ?、と思案する。もちろんMBAのTシャツは、いたるところで売られているほどバスケは、フィリピンでは人気スポーツである。プロリーグのPBA(フィリピン・バスケットボール・アソシエーション)の試合になると熱心に観戦されているというのがAIの回答だ。日本も八村塁が活躍している...エッセイ836.ファミリー達

  • エッセイ835.潔よすぎた日本の選択!

    さて、これからがフィリピン滞在の長さだ。じっと我慢の子か!。ビザ申請をフィリピンでおこなったために長逗留だ。ビザがもらえればフィリピンでも仕事ができる。といってそんな気分はないけど。メリットは帰る日程を考えなくて済む。日本が暖かくなったら帰ればよいさ。フィリピンのエアロビスのコミュニティにもつかまったし、ブログも日本同様に繋がったし、そうなると日本にいる感覚と変わらない。ふと、今の日本は退屈だといいながら、コミュニティを作る努力は面倒だからしたくない、とする空気なのかなと思われる。つまり人付き合いも面倒だから一人の方が気楽でよいという世界だ。それは私から見ると潔く馬鹿馬鹿しい選択をしたと思うけど。だがここは熱帯気候帯だから夏は暑い。同様に京都も暑い。夏はどうしょうかな。エッセイ835.潔よすぎた日本の選択!

  • エッセイ834.長逗留の機材

    日本を出発前に悩んだ末の撮影システムは、今実際にどのように使えているか。今のところの結論は、Insta360acepro2とFX30+Zeisssoner50mmF1.8の組み合わだ。広角側をアクションカム、望遠側をZeissが82.5mm、これは高解像ズームで123mmとなり、この2台持ちが負荷がなく私的に使いやすい。後はどんな仕事をしようとMacが必須。撮影したら記憶が薄れないうちに編集したいから。例えば突然SCのロビンソンへゆこうとさそわれると、財布の入っている肩ショルダーを引っ掛け、小銭入れに翻訳機、ベルトにアクションカムをさして準備OK。だから機材はいつもスタンバイできる状態を維持する。そうして撮影してしてきたのがフィリピン映像。デジタルの面倒なところは、あらかじめバッテリーを充電させておかなけ...エッセイ834.長逗留の機材

  • エッセイ833.gooブログ不通の時・・・

    フィリピン滞在中にブログが通じない日々が22日続いた。だからYouTubeぐらいしかみられない。そんななかでこのYouTubeに興味をひかれた。SONYのFX3にスマホをとりつけるパーツ紹介動画である。同じボディデザインのFX30も同様であり、ボディに多数のネジ穴がありリグパーツを工夫すると光軸上にスマホモニターをもってくることができる。ミラーレス一眼レフで真横にモニターひろげるのは使いにくい。だから願わくばモニターは光軸上に欲しい。もちろん高価な外付けモニターもつけらるが、使う頻度が多いわけではない。特定レンズをつけたとき静止画風に撮影したい事がまれにある。そんなときのパーツだ。でっiPhon13proではもったいないので、解像度が高い中古スマホをさがしたら5,000円ぐらいだ。もちろん電話機能不要であ...エッセイ833.gooブログ不通の時・・・

  • エッセイ832.やることがない日々

    フィリピン滞在も42日目になった。大きな行事が終わったので、キリスト復活祭の4月までは退屈な時間が続く。しかもブラカンは田舎町の農村地帯だ。そういうときにMacbookproを持参していてよかった。これに飽きると撮影でもとなる。もうこの街の大概の被写体は撮影したから被写体も限られている。視点を変えるほかない。YouTubeでバリ島あたりに家を構えた外国人達の映像をみる。映像ではわからないけど、内実は退屈ライフだと思われる。退屈というのは自然の中でゆったりすごしたい現代人の願望を素通りこして何もすることがなくて悩むということだ。それはやだな。そんな空いた時間に人間は、これまで陶器をつくり生活回りの工芸品の制作にいそしんできた。そんな時間つぶしのツールがないと、時間を持て余す。だから私も学術論文の準備はしてき...エッセイ832.やることがない日々

  • エッセイ831. 冬忘れ

    昨年日本の気候が寒くなり始めた頃、冬をフィリピンで過ごせば冬忘れになると目論んだ。その目論見は正解であり、このブログを書いている時も半袖シャツに短パンだ。しかもビザ申請で3ヶ月は留まらざるを得ないというおまけまでついた。環境の気温差というのは大きい。人間が生存できる気温は、環境の湿度や風の影響、また体調や衣服などにも大きく依存するが、一般的にはおおよそ摂氏0度〜35度の範囲が生存が可能とされいる。といって10°以下だと防寒着も必要になり、薄着で暮らす環境ではない。だがフィリピンの乾期の1月は、最高気温30°前後、最低気温24°前後というのは夏姿で暮らせる。ただし湿度は70%以上である。じゃあ寒いことはないかというと、実は寒いと感じる事もある。夜は家の構造上エアコンをつけっぱなしにしているからだ。だからユニ...エッセイ831.冬忘れ

  • エッセイ830.DDoS攻撃と輻輳

    1月2日にDDoSが大量の書類を送りつけgooブログがダウンした。同日には復旧したとしているが、こちらはgooブログのアクセができない日々が続いた。システムとして復旧しても、執筆できないのではブログとして機能していない。危機に弱い日本の対応を思い知らされた。使えないサイトにスタッフブログを載せても誰も読めない。更にNTTdocomoサイトではお詫びの言葉ばかりで、現状の説明や経緯、こちらがなにをすればか良いのか、復旧の見通しといった肝心の事が全く書かれていない。お詫びの言葉は不要であり、情報関連企業でありながら回復経緯を発表しないなど情報リテラシーの低さに呆れた。さらに輻輳が起きてしまった。輻輳は、限られたLAN回線に多数のアクセスが集中した結果起きる現象だが、今回はこの復旧に随分と時間がかかった。それが...エッセイ830.DDoS攻撃と輻輳

  • エッセイ829.学術論文の締め切りが迫る、追記:プーチン大統領とトランプ大統領の電話会議

    フィリピンの家は彩度が高く、ほどよい色相でペインティングされているので、街が汚くても画僧の写りが良い。撮影する立場では容易な環境だ。そして乱雑に積み上げられたコンクリートブロックなどモノクロ画像向きだ。だから映像も静止画を組み合わせてというスタイルを時々行っている。そんな撮影作業に没頭していれば幸せだったが、今年度の学術論文の締め切り日が2月14日と早めに設定されてしまった。あと1ヶ月かよ。ならば気分を切り替えてフィリピンで明治期小樽の話を書こうか。今年は全部はかけないから二部に別けようと執筆構造は早々に決まったが、意欲がねぇー・・・、なのだ。もちろんフィリピンで執筆することは覚悟していたから準備はしてあるが。(記:2025年1月15日)追記:プーチン大統領とトランプ大統領の電話会議フィリピンで伏せってい...エッセイ829.学術論文の締め切りが迫る、追記:プーチン大統領とトランプ大統領の電話会議

  • Fieldwork990.Sunday Home Party

    ある日曜日の昼、私はソファで寝ていた。「親戚」と起こされて後ろをみると親戚達が大挙して来ていた。挨拶もそここにパーティーが始まった。ブラカンの日曜日の私的な催事だった。子供達を引き連れ大挙してやってくるのが、この土地の昔からの習慣なのだろう。概してキリスト教国家は、パーティーが好きだ。ボストンの老舗ホテルの宴会場はもとより、ロビーや通路やあらゆるパブリックスペースが教会主催のクリスマスパーティーの場となり、夜通しパーティーが続いていた経験を思い出す。被写体は向こうからやってくる。それは撮影する立場としてはありがたい光景だ。早速アクションカムを回した。そんな映像制作してもしていないと、ビザ申請期間を全うできない。こちらはひたすら待ちの日々が続く。だから映像を勉強しておいて格好の時間つぶしができたわけだ。やは...Fieldwork990.SundayHomeParty

  • Fieldwork989.Spring winds blow in Bulacan.

    私のブラカンの滞在も二ヶ月が経過する。時々朝の市場を徘徊する。そして、朝飯を食べに屋台へゆく。いつものブラカンの街がある。トライシクルがいつも記憶に残る。季節は春だろう。狭い町だからめぼしい被写体は、撮り尽くしてしまった。だからどこか心証的な映像になってしまった。といってバラグタスのマーケットにでれば、少しは違う被写体も現れるだろうと思いつつ、撮影ごときでそこまで出かける気分ではない。海外滞在も長くなると日本のことなどどうでもよくなる。帯広市にだされていた豪雪警報は、SNSでしらされているが私にはピンとこない。帰る頃には、日本も春めいてくる頃だろう。そうなると今年の日本の冬の寒さを経験することはないだろう。それはそれで幸せな選択だった。というよりビザ申請中にクリスマスとお正月があったために、手続きも随分と...Fieldwork989.SpringwindsblowinBulacan.

  • Fieldwork988.Morning Aerobics, Enero 24, 2025. 追記

    フィリピンでは夜10時には寝てしまう。だから朝が早い。私も今朝は午前5時に眼が覚めた。朝早く、私は叔母さんに誘われてジョギングに出かけた。美しい風景の中を進むと音楽が聞こえる。なんと朝の爽快なディスコ・サウンドにのせてコミュニティ達の朝のエアロビクスだ。私も一緒に踊る。お腹がすくとフィリピンの甘い食べ物で糖分を補給する。こんな愉しい事をしていた。幸せな朝だった。こんな光景がブラカンの散歩コースで毎日行われているのだろう。私も遭遇したのは2回目だ。もう日本のラジオ体操第1なんてやめて、ノンストップ・ディスコサウンドにしようよ。こっちの方が運動量も多いし身体にもよい。そんな活動が朝のブラカンの綺麗な光の中で繰り広げられている。Fieldwork988.MorningAerobics,Enero24,2025S...Fieldwork988.MorningAerobics,Enero24,2025.追記

  • Fieldwork987. At a cafe at night, January 22, 2025.

    今日は、夕飯が早かった。夜になったらお腹がすいたと彼女は言う。近くのカフェへトライシクルで出かけた。ただ、それだけの映像だ。そうなると被写体がない。こういうときは野良猫でもとりますか。チキンを食べた指を嗅がせたら、案の定反応し指を囓ろうとした。それは痛いではないか。フィリピンの野良猫は、可愛さを素通りして野生に近い。カフェは、クールウェーブという波の立つプールがある地元のリゾートの一角にある。カフェまでトライシクルで50pesoだったから意外に嫁の家から近かった。私の記憶ではブラカンのカフェは、今は、ここに1軒だけだ。だから1日仕事をしていて、夕方散歩やカフェにゆきたくなる。だがないものは仕方がない。ここは農村地帯にあるフィリピンの田舎町といってよい。帰りは隣接しているコンビニエンスストアだ。このあたりの...Fieldwork987.Atacafeatnight,January22,2025.

  • Fievdwork986.ショッピングセンターのコンテスト

    マロロスのロビンソンに出かけた。用事はNIKKAのプリンターの修理ぐらいだ。ここのモールでは、才能のある人達のコンペティションと書かれた幕がみえる。つまりエンターテイメントの才能ある素人の競技大会だ。そのわりには本格的ないいでたちの参加者が多く、どんな参加者でも、周りから歓声が上がり共感して励ましているところが素晴らしい。エンターテイメントの好きなフィリピンらしい光景だ。審査員がいるから、ここから、中央のメディアにひきぬかれてゆくグループもあるのだろう。さて、これでフィリピンシリーズは22本になった。ビザ申請で3か月待ちの時間潰しに、映像制作がちょうど良い時間な使い方だ。不思議と日本に帰りたいと言う気分が湧かない。このままズルズルと滞在していても、良いのだが。帰れば冬で寒いはずだが、都忘れである。今日は撮...Fievdwork986.ショッピングセンターのコンテスト

  • Fieldwork985.早起きのフィリピン

    私の嫁と従姉妹を連れて朝の散歩に出かけた。踊り出したくなるような青空だ。帰りに朝の体操のための、シニアの一群に遭遇した。音楽がポピュラーをバックに、ディスコのノリだ。やはりこうでなきゃ。というのも日本では、昔から、そして今も全国で続けられているラジオ体操第一!。すこし古すぎやしないか?。私は、もう時代に合わないからディスコサウンドに変えたらと思う。乾季のフィリピンにも、こんな美しい朝の風景があるんだ。写真にしろ映像にしろ、大切なのは光なんだよね。光を撮りにゆくと考えた方が良い。それにしても夜型人間も、フィリピンの朝方人間になってしまった。そうフィリピンは昼間は暑いから、朝が早い。午前8時には、ほとんどの店か開いている。その代わり夜は午後10時には寝てしまう。最も夜更かししてもディスコに行かない限りは、おお...Fieldwork985.早起きのフィリピン

  • Fieldwork 984. Morning in Bulacan, January 2025

    今日は、撮影も兼ねて朝飯をブラカンの屋台で食べることにした。しかし1日だけでは映像が不足し、二日通った。それで編集でまとまれば、よしとしよう。お目当ては市場の前の露店だ。ここは卵が美味しい。だからエッグサンドイッチとにBukoというジュースだ。つまり砂糖水に杏仁豆腐の破片がちりばめられている。もう顔までおぼえられてしまった。世界の何処にでもある活気ある朝の風景だ。ブラカンでは、トライシクルが跋扈し車の方が少ない。交通信号はなく、朝だけ人が交通整理をしている。トライシクルの速度は遅いので、その隙間を人々が横断してゆくのがあたりまえだ。速度が遅いというのはメリットでもある。人間だけではなく犬や猫も横断してゆく。間近ってひこうものなら後始末が面倒だ。だからトライシクルはよけてゆく。そしてここの交通手段は、トライ...Fieldwork984.MorninginBulacan,January2025

  • Fielswork983. Visa hearing in Intramuros, January 8, 2025.

    私が申請した配偶者ビザ(A-13)のヒアリング通知が来たので、イントラムロスにある入国管理局へゆく。ああっ、あのおどろおどろしいフィリピン英語で質問されるのか。ちなみに日本の英語教育は明治以来イギリス英語が基本。だから宮様もイギリスへ留学される。さて午前5時にレンタカーを呼び、私達一行4人は出発。マニラの渋滞をかわしてゆこうというわけだ。だがいつもの高速の分岐で、事故だから迂回指定だ。迂回したけど、こちらのほうが早く着きそうだ。マニラの道路網は扇形に広がっていて、扇の頂点をかすめてゆくわけだ。図形上こちらのほうが早く着く。キアポの教会を過ぎたと思ったらほどなくイントラムロスの城壁が見える。城壁内には古い街並みが続き世界文化遺産である。そんな古い町を抜けて、「朝飯!」というのでマニラ大聖堂眼前のケンタッキー...Fielswork983.VisahearinginIntramuros,January8,2025.

  • Fieldwork982. Went to SM Mall to buy a guitar, January 5, 2025.

    嫁が暇だと言いはじめた。暇になるネグロスへゆこうとか、金のかかる企画を思いつく。そこでギターを買い与えることにした。早速マロロスのロビンソンへ出かけた。ここはAppleストアもあり、ぼてじゅうや、美味しくない丸亀製麺もあり、店舗は揃っている。早速フィリピン製のギターラを買い与えた。嫁は、コードで弾くことは出来るがメロディがわからないらしい。タガログ語のギター教則本がありそうだが、これはAmazonで検索するしかない。それもフィリピンのアマゾンである。もちろん帰りはお昼飯だから、フィリピン料理の老舗チェーン店Savoryが今日のチョイスだ。確かに甘いフィリピン料理だ。私は何でも食べられるので、そういう料理もありかぐらいの感覚だ。何しろ全てに砂糖がきいているみたいで食べ飽きそうだな。たまにはフィリピン伝統テイ...Fieldwork982.WenttoSMMalltobuyaguitar,January5,2025.

  • Fieldwork 979. Dan Baka 1, December 2025

    お正月を過ぎると、少し暇になる。朝ダン・バカ通りからブラカンの中心街にゆく。セブンイレブンで煙草を調達するためであるし、午前8時にはあいている衣料品店で着替えを調達する。フィリピンでは毎日着替える。だから洗濯物が大量に溜まる。嫁の叔母さんが親代わりだから、時折たらいを複数広げて半日洗濯をしてくれる。そのために私は洗濯機を調達したぐらいだから。ダン・バカ通りは、モノクロ画像が似合うかもしれない。そんな考えでモノクロ静止画を切り出し編集してみた。この時期gooブログが不通だったために、YouTubeばかりみていた。そのなかでパーツを組み合わせ、FX30にパーツをとりつけると、有線やBluetoothで光軸上にスマホが取り付けられ、静止画を撮るには使いやすそうだ。iPhonではもったいないので、中古の画像が良い...Fieldwork979.DanBaka1,December2025

  • Fieldwork978. Lassie, Kyle, Jessie, January 2, 2025

    NIKKAの家の叔母さんは、午前6時に散歩に出かける。前日誘われたので私は叔母さんについていった。今日はいつもと違うコース。午前6時はまだくらいが、少し歩くと明るくなる。それが今の季節のフィリピンの気候だろう。小さな通りから脇道をはいり、住まいが点在する道をゆくと、田園地帯に続く。この地域の当たり前の風景といってよい。それでも散歩していると被写体は多い。フィリピン人は、早起きだから同様に散歩する人達は多い。散歩の帰りに叔母さんの親戚に立ち寄った。ここでパンと珈琲の朝ご飯をご馳走になった。ラッシーという女の子と双子の男の子がいる家庭だ。コンクリート打放しといっても日本のように綺麗ではないから、室内は暗い。そんな室内で子供達がはしゃいでいる。きっと外国のビジターが少し珍しいのだろう。家は薄暗くても、対照的に子...Fieldwork978.Lassie,Kyle,Jessie,January2,2025

  • FieFieldwork977. New Year's Greetings, January 1, 2025

    フィリピンの元旦は、昨夜の夜更かしだから寝坊だ。それでも昼が近づくと、嫁の家には親戚達が子供を引き連れ大挙してやってくる。当然叔母さんが昨夜から料理をつくってあるのでひとしきり食べてゆく。あーーぁつ、疲れたとおもいきや、こんどはこちらが親戚筋を尋ねるという。Pitpitanの農夫のゴッドファーザーを訪ねるという。こちらは当然つきあわされるし、これは映像の被写体になりそうだ。トライシクルで馴染みの親戚達と歓談である。ここには、私の大学時代からの親友であり彫刻家のK君の親戚でもある。でかけるとゴッドファーザーは、通りの向かいの親戚の家の狭いスペースで宴会中だった。そう思ってゴッドファーザーの家をみると、綺麗に手入れされ、門扉で固く閉じられている。それはハウスというよりは、バレスの趣に近く、燦然とそびえている。...FieFieldwork977.NewYear'sGreetings,January1,2025

  • Fieldwork976.フィリピン・ブラカン州のA HAPPY NEW YER,2025.

    2025年の新年のフィリピン。朝から叔母さんが新年の料理の準備をしている。前日から親戚達が来て嫁の家は賑やかだ。もちろん泊まってゆく親戚もいる。深夜0時が近づくと街は騒々しくなる。新年は大きな音をたてて迎えるのがこの土地の習わしだ。私は、そんな深夜の街を少し歩いた。アクションカムで撮影していると、カメラの眼前でポーズをとってくれるフィリピン人が多い。撮影する側としてはありがたい。やはりお祭りの時は、こうでなきゃ。それは他人行儀の日本では、あまり見かけない光景である。知らない人にも声をかけ、HAPPYNEWYERと挨拶し、握手してくる。なかにはビールをご馳走してくれたりもする。ここは、フレンドリーな国なのである。そんな日本では撮影できない街を、もう少し撮影してみようか。Fieldwork976.AHAPPY...Fieldwork976.フィリピン・ブラカン州のAHAPPYNEWYER,2025.

  • ドローイング975..小説:小樽の翠880.幕間:今月はAI画像を使用した

    今月のドローイングはフィリピンからの投稿だ。ドローイングという以上絵具セットぐらいは持ってきた。だがここは毎日30°近い気温だし、最低気温も24°どまり。ここで日本の冬をイメージながらドローイングをする意欲は完全に失せている。まして雪の小樽などを描く意欲も無い。そこで今月は便宜的にAIに画像をつくらせることにした。アクセスしやすく無料AI画像というとMicrosofrcreatがある。さっそく「雪の小樽の小さな喫茶店」ということばで作成した。左側がMicrosoftAIは、背後に古そうな民家がたたずみマンションも日本らしいが、このアクセサリーショップみたいなのはなんだよ!。それに画像表現自体に癖がある。立体的だけどスケール感を無視しアニメのような癖はなんだろうと考えた。ディズニーテイスト・アニメだ。そこで...ドローイング975..小説:小樽の翠880.幕間:今月はAI画像を使用した

  • ドローイング974..小説:小樽の翠879.青森の朝、追記:米国の政策である鉱物資源協定契約

    ぼんやり眼が覚めると眼前の窓の外が白い。夕べから雪が降り続いたから景色が見えない程に雪が積もっている。夕べはどうしたかな?・・・。リュウ君達の親戚と隣のコテージで飲んでから戻ってきたのだ。シャワーをあびた翠がすりよってきた。つきあいもながくなると夜の生活も生活習慣の一つだ。翠「アチキー・・飲んでるからたつかなぁー」。そういって翠が布団に入ってきたのは覚えている。次に覚えているのは、生暖かい翠のヌルヌルとした身体のなかにはいっていたことだ。翠「ほら、刺激しちゃう・・・」そういって骨盤が動かされていたのは覚えている。そのあと頂点に上り詰めた感じもなく寝てしまった。翠「でたよん---!」という声は記憶にあるから多分生物本能で義務は果したはずだ。隣で翠は熟睡している。キッチンの冷たい水を飲む。しばらくすると身体が...ドローイング974..小説:小樽の翠879.青森の朝、追記:米国の政策である鉱物資源協定契約

  • ドローイング973..小説:小樽の翠878. 追記:えっ、ウクライナ支援会議!????

    教会の結婚式の後は、モヤヒルズで披露宴だ。フィリピンの親戚達が作った手料理を大形ワゴンに積んで出発だ。なんか花婿の影が薄くなるぐらいにフィリピンの親戚達が賑やかだ。それに子供達もいる。すっかりフィリピンペースだ。私達がやるから座っててよと言わんばかりだ。そんなわけでモヤヒルの食堂でにつくと宴会のテープは、フィリピン料理です埋め尽くされた。壁位置面の大きなガラス窓から今年の豪雪のゲレンデが見渡せる。なにしろ雪を見たことがないから賑やかだ。子供たちは料理もそこそこにテラスに出て、スマホ情報で覚えた雪合戦をしている。笑い声、鳴き声、ピクチャーと言ってスマホで写メを撮るものとさまざまだ。リュウ君がワイングラスをもってやってきた。リュウ君「賑やかでしょう。雪をみたいと言うので招待したもん。これが1番の観光だよ。私ゃ...ドローイング973..小説:小樽の翠878.追記:えっ、ウクライナ支援会議!????

  • ドローイング972..小説:小樽の翠877.小さな教会 追記:国土交通省が???

    さて青森市の小さな教会に着くと新郎新婦は控え室で着替えるのだろうか、慌ただしく飛び込んでいった。それまで私達は教会の木の椅子席に着いたままだ。みんな防寒着を脱ぐと白いシャツ姿だ。これがフィリピンの正装らしいということはリュウ君から聞いていた。アチキもヒートテックの重ね着で白いワイシャツ姿だ。それでも礼服を着てこなくてよいのが幸い。しばらくみていると子供達がピンクの衣装で登場した。大人達はピンクのスカーフを巻いて省略。ブラウズメイドなんだよといってリュウ君が説明してくれた。なんども子供服チェーン店に事前にオーダーして揃えたんだって。そんな光景をみながら、牧師さんが登場して結婚式が始まった。追記:「日ウクライナ・国土交通インフラ復興に関する官民協議会」(JUPITeR)の設立会合を開催しました」上記の記事がW...ドローイング972..小説:小樽の翠877.小さな教会追記:国土交通省が???

  • ドローイング971..小説:小樽の翠876.結婚式の朝 追記:トランプ、ぜレンスキー首脳会談の決裂

    今年の小樽の街は雪が多い。朝1便で翠とリュウ君の娘たちの結婚式に青森へきたけど、さらに豪雪だ。青森空港出口でリュウ君が待ち構えていた。さっそくリュウ君の大きなワゴンに乗って結婚式場のある市内の教会へむかう。翠「10人乗りのワゴン車ね、救急車サイズ・・」リュウ君「これに子供がのるからどうなるんだろう?」。「きたんかい親族達は?」。リュウ君「来たよ、それも18人になった。子供の数を忘れていた」。翠「そんなに子供がいるの?」。リュウ君「だってなかには双子もいるから多いのよ」。「夕べは宴会かい」。リュウ君「酒飲みながら料理を沢山つくっていた」。翠「料理持参なの?」。リュウ君「はい、ホテルに勤めていたアンフィがきているから、おおはりきりで沢山つくった。きょうは青森の食材でフィリピン料理だよん」。「なにそれ?」。翠「...ドローイング971..小説:小樽の翠876.結婚式の朝追記:トランプ、ぜレンスキー首脳会談の決裂

  • ドローイング970..小説:小樽の翠875.おおっ!、セブ!!!、追記:ウクライナと米国のトップ会談

    リュウ君と昼食会の続き。「しかし、フィリピンからの直行便は成田でしょう。友達のベーヤンがススキノにはフィリピンハブが沢山あるけど、直行便がないって女達が嘆いたという話は聞いたことがある」。リュウ君「それが、それが・・・、ですよ。今年の1月25日からセブパシフィック航空が新千歳にやってくるんですよ!!!」。「おおっ!、セブ!!。いまやフィリピンのナショナルフラッグシップ的」。リュウ君「しかも、LCCだ。上さんもそれをしっいてるから、呼ぼうという気分になったらしい!。LCCで助かったぁ!!。これで国内便に乗り換えて青森さ」。「さっすが、フィリピン。助け神の国!!!」。リュウ君「だから青森でレンタカーを借りっきりさ。私が運転するからね」。「そりゃ、フィリピンは自動車移動だけど、あぶなくて雪のないフィリピン人に運...ドローイング970..小説:小樽の翠875.おおっ!、セブ!!!、追記:ウクライナと米国のトップ会談

  • ドローイング969..小説:小樽の翠874.招待状

    朝アチキは、窓から外の風景をみている。今年の小樽は豪雪だ。昨年より積雪量が多い。翠は、日勤だからすでに病院へ出勤した。つくっておいてくれたジャムサンドと夕べの鍋の残りのスープで朝飯だ。メールが入っていた。青森のリュウ君からだった。青森の人は、豪雪ぐらいでは行動が止まることはない。それにしても毎月のインポの治療にしてはすこしはやないか・・・。なにしろ靑森市は過去に3m以上積もった事もあった。心よくお昼を食べる約束をした。ナンタルのいつもの小さなレストラン風カフェのテラスは雪が積もったまま埋まっている。それでも店はやってる。多分雪の時は、仕事も休みのこともあるからみんな暇だからお茶を飲みに来るのだろう。「こんな豪雪でどうやってきたの?」リュウ君「海は荒れているから船は欠航だよん。鉄道は疑わしい。だから飛行機さ...ドローイング969..小説:小樽の翠874.招待状

  • エッセイ831.旅の道具で便利なバケツ

    旅先で重宝する道具の1つに、「折りたたみバケツ」がある。バケツだから水も運べるが、ここにPC関係のケーブルやコンセント、SSDの保存メディア、多種多数のコード類、充電器、撮影機材、日銭用財布、さらには着替えの衣類やトイレットペーパーからガイドブック等など。つまり身の回りで毎日使う道具をすべて投げ込んで1つにまとめておけるバケツである。さらに現地の蚊取り線香やライターもある(アジアは蚊が多いから火をつけられないと蚊取り線香が使えない)。いつも私がMacを使うデスクの脇に置いてある。ただし私のバケツは欠点があり、生地がゴワゴワとして硬く重たいこと、従ってかさばる。今は軽いメッシュバケツもある。このバケツを持ち歩いて嫁の家で仕事をしている。そうしておかないと、嫁の家のケーブルや充電器と混同される。だから「Don...エッセイ831.旅の道具で便利なバケツ

  • エッセイ830.フィリピン・ブラカンの仕事場

    フィリビン・ブラカンの嫁の家には仕事をするデスクがない。それは嫁の家だけではなく、このあたりの家はどこでもだ。そもそも仕事は外でするものであり、家で仕事をするのは変!?。そこでロビンソンのアウトドアショップで格好のテーブルを見つけ早速家のテラスに置いた。そこはキッチンの側であり、洗濯場でもある。だが屋外であり屋根があり、風も通るので、この家の中では一番快適な空間だ。時間を間違えた鶏の声と室内の大音量の音楽が聞こえるが、Macで仕事ができるようになった。フィリピンの映像編集もここでおこなっている。長逗留の旅というのは、自由時間が相当にあり基本的に退屈だ。だから自分の仕事なり道楽なり、そのためのツールを持参することが必須である。旅の環境が、そうした時間つぶしをゆるされないところもあるから、私の場合はまだ幸運な...エッセイ830.フィリピン・ブラカンの仕事場

  • エッセイ829.まだパロパロな暮らしをしている

    コロナ禍から1年後、インバウンドたちがおしよせる関空は、まだ工事をしている。通例工事をすれば前より良くなるはずだ。たが現実は、そうではない。まず空港中央のメイン建物を端から端まで往復させられる。そればかりか階段を上がったり、トラムに乗ったりと、歩行距離は飛躍的に伸びた。さらに大規模な免税ショップの中を通り抜ける。これは海外の✈空港で経験した動線だ。ならば、お土産を。げっ!、見たこともない1万円以上する高級ウィスキーばかりだ。じゃカティサークでも。そんな安酒は皆無。こりゃトホホだ。だから煙草だけにしておこう。それもフィリピン人の好きなマルボロライトがない。種類が少なった。高級ウィスキーに追いやられたわけだ。今年は日本海側で大雪警報がだされている。私は、平均気温30°のフィリピンに逃れている。雨が降り寒くても...エッセイ829.まだパロパロな暮らしをしている

  • FieldwFieldwork973 Ilang pamimili para sa bagong taon, Disyembre 30, 2024.

    2024年も、あと二日で新年になる。私の嫁が豪語している「フィリピンじゃ二日前に食材を調達して、明日は調理するのです(*^▽^*)」。それって日本と同じです!。ブラカンの市場に続く道はトライシクルで渋滞していた。しかし市場は、人の波で押されるということはなかった。楽に買物ができるではないか。それだけは日本の、例えば築地市場やアメヤ横町とは違う。どうせ荷物は重たいだろうから、親戚のAeronと私と男二人がつきそう。といって私は半分撮影だけど・・・。撮影しながら日本同様に年の瀬の市場を撮影しつつ、自撮棒がついたInsta360をノースフェィスのベルトに引っかけ荷物持ちだ。「おっ!、挽肉を買い忘れた」といって嫁はバイクにまたがり再び市場に向かった。調理をするから、おばちゃんや嫁や親戚は大変だと言うことに変わりは...FieldwFieldwork973Ilangpamimiliparasabagongtaon,Disyembre30,2024.

  • エッセイ828-2.もうひとりの私

    日本にいる時の勢いで、フィリピンの在留ビザを申請した話は過去にも書いた。通例なら一ヶ月で受け取れるが、クリスマスや新年、そして最近の渡航ブームもあり3ヶ月かかりそうだ。入国管理局に私のパスポートを預けているので帰国できない。こちらは望郷の念も皆無であるが、既に持ち込んだ仕事は終わり、今は待つだけの退屈な時間が続く。このブログを執筆しているのは2月19日、すでに2ヶ月以上フィリピンに滞在している。だから時間つぶしの仕事を、もっともってくればよかった。海外に出ると短期滞在を除けば、実はその国のライフスタイルも関与し、多くの空き時間ができる。しかもここは地方都市であり、今の時期は大きな催事も終わり撮影すべき風景は撮りつくしてしまった。もちろん意識的に被写体を探せばよいのだが、こちらのクリエイション気分が希薄だ。...エッセイ828-2.もうひとりの私

  • Fieldwork 972. Paragtas Disco, December 2024.

    クリスマスに親戚のAaronが、私の嫁の家に泊まっている。私達は、Aaronのリクエストでブラカンのディスコにでかけた。Aaronは、隣のテーブルのスペイン風の女の子がお気に入りらしい。女の達の集団の帰りしな、私達の親戚のオカンが彼女の腕を引っ張って、「うちの従兄弟が貴方を気に入った」。それでAaronは、彼女と二人で外へ出ていったが、彼女にみんなの写メをとられて帰っていった。Aaronはフラれたらしい。おしかったな。うまく意気投合してれればカップル成立で、1ヶ月後に結婚式をして、1年後にベイビーが生まれ、私達の親戚が増えたのだけど。男と女の関係なんて、そんなもんさ。最初に気に入ったらそれでベスト。そんな陽気な国の空気を、私は感じていた。背後で流れている曲は最新のものかな。随分とノリがよい曲ばかりだ。フィ...Fieldwork972.ParagtasDisco,December2024.

  • Fieldwork971. Christmas follow-up, December 2024.

    クリスマスだから、地元で一番大きなロビンソンマーケットでディナーをしよう。それで親族のトライシクルで出かけた。ロビンソンは、多くの人でお店も満席だった。仕方がないから日本の店「まるがめせいめん」だ。ディナーというにはお粗末だ。それにカフェテリアスタイルもフィリピン人にはなじまない。日本人としては、少し恥ずかしいディナーである。あっ、ケーキを買い忘れた!。ディナーが日本の丸亀製麺で天丼か!!!。素うどんを叔母さんに味わってもらったら味がないと顔をしかめていた。これが丸亀製麺の基本なのだけど。つまりスープ自体にコッテリと味がないとつけ麺で食べてもフィリピン人には評価されない。みんなでディナーを食べようとやってきた。丸亀製麺だけが唯一空席があった。つまりロビンソンでは一番不人気店なのだろう。私は恥ずかしいから、...Fieldwork971.Christmasfollow-up,December2024.

  • Fieldwork970.Merry Christmas to our relatives、追記:嫌な風が吹いてきた

    12月25日、フィリピン・ブラカンのクリスマスパーティーの準備で、おばちゃんは朝から料理をつくっている。お昼に料理の入った大きな鍋を抱えて、親戚のクリスマスパーティーにゆく。子供達は曲に合わせて踊り出す。それから子供達も大人達も入り乱れてゲームが続く。お腹がすいた頃、おばちゃんの料理、そしてビザが届く。ブラカンの午後のパーティーを味わった。メリー・クリスマス。フィリピンの人々が待ちに待ったクリスマスだ。ブラカンのささやかなパーティーだった。それぐらいでお腹も映像も調度よい。夕方家に帰ったら、そのまま二次会だった。つまり会場がかわっただけで顔ぶれは変わらない。結局半数以上は嫁の家にお泊まりとなり床にマットを敷いて寝ていた。私も3人で1つのベッドだ。なにしろクリスマスだもんさ。Fieldwork980.Mer...Fieldwork970.MerryChristmastoourrelatives、追記:嫌な風が吹いてきた

  • Fieldwork969.クリスマスの頃の誕生日会

    12月のクリスマスが近い日は、Allynの誕生日会に招かれた。韓国料理を食べながら親戚達が集まってきた。フィリピンでは、誕生日を大切にする。そうした習慣は、日常的に行われている人口が増える国の習慣である。親族が沢山集まる誕生日会は、すでに我が国にはない。精々家族の中だけで祝う程度が日本の習慣になってきた。随分と我が国も寂しい催事だ。人口が減少しているから、それは宿命だろう。フィリピンは、今も人口増加が続いている。人が増えるというのは国の成長を示す指標だ。その点で人口減少著しい日本では、すでに終わった、とする海外の見方が支配的だ。そう日本は終わったのかもしれない。Fieldwork979Producedby:NoriakiMikami,ProfessorEmeritusatNagoyaCityUnivers...Fieldwork969.クリスマスの頃の誕生日会

  • Fieldwork968.クリスマス前夜の街

    まだクリスマスには少し早いマニラとブラカンの街を散歩した。もうタップリとクリスマスの空気が街に漂っている。みんなが楽しみにしている1年の最大の行事が近い。フィリピンはカソリックの国である。地元の言葉であるタガログ語も、植民地時代のスペインの名残がある。以来フィリピンは、カトリックが人々の宗教である。そんなクリスマスは、3ヶ月前からクリスマスの準備がはじまる。スーパーならどこでもある募金箱にはローマ法王の顔写真がブリンとされている。アジアの一角にいながら、ヨーロッパとしっかりつながっている。広場にゆけば露店が建ち並び、子供達が走り回っている。そうかっての日本の光景が蘇るようだ。やはり国家は人口が多い方が勝ち組だ。そんな元気な空気がクリスマスの街に漂っている。Fieldwork978クリスマス前夜の街制作:三...Fieldwork968.クリスマス前夜の街

  • Fieldwork967. ブラカン市場

    ブラカンの町で一番大きな市場に午後から出かけた。もちろん市場だから、午前中が賑わいの中心だ。それでも午後とはいえ、タップリと市場の空気がある。すでに日本では、みられなくなった光景だ。来週はクリスマスだから、またこの市場へ大量の肉と魚を買いに来る必要がある。Fieldwork976ブラカン市場制作:三上訓顯、名古屋市立大学名誉教授、博士(デザイン)音楽:甘茶の音楽工房機材:Insta360Acepro2Fieldwork967.ブラカン市場

  • Fieldwork966.Fieldwork965.Morning jog, December 2024.

    叔母さんに誘われて、朝のブラカンの散歩にでかけた。歩いてゆくと綺麗な風景がひろがり、毎日の散歩仲間達と合流する。朝の心地よい時間だ。乗りが良いフィリピンのシニア達である。帰りに親戚の家で珈琲をご馳走になった。Fieldwork965.Fieldwork965.Morningjog,December2024.Fieldwork966.Fieldwork965.Morningjog,December2024.

  • Fieldwork965. Let's build a house!, December 2024.

    私は、フィリピンのブラカンに嫁の家を建てようと決めた。既に土地はある。そして建築の基本設計は終わった。今フィリピンのディペロッパーが実施設計作業を進めている。いつ完成するかはわからない。帰りに恒例のショッピングセンター巡りだ。そして「ぼてじゅう」で夕飯だ。この店は京都にもある。私は味噌ラーメンを選んだ。日本の味だ。読者登録を忘れずに!!はじめて私達の家の建設予定地をみた。意外に周囲の眺めが良いではないか。南側の全面は、すでに民家が建てられているが、北側にはブラカンの農村風景が広がる。土台を1mかさ上げしているので、1.8mの塀を建ててもリビングルームから、農村風景を堪能できそうだ。帰りに立ち寄ったロビンソンは、このエリアで一番大きな商業施設だ。スーパーとヤマダ電機みたいな量販店と、多くのファッションショッ...Fieldwork965.Let'sbuildahouse!,December2024.

  • Fieldwork 964. Going to the supermarket. December 2024.

    フィリピン・ブラカンの嫁の家に2ヶ月滞在を余儀なくされた。このように書くと不思議な感じだ。というのも配偶者ビザを取得しないと、例え夫婦であっても長期滞在は無理なのだ。だから私は申請し続ける限りフィリピンに永住でき、そして仕事もできる配偶者ビザを申請した。そのためにパスポートをフィリピン政府に預けた。これを返却してもらわない限り、日本には戻れない。期間はクリスマスとお正月があるから長く2ヶ月だ。その間パスポート無しの暮らしが続く。思えばどこか寂しい。やはり私は日本人なのだろう。Fieldwork964.Goingtothesupermarket.December2024.Producedby:MikamiNoriaki,ProfessorEmeritus,NagoyaCityUniversity,Decem...Fieldwork964.Goingtothesupermarket.December2024.

  • Fieldwork963.The Road to Bulacan.December 2024.

    クリスマスが近づく頃、私達は、マニラのコパカバーナホテルからブラカンへ、レンタカーで向かった。幸運なことに天気で良く。そして高速道路ではなく下の道を走った。かっては、マニラとブラカンをつなぐ幹線道路だった。そんな車窓の風景に、たっぷりフィリピンの空気を感じた。少し時間はかかるが、面白い道である。増水すると道はふさがれるというのもフィリピンらしい。配偶者ビザのための無犯罪証明書も取得したし、Markとの建築設計の打合せも終わった。だからブラカンへ帰ることにした。その帰り道の風景だ。この時期、フィリピンは乾期だから、暑いことはなく快適な気候だ。今頃京都では、底冷えで震え上がっている事だろう。Fieldwork963.TheRoadtoBulacan.December2024.Producedby:Noriak...Fieldwork963.TheRoadtoBulacan.December2024.

  • Fieldwork962.Go get a visa.December 2024.

    フィリピンでは日本人の場合1ヶ月はビザがなくても滞在できる。だがそれ以上になるとビザの申請が必要になる。そこで通年でいつでも来ることができ、そして仕事もできるビザを申請することにした。それでNBIで無犯罪証明書を取得するためにへゆくために、ジムニーを乗り継いででかけた。車窓からはフィリピンの喧噪がたっぷり感じられる普段の暮らしがあった。およそ公共交通機関の貧弱な国である。首都メトロマニラにしても3系統のLRTしかなく、あとは民間任せだ。バスは時折走っている。乗るためには予め下調べが必要だ。といってそんな情報が何処にあるかはわからない。バスより頻度が高いのがジプニーだ。これは小型乗り合いバスだが、前に行き先、横に始発と終点が書いてある。手をあげて、乗れたら運転手に料金を支払い、あとは降りるところで大声が叫ぶ...Fieldwork962.Gogetavisa.December2024.

  • Fieldwork961.Manila Night Market, December 2024.

    京都は紅葉の最後だった。そんな冬の京都を後にして、私は、12月12日にPhilippineに来た。コパカバーナホテルに宿泊し、夜ホテルの裏のマーケットに出かけた。安いスポーツ用品を調達するために。破格に安いLAのポロシャツにラコステのパンツにアディダスのサンダルさ。もちろんコピーさ。でも着心地はよいではないか。そんな怪しい商品もあるストリートだけど、私には、夢でも見ているようなファンタジーと、偽物で飾られた露天をみていると愛おしい空気を感じていた。日本にいるときはスケジュールを見ながら、イケイケドンドンで決めちまったが、またあの喧噪と固有の臭いが蘇り鶏が鳴いている。きちまってから気がつくなんて暢気な話だが・・・。さらにナイトマーケットの徘徊だもん。京都の最高気温が7°のときにマニラは30°だ。それ自体違い...Fieldwork961.ManilaNightMarket,December2024.

  • Fieldwork 960. Kiyomizu-san in late autumn, Kyoto. December 7, 2024.

    Insta360Acepro2のテスト撮影をした。その結果手ブレ補正の効果が大変高い。従ってジンバルが不用になるぐらいだ。小さな自撮り棒をつけ、ダウンコートの旨ポケットに収納できる。大変素晴らしい中国のプロダクトデザインである。いつもの散歩コースの晩秋のシティスケープを撮影した。このアクションカムを使って見ると日本のカメラ産業は、「終わった」と書きたくなる。SONYもアクションカムからは撤退したぐらいだ。実際使ってみると、カラーモードはMEGA設定で撮影したが、紅葉の場合はその必要がなくACTIONかDEWARP位でよい。また画角は2段階にデジタル設定できる。これも結構利用する機能である。さらに画面をタップして撮影を一時止めたり、再開したりできる。映像撮影者の気分をよく理解している。レンズはライカ社と共同...Fieldwork960.Kiyomizu-saninlateautumn,Kyoto.December7,2024.

  • ドローイング968..小説:小樽の翠873.幕間:小樽の街について

    冬の日差しが絵具にあたる光景をみていると、描こうかなという気分にさせてくれる。多分色が見やすいからだろう。その手間のかかるドローイングも、忙しいときこそあえて使いたい。だから机の上は水彩絵具と学術論文の資料とが混在し見事に散らかっている。学術論文と官能小説を同時にすすめるという物好きは少ないだろう。だがこの2つには「小樽の街」という共通のテーマがある。学術論文では明治期前半の小樽の街を3DCGで創造復元しようというもので、運河と煉瓦の街というこれまでのステレオタイプ化したイメージとは異なった小樽の姿があるだろう。そもそも明治期前半に小樽運河はつくられていなかったし、何度も大火にあいながら街の復興は早く、背後には石炭産業と北洋漁業の興隆と日露戦争後の大陸への渡航拠点であるなど、明治の小樽の街は成長を続けるの...ドローイング968..小説:小樽の翠873.幕間:小樽の街について

  • ドローイング967..小説:小樽の翠872.うちは淡泊でなくてよかったですねぇー

    美希ねえちゃんの札幌にも真冬の寒風はやってくる。仕事を切り上げて美希姉ちゃんがアパートに帰ってきた。直人君が出迎える。美希「あら、直人!、今日は大学は休みかい?」直人「豪雪注意報が出たので午後から休校だよ。だって山奥だから、道がふさがったら帰れないもん。でも真駒内駅まで雪道を友達達と歩いちゃったもん。雪合戦しながらコンビニでホットコーヒーのんだりして、さぶーーかった!!」。美希「元気だねぇー。ついでにあっちも?」。直人「ハイハイ、こっちは寒さで縮んでいます」。美希「じゃ、回復させてしようよ。それから晩ご飯ね」。美希姉ちゃんがしようよと誘ってくるときは、やっぱ雪道を苦労して帰ってきたんだ。つまり直人君の体温で暖まりたいというわけだ。美希「豪雪で午後からロケ中止。モニターが真っ白でなんも撮れないよ。遠くに照明...ドローイング967..小説:小樽の翠872.うちは淡泊でなくてよかったですねぇー

  • ドローイング966..小説:小樽の翠871.酷寒の小樽

    「いってきまーーす」、玄関の翠の声で眼が覚めた。翠は、甲斐甲斐しくも今日は昼間の勤務だ。朝眼が覚めたら朝食の支度をしてあった。熱々の珈琲をいれて窓から外の風景をみる。少し青空が出ている。午前中なら外で絵が描けそうだ。こういう日は除雪したばかりだから車でゆける。レンタカーを借りてニセコあたりをめざす。あたりというのは街ではなく、平原に広がる風景を探して車を滑らせる。脇道に車を止め、小川を少し遡上してみる。水と雪のコンビネーションで絵になるだろう。こういうときは空間のアウトラインをいくつか描く。もちろん着彩なんか出来ない。絵具が凍るからね。しばらくスケッチを描いて車に飛び込む。家からボットに珈琲をいれてきたのは正解だった。描き終えると青い空が消えていた。こりゃまた降りそうだな。街に戻ろう!。さて小樽の街で昼飯...ドローイング966..小説:小樽の翠871.酷寒の小樽

  • ドローイング965..小説:小樽の翠870.体力の限界に挑む・・・

    振り向くと買い物袋をさげ見違えるような心春がいた。どうみても高校生には見えない成熟した女だ。小春「おじさん、久しぶり!」。「なんだ、小春か。ユウ君の夕飯の準備だな」。小春「そう、今日は、お肉のお鍋!!」「なんかばっちり大人の女!!!」小春「優子さんのところで髪をセットしてもらったの。優子さんは、うんと女らしくしちゃうねといって、やってもらったのがこれ!」。「うーーん、女は変われば変わるもんだ」レジを済ませて道すがら・・・。小春「アタシ、同級生の女の子と比較するとボディが丸っこいのよね。やっぱユウ君とセックスしすぎたかなぁー?」。女ぽかったのはそのせいか!?。「まあ、通例二十歳で女の成長の完了になるけどさ・・・」。小春「アタシ女の成長が完了になっちゃったよ」。並の成長ならば二十歳まででゆっくりと女の体型にな...ドローイング965..小説:小樽の翠870.体力の限界に挑む・・・

  • ドローイング964..小説:小樽の翠869.男の子のギフト

    積雪注意報が出されている。リュウ君からメールが来た。「病院へ薬をもらいに来た。また昼をたべようよ!」というわけだ。青森の人だから雪ぐらいで足が止まることはない。ナンタルの小さな洋食屋で、午後の時間を過ごしていた。リュウ君「最近、ウチの娘が風呂から上がって裸で私の前をすり抜けてゆくんだよ。私は挑発してんのかと思ったら、クリスマスには男の子のギフトが欲しい!、とおねだりされたりで早熟の娘を持つと大変なんだよ」。「つまりパパを裸で刺激すれば弟分ができるかもしれないというわけだ。理屈としては筋道が通っているけど・・・」。リュウ君「そうなんだよ。えっ、でも刺激すると子供ができるなんて何処で勉強したんだろう?。私インポデスー、なんていってる場合ではなくて、可愛い男の子がいいなといわれて、約束だよといって指切りげんまん...ドローイング964..小説:小樽の翠869.男の子のギフト

  • ドローイング963..小説:小樽の翠868.ピロートーク

    銭箱海岸から方法の体で家にたどり着いた。コートは雪で真っ白だ。翠「今日は、よく降るなぁー」「これが冬の醍醐味だもん。先ず風呂に入りたい。一緒に入ろうよ!」翠「お昼は冷凍庫に鶏肉があるからお鍋が簡単。」そして風呂で温まりお鍋で胃袋を温めると、欲望が立ち上がる。翠を抱えて寝室へゆく。部屋も暖まった頃合いで、翠のインナーを剥がした。翠がアチキに正面を向けて裸で寝転ぶ。アチキは腕を立てて頭をのせ、翠のボディを眺めている。骨盤から閉じた股間の合わせ目、そして上へ目線を移して乳房を眺める。特にそれを恥じらうような翠ではない。翠「あっ、また絵描きの目線だ」。「うん、ホクロの一つ一つとか、呼吸して微動するボディとか、自分の愛する女の隅々までしりたいという欲望が男にはあるな。これが普通の女の子なら恥ずかしいとか、寒いといっ...ドローイング963..小説:小樽の翠868.ピロートーク

  • ドローイング962..小説:小樽の翠867.流民

    翠は休みだ。といっても勤務のローテーションだから今日は平日だ。世間の休日とズレたところがアチキ的に素晴らしい。そして朝早く起きた。翠「海岸を散歩してみようか・・・」。あいかわらずアウトドア志向だ。ならば雪積もる銭函海岸へでかけてみよう。幸い雪は降り止んでいるが空は曇天だ。函館本線の電車がトロトロと内海を走り抜けてゆく。海岸へ続く道も雪だし、朝だから踏み固められてないので足がブツブツとしずむ。小さな堤防風を越えると荒れた冬の日本海だ。「冬の海は、すごい力で荒れている」。翠「なんか怖いぐらいに海が吠えているよん」。「海岸で青姦ですかぁー・・・・」翠「オッシリがしもやけになりそうだよー。今日は寒すぎるよ・・・、翼君のコテージは空いているかなぁ?」。「今年はコテージの仕事は、お休みだってさ。沖縄へゆく準備で忙しい...ドローイング962..小説:小樽の翠867.流民

  • ドローイング961..小説:小樽の翠866.引き戻されて・・・

    朝から本格的な雪が降り続いている小樽の街。寒冷前線が通り過ぎている。深々とした真冬の空気だ。・・・文さんが起きかけると、布団から健さんの太い腕が骨盤を抱える。文「あらおきたんですか・・・」健さん「今日は、雪が降り続くよ。もう少し布団で温まろうぜ」。そういって健さんの太い腕は文さんの掛け物をはがして股間に滑り込んでゆく。文「あら、今日も元気なんですねぇー」。健さんの指が文さんの股間の奥を探ってゆく。文「ああっーーん、また感じさせてくれるのですか・・・」。健さん「文!、少し潤ってきたぞ」。文「ウウッ・・・・、じゃ、しましょうよ」。そういって文さん抱きかかえて布団に引き戻した。布団の大きな塊が静かに動いてゆく。時折くぐもった喘ぎ声がする。文「アアッ、太いのが欲しい・・・・」・・・文「ウウッ、来てもっと奥まで・・...ドローイング961..小説:小樽の翠866.引き戻されて・・・

  • ドローイング960..小説:小樽の翠865.バンバンいっちゃう

    翠が唇をつけたきた。だから抱え込んで濃厚なキスだ。翠「おくれちゃうよ・・・、今日は日勤だよーー」そういって今朝は出かけたんだった。それからもう一眠りしたから既に昼を過ぎている。翠がつくっておいたサンドイッチとスープをすすり、小樽公園へスケッチにゆこう。雪の斜面に薄日がさす、これぞ雪国の風景だ!。そうやって雪の風景と戯れ、地獄坂の途中から海を眺められる定点からスケッチをして帰ろう。小春は高校生だから、もうここで呼び止められることはない。それが少し寂しい気分である。坂道をくだり入船町の生協を目指す。翠のメモにあった食材の調達だ。坂道の途中にポイントカフェがある。ここでばったり病院の勤務あけの玲香姉ちゃんを見かけた。ならば珈琲でもご馳走しよう。玲香「今二人目が入っているの!」「お腹が大きいよね。もうじき生まれる...ドローイング960..小説:小樽の翠865.バンバンいっちゃう

  • ドローイング959.小説:小樽の翠864.ボディ

    雪が降り続く晩、翠は夜勤だ。いつも恒例の深夜のお茶タイムに、若いみさきさんがやってきた。晃子さんもとんがりコーンを抱えてやってきた。このお茶タイムがあるからこそ、朝まで頑張れる。そんなことは病院の事務にはわからない。思わずため息交じりで・・・みさき「なんで男の人って女の子の裸をみたがるんでしようね」。晃子「(*^▽^*)、つまり彼氏がいる。今日の話題は、みさきの愛だなぁー」。みさき「あっ、ばれちゃったか(*^▽^*)」翠「聞きたいなぁー・・・それが夜勤看護師のエキス!」みさき「だって彼氏がいつも私の裸を見たがるんですよ。私寒いっていってるのにさ。」晃子「そりゃみさきの腿やら胸やらで、男の人はみさきの裸体のボディを妄想するんだよ。まあ、それが男の元気印かなぁー」。みさき「スケベなのが元気印!?」晃子「それで...ドローイング959.小説:小樽の翠864.ボディ

  • ドローイング958.小説:小樽の翠863.超遠距離通勤

    さてアチキの名古屋の大学の仕事も終わった。セメスター制の大学は1月末になると、すべての授業が終わる。あとは期末試験だがアチキの出題は実習なので期日までに作品を提出せよとした。だからしばらく時間がある。さて翠が待つ小樽へ帰ろう。午前中大学の雑用をかたづけ中部国際空港へ向かう。新千歳行きは15時45分か・・・。北へゆく旅人達はブーツにダウンコートをぶら下げた姿が多く、そんな光景を見ながら空港で待つ気分は旅時間という刺激と安堵感がある。こうした感覚が超遠距離通勤ならではである。実は名古屋港から苫小牧までフェリーがあるが一泊二日かかるから、乗りたくても早く翠の顔を眺めようという欲望が優先する。飛行機は100分で新千歳空港に着く。一目散にゲートを出て中央階段を下り、JR改札口を抜け階段を降り、発車間際の快速エアポー...ドローイング958.小説:小樽の翠863.超遠距離通勤

  • エッセイ828.原色の街

    原色の街、それは𠮷行淳之介の小説のタイトルだが、撮影する側にとっては色彩飽和するぐらいの発色が面白い。京都に住んでいれば、渋い色好みの文化だから余計にそう思われる。クリスマスとお正月のフィリピンを自分の目でみたいと考えた。それは三ヶ月も前から準備される行事であり、クリスマスに至るまでに多くの行事が続く。だが断片的な画像ではわからない。だから実際に私の目で見て映像にすることにした。すくなくともこの時期は、街中に人々が溢れ賑やかになっているはずだ。だから嫁の家でクリスマスと新年をすごそう。フィリピンの季節は乾季だから、日本でいえば秋であり、そして冬がないから京都よりは温かい。春先まで滞在して縛れる京都忘れだ。だが正月が過ぎると事務仕事で京都の法務局へ書類提出がある。それに今年提出する学術論文の締め切りが3月に...エッセイ828.原色の街

  • エッセイ827.私にとって不満な日本のホテル、追記

    アジアを旅するならagodaのサイトが使いやすい。先ずは定宿のCOPACABANAapartmentHotelを予約した。バーゲンチケットで45%オフ。予約はなんなく終わり予約番号が届く。というのも先日、日本政府e-Govの手続きをしたが、メールアドレスを登録すると圧縮ソフトが届き、解凍してからダウンロードさせられ、それから本手続きをするといった具合だ。もう面倒なのでパスワードなんかメモしてない。どうせMacが覚えてんだろう?。そしてこうしたサイトは二度と永遠につながらない特徴がある。もう一つ日本のホテルサイトで私が気に入らないのが、いつもツインベッドが標準である事。要望があれば部屋は狭いけれどダブルベッドもありますよ、となる。つまり日本でダブルの部屋を予約すると、シングルの部屋に少し大きめのベッドがはい...エッセイ827.私にとって不満な日本のホテル、追記

  • エッセイ826.私の海外での撮影システム、追記

    今年の冬は本格的に寒く雪も多いとする予報が気象庁から出されている。だが私はクリスマスと正月はフィリピンにいる。日本の寒さが緩んだら帰国しよう。つまり冬忘れだ。旅の映像機材を考えていた。アクションカムのGopro7が小さく使いやすい。だが、この機材は少し古くHD画像が標準モード、4Kはサポートされないなどと書かれてある。そんなもの無視して使ってみたら結構いいじゃん。でもバッテリーの持ちが悪く突然熱停止する。そこで夜に強くバッテリーが長持ちする最新型のInsta360Acepro2を注文した。アクセサリーもよく考えられていて好ましい。在庫払底で二ヶ月後にFedexが運んでいるとメールが来る。そして配送メールより4日早い朝、玄関から「セイノー」と声がした。Fedexから引き継いだ運送会社だろう。旅立ち前に早く届...エッセイ826.私の海外での撮影システム、追記

  • エッセイ825.またシュミンケ

    昨日衣替えをしておいてよかった。今日から寒くなった11月の京都である。最近暖冬傾向だから少しはしのぎやすいが、京都の紅葉などを撮影にゆく気分ではない。今日も夜のジムへゆく前に長岡京ぐらいは撮影しようと考えたが寒いからパス。家に籠もっているほうが快適な季節になった。そうなるとあの画材を思い出し、早速デスクに並べる。絵具がデスクにある風景は心地よい。ならばドローイングシリーズは、またシュミンケで描こう。固くなった絵具のキャップをペンチで開けながらバレットに落としてゆく。そこにはお茶のお点前を入れてもらっているような安らぎ感がある。それは第三者がインターネットで介入してこない心地よさだ。インターネットもadobeといった利用ソフト企業からのメッセージや、そうかとおもうとインストールできなかったPoserの販売店...エッセイ825.またシュミンケ

  • エッセイ824.天井高

    フィリピンのNIKKAが甥っ子の誕生日に出かけた時の画像を送ってきた。多分ピットピタンから少し東のマロロスへいったところだろう。なんと建設中の家にカラオケセットと料理を持ち込んでの宴会だった。それにしてもぎょうさん親戚筋がいる事。私の記憶でも顔見知りは数人以下だ。NIKKAの家の設計が終わったところだが、私のデザインだと天井高が低い。そう思って人が集まるリビングは大きな吹き抜けにしておいたのは正解だった。それにしても何!、こんなに天井高が高いのか。どうも空間感覚が国によって違うということは気がついていた。京都で新築の住宅というと、それは私の家の町屋よりも天井が高いのである。敷地が狭く天井が高いから、室内の空間が縦長になる。それは室内の狭さが際立って落ち着かない空間になるのだが、最近の日本人はそんなことに神...エッセイ824.天井高

  • エッセイ823.11月のカトルセ

    京都の紅葉もまだ始まっていない頃、ウチの嫁がフィリピンのお祭りの画像を送ってきた。ブラカン教会前でおこなわれている「11月のカトルセ」と呼ばれるイベントの1つのようだ。カトルというのはフランス語で4という意味だが、カトルセとはなんだろう?。Google検索では、企業名であったり食べログにアップされているお店だったりして役に立たない。最近期待できない事が多い・・・。こういうときはchatGPTが役立つ。「カトルセ(Quatros)」は、カトリック教会におけるキリスト教行事の一つで、主に「四旬節の始まり」を指す言葉として使われることがあります。しかし、この用語自体はあまり一般的ではなく、正確な意味や使用方法については少し曖昧です。もし「カトルセ」がフランス語などで使われている場合、「四旬節の四つの曜日」という...エッセイ823.11月のカトルセ

  • エッセイ822.果たせなかった夢

    1970年7月に撮影した画像だ。私は鉄ちゃんではないけど、鉄ちゃんに誘われて鉄道を撮りつつ、その背後にある街の面白さを発見した。それは後に私の関心が都市へと広がる下地になったかもしれない。そんな中で上野駅は、一人で撮影に出かけた。北海道や東北の地図をみて、いってみたい街が沢山ある。でも金がない。だから上野駅ぐらいにでかけて、まだ見ぬ土地の気分ぐらいは味わいたい。石川啄木も上野駅へ故郷の香りを嗅ぎに出かけたぐらいだから、当時の上野駅には東北や北海道の香りが混じっていたのかもしれない。1970年7月の時刻表サイトをみるとトップ画像は、背後に帰宅するサラリーマンがいるから、上りはつかり2号が17時37分に上野駅に到着した時の画像だろう。多分列車から降りてきた人達の会話には青森弁の空気が漂っていたかもしれない。実...エッセイ822.果たせなかった夢

  • エッセイ821.都電の背後が・・・、追記

    鉄ちゃんに誘われて、銀座の都電が無くなるから撮りにゆこう。それが街歩きの切っ掛けだった。都電は其の後順次廃止され、これに呼応して残されている都電を撮影していた。1968年4月の東京である。だか都電を撮影していると背後にある古い建築に目がゆく。なんだろうあれは?。トップ画像は神田界隈にあった一橋大学の如水会館である。2番目は桜田門であり当時の警視庁の旧庁舎が写っていた。国会議事堂が正面に来る位置をさがして都電と警視庁がはいる位置をさがして撮影したのだろう。それはシティスケープへの関心が芽生えといえる。3,4番目は数寄屋橋だ。すでに銀座通は都電が廃止されたが、一本皇居側の大通り数寄屋橋交差点では、まだ都電が走っていた。メディアの関心と現実とは違うと感じた頃である。そして最後は東京タワーから日本最初の超高層霞が...エッセイ821.都電の背後が・・・、追記

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