2025.07.12 一日一季語 玉葱(たまねぎ) 【夏―植物―三夏】 肉うどん煮る玉葱の青き葉も 村上佳乃 玉ねぎは、生食ではサラダやマリネなどによく…
2024.9.1一日一季語 露草(つゆくさ) 【秋―植物―三秋】
2024.9.1一日一季語 露草(つゆくさ) 【秋―植物―三秋】 宵越しのなみだ堪へて螢草 五島高資 第5句集。 星辰(セイシン) 発行:角川…
2024.8.31一日一季語 蝗(いなご) 【秋―動物―初秋】
2024.8.31一日一季語 蝗(いなご) 【秋―動物―初秋】 母は母子は子の袋蝗捕り 岡田夏生 イナゴはイネの成育中または稲刈り後の田んぼで、害虫…
2024.8.30一日一季語 新涼(しんりょう《しんりやう》) 【秋―時候―初秋】
2024.8.30一日一季語 新涼(しんりょう《しんりやう》) 【秋―時候―初秋】 指が指に逢ふ新涼のバケツリレー 黒岩徳将 第一句集 「渦」 所収 港…
2024.8.29一日一季語 茶立虫(ちゃたてむし《ちやたてむし》) 【秋―動物―初秋】
2024.8.29一日一季語 茶立虫(ちゃたてむし《ちやたてむし》) 【秋―動物―初秋】 茶立虫建て付け悪き母の家 棚山波朗 チャタテムシの名前の由…
2024.8.28一日一季語 桔梗(ききょう《ききやう》) 【秋―植物―初秋】
2024.8.28一日一季語 桔梗(ききょう《ききやう》) 【秋―植物―初秋】 桔梗のひらけば急にお喋りな 辻美奈子 万葉集の山上憶良の「七種(ななくさ…
2024.8.27一日一季語 蒲の絮(がまのわた) 【秋―植物―初秋】
2024.8.27一日一季語 蒲の絮(がまのわた) 【秋―植物―初秋】 蒲の穂絮おとぎ話しを風にのせ 柴田靖子 因幡の国の気多の岬を通りかかっ…
2024.8.26一日一季語 鷹の山別れ(たかのやまわかれ) 【秋―動物―初秋】
2024.8.26一日一季語 鷹の山別れ(たかのやまわかれ) 【秋―動物―初秋】 朝風や山をはなるゝ鷹一つ 博子 日本でタカ科12種、ハヤブサ科3種が…
2024.8.25一日一季語 花畠(はなばたけ) 【秋―地理―三秋】
2024.8.25一日一季語 花畠(はなばたけ) 【秋―地理―三秋】 おほかたは穂に出て花圃の軽くなる 鷹羽狩行 草の穂という季語がある。お花畑と花畑の違…
2024.8.24一日一季語 草の穂(くさのほ) 【秋―植物―三秋】
2024.8.24一日一季語 草の穂(くさのほ) 【秋―植物―三秋】 穂草波新河岸川の舟着き場 水野加代 新河岸川河岸場跡とは、江戸時代に川越-江戸を…
2024.8.23一日一季語 秋出水(あきでみず《あきでみづ》) 【秋―地理―初秋】
2024.8.23一日一季語 秋出水(あきでみず《あきでみづ》) 【秋―地理―初秋】 自転車を停めて見てゐる秋出水 田原央子 台風が接近したときや大雨の…
2024.8.22一日一季語 初茸(はつたけ) 【秋―植物―初秋】
2024.8.22一日一季語 初茸(はつたけ) 【秋―植物―初秋】 初茸や禁断の地と言はれても 高橋澄子 世界には、立ち入ると恐ろしいことが起きるといわ…
2024.8.21一日一季語 寒蝉鳴(ひぐらしなく) 【秋―時候―初秋】
2024.8.21一日一季語 寒蝉鳴(ひぐらしなく) 【秋―時候―初秋】 例句が見当たりませんでした⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。 【季語…
2024.8.20一日一季語 草雲雀(くさひばり) 【秋―動物―初秋】
2024.8.20一日一季語 草雲雀(くさひばり) 【秋―動物―初秋】 風に鳴き風に鳴きやみ草雲雀 樺澤やすの 最寄駅の階段下で、毎朝、草雲雀の鳴き声を…
2024.8.19一日一季語 秋刀魚(さんま) 【秋―動物―初秋】
2024.8.19一日一季語 秋刀魚(さんま) 【秋―動物―初秋】 二年半ぶりの大漁初秋刀魚 西垣順子 北海道東部の根室市で8月16日、サンマが初水揚…
2024.8.18一日一季語 踊(おどり《をどり》) 【秋―生活―初秋】
2024.8.18一日一季語 踊(おどり《をどり》) 【秋―生活―初秋】 指の先よりも身の反り風の盆 鷹羽狩行 おわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、富…
2024.8.17一日一季語 初嵐(はつあらし) 【秋―天文―初秋】
2024.8.17一日一季語 初嵐(はつあらし) 【秋―天文―初秋】 初あらし周防に一つつらき墓 宇佐美魚目 武藤紀子『宇佐美魚目の百句』(ふらんす堂)…
2024.8.16一日一季語 七節(ななふし) 【秋―動物―仲秋】
2024.8.16一日一季語 七節(ななふし) 【秋―動物―仲秋】 竹節虫の六節如意輪観世音 宮坂静生 長野県千曲市生まれ、松本市育ち。信州大学で近世…
2024.8.15一日一季語 台風(たいふう) 【秋―天文―仲秋】
2024.8.15一日一季語 台風(たいふう) 【秋―天文―仲秋】 台風と闘ひし傘携へて 木暮陶句郎 台風7号、16日に関東接近へ=猛烈な風や大雨に厳…
2024.8.14一日一季語 蜻蛉(とんぼ) 【秋―動物―三秋】
2024.8.14一日一季語 蜻蛉(とんぼ) 【秋―動物―三秋】 山の日に蜻蛉は翅を休めをり 中西道子 8月11日は「山の日」山の日は、 2014年 (…
2024.8.13一日一季語 白粉花(おしろいばな) 【秋―植物―仲秋】
2024.8.13一日一季語 白粉花(おしろいばな) 【秋―植物―仲秋】 白粉花のこんもり咲けり遊女塚 中山砂光子 江口(大阪市東淀川区)、神崎(尼崎…
2024.8.12一日一季語 蜩(ひぐらし) 【秋―動物―初秋】
2024.8.12一日一季語 蜩(ひぐらし) 【秋―動物―初秋】 蜩や自刃弔ふ五輪塔 末益冬青 五輪塔は仏塔の一種であり、平安時代中期に日本で建て…
2024.8.11一日一季語七夕(たなばた) 【秋―生活―初秋】
2024.8.11一日一季語七夕(たなばた) 【秋―生活―初秋】 船窓に顔ひとつづつ星祭 大島雄作 「星合(ほしあい)」とは七夕の織姫と彦星の逢瀬。…
2024.8.10一日一季語 荻(おぎ《をぎ》) 【秋―植物―初秋】
2024.8.10一日一季語 荻(おぎ《をぎ》) 【秋―植物―初秋】 居酒屋の昼定食や荻の風 小澤 實 荻の葉を揺らす風がたてる音のこと。荻は昔から秋…
2024.8.9一日一季語 鳩吹(はとふき) 【秋―生活―初秋】
2024.8.9一日一季語 鳩吹(はとふき) 【秋―生活―初秋】 喉もとのボタンをはづし鳩吹けり 加藤峰子 鳩吹、私は、鬼平犯科帳の中の、相模の彦十(江戸…
2024.8.8一日一季語 盆波(ぼんなみ) 【秋―地理―初秋】
2024.8.8一日一季語 盆波(ぼんなみ) 【秋―地理―初秋】 盆波にひとりの泳ぎすぐ返す 井沢正江 『お盆の時期には危険だから海に入ってはダメ』『…
2024.8.7一日一季語 立秋(りっしゅう《りつしう》) 【秋―時候―初秋】
2024.8.7一日一季語 立秋(りっしゅう《りつしう》) 【秋―時候―初秋】 新しき肌着にかへて今朝の秋 白鳥婦じゑ 立秋は二十四節気のなかでも特に…
2024.8.6一日一季語 茗荷の子(みょうがのこ《めうがのこ》) 【夏―植物―晩夏】
2024.8.6一日一季語 茗荷の子(みょうがのこ《めうがのこ》) 【夏―植物―晩夏】 茗荷の子貰ふ両手に余るほど 望月晴美 地下茎から出る花穂を食すの…
2024.8.5一日一季語 プール 【夏―生活―晩夏】 音もなくプールの底の青さかな 辻村麻乃 プールの底では、人は何も聞こえず、光は上ら差し込ん…
2024.8.4一日一季語 麦酒(びーる) 【夏―生活―三夏】
2024.8.4一日一季語 麦酒(びーる) 【夏―生活―三夏】 さまよへる湖に似てビヤホール 櫂未知子 8月4日は、ビヤホールの日ビアホールチェーンの…
2024.8.3一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】
2024.8.3一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 水遊びする子に先生から手紙 田中裕明 田中 裕明(たなか ひろあき、…
2024.8.2一日一季語 跣足(はだし) 【夏―生活―三夏】
2024.8.2一日一季語 跣足(はだし) 【夏―生活―三夏】 すこし酔ひ跣足で歩く池袋 岡田史乃 「東が西武で西東武、高くそびえるサンシャイン♪」…
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2025.07.12 一日一季語 玉葱(たまねぎ) 【夏―植物―三夏】 肉うどん煮る玉葱の青き葉も 村上佳乃 玉ねぎは、生食ではサラダやマリネなどによく…
2025.07.11 一日一季語 盛夏(せいか) 【夏―時候―晩夏】 伏見には千の鳥居や夏旺ん 牧内登志雄 篠 2025 VOL.213ご恵贈いただき、…
2025.07.10 一日一季語 扇風機(せんぷうき) 【夏―生活―三夏】 こころざし低く首ふる扇風機 佐山哲朗 扇風機といえば夏の暑さを潤すのに欠かせな…
2025.07.09 一日一季語 ががんぼ 【夏―動物―三夏】 がゞんぼの踊るかたちに果てゝをり 杉山久子 「々」「〃」「ゝ」「ゞ」などの記号の名称くり返…
2025.07.8 一日一季語 夏蒲団(なつぶとん) 【夏―生活―三夏】 三笠山ほどの膨らみ夏布団 岡田由季 岡田由季句集『中くらゐの町』第1回 日本俳…
2025.07.7 一日一季語 冷し中華(ひやしちゅうか《ひやしちゆうくわ》) 【夏―生活―三夏】 仮通夜や冷し中華に紅少し 櫂未知子 空飛ぶ冷し中華 全…
2025.07.6 一日一季語 斑猫(はんみょう《はんめう》) 【夏―動物―三夏】 斑猫の歩に砂粒の転がれる 若林哲哉 若林哲哉 第一句集 『漱口』山地の…
2025.07.5 一日一季語 穴子(あなご) 【夏―動物―三夏】 流し針仕掛け夜舟の穴子釣る 鵜飼紫生 北海道でアナゴが良く釣れる釣り場は内浦湾(北海道…
2025.07.4 一日一季語 冷房(れいぼう《れいばう》) 【夏―生活―晩夏】 冷房の今際忙しき音立てて 阪西敦子 阪西敦子 第一句集『金魚(きんぎょ…
2025.07.3 一日一季語 麦飯(むぎめし) 【夏―生活―初夏】 麦飯や拭ひて卓に水のすぢ 若林哲哉 2023年、第14回北斗賞第1句集 漱口 …
2025.07.2 一日一季語 木下闇(こしたやみ) 【夏―植物―三夏】 哲学の小径凸凹青葉闇 杉山加織 現代俳句 2025年7月号翌檜篇 青年部編 達磨…
2025.07.1 一日一季語 山開(やまびらき) 【夏―行事―晩夏】 山開き神酒「富士山」のひとしづく 百合山羽公 霊峰富士山の名を冠する地酒静岡県/牧野…
2025.06.30 一日一季語 名越の祓(なごしのはらえ《なごしのはらへ》) 【夏―行事―晩夏】 神田川越えて夏越の祓かな 遊橋惠美 6月(水無月)には…
2025.06.29 一日一季語 穴子(あなご) 【夏―時候―初夏】 穴子裂く目打ち一本残りをり 広渡敬雄 角川俳句 2025年7月号作品12句 阿弓流…
2025.06.28 一日一季語 萍(うきくさ) 【夏―植物―三夏】 萍の動くことなく増えてをり 山口昭男 角川俳句 2025年7月号作品21句 コント…
2025.06.27 一日一季語 蛭(ひる) 【夏―動物―三夏】 痛痒の極みは快楽蛭療治 西村和子 角川俳句 2025年7月号巻頭作品50句 みづからを…
2025.06.25 一日一季語 キャンプ 【夏―生活―晩夏】 つまらなきことをしに行くキャンプかな 若杉朋哉 角川俳句 2025年7月号角川俳句賞作家の…
2025.06.25 一日一季語 涼し(すずし) 【夏―時候―三夏】 涼しくて赤子の眼よく動く 黛まどか 月刊―俳句界 7月号句集「北落師門」を読む …
2025.06.24 一日一季語 五月雨(さみだれ) 【夏―天文―仲夏】 とめどなき教師の語り五月雨 河原地英武 月刊―俳句界2025年7月号特集60代俳…
2025.06.23 一日一季語 短夜(みじかよ) 【夏―時候―三夏】 明易の歌ふに似たる寝ごとかな 岸本尚毅 月刊―俳句界特集60代俳人 近作8作 …
2024.7.14一日一季語 巴里祭(ぱりさい) 【夏―行事―晩夏】 巴里祭乳房の美しき女神像 岡本尚子 この句の女神像からは、民衆を導く自由の女神(…
2024.7.13一日一季語 五月富士(さつきふじ) 【夏―地理―仲夏】 見て育つ文化遺産の五月富士 小島禾汀 日本人の自然観や日本文化に大きな影響を…
2024.7.12一日一季語 アイスクリーム 【夏―生活―三夏】 本はあとがきソフトクリームは頭から 石寒太 「炎環」主宰・石 寒太「炎環」のモットーは…
2024.7.11一日一季語 青芒(あをすすき) 【夏―植物―三夏】 その若さ昔の我か青芒 林翔 若き日の想い出を青芒に託しているのであろう。*…
2024.7.10一日一季語 鬼灯市(ほおずきいち《ほほづきいち》) 【夏―行事―晩夏】 鬼灯市どこも葭簀の裾濡れて 岡本眸 7月9日・10日、浅草寺境…
2024.7.9一日一季語 ピーマン 【夏―植物―三夏】 ピーマンの中のみづみづしき山河 辻美奈子 独特の苦味があるピーマンには、ビタミンC・ビタミンK…
2024.7.8一日一季語 兜虫(かぶとむし) 【夏―動物―三夏】 思ひ出は過ぎてゆくもの兜虫 稲畑汀子 “ビートルズを解雇された男”が語るバンドの…
2024.7.7一日一季語 浴衣(ゆかた) 【夏―生活―三夏】 並べられ宿浴衣選る旅心 片野光子 7月7日は、日本ゆかた連合会が1981年に制定した…
2024.7.6一日一季語 朝顔市(あさがおいち《あさがほいち》) 【夏―植物―仲夏】 市へ出す朝顔車夜をこめて 水原秋櫻子 朝顔はその名前から、朝に…
2024.7.5一日一季語 夏の風邪(なつのかぜ) 【夏―生活―三夏】 夏風邪や倒れやすくて空気入れ 杉山久子 身体の不調、弱々しさの響きあい。今日の杉…
2024.7.4一日一季語 水虫(みづむし) 【夏―生活―三夏】 水虫や客の話へ空答へ 長山順子 私はこのように辛い水虫にかかったことがないが、かゆ…
2024.7.3一日一季語 サンダル 【夏―生活―三夏】 お揃ひの白きサンダル双生児 斎藤夏子 サンダルは古くからある履物の種類で、動物の皮革、天然…
2024.7.2一日一季語 鮓(すし) 【夏―生活―三夏】 圧石の力うつりし鮎の鮓 長谷川櫂 鮎の保存食として作られてきた「鮎なれずし」は、塩漬…
2024.7.1一日一季語 祇園祭(ぎおんまつり《ぎをんまつり》) 【夏―行事―晩夏】 人に酔ひ祇園囃子に酔ふ今宵 池田光子 メインの山鉾巡行などの期…
2024.6.30一日一季語 向日葵(ひまわり《ひまはり》) 【夏―植物―晩夏】 向日葵やサツクスの音たどたどし 向江醇子 口語ではサックス(sax)と…
2024.6.29一日一季語 掛香(かけかう) 【夏―生活―三夏】 青々と夜の来る匂ひ袋かな 鈴木節子 鈴木節子能村登四郎・林翔に師事。鈴木鷹夫の妻。…
2024.6.28一日一季語 青葡萄(あおぶどう《あをぶだう》) 【夏―植物―晩夏】 捨て票になるやも青葡萄仰ぐ 田中藤穂 今回の都知事選挙、投票をし…
2024.6.27一日一季語 海月(くらげ) 【夏―動物―三夏】 大くらげ腰骨折れしまま泳ぐ 田中呑舟 珍しいことやあり得ない物事のたとえとして、「ク…
2024.6.26一日一季語 翡翠(かわせみ《かはせみ》) 【夏―動物―三夏】 姫路城より翡翠の急降下 山田六花 400年以上の時を越え、日本の宝から…
2024.6.25一日一季語 焼酎(しょうちゅう《せうちう》) 【夏―生活―三夏】 余白ある黒字のラベル米焼酎 永田満徳 白岳しろ【公式】noteより引…