現行の日本国憲法では、 (天皇の地位と主権在民) 第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。 という定めがまずあって、日本の主権は日本国民にあることが明記されている(憲法前文にも「ここに主権が国民に存することを宣言し」と謳われている)。 ところが、令和7年5月に参政党が公表した新日本憲法構想案では (天皇) 第一条 日本は、天皇のしらす君民一体の国家である。 2 天皇は、国の祭祀を主宰し、国民を統合する。 3 天皇は、国民の幸せを祈る神聖な存在として侵してはならない。 ※憲法案の原文には脚注がついていますがこの引用では省略してい…