2025.06.13 一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 叱らるるそばから撃てる水鉄砲 黛まどか 句集 北落師門第8句集『…
2024.9.1一日一季語 露草(つゆくさ) 【秋―植物―三秋】
2024.9.1一日一季語 露草(つゆくさ) 【秋―植物―三秋】 宵越しのなみだ堪へて螢草 五島高資 第5句集。 星辰(セイシン) 発行:角川…
2024.8.31一日一季語 蝗(いなご) 【秋―動物―初秋】
2024.8.31一日一季語 蝗(いなご) 【秋―動物―初秋】 母は母子は子の袋蝗捕り 岡田夏生 イナゴはイネの成育中または稲刈り後の田んぼで、害虫…
2024.8.30一日一季語 新涼(しんりょう《しんりやう》) 【秋―時候―初秋】
2024.8.30一日一季語 新涼(しんりょう《しんりやう》) 【秋―時候―初秋】 指が指に逢ふ新涼のバケツリレー 黒岩徳将 第一句集 「渦」 所収 港…
2024.8.29一日一季語 茶立虫(ちゃたてむし《ちやたてむし》) 【秋―動物―初秋】
2024.8.29一日一季語 茶立虫(ちゃたてむし《ちやたてむし》) 【秋―動物―初秋】 茶立虫建て付け悪き母の家 棚山波朗 チャタテムシの名前の由…
2024.8.28一日一季語 桔梗(ききょう《ききやう》) 【秋―植物―初秋】
2024.8.28一日一季語 桔梗(ききょう《ききやう》) 【秋―植物―初秋】 桔梗のひらけば急にお喋りな 辻美奈子 万葉集の山上憶良の「七種(ななくさ…
2024.8.27一日一季語 蒲の絮(がまのわた) 【秋―植物―初秋】
2024.8.27一日一季語 蒲の絮(がまのわた) 【秋―植物―初秋】 蒲の穂絮おとぎ話しを風にのせ 柴田靖子 因幡の国の気多の岬を通りかかっ…
2024.8.26一日一季語 鷹の山別れ(たかのやまわかれ) 【秋―動物―初秋】
2024.8.26一日一季語 鷹の山別れ(たかのやまわかれ) 【秋―動物―初秋】 朝風や山をはなるゝ鷹一つ 博子 日本でタカ科12種、ハヤブサ科3種が…
2024.8.25一日一季語 花畠(はなばたけ) 【秋―地理―三秋】
2024.8.25一日一季語 花畠(はなばたけ) 【秋―地理―三秋】 おほかたは穂に出て花圃の軽くなる 鷹羽狩行 草の穂という季語がある。お花畑と花畑の違…
2024.8.24一日一季語 草の穂(くさのほ) 【秋―植物―三秋】
2024.8.24一日一季語 草の穂(くさのほ) 【秋―植物―三秋】 穂草波新河岸川の舟着き場 水野加代 新河岸川河岸場跡とは、江戸時代に川越-江戸を…
2024.8.23一日一季語 秋出水(あきでみず《あきでみづ》) 【秋―地理―初秋】
2024.8.23一日一季語 秋出水(あきでみず《あきでみづ》) 【秋―地理―初秋】 自転車を停めて見てゐる秋出水 田原央子 台風が接近したときや大雨の…
2024.8.22一日一季語 初茸(はつたけ) 【秋―植物―初秋】
2024.8.22一日一季語 初茸(はつたけ) 【秋―植物―初秋】 初茸や禁断の地と言はれても 高橋澄子 世界には、立ち入ると恐ろしいことが起きるといわ…
2024.8.21一日一季語 寒蝉鳴(ひぐらしなく) 【秋―時候―初秋】
2024.8.21一日一季語 寒蝉鳴(ひぐらしなく) 【秋―時候―初秋】 例句が見当たりませんでした⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。 【季語…
2024.8.20一日一季語 草雲雀(くさひばり) 【秋―動物―初秋】
2024.8.20一日一季語 草雲雀(くさひばり) 【秋―動物―初秋】 風に鳴き風に鳴きやみ草雲雀 樺澤やすの 最寄駅の階段下で、毎朝、草雲雀の鳴き声を…
2024.8.19一日一季語 秋刀魚(さんま) 【秋―動物―初秋】
2024.8.19一日一季語 秋刀魚(さんま) 【秋―動物―初秋】 二年半ぶりの大漁初秋刀魚 西垣順子 北海道東部の根室市で8月16日、サンマが初水揚…
2024.8.18一日一季語 踊(おどり《をどり》) 【秋―生活―初秋】
2024.8.18一日一季語 踊(おどり《をどり》) 【秋―生活―初秋】 指の先よりも身の反り風の盆 鷹羽狩行 おわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、富…
2024.8.17一日一季語 初嵐(はつあらし) 【秋―天文―初秋】
2024.8.17一日一季語 初嵐(はつあらし) 【秋―天文―初秋】 初あらし周防に一つつらき墓 宇佐美魚目 武藤紀子『宇佐美魚目の百句』(ふらんす堂)…
2024.8.16一日一季語 七節(ななふし) 【秋―動物―仲秋】
2024.8.16一日一季語 七節(ななふし) 【秋―動物―仲秋】 竹節虫の六節如意輪観世音 宮坂静生 長野県千曲市生まれ、松本市育ち。信州大学で近世…
2024.8.15一日一季語 台風(たいふう) 【秋―天文―仲秋】
2024.8.15一日一季語 台風(たいふう) 【秋―天文―仲秋】 台風と闘ひし傘携へて 木暮陶句郎 台風7号、16日に関東接近へ=猛烈な風や大雨に厳…
2024.8.14一日一季語 蜻蛉(とんぼ) 【秋―動物―三秋】
2024.8.14一日一季語 蜻蛉(とんぼ) 【秋―動物―三秋】 山の日に蜻蛉は翅を休めをり 中西道子 8月11日は「山の日」山の日は、 2014年 (…
2024.8.13一日一季語 白粉花(おしろいばな) 【秋―植物―仲秋】
2024.8.13一日一季語 白粉花(おしろいばな) 【秋―植物―仲秋】 白粉花のこんもり咲けり遊女塚 中山砂光子 江口(大阪市東淀川区)、神崎(尼崎…
2024.8.12一日一季語 蜩(ひぐらし) 【秋―動物―初秋】
2024.8.12一日一季語 蜩(ひぐらし) 【秋―動物―初秋】 蜩や自刃弔ふ五輪塔 末益冬青 五輪塔は仏塔の一種であり、平安時代中期に日本で建て…
2024.8.11一日一季語七夕(たなばた) 【秋―生活―初秋】
2024.8.11一日一季語七夕(たなばた) 【秋―生活―初秋】 船窓に顔ひとつづつ星祭 大島雄作 「星合(ほしあい)」とは七夕の織姫と彦星の逢瀬。…
2024.8.10一日一季語 荻(おぎ《をぎ》) 【秋―植物―初秋】
2024.8.10一日一季語 荻(おぎ《をぎ》) 【秋―植物―初秋】 居酒屋の昼定食や荻の風 小澤 實 荻の葉を揺らす風がたてる音のこと。荻は昔から秋…
2024.8.9一日一季語 鳩吹(はとふき) 【秋―生活―初秋】
2024.8.9一日一季語 鳩吹(はとふき) 【秋―生活―初秋】 喉もとのボタンをはづし鳩吹けり 加藤峰子 鳩吹、私は、鬼平犯科帳の中の、相模の彦十(江戸…
2024.8.8一日一季語 盆波(ぼんなみ) 【秋―地理―初秋】
2024.8.8一日一季語 盆波(ぼんなみ) 【秋―地理―初秋】 盆波にひとりの泳ぎすぐ返す 井沢正江 『お盆の時期には危険だから海に入ってはダメ』『…
2024.8.7一日一季語 立秋(りっしゅう《りつしう》) 【秋―時候―初秋】
2024.8.7一日一季語 立秋(りっしゅう《りつしう》) 【秋―時候―初秋】 新しき肌着にかへて今朝の秋 白鳥婦じゑ 立秋は二十四節気のなかでも特に…
2024.8.6一日一季語 茗荷の子(みょうがのこ《めうがのこ》) 【夏―植物―晩夏】
2024.8.6一日一季語 茗荷の子(みょうがのこ《めうがのこ》) 【夏―植物―晩夏】 茗荷の子貰ふ両手に余るほど 望月晴美 地下茎から出る花穂を食すの…
2024.8.5一日一季語 プール 【夏―生活―晩夏】 音もなくプールの底の青さかな 辻村麻乃 プールの底では、人は何も聞こえず、光は上ら差し込ん…
2024.8.4一日一季語 麦酒(びーる) 【夏―生活―三夏】
2024.8.4一日一季語 麦酒(びーる) 【夏―生活―三夏】 さまよへる湖に似てビヤホール 櫂未知子 8月4日は、ビヤホールの日ビアホールチェーンの…
2024.8.3一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】
2024.8.3一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 水遊びする子に先生から手紙 田中裕明 田中 裕明(たなか ひろあき、…
2024.8.2一日一季語 跣足(はだし) 【夏―生活―三夏】
2024.8.2一日一季語 跣足(はだし) 【夏―生活―三夏】 すこし酔ひ跣足で歩く池袋 岡田史乃 「東が西武で西東武、高くそびえるサンシャイン♪」…
「ブログリーダー」を活用して、masanori819さんをフォローしませんか?
2025.06.13 一日一季語 水遊(みずあそび《みづあそび》) 【夏―生活―三夏】 叱らるるそばから撃てる水鉄砲 黛まどか 句集 北落師門第8句集『…
2025.06.12 一日一季語 苔の花(こけのはな) 【夏―植物―仲夏】 岩辷る銀の水苔の花 東小薗美千子 角川俳句 2025年6月号結社歳時記 …
2025.06.11 一日一季語 鰺刺(あじさし《あぢさし》) 【夏―動物―三夏】 キュビスムの風はみづいろ小鰺刺 恩田侑布子 角川俳句 2025年 6月…
2025.06.10 一日一季語 心太(ところてん) 【夏―生活―三夏】 ところてん一蓮托生なる奢り 中原道夫 「心天」の歴史は古く、奈良時代に作られた…
2025.06.09 一日一季語 虎が雨(とらがあめ) 【夏―天文―仲夏】 虚ろなる埴輪の眼窩虎が雨 辻村麻乃 「篠」(すず)主宰結社「篠」のスローガンは…
2025.06.08 一日一季語 誘蛾灯(ゆうがとう《いうがとう》) 【夏―動物―晩夏】 ふくしまの闇なほ深く誘蛾灯 山本潔 防蛾灯・誘蛾灯は、農業におけ…
2025.06.07 一日一季語 海月(くらげ) 【夏―動物―三夏】 一つづつ海の振子として水母 岩淵喜代子 月刊―俳句界 2025年6月号動物を詠んだ…
2025.06.06 一日一季語 青芒(あおすすき《あをすすき》) 【夏―植物―初夏】 青芒銃剣で守る楽器倉庫 沢木欣一 前書:[「沖縄断片、六句」S…
2025.06.05 一日一季語 海亀(うみがめ) 【夏―動物―三夏】 海亀の旅のをはりは遠い国 今井杏太郎 海亀と人間の関わりは古くからみられ、童話中…
2025.06.04 一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―三夏】 明日渡る島の聖地や夏の潮 橋本順治 月刊―俳句界 2025年 6…
2025.06.03 一日一季語 すててこ 【夏―生活―晩夏】 ステテコや男盛りも疾うに過ぎ 市堀玉宗 月刊―俳句界2025年6月号 作品10句 より…
2025.06.02 一日一季語 守宮(やもり) 【夏―動物―三夏】 寂寞とオフリミッツの夜の守宮 上地安智 月刊―俳句界2025年6月号俳句界 NOW …
2025.06.01 一日一季語 灼く(やく) 【夏―時候―晩夏】 ナミブ砂漠にて食糧の山羊と共寝の熱砂かな 中村和弘 第二十五回現代俳句大賞受賞「宿題…
2025.05.31 一日一季語 梅雨茸(つゆだけ) 【夏―植物―仲夏】 色白に生まれて蹴られ梅雨茸 大島雄作 角川俳句 2025年6月号作品12句 紙…
2025.05.30 一日一季語 夏の日(なつのひ) 【夏―天文―三夏】 夏日照る出窓のガラス開く角度 清水良朗 角川俳句 2025年6月号角度 作…
2025.05.29 一日一季語 袷(あわせ《あはせ》) 【夏―生活―初夏】 薄紅の袷の似合ふ女将かな 森田純一郎 角川俳句 2025年5月号作品12句 …
2025.05.28 一日一季語 郭公(かっこう《くわくこう》) 【夏―動物―初夏】 くわくこうの声に始まる保育園 柳堀悦子 俳句四季 2024年6月号掲…
2025.05.27 一日一季語 浮巣(うきす) 【夏―動物―初夏】 ゆつくりと雨が壊してゆく浮巣 松下カロ 香天 2025年5月 通巻79号招待作品…
2025.05.26 一日一季語 夏の蝶(なつのちょう《なつのてふ》) 【夏―動物―三夏】 かほ洗ふ水の凹凸揚羽くる 杉山久子 「水の歳時記365日…
2025.05.25 一日一季語 夏瘦(なつやせ) 【夏―生活―三夏】 夏瘦や食へなくなればすなはち死 仲寒蟬 角川 俳句 2025年6月号作品16句 …
2024.6.15一日一季語 夏霞(なつがすみ) 【夏―天文―初夏】 大橋は新しき景夏霞 稲畑汀子 『稲畑汀子俳句集成』日本最古の俳誌「ホトトギス」…
2024.6.14一日一季語 蛞蝓(なめくじ《なめくぢ》) 【夏―動物―三夏】 おまへまで茹でてしまうたなめくじり 西野文代 茹でるということから、厨房で…
2024.6.13一日一季語 夏木立(なつこだち) 【夏―植物―三夏】 夏木立宇治は名所の多かりき 井上井月 井上井月(1822?−1886) いのうえ…
2024.6.12一日一季語 青梅(あおうめ《あをうめ》) 【夏―植物―仲夏】 水のごとくに青梅を籠に移す 鷹羽狩行 昭和後期から半世紀にわたっ…
2024.6.11一日一季語 安居(あんご) 【夏―行事―三夏】 床に入る足裏の汚れ夏安居 市堀玉宗 市堀玉宗句集『雪安居』(ゆきあんご)1997.0…
2024.6.10一日一季語 入梅(にゅうばい《にふばい》) 【夏―時候―仲夏】 九州は梅雨入りプーさん洗おうか はしもと風里 今年は梅雨前線の北上…
2024.6.9一日一季語 鮎釣(あゆつり) 【夏―動物―三夏】 囮鮎妙にいきいきしてゐたり 大牧広 鮎の友釣りは、強い縄張り意識を持つ鮎の性質を利用し…
2024.6.8一日一季語 紫蘇(しそ) 【夏―植物―晩夏】 紫蘇畑天の川より風吹けり 奥坂まや 天の川は、帯状に見える無数の恒星の集まり。地球から銀…
2024.6.7一日一季語 船遊(ふなあそび) 【夏―生活―三夏】 岩の壁岩の門ありて船遊び 鷹羽狩行 保津川川下り船転覆死亡事故(ほづがわかわくだり…
2024.6.6一日一季語 繭(まゆ) 【夏―生活―初夏】 忘れ物めく屑繭でありにけり 木暮陶句郎 屑繭は、絹糸にならない不良の繭。紡績絹糸・真綿など…
2024.6.5一日一季語 夜鷹(よたか) 【夏―動物―三夏】 喘鳴の木であり夜は夜鷹の木 佐藤鬼房 喘鳴とは呼吸をするときに音がすること。「キョキョ…
2024.6.4一日一季語 晒布(さらし) 【夏―生活―三夏】 買ひ足して何するでなき晒布かな 淵上千津 裃の素材は、「麻」が正式と決められていた。…
2024.6.3一日一季語 孑孒(ぼうふら) 【夏―動物―三夏】 羽根生えてぼうふらすでに飛ぶ構へ 窪満子 夏に向けて煩わしくなる“蚊”が今、深刻な脅威…
2024.6.2一日一季語 夏の潮(なつのしお《なつのしほ》) 【夏―地理―初夏】 遠洋の船団を組む青葉潮 大竹節二 暖流である黒潮と寒流である親潮の…
2024.6.1一日一季語 金魚売(きんぎょうり《きんぎようり》) 【夏―生活―三夏】 堂塔の日陰大和の金魚売 大堀鶴侶 金魚三大生産地とは、愛知…
2024.5.31一日一季語 螻蛄(けら) 【夏―動物―三夏】 夜をとぶ螻蛄身の軽重は灯を介し 磯貝碧蹄館 代掻きの際などは土を起こした際に水上に浮かんで…
2024.5.30一日一季語 蛍(ほたる) 【夏―動物―初夏】 蛍捕へし吾子の手は発光す 辻美奈子 2024/05/28 05:00 ウェザーニュース梅…
2024.5.29一日一季語 泰山木の花(たいさんぼくのはな) 【夏―植物―初夏】 そこからは見えぬ泰山木の花 高橋将夫 庭木や公園の樹木として植えら…
2024.5.28一日一季語 鰺(あじ《あぢ》) 【夏―動物―三夏】 鯵つりの竿を向けたる荒磯海 延川五十昭 ブランドアジの産地として全国的に有名な…
2024.5.27一日一季語 蛍袋(ほたるぶくろ) 【夏―植物―仲夏】 有刺鉄線の中のほたるぶくろかな 島田和子 日本全国に分布し、やや乾燥した草原…