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2018/12/31

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  • 【お知らせ】はてなブログからnoteへの移行について

    いつも「STC Advanced試験解説」をご覧いただき、誠にありがとうございます。 noteへの移行のお知らせ この度、より良いコンテンツをお届けするため、はてなブログからnoteへと活動の場を移行することになりましたので、お知らせいたします。 移行の理由 noteでは記事の整理や検索がしやすく、試験対策として皆様にとってより使いやすい形で情報をお届けできると考えています。また、より深い解説や追加コンテンツなども計画しており、noteのプラットフォームがそれに適していると判断しました。 新しいnoteアカウント 新しいnoteアカウントはこちらです: note.com すでにいくつかの記事を…

  • アメリカで摘発:コンテナシール交換スキーム

    アメリカではトランプ政権が始まりました。 「MAGA(Make America Great Again)」「America First」を掲げ、大統領就任初日から矢継ぎ早に政策を打ち出しています。 主な政策転換の中には、国境管理の強化があります。 そんな中、興味深いニュースを見つけたのでご紹介します。 原文はこちら www.yahoo.com ロサンゼルス港で2億ドル規模の偽ブランド品密輸組織を摘発 事件の概要 期間:2023年8月~2024年6月 押収額:1億3000万ドル以上 被害総額:推定2億ドル 主な偽造品:靴、香水、高級バッグ、衣類、腕時計 摘発された組織の手口 中国から偽ブランド品…

  • 【実体験】通関士試験とSTC Advanced試験の違いとメリット

    今回は私が保持している資格、通関士試験とSTC Advancedについて、この2つの資格の違いや特徴、そしてそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。 通関士試験とは 通関士は、税関における輸出入通関手続きの専門家としての国家資格です。 試験概要- 実施頻度:年1回(10月)- 受験料:約3,000円- 合格率:例年10-15%程度- 試験内容:関税法、関係法令、通関実務が中心 2024年の通関士試験の合格率は12%と、とんでもなく低かったようです。 年々難易度が増しているように感じます。 メリット- 通関業者で働く際に必要の資格(必須ではない)- 国家資格としての高い信頼性- 貿易実…

  • STC Advanced攻略:勉強方法

    "> ">本日もSTC Advanced攻略のお話です。 ">私が行った勉強方法を公開します。 "> 【STC Advancedテキスト問題集】 こちらは基本の基本です。 実務で該当品を取り扱っている、包括を使って輸出している場合でも、こちらのテキストで知る情報はたくさんありました。また、問題集の問題は、STC Advancedの試験に出る問題と非常に似た問題が掲載されています。 【EARはCISTECのサイトでチェック】 EAR(米国輸出規制)に関しては、↑のSTC Advancedテキスト問題集では物足りない気がしました。 とういことで、TC Advancedテキストに加え、CISTECの…

  • STC Advanced攻略:役務取引の基本概念

    "> ">本日もSTC Advanced攻略のお話です。 ">役務取引(技術提供)を理解する上で、場所の判断と居住者・非居住者の区分は非常に重要な概念です。 "> 【特定技術提供が規制される2つのケース】 地理的視点での規制 特定技術を外国において提供する場合 提供者・受領者の居住性に関係なく規制対象 つまり、居住者同士の取引であっても、居住者→非居住者であっても、取引場所が外国であれば、規制対象となります。 特定技術を受け取る居住者が、たまたま出張で海外にいたという場合は該当しません。 人的視点での規制 特定技術を居住者から非居住者へ提供する場合 提供場所に関係なく規制対象 つまり、取引場所…

  • STC Advanced攻略:特定類型に関する理解

    ">特定類型に関しても出題傾向が高い問題ですね。【特定類型とは】 非居住者(特定国)から強い影響を受けている居住者のことを指します ここで言う非居住者は、外国政府等・外国法人等を指しますが、居住者とは自然人を指します。 ">特定類型は、あくまで個別に審査で確認する必要がある場合をまとめたもので、特定類型に該当するからといって安全保障上懸念がある者とみなされるわけではない。 つまり、特定類型に該当するからといって、即座に役務取引申請が必要というわけではなく、確認する必要がある、という事です。 【3つの特定類型】 特定類型① 対象:契約に基づき、外国政府等・外国法人等の支配下にある者 ポイント: …

  • STC Advanced攻略:用語の解釈(役務通達)

    運用通達と役務通達に関しての出題もSTC Advancedでは頻度の高い問題となっていますね。 運用通達は 輸出令別表第一の中で解釈を要する言葉が定められています。 役務通達は 外為令別表の中で解釈を要する言葉が定められています。 つまり 運用通達=貨物 役務通達=技術 と言うことです。 特に試験で重要なのが役務通達1(3)で定義されている以下の用語の解釈です。 技術ー 貨物の設計、製造又は使用に必要な特定の情報 設計ー 設計研究、設計解析、設計概念、プロトタイプの製作及び試験、パイロット生産計画、設計データ、設計データを製品に変化させる過程、外観設計、総合設計、レイアウト等の一連の製造過程の…

  • STC Advanced攻略:ワッセナー・アレンジメントのカテゴリーと輸出令別表の対比

    ワッセナー・アレンジメントと輸出令別表の対応関係について解説します。 WAで規制されている品目は、日本の輸出令別表第1の項番と密接に関連しており、STC Advanced試験では、この対応関係についての出題が頻出となっています。 試験対策として、WAのカテゴリーと輸出令別表第1の項番の対応関係を正確に理解することが必要です。 (このブログの最後に、この内容に関連する過去問題のリンクをつけましたので、確認すると良いでしょう。) それでは以下の点に注目して整理していきましょう。 通常の対応関係:WAのカテゴリー番号に4を足すと対応する輸出令別表第1の項番になる 特殊なリストの対応:Munition…

  • STC Advanced攻略:「輸出者等遵守基準」と「輸出管理内部規程(CP)」

    「輸出者等遵守基準」と「輸出管理内部規程(CP)」の違いを明確に理解することは非常に重要です。 特にSTC Advanced試験では、この2つの違いについて細かく問われることが多いため、今回は重要ポイントを解説します。 【輸出者等遵守基準とは】 輸出者等遵守基準は、輸出者の区分によって要求される内容が異なります。 1. 一般の輸出者(業として輸出を行う者)に求められること- 該非確認の責任者を決めること- 従業員への法令の周知と指導を行うこと 2. リスト規制品の輸出者に求められること上記に加えて、以下の項目が必要となります。 <必ず実施すべき事項>- 組織の代表者を輸出管理の責任者とすること…

  • STC Advanced攻略:輸出令別表と貨物等省令の関係

    輸出令別表、外為令別表、そして貨物等省令の対応関係についての問題は毎回見かけます。 今回は、この対応関係について詳しく解説していきます。 【基本的な法令の役割】 1. 輸出令別表- 規制対象となる貨物品目を定めている表- どのような貨物が規制されているかが分かる 2. 外為令別表- 規制対象となる技術品目を定めている表- どのような技術が規制されているかが分かる 3. 貨物等省令- 上記の別表に記載された品目の具体的なスペックを定めている- より詳細な規制基準を知ることができる 【重要な対応関係】 特に覚えておくべき対応関係をご紹介します: 1. 特殊な対応関係を持つ項目- 1の項:貨物等省令…

  • STC Advanced攻略:少額特例の解釈

    ">少額特例の問題攻略のポイントです。 少額特例は、輸出令別表第1の該当項番によって適用条件が異なります。以下に詳しく解説します。 【適用不可の項番】- 1の項:適用不可- 2~4の項:適用不可- 14の項:適用不可 【5万円以下が基準となる貨物】1. 5~13項の告示貨物2. 15の項の貨物 【100万円以下が基準となる貨物】- 5~13の項の告示貨物以外の貨物 【適用における重要な注意点】1. 輸出令別表第4の国向けは適用不可 - イラン - イラク - 北朝鮮 2. 以下の場合も適用不可 - 用途確認で大量破壊兵器等の開発・製造等に使用されるおそれがある場合 - インフォーム通知を受けた…

  • STC Advanced試験攻略のポイント

    攻略 STC Advanced 試験攻略のポイント STC Advanced試験は、実務に即した理解力が求められると同時に、法令の条文番号など暗記も必要となる試験です。 今時、インターネットで必要な情報を即座に検索できるので、法令の番号やその内容の暗記は実務上、あまり必要性はないかもしれません。 されど試験は試験。過去問題の出題傾向を踏まえた的確な暗記は避けて通れない道となっています。 要はピンポイントで試験前に覚えてしまえば良いだけです。 また、テキストの使い勝手についても問題があります。目次が充実していないため、効率的な学習や復習が難しい状況です。(最新のテキストは見ていないので、目次が細…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題25)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題25 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 規制品目分類番号(ECCN)の2桁目の英記号は品目の形態を表しており、Aが装置・アッセンブリ等、Bが製造・試験装置、Cが材料、Dがソフトウェア、Eが技術である。 1.正しい。 2.誤っている。 正解 1.正しい。 解説 規制品目分類番号(ECCN)の2桁目の英記号は、次の図のとおりです。 CISTEC 安全保障輸出管理実務能力認定<STC Advanced>テキスト・問題集 第6版 作者:一般財団法人安全保障貿易情報センター…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題24)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題24 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 本邦にあるX大学が、米国にあるソフトメーカー製の表計算ソフトを本邦内でイラン国籍の学生に使用させることは、EARでいう「見なし再輸出」にあたる。 1.正しい。 2.誤っている。 正解 2.誤っている。 解説 単なる製品の使用は「みなし再輸出」に該当しません。 安全保障輸出管理実務能力認定<STC Advanced>テキスト・問題集 第6版 作者:一般財団法人安全保障貿易情報センター Center for Informatio…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題23)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題23 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 ソースコードを公開しているURL又はソースコードをBIS及びENC暗号申請コーディネータに通知していない場合で、暗号ソースコードが標準暗号に基づいている場合であっても、「公知の暗号ソースコード」とはならず、EARの規制対象となる。 1.正しい。 2.誤っている。 正解 2.誤っている。 解説 EARの許可例外、暗号貨物・ソフトウェア・技術(ENC)です。 標準暗号に基づくソースコードは通知の有無に関わらず、「公知の暗号ソース…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題22)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題22 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 本邦にある貿易会社Xは、輸出令別表第1の7の項(14)に該当するネットワークアナライザー(1セット・総価額90万円)をタイにあるメーカーYに輸出する契約を2024年10月23日に締結する予定である。当該ネットワークアナライザーは、少額特例が適用できるので、貿易会社Xは、当該ネットワークアナライザーの使用説明書をメーカーYに提供する場合、貿易外省令第9条第2項第十二号により、2024年10月23日の契約締結後であれば、何時でも…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題21)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題21 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号無線通信装置であっても、「医療用に設計された装置に組み込まれたもの」は、輸出令別表第1の9の項に該当しない。 1.正しい。 2.誤っている。 正解 1.正しい。 解説 医療用に設計された装置又は医療用に設計された装置に組み込まれた貨物若しくはプログラムについては、規制対象から除外されます。 安全保障輸出管理実務能力認定<STC Advanced>テキスト・問題集 第6版 作者:一般財…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題20)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題20 AからCまでのうち、外為法第69条の6に規定する違反行為をした人(行為者)に対する罰金について、正しい説明はいくつあるか、後記1から3まで の中から1つ選びなさい。 A 輸出令別表第1の3の2の項(2)に該当する貨物(価格900万円)を無許可で仲介貿易取引した場合の罰金刑は、4,500万円以下である。 B 外為令別表の2の項(2)に該当するプログラム(価格100万円)を無許可で提供した場合の罰金刑は、10億円以下である。 C 外為令別表の9の項(1)に該当するプログラム(価格100万円)を無許可で提供した場合の…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題19)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題19 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 本邦にあるメーカーXは、本邦にある貿易会社Yと国際入札の最終打合せを入札日の前日にアラブ首長国連邦にあるホテルで行う予定である。その際、メーカーXが外為令別表の3の項(2)に該当する技術を貿易会社Yに現地で提供する契約になっている場合、役務取引許可は必要である。 B 本邦にある工作機械メーカーXの技術部長は、代理店である本邦にある貿易会社Yの営業部長から、外為令別表の2の項に該当する工作機械の技術資料を至急メールで送る…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題18)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題18 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 外為法第25条第1項の無許可取引を行った場合、外為法に基づく行政制裁の規定は、外為法第25条の2第1項に規定されている。 B 外為法第48条第1項の無許可輸出をした場合、外為法に基づく行政制裁の規定は、外為法第53条第1項に規定されている。 C 外為法第25条第4項の無許可違反をした場合、外為法に基づく行政制裁の規定は、外為法第69条の6第1項に規定されている。 1.1個 2.2個 3.3個 正解 2.2個 Aと Bが正…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題17)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題17 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 本邦にある貿易会社Xのタイ支店は、輸出令別表第1の6の項(1)に該当する軸受(価額80万円)を韓国にあるメーカーYより購入し、中国にあるメーカーZに売却する予定である。当該軸受は、韓国にあるメーカーYより中国にあるメーカーZに直接輸出される。メーカーZの用途は、航続距離300キロを超える無人航空機の製造用である。この場合、貿易会社Xは、外為法第25条第4項に基づく仲介貿易取引許可申請が必要である。 B 本邦にある貿易会…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題16)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題16 AからCのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 核兵器等開発等省令第一号は、輸出令別表第1の16の項に該当する貨物に関する大量破壊兵器キャッチオール規制の用途要件についての規定である。 B 核兵器等開発等告示第二号及び第三号は、外為令別表の16の項に該当する技術に関する大量破壊兵器キャッチオール規制の需要者要件についての規定である。 C 通常兵器等開発等省令第一号は、輸出令別表第1の16の項に該当する貨物に関する通常兵器キャッチオール規制の用途要件についての規定である。 …

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題15)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題15 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 本邦にあるX大学に通う米国人留学生P(来日から7ヶ月目)については、 留学費用の全額を米国にあるAIのメーカーYが提供している。本邦にあるX大学が外為令別表の7の項に該当する技術を留学生Pに提供する場合、 留学生Pは特定類型②にあたるので、役務取引許可申請が必要である。 B 本邦にあるX大学に通う中国人留学生Q(来日から9ヶ月目)については、留学費用の全額を中国にある中国商務省が提供している。本邦にあるX大学が外為令別表…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題14)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題14 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置 (総価額200万円)をタイの陸軍に輸出する際、台風による人命救助に 使用すると連絡を受けている場合、「届出」は不要である。 B 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置 (総価額200万…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題13)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題13 <問題13> AからCまでのうち、正しい説明は、いくつあるか、後記1から3までの中 から1つ選びなさい。なお、AからCまでの輸出貨物は、全て輸出令別表第 1の16の項に該当するものとする。 A 本邦にあるメーカーXは、チェコにあるメーカーYより炭素繊維1トンの注文を受けた。その際、メーカーYからは、当該炭素繊維を使用して、航続距離が300キロメートル以上の無人航空機の製造に使用すると連絡を受けた。この場合、メーカーXは、輸出許可申請は不要である。 B 本邦にあるメーカーXは、タイにあるメーカーYよりアンモニア1…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題12)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題12 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 役務通達では、「パイロット生産計画」は、「製造」にあたる。 B 役務通達では、「生産エンジニアリング」は、「設計」にあたる。 C 役務通達では、「現地据付」は、「使用」にあたる。 1.1個 2.2個 3.3個 正解 1.1個 Cが正しい説明です。 解説 役務通達の用語の解釈を理解していないと回答できない問題ですね。 参考:経産省 役務通達の用語の解釈 Aは正しい説明ではありません。 「パイロット生産計画」は、設計にあたり…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題11)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題11 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 本邦にあるメーカーXは、米国にあるメーカーYより、1つの注文で、輸出令別表第1の7の項(1)に該当する集積回路(価額90万円)及び輸出令別表第1の7の項(7)に該当する高電圧用コンデンサ(価額90万円)の注文を受けた。当該貨物を米国のメーカーYに輸出する場合、少額特例を適用して輸出することができる。 B 本邦にあるメーカーXは、イランにある国連の事務所から連絡用に輸出令別表第1の9の項(1)に該当する無線通信装置(1セッ…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題10)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題10 AからCまでのうち、下線部分が正しいものはいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 遵守基準省令第1条第二号ロでは、「当該特定重要貨物等輸出者等の組織内の輸出等の業務を行う部門の権限及び責任並びに複数の部門において輸出等の業務を行う場合にあっては当該部門間の関係を定めること。」と規定されている。 B 遵守基準省令第1条第二号ハでは、「該非確認に係る手続を定めるよう努めること。」と規定されている。 C 遵守基準省令第1条第二号ヘでは、「輸出等の業務の適正な実施についての監査の体制及び定期的な監査…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題9)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題9 AからCまでの貨物を無許可輸出した場合、外為法第69条の6第2項第二号が適用されるものはいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 (参照条文) 輸出貿易管理令第14条 第14条 法第69条の6第2項第二号に規定する政令で定める貨物は、別表第1の1の項((5)、(6)及び(10)から(12)までを除く。)及び同表の2から4までの項の中欄に掲げる貨物(核兵器等を除く。)とする。 A 輸出令別表第1の1の項(11)に該当する防弾衣 B 輸出令別表第1の3の2の項(2)3に該当する遠心分離機 C 輸出令別表…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題8)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題8 AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 輸出貨物が核兵器等の開発等のために用いられるおそれがある場合を定める省令(核兵器等開発等省令)の「開発等」とは、開発、製造、使用又は貯蔵の意味である。 B 輸出貨物が輸出貿易管理令別表第1の1の項の中欄に掲げる貨物(核兵器等に該当するものを除く。)の開発、製造又は使用のために用いられるおそれがある場合を定める省令(通常兵器開発等省令)の「開発等」とは、開発、製造、使用又は貯蔵の意味である。 C 貿易関係貿易外取引等に関する…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題7)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題7 輸出令別表第1の1の項及び外為令別表の1の項に関して、AからCまでの うち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 輸出令別表第1の1の項の中欄に掲げる貨物は、貨物等省令第1条に詳細に規定されている。 B 外為令別表の1の項の中欄に掲げる技術は、貨物等省令第16条に詳細に規定されている。 C 外為令別表の1の項でいう「使用」とは、役務通達(3)の用語の解釈で 規定されている「使用」と同じで、「操作、据付(現地据付を含む。)、保守(点 検)、修理、オーバーホール、分解修理をいう。」と…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題6)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題6 外為令別表の3の項又は貨物等省令第15条の2について、AからCまでのうち、下線部分が正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 輸出令別表第1の3の項(1)に該当する二塩化カルボニル(別名ホスゲン) の使用説明書は、外為令別表の3の項(1)の「使用」の技術に該当しない。 B 輸出令別表第1の3の項(2)8に該当する多重管の外側に付けるメーカーのロゴマークのデザイン画は、外為令別表の3の項(2)の「設計」の技術に該当しない。 C 韓国の子会社でシャンプーを製造するために、子会社に輸出令別…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題5)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題5 外為法第25条第1項について、AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 本邦にある大学のX教授は、米国にあるインターネット検索会社Yが提供しているストレージサービス(サービス提供者等が閲覧、取得又は利用できない)を利用している。X教授は、自ら設計開発したプログラム(外為令別表の6の項に該当)を当該ストレージサービスに保管し、本人のみが使用するのであれば、外為法第25条第1項の役務取引許可は不要である。 B 本邦にあるソフト会社Xは、外為令別表の9の項に該当する暗号…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題4)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題4 AからCまでのうち、下線部分が正しい説明はいくつあるか後記1から3 までの中から1つ選びなさい。 A ワッセナー・アレンジメントのSensitive Listにあたる貨物は、告示貨物に規定されている。 B ワッセナー・アレンジメントのSensitive Listにあたる技術は、提出書類通達の別表2の付表1に規定されている。 C ワッセナー・アレンジメントのCategory 1 Special Materials and Related Equipment.にあたる貨物は、輸出令別表第1の5の項に規定されている。 …

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題3)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題3 包括許可取扱要領の別表1の左欄の条件の(6)の(表)について、Aから Cまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可が適用できる輸出令別表第1の6の項(1)に該当する軸受をポーランドにあるポーランド軍の研究所向けに輸出する際、「その他の軍事用途」に「用いられる場合」、当該輸出を行った後に当該輸出について経済産業大臣に報告を行うことが必要である。 B 一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可が適用できる輸出令別表第1の…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題2)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題2 本邦にある貿易会社Xが、AからCまでの貨物又は技術について、外国に無許可輸出又は無許可取引をした場合、外為法第72条第1項第一号が適用され るものはいくつあるか、後記1から3までの中から1つ選びなさい。なお、特例の適用はないものとする。 A 外為令別表の2の項(2)に該当するNCプログラム B 輸出令別表第1の3の2の項(2)3に該当する遠心分離機 C 輸出令別表第1の15の項(1)に該当する無機繊維 1.1個 2.2個 3.3個 正解 2.2個 AとBの取引に外為法第72条第1項第一号が適用されます。 解説 "…

  • STC Advanced 過去問解説(第20回、問題1)

    STC Advanced 第20回 問題解説 2024年10月22日開催 問題1 AからCまでのうち、海外のメーカーに該非判定を確認する際、どの国際輸出管理レジームの英文を参考にしたら良いかについて、下線部分が正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 本邦の貿易会社Xは、台湾のメーカーYより、輸出令別表第1の9の項(1)に関連する無線通信装置αを購入し、英国で販売する予定である。無線通信装置αは、この場合、ワッセナー・アレンジメント(WA)の規制なので、同サイトにあるCategory 5 - Part 1 Telecommunications の英文を参考にメーカー…

  • 管理の甘い日本人

    これまで日本とアメリカの様々な企業で働いてきました。 その経験から、日本人特有の「管理の甘さ」が、ビジネスの場で思わぬ落とし穴となっている現状を目の当たりにしてきました。 15年近く前のことなので、時効となっているでしょう。 ここで実際に見聞きした事例をカミングアウトして、葬りたいと思います。 赴任先での二重生活 約15年前、ある日本企業の東南アジア赴任者から聞いた話です。現地で「羽振りの良い」日本人男性は非常にモテるそうです。その結果、現地で別の家族を持つケースが少なくありませんでした。会社からの出張手当が遊ぶお金に変わり、中には現地の女性との間に子供ができ、養育費を払い続けている人もいまし…

  • 輸出者等の遵守基準と外為法等遵守事項:違いを明確に押さえるポイント

    STC Advanced、STC Expertのどちらの試験でも出題される可能性が高い「輸出者等の遵守基準」と「外為法等遵守事項」について、重要なポイントをまとめてみましょう。 輸出者等の遵守基準 輸出者等の遵守基準は、以下の2段階で構成されています: 業として輸出をするすべての人たちが対象で守らなければならない決まり リスト規制貨物・技術を輸出する人たちが守らなければならない決まり 経産省:輸出者等の遵守基準等の改正について 経済産業省の「輸出者等の遵守基準等の改正について」の資料から抜粋した表では、(Ⅰ)が1に該当し、(Ⅰ)と(Ⅱ)を合わせて2に該当します。 努力義務について (Ⅱ)の中に…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題 25)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題25 ">後記1から5までの中から、正しい説明を全て選びなさい。 "> ">1.外為法第55条の10第1項中の「経済産業省令」とは、「輸出者等遵守基準を定める省令」(遵守基準省令)のことである。 "> ">2.外為令第17条第3項第二号中の「経済産業省令」とは、「仲介貿易おそれ省令」である。 "> ">3.外為法第69条の6第2項第一号に規定する「政令」とは、「輸出貿易管理令」のことである。 "> ">4.輸出令第4条第1項第三号イ中の「経済産業省令」とは、「通常兵器開発 等省令」のことである。 "> ">5.…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題 24)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題24 ">米国にあるM社は輸出令別表第1の1の項に該当する武器を英国にあるN社に輸出した。本邦にあるX社は、M社からN社への輸出案件成立のため、M社とN社を引き合わせた他、様々な取次を行い、融資や輸送の手配も行った。この場合、X社の外為法第25条第4項に基づく仲介貿易取引許可の要否に関する記述のうち、正しいものを後記1から5までの中から全て選びなさい。 "> ">1.X社は、例外なく常に仲介貿易取引許可が必要である。 "> ">2.X社が自ら物流会社と契約して米国から英国への輸送のみを行う場合、X社は仲介貿易取…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題 23)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題23 ">後記1から5までの中から、特定類型について正しい説明を全て選びなさい。 なお、問題文にない事実は考慮しないものとします。 "> ">1.本邦にある貿易会社Xの社員Aは、会社の許可を得て、副業を行っている。社員Aが、アメリカにあるメーカーYのプログラマーとして雇用されている場合、社員Aは、特定類型①にあたる。なお、貿易会社XとメーカーYに資本関係は一切ない。 "> ">2.本邦にある貿易会社Xの社員Aは、会社の許可を得て、副業を行っている。社員Aが、アメリカ政府により金融行政の調査員として雇用されている…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題 22)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題22 ">後記1から5までの中から、誤っている説明を全て選びなさい。 "> ">1.本邦にあるメーカーXは、本邦では技術者が採用できなかったので、インドで、インド人技術者Aを2024年4月1日から雇用した。インド人技術者Aは、インド国内にある自宅で勤務し、成果物としてのプログラムを毎週 インターネットにより、メーカーXに納品している。この場合、インド人技術者Aは、2024年4月1日から「居住者」として取り扱われる。 "> ">2.上記1のインド人技術者Aに、本邦にあるメーカーXが外為令別表の9の項(1)に該当す…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題 21)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題21 ">国輸出管理規則(EAR)の許可例外に関する記述として、誤っている説明を後記1から5までの中から全て選びなさい。 ">*こちらの解説がわかる方はぜひコメント、メッセージでお知らせください! "> ">1.米国原産部品Aを組み込んでいる、デミニミス・ルールが適用可能な日本製の製品B(組込比率5%)をキューバ向けに再輸出する予定である。部品Aに不具合があった場合のために、予備部品として3個の部品Aを製品Bに同梱する予定である。部品Aの3個の価格は本体価格の10%以下なので、許可例外APRを適用して米国政府の…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題 20)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題20 ">米国輸出管理規則(EAR)の規制に関する記述について、正しいものの組み合 わせを後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A キューバはテロ支援国(E:1グループ国)ではないので、キューバへの EAR99 の再輸出は原則としてBISの許可は不要である。 "> ">B EAR746 章附則7掲載品目(イランの無人航空機(UAV)製造に重要な品目等の リスト)であっても、EAR99にあたる品目である場合のイラン向け再輸出 は、BISの許可は不要である。 "> ">C シリア向けのEAR99の再輸…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題19)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題19 ">米国輸出管理規則(EAR)の Unverified List(略称:UVL)に関する記述につい て、正しいものの組み合わせを後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 規制品目リスト(Commerce Control List)掲載品目の UVL 掲載者への再輸出 は、BISの許可が必要である。 "> ">B UVL 掲載者への再輸出については許可例外を適用できない。 "> ">C UVL 掲載者への再輸出につき許可不要な場合でも、再輸出先の当該 UVL掲載者から事前にEARに基づくUVL…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題18)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題18 ">防衛装備移転三原則(三原則)及び防衛装備移転三原則の運用指針(運用指針)に関する説明につき、AからDまでのうち、正しいものはいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 三原則において「防衛装備」とは武器及び武器技術をいうが、三原則において「武器」とは、火器、火薬類、刀剣類その他直接人を殺傷し、又は武力闘争の手段として物を破壊することを目的とする機械、器具、装置等をいう。 "> ">B 三原則では、「防衛装備の海外移転の管理を行った上で、官民一体となって防衛装備の海外移転を進め…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題17)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題17 ">AからEまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から5までの中か ら1つ選びなさい。 "> ">A 「輸出」の定義は、外為法第6条で規定されている。 "> ">B 「輸出の時点」の定義は、外為法第6条で規定されている。 "> ">C 「居住者」の定義は、外為法第6条で規定されている。 "> ">D 「提供」の解釈は、役務通達で規定されている。 "> ">E 「特定類型」の定義は、外為法第6条で規定されている。 "> ">1.1個 ">2.2個 ">3.3個 ">4.4個 ">5.5個 "> ">正解…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題16)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題16 ">本邦にある貿易会社Xが、AからDまでの輸出契約を締結した場合、キャッ チオール規制に関する輸出許可申請が必要な場合はいくつあるか後記1から 5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A チタン合金10トン(輸出令別表第1の16の項に該当)を台湾にあるY社に輸出する契約を結んだ。Y社において、当該チタン合金は発電用の加圧水型軽水炉の製造に用いられることが判明している。 "> ">B チタン合金10トン(輸出令別表第1の16の項に該当)をパキスタンにあるY社に輸出する契約を結んだ。Y社から、当該チタン合金…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題15)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題15 ">AからDまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から5までの中から1つ選びなさい。なお、本邦にあるメーカーXは、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可を取得している。 "> ">A 本邦にあるメーカーXは、韓国(い地域①)にあるメーカーYから輸出令別表第1の3の項(1)、貨物等省令第2条第1項第1号に該当するシアン化ナトリウムを1契約で、メッキ用に60キログラムを受注した。この場合、メーカーXは、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可を適用して輸出できる。 "> ">…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題14)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題14 ">本邦にあるメーカーXが輸出令別表第1の6の項(7)1に該当するロボット(1台)について、取得している特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可を適用して輸出する際、AからEまでの経由地及び仕向地の組み合わせのうち、当該包括許可が適用できないものはいくつあるか後記1から5までの中から1つ選びなさい。 ">1.1個 ">2.2個 ">3.3個 ">4.4個 ">5.5個 "> ">正解 5の5個 全て適用できません。 Aが正しい説明です。 解説 ">輸出令別表第3の2(国連武器禁輸国)、輸出令…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題13)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題13 ">AからDまでのうち、貿易外省令第9条第2項について、正しい説明はいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 本邦にあるメーカーXが実施する工場見学は、インターネットで事前申し込みがあれば、誰でも見学できる。工場見学コースには、外為令別表の6の項(1)に該当する技術がある。先月、近隣の大学から合計10名の学生の見学申し込みがあり、その学生の中に、来日から3ヵ月のネパール人が1名及び特定類型②に該当するスペイン人1名を含むとの連絡を受けている。来週、この10名向けに工場見学を実施…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題12)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題12 ">AからDまでのうち、無償告示について、正しい説明はいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 本邦にあるメーカーXは、1年前にイラクにある国連事務所に個別の輸出許可を取得して、輸出令別表第1の9の項(7)に該当する無線通信装置(1台・総価額120万円)を輸出した。当該無線通信装置が故障したので、本邦にあるメーカーXに戻して、修理を行い、イラクに再輸出する場合、無償告示第一号1は適用できないので、あらためて個別の輸出許可が必要である。 "> ">B 本邦にあるメーカーXは、3ヵ…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題11)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題11 ">AからDまでのうち、貿易外省令第9条第2項に係る特例(以下、「当該特例」という。)に関し、正しい説明はいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 本邦にあるメーカーXと米国にあるメーカーYとの特許紛争において、メーカーXが米国の裁判所に自社で保有する外為令別表の9の項に該当する技術情報を提示することが必要となった。メーカーXが裁判上の和解をするために提示し、公開されない場合でも当該特例が適用できるので、メーカーXは、役務取引許可の取得は不要である。 "> ">B 不特定多数の…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題10)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題10 以下は、遵守基準省令第1条第二号チの規定である。(A)及び(B)にあてはまる用語を後記1から5までの中から1つ選びなさい。 (参考条文・抜粋)遵守基準省令第1条第二号チ チ (A)が輸出者等の特定重要貨物等の輸出等の業務に関わる場合には、当該業務を適正に実施させるため、当該(A)に対する指導及び研修並びに当該(A)の業務体制及び業務内容の確認(以下「指導等」という。)を行う体制及び手続を定め、当該手続に従って定期的に当該指導等を(B)。 1.(A)関係会社(B)行うこと 2.(A)関係会社(B)行うよう努…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題9)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題9 ">AからDまでのうち、正しいものはいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 本邦にある大学の教授Xは、来月、外国ユーザーリストに掲載されている大学(懸念区分はミサイル)の教授Yと電話にて、外為令別表の16の項に該当する人造黒鉛(懸念される用途は、核兵器、ミサイル)の製造技術について説明する予定である。キャッチオール規制では口頭での提供は規制されていないため、電話による説明は教授Yの研究目的が不明であっても、役務取引許可を取得する必要はない。 "> ">B 本邦にあるメーカーXは…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題8)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題8 ">以下の(A)から(D)までに当てはまる、正しい用語の組み合わせを後記 1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">(参考・抜粋)運用通達1-1(7)(イ) ただし、輸出令別表第1の1から15までの項の中欄に掲げる貨物であっても、他の貨物の部分をなしているもの(ただし、輸出令別表第1の8の項に掲げる貨物であって、貨物等省令第7条において「(A)内蔵されたもの」とされている場合を除く。)であって、当該他の貨物の(B)となっていない又は当該他の貨物と分離しがたいと判断されるものは、以下の場合を除き、輸出令…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題7)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題7 ">以下は包括許可取扱要領の抜粋である。(A)と(B)にあてはまるものを 後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">(参考・抜粋)包括許可取扱要領Ⅱの4 4 特別一般包括許可の範囲 (1)特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可 特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可の範囲は次の①から③までのいずれかに該当する輸出又は役務取引とする。ただし、(A)若しくは同表第4に掲げる地域を経由地とする輸出、(B)に掲げる地域を仕向地とする輸出(令和5年経済産業省告示第162号(輸…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題6)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題6 包括許可取扱要領の別表4の左欄の(8)の(表1)について、AからEまでのうち、下線部分が正しい説明はいくつあるか後記1から5までの中から1つ選びなさい。 A 特別一般包括役務取引許可が適用できる外為令別表の6の項(2)に該当する技術をポーランドにあるメーカーに提供する際、「その他の軍事用途」に「利用される場合」、特別一般包括役務取引許可は、失効する。 B 特別一般包括役務取引許可が適用できる外為令別表の6の項(2)に該当する技術をアルゼンチンにあるメーカーに提供する際、「核兵器等の開発等」に「利用される場合…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題5)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題5 AからEまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から5までの中から 1つ選びなさい。 A 外為法等遵守事項では、「通関時の事故が発生した場合には、税関長に報告すること」と規定されている。 B 外為法等遵守事項では、「該非判定に関して手続を明確にし、実施すること」と規定されている。 C 外為法等遵守事項では、「用途及び需要者等を確認する手続を定め、当該手続に従って用途及び需要者等の確認を行うこと」と規定されている。 D 外為法等遵守事項では、「子会社及び関連会社に対し、安全保障貿易管理に関する適切な指導を行…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題4)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題4 ">AからEまでのうち、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可が適用できるものはいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。なお、返送に係る輸出については考慮しないものとします。 "> ">A ポーランドにある警察向けに輸出令別表第1の1の項(11)に該当する軍用ヘルメットを輸出する場合 "> ">B イランにあるメーカー向けに輸出令別表第1の6の項(1)に該当する軸受を輸出する場合 "> ">C アフガニスタンにあるメーカー向けに輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置を輸…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題3)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題3 ">本邦にあるメーカーが行うAからEまでの役務提供のうち、個別の役務取引許可の申請窓口(許可事務)が経済産業省安全保障貿易審査課になるものはいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A 外為令別表の6の項に該当する技術で、提出書類通達の別表2の付表1及 び別表2の付表2に掲げる技術ではない技術を本邦にある大学に通う英国人留学生で、特定類型②に該当する者に提供する場合 "> ">B 外為令別表の5から13の項に該当する技術で、提出書類通達の別表2の付表1に掲げる技術を中国にある自社の子…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題2)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題2 ">AからDまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から5までの中か ら1つ選びなさい。 "> ">A 核兵器等開発等省令第二号中の「当該貨物の需要者が核兵器等の開発等を行う」と第三号中の「当該貨物の需要者が核兵器等の開発等を行った」における「需要者が行う」及び「需要者が行った」に係る解釈は、運用通達で定められている。 "> ">B 核兵器等開発等省令第一号中の「(当該貨物の用途並びに取引の条件及び態様から、当該貨物が核兵器等の開発等及び別表に掲げる行為以外のために用いられることが明らかなときを除く。)…

  • STC Expert 過去問解説(2024年度 法令編 問題1)

    STC Expert 2024年度 法令編 問題解説 2024年4月22日開催 問題1 ">本邦にある大学Xは、輸出令別表第1の9の項(1)に該当する新型の無線機2台をアルゼンチンにある大学Yへ輸出する契約を結んだ。当該無線機は告示貨物で、1台55万円である。この場合における輸出令第4条第1項第四号の説明として、AからEまでのうち、正しい説明はいくつあるか、後記1から5までの中から1つ選びなさい。 "> ">A この輸出契約が、無償の贈与契約の場合、総価額は0円になるので、少額特例を適用できる。 ">B この輸出契約の総価額が100万円以下であれば少額特例を適用できる。 しかし、総価額は110…

  • セブン&アイと外為法

    セブン&アイに関して、2つの興味深いニュースがありました。 1つは、カナダの Alimentation Couche-Tard(アリマンタシオン・クーシュタール)という会社からセブン&アイが買収提案を受けているニュース。 もう1つは、セブン&アイが外為法におけるコア業種への分類の格上げを申請したことです。 外為法では安全保障上の理由から、外資による日本企業の買収や出資を規制しています。コア業種に分類されると、外資による出資や経営参加に対する規制が厳しくなります。 コア業種には通常、以下のような企業が分類されます: 武器製造業 航空機製造業 原子力関連産業 宇宙開発関連産業 重要な先端技術を有す…

  • 理不尽なKPIを設定されたら?

    はじめに KPI(Key Performance Indicator)は、企業や組織の目標達成度を測る重要な指標です。しかし、時として現場の実情を考慮せずに設定されたKPIが、従業員に大きな負担を強いることがあります。 私の実体験をもとに、輸入業務における理不尽なKPIの実例を紹介し、その問題点と対応策について考えてみます。 実例:CIF契約での輸入業務におけるKPI 以前勤めていた職場での経験を紹介します。この会社は船便貨物を取り扱う輸入会社で、契約形態はCIF(Cost, Insurance and Freight)でした。 さらに、オーダーメイドの商品で、製品の特性上、在庫を持つことが出…

  • 法令遵守の重要性:私が仕事を辞めた理由

    私が以前の仕事を辞めた理由についてです。 通常の業務において、法的に問題のある依頼が頻発した事で、退職せざるを得ませんでした。 この経験は、法令遵守の大切さと、職場での倫理的な判断の難しさを痛感させられるものでした。 法的に問題のある依頼の難しさ 私が受けた「法的に問題のある依頼」は、実は依頼者にとっては全く悪意のないものでした。無知とも言えるかもしれませんが、世の中には外為法の安全保障貿易の概念を全く知らない人たちもいます。むしろ、安全保障貿易の認知度は低いのではないかとも思いました。 リスト規制、キャッチオール規制など、名前は聞いたことある、 なんとなく知っているけど、説明できない、なんて…

  • 懸念国案件を打診されたら?

    前回のブログで少し触れた、法的に問題のある依頼について、今回は具体的な体験をお話しします。特に、懸念国案件を打診された際の対応について、私の経験を共有したいと思います。 ちなみに、ここでいう懸念国は、イラン、イラク、北朝鮮のことを指します。 懸念国との取引:なぜいけないのか? この事例を共有する前に、懸念国との取引がなぜ問題なのか、 その理由を明確にしておきます。 法的要件: 仕向地が懸念国以外であっても、最終需要者が懸念国である場合、経済産業省の輸出許可が必要です。この許可は大抵の場合、取得が非常に困難です。 重大な違法行為: 必要な許可申請を行わずに取引を進めることは重罪となります。法的制…

  • 外為法、安全保障貿易の知識は誰にとって必要か?

    今日は、私の経験を基に、外為法の安全保障貿易の知識がどのような職種で必要とされるかについてお話しします。 私の背景 まず、自己紹介から。 私は貿易関連の資格として通関士試験、STC Associate、STC Advancedを取得しています。これらの知識は実務で本当に役立ちました。現在はFI(Financial Independent:経済的自立)を達成し、サラリーマンを辞め、複数の仕事(複業)をするフリーランスです。 外為法と安全保障貿易の知識が必要な職種 さて、本題に入ります。私の経験から、以下の職種で特にこの知識が重要だと感じています: 商社の営業 貿易実務担当者 フォワーダー 通関士…

  • パナマ運河の物量と船の種類別総数

    干ばつの影響で通行制限がされている、何かと話題のパナマ運河です。 2023年度のパナマ運河物量が船の種類ごとに可視化されているグラフがありますのでこちらでシェアします。 posts.voronoiapp.com 2023年度とはいえ、2022年10月から2023年9月までのデータです。 右下は、通行した船の種類別総数を表していて、 左上のブロックの大きさが物量(トン)を表しています。 海上輸送の王道、コンテナ船が重量でも船の通行数でも1位です。 パナマ運河は太平洋と大西洋を結ぶ、82キロの人口運河です。 2023年の10月は、通常よりも41%も少ない降水量だったとの事。 この影響で、パナマ運河…

  • ワシントン条約保護対象のパロサント

    最近買ったもの。 パロサント。 聖なる木と呼ばれる南米に生息する不思議な木です。 独特な香りがするのですが、その香りにリラックス効果があるそうです。 そんなパロサントですが、生きている木の伐採は禁止。ワシントン条約で保護対象になっています。 なので、自然に落ちたり、死んだものを加工してお香として使用します。 不思議なのは、この香り。 死んだ木から香るそう。 バニラみたいな不思議な香りは、フランキンセンスやミルラと同じ系統の植物です。(ムクロジ目カンラン科) アメリカではヨガインストラクターが瞑想の時に焚いているとか。 スパイダーマンの映画で、マリサトメイが焚いてたお香がそれだったんですね〜。謎…

  • 飲める精油というのなら

    某マルチが販売しているエッセンシャルオイル(精油)、「飲んでも大丈夫」とディストリビューターが宣伝していますね。 飲むほかに、〇〇に効果がある、肌に塗って直接マッサージなど。 万能なんですね(皮肉笑)。 ということで、輸入通関の観点から考察してみました。 飲むならば食用 「〇〇に効果がある」と効果をうたい飲用を勧めているのであればメディカルアロマ 肌に塗るものであれば化粧品(医薬部外品) 香りを楽しむだけのものであれば雑貨 用途によって税番が変わります。 一体どのHSコードで輸入しているのか気になります。 飲めるのであれば、食用かメディカルアロマということになりますね。 いづれにしても、精油の…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題25)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題25> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 米国の安全保障・外交政策上の利益に反する、又は大量破壊兵器の開発等に関与した等として企業等が掲載されている EAR Part 744 Supplement No.4 のリストは、Entity List である。 1.正しい。 2.誤っている。 【正解】 1.正しい。 【解説】 EAR Part 744 Supplement No.4 のリストは、Entity Listです。

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題24)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題24> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 規制品目分類番号(ECCN)の2桁目の英記号は品目の形態を表しており、「C」は当該品目が材料であることを示している。 1.正しい。 2.誤っている。 【正解】 1.正しい。 【解説】 ECCNの2桁目の英記号は品目の形態を表していて、「C」は材料を示しています。

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題23)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題23> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 本邦にある貿易会社Xは、米国のメーカーYから購入した製品Aについて、 ECCN を確認したところ、EAR99 と回答を得た。貿易会社Xは、製品Aを本邦から 外国に輸出する場合、BIS の許可を常に取得する必要はない。 1.正しい。 2.誤っている。 【正解】 2.誤っている。 【解説】 EAR99でも、用途、需要者、仕向地規制などが規定されています。

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題22)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題22> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 貨物の輸出に付随して提供される使用に係る技術に関する貿易外省令第9条 第2項第十二号中の「経済産業大臣が告示で定めるもの」とは、使用技術告示の ことである。 1.正しい。 2.誤っている。 【正解】 1.正しい。 【解説】 貿易外省令第9条 第2項第十二号中の「経済産業大臣が告示で定めるもの」とは、使用技術告示のことです。 経済産業大臣が告示で定める使用に係る技術、プログラムおよび貨物のこと。

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題21)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題21> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 東京にあるメーカーXは、輸出令別表第1の3の項(2)7に該当するバルブ A(1セット)を大阪にあるメーカーYから7万円で購入し、来週、米国にある 子会社Zに輸出する予定である。子会社Zでは、バルブAを輸出令別表第1の1 6の項に該当する部品洗浄装置Bに正当に組み込む予定である。部品洗浄装置 Bの初期製造時の市場価格は、100万円で、正当に組み込まれるバルブAは7万円であり、運用通達の1-1(7)(イ)の10%ル…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題20)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題20> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 輸出令別表第1の3の2の項(1)に該当するウイルスの利用(使用)に関する技術は、外為令別表の3の2の項(1)に該当する。 B 外為令別表の3の2の項(2)は、輸出令別表第1の3の2の項(2)に該当しない貨物の設計、製造又は使用に係る技術も規制しており、いわゆる 「はみ出し技術」を規制している。 C 外為令別表の3の2の項(2)に該当する設計、製造又は使用に係る技術は、 貨物等省令第15条の3に規定されている。…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題19)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題19> 「外国為替法令の解釈及び運用について」の規定について、AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 本邦法人の外国にある支店は、非居住者として取り扱われる。 B 外国法人の本邦内にある支店は、非居住者として取り扱われる。 C 外国法人の本邦内にある事務所は、非居住者として取り扱われる。 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 1の1個 Aのみが正しい回答です。 【解説】 Aは正しい説明です。 本邦法人の外国にある支店は、非居住者として取り扱われます。 B…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題18)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題18> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 本邦にあるX大学に通う中国人留学生P(来日から8ヶ月目)の留学費用の全額を中国にある政府機関が出している。本邦にあるX大学が外為令別表 の16の項に該当する技術を留学生Pに提供する場合、留学生Pは特定類 型②にあたるので、キャッチオール規制の要件に該当しないか確認をする必要がある。 B 本邦にあるX大学に通う韓国人留学生Q(来日から8ヶ月目)の留学費用の全額を韓国にある政党が出している。本邦にあるX大学が外…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題17)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題17> AからCまでのうち、遵守基準省令第1条第二号ニの「信頼性を高めるための手続」の具体的内容として、適切なものはいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 公開情報の定期的な確認(例えば1回/年) B 輸出等に関与しない第三者の提供する情報による定期的な確認 C 直接訪ねる機会があれば当該機会を活用した需要者からのヒアリング 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 3の3個です。 【解説】 2022年5月1日施行の輸出者遵守基準改正です。 信頼性を高めるための手続」の具体的内容は4つあり…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題16)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題16> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置 (総価額200万円)をフィリピンの警察に輸出する際、台風による人命救助に使用すると連絡を受けている場合、「届出」は不要である。 B 本邦にあるメーカーXが、特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム) 取引許可が適用できる輸出令別表第1の9の項(7)に該当する暗号装置…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題15)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題15> AからCまでのうち、外為法第69条の6の罰金刑が科される場合について、下線部分が正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 輸出令別表第1の2の項(12)に該当する貨物(価格200万円)を無許可で韓国に輸出し、罰金刑が科される場合、3,000万円以下である。 B 輸出令別表第1の6の項(1)に該当する貨物(価格1,000万円)を無許可で韓国に輸出し、罰金刑が科される場合、5,000万円以下である。 C 輸出令別表第1の1の項(11)に該当する貨物(価格100万円)を無許可…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題14)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題14> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 外為令別表の2の項(2)に該当するNCプログラムは、外為令別表の16の項にも該当する。 B 外為令別表の16の項に該当する技術は、貨物等省令で規定されている。 C 上記表の(A)には、「地域」が入る。 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 1の1個です。 Bのみが正しい回答です。 Aは、外為令別表の2の項(2)に該当するNCプログラムは、外為令別表の16の項には該当しません。 Bは、外為令別表の16の項に該…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題13)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題13> 以下は包括許可取扱要領の抜粋である。 (A)にあてはまる正しいものを後記1から3までの中から1つ選びなさい。 申請者が、本邦において使用するために輸入された輸出令別表第1の1の項の 中欄に掲げる貨物の不具合による返品、修理若しくは異品のためのみに貨物の輸出を、又は本邦において使用するために提供された外為令別表の1の項の中欄に掲げる技術の不具合による返品、修理若しくは異品のためのみに提供することを 目的とする取引を行おうとする場合に、一括して許可を行ってもその輸出又は取引 が国際的な平和及び安全の維…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題12)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題12> 特別一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可の範囲について、 当該包括許可を適用して本邦から輸出する場合であって、経由地と仕向地の組 合せがAからCまでの場合、当該包括許可が適用できないものはいくつあるか 後記1から3までの中から1つ選びなさい。 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 2の2個です。 BとCが適用出来ません。 【解説】 Aの組み合わせは使用出来ます。 Bは、国連武器禁輸国や懸念国を経由地とする場合は適用出来ません。 イラクは懸念国。 Cは、国連武器禁輸国や懸念国を仕向地…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題11)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題11> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から 1つ選びなさい。 A 本邦にある貿易会社Xのソウル支店は、輸出令別表第1の16の項に該当する測定装置5台をタイにあるメーカーYより購入し、中国にあるメーカ ーZに売却する予定である。メーカーZより当該測定装置は、航続距離30 0キロメートル以上の無人航空機の製造に用いると連絡を受けている。な お、当該測定装置は、メーカーYからメーカーZに直接輸出される。この場 合、貿易会社Xは、仲介貿易取引許可申請が必要である。 B 本邦にある…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題10)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題10> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から 1つ選びなさい。 A 遵守基準省令第1条第二号ロでは、「当該特定重要貨物等輸出者等の組織内 の輸出等の業務を行う部門の権限及び責任並びに複数の部門において輸出 等の業務を行う場合にあっては当該部門間の関係を定めること。」と規定さ れている。 B 遵守基準省令第1条第二号ハでは、「該非確認に係る手続を定めるよう努めること。」と規定されている。 C 遵守基準省令第1条第二号ヘでは、「輸出等の業務の適正な実施についての 監査の体制及び…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題9)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題9> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から 1つ選びなさい。 A 本邦にあるメーカーPは、英国(い地域①)にあるメーカーQと外為令別表 の14の項、貨物等省令第26条に該当する技術を提供する契約を締結し た。用途は民生用途で、提供地は、メーカーQのタイ(と地域②)にある工 場である場合、メーカーPは、取得している特別一般包括役務取引許可を適 用して提供することができる。 B 本邦にあるメーカーRは、ドイツ(い地域①)にあるメーカーSと外為令別 表の14の項、貨物等省令第26…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題8)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題8> 特別一般包括許可の申請窓口を後記1から3までの中から1つ選びなさい。 1.経済産業局(通商事務所を含む。)又は沖縄総合事務局の商品輸出担当課 2.安全保障貿易管理課 3.安全保障貿易審査課 【正解】 1の経済産業局(通商事務所を含む。)又は沖縄総合事務局の商品輸出担当課です。

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題7)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題7> AからCまでのうち、キャッチオール規制の要件がある規定はいくつあるか、 後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 貿易外省令第9条第2項第九号ニの「ソースコードが公開されているプロ グラムを提供する取引」に関する規定 B 輸出令第4条第1項第四号の少額特例に関する規定 C 貿易外省令第9条第2項第十四号イの「令別表中欄に掲げるプログラム」 に関する規定 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 2の2個です。 BとCが正しい回答です。 【解説】 A、貿易外省令第9条第2項第九号ニの「ソースコードが…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題6)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題6> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中から 1つ選びなさい。 A 外為令別表の1の項で規定されている「使用」は、役務通達1(3)オで規定されている「使用」と同じ解釈である。 B 外為令別表の3の項(1)で規定されている「使用」は、役務通達1(3) オで規定されている「使用」と同じ解釈である。 C 外為令別表の5の項で規定されている「使用」は、役務通達1(3)オで 規定されている「使用」と同じ解釈である。 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 1の1個です。 Cのみが正しい…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題5)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題5> AからCまでのうち、正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 本邦にあるメーカーXは、米国にあるメーカーYの100%子会社である。 米国にあるメーカーYの甲部長(非居住者)は、本邦にあるメーカーXの取 締役も兼務している。毎月、3日間、本邦に滞在し、メーカーXの取締役 会等に出席している。この場合、甲部長は、特定類型①に該当しない。 B 本邦にあるメーカーXは、韓国にあるメーカーYの100%子会社である。 本邦にあるメーカーXの甲取締役(居住者)は、韓国にあるメーカーY…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題3)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題3> 包括許可取扱要領の別表1の左欄の条件の(6)の(表)について、Aから Cまでのうち、下線部分が正しい説明はいくつあるか後記1から3までの中か ら1つ選びなさい。 A 一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可が適用できる輸出令 別表第1の6の項(7)に該当するロボットをチェコにある軍の研究所向け に輸出する際、「その他の軍事用途」に「用いられる場合」、一般包括輸出・ 役務(使用に係るプログラム)取引許可は、失効する。 B 一般包括輸出・役務(使用に係るプログラム)取引許可が適用できる輸出令 …

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題2)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題2>AからCまでのうち、本邦にある貿易会社Xが外国に無許可輸出した場合、 外為法第72条第1項第一号が適用されるものはいくつあるか、後記1から 3までの中から1つ選びなさい。なお、AからCまでの貨物の輸出について特 例の適用はないものとする。 A 輸出令別表第1の2の項(11)に該当するしごきスピニング加工機 B 輸出令別表第1の4の項(4)に該当するしごきスピニング加工機 C 輸出令別表第1の16の項に該当するしごきスピニング加工機 1.1個 2.2個 3.3個 【正解】 2の2個です。 AとBが正しい…

  • STC Advanced 過去問解説(第19回、問題1)

    2024年1月25日に開催された、第19回STC Advancedの問題解説です。 <問題1> AからCまでのうち、海外のメーカーに該非判定を確認する際、どの国際輸出管理 レジームの英文を参考にしたら良いかについて、下線部分が正しい説明はいくつある か後記1から3までの中から1つ選びなさい。 A 本邦の貿易会社Xは、タイのメーカーYより、輸出令別表第1の9の項(7)に関 連する暗号装置αを購入し、英国で販売する予定である。暗号装置αは、この場合、 ワッセナー・アレンジメント(WA)の規制なので、同サイトにある Category 5 - Part 1 Telecommunications の英文…

  • STC Advanced 過去問解説(第18回、問題25)

    2023年7月28日に開催された、第18回STC Advancedの問題解説の続きです。 <問題25> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 許可例外 LVS は、D:1 国群である中国向けの輸出にも適用できる。 1.正しい。 2.誤っている。 解答: 2.誤っている。 解説: LVSは少額輸出の許可例外です。 B国郡向けの輸出、再輸出に適用可能な許可例外です。 B国郡は旧自由国郡、NATO加盟国です。 安全保障輸出管理実務能力認定<STC Advanced>テキスト・問題集 第5版 作者:一般財団法人安全保障貿易情報センター Center f…

  • STC Advanced 過去問解説(第18回、問題24)

    2023年7月28日に開催された、第18回STC Advancedの問題解説の続きです。 <問題24> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 米国にある大学の博士課程における基礎研究の過程で得られた技術であって、 公表され、科学コミュニティで共有される技術は、輸出管理規則(EAR)の規制対象となる。 1.正しい。 2.誤っている。 解答: 2.誤っている。 解説: EARでは、教育課程のカリキュラムで提供される技術は公知の技術とされます。 安全保障輸出管理実務能力認定<STC Advanced>テキスト・問題集 第5版 作者:一般財団法人安全保…

  • STC Advanced 過去問解説(第18回、問題23)

    2023年7月28日に開催された、第18回STC Advancedの問題解説の続きです。 <問題23> 以下の問題文を読んで、正しい場合は「1」を、誤っている場合は「2」を マークしなさい。 米国輸出管理規則(EAR)において、規制品目分類番号(ECCN)の2桁目の英記号は品目の形態を表しており、「A」の場合は、装置・アッセンブリ等を表し、 「C」の場合は、材料を表す。 1.正しい。 2.誤っている。 解答: 1.正しい。 解説: A」の場合は、装置・アッセンブリ等を表し、 「C」の場合は、材料を表します。 ECCNの2行目は次の通りです。 A: 機器,組立品,構成品 B: 試験装置、検査装置…

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